JPH06286391A - プロッタ装置 - Google Patents

プロッタ装置

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JPH06286391A
JPH06286391A JP9883093A JP9883093A JPH06286391A JP H06286391 A JPH06286391 A JP H06286391A JP 9883093 A JP9883093 A JP 9883093A JP 9883093 A JP9883093 A JP 9883093A JP H06286391 A JPH06286391 A JP H06286391A
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JP
Japan
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drawing area
vector data
carriage
motor
area
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JP9883093A
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English (en)
Inventor
Takeshi Totsuka
武 戸塚
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Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作図の修正を短時間で達成することができるよ
うにするとともに、ペンのインクの無駄な消費やカッタ
の不必要な消耗などを防止する。 【構成】作図すべき図形などを示すベクタ・データを記
憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されたベクタ・
データに基づいて作図される全作図領域中の所定の作図
領域を指定する作図領域指定手段と、上記作図領域指定
手段によって指定された作図領域を作図するベクタ・デ
ータを、上記記憶手段から選択的に順次読み出す読み出
し手段と、上記読み出し手段によって読み出されたベク
タ・データに基づいて作図する作図手段とを有するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロッタ装置に関し、
特に、作図修正機能を備えたプロッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロッタ装置として、例えば、図
4に示されるようなプロッタ装置が知られている。ま
た、図5には、図4に示されたプロッタ装置の駆動機構
の概略構成が示されている。
【0003】図4および図5に示されたプロッタ装置1
00は、図示しないホスト・コンピュータから出力され
た図形や文字など(以下、これらを総称して単に「図形
など」と称する。)を指定するベクタ・データを記憶す
るためのバッファ・メモリを備えており、このバッファ
・メモリの記憶内容をマイクロ・コンピュータの制御に
よって順次読み出すことにより、キャリッジ102の移
動を実現するものである。
【0004】即ち、キャリッジ102をX方向に移動す
るXモータ104ならびにY方向に移動するYモータ1
06を、マイクロ・コンピュータの制御によりバッファ
・メモリに記憶されたベクタ・データに従って駆動し、
キャリッジ102をシート108に対してX−Y方向に
相対的に移動する。こうして、ベクタ・データによって
指定される図形などに沿って、キャリッジ102が移動
されることになる。
【0005】従って、キャリッジ102にペン109を
把持させて、上記したように移動させることにより、シ
ート108上にベクタ・データによって指定される図形
などを作図することができ、また、キャリッジ102に
カッターを把持させた場合には、ベクタ・データによっ
て指定される図形などに沿って、シート108をカッタ
ーによりカッティングすることができる。
【0006】なお、Xモータ104ならびにYモータ1
06には、それぞれエンコーダ110、112が配設さ
れていて、Xモータ104ならびにYモータ106の駆
動状態が常時検出可能とされており、キャリッジ102
が現在どの位置に存在するかを、常時所定のメモリに読
み出し可能に記憶している。従って、こうしたプロッタ
装置100にあっては、キャリッジ102の位置を記憶
したメモリを読み出すことにより、キャリッジ102の
位置を検出することができる。
【0007】ところで、上記したようなプロッタ装置1
00にあっては、例えば、キャリッジ102にペン10
9を把持させて、シート108上にベクタ・データによ
って指定される図形などを作図する場合に、ペン109
のインクの状態によってはインクがかすれてしまい、シ
ート108に作図される図形の線がかすれたり、色が薄
くなったり、あるいは途切れたりしてしまうという問題
点があった。
【0008】こうした問題点を解決するために、所謂、
リプロット機能と称される作図修正機能を備えたプロッ
タ装置が、従来より提案されている。
【0009】このリプロット機能とは、ホスト・コンピ
ュータから出力されたベクタ・データを記憶したバッフ
ァ・メモリの全ての記憶内容を再度読み出し、ホスト・
コンピュータから出力されたベクタ・データによって指
定される図形などの全作図領域を、ペン109によって
なぞり書きすることにより、線がかすれたり、色が薄く
なったり、あるいは途切れたりした部位を修正するもの
である。
【0010】このため、リプロット機能を実行すること
により、シート108を無駄にすることなく、しかも手
書きなどによる線の修正を行うことなく、線がかすれた
り、色が薄くなったり、あるいは途切れたりしてしまっ
た作図の修正を行うことができるものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のリプロット機能にあっては、修正すべき作図領
域が極めて狭い範囲であっても、バッファ・メモリに記
憶された全てのベクタ・データを読み出して、ベクタ・
データによって指定される図形などの全作図領域をなぞ
り書きするものであるため、作図の修正に多大な時間を
要するとともに、無駄にインクを消費してしまうとい
う、新たな問題点を招来していた。
【0012】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、作図の修正を短時間で達成することができるよ
うにするとともに、ペンのインクの無駄な消費やカッタ
ーの不必要な消耗などを防止したプロッタ装置を提供し
ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、作図すべき図形などを示すベク
タ・データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶
されたベクタ・データに基づいて作図される全作図領域
中の所定の作図領域を指定する作図領域指定手段と、上
記作図領域指定手段によって指定された作図領域を作図
するベクタ・データを、上記記憶手段から選択的に順次
読み出す読み出し手段と、上記読み出し手段によって読
み出されたベクタ・データに基づいて作図する作図手段
とを有するようにしたものである。
【0014】
【作用】ベクタ・データに基づく全作図領域の作図終了
後において、ペンにより作図された図形などの線がかす
れたり、色が薄くなったり、あるいは途切れたりしてい
る場合や、カッターにより切断されるべき切断箇所が完
全には切断されていないような場合には、作図領域指定
手段によって、全作図領域中の上記したような修正すべ
き作図領域を指定する。
【0015】そして、読み出し手段は、作図領域指定手
段によって指定された作図領域を作図するためのベクタ
・データを、記憶手段から選択的に順次読み出し、読み
出し手段によって読み出されたベクタ・データ基づい
て、作図手段が作図領域指定手段によって指定された作
図領域に関して再度作図を行う。
【0016】従って、修正の必要のない作図領域を徒に
作図することがないので、処理時間の短縮化を図ること
ができるとともに、ペンのインクを浪費したり、カッタ
ーの刃先を無駄に消耗することがなくなる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明によるプロッ
タ装置の実施例を詳細に説明するものとする。
【0018】図1には、本発明によるプロッタ装置の一
実施例を示すブロック構成図が示されており、このプロ
ッタ装置は、その全体の動作の制御を、中央処理装置
(CPU)10を用いて制御するように構成されてい
る。
【0019】そして、CPU10にはバスを介して、全
体の動作の制御や後述する処理を実行するための所定の
プログラムを格納したリード・オンリ・メモリ(RO
M)12と、図示しないホスト・コンピュータから出力
されるベクタ・データを記憶するバッファ・メモリやC
PU10による上記プログラムの実行時に必要な各種レ
ジスタ(キャリッジ16の位置を記憶するレジスタや、
後述する作図領域設定ボタン24bにより設定された作
図領域を記憶するレジスタなどがある。)などが設定さ
れたワーキング・エリアとしてのランダム・アクセス・
メモリ(RAM)14と、ドライバ22と、ドライバ2
2を制御する操作子などを配設した操作パネル24とが
接続されている。
【0020】上記ドライバ22には、キャリッジ16を
シート108に対して相対的にX方向に移動させるXモ
ータ18ならびにY方向に移動させるYモータ20が接
続され、Xモータ18ならびにYモータ20の励磁のオ
ン/オフならびにオン時における駆動が制御されてい
る。
【0021】また、Xモータ18ならびにYモータ20
には、それぞれエンコーダ26、28が接続されてい
て、Xモータ18ならびにYモータ20の状態が常時検
出可能とされていて、キャリッジ16がシート108に
対してどの位置に存在するかが、CPU10を介してR
AM14に読み出し可能に常時記憶されている。このエ
ンコーダ26、28は、Xモータ18ならびにYモータ
20の励磁のオン/オフに関わらず、常にXモータ18
ならびにYモータ20の状態を検出することができる。
【0022】さらに、操作パネル24には、本発明の実
施に関連する操作子として、キャリッジ16の位置を指
定するカーソル・キー24aと、シート108の全作図
領域中の修正すべき所定の作図領域を指定するための作
図領域設定ボタン24bと、作図領域設定ボタン24b
により設定された作図領域の作図を開始するための作図
開始ボタン24cとが配設されている。さらに、操作パ
ネル24には、作図領域設定ボタン24bの操作状態を
表示する発光ダイオード(LED)24d、24e、な
らびに作図開始ボタン24cの操作状態を表示するLE
D24fが配設されている。
【0023】以下に、操作パネル24に配設された上記
各操作子の機能を説明する。
【0024】カーソル・キー24aは、キャリッジ16
をシート108上の任意の位置に移動するために操作す
るものである。
【0025】また、作図領域設定ボタン24bは、カー
ソル・キー24aにより移動された現在のキャリッジ1
6の位置を、作図の修正を行うための作図領域として入
力するものである。以下に、図2を参照しながら、作図
領域設定ボタン24bによる作図領域の設定操作を説明
する。
【0026】作図領域を設定する場合には、まず、カー
ソル・キー24aを操作して、作図の修正を行うための
作図領域として設定する四角形の対角線上の一方の角部
に、キャリジ16を移動し、作図領域設定ボタン24b
を1回押圧操作する。この操作により、キャリッジ16
が位置する四角形の対角線上の一方の角部のX座標およ
びY座標の座標(Xmin,Ymin)が設定される。この際
に、LED24dが点灯して、四角形の対角線上の一方
の角部のX座標およびY座標の座標(Xmin,Ymin)が
設定されたことを表示する。
【0027】次に、作図の修正を行うための作図領域と
して設定する四角形の対角線上の他方の角部に、キャリ
ジ16を移動し、作図領域設定ボタン24bを1回押圧
操作すると、キャリッジ16が位置する四角形の対角線
上の他方の角部のX座標およびY座標の座標(Xmax
max)が設定される。この際に、LED24eが点灯
して、四角形の対角線上の一方の角部のX座標およびY
座標の座標(Xmax,Ym ax)が設定されたことを表示す
る。
【0028】上記のような操作により、作図の修正を行
うための作図領域として、座標(Xmin,Ymin)および
座標(Xmax,Ymax)により囲まれる四角形(図2上破
線による斜線部分)を、シート108上の全作図領域中
の任意の領域に設定できる。
【0029】さらに、作図開始ボタン24cは、作図領
域設定ボタン24bにより設定された作図領域の作図を
開始するために、押圧操作するものである。この作図開
始ボタン24cを押圧操作すると、LED24fが点灯
して、作図領域設定ボタン24bにより設定された作図
領域の作図が行われていることを表示する。
【0030】そして、作図領域設定ボタン24bにより
設定された作図領域の作図が終了すると、LED24f
が消灯し、作図領域設定ボタン24bにより設定された
作図領域の作図終了を知らせるものである。なお、この
際に、LED24d、24eも消灯する。
【0031】以上の構成において、このプロッタ装置
は、公知の技術に基づき、ホスト・コンピュータから出
力されて、RAM14のバッファ・メモリ記憶されたベ
クタ・データに従って、CPU10がドライバ22を制
御してXモータ18ならびにYモータ20を駆動する。
こうしたXモータ18ならびにYモータ20の駆動によ
り、キャリッジ16がシート108に対してX−Y方向
に相対的に移動されることになり、シート108上に作
図が行われる。即ち、キャリッジ16に把持させたペン
によりシート108上に図形などを描画したり、あるい
はキャリッジ16に把持させたカッターによりシート1
08をカッティングしたりすることができる。
【0032】上記した作図終了後に、ペンにより描画し
た図形などにかすれや途切れがある箇所が存在したり、
カッターによる切断が十分でない箇所が存在した場合に
は、当該箇所に関する作図の修正を行うために、当該箇
所に関して再度作図を行うことになる。
【0033】即ち、カーソル・キー24aならびに作図
領域設定ボタン24bを操作して、当該箇所を含むよう
にして作図領域を設定する。こうして、当該箇所を含む
作図領域を設定した後に、作図開始ボタン24cを操作
して、作図領域設定ボタン24bにより設定された領域
に関して作図を開始させるものである。
【0034】図3には、作図開始ボタン24cの操作に
基づいて、作図領域設定ボタン24bにより設定された
領域に関しての作図を実行するためのフローチャートが
示されている。
【0035】このフローチャートは、作図開始ボタン2
4cが操作されるとスタートするものであり、まずステ
ップS302において、ホスト・コンピュータから出力
されたベクタ・データを記憶したRAM14のバッファ
・メモリから、記憶されたベクタ・データが順次読み出
されることになる。このステップS302の処理を終了
すると、ステップS304へ進む。
【0036】ステップS304においては、ステップS
302で読み出されたベクタ・データが、作図領域設定
ボタン24bにより設定された領域を作図するベクタ・
データであるか、否かを判断する。
【0037】なお、この判断処理は、例えば、株式会社
アスキーの発行に係る「入門グラフィックス アスキー
・ラーニングシステム(1)入門コース」(1984年
12月5日初版発行)に記載されているような公知の技
術を用いて実現される。
【0038】また、この判断処理においては、図2にお
いて示すように、(1)座標(Xmin,Ymin)と座標
(Xmax,Ymax)によって指定される作図領域中に始点
座標(X1,Y1)および終点座標(X2,Y2)が存在す
るベクタ・データ、(2)始点座標(X3,Y3)が座標
(Xmin,Ymin)と座標(Xmax,Ymax)によって指定
される作図領域中に存在するが、終点座標(X4,Y4
が作図領域中に存在しないベクタ・データ、(3)始点
座標(X5,Y5)が座標(Xmin,Ymin)と座標(X
max,Ymax)によって指定される作図領域中に存在しな
いが、終点座標(X6,Y6)が作図領域中に存在するベ
クタ・データ、(4)座標(Xmin,Ymin)と座標(X
max,Ymax)によって指定される作図領域中に始点座標
(X7,Y7)および終点座標(X8,Y8)が存在しない
が、始点座標(X7,Y7)と終点座標(X8,Y8)とを
結ぶ線分が、作図領域中を通過するベクタ・データ、
が、作図領域設定ボタン24bにより設定された領域を
作図するベクタ・データであると判断される。
【0039】一方、上記した(1)乃至(4)以外のベ
クタ・データ、即ち、座標(Xmin,Ymin)と座標(X
max,Ymax)によって指定される作図領域中に始点座標
(X9,Y9)および終点座標(X10,Y10)が存在しな
いとともに、始点座標(X9,Y9)と終点座標(X10
10)とを結ぶ線分も作図領域中を通過しないベクタ・
データは、作図領域設定ボタン24bにより設定された
領域を作図するベクタ・データではないと判断される。
【0040】ステップS304の判断結果が肯定
(Y)、即ち、ステップS302で読み出されたベクタ
・データが、作図領域設定ボタン24bにより設定され
た領域を作図するベクタ・データであると判断された場
合には、ステップS306へ進み、当該ベクタ・データ
に基づき作図を行う。
【0041】即ち、公知の技術に基づき、当該ベクタ・
データに従って、CPU10がドライバ22を制御して
Xモータ18ならびにYモータ20を駆動する。こうし
たXモータ18ならびにYモータ20の駆動により、キ
ャリッジ16がシートに対してX−Y方向に相対的に移
動されることになり、シート108上に作図が行われる
ことになる。こうして、作図領域設定ボタン24bによ
り設定された領域に関しては、作図が再度行われること
になる。
【0042】上記したステップS306の処理を終了す
ると、ステップS308へ進むことになる。
【0043】一方、ステップS304の判断結果が否定
(N)、即ち、ステップS302で読み出されたベクタ
・データが、作図領域設定ボタン24bにより設定され
た領域を作図するベクタ・データではないと判断された
場合には、当該ベクタ・データに基づく作図を行うこと
なく、ステップS308へ進むことになる。
【0044】ステップS308では、RAM14のバッ
ファ・メモリに、ステップS302において読み出され
たベクタ・データの次のベクタ・データが記憶されてい
るか、否かを判断する。
【0045】ステップS308の判断結果が肯定、即
ち、RAM14のバッファ・メモリに、次のベクタ・デ
ータが存在する場合には、ステップS302へジャンプ
し、上記したステップS302乃至ステップS308の
処理を繰り返すことになる。
【0046】一方、ステップS308の判断結果が否
定、即ち、RAM14のバッファ・メモリに次のベクタ
・データが存在しない場合には、バッファ・メモリに記
憶された全てのベクタ・データに対して、上記したステ
ップS302乃至ステップS308の処理を終了したも
のであるから、このフローチャートの処理を終了する。
【0047】従って、RAM14のバッファ・メモリに
記憶された全てのベクタ・データに関する作図を行うこ
となく、作図領域設定ボタン24bにより設定された範
囲に関する作図しか行わないため、作図の修正の処理時
間を著しく短縮することができる。
【0048】また、キャリッジ16にペンを把持させた
場合には、インクの無駄な消費を抑制することができ、
キャリッジ16にカッターを把持させた場合には、カッ
ターの無駄な消耗を抑制できる。
【0049】なお、ベクタ・データの始点や終点が、作
図領域設定ボタン24bにより設定された範囲外にある
ベクタ・データであって、当該ベクタ・データの始点と
終点とを結ぶ線分が、作図領域設定ボタン24bにより
設定された範囲内に位置するベクタ・データ(例えば、
座標(X7,Y7)を始点座標とし、座標(X8,Y8)を
終点座標とするベクトル・データなどである。)に基づ
いて、ステップS306において作図を行う場合には、
始点座標(X7,Y7)と終点座標(X8,Y8)を結ぶ線
分全てを作図してもよいし、始点座標(X7,Y7)と終
点座標(X8,Y8)を結ぶ線分中の、作図領域設定ボタ
ン24bにより設定された範囲内に位置する部位のみを
作図するようにしてもよい。
【0050】また、上記実施例には、以下に示すような
変形例がある。
【0051】(1)上記実施例においては、作図領域を
設定する際に、カーソル・キー24aならびに作図領域
設定ボタン24bを操作して、作図領域の座標位置を設
定するようにしたが、テン・キーなどの操作子を設けて
おき、上記座標位置を数値入力するようにしてもよい。
【0052】(2)エンコーダ26、28は、Xモータ
18ならびにYモータ20の励磁がオフされても、キャ
リッジ16の位置を常時検出しているものであるから、
キャリッジ16を手で把持して(この際には、Xモータ
18ならびにYモータ20の励磁をオフにしておくと、
スムーズな移動を行える。)移動し、作図領域の座標位
置を設定するようにしてもよい。
【0053】(3)上記実施例においては、作図領域設
定ボタン24bによって設定した座標位置の内側(図2
における破線による斜線部分)を作図領域としたが、作
図領域設定ボタン24bによって設定した座標位置の外
側を作図領域としてもよい。また、こうした内側あるい
は外側の選択を、任意に行うことができるようにしても
よい。
【0054】(4)上記実施例においては、作図領域を
設定する際に、四角形の対角線上の二点を指定したが、
単に作図領域の中心部位などの所定部位を指定すると、
指定した部位を含む適宜の形状(四角形でも円形でもよ
い)の所定の領域(例えば、一辺が5cmの正方形や、
半径5cmの円など。)が、作図領域として設定される
ようにしてもよい。さらに、作図領域の設定を座標位置
により行うのではなく、キャリッジ16の移動軌跡によ
り設定するようにしてもよい。
【0055】(5)キャリッジ16に把持させるもの
は、ペンあるいはカッター以外に、ペンシル(鉛筆)な
どでもよい。
【0056】(6)作図領域設定ボタン24bならびに
作図開始ボタン24cの操作状態を表示するためにLE
Dを用いたが、液晶表示装置などを用いてもよい。ま
た、こうした表示手段を設けなくともよい。
【0057】(7)作図領域設定ボタン24bを設ける
ことなく、キャリッジ16を作図領域に移動した後に、
作図開始ボタン24cを操作すると、作図領域が自動的
に設定されて、当該作図領域に関する作図が行われるよ
うにしてもよい。
【0058】(8)本明細書の従来の技術の項において
取り上げて説明したような、XモータならびにYモータ
によりキャリッジ自体をX−Y方向に移動する、所謂、
フラット・ベッド・タイプのプロッタ装置ばかりでな
く、キャリッジ自体はX方向あるいはY方向の一方向に
のみしか移動しないが、シートが移動されることによ
り、キャリッジがシートに対して相対的にX−Y方向に
移動されることになるプロッタ装置(シート・ムーブ・
タイプと称されている。)に、本発明を適用してもよ
い。
【0059】(9)インクがかすれたりした場合などば
かりでなく、任意の位置の図形のみ作図したり、あるい
はキャリッジ16に把持させるペンの種類を変えて、所
定の作図領域の内における線の色や太さを変えたりする
場合などに、本発明を適用してもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0061】作図すべき図形を指定するベクタ・データ
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されたベク
タ・データに基づいて作図される全作図領域中の所定の
作図領域を指定する作図領域指定手段と、上記作図領域
指定手段によって指定された作図領域を作図するための
ベクタ・データを、上記記憶手段から選択的に順次読み
出す読み出し手段と、上記読み出し手段によって読み出
されたベクタ・データに基づいて作図する作図手段とを
有するようにしたため、ベクタ・データに基づく全作図
領域の作図終了後において、所定領域を再度作図する必
要がある場合には、作図領域指定手段によって、全作図
領域中の所定の作図領域を指定すると、読み出し手段
は、作図領域指定手段によって指定された作図領域を作
図するためのベクタ・データを記憶手段から選択的に順
次読み出し、読み出し手段によって読み出されたベクタ
・データ基づいて、作図手段が作図領域指定手段によっ
て指定された作図領域のみの作図を再度行う。
【0062】従って、本発明によれば、所定領域以外の
作図を再度行う必要がないので、処理時間の短縮化を図
ることができるとともに、ペンのインクを浪費したり、
カッターの刃先を無駄に消耗することがなくなる。
【0063】即ち、一旦作図を完了した後に、所定領域
のみ作図の修正を行う必要がある場合において、作図の
修正を短時間で達成することができるとともに、キャリ
ッジ把持させたペンのインクやカッターの無駄な消耗を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプロッタ装置を示すブ
ロック構成図である。
【図2】作図領域設定ボタンにより設定される作図領域
を示す説明図である。
【図3】作図領域設定ボタンにより設定される作図領域
のみを再度作図する処理を示すフローチャートである。
【図4】従来のプロッタ装置の外部構成を示す説明図で
ある。
【図5】図4に示されるプロッタ装置のキャリッジの駆
動機構の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 ROM 14 RAM 16 キャリッジ 18 Xモータ 20 Yモータ 22 ドライバ 24 操作パネル 24a カーソル・キー 24b 作図領域設定ボタン 24c 作図開始ボタン 24d LED 24e LED 24f LED 26 エンコーダ 28 エンコーダ 108 シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作図すべき図形などを示すベクタ・デー
    タを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたベクタ・データに基づいて作
    図される全作図領域中の所定の作図領域を指定する作図
    領域指定手段と、 前記作図領域指定手段によって指定された作図領域を作
    図するベクタ・データを、前記記憶手段から選択的に順
    次読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出されたベクタ・データ
    に基づいて作図する作図手段とを有することを特徴とす
    るプロッタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006076099A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076099A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法

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