JPH0628701B2 - 抽出装置 - Google Patents
抽出装置Info
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- JPH0628701B2 JPH0628701B2 JP5745985A JP5745985A JPH0628701B2 JP H0628701 B2 JPH0628701 B2 JP H0628701B2 JP 5745985 A JP5745985 A JP 5745985A JP 5745985 A JP5745985 A JP 5745985A JP H0628701 B2 JPH0628701 B2 JP H0628701B2
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- extractant
- extraction
- chamber
- agent
- liquid
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は抽出装置に係り、特に固体膜を介して抽出を行
なう抽出装置であって、抽料及び逆抽出剤のうちいずれ
か一方は抽剤と実質的に非混和性である場合に適用され
る抽出装置に関する。
なう抽出装置であって、抽料及び逆抽出剤のうちいずれ
か一方は抽剤と実質的に非混和性である場合に適用され
る抽出装置に関する。
[従来の技術] 抽出は各種物質の分離、精製等に古くから広く利用され
ている技術であるが、最近においては、固体膜を介して
抽出を行なう方法が検討されている。固体膜を用いる抽
出方法は、固体膜の片側に被抽出物質(抽質)を含む抽
料(extraction feed)、もう一方の側
に抽剤(solvent)を流入させて抽出を行ない、
その後同様にして片側に逆抽出剤(strip sol
ution)、もう一方の側に被抽出物質を抽出して含
有する抽剤を流入させて逆抽出を行ない、目的物質であ
る被抽出物質を回収するものである。
ている技術であるが、最近においては、固体膜を介して
抽出を行なう方法が検討されている。固体膜を用いる抽
出方法は、固体膜の片側に被抽出物質(抽質)を含む抽
料(extraction feed)、もう一方の側
に抽剤(solvent)を流入させて抽出を行ない、
その後同様にして片側に逆抽出剤(strip sol
ution)、もう一方の側に被抽出物質を抽出して含
有する抽剤を流入させて逆抽出を行ない、目的物質であ
る被抽出物質を回収するものである。
このように、抽料、抽剤、逆抽出剤の3液層を用いる抽
出方法としては、従来、 乳化型液体膜法、 含浸型液体膜法、 3液の内の2液を物質表面上に流通させる方法(特
開昭58−128106)、 などが提案されている。
出方法としては、従来、 乳化型液体膜法、 含浸型液体膜法、 3液の内の2液を物質表面上に流通させる方法(特
開昭58−128106)、 などが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記〜の従来法のうち、は乳化及
び解乳化など複雑な操作が必要であり、は抽剤が膜か
ら剥離して数時間〜数十時間で抽出が不可能になるた
め、実用的ではない。また、の場合も液の流動条件に
より2液あるいは3液が混合されて排出される危険性が
あり、懸濁物などを含むようなエマルジョン化しやすい
液では抽剤損失が大きくなる可能性があり、いずれも工
業的に不利であった。
び解乳化など複雑な操作が必要であり、は抽剤が膜か
ら剥離して数時間〜数十時間で抽出が不可能になるた
め、実用的ではない。また、の場合も液の流動条件に
より2液あるいは3液が混合されて排出される危険性が
あり、懸濁物などを含むようなエマルジョン化しやすい
液では抽剤損失が大きくなる可能性があり、いずれも工
業的に不利であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明の抽出装置は、上記従来の問題点を解決するため
に、容器内に固体膜で少なくとも2室に仕切り、そのう
ちの第1の室を抽剤室とし、抽料及び逆抽出剤のいずれ
か一方の供給手段及び排出手段を第2の室に設け、抽料
及び逆抽出剤のいずれか他方の供給手段及び排出手段を
第1の室に設けたものである。
に、容器内に固体膜で少なくとも2室に仕切り、そのう
ちの第1の室を抽剤室とし、抽料及び逆抽出剤のいずれ
か一方の供給手段及び排出手段を第2の室に設け、抽料
及び逆抽出剤のいずれか他方の供給手段及び排出手段を
第1の室に設けたものである。
[作用] 本発明の抽出装置は、抽料及び逆抽出剤のうちいずれか
一方は抽剤と実質的に非混和性である場合に適用される
ものであって、抽剤室である第1の室に導入される液
(抽料又は逆抽出剤)は抽剤と非混和性のものとされ
る。
一方は抽剤と実質的に非混和性である場合に適用される
ものであって、抽剤室である第1の室に導入される液
(抽料又は逆抽出剤)は抽剤と非混和性のものとされ
る。
抽料又は逆抽出剤の一方を固体膜を介して抽剤と接触さ
せるため、該一方が抽剤と混和されてエマルジョン化す
ることがない。また、抽料又は逆抽出剤のうちの、抽剤
と非混和性の残る他方を直接抽剤と接触させるため、該
他方と抽剤との抽出速度を大幅に向上させることができ
る。
せるため、該一方が抽剤と混和されてエマルジョン化す
ることがない。また、抽料又は逆抽出剤のうちの、抽剤
と非混和性の残る他方を直接抽剤と接触させるため、該
他方と抽剤との抽出速度を大幅に向上させることができ
る。
[実施例] 以下に本発明を本発明の実施例を示す図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明の実施例に係るチューブラー或いはホロ
ファイバー型の固体膜を装着した抽出装置を示す断面図
である。
ファイバー型の固体膜を装着した抽出装置を示す断面図
である。
第1図において10は円筒状の装置ケーシングであっ
て、その上部には2段に設けられた仕切板12、14に
よって逆抽出剤導入室16と、該室16の下面側の抽料
導入室18が画成されている。また、装置ケーシング1
0の下部も、2段に設けられた仕切板20、22によっ
て抽残液排出室24と、その下側の逆抽出剤排出室26
が画成されている。なお、仕切板14と20との間に
は、第1の室が設けられ、抽剤が流通される抽剤室28
とされている。そして、抽料導入室18と抽残液排出室
24とを連通するように、パイプ状の固体膜30が設け
られ、その内部に第2の室が設けられている。また、逆
抽出剤導入室16の下部は、滴下管32によって抽剤室
28の上部と連通されている。また、抽剤室28の下部
は連絡管34によって逆抽出剤排出室26と連通されて
いる。
て、その上部には2段に設けられた仕切板12、14に
よって逆抽出剤導入室16と、該室16の下面側の抽料
導入室18が画成されている。また、装置ケーシング1
0の下部も、2段に設けられた仕切板20、22によっ
て抽残液排出室24と、その下側の逆抽出剤排出室26
が画成されている。なお、仕切板14と20との間に
は、第1の室が設けられ、抽剤が流通される抽剤室28
とされている。そして、抽料導入室18と抽残液排出室
24とを連通するように、パイプ状の固体膜30が設け
られ、その内部に第2の室が設けられている。また、逆
抽出剤導入室16の下部は、滴下管32によって抽剤室
28の上部と連通されている。また、抽剤室28の下部
は連絡管34によって逆抽出剤排出室26と連通されて
いる。
抽剤は導入口36から第1の室である抽剤室28内に導
入され、その中を上向に流れて抜出口38に至り、装置
ケーシング10外に抜き出される。なお抜出口38と導
入口36とは、ポンプ40を有する配管42によって接
続されており、抜出口38から抜き出された抽剤は、こ
の配管42を通って導入口36へ戻され、連続して循環
される。
入され、その中を上向に流れて抜出口38に至り、装置
ケーシング10外に抜き出される。なお抜出口38と導
入口36とは、ポンプ40を有する配管42によって接
続されており、抜出口38から抜き出された抽剤は、こ
の配管42を通って導入口36へ戻され、連続して循環
される。
抽料は、抽料の供給口44から抽料導入室18内に導入
され、次いで固体膜10の内部の第2の室に導入され
る。そして、その中を下向きに流れ抽残液排出室24に
入る。抽料は、このパイプ状固体膜30内を通る間に、
抽剤室28内に抽剤と固体膜30の管壁面部を介して接
触する。そして、これにより抽出が行われ、抽料中の目
的物質(抽質)が抽剤中に移行する。
され、次いで固体膜10の内部の第2の室に導入され
る。そして、その中を下向きに流れ抽残液排出室24に
入る。抽料は、このパイプ状固体膜30内を通る間に、
抽剤室28内に抽剤と固体膜30の管壁面部を介して接
触する。そして、これにより抽出が行われ、抽料中の目
的物質(抽質)が抽剤中に移行する。
なお、抽出の行われた抽料(抽残液)は抽残液排出室2
4内に入り、次いで抽残液の排出口46から装置ケーシ
ング10外へ排出される。
4内に入り、次いで抽残液の排出口46から装置ケーシ
ング10外へ排出される。
逆抽出剤は供給口48から逆抽出剤導入室16内に導入
され、次いで滴下管32を通って抽剤室28内に供給さ
れる。本実施例において、逆抽出剤は抽剤よりも大なる
比重を有すると共に、抽剤と溶け合わない性質を有して
いるので、滴下管32の下端から抽剤中に送り出される
と、液滴或いは液柱の形(図示の例では液滴)となって
抽剤室28中の抽剤中を降下し、抽剤と直接接触して逆
抽出を行う。この直接接触により、抽剤中の抽質は逆抽
出剤中に効率よく移行する。
され、次いで滴下管32を通って抽剤室28内に供給さ
れる。本実施例において、逆抽出剤は抽剤よりも大なる
比重を有すると共に、抽剤と溶け合わない性質を有して
いるので、滴下管32の下端から抽剤中に送り出される
と、液滴或いは液柱の形(図示の例では液滴)となって
抽剤室28中の抽剤中を降下し、抽剤と直接接触して逆
抽出を行う。この直接接触により、抽剤中の抽質は逆抽
出剤中に効率よく移行する。
この逆抽出を行った逆抽出剤は、連絡管34を通り逆抽
出剤排出室26内に導入され、次いで逆抽出剤排出口5
0から装置ケーシング10外に排出され、処理される。
なお、前述のように、逆抽出剤の比重は抽剤よりも大き
いので、抽剤室28中の抽剤が逆抽出剤排出室26に入
り込むことはない。
出剤排出室26内に導入され、次いで逆抽出剤排出口5
0から装置ケーシング10外に排出され、処理される。
なお、前述のように、逆抽出剤の比重は抽剤よりも大き
いので、抽剤室28中の抽剤が逆抽出剤排出室26に入
り込むことはない。
第2図は本発明の他の実施例に係る抽出装置を示す断面
図である。第2図の抽出装置において、装置ケーシング
10の上部は仕切板5によって区切られて抽料導入室1
8が設けられている。また、装置ケーシング10の下部
は2段に設けられた仕切板54、56によって逆抽出剤
排出室26とその下側に抽残液排出室24が設けられて
いる。そして、抽料導入室18と抽残液排出室24とを
連通するようにパイプ状の固体膜30が上下方向に設け
られている。仕切板52と54との間は抽剤室28であ
る。
図である。第2図の抽出装置において、装置ケーシング
10の上部は仕切板5によって区切られて抽料導入室1
8が設けられている。また、装置ケーシング10の下部
は2段に設けられた仕切板54、56によって逆抽出剤
排出室26とその下側に抽残液排出室24が設けられて
いる。そして、抽料導入室18と抽残液排出室24とを
連通するようにパイプ状の固体膜30が上下方向に設け
られている。仕切板52と54との間は抽剤室28であ
る。
この第2図の実施例においても、抽剤は導入口36から
抽剤室28内に導入され、次いで抜出口38から抜き出
された後、ポンプ40を有する配管42によって再び導
入口36へ循環されている。また、抽料は供給口44か
ら抽料導入室18内に入り、固体膜30内を下降して抽
残液排出室24に入り、抽残液排出口46から装置ケー
シング10外に排出される。
抽剤室28内に導入され、次いで抜出口38から抜き出
された後、ポンプ40を有する配管42によって再び導
入口36へ循環されている。また、抽料は供給口44か
ら抽料導入室18内に入り、固体膜30内を下降して抽
残液排出室24に入り、抽残液排出口46から装置ケー
シング10外に排出される。
しかして、この第2図の実施例においては、逆抽出剤を
滴下するための滴下管58が抽剤室28の上部に装入さ
れており、逆抽出剤はこの滴下管58を通って直に抽剤
室28中に供給される。この逆抽出剤は抽剤室28中を
液滴もしくは液柱の形で下降し、その間に逆抽出が行わ
れる。なお、仕切板54には透孔60が穿設されてお
り、抽剤室28中を下降した逆抽出剤は、この透孔60
を通って逆抽出剤排出口26内に入る。
滴下するための滴下管58が抽剤室28の上部に装入さ
れており、逆抽出剤はこの滴下管58を通って直に抽剤
室28中に供給される。この逆抽出剤は抽剤室28中を
液滴もしくは液柱の形で下降し、その間に逆抽出が行わ
れる。なお、仕切板54には透孔60が穿設されてお
り、抽剤室28中を下降した逆抽出剤は、この透孔60
を通って逆抽出剤排出口26内に入る。
第3図は、本発明の更に別の実施例に係る抽出装置を示
す図であり、第1図、第2図の装置と同一又は同様の機
能を有する箇所は同一符号をもって示されている。
す図であり、第1図、第2図の装置と同一又は同様の機
能を有する箇所は同一符号をもって示されている。
第3図の抽出装置においては、装置ケーシング10を縦
断するように、平膜状の固体膜31が設けられており、
固体膜31の一方の側には抽料室62が設けられ、他方
の側には抽剤室28が設けられている。しかして抽剤室
28の上部には、逆抽出剤供給用の箱体64が設けられ
ている。この箱体64は、少なくともその下面側が多孔
性であって、逆抽出剤を抽剤室28内に供給可能として
いる。
断するように、平膜状の固体膜31が設けられており、
固体膜31の一方の側には抽料室62が設けられ、他方
の側には抽剤室28が設けられている。しかして抽剤室
28の上部には、逆抽出剤供給用の箱体64が設けられ
ている。この箱体64は、少なくともその下面側が多孔
性であって、逆抽出剤を抽剤室28内に供給可能として
いる。
また、抽剤室28の下側には集液板66により逆抽出剤
排出室26が画成されている。
排出室26が画成されている。
第3図の実施例装置において、抽剤は抽剤室28→抜出
口38→配管42(ポンプ40)→導入口36→抽剤室
28と循環している。
口38→配管42(ポンプ40)→導入口36→抽剤室
28と循環している。
抽料は、供給口44から抽料室62へ入り、この中にお
いて、固体膜31を介して抽剤と接触した後、抽残液と
して、排出口46から排出される。
いて、固体膜31を介して抽剤と接触した後、抽残液と
して、排出口46から排出される。
逆抽出剤は、供給口48から箱体64内に入り、次いで
細かい液滴(又は液柱)となって抽剤室28内の抽剤中
を下降し、集液板66を通過して逆抽出剤排出室26に
入り、排出口50から排出される。
細かい液滴(又は液柱)となって抽剤室28内の抽剤中
を下降し、集液板66を通過して逆抽出剤排出室26に
入り、排出口50から排出される。
なお、上述の説明では、いずれも抽料と抽剤とを固体膜
を介して接触させ、抽剤と逆抽出剤とを直接接触させる
場合について説明したが、本発明の装置においては、逆
抽出剤と抽料とを入れ替えて、例えば第1図の装置にお
いて、供給口44より逆抽出剤を導入すると共に、供給
口48より抽料を導入することにより、逆抽出剤と抽剤
とを固体膜を介して接触させ、抽料と抽出剤とを直接接
触させるようにしても良い。
を介して接触させ、抽剤と逆抽出剤とを直接接触させる
場合について説明したが、本発明の装置においては、逆
抽出剤と抽料とを入れ替えて、例えば第1図の装置にお
いて、供給口44より逆抽出剤を導入すると共に、供給
口48より抽料を導入することにより、逆抽出剤と抽剤
とを固体膜を介して接触させ、抽料と抽出剤とを直接接
触させるようにしても良い。
即ち、本発明においては、抽料及び逆抽出剤のいずれか
一方を固体膜を介して抽剤と接触させ、他方を直節に抽
剤と接触させるのであるが、抽料及び逆抽出剤のいずれ
を固体膜を介して抽剤と接触させるかは、これら抽料、
抽剤、逆抽出剤の3液の液質等により決定される。抽料
及び逆抽出剤のうち、抽剤とエマルジョン化し易い方を
固体膜を介して抽剤と接触させれば、エマルジョン化が
防止される。
一方を固体膜を介して抽剤と接触させ、他方を直節に抽
剤と接触させるのであるが、抽料及び逆抽出剤のいずれ
を固体膜を介して抽剤と接触させるかは、これら抽料、
抽剤、逆抽出剤の3液の液質等により決定される。抽料
及び逆抽出剤のうち、抽剤とエマルジョン化し易い方を
固体膜を介して抽剤と接触させれば、エマルジョン化が
防止される。
また、一般に固体膜を介さずに接触させる方が抽出速度
が速く、固体膜への結晶付着の可能性がないという利点
がある。従って、抽剤との抽出速度の小さい方を抽剤と
直接接触させれば、抽出速度を上げることができる。し
かも、この抽剤と直接接触させる液の流量を適宜変更す
ることにより、抽出速度を制御することが可能となる。
このため、抽料等の水質変動、水量変動に極めて容易に
適応し得る。
が速く、固体膜への結晶付着の可能性がないという利点
がある。従って、抽剤との抽出速度の小さい方を抽剤と
直接接触させれば、抽出速度を上げることができる。し
かも、この抽剤と直接接触させる液の流量を適宜変更す
ることにより、抽出速度を制御することが可能となる。
このため、抽料等の水質変動、水量変動に極めて容易に
適応し得る。
なお、第1図及び第2図においては、一本のパイプ状固
体膜を設置した装置を示したが、固体膜は2本以上の複
数本であっても良い。また、滴下管についても複数本設
けることもできる。固体膜あるいは滴下管等を複数本設
置することにより、処理容量を向上させることができ
る。
体膜を設置した装置を示したが、固体膜は2本以上の複
数本であっても良い。また、滴下管についても複数本設
けることもできる。固体膜あるいは滴下管等を複数本設
置することにより、処理容量を向上させることができ
る。
第1図ないし第3図においては、逆抽出剤を抽剤の上昇
域中に液滴又は液柱の形で下降させる例を示したが、こ
れを逆に、逆抽出剤を抽剤の下降域中で上昇させるよう
にしても良い。
域中に液滴又は液柱の形で下降させる例を示したが、こ
れを逆に、逆抽出剤を抽剤の下降域中で上昇させるよう
にしても良い。
また、仕切板、54、66はは比重差で明確な界面を形
成するときは省略しても良い。更に抽剤は抽出装置内に
滞留したままにしても良く、その場合には抽剤供給手段
及び排出手段は特に必要としない。
成するときは省略しても良い。更に抽剤は抽出装置内に
滞留したままにしても良く、その場合には抽剤供給手段
及び排出手段は特に必要としない。
本発明において、固体膜の形態としては、平膜型、チュ
ーブラー型、ホローファイバー型等、各種のものが用い
られる。
ーブラー型、ホローファイバー型等、各種のものが用い
られる。
固体膜は多孔質のものであれば良く、例えばポリテトラ
フルオロエチレン(以下「PTEF」という)、酢酸セ
ルロース、ポリスルホン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン、ポリアミド等の半透膜が挙げられるが、特にPT
EFが好ましい。一般にPTEFはテフロン(商品名)
として市販されている。PTEFは耐薬品性、疎水性に
優れ、また抽出速度も極めて高く、固体膜として採用す
るに好適な性質を備える。多孔質PTEF膜は、使用す
る抽剤等によって、その膜厚、孔径等を選定する。
フルオロエチレン(以下「PTEF」という)、酢酸セ
ルロース、ポリスルホン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン、ポリアミド等の半透膜が挙げられるが、特にPT
EFが好ましい。一般にPTEFはテフロン(商品名)
として市販されている。PTEFは耐薬品性、疎水性に
優れ、また抽出速度も極めて高く、固体膜として採用す
るに好適な性質を備える。多孔質PTEF膜は、使用す
る抽剤等によって、その膜厚、孔径等を選定する。
なお、PTFE固体膜の抽出速度が速い理由は明らかで
ないが、その編目状構造や極端な疎水性(親油性)によ
り、抽料又は逆抽出剤と抽剤との接触部が孔だけではな
く、膜面全体にわたることとなり、膜内における拡散も
速いためと推定される。
ないが、その編目状構造や極端な疎水性(親油性)によ
り、抽料又は逆抽出剤と抽剤との接触部が孔だけではな
く、膜面全体にわたることとなり、膜内における拡散も
速いためと推定される。
本発明の装置においては、装置の運転条件、即ち、抽
料、抽剤、逆抽出剤の流動条件によっては、抽剤中を下
降又は上昇する液滴又は液柱が固体膜と接触することも
あるが、抽料及び逆抽出剤が水溶液の場合には、固体膜
として極めて疎水性の強いPTFEを用いることにより
接触を防ぐことができる。抽料及び逆抽出剤が有機溶剤
で、抽剤が水溶液である場合には、固体膜としては親水
性の強いものを用いるのが好ましい。
料、抽剤、逆抽出剤の流動条件によっては、抽剤中を下
降又は上昇する液滴又は液柱が固体膜と接触することも
あるが、抽料及び逆抽出剤が水溶液の場合には、固体膜
として極めて疎水性の強いPTFEを用いることにより
接触を防ぐことができる。抽料及び逆抽出剤が有機溶剤
で、抽剤が水溶液である場合には、固体膜としては親水
性の強いものを用いるのが好ましい。
逆抽出により被抽出物質を含有する逆抽出剤は、逆抽出
剤排出口50より排出された後、該排出口50に接続し
て設けられた蒸発装置、電気透析装置、拡散透析装置、
pH調整装置又は膜分離装置等により処理され、被抽出
物質が回収される。
剤排出口50より排出された後、該排出口50に接続し
て設けられた蒸発装置、電気透析装置、拡散透析装置、
pH調整装置又は膜分離装置等により処理され、被抽出
物質が回収される。
実験例 以下、本発明の抽出装置を用いて行った抽出実験例につ
いて説明する。
いて説明する。
実験例1 固体膜として、面積150cm2のPTFE膜(孔径約
0.45μm、厚さ約0.5mm)を内装した、第1図
の如き抽出装置を用意した。そして、固体膜30内に、
抽料として、CuSO4・5H2Oを蒸留水で溶解した
液を通液した。また、抽剤室28には、SME−529
を40vol%及びシェルゾールD−70を60vol
%(いずれもシェル化学製)含んでなる抽剤を循環流通
させた。更に、逆抽出剤を抽剤室28中を滴下するよう
に供給した。逆抽出剤は、濃硫酸を100g/の割合
で蒸留水で希釈した硫酸溶液を用いた。
0.45μm、厚さ約0.5mm)を内装した、第1図
の如き抽出装置を用意した。そして、固体膜30内に、
抽料として、CuSO4・5H2Oを蒸留水で溶解した
液を通液した。また、抽剤室28には、SME−529
を40vol%及びシェルゾールD−70を60vol
%(いずれもシェル化学製)含んでなる抽剤を循環流通
させた。更に、逆抽出剤を抽剤室28中を滴下するよう
に供給した。逆抽出剤は、濃硫酸を100g/の割合
で蒸留水で希釈した硫酸溶液を用いた。
まず、抽剤及び抽料のみを通液して、抽出のみを行な
い、抽剤中のCu濃度を7400ppmとした後、逆抽
出剤を滴下して逆抽出を行なった。このときの逆抽出剤
であるH2SO4水溶液の流量(ml/min)と逆抽
出速度(g−Cu/hr)との関係を調べたところ、第
4図に示すように、H2SO4水溶液流量が増加するに
つれて、逆抽出速度が直線的に増加することが判明し
た。このことは、流量変動のみで抽出速度が制御できる
ことを示している。
い、抽剤中のCu濃度を7400ppmとした後、逆抽
出剤を滴下して逆抽出を行なった。このときの逆抽出剤
であるH2SO4水溶液の流量(ml/min)と逆抽
出速度(g−Cu/hr)との関係を調べたところ、第
4図に示すように、H2SO4水溶液流量が増加するに
つれて、逆抽出速度が直線的に増加することが判明し
た。このことは、流量変動のみで抽出速度が制御できる
ことを示している。
因に、従来の含浸型液体膜法では膜面積を変えなければ
抽出速度を変えられない。また、特開昭58−1281
06の方法では、物質表面上を流通させる2液の混合防
止の面から流量は限定されるため抽出速度の制御は容易
ではないものと考えられる。
抽出速度を変えられない。また、特開昭58−1281
06の方法では、物質表面上を流通させる2液の混合防
止の面から流量は限定されるため抽出速度の制御は容易
ではないものと考えられる。
実験例2 実施例1において、Cu濃度1000ppmの抽料を1
200ml/minで通液すると共に、H2SO4水溶
液を60ml/minで循環通液したところ、定常状態
で約0.09g−Cu/hrの抽出及び逆抽出速度が得
られた。
200ml/minで通液すると共に、H2SO4水溶
液を60ml/minで循環通液したところ、定常状態
で約0.09g−Cu/hrの抽出及び逆抽出速度が得
られた。
実験例3 第1図の装置において、抽料を供給口17より60ml
/minで供給し、供給口15よりH2SO4水溶液を
1200ml/minで通液し、逆抽出剤と抽剤とを固
体膜を介して接触させ、抽剤と抽料とを直接接触させる
ようにしたこと以外は、実施例2と同様にして行なった
ところ、定常状態で約0.06g−Cu/hrの抽出及
び逆抽出速度が得られた。
/minで供給し、供給口15よりH2SO4水溶液を
1200ml/minで通液し、逆抽出剤と抽剤とを固
体膜を介して接触させ、抽剤と抽料とを直接接触させる
ようにしたこと以外は、実施例2と同様にして行なった
ところ、定常状態で約0.06g−Cu/hrの抽出及
び逆抽出速度が得られた。
実験例1〜3の結果から、本発明の抽出装置によれば、
速い抽出及び逆抽出速度で良好な抽出を行なえることが
明らかである。また抽出速度の制御も極めて容易であ
る。
速い抽出及び逆抽出速度で良好な抽出を行なえることが
明らかである。また抽出速度の制御も極めて容易であ
る。
[効果] 以上詳述した通り、本発明の抽出装置は、抽料又は逆抽
出剤の一方を固体膜を介して抽剤と接触させるため、該
一方のものが抽剤と混合されてエマルジョン化すること
がない。
出剤の一方を固体膜を介して抽剤と接触させるため、該
一方のものが抽剤と混合されてエマルジョン化すること
がない。
また、抽料又は逆抽出剤のうちの残る他方を直接抽剤と
接触させるため、該他方の抽剤との抽出速度を大幅に向
上させることができる。しかも、この他方の液の流量を
調節することにより、抽出又は逆抽出速度を適当な価に
制御することができるため、被処理物の水質変動や水量
変動に対して、装置構成等を変更することなく容易に対
応することが可能となる。
接触させるため、該他方の抽剤との抽出速度を大幅に向
上させることができる。しかも、この他方の液の流量を
調節することにより、抽出又は逆抽出速度を適当な価に
制御することができるため、被処理物の水質変動や水量
変動に対して、装置構成等を変更することなく容易に対
応することが可能となる。
従って、本発明の抽出装置によれば、極めて良好な抽出
を行なうことができ、工業的に極めて有利である。
を行なうことができ、工業的に極めて有利である。
第1図ないし第3図は、各々、本発明の実施例に係る抽
出装置の構成を示す図である。第4図は実験例1で得ら
れたH2SO4水溶液流量と逆抽出速度との関係を示す
グラフである。 10……装置ケーシング、 16……逆抽出剤導入室、 18……抽料導入室、24……抽残液排出室、 26……逆抽出剤排出室、28……抽剤室、 30、31……固体膜、62……抽料室。
出装置の構成を示す図である。第4図は実験例1で得ら
れたH2SO4水溶液流量と逆抽出速度との関係を示す
グラフである。 10……装置ケーシング、 16……逆抽出剤導入室、 18……抽料導入室、24……抽残液排出室、 26……逆抽出剤排出室、28……抽剤室、 30、31……固体膜、62……抽料室。
Claims (2)
- 【請求項1】容器内を固体膜で仕切って少なくとも2つ
の室を設け、第1の室を抽剤室とし、 抽料及び逆抽出剤のいずれか一方の供給手段及び排出手
段を第2の室に設け、 抽料及び逆抽出剤のいずれか他方の供給手段及び排出手
段を第1の室に設けた抽出装置。 - 【請求項2】固体膜がポリテトラフルオロエチレンであ
る特許請求の範囲第1項に記載の抽出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5745985A JPH0628701B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5745985A JPH0628701B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61216702A JPS61216702A (ja) | 1986-09-26 |
| JPH0628701B2 true JPH0628701B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13056254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5745985A Expired - Lifetime JPH0628701B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5565719B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2014-08-06 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | エマルションフローを利用した連続液−液抽出装置 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5745985A patent/JPH0628701B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61216702A (ja) | 1986-09-26 |
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