JPH06287490A - 遊離アミン含有仕上げ塗料除去のための酸性組成物 - Google Patents

遊離アミン含有仕上げ塗料除去のための酸性組成物

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JPH06287490A
JPH06287490A JP1022794A JP1022794A JPH06287490A JP H06287490 A JPH06287490 A JP H06287490A JP 1022794 A JP1022794 A JP 1022794A JP 1022794 A JP1022794 A JP 1022794A JP H06287490 A JPH06287490 A JP H06287490A
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acid
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Fidelis C Onwumere
シー.オニュメア ファイデリス
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床仕上げ塗料を除去するための酸性組成物を
提供する。 【構成】 約2.0〜約5.0の範囲のpHを有する酸
性組成物は、水溶性有機溶媒、望ましいpHを与えるた
めに充分な量で存在する酸および水を特徴とする。好ま
しくは、本組成物は、組成物のpHを約2.0〜約5.
0の範囲にするのに充分な量で存在する有機酸、異なる
数のエーテル基を有する水溶性グリコールエーテル溶媒
の水でバランスした混合物を含む。本組成物は、遊離ア
ミン基を有するポリマーを含むコーティングを除去する
のに、界面活性剤、カップラーまたは他の湿潤剤を必要
としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床仕上げ塗料および他の
コーティングを除去するのに有用な酸性組成物、特に水
溶性グリコールエーテルを含む酸性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】Bing
ham により米国特許第5,096,610 号に記載されるよう
に、従来の床仕上げ塗料除去剤はアミン(例えば、アン
モニア、エタノールアミンまたはジエチルアミン)また
は有機溶媒(例えば、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル)およびそれらの混合物を用いてきた。Bingham
は、このような溶媒のみの配合では、仕上げ塗料(通
常、アクリル酸、アクリル酸−スチレンまたはウレタン
ポリマー)の不活発な除去および不完全な除去になり、
2種類以上の除去溶液の適用がしばしば必要になること
を述べている。Bingham は従来の溶媒、例えば、アミ
ン、グリコールエーテルまたはそれらの混合物、水、並
びにメタ珪酸ナトリウムおよび直鎖の6〜10個の炭素
数(最適には8個)の有機化合物、例えば、カプリン酸
またはn−オクタンスルホン酸ナトリウムから形成され
るオルガノシリコン錯体を含む床仕上げ塗料除去組成物
を開示している。この文献からは組成物のpHは明らか
ではないが、この組成物は7より大きいpHを有するよ
うである。
【0003】種々の酸性洗浄剤組成物、例えば、米国特
許第3,431,209 号、第3,253,941 号および第4,587,030
号が特許化された。しかし、これらの文献中に開示され
た組成物は、界面活性剤および/またはカップラーを必
要とするか、または本発明の範囲内のpH(約2.0〜
約5.0)を有しない。
【0004】このように、もし界面活性剤、カップラー
および他の湿潤剤の含有なしに効果のある約2.0〜約
5.0の範囲のpHを有する組成物が開発されれば、床
仕上げ塗料除去剤の分野で有利であり、進歩である。
【0005】本発明のように水溶性グリコールエーテル
有機溶媒の利用を開示する他の文献は、米国特許第4,07
7,896 号および第4,348,292 号明細書( プロピレングリ
コール−モノ−tert−ブチルエーテル)を含む。1
985年に出版された商品名"ARCOSOLV PTB"で知られる
Arco Chemical Co. のグリコールエーテルの商品文献
は、低級アルコールまたは他のグリコールエーテルのよ
うなもう一つの有機補助溶媒の添加はプロピレングリコ
ールモノ−tert−ブチルエーテルの水への有効溶解
度を増加することを開示している。しかし、床仕上げ塗
料または他のコーティングを除去するための酸性組成物
中でのグリコールエーテルの組み合わせの使用の示唆ま
たは教示はない。米国特許第5,061,393 号は、双性イオ
ン洗浄剤界面活性剤およびポリカルボキシレート洗浄剤
ビルダーを含む1〜5.5の範囲のpHを有する硬質表
面を洗浄するための酸性液体洗浄剤組成物を開示してい
る。1983年10月29日に出版された日本特許公開
第58-185700 号明細書は、洗浄剤組成物に有用なグリコ
ールエーテルを開示している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により、ポリウレ
タンをベースとする床仕上げ塗料のような遊離アミン官
能基を有するポリマーを含むコーティングを除去するの
に効果的であるために界面活性剤、カップラーおよび他
の湿潤剤の添加を必要としない酸性組成物を示す。
【0007】本発明の第一の態様において、酸性組成物
は、 a)水溶性グリコールエーテル(例えば、2−ブトキシ
エタノールとして知られ、商業的にブチル「セロソル
ブ」として知られるエチレングリコールモノ−n−ブチ
ルエーテル)および水溶性アルキレンカーボネート、例
えば、プロピレンカーボネートからなる群より選ばれる
第一番目の水溶性有機溶媒の効果的な量、 b)組成物のpHを約2.0〜約5.0にするのに充分
な量で存在する酸、および、 c)水、を含む水/有機溶媒系を特徴とする。
【0008】ここに更に説明されるように、第一番目の
水溶性グリコールエーテルおよび酸を含む本発明のある
組成物は、遊離アミン含有コーティングを除去するのに
効果的である一方、相安定でないかもしれない。このよ
うに、第一番目の水溶性有機溶媒がグリコールエーテル
である本発明の組成物は、好ましくはジエチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル(ブチル「カルビトー
ル」の商品名で知られる)のような第一番目の水溶性グ
リコールエーテルより少なくとも1つ以上多くのエーテ
ル基を有する第二番目の水溶性グリコールエーテルを含
む。後者の態様において、第二番目の水溶性グリコール
エーテルは組成物を相安定にするのに充分な量で存在す
ることが望ましい。好ましくは、第一番目の水溶性グリ
コールエーテルの第二番目の水溶性グリコールエーテル
に対する重量比は約1:1〜約2:1、より好ましくは
約1:1〜約1.4:1の範囲である。
【0009】ここで用いる「水溶性」という言葉は、本
発明に有用な有機溶媒は20℃において約1.0重量%
以上の水への溶解度を有することを意味する。「相安
定」とは、本発明の組成物が組成物の使用および貯蔵の
間に通常出くわす温度において単一相組成物であること
を意味する。通常の使用温度は、地域に依存して、約0
℃〜約45℃の範囲の周囲温度であり、一方、貯蔵温度
は約0℃〜約65℃の範囲であろう。
【0010】第一番目の有機溶媒としてグリコールエー
テルを含む酸性組成物は、ポリマー骨格中またはポリマ
ー骨格の側鎖に「遊離」アミン基を有する天然または合
成ポリマー床仕上げ塗料を即座に除去するであろう。
「遊離」アミンという言葉は、本発明の酸性組成物中の
酸と反応するのに適切な形で存在するアミンを意味す
る。本発明の本態様の洗浄剤組成物は、幅木、弾性タイ
ル(例えば、ビニル配合品)、テラゾ型の床および他の
従来の材料の床からこれらの表面を損傷することなくこ
れらの種の床仕上げ塗料を即座に除去するであろう。
【0011】第一番目の水溶性有機溶媒として水溶性ア
ルキレンカーボネートを含む本発明の酸性組成物も、
床、幅木、弾性タイル(例えば、ビニル配合品)、テラ
ゾ型の床および他の従来の材料の床のような表面から床
仕上げ塗料および他のコーティングのような遊離アミン
官能基を含むコーティングを除去するのに効果的であ
る。しかし、アルキレンカーボネートを含む本発明によ
る組成物はビニル配合品に対して、より攻撃的であり、
それはカーボネート含有組成物により軟化され、または
損傷されうる。
【0012】アルキレンカーボネートを含む酸性組成物
は、好ましくは不透明組成物を形成するように少量の低
水溶性の有機溶媒を含む。このことにより、表面上でよ
り簡単に組成物を確認できる。本目的のために有用であ
ると判明した一つの好ましい低水溶性有機溶媒は、ベン
ジルアルコールである。
【0013】本発明の酸性組成物は、過去に用いられて
きた床仕上げ塗料除去組成物と合わせて通常に用いられ
てきた研磨機械装置とともに用いられてもよい。
【0014】本発明の組成物は遊離アミン基を有するコ
ーティングを効果的に除去するために界面活性剤、カッ
プラーおよびpH緩衝液を必要としないが、界面活性剤
およびカップラーは、除去されようとするコーティング
上で組成物の湿潤性を向上するために加えられてもよ
い。本発明の組成物は、有機溶媒および酸の急速な蒸発
を抑制するために充分な相溶性の水溶性皮膜形成樹脂も
含んでもよい。
【0015】本発明に有用な酸は固体または液体、有機
または無機であってもよく、但し、もし酸が室温で固体
であるならば、その固体は少なくとも水に「可溶性」で
あるか、または攪拌もしくは他の手段で「可溶性」にす
ることができる。無機酸も用いられてよいが、それらは
金属、例えば、金属の家具の片に対して、より腐蝕性で
あるために、有機酸が好ましい。
【0016】好ましい有機酸は低分子量(即ち、1,0
00より低く、好ましくは100より低い)化合物であ
って、一般式RCO2 Hを有し、ここでRはヒドロキシ
アルキルまたはヒドロキシアリール基あってよく、但
し、酸は20℃において少なくとも部分的に水に可溶性
であり、好ましくは20℃において非常に、または無限
に水に可溶性である。ここで用いる「ヒドロキシアルキ
ル」という言葉において、「アルキル」はあらゆる脂肪
族もしくは脂環式、アリール置換脂肪族もしくは脂環式
基を意味する。脂肪族基は飽和または不飽和であってよ
い。本発明に有用なヒドロキシアルキル酸の例はヒドロ
キシ酢酸(グリコール酸、CH2 OHCOOH)であ
る。「ヒドロキシアリール」という言葉において、「ア
リール」という言葉は、あらゆる芳香族基、または脂肪
族もしくは脂環式置換芳香族基を含む。
【0017】本発明の酸組成物は濃厚または希釈(使用
可能な状態)の形で用いられてもよく、希釈比は本発明
の範囲内で考えられる10:1までである。
【0018】本発明の別の態様は、エアーゾールおよび
非エアーゾール容器内に含まれた本発明の酸性組成物を
含む噴霧可能な組成物である。
【0019】本発明の更なる態様は、材料を処理し、お
よび保存する方法であり、この方法は、可塑剤を分散し
て有する遊離アミン含有ポリマーの水性非ゲル化分散液
を含むコーティング前駆体組成物を表面に適用するこ
と、コーティング前駆体組成物をコーティングに乾燥す
ること、および磨耗の後に本発明の第一の態様の酸性除
去剤組成物によりコーティングを除去して、それからコ
ーティング前駆体を再適用することを含む。
【0020】本発明の更なる態様は、表面から遊離アミ
ンを含むコーティングを除去する方法であり、この方法
はコーティングに本発明の酸性除去剤組成物を適用する
こと、および組成物をコートしたコーティングにコーテ
ィングが除去するのに充分な条件を受けさせることを含
む。好ましい方法は、コーティングを除去するのに充分
な条件が不織布製品によりコーティングを摩擦すること
を含む方法である。
【0021】本発明の更なる態様は、遊離アミン官能基
を含むコーティングを除去するためのシステムであり、
このシステムは、(a)複数の熱可塑性有機繊維を含む
開放されたロフティーな三次元不織ウェブ、および前記
の繊維を相互接触点で接着する結合剤を含む不織布製
品、(b)不織布製品または除去されようとするコーテ
ィングに適用された本発明の酸性組成物を含む。
【0022】効果的な量の第一番目の水溶性グリコール
エーテル有機溶媒、組成物のpHを約2.0〜約5.0
の範囲にする酸、および水を含む本発明の組成物を最初
に説明する。
【0023】第一番目の水溶性有機溶媒は、アルキレン
カーボネートまたはグリコールエーテルのいずれにして
も、水に不溶性の、または水に分散性の汚染物、例え
ば、油、ワックス、煤煙皮膜等を除去するための主要な
促進剤として機能する。一つの好ましい種類の水溶性グ
リコールエーテルはモノ−n−アルキルグリコールエー
テルである。この目的に適切な水溶性モノ−n−アルキ
ルグリコールエーテルは、商品名ブチル「セロソルブ(C
ellosolve)」として知られるエチレングリコールモノ−
n−ブチルエーテル(2−ブトキシエタノール)、「プ
ロパゾル溶媒B(Propasol Solvent B)」の商品名で知ら
れるプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル等
およびそれらの混合物を含む。これらの両方のグリコー
ルエーテルはUnion Carbide Corporation から入手可能
である。4個より少ない炭素原子を含むアルキル基(即
ち、ブチル基より小さい、例えば、メチル基)を有する
アルキレングリコールエーテルは多くの床仕上げ塗料に
充分な溶媒特性を有せず、このため、本発明の組成物中
の第一番目の水溶性グリコールエーテルとして許容され
ないであろう。
【0024】第一番目の水溶性グリコールエーテル有機
溶媒は、好ましくは本発明の組成物中に約1〜約20重
量%で含まれる。1%より低い有機溶媒で、組成物での
その効果は限界である。洗浄剤組成物中に約20%より
多い有機溶媒を用いることは、このような組成物は効果
的で、有用な濃度ではあるが、現在のところ非経済的で
ある。
【0025】第二番目の水溶性グリコールエーテルは、
主として第一番目の水溶性グリコールエーテルを用いる
本発明の組成物に相安定性を付与するために機能し、第
二に疎水性汚染物除去剤として機能する。本発明の組成
物中で第二番目の水溶性グリコールエーテルとして有用
である適切なグリコールエーテルの例は、ジエチレング
リコールモノ−エチルエーテル(「カルビトール」の商
品名で知られる)、ジエチレングリコールモノ−n−ブ
チルエーテル(ブチル「カルビトール」の商品名で知ら
れる)、ジエチレングリコールモノ−n−ヘキシルエー
テル(ヘキシル「カルビトール」の商品名で知られ
る)、メトキシトリグリコール、エトキシトリグリコー
ル、ブトキシトリグリコール、1−ブトキシエトキシ−
2−プロパノール等を含み、これらの全てはDanbury,Co
nnecticut のUnion Carbide Corporation から入手可能
である。
【0026】第一番目および第二番目の水溶性グリコー
ルエーテルの組み合わせを含む好ましい組成物におい
て、グリコールエーテルの総重量も約1〜約20重量%
の範囲であり、第二番目の水溶性グリコールエーテル
は、好ましくは、溶液中で第一番目の水溶性グリコール
エーテルとカップリングするように組成物にカップラー
を添加しなければならないことを避けるためにちょうど
必要な量で存在する。
【0027】ここに用いる「カップラー」という言葉
は、第一番目の水溶性有機溶媒の有効な水溶解度を増加
するための、伝統的な乳化化学物質、例えば、1−オク
タンスルホネート、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、タル油酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリ
ウム、並びにC6 −C10一価酸とモノエタノールアミン
の組み合わせ等の使用を意味する。
【0028】本発明の組成物に有用な有機酸は、好まし
くは一般式RCO2 Hを有し、ここでRは、少なくとも
部分的に水に可溶性な酸にするのに充分なあらゆるヒド
ロキシアルキルまたはヒドロキシアリール基であり、こ
こで、「可溶性」という言葉は、Grant & Hackh's Chem
ical Dictionary 第5版、McGraw-Hill,1987,p-541中に
再生されたUnited States Pharmacopeia スケールの溶
解度に従って用いられる。この定義に該当し、本発明に
有用な有機溶媒の例は、蟻酸(メタン酸)、酢酸(プロ
パン酸)、酪酸(ブタン酸)および吉草酸(ペンタン
酸)を含む。これらの酸はヒドロキシルまたはアミン基
によって官能化され、酸無水物が用いられうる。ヒドロ
キシル基を含む有機酸(即ち、ヒドロキシカルボン酸)
の例は、グリコール酸(ヒドロキシ酢酸);2−、3−
および4−ヒドロキシブタン酸;乳酸(α−ヒドロキシ
プロパン酸);およびクエン酸(2−ヒドロキシ−1,
2,3−プロパン−トリカルボン酸)等、並びにそれら
の混合物を含む。
【0029】酸無水物以外のカルボン酸誘導体、例え
ば、上記の有機酸のエステルおよびアミドは用いられて
よく、但し、誘導体は組成物のpHを約2.0〜約5.
0にすることができ、上述の溶解度の要求を満たす。
【0030】水溶性の酸は、グリコールエーテルが有機
溶媒として用いられるとき、好ましくは本発明の使用可
能な状態の組成物の約0.5〜約5重量%(最も好まし
くは約1〜約3重量%)を含む。約1重量%より少ない
酸では、組成物のpHは、遊離アミン含有床仕上げ塗料
の除去における組成物の効果を激しい研磨なしには限界
にし、もし約5重量%より多い酸を用いるならば、組成
物は遊離アミンを有する床仕上げ塗料の除去に効果的で
あるが、組成物は下層の基材を害し、および/または使
用するのに不経済でありうる。
【0031】水溶性有機溶媒としてアルキレンカーボネ
ートを利用する本発明の組成物中の酸の量は、通常、使
用可能な状態の組成物の約0.5〜約10重量%の範囲
である。グルコール酸は水中に70重量%溶液として市
販されている。
【0032】一つの特に好ましい本発明の組成物は約7
重量%のエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテ
ル、約5重量%のジエチレングリコールモノ−n−ブチ
ルエーテル、約2重量%のヒドロキシ酢酸およびバラン
ス水を含む。
【0033】水溶性有機溶媒としてアルキレンカーボネ
ートを用いる本発明の組成物において、アルキレンスル
ホネートは好ましくは使用可能な状態の(即ち、水で希
釈された)組成物の総重量基準で約5〜約25重量%、
より好ましくは約5〜約15重量%の範囲で存在する。
高濃度の組成物は、濃厚溶液の総重量に対して約50〜
約80重量%のアルキレンカーボネートを有してよい。
本発明における使用に適切なアルキレンカーボネートの
例は、エチレンカーボネートおよびプロピレンカーボネ
ートを含み、これらは両方とも環状カーボネートであ
る。ジ(低級アルキル)カーボネートのようなアクリル
カーボネートも用いられてよく、但し、それらは少なく
とも約1.0の水に対する溶解度を有する。これらの後
者のカーボネートはジメチルカーボネートおよびジエチ
ルカーボネートを含む。
【0034】アルキレンカーボネートとともに有用な低
水溶性の溶媒は、一般に、組成物を不透明(即ち、エマ
ルジョン)にする機能があり、水に約0.2〜約6.0
重量%の範囲の溶解度を有する。この目的に効果的な低
水溶性の溶媒の量は、通常、使用可能な状態の組成物の
重量の約5.0重量%より低く、より好ましくは約3.
0重量%より低い。水性の周囲温度での重量%溶解度を
有する本発明の実施に用いられうる有用な低水溶性の溶
媒の例は(米国特許第5,080,882 号、コラム4に報告さ
れるように) 、ベンジルアルコール(4.4)、2−フ
ェノキシエタノール(2.3)(Dowanol EPh の商品名
で入手可能) 、1−フェノキシ−2−プロパノール
(1.1)(Dowanol PPh の商品名で入手可能) 、ジプ
ロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル(5.
0)(Dowanol DPnBの商品名で入手可能) 、8−フェニ
ルエタノール(1.6)、アセトフェノン(.05)等
を含む。一つの特定の好ましい低水溶性の有機溶媒はベ
ンジルアルコールである。
【0035】床コーティングは、一般に、用いられる床
仕上げ塗料の性質から疎水性であろう。ある場合には、
あらゆる種々の汚染条件から起こしうるような薄い油性
表面層を有しうる。本発明の組成物の一つの利点は、遊
離アミン含有床仕上げ塗料を除去するのに効果的である
ために界面活性剤またはカップラー組成物に必要ないこ
とであるが、(上記の有機溶媒は汚染物除去に効果的で
あるため)、本発明の組成物中に少量の相溶性界面活性
剤を用いることは、除去しようとするコーティング部分
を濡らすために有利であろう。有用な界面活性剤は、一
般にアニオン性または非イオン性であろう。市販の適切
な界面活性剤、例えば"Tergitol" 15-s-9 の商品名で販
売されるエトキシ化第二アルコール界面活性剤のような
非イオン性界面活性剤、例えば"Triton" X100 の商品名
で販売されるアルキルフェニルエチレンオキシド縮合体
界面活性剤、例えば"Ultrawet" 100の商品名で販売され
るアルキルベンゼンスルホネートのようなアニオン性界
面活性剤、例えば"Richanol" Aの商品名で販売されるよ
うなラウリルスルフェートおよび長直鎖脂肪酸塩、即
ち、獣脂またはやし油石鹸を含む。「界面活性剤」とい
う言葉は合成または天然石鹸、洗浄剤および界面活性剤
を含むことを意図する。もし用いられるならば、界面活
性剤は、好ましくは約0.05〜約1重量%のオーダー
で組成物中に含まれる。
【0036】組成物が除去しようとするコーティングに
適用される間に、揮発性の活性成分(有機溶媒および
酸)の急速な蒸発を抑制するために相溶性の水溶性皮膜
形成樹脂を用いることも有利であろう。この樹脂は、揮
発性の活性成分を除去されようとするコーティングに、
より長時間接触させ、このようにして、組成物中のこれ
らの材料の要求される有効量を減じる。適切な皮膜形成
樹脂はカルボキシメチルセルロースナトリウムおよびヒ
ドロキシメチルセルロースを含む。もし用いられるなら
ば、皮膜形成樹脂は、好ましくは本発明組成物中に少
量、例えば、0.05〜0.5重量%(好ましくは0.
1〜0.3重量%)で含まれる。2〜3%を越えるこれ
らの樹脂の量は、組成物にゲル化を引き起こし(望まし
い、または望ましくない状況)、望ましくない残留物を
残すであろう。
【0037】垂直表面、例えば、幅木に適用され、それ
から流れないように、本発明の組成物に粘性にするよう
に相溶性の増粘剤を含むことも更に有利であろう。この
ような流れが生じると、遊離アミン含有の床仕上げ塗料
および汚染物に対する組成物の残留時間は減じられ、組
成物が望ましくないところ、例えば、カーペット表面上
の部分に流れ込んでしまうだろう。本発明から外れる他
の組成物を用いた実施においてコロイドマグネシウムシ
リケート("Veegum" Tの商品名で販売) が適切な増粘剤
であることが分かった。この特定の増粘剤は、通常、総
組成物の約0.3〜約0.6重量%の濃度で効果的であ
るが、この濃度は他の増粘剤では異なるであろう。
【0038】本発明の使用可能な状態の組成物では、組
成物は、好ましくは約10〜約35重量%の非水性部分
を有する。勿論、本発明の組成物は濃厚溶液として製
造、販売および使用されうる。
【0039】使用において、本発明の組成物はエアゾー
ルまたは非エアゾールとして除去されようとするコーテ
ィング上に噴霧されるか、または単純に注がれてもよ
い。噴霧は従来の機械噴霧装置により行うことができ、
充分な量の適切なエアゾール噴射剤、例えば、低沸点の
クロロ−、またはフルオロ−置換アルカン(例えば、フ
レオン12)もしくは低沸点のアルカンまたはそれらの
混合物、例えば、イソブタンおよびプロパンの混合物と
共にエアゾール分配容器を用いることによって行われう
る。
【0040】本発明の組成物は、他の任意の、しかし従
来の添加物を含んでもよい。例えば、組成物は、より美
的な外観を与えるように着色剤、より許容されるような
臭いを与えるように芳香剤、溶液中でのバクテリアの成
長を抑制するように防腐剤、除去しようとするコーティ
ングから細菌、カビ等を根絶するように適切な添加剤を
含んでよい。このような成分は当業者によく知られ、各
々の特定の量は当業者に知られている。
【0041】本発明の組成物のpHを約5.0より高
く、または約2.0より低くする添加剤は、上記の成分
から得られる比較的弱い酸性を維持するように避けられ
るべきである。緩衝剤添加物、例えば、弱酸と塩基の塩
(例えば、炭酸ナトリウム、燐酸二ナトリウム、および
米国特許第3,253,941 号、コラム8、17〜26行)に
開示される他の塩)は望ましいpHを維持するように用
いられてよい。勿論、ある状況において基材から、最外
層および1層以上の下塗りの中間層の両方を除去するこ
とが望ましく、このような場合、使用者は、本発明の範
囲内で、より酸性の組成物を望むであろう。
【0042】ここに記載した酸性組成物によって除去さ
れうるコーティングは、遊離アミン基を有するポリマー
を含むポリウレタンベースのコーティング、例えば、同
時係属出願第07/986,801号、1992年12月8日に出
願で“Polyurethanes Including Pendant Hindered Ami
nes and Compositions Incorporating Same ”中に記載
のコーテングを含む。その中に記載のコーテングは、部
分的に架橋されたシラン末端ポリウレタンを含む水性分
散液から製造される。部分的に架橋されたシラン末端ポ
リウレタンは、(i)イソシアネート基に対する(i
i)〜(iv)の反応体の実質的に等価のアクセスを促
進するのに充分な有機ポリイソシアネートの過剰モル
量、(ii)活性水素含有材料、(iii)一般式、
【0043】
【化1】
【0044】を有する二官能性の立体障害アミン、およ
び、(iv)一般式、
【0045】
【化2】
【0046】を有する内部乳化剤、の反応によって形成
されるプレポリマーおよびそれらの組み合わせと、鎖延
長モノマー、好ましくは1分子中に少なくとも2つの活
性水素を有し、反応生成物中の少なくとも約20重量%
を構成する低分子量の活性水素含有化合物;少なくとも
約7のpKbを有する有機化合物;および一般式、AS
i(OR2 3 で表されるシランカップリング剤、並び
にそれらの組み合わせとの反応生成物である。カップリ
ング剤は、ポリウレタンを部分的に架橋するのに充分で
あるが、反応生成物の水性分散液をゲル化するのには不
充分な量で存在する。
【0047】上記の反応体において、QはCOO- およ
びSO4 2-から選ばれる負に荷電された部分であり、
X、Y、Z、RおよびR1 は、独立に、反応性官能基を
有しない環式および脂肪族有機基からなる群より選ば
れ、但し、 (i)少なくとも約75%、好ましくは100%のZ基
は少なくとも4個の炭素原子を有する。 (ii)Rは水素でありうる。 (iii)もしQがCOO- であれば、R1 は必要な
い。 (iv)X、Y、Z、RおよびR1 は約2,000を越
えない当量をイソシアネート末端プレポリマーに供与す
るように選ばれる。
【0048】Aは、イソシアネート(−NCO)基と反
応性の官能基を有する有機基、好ましくは脂肪族有機基
である。
【0049】R2 は、独立にC1 −C4 (C1 およびC
4 を含む)アルキル基から選ばれる。
【0050】好ましくはX、Y、Z、RおよびR1 は、
独立に、約1〜約20個の炭素原子を有する環式および
脂肪族炭化水素部分およびそれらの組み合わせからなる
群より選ばれる。更に、もし1つ以上のX、Y、Z、R
およびR1 が芳香族部分であれば、前記の芳香族部分の
比率は、X、Y、Z、RおよびR1 部分の総数の約20
%より小さく、好ましくは約10%より小さい。
【0051】好ましくは、Aは−NCO基との反応性官
能基として、第一級アミン、第二級アミンまたはメルカ
プト官能基を有する。
【0052】もし、ポリイソシアネート、活性水素含有
材料および鎖延長モノマーの総重量の一部分が芳香族で
あり、この部分はプレポリマーまたはポリマーの約20
重量%、好ましくは約10重量%を越えないことが望ま
しい。
【0053】ポリウレタンの業界に詳しい当業者は、
「ポリウレタン組成物」という言葉が、通常、活性水素
含有材料がポリヒドロキシ、ポリアミノまたはそれらの
組み合わせであるかによって、ウレタン結合、尿素結合
およびランダムウレタン−尿素結合を有するプレポリマ
ーおよびポリマーを含むということを評価するであろ
う。
【0054】本発明の理解は、次の試験方法および実施
例を参照して更に容易になるであろう。本発明が実施さ
れうる方法を制限することがなく、全ての部およびパー
セントは特に指示がないかぎり重量基準である。
【0055】試験方法:コーティング除去性 ASTM 1792−82の変形において、ポリウレタ
ン−コート化ビニルタイルを"Gardener Abrasion Teste
r"(Pacific Scientific,CA) の商品名で知られる耐久性
試験機の固定床上に取り付けた。この機械は、実質的に
試験タイルが接続している水平表面および製品を処理す
る不織布表面のための往復ホルダーを含む。パッドがコ
ート化試験タイル表面を摩擦するように8.9cmx
3.8cmの白色不織布パッド(3Mからの商品名Scot
ch-Brite Super Polish,#9030)を往復ホルダー(重りを
装着した狭いボート)に接続する。ホルダーの重量およ
び装着した重りは約500gであった。
【0056】各試験の準備において、試験されようとす
る各2種類のコーティング試料のための1種類の黒い組
成物ビニルタイルはワックスペンシルで半分に印を付け
られた。試験されようとするコーティング試料で、タイ
ルの片方の半分は4つのコーティング(2.2ミリメー
トル/コート)でコート化され、コーティングの間に3
0〜45分間乾燥した。コート化タイルを一晩乾燥した
後、コート化タイルを49℃の炉中で3日間老化させ
た。3日間の老化の後に、タイルは炉から取り出され、
除去性能試験を行う前に少なくとも1時間、室温で冷却
された。
【0057】各試験において、重りを試料ホルダーから
外し、次いで試料を研磨試験機のケーブルに接合した。
#9030 パッド( 上記に説明した) をペトリ皿中に置き、
本発明の充分に酸性である組成物をペトリ皿中のパッド
上に注ぎ、パッドを覆った。このパッドを少なくとも1
分間、含漬した。ポリウレタンコーティングを有するこ
のタイルを研磨試験機に置いた。ピンセットを用いてパ
ッドを本発明の組成物中から取り出し、過剰液をパッド
から皿中に廃液させた。それからパッドを試料ホルダー
に置き、3Mからの商品名"Instalok"で知られるファス
ナーで固定した。試料ホルダー/パッド小組立品を逆さ
まにして、パッドを試料表面に接写させ、その後試料ホ
ルダー上に重りを戻した。それから研磨機を1または2
サイクル運転させ、酸性組成物が含漬されたパッドはコ
ート化タイルを濡らした。濡らされたタイルは1分間含
漬された。研磨試験機を、それから更に49サイクル運
転され、または50サイクルが完了するまで運転され
た。
【0058】この試料タイルを機械から取り出し、水で
よく注ぎ、乾燥した。タイルの試験部分を試験して、ポ
リウレタン仕上げ塗料が除去されたかどうかを決定する
ように調べた。もしそうであれば、試験は完了であっ
た。もしタイル上に仕上げ塗料が残っていれば、機械に
タイルを戻して、仕上げ塗料が除去されるまで上記のよ
うにもう50サイクル、または150サイクルが完了す
るまで、どちらかが先に起こるまで運転された。
【0059】次の材料は次の実施例に用いられた。 材料の説明 DES Wはメチレンビス−(4−シクロヘキシルイソ
シアネート)の商品名である"DESMODUR W"、さもなけれ
ば、Pittsburg,PAのMiles Inc.(以前のMobay Chemical
Company) か入手可能な(H12MDI)として知られる、即
ち、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ートを意味する。“TONE 230”はDanbury,CTの
Union Carbide Corporation から市販のポリカプロラク
トンジオール(当量=623g)の商品名である。NB
DEAはParsippany,New Jersey のBASF Corporationか
ら入手可能なn−ブチルジエタノールアミンである。D
MPAはLinthicum,MDのAlcolac Inc.から入手可能なジ
メチロールプロパノン酸である。CHDMはシクロヘキ
サンジメタノールである。EDはParsippany,New Jerse
y のBASF Corporationから入手可能なエチレンジアミン
である。“A−1110”はDanbury,CTのUnion Carbid
e Corporation から入手可能なアミノプロピルトリメト
キシシランの商品名である。NMPはTexas City, Texa
s のGAF Chemicals から商品名"M-PYROL" で入手可能な
N−メチルピロリジノンである。“T−12”はChicag
o,ILのAkzo Chemical Company から入手可能なジブチル
錫ジラウレートの商品名である。TEAはParsippany,N
ew Jersey のBASF Corporationから入手可能なトリエチ
ルアミンである。BCARはジエチレングリコールモノ
n−ブチルエーテルの商品名ブチル"Carbitol"を意味
し、BCELはエチレングリコールモノn−ブチルエー
テル(2−ブトキシエタノール)の商品名ブチル"Cello
solve"を意味し、両方ともDanbury,CTのUnion Carbide
Corporation から入手可能である。
【0060】
【実施例】次の実施例において、“EQ”は当量点を意
味し、“EQ WT”は当量(反応性官能基の数で割っ
た1モルの重量g数)を意味し、“NCO”はイソシア
ネート官能基の略で、“OH”はヒドロキシル官能基の
略である。NCOの当量は、米国材料試験協会(ASTM)
309-82の標準滴定法を用いて決定された。
【0061】コーティング例 コーティング実施例1:ヒンダードアミンを含むシラン
末端ポリウレタン分散液製造の2段階バッチ法 表1に示す成分を3リットルの重合がまに次の方法でチ
ャージした。最初にDES Wをチャージして、その
後、かまの気相空間を減圧し、それから窒素で置換し
た。NMPを軽く攪拌をしながら加え、この混合物を6
0℃に加熱した。温度が60℃に上がった後、TONE
230、CHDM、NBDEAおよびDMPAを加
え、温度を80℃に2時間保持した。
【0062】 表1 WT.(g) EQ WT EQ TONE 230 187.5 623.3 0.3 CHDM 21.5 71.7 0.3 NBDEA 24 80 0.3 DMPA 27 67.5 0.4 DES W 183.5 131 1.4 NMP 110 −−− −−−
【0063】表1から、NCO EQ/OH EQ=
1.077であることが分かる。
【0064】その後、連続した攪拌をしながら、20g
のTEAを加え、反応が80℃より低く保たれるように
充分な冷却を行いながら、更に30分間、反応を続け
た。その後、再び80℃より温度が上がらないように注
意しながら13.4g(0.074 EQ)のA−11
10をゆっくりと加えた。このシランの添加の直後に、
1600gの脱イオンされた室温の水を攪拌しながら加
え、これによって組成物は乳化した。部分的に架橋され
た、非ゲル化シラン末端ポリウレタンのエマルジョンは
室温で安定であり、このポリマーは、その骨格に立体障
害アミンモノマーをランダム分布で有した。
【0065】コーティング実施例2:ヒンダードアミン
を含むシラン末端ポリウレタン分散液製造の準連続法 実質的に実施例1に記載された順序にて、表2に示す成
分を第一番目の3リットルの重合がまにチャージし、攪
拌しながら窒素ブランケット下で80℃で2時間反応を
行った。
【0066】 表2 WT.(g) EQ WT EQ TONE 230 487.5 623.3 0.78 DES W 582.4 131 4.45 NBDEA 83.2 80.5 1.03 DMPA 52 67.1 0.78 TEA 39 −−− −−− T−12 0.1 −−− −−− NMP 300 −−− −−−
【0067】このように、NCO EQ/OH EQ=
1.72および形成されたプレポリマーのEQ WTは
832.4であると決定された。プレポリマーは154
4gだったので、プレポリマーのEQ=1.86であっ
た。
【0068】その間、3585gの脱イオンされた室温
の水、40g(0.223 EQ)のA−1110およ
び46g(1.53 EQ)のEDは、2番目の3リッ
トル重合がま中で35℃で緩やかに攪拌しながら混合さ
れた。
【0069】第一番目の重合がま中で反応を2時間促進
した後、2つのかまの内容物を正の窒素圧力で同時に、
"Homomixer"(Gifford) の商品名で知られる高剪断ホモ
ジナイザーに供給され、乳化製品ストリームを形成し
て、2つの重合がまにポンプを通して戻された。第一番
目および第二番目の重合がまからの流速は約2.04k
g/minであった。リサイクルストリームの過剰NC
O EQは1.86−(1.53+0.223)=0.
10であった。この手順は第一番目の重合がまの内容物
が完全に消費されるまで続けられ、それによって、部分
的に架橋された非ゲル化乳化シラン末端ポリウレタン多
分散混合物を形成した。このポリマーは、その骨格に立
体障害アミンをランダム分布で有した。
【0070】コーティング実施例3:側鎖の立体障害ア
ミンを含む非シラン末端ポリウレタン 殆どの表面コーティングにおいて、架橋されたシラン末
端ポリウレタンの乳化物を用いることが好ましいが、繰
り返した研磨を受けない壁コーティングのようなコーテ
ィング用途のためには、非シラン末端ポリウレタンを用
いることも可能である。
【0071】実施例2の繰り返しを行ったが、A−11
10シランカップリング剤は、第二番目の重合がまには
用いず、52.7g(1.75 EQ)のエチレンジア
ミン(46g(1.53 EQ)でなく)を用いた。リ
サイクルストリーム中のNCO EQは、このように、
1.86−(1.75)=0.11であった。第二番目
の重合がまの内容物が消費されたとき、この過程は止め
られ、骨格に立体障害アミンをランダム分布で有するポ
リウレタンの多分散エマルジョンを生じた。
【0072】コーティング実施例4および比較例A、B
およびC 本発明の酸性組成物は、遊離アミン基を有する床仕上げ
塗料を除去するのに有効であり、遊離アミン基を有しな
いコーティングには有効でないことを強調するために、
実施例1を4回繰り返し、相違はNBDEAの代わりに
次のアミンであるだけであった。 実施例4 フェニルジエタノールアミン 比較例A メチルジエタノールアミン 比較例B エチルジエタノールアミン 比較例C プロピルジエタノールアミン
【0073】比較例DおよびE 比較例Dのポリウレタン分散液は、米国特許第3,983,29
1 号の実施例IAで製造されたものと同一であったが、
TONE 0200の代わりにTONE 230を用い
て、硬化剤ポリオール(Union Carbide Corporationの"C
arbowax 1450"の商品名で知られる) を用いず、1,4
−ブタンジオールを用いなかった点のみで変更した。
【0074】比較例Eのポリウレタン分散液は、米国特
許第4,567,228 号の実施例1で製造されたものと同一で
あったが、ポリオキシプロピレンジオールおよびポリオ
キシプロピレントリオールの代わりにTONE 230
を用いて、溶媒としてMEKの代わりにNMPを用いた
点のみで変更した。
【0075】酸性組成物実施例1〜5および比較例F 本発明の実施例1の酸性組成物は、5gのBCAR、7
gのBCEL、1.7gのヒドロキシ酢酸および86.
3gの脱イオン水の組み合わせによって製造された。こ
の組成物は約3.2のpHを有した。
【0076】本発明の実施例2の酸性組成物は、14g
のプロピレンカーボネート、6gの酢酸および80gの
脱イオン水の組み合わせによって製造された。この組成
物は約3.6のpHを有した。
【0077】本発明の実施例3の酸性組成物は、14g
のプロピレンカーボネート、6gのグリコール酸(70
%酸、30%水)および80gの脱イオン水の組み合わ
せによって製造された。この組成物は約2.8のpHを
有した。
【0078】本発明の実施例4の酸性組成物は、15g
のプロピレンカーボネート、2.5gのベンジルアルコ
ール、7.5gのグリコール酸(70%酸、30%水)
および75gの脱イオン水の組み合わせによって製造さ
れた。この組成物は約2.5のpHを有した。
【0079】本発明の実施例5の酸性組成物は、11g
のエチレンカーボネート、1.0gのベンジルアルコー
ル、1.0gのグリコール酸(70%酸、30%水)お
よび83gの脱イオン水の組み合わせによって製造され
た。この組成物は約4.2のpHを有した。
【0080】比較のために、塩基性のpHを有する組成
物を比較例Fとして得た。この組成物は約6.0gのB
CEL、約2.0gのMEA、約0.5gの"Tergitor"
15-S-9の商品名で知られる界面活性剤からなり、少量の
染料および芳香剤および主として水でバランスされた。
この組成物は約4.2のpHを有した。
【0081】性能試験(除去性) コーティング実施例1〜4並びに比較例A、B、C、D
およびEに従って製造されたポリウレタン組成物は、試
験方法に記載されたようにビニルタイル上にコート化さ
れた。表3は上記の試験法を用いた除去性の結果を説明
する。
【0082】 表3 試験法コーティング試料 除去性1 サイクル(回数) 1 50 4 50 A <50 B <50 C <50 D2 ≫150 E3 ≫150 1 実施例4並びに比較例A、BおよびCを除いてAST
M 1792−82に従って測定された。コーティング
実施例4はラグで手により容易に除去されなかったが、
実施例組成物1〜5に記載した酸性組成物によって含漬
されたラグによる簡単な手拭きで容易に除去された。比
較例F(塩基性除去剤組成物)は、不織布パッドで擦っ
ても、いかなる実施例4コーティングをも除去しなかっ
た。比較例コーティングA、BおよびCは脱イオンで含
漬されたラグでビニル試験タイルから容易に拭き取られ
た。「<」は「より小さい」を意味し、「≫」は「より
かなり大きい」を意味する。2 米国特許第3,983,291 号の実施例1の変型。3 米国特許第4,567,228 号の実施例1Aの変型。
【0083】試験結果の分析 上記の実施例から、本発明の酸性組成物は遊離アミンを
含有する床仕上げ塗料を除去し、一方塩基性のpHの組
成物は有効でないことが明らかである。4以上の炭素原
子を有する立体障害アミンを含まないポリウレタンを含
む床仕上げ塗料(比較例A、BおよびC)は水によって
容易に除去され、このように、水へさらされることが期
待される所、例えば、床、外壁、家の屋根等での表面コ
ーティングとしての使用には明らかに適切でない。しか
し、本発明の酸性組成物は、比較例A、BおよびCのコ
ーティングも除去するであろう。一方、米国特許第3,98
3,291 号(比較例D)および米国特許第4,567,228 号
(比較例E)のポリウレタンは本発明の組成物および用
いた試験方法によって全く除去されなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊離アミン官能基を含むコーティングを
    除去するのに適切な酸性組成物であって、(a)水溶性
    グリコールエーテルおよび水溶性アルキレンカーボネー
    トからなる群より選ばれる、効果的な量の水溶性有機溶
    媒、(b)組成物のpHを約2.0〜約5.0の範囲に
    するのに充分な量で存在する酸、および、(c)水、を
    含むことを特徴とする組成物。
JP1022794A 1993-02-11 1994-02-01 遊離アミン含有仕上げ塗料除去のための酸性組成物 Pending JPH06287490A (ja)

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