JPH06289099A - スキャン回路 - Google Patents
スキャン回路Info
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- JPH06289099A JPH06289099A JP5072436A JP7243693A JPH06289099A JP H06289099 A JPH06289099 A JP H06289099A JP 5072436 A JP5072436 A JP 5072436A JP 7243693 A JP7243693 A JP 7243693A JP H06289099 A JPH06289099 A JP H06289099A
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- JP
- Japan
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- clock
- scan
- data
- flip
- flop
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LSIボードテストの容易化のためのスキャ
ンセル方式において、LSIチップの回路面積の増大を
抑制し、併せてスキャン動作時のクロックスキューによ
る誤動作を防止する。 【構成】 それぞれがクロック同期型のフリップフロッ
プを有するスキャンセルの複数を備え、それらのフリッ
プフロップは制御信号に基づいて直列に接続されてシリ
アルシフトレジスタとして動作するものとして構成さ
れ、これらのシフトレジスタの列に沿ってクロック線を
配設し、クロックを前記シフトレジスタにおけるデータ
伝搬方向と反対方向に伝搬させるように、このクロック
線のうちの、前記シリアルシフトレジスタとしてのデー
タ出力側における一端をクロック入力端とした、スキャ
ン回路。
ンセル方式において、LSIチップの回路面積の増大を
抑制し、併せてスキャン動作時のクロックスキューによ
る誤動作を防止する。 【構成】 それぞれがクロック同期型のフリップフロッ
プを有するスキャンセルの複数を備え、それらのフリッ
プフロップは制御信号に基づいて直列に接続されてシリ
アルシフトレジスタとして動作するものとして構成さ
れ、これらのシフトレジスタの列に沿ってクロック線を
配設し、クロックを前記シフトレジスタにおけるデータ
伝搬方向と反対方向に伝搬させるように、このクロック
線のうちの、前記シリアルシフトレジスタとしてのデー
タ出力側における一端をクロック入力端とした、スキャ
ン回路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テスト容易化設計され
るLSI中のスキャン回路に関する。
るLSI中のスキャン回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模化、高集積化するLSIに
対して十分なテストを行うことが困難になり、深刻な問
題となっている。このため、設計段階からテストを考慮
したテスト容易化設計を行う必要がある。
対して十分なテストを行うことが困難になり、深刻な問
題となっている。このため、設計段階からテストを考慮
したテスト容易化設計を行う必要がある。
【0003】以上のような背景の下に、これまでにも、
いくつかのテスト容易化手法が開発され、実用化されて
きた。その中で、一般的によく使われるテスト容易化法
としてスキャン設計手法がある。
いくつかのテスト容易化手法が開発され、実用化されて
きた。その中で、一般的によく使われるテスト容易化法
としてスキャン設計手法がある。
【0004】スキャン設計手法は、順序回路のフリップ
フロップにシフトレジスタの機能を付加することによ
り、外部から直接フリップフロップの状態を制御、観測
可能としたものである。これによって、順序回路を組み
合わせ回路として扱うことが可能になり、組み合わせ回
路用テスト生成アルゴリズムを使ってテストパターン生
成が容易になる。
フロップにシフトレジスタの機能を付加することによ
り、外部から直接フリップフロップの状態を制御、観測
可能としたものである。これによって、順序回路を組み
合わせ回路として扱うことが可能になり、組み合わせ回
路用テスト生成アルゴリズムを使ってテストパターン生
成が容易になる。
【0005】これまでに、数々のスキャン設計手法が開
発されており、例えば、IBMのLSSD方式、NEC
のスキャンパス方式、Sperry−Univacのス
キャンセット方式、富士通のランダムアクセススキャン
方式、日立のスキャンバス方式等が知られている(IB
M、NEC、Sperry−Univac、富士通、日
立はいずれもメーカ名、各方式は各社に固有の名称)。
発されており、例えば、IBMのLSSD方式、NEC
のスキャンパス方式、Sperry−Univacのス
キャンセット方式、富士通のランダムアクセススキャン
方式、日立のスキャンバス方式等が知られている(IB
M、NEC、Sperry−Univac、富士通、日
立はいずれもメーカ名、各方式は各社に固有の名称)。
【0006】LSIチップ単体のテストが困難な状況で
は、当然、そのLSIチップを搭載したボードのテスト
も困難になってきている。このような問題を解決するた
めに、ボードテストの容易化を目的とした、バウンダリ
スキャン方式が提案されている。
は、当然、そのLSIチップを搭載したボードのテスト
も困難になってきている。このような問題を解決するた
めに、ボードテストの容易化を目的とした、バウンダリ
スキャン方式が提案されている。
【0007】図4は従来のクロック信号回路の一例を示
し、特にスキャン設計手法をボードに拡張したものであ
る。図4に示すように、チップ401の各入出力端子に
はシフト機能を持つバウンダリスキャンセル102が挿
入されており、ボード402上の複数のチップ401を
スキャンパス304でシリアルにつないでいる。スキャ
ンパス304はスキャンインSIとスキャンアウトSO
によって外部と接続されている。
し、特にスキャン設計手法をボードに拡張したものであ
る。図4に示すように、チップ401の各入出力端子に
はシフト機能を持つバウンダリスキャンセル102が挿
入されており、ボード402上の複数のチップ401を
スキャンパス304でシリアルにつないでいる。スキャ
ンパス304はスキャンインSIとスキャンアウトSO
によって外部と接続されている。
【0008】以上のような構成において、ボード402
の外部からスキャンインSIを通じてスキャンパス30
4にアクセスすることにより、スキャンセル102から
チップ401をアクセスして必要なテストを実施する。
これにより、スキャンアウトSOからデータを得て、テ
スト結果を取り出す。ちなみに、このバウンダリスキャ
ンはIEEEの標準規格(IEEEP1149.1)に
なっている。
の外部からスキャンインSIを通じてスキャンパス30
4にアクセスすることにより、スキャンセル102から
チップ401をアクセスして必要なテストを実施する。
これにより、スキャンアウトSOからデータを得て、テ
スト結果を取り出す。ちなみに、このバウンダリスキャ
ンはIEEEの標準規格(IEEEP1149.1)に
なっている。
【0009】以上のような、バウンダリスキャンを含め
た、各種のスキャン設計方式を実現するためには、いく
つかの注意が必要である。その中の1つに、スキャン回
路がシフトレジスタとして動作している時に、クロック
にスキューが生じた場合、つまりスキャンフリップフロ
ップに供給されるクロックの立ち上がり時間、立ち下が
り時間等のAC特性にばらつきを生じた場合、誤動作す
るという問題がある。
た、各種のスキャン設計方式を実現するためには、いく
つかの注意が必要である。その中の1つに、スキャン回
路がシフトレジスタとして動作している時に、クロック
にスキューが生じた場合、つまりスキャンフリップフロ
ップに供給されるクロックの立ち上がり時間、立ち下が
り時間等のAC特性にばらつきを生じた場合、誤動作す
るという問題がある。
【0010】スキャンパスにシリアルにつながる、隣り
合うスキャンフリップフロップのスキャンデータアウト
とスキャンデータインの間は、配線長が短く、負荷が軽
い場合が多い。そのため、スキャンデータが伝搬する時
間は比較的早く、クロックにスキューが生じた場合に誤
動作する可能性がある。
合うスキャンフリップフロップのスキャンデータアウト
とスキャンデータインの間は、配線長が短く、負荷が軽
い場合が多い。そのため、スキャンデータが伝搬する時
間は比較的早く、クロックにスキューが生じた場合に誤
動作する可能性がある。
【0011】例えば、図6のブロック図に示すようなシ
フトレジスタの動作を考えてみる。ちなみに、図6に示
すように、フリップフロップF1とフリップフロップF
2とは、データ入力端子Dとデータ出力端子Qとがシリ
アルに接続され、クロック入力端子Cには同相のクロッ
クが供給されている。そして、クロックの立ち上がりに
同期してフリップフロップF1のデータがフリップフロ
ップF2にシフトされる。
フトレジスタの動作を考えてみる。ちなみに、図6に示
すように、フリップフロップF1とフリップフロップF
2とは、データ入力端子Dとデータ出力端子Qとがシリ
アルに接続され、クロック入力端子Cには同相のクロッ
クが供給されている。そして、クロックの立ち上がりに
同期してフリップフロップF1のデータがフリップフロ
ップF2にシフトされる。
【0012】図8は図6の回路が正常に動作している時
の様子を示すタイミングチャートである。図8(a)は
フリップフロップF1のクロック入力端子Cに供給され
る信号の状態、同図(b)はフリップフロップF2のク
ロック入力端子Cに供給される信号の状態、同図(c)
はフリップフロップF1のデータ出力端子Qから出力さ
れているデータの状態、同図(d)はフリップフロップ
F2のデータ出力端子Qから出力されているデータの状
態をそれぞれ示す。
の様子を示すタイミングチャートである。図8(a)は
フリップフロップF1のクロック入力端子Cに供給され
る信号の状態、同図(b)はフリップフロップF2のク
ロック入力端子Cに供給される信号の状態、同図(c)
はフリップフロップF1のデータ出力端子Qから出力さ
れているデータの状態、同図(d)はフリップフロップ
F2のデータ出力端子Qから出力されているデータの状
態をそれぞれ示す。
【0013】図8(a)、(b)に示すように、フリッ
プフロップF1のクロック入力端子Cのクロックとフリ
ップフロップF2のクロック入力端子Cのクロックは時
刻t1で同時に立ち上がっている。このため、フリップ
フロップF1のデータ出力端子Qの状態は、同図(c)
に示すように、ほぼ時刻t1のタイミングで、データS
nからデータSn+1に切り替わっている。フリップフ
ロップF2のデータ出力端子Qの状態は、同図(d)に
示すように、ほぼ時刻t1のタイミングでデータSn−
1からデータSnに切り替わっている。
プフロップF1のクロック入力端子Cのクロックとフリ
ップフロップF2のクロック入力端子Cのクロックは時
刻t1で同時に立ち上がっている。このため、フリップ
フロップF1のデータ出力端子Qの状態は、同図(c)
に示すように、ほぼ時刻t1のタイミングで、データS
nからデータSn+1に切り替わっている。フリップフ
ロップF2のデータ出力端子Qの状態は、同図(d)に
示すように、ほぼ時刻t1のタイミングでデータSn−
1からデータSnに切り替わっている。
【0014】つまり、フリップフロップF1、F2は、
共に、クロック入力端子Cに入力されるクロックに同期
してデータを順次シフトする。
共に、クロック入力端子Cに入力されるクロックに同期
してデータを順次シフトする。
【0015】しかし、もしフリップフロップF1、F2
のクロック入力端子Cに入力されるクロックにスキュー
を生じた場合、このデータのシフトは正常に行われなく
なる。
のクロック入力端子Cに入力されるクロックにスキュー
を生じた場合、このデータのシフトは正常に行われなく
なる。
【0016】図7は図6の回路がスキューにより正常に
動作していない時の様子を示すタイミングチャートであ
る。図6(a)はフリップフロップF1のクロック入力
端子Cに供給される信号の状態、同図(b)はフリップ
フロップF2のクロック入力端子Cに供給される信号の
状態、同図(c)はフリップフロップF1のデータ出力
端子Qから出力されているデータの状態、同図(d)は
フリップフロップF2のデータ出力端子Qから出力され
ているデータの状態をそれぞれ示す。
動作していない時の様子を示すタイミングチャートであ
る。図6(a)はフリップフロップF1のクロック入力
端子Cに供給される信号の状態、同図(b)はフリップ
フロップF2のクロック入力端子Cに供給される信号の
状態、同図(c)はフリップフロップF1のデータ出力
端子Qから出力されているデータの状態、同図(d)は
フリップフロップF2のデータ出力端子Qから出力され
ているデータの状態をそれぞれ示す。
【0017】今、クロックのスキューにより、図7
(a)に示すように、フリップフロップF1のクロック
入力端子Cのクロックが時刻t1に立ち上がり、同図
(b)に示すように、フリップフロップF2のクロック
入力端子Cのクロックが時刻t2で立ち上がっているも
のとする。この場合、フリップフロップF1のクロック
の立ち上がりとフリップフロップF2のクロックの立ち
上がりの間には時間Tだけの差がある。そして、フリッ
プフロップF1のデータ出力端子Qの状態は、同図
(c)に示すように、ほぼ時刻t1のタイミングで、デ
ータSnからデータSn+1に切り替わる。これに対し
て、フリップフロップF2のデータ出力端子Qの状態
は、同図(d)に示すように、ほぼ時刻t2のタイミン
グで、フリップフロップF1のデータ出力端子Qのデー
タであるデータSn+1を取り込んでデータSnからデ
ータSn+1に切り替わる。つまり、クロックのスキュ
ーは時間的に連続的に起こっているので、フリップフロ
ップF2のデータは時間Tの時間差でフリップフロップ
F2のデータと同じデータに切り替わるということにな
る。
(a)に示すように、フリップフロップF1のクロック
入力端子Cのクロックが時刻t1に立ち上がり、同図
(b)に示すように、フリップフロップF2のクロック
入力端子Cのクロックが時刻t2で立ち上がっているも
のとする。この場合、フリップフロップF1のクロック
の立ち上がりとフリップフロップF2のクロックの立ち
上がりの間には時間Tだけの差がある。そして、フリッ
プフロップF1のデータ出力端子Qの状態は、同図
(c)に示すように、ほぼ時刻t1のタイミングで、デ
ータSnからデータSn+1に切り替わる。これに対し
て、フリップフロップF2のデータ出力端子Qの状態
は、同図(d)に示すように、ほぼ時刻t2のタイミン
グで、フリップフロップF1のデータ出力端子Qのデー
タであるデータSn+1を取り込んでデータSnからデ
ータSn+1に切り替わる。つまり、クロックのスキュ
ーは時間的に連続的に起こっているので、フリップフロ
ップF2のデータは時間Tの時間差でフリップフロップ
F2のデータと同じデータに切り替わるということにな
る。
【0018】つまり、フリップフロップF1からフリッ
プフロップF2へのデータのクロックに同期したシフト
は正常に行われない。つまり、本来ならデータSnに切
り替わるべきデータが、フリップフロップF1と同じデ
ータSn+1になってしまう。これは、シフトレジスタ
動作としては1ステップ分余分にシフトしたことにな
る。
プフロップF2へのデータのクロックに同期したシフト
は正常に行われない。つまり、本来ならデータSnに切
り替わるべきデータが、フリップフロップF1と同じデ
ータSn+1になってしまう。これは、シフトレジスタ
動作としては1ステップ分余分にシフトしたことにな
る。
【0019】以上のような問題点を解決するために、例
えば、IBM(メーカ名)のLSSD(固有の名称)方
式では、図5に示すように、スキャンフリップフロップ
のクロックを多相化して、クロックのスキューによる誤
動作を防止している。図5においては、データDは、ク
ロックCと接続されたナンド回路NAND1に直接入力
され、クロックCと接続されたナンド回路NAND2に
インバータINV1を介して入力される。ナンド回路N
AND1の出力はナンド回路NAND5に入力され、ナ
ンド回路NAND2の出力はナンド回路NAND6に出
力される。一方、スキャンパスを構成するスキャンデー
タSは、クロックAが与えられるナンド回路NAND3
に直接入力され、クロックAを与えられるナンド回路N
AND4にインバータINV2を介して入力される。ナ
ンド回路NAND3の出力はナンド回路NAND5に入
力され、ナンド回路NAND4の出力はナンド回路NA
ND6に入力される。なお、ナンド回路NAND5の出
力はナンド回路NAND6に、ナンド回路NAND6の
出力はナンド回路NAND5へと、たすきがけ接続され
る。そして、ナンド回路NAND5の出力が出力L1と
して導出される。一方、ナンド回路NAND5の出力は
クロックBが入力されるナンド回路NAND7に与えら
れ、ナンド回路NAND6の出力はクロックBが入力さ
れるナンド回路NAND8に与えられる。ナンド回路N
AND7の出力はナンド回路NAND9へ、ナンド回路
NAND8の出力はナンド回路NAND10にそれぞれ
入力される。ナンド回路NAND9の出力はナンド回路
NAND10へ、ナンド回路NAND10の出力はナン
ド回路NAND9へと、たすきがけに接続される。そし
て、ナンド回路NAND9の出力が出力L2として導出
される。
えば、IBM(メーカ名)のLSSD(固有の名称)方
式では、図5に示すように、スキャンフリップフロップ
のクロックを多相化して、クロックのスキューによる誤
動作を防止している。図5においては、データDは、ク
ロックCと接続されたナンド回路NAND1に直接入力
され、クロックCと接続されたナンド回路NAND2に
インバータINV1を介して入力される。ナンド回路N
AND1の出力はナンド回路NAND5に入力され、ナ
ンド回路NAND2の出力はナンド回路NAND6に出
力される。一方、スキャンパスを構成するスキャンデー
タSは、クロックAが与えられるナンド回路NAND3
に直接入力され、クロックAを与えられるナンド回路N
AND4にインバータINV2を介して入力される。ナ
ンド回路NAND3の出力はナンド回路NAND5に入
力され、ナンド回路NAND4の出力はナンド回路NA
ND6に入力される。なお、ナンド回路NAND5の出
力はナンド回路NAND6に、ナンド回路NAND6の
出力はナンド回路NAND5へと、たすきがけ接続され
る。そして、ナンド回路NAND5の出力が出力L1と
して導出される。一方、ナンド回路NAND5の出力は
クロックBが入力されるナンド回路NAND7に与えら
れ、ナンド回路NAND6の出力はクロックBが入力さ
れるナンド回路NAND8に与えられる。ナンド回路N
AND7の出力はナンド回路NAND9へ、ナンド回路
NAND8の出力はナンド回路NAND10にそれぞれ
入力される。ナンド回路NAND9の出力はナンド回路
NAND10へ、ナンド回路NAND10の出力はナン
ド回路NAND9へと、たすきがけに接続される。そし
て、ナンド回路NAND9の出力が出力L2として導出
される。
【0020】以上のような構成において、通常動作時に
は、クロックA、クロックB、スキャンデータSなどを
含む系は動作させず、インバータINV1、ナンド回路
NAND1、NAND2、NAND5、NAND6から
構成される通常のフリップフロップとして、クロック入
力端子Cに同期してデータ入力端子Dのデータを出力L
1として出力する。
は、クロックA、クロックB、スキャンデータSなどを
含む系は動作させず、インバータINV1、ナンド回路
NAND1、NAND2、NAND5、NAND6から
構成される通常のフリップフロップとして、クロック入
力端子Cに同期してデータ入力端子Dのデータを出力L
1として出力する。
【0021】これに対して、テスト時に、これらをシフ
トレジスタとして動作させる場合は、クロック入力端子
Cを非動作状態とし、インバータINV2、ナンド回路
NAND3、NAND4、NAND5、NAND6から
構成されるフリップフロップとして、クロックAに同期
してスキャンデータSのデータを保持する。次に、この
保持データを、ナンド回路NAND7、NAND8、N
AND9、NAND10から構成されるフリップフロッ
プにクロックBに同期して取り込み、出力L2に出力さ
せる。つまり、クロックAとクロックBを交互に印加
し、スキャンデータSをクロックAに同期して取り込
み、クロックBに同期して出力するようにシフトするこ
とにより、次の段の同様の構成のフリップフロップがデ
ータを取り込むまでは出力L2のデータ出力が変化しな
いようにしている。その結果、クロックにスキューが発
生してもシフトレジスタとしての動作を正常に保つこと
ができる。
トレジスタとして動作させる場合は、クロック入力端子
Cを非動作状態とし、インバータINV2、ナンド回路
NAND3、NAND4、NAND5、NAND6から
構成されるフリップフロップとして、クロックAに同期
してスキャンデータSのデータを保持する。次に、この
保持データを、ナンド回路NAND7、NAND8、N
AND9、NAND10から構成されるフリップフロッ
プにクロックBに同期して取り込み、出力L2に出力さ
せる。つまり、クロックAとクロックBを交互に印加
し、スキャンデータSをクロックAに同期して取り込
み、クロックBに同期して出力するようにシフトするこ
とにより、次の段の同様の構成のフリップフロップがデ
ータを取り込むまでは出力L2のデータ出力が変化しな
いようにしている。その結果、クロックにスキューが発
生してもシフトレジスタとしての動作を正常に保つこと
ができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック信号回
路は、以上のように、クロックスキューによる誤動作を
防ぐために、クロックを多相化した回路構成のフリップ
フロップを用いていた。このため、通常のフリップフロ
ップに比べて回路面積が増大し、また多相化した分だけ
クロックの本数が増えるのが避けられない。このため、
クロックの配線領域も増加するという問題がある。フリ
ップフロップの回路面積が増大すれば、当然回路を集積
化するチップの面積も増大する。
路は、以上のように、クロックスキューによる誤動作を
防ぐために、クロックを多相化した回路構成のフリップ
フロップを用いていた。このため、通常のフリップフロ
ップに比べて回路面積が増大し、また多相化した分だけ
クロックの本数が増えるのが避けられない。このため、
クロックの配線領域も増加するという問題がある。フリ
ップフロップの回路面積が増大すれば、当然回路を集積
化するチップの面積も増大する。
【0023】また、バウンダリスキャン方式の場合は、
チップの各入出力端子にバウンダリスキャンセルを備え
る必要がある。このため、大規模化、多ピン化する傾向
の中で、I/Oバッファを含むチップの周辺回路部分の
面積が増加するという問題もある。
チップの各入出力端子にバウンダリスキャンセルを備え
る必要がある。このため、大規模化、多ピン化する傾向
の中で、I/Oバッファを含むチップの周辺回路部分の
面積が増加するという問題もある。
【0024】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、LSIチップの回路面積の増大を抑制し、併
せてスキャン動作時のクロックスキューによる誤動作を
防止することを可能としたクロック信号回路を提供する
ことにある。
の目的は、LSIチップの回路面積の増大を抑制し、併
せてスキャン動作時のクロックスキューによる誤動作を
防止することを可能としたクロック信号回路を提供する
ことにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のスキャン回路
は、それぞれがクロック同期型のフリップフロップを有
するスキャンセルの複数を備え、それらのフリップフロ
ップは制御信号に基づいて直列に接続されてシリアルシ
フトレジスタとして動作するものとして構成され、これ
らのシフトレジスタの列に沿ってクロック線を配設し、
クロックを前記シフトレジスタにおけるデータ伝搬方向
と反対方向に伝搬させるように、このクロック線のうち
の、前記シリアルシフトレジスタとしてのデータ出力側
における一端をクロック入力端としたものとして構成さ
れる。
は、それぞれがクロック同期型のフリップフロップを有
するスキャンセルの複数を備え、それらのフリップフロ
ップは制御信号に基づいて直列に接続されてシリアルシ
フトレジスタとして動作するものとして構成され、これ
らのシフトレジスタの列に沿ってクロック線を配設し、
クロックを前記シフトレジスタにおけるデータ伝搬方向
と反対方向に伝搬させるように、このクロック線のうち
の、前記シリアルシフトレジスタとしてのデータ出力側
における一端をクロック入力端としたものとして構成さ
れる。
【0026】
【作用】フリップフロップに対して与える単相クロック
を、スキャンセルのデータの流れと逆の方向に流すこと
により、データの流れの上流側に向かってクロックの遅
延を大きくして行き、各スキャンセルのフリップフロッ
プにより構成されるシフトレジスタ動作を確実にしてい
る。
を、スキャンセルのデータの流れと逆の方向に流すこと
により、データの流れの上流側に向かってクロックの遅
延を大きくして行き、各スキャンセルのフリップフロッ
プにより構成されるシフトレジスタ動作を確実にしてい
る。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0028】図1は本発明の一実施例に係るクロック信
号回路の概略構成図である。図1に示すように、バウン
ダリスキャン方式を採用したLSIチップ101には、
このチップの本来の機能を回路化した内部回路104に
加えて、内部回路104と図示しない外部回路との接続
を行う各入出力端子にスキャンセル102が挿入されて
いる。各スキャンセル102は、スキャンデータ線10
5を介して、スキャンインSIからスキャンアウトSO
までシリアルに接続され、スキャンパスを形成してい
る。クロックCLKからのクロックは、クロック線10
6を介して、各スキャンセル102に供給され、シフト
レジスタ動作や外部入力データ及び内部出力データを取
り込む動作のために用いられる。スキャンデータはスキ
ャンインSIから与えられ、クロックCLKからのクロ
ックに同期して、スキャンデータ線105を介して、ス
キャンセル102を順に伝搬して行き、スキャンアウト
SOから出力される。また、クロックはクロックCLK
から与えられ、クロック線106を通じてスキャンイン
SIまで伝搬して行き、伝搬の途中で各スキャンセル1
02に順次に供給される。
号回路の概略構成図である。図1に示すように、バウン
ダリスキャン方式を採用したLSIチップ101には、
このチップの本来の機能を回路化した内部回路104に
加えて、内部回路104と図示しない外部回路との接続
を行う各入出力端子にスキャンセル102が挿入されて
いる。各スキャンセル102は、スキャンデータ線10
5を介して、スキャンインSIからスキャンアウトSO
までシリアルに接続され、スキャンパスを形成してい
る。クロックCLKからのクロックは、クロック線10
6を介して、各スキャンセル102に供給され、シフト
レジスタ動作や外部入力データ及び内部出力データを取
り込む動作のために用いられる。スキャンデータはスキ
ャンインSIから与えられ、クロックCLKからのクロ
ックに同期して、スキャンデータ線105を介して、ス
キャンセル102を順に伝搬して行き、スキャンアウト
SOから出力される。また、クロックはクロックCLK
から与えられ、クロック線106を通じてスキャンイン
SIまで伝搬して行き、伝搬の途中で各スキャンセル1
02に順次に供給される。
【0029】以上のような構成において、内部回路10
4にスキャンインSIから任意のデータを与えたり、ス
キャンアウトSOを通じて内部回路104の動作状態を
取り出したりする等のテストを行うことができる。
4にスキャンインSIから任意のデータを与えたり、ス
キャンアウトSOを通じて内部回路104の動作状態を
取り出したりする等のテストを行うことができる。
【0030】さて、図2は、図1の点線で囲まれた領域
103を詳細に示したブロック図である。図2に示すよ
うに、LSIチップ101の外部に接続される外部入力
Ein1は、スキャンセル102(A)を介して、内部
回路104に接続された内部回路出力Iout1に接続
される。同様に、LSIチップ101の外部に接続され
る外部入力Ein2は、スキャンセル102(B)を介
して、内部回路104に接続された内部回路出力Iou
t2に接続される。フリップフロップ203、204は
汎用型のものであり、それぞれのクロック入力端子Cに
は、クロックCLKから、クロック線106を通じて、
クロックが接続される。外部入力Ein1、Ein2
は、それぞれ、スキャンセル102(A)、102
(B)のセレクタ回路207、208の一方の入力端に
入力される。セレクタ回路207、208の他方の入力
端には、それぞれフリップフロップ203、204のデ
ータ出力端子Qからのデータが入力されている。セレク
タ回路207、208は、制御信号CS1に基づいて入
力データを選択し、それぞれ内部回路出力Iout1、
Iout2に送出する。フリップフロップ203のデー
タ出力端子Qは、スキャンアウトSO側につながるスキ
ャンデータ線105(C)に接続され、その出力はスキ
ャンデータとして送出される。一方、フリップフロップ
204のデータ出力端子Qは、スキャンセル102
(a)のセレクタ回路205の入力端子につながるスキ
ャンデータ線105(b)に接続され、スキャンデータ
を送出する。スキャンデータフリップフロップ203、
204のデータ入力端子Dには、それぞれ、セレクタ回
路205、206の出力が入力される。セレクタ回路2
05、206は1つの入力端にそれぞれセレクタ回路2
07、208の出力が接続され、他の入力端にはスキャ
ンデータ線105(b)、105(a)からのスキャン
データが入力される。セレクタ回路205、206は、
制御信号CS2に基づいて2つの入力の一方を選択し、
フリップフロップ203、204のデータ入力端子Dに
与える。
103を詳細に示したブロック図である。図2に示すよ
うに、LSIチップ101の外部に接続される外部入力
Ein1は、スキャンセル102(A)を介して、内部
回路104に接続された内部回路出力Iout1に接続
される。同様に、LSIチップ101の外部に接続され
る外部入力Ein2は、スキャンセル102(B)を介
して、内部回路104に接続された内部回路出力Iou
t2に接続される。フリップフロップ203、204は
汎用型のものであり、それぞれのクロック入力端子Cに
は、クロックCLKから、クロック線106を通じて、
クロックが接続される。外部入力Ein1、Ein2
は、それぞれ、スキャンセル102(A)、102
(B)のセレクタ回路207、208の一方の入力端に
入力される。セレクタ回路207、208の他方の入力
端には、それぞれフリップフロップ203、204のデ
ータ出力端子Qからのデータが入力されている。セレク
タ回路207、208は、制御信号CS1に基づいて入
力データを選択し、それぞれ内部回路出力Iout1、
Iout2に送出する。フリップフロップ203のデー
タ出力端子Qは、スキャンアウトSO側につながるスキ
ャンデータ線105(C)に接続され、その出力はスキ
ャンデータとして送出される。一方、フリップフロップ
204のデータ出力端子Qは、スキャンセル102
(a)のセレクタ回路205の入力端子につながるスキ
ャンデータ線105(b)に接続され、スキャンデータ
を送出する。スキャンデータフリップフロップ203、
204のデータ入力端子Dには、それぞれ、セレクタ回
路205、206の出力が入力される。セレクタ回路2
05、206は1つの入力端にそれぞれセレクタ回路2
07、208の出力が接続され、他の入力端にはスキャ
ンデータ線105(b)、105(a)からのスキャン
データが入力される。セレクタ回路205、206は、
制御信号CS2に基づいて2つの入力の一方を選択し、
フリップフロップ203、204のデータ入力端子Dに
与える。
【0031】以上述べたような構成において、次にその
動作を説明する。
動作を説明する。
【0032】内部回路104を通常動作させる場合は、
制御信号CS1によりセレクタ回路207、208で外
部入力Ein1、Ein2を選択すると共に、制御信号
CS2によりセレクタ回路205、206でセレクタ回
路207、208側を選択する。その結果、外部回路よ
り外部入力Ein1、Ein2に与えられたデータは、
そのまま、内部回路出力Iout1、Iout2に伝達
され、内部回路104に取り込まれる。この時、フリッ
プフロップ203、204は、クロック線106を通じ
てクロック入力端子Cに供給されるクロックにより動作
する。FF203、204のデータ出力端子Qからのデ
ータはスキャンデータ線105(c)、105(b)に
送出される。セレクタ回路205、206がスキャンデ
ータ線105(c)、105(b)を選択していないの
で、スキャンパスは形成されず、スキャンデータの伝搬
は行われない。この場合、フリップフロップ203、2
04は、クロック線106からのクロックにより、外部
入力Ein1、Ein2からの最新のデータを常に更新
するという動作を行うことになる。
制御信号CS1によりセレクタ回路207、208で外
部入力Ein1、Ein2を選択すると共に、制御信号
CS2によりセレクタ回路205、206でセレクタ回
路207、208側を選択する。その結果、外部回路よ
り外部入力Ein1、Ein2に与えられたデータは、
そのまま、内部回路出力Iout1、Iout2に伝達
され、内部回路104に取り込まれる。この時、フリッ
プフロップ203、204は、クロック線106を通じ
てクロック入力端子Cに供給されるクロックにより動作
する。FF203、204のデータ出力端子Qからのデ
ータはスキャンデータ線105(c)、105(b)に
送出される。セレクタ回路205、206がスキャンデ
ータ線105(c)、105(b)を選択していないの
で、スキャンパスは形成されず、スキャンデータの伝搬
は行われない。この場合、フリップフロップ203、2
04は、クロック線106からのクロックにより、外部
入力Ein1、Ein2からの最新のデータを常に更新
するという動作を行うことになる。
【0033】一方、テストモードの時は、制御信号CS
1によりセレクタ回路207、208でフリップフロッ
プ203、204を選択すると共に、制御信号CS2に
よりセレクタ回路205、206でスキャンデータ線1
05(b)、105(a)を選択する。その結果、フリ
ップフロップ204のデータ入力端子Dはスキャンイン
SI側のスキャンデータ線105(a)に接続され、デ
ータ出力端子Qは、スキャンデータ線105(b)から
セレクタ回路205を介して、フリップフロップ203
のデータ入力端子Dに接続される。また、フリップフロ
ップのデータ出力端子Qは、そのままスキャンアウトS
O側のスキャンデータ線105(c)に接続される。こ
のようにして、全スキャンセル102の各フリップフロ
ップを、スキャンデータ線105を通じて、スキャンイ
ンSIからスキャンアウトSOまでつなぐスキャンパス
が形成される。その結果、スキャンセル102の各フリ
ップフロップは、クロックCLKからクロック線106
に供給されるクロックに同期して、スキャンデータを、
スキャンデータ線105を介して、スキャンインSIか
らスキャンアウトSOに向かって伝搬する。
1によりセレクタ回路207、208でフリップフロッ
プ203、204を選択すると共に、制御信号CS2に
よりセレクタ回路205、206でスキャンデータ線1
05(b)、105(a)を選択する。その結果、フリ
ップフロップ204のデータ入力端子Dはスキャンイン
SI側のスキャンデータ線105(a)に接続され、デ
ータ出力端子Qは、スキャンデータ線105(b)から
セレクタ回路205を介して、フリップフロップ203
のデータ入力端子Dに接続される。また、フリップフロ
ップのデータ出力端子Qは、そのままスキャンアウトS
O側のスキャンデータ線105(c)に接続される。こ
のようにして、全スキャンセル102の各フリップフロ
ップを、スキャンデータ線105を通じて、スキャンイ
ンSIからスキャンアウトSOまでつなぐスキャンパス
が形成される。その結果、スキャンセル102の各フリ
ップフロップは、クロックCLKからクロック線106
に供給されるクロックに同期して、スキャンデータを、
スキャンデータ線105を介して、スキャンインSIか
らスキャンアウトSOに向かって伝搬する。
【0034】なお、この動作中、フリップフロップ20
3、204のデータ出力端子Qの送出データは、スキャ
ンデータ線105に送出されると共に、セレクタ回路2
07、208及び内部回路出力Iout1、Iout2
を通じて、内部回路104にも入力されることになる。
3、204のデータ出力端子Qの送出データは、スキャ
ンデータ線105に送出されると共に、セレクタ回路2
07、208及び内部回路出力Iout1、Iout2
を通じて、内部回路104にも入力されることになる。
【0035】一方、スキャンセル102中のフリップフ
ロップにはクロックCLKからクロック線106を通じ
てクロックが供給されるが、クロックはスキャンアウト
SO側からスキャンインSI側に向かって伝搬する。ク
ロックはクロック線106を通じて伝搬する内に、当然
遅延時間を生じる。
ロップにはクロックCLKからクロック線106を通じ
てクロックが供給されるが、クロックはスキャンアウト
SO側からスキャンインSI側に向かって伝搬する。ク
ロックはクロック線106を通じて伝搬する内に、当然
遅延時間を生じる。
【0036】つまり、フリップフロップ203と204
を例にとるならば、フリップフロップ203のクロック
入力端子Cに与えられるクロックに対して、フリップフ
ロップ204のクロック入力端子Cに与えられるクロッ
クは時間遅れを生じている。つまり、フリップフロップ
204のデータ出力端子Qのデータが確定した時点で
は、フリップフロップ203はそれより早いクロックに
より、その前のデータを確定した後である。
を例にとるならば、フリップフロップ203のクロック
入力端子Cに与えられるクロックに対して、フリップフ
ロップ204のクロック入力端子Cに与えられるクロッ
クは時間遅れを生じている。つまり、フリップフロップ
204のデータ出力端子Qのデータが確定した時点で
は、フリップフロップ203はそれより早いクロックに
より、その前のデータを確定した後である。
【0037】したがって、フリップフロップ204のデ
ータ出力端子Qからのデータが、スキャンデータ線10
5(b)及びセレクタ回路205を通じて、フリップフ
ロップ203のデータ入力端子Dに伝搬し、フリップフ
ロップ203のデータ入力端子Dへの入力データが確定
するまでの間は、フリップフロップ203にはクロック
の入力はない。つまり、フリップフロップ203に次の
クロックがくるまでは、クロックの一周期に近い十分な
時間があることになる。
ータ出力端子Qからのデータが、スキャンデータ線10
5(b)及びセレクタ回路205を通じて、フリップフ
ロップ203のデータ入力端子Dに伝搬し、フリップフ
ロップ203のデータ入力端子Dへの入力データが確定
するまでの間は、フリップフロップ203にはクロック
の入力はない。つまり、フリップフロップ203に次の
クロックがくるまでは、クロックの一周期に近い十分な
時間があることになる。
【0038】次の、クロックがクロック線106を伝搬
してくると、これはフリップフロップ204よりもフリ
ップフロップ203に早く伝わるので、この時点でフリ
ップフロップ203はデータ入力端子Dのデータを取り
込み、データ出力端子Qに出力する。このデータはスキ
ャンデータ線105を通じて次の段に伝搬される。
してくると、これはフリップフロップ204よりもフリ
ップフロップ203に早く伝わるので、この時点でフリ
ップフロップ203はデータ入力端子Dのデータを取り
込み、データ出力端子Qに出力する。このデータはスキ
ャンデータ線105を通じて次の段に伝搬される。
【0039】このクロックはフリップフロップ203よ
りも遅れてフリップフロップ204に伝搬する。このた
め、フリップフロップ204が次のクロックにより次の
データを取り込み、データ出力端子Qに出力する時点で
は、フリップフロップ203はその前のデータを確定し
た後である。このため、このクロックによるこの時点の
動作がフリップフロップ203の動作に直接影響するこ
とはない。
りも遅れてフリップフロップ204に伝搬する。このた
め、フリップフロップ204が次のクロックにより次の
データを取り込み、データ出力端子Qに出力する時点で
は、フリップフロップ203はその前のデータを確定し
た後である。このため、このクロックによるこの時点の
動作がフリップフロップ203の動作に直接影響するこ
とはない。
【0040】つまり、スキャンデータ線105上のスキ
ャンデータの流れの方向と、クロック線106上のクロ
ックの流れの方向を逆にすることにより、データを渡す
方のクロックをデータを受ける方のクロックよりも遅ら
せている。これにより、スキャンパスのシフトレジスタ
動作を、クロック毎にフリップフロップの1段づつデー
タ伝搬するという、初期の目的通りにすることができ
る。
ャンデータの流れの方向と、クロック線106上のクロ
ックの流れの方向を逆にすることにより、データを渡す
方のクロックをデータを受ける方のクロックよりも遅ら
せている。これにより、スキャンパスのシフトレジスタ
動作を、クロック毎にフリップフロップの1段づつデー
タ伝搬するという、初期の目的通りにすることができ
る。
【0041】図3は本発明の応用例を示す概略構成図で
ある。図3に示すように、LSIチップ101には、R
OM301、RAM302、マクロセル303が配置さ
れる。スキャンイン/アウト端子Si/oに接続される
スキャンパス304は、これらの機能領域をシリアルに
結んでいる。このような構成の場合も、スキャンイン/
アウト端子Si/oから入出力するスキャンデータの送
り方向と逆の方向にクロックを伝搬することにより、確
実にスキャンパス上のスキャンデータを転送することが
できる。
ある。図3に示すように、LSIチップ101には、R
OM301、RAM302、マクロセル303が配置さ
れる。スキャンイン/アウト端子Si/oに接続される
スキャンパス304は、これらの機能領域をシリアルに
結んでいる。このような構成の場合も、スキャンイン/
アウト端子Si/oから入出力するスキャンデータの送
り方向と逆の方向にクロックを伝搬することにより、確
実にスキャンパス上のスキャンデータを転送することが
できる。
【0042】以上のように、スキャンデータの流れとク
ロックの流れを逆方向にすることにより、スキャン回路
のシフトレジスタ動作時のクロックスキューによる誤動
作を防止するために、クロックを多相化する等の対策が
不要となり、回路面積の小さな普通のフリップフロップ
を用いて十分にシフトレジスタ動作させることが可能に
なる。このため、クロック配線領域も含めてスキャン回
路の面積を極小にすることができる。
ロックの流れを逆方向にすることにより、スキャン回路
のシフトレジスタ動作時のクロックスキューによる誤動
作を防止するために、クロックを多相化する等の対策が
不要となり、回路面積の小さな普通のフリップフロップ
を用いて十分にシフトレジスタ動作させることが可能に
なる。このため、クロック配線領域も含めてスキャン回
路の面積を極小にすることができる。
【0043】なお、上記実施例では、クロックの流れの
上流側と下流側での遅れ時間を、クロック線106の自
然遅延時間により得るような構成を例示したが、遅延時
間を稼ぐために、バッファ等の回路素子を介在させるよ
うにしてもよく、同様の効果を得ることができる。
上流側と下流側での遅れ時間を、クロック線106の自
然遅延時間により得るような構成を例示したが、遅延時
間を稼ぐために、バッファ等の回路素子を介在させるよ
うにしてもよく、同様の効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のクロック信
号回路によれば、単相のクロックでシフトレジスタ動作
するフリップフロップにデータを流すに当たり、データ
の流れと逆の方向にクロックを流すようにして、シフト
レジスタ動作を確実にすることができ、クロックスキュ
ーによる誤動作を簡単な構成で確実に防止でき、配線や
素子の追加が不要となり、チップ面積を増やすことなく
経済的に所期の目的を達成できる。
号回路によれば、単相のクロックでシフトレジスタ動作
するフリップフロップにデータを流すに当たり、データ
の流れと逆の方向にクロックを流すようにして、シフト
レジスタ動作を確実にすることができ、クロックスキュ
ーによる誤動作を簡単な構成で確実に防止でき、配線や
素子の追加が不要となり、チップ面積を増やすことなく
経済的に所期の目的を達成できる。
【図1】本発明の一実施例に係るクロック信号回路装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】図1の構成の要部の詳細を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の応用例を示す概略構成図である。
【図4】従来のクロック信号回路装置の一例の説明図で
ある。
ある。
【図5】従来のクロック信号回路装置の他の例に用いら
れる多相クロック構成のフリップフロップのブロック図
である。
れる多相クロック構成のフリップフロップのブロック図
である。
【図6】一般的なシフトレジスタのブロック図である。
【図7】図6の構成においてクロックスキューが発生し
た場合の動作を説明するタイミングチャートである。
た場合の動作を説明するタイミングチャートである。
【図8】図6の構成においてクロックスキューがない場
合の動作を説明するタイミングチャートである。
合の動作を説明するタイミングチャートである。
101 LSIチップ 102 スキャンセル 104 内部回路 105 スキャンデータ線 106 クロック線 203、204、205、206 フリップフロップ 207、208、209、210 セレクタ回路 301 ROM 302 RAM 303 マクロセル 401 チップ 402 ボード F1,F2 フリップフロップ
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれがクロック同期型のフリップフロ
ップを有するスキャンセルの複数を備え、それらのフリ
ップフロップは制御信号に基づいて直列に接続されてシ
リアルシフトレジスタとして動作するものとして構成さ
れ、これらのシフトレジスタの列に沿ってクロック線を
配設し、クロックを前記シフトレジスタにおけるデータ
伝搬方向と反対方向に伝搬させるように、このクロック
線のうちの、前記シリアルシフトレジスタとしてのデー
タ出力側における一端をクロック入力端とした、スキャ
ン回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072436A JPH06289099A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | スキャン回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072436A JPH06289099A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | スキャン回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06289099A true JPH06289099A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13489256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5072436A Pending JPH06289099A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | スキャン回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06289099A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998049572A1 (fr) * | 1997-04-25 | 1998-11-05 | Hitachi, Ltd. | Dispositif a circuit logique et procede d'essai de celui-ci |
| US6343365B1 (en) | 1998-02-17 | 2002-01-29 | Nec Corporation | Large-scale integrated circuit and method for testing a board of same |
| EP1179740A3 (en) * | 2000-08-07 | 2004-01-07 | Agere Systems Guardian Corporation | Boundary scan chain routing |
| WO2006132329A1 (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-14 | International Business Machines Corporation | マイクロコンピュータ及びそのテスト方法 |
| WO2009147721A1 (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | 株式会社アドバンテスト | 試験用ウエハユニット、および、試験システム |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5072436A patent/JPH06289099A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998049572A1 (fr) * | 1997-04-25 | 1998-11-05 | Hitachi, Ltd. | Dispositif a circuit logique et procede d'essai de celui-ci |
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| US7793183B2 (en) | 2005-06-10 | 2010-09-07 | International Business Machines Corporation | Microcomputer and method of testing the same |
| WO2009147721A1 (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | 株式会社アドバンテスト | 試験用ウエハユニット、および、試験システム |
| TWI392885B (zh) * | 2008-06-02 | 2013-04-11 | 愛德萬測試股份有限公司 | 測試用晶圓單元以及測試系統 |
| US8610449B2 (en) | 2008-06-02 | 2013-12-17 | Advantest Corporation | Wafer unit for testing and test system |
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