JPH0628973B2 - 自動車のル−フ構造 - Google Patents
自動車のル−フ構造Info
- Publication number
- JPH0628973B2 JPH0628973B2 JP60260833A JP26083385A JPH0628973B2 JP H0628973 B2 JPH0628973 B2 JP H0628973B2 JP 60260833 A JP60260833 A JP 60260833A JP 26083385 A JP26083385 A JP 26083385A JP H0628973 B2 JPH0628973 B2 JP H0628973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- vehicle
- seat back
- seat
- rear portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のルーフ構造に関し、更に詳細には車
体ルーフの取付け、取外しが可能なオープントップ形式
の自動車のルーフ構造に関する。
体ルーフの取付け、取外しが可能なオープントップ形式
の自動車のルーフ構造に関する。
(従来の技術) この種の自動車のルーフ構造としては、例えば英国公開
特許第2086316号に開示されているように車体両
側壁間に略逆U字形状の可倒ピラーが掛け渡され、この
可倒ピラー頂部とフロントガラス頂部との間に取り外し
可能にルーフパネルを掛け渡したものが公知である。こ
の構造において、可倒ピラーはその両脚端部を中心に、
起立位置から座席後方の車室内に収納される傾倒位置ま
での間を回動可能となっており、また、上記可倒ピラー
と車室後方部との間には一般に幌が張られている。可倒
ピラーを起立位置となるように立てると、可倒ピラーか
ら車室後方側は、幌により覆われ、この状態において可
倒ピラーとフロントガラスとの間にルーフパネルを掛け
渡して車体ルーフとすることができる。
特許第2086316号に開示されているように車体両
側壁間に略逆U字形状の可倒ピラーが掛け渡され、この
可倒ピラー頂部とフロントガラス頂部との間に取り外し
可能にルーフパネルを掛け渡したものが公知である。こ
の構造において、可倒ピラーはその両脚端部を中心に、
起立位置から座席後方の車室内に収納される傾倒位置ま
での間を回動可能となっており、また、上記可倒ピラー
と車室後方部との間には一般に幌が張られている。可倒
ピラーを起立位置となるように立てると、可倒ピラーか
ら車室後方側は、幌により覆われ、この状態において可
倒ピラーとフロントガラスとの間にルーフパネルを掛け
渡して車体ルーフとすることができる。
(発明が解決しようとする問題点) このような構造において、車体ルーフを取り外してオー
プンタイプとするためには、まずルーフパネルを取り外
して所定の収納場所へ格納し、その後可倒ピラーを傾倒
位置に倒さねばらなないというやっかいな2工程の手順
が必要であり、そのために取外し作業を迅速に行なうこ
とができなかった。このことは、車体ルーフの取付作業
についても同様である。
プンタイプとするためには、まずルーフパネルを取り外
して所定の収納場所へ格納し、その後可倒ピラーを傾倒
位置に倒さねばらなないというやっかいな2工程の手順
が必要であり、そのために取外し作業を迅速に行なうこ
とができなかった。このことは、車体ルーフの取付作業
についても同様である。
また、従来のルーフ構造では、上述のように可倒ピラー
から後方の車室を幌で覆うようにしているので、外観が
あまりよくなく、また高速走行時等においてこの幌が風
に打たれて振動・騒音が生ずる等の問題があった。
から後方の車室を幌で覆うようにしているので、外観が
あまりよくなく、また高速走行時等においてこの幌が風
に打たれて振動・騒音が生ずる等の問題があった。
そこで本発明は、上記取付け、取外し作業の操作性を改
善することができるとともに、外観上の問題や高速走行
時の上記騒音等の問題も解消することのできる自動車フ
ルーフ構造を提供することを目的とするものである。
善することができるとともに、外観上の問題や高速走行
時の上記騒音等の問題も解消することのできる自動車フ
ルーフ構造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため本発明は、自動車のフロント
ウインド上部のフロントヘッダから後方に延びて車室を
覆うルーフを有する自動車のルーフ構造において、上記
ルーフはハード部材で形成されると共に車室前部を覆う
ルーフフロント部と車室後部を覆うルーフリヤ部とに分
割され、このルーフフロント部及びルーフリヤ部には車
幅方向の両側端部にそれぞれベルトラインより下方に延
長された車体側取付部が設けられ、上記ルーフフロント
部及びルーフリヤ部が、車室を覆う閉位置と少なくとも
それらの一部が重ね合わされてリヤシートの後部の格納
部に収納される開位置との間を移動可能となるように、
上記ルーフフロント部及びルーフリヤ部の上記車体側取
付部が車体に枢着され、上記リヤシートは、このリヤシ
ートのシートバックを前傾状態に駆動するシートバック
駆動手段と、上記ルーフの開閉動作の開始指示を検出し
てルーフの開閉動作に先立って上記シートバック駆動手
段によりシートバックを前傾状態に駆動する制御手段と
を有することを特徴としている。
ウインド上部のフロントヘッダから後方に延びて車室を
覆うルーフを有する自動車のルーフ構造において、上記
ルーフはハード部材で形成されると共に車室前部を覆う
ルーフフロント部と車室後部を覆うルーフリヤ部とに分
割され、このルーフフロント部及びルーフリヤ部には車
幅方向の両側端部にそれぞれベルトラインより下方に延
長された車体側取付部が設けられ、上記ルーフフロント
部及びルーフリヤ部が、車室を覆う閉位置と少なくとも
それらの一部が重ね合わされてリヤシートの後部の格納
部に収納される開位置との間を移動可能となるように、
上記ルーフフロント部及びルーフリヤ部の上記車体側取
付部が車体に枢着され、上記リヤシートは、このリヤシ
ートのシートバックを前傾状態に駆動するシートバック
駆動手段と、上記ルーフの開閉動作の開始指示を検出し
てルーフの開閉動作に先立って上記シートバック駆動手
段によりシートバックを前傾状態に駆動する制御手段と
を有することを特徴としている。
(発明の効果) このように構成した本発明においては、ハード部材で形
成されたルーフを構造するルーフフロント部とルーフリ
ヤ部が、それぞれ上記車体側取付部を介して車体に枢着
されているので、これらのルーフフロント部とルーフリ
ヤ部は、単に枢動させるだけで、ルーフ形成位置すなわ
ち閉位置と収納位置すなわち開位置のいずれかを取らせ
ることができる。従って、従来のように、収納するため
にルーフパネルを車体から完全に分離しなければならな
い場合と異なり、ルーフの設置あるいは収納作業を、簡
単な操作により短時間で行なうことができる。また、本
発明においては、上述のようにルーフ全体がハード部材
によって形成されているので、外観が望ましいものとな
り、また風を受けても振動騒音が生ずることがない。更
に、収納する際に、ルーフフロントとルーフリヤを少な
くとも一部重ね合せた状態で上記開位置に位置させるの
で、収納空間を比較的小さくすることができる。更に本
発明においては、上記リヤシートのシートバックをルー
フの開閉に先立って前傾させるようにしたので、ルーフ
フロントおよびルーフリヤを駆動させてのルーフ開閉運
動時に、該シートが干渉することがない。
成されたルーフを構造するルーフフロント部とルーフリ
ヤ部が、それぞれ上記車体側取付部を介して車体に枢着
されているので、これらのルーフフロント部とルーフリ
ヤ部は、単に枢動させるだけで、ルーフ形成位置すなわ
ち閉位置と収納位置すなわち開位置のいずれかを取らせ
ることができる。従って、従来のように、収納するため
にルーフパネルを車体から完全に分離しなければならな
い場合と異なり、ルーフの設置あるいは収納作業を、簡
単な操作により短時間で行なうことができる。また、本
発明においては、上述のようにルーフ全体がハード部材
によって形成されているので、外観が望ましいものとな
り、また風を受けても振動騒音が生ずることがない。更
に、収納する際に、ルーフフロントとルーフリヤを少な
くとも一部重ね合せた状態で上記開位置に位置させるの
で、収納空間を比較的小さくすることができる。更に本
発明においては、上記リヤシートのシートバックをルー
フの開閉に先立って前傾させるようにしたので、ルーフ
フロントおよびルーフリヤを駆動させてのルーフ開閉運
動時に、該シートが干渉することがない。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本発明の好ましい実施例に
よる自動車のルーフ構造について説明する。
よる自動車のルーフ構造について説明する。
第1図は、本発明の一実施例による自動車のルーフ構造
の側面図であり、この図において符号1は自動車の車体
を示し、符号2は、フロントウインド3上部のフロント
ヘッダ4からリヤボデイ5まで後方に延び、車室6を覆
うルーフである。このルーフ2は、鋼板等で構成された
ハード部材で形成されており、車室前部6aを覆うルー
フフロント部7と、車室後部6bを覆うルーフリヤ部8
とに車体前後方向に2つに分割されている。上記ルーフ
リヤ部8は、リヤウインド9を備えている。
の側面図であり、この図において符号1は自動車の車体
を示し、符号2は、フロントウインド3上部のフロント
ヘッダ4からリヤボデイ5まで後方に延び、車室6を覆
うルーフである。このルーフ2は、鋼板等で構成された
ハード部材で形成されており、車室前部6aを覆うルー
フフロント部7と、車室後部6bを覆うルーフリヤ部8
とに車体前後方向に2つに分割されている。上記ルーフ
リヤ部8は、リヤウインド9を備えている。
上記ルーフフロント部7には、全体としてほぼ逆U字形
状をした車体側取付部(以下取付部と略称する)10が
設けられており、この取付部10の両脚部11の下端部
11aは、車体1のベルトライン12より下方にまた前
方にわずかに斜めに延びている。上記両脚部11は、第
6図に示されているように、上記下端部11aにおい
て、リヤフェンダF内方のインナパネル13のサイドド
ア14の後縁14aの内方に位置する前縁13aに枢着
ピン15によって枢着されている。なお、この取付部1
0は、ルーフ2を横断して延びる部分を省略し、単に脚
部11のみで構成してもよい。
状をした車体側取付部(以下取付部と略称する)10が
設けられており、この取付部10の両脚部11の下端部
11aは、車体1のベルトライン12より下方にまた前
方にわずかに斜めに延びている。上記両脚部11は、第
6図に示されているように、上記下端部11aにおい
て、リヤフェンダF内方のインナパネル13のサイドド
ア14の後縁14aの内方に位置する前縁13aに枢着
ピン15によって枢着されている。なお、この取付部1
0は、ルーフ2を横断して延びる部分を省略し、単に脚
部11のみで構成してもよい。
一方、上記ルーフリヤ部8の両側部下端部には、上記ベ
ルトライン12より下方で前方に延びる車体側取付部
(以下単に取付部と称す)16が設けられている。この
取付部16は、その先端部16aにおいてインナパネル
13の枢着ピン17によって枢着されている。
ルトライン12より下方で前方に延びる車体側取付部
(以下単に取付部と称す)16が設けられている。この
取付部16は、その先端部16aにおいてインナパネル
13の枢着ピン17によって枢着されている。
ルーフ2を構成するルーフフロント部7とルーフリヤ部
8は、上記枢着ピン15と17を中心として回動し、第
1図に示す閉位置と第2図に示す開位置を取ることがで
きるようになっている。ルーフフロント部7とルーフリ
ヤ部8は、この開位置において、前後に重ね合された状
態で車室後部の収納部に収納されている。なお、上記ル
ーフフロント部7とルーフリヤ部8は、後に詳細に説明
するように上記閉位置から開位置の間を第3図に実線、
一点鎖線および二点鎖線で示されているようにして回動
する。
8は、上記枢着ピン15と17を中心として回動し、第
1図に示す閉位置と第2図に示す開位置を取ることがで
きるようになっている。ルーフフロント部7とルーフリ
ヤ部8は、この開位置において、前後に重ね合された状
態で車室後部の収納部に収納されている。なお、上記ル
ーフフロント部7とルーフリヤ部8は、後に詳細に説明
するように上記閉位置から開位置の間を第3図に実線、
一点鎖線および二点鎖線で示されているようにして回動
する。
上記ルーフフロント部7とルーフリヤ部8は、第5図に
示されている駆動機構20によって上記閉位置と開位置
の間を作動させられるようになっている。この駆動機構
20は、駆動ギャ21を備えており、この駆動ギャ21
は、ダブルウォーム機構22を介して電気モータ23に
より回転駆動されるようになっている。駆動ギャ21に
は、ルーフ2が第1図に示す閉位置にあるとき、該駆動
ギャ21から斜め前方上方に延びる駆動アーム24がそ
の下端において固定されている。取付部10の下端部1
1aに固定され上方に延びる連結アーム11bの枢着ピ
ン15より上方の位置にも枢着ピン11cが設けられて
いる。この枢着ピン11cには、第1リンク26がその
上端において枢着されており、この第1リンク26の下
端は駆動アーム24の上端に枢着ピン25で枢着されて
いる。一方、ルーフリヤ部8のための上記取付部16の
上記枢着ピン17よりも後方の位置に枢着ピン27が設
けられている。この枢着ピン27には、第2リンク28
がその上端において枢着されており、この第2リンク2
8は第1リンク26と同様その下端において駆動アーム
24の上端に枢着ピン25で枢着されている。
示されている駆動機構20によって上記閉位置と開位置
の間を作動させられるようになっている。この駆動機構
20は、駆動ギャ21を備えており、この駆動ギャ21
は、ダブルウォーム機構22を介して電気モータ23に
より回転駆動されるようになっている。駆動ギャ21に
は、ルーフ2が第1図に示す閉位置にあるとき、該駆動
ギャ21から斜め前方上方に延びる駆動アーム24がそ
の下端において固定されている。取付部10の下端部1
1aに固定され上方に延びる連結アーム11bの枢着ピ
ン15より上方の位置にも枢着ピン11cが設けられて
いる。この枢着ピン11cには、第1リンク26がその
上端において枢着されており、この第1リンク26の下
端は駆動アーム24の上端に枢着ピン25で枢着されて
いる。一方、ルーフリヤ部8のための上記取付部16の
上記枢着ピン17よりも後方の位置に枢着ピン27が設
けられている。この枢着ピン27には、第2リンク28
がその上端において枢着されており、この第2リンク2
8は第1リンク26と同様その下端において駆動アーム
24の上端に枢着ピン25で枢着されている。
第6図および第7図に示されているように、上記取付部
16、第1および第2リンク26、28駆動アーム24
等は、リヤフェンダFとインナパネル13の間に配置さ
れており、取付部10はインナパネル13の内側に配置
されており、また連結アーム11bはインナパネル13
を横切って延びている。なお、第6図および第7図にお
いて、符号Gはウインドガラスを示す。
16、第1および第2リンク26、28駆動アーム24
等は、リヤフェンダFとインナパネル13の間に配置さ
れており、取付部10はインナパネル13の内側に配置
されており、また連結アーム11bはインナパネル13
を横切って延びている。なお、第6図および第7図にお
いて、符号Gはウインドガラスを示す。
上記第1リンク26は、ルーフ2の閉位置においては、
第5図に詳細に示されているように、駆動アーム24に
対しほぼ一直線上に延び、そして脚部11に対してわず
かに角度をなして延びている。従って、モータ23が駆
動されて、駆動アーム24がルーフ2を開くように矢印
Aの方向に回動しても、この回動の初期には該駆動アー
ム24により第1リンク26を介しての脚部11の作動
は極めて小さくなる。従って、この回動の初期には、ル
ーフフロント部7の作動も小さいものとなる。一方、第
2リンク28は、このルーフ閉位置において、上記駆動
アーム24に対しほぼ直角方向に延びるように配置され
ており、従って上述のようにモータ23が駆動される
と、駆動アーム24の矢印A方向の回動の初期に取付部
16を枢軸ピン17のまわりに比較的大きく回動させ
る。従って、ルーフリヤ部8は、上記回動の初期に大き
く作動するようになる。このように、ルーフ2の開動作
の初期においては、ルーフリヤ部8が早く大きく作動し
始め、ルーフフロント部7がこれに続くように小さく作
動するので、ルーフの開動作をスムースに行なうことが
できる。
第5図に詳細に示されているように、駆動アーム24に
対しほぼ一直線上に延び、そして脚部11に対してわず
かに角度をなして延びている。従って、モータ23が駆
動されて、駆動アーム24がルーフ2を開くように矢印
Aの方向に回動しても、この回動の初期には該駆動アー
ム24により第1リンク26を介しての脚部11の作動
は極めて小さくなる。従って、この回動の初期には、ル
ーフフロント部7の作動も小さいものとなる。一方、第
2リンク28は、このルーフ閉位置において、上記駆動
アーム24に対しほぼ直角方向に延びるように配置され
ており、従って上述のようにモータ23が駆動される
と、駆動アーム24の矢印A方向の回動の初期に取付部
16を枢軸ピン17のまわりに比較的大きく回動させ
る。従って、ルーフリヤ部8は、上記回動の初期に大き
く作動するようになる。このように、ルーフ2の開動作
の初期においては、ルーフリヤ部8が早く大きく作動し
始め、ルーフフロント部7がこれに続くように小さく作
動するので、ルーフの開動作をスムースに行なうことが
できる。
一方、第8図に示したように、第2リンク28は、ルー
フ2の開位置においては、駆動アーム24に対しわずか
な角度をなして延びている。従って、モータ23が駆動
されて、駆動アーム24がルーフ2を閉るように矢印B
方向に回動しても、この回動の初期には、該駆動アーム
24による第2リンク28を介しての取付部16の作動
は小さくなる。従って、この回動の初期には、ルーフリ
ヤ部8の作動も小さいものとなる。一方、第1リンク2
6は、このルーフ開位置において、上記駆動アーム24
に対しほぼ直角方向に延びるように配置されており、従
って上述のようにモータ23が駆動されると、駆動アー
ム24の矢印B方向の回動の初期に大きく作動するよう
になる。従って、ルーフフロント部7は上記回動の初期
に大きく作動するようになる。このように、ルーフ2の
閉動作においては、ルーフフロント部7が早く大きく作
動し始め、ルーフリヤ部8がこれに続くように小さく作
動し始め、ルーフフロント部7が完全に閉位置に位置付
けられた後に、ルーフリヤ部8が閉位置に回動するの
で、ルーフの閉動作をスムースに行うことができる。
フ2の開位置においては、駆動アーム24に対しわずか
な角度をなして延びている。従って、モータ23が駆動
されて、駆動アーム24がルーフ2を閉るように矢印B
方向に回動しても、この回動の初期には、該駆動アーム
24による第2リンク28を介しての取付部16の作動
は小さくなる。従って、この回動の初期には、ルーフリ
ヤ部8の作動も小さいものとなる。一方、第1リンク2
6は、このルーフ開位置において、上記駆動アーム24
に対しほぼ直角方向に延びるように配置されており、従
って上述のようにモータ23が駆動されると、駆動アー
ム24の矢印B方向の回動の初期に大きく作動するよう
になる。従って、ルーフフロント部7は上記回動の初期
に大きく作動するようになる。このように、ルーフ2の
閉動作においては、ルーフフロント部7が早く大きく作
動し始め、ルーフリヤ部8がこれに続くように小さく作
動し始め、ルーフフロント部7が完全に閉位置に位置付
けられた後に、ルーフリヤ部8が閉位置に回動するの
で、ルーフの閉動作をスムースに行うことができる。
以上のルーフフロント部7とルーフリヤ部8の作動を第
3図および第4図に示す。これらの図において、ルーフ
フロント部7が開いて行く状態をF−閉、F−1、F−
2、F−3、F−開で示し、ルーフリヤ部8が開いて行
く状態をR−閉、R−1、R−2、R−3、R−開で示
した。
3図および第4図に示す。これらの図において、ルーフ
フロント部7が開いて行く状態をF−閉、F−1、F−
2、F−3、F−開で示し、ルーフリヤ部8が開いて行
く状態をR−閉、R−1、R−2、R−3、R−開で示
した。
単に以上説明した構造のみでは、ルーフ2のルーフフロ
ント部7およびルーフリヤ部8をリヤシート30の背部
の格納部に収納する際、あるいはこの格納部から引き出
す際に、リヤシート30のシートバック31が、ルーフ
フロント部7およびルーフリヤ部8の運動を干渉するお
それがある。そこで本発明においては、ルーフ2の開閉
運動に先立って、上記リヤシート30のシートバック3
1を前傾させるようにする前傾機構40が設けられてい
る。
ント部7およびルーフリヤ部8をリヤシート30の背部
の格納部に収納する際、あるいはこの格納部から引き出
す際に、リヤシート30のシートバック31が、ルーフ
フロント部7およびルーフリヤ部8の運動を干渉するお
それがある。そこで本発明においては、ルーフ2の開閉
運動に先立って、上記リヤシート30のシートバック3
1を前傾させるようにする前傾機構40が設けられてい
る。
上記前傾機構40は、リヤシート30のシートバック3
1を前傾方向に付勢するコイルスプリング41を備えて
いる。シートバック31の背面にはまた、上記コイルス
プリング41の力に抗してシートバック31を第9図に
示した起立位置に保持しておく保持機構42が設けられ
ている。この保持機構42は、ロックレバー43と、係
合孔44を有する係合部材45とを備えている。上記ロ
ックレバー43は、リヤシート30のシートバック31
の背面上部に設けられたブラケット46に枢着ピン47
によって枢着され、上下方向に揺動できるようになって
おり、その車体前後方向の後端には下向きのフック48
が形成されている。上記係合部材45は、第9図に示さ
れているようにリヤボデイ5に吊り下げられた状態で固
定されている。上記ロックレバー43のフック48が、
係合部材45の係合孔44で形成された引掛部49に引掛
かることによって、シートバック31はコイルスプリン
グ41の力に抗して第9図に示された起立位置に保持さ
れる。上記ロックレバー43は、スプリング50によっ
てフック48が上記引掛部49に係合する方向に付勢さ
れており、このスプリング50によるロックレバー43
の回動は、ストッパ51によって規制されている。
1を前傾方向に付勢するコイルスプリング41を備えて
いる。シートバック31の背面にはまた、上記コイルス
プリング41の力に抗してシートバック31を第9図に
示した起立位置に保持しておく保持機構42が設けられ
ている。この保持機構42は、ロックレバー43と、係
合孔44を有する係合部材45とを備えている。上記ロ
ックレバー43は、リヤシート30のシートバック31
の背面上部に設けられたブラケット46に枢着ピン47
によって枢着され、上下方向に揺動できるようになって
おり、その車体前後方向の後端には下向きのフック48
が形成されている。上記係合部材45は、第9図に示さ
れているようにリヤボデイ5に吊り下げられた状態で固
定されている。上記ロックレバー43のフック48が、
係合部材45の係合孔44で形成された引掛部49に引掛
かることによって、シートバック31はコイルスプリン
グ41の力に抗して第9図に示された起立位置に保持さ
れる。上記ロックレバー43は、スプリング50によっ
てフック48が上記引掛部49に係合する方向に付勢さ
れており、このスプリング50によるロックレバー43
の回動は、ストッパ51によって規制されている。
上記ロックレバー43によるシートバック31のロック
を解除するため、係合部材45の下部には電磁式のロッ
クレリーズ装置52が設けられている。このロックレリ
ーズ装置52は、給電されると、第10図に示されてい
るようにアーマチャ53が上方に伸張してロックレバー
43を反時計方向に回転させ、これによってフック48
を引掛部49から外すようになっている。このフック4
8が完全に外れると、スプリング41の作用により、第
3図に二点鎖線で、また第11図に示されているよう
に、シートバック31が自動的に前傾するようになって
いる。
を解除するため、係合部材45の下部には電磁式のロッ
クレリーズ装置52が設けられている。このロックレリ
ーズ装置52は、給電されると、第10図に示されてい
るようにアーマチャ53が上方に伸張してロックレバー
43を反時計方向に回転させ、これによってフック48
を引掛部49から外すようになっている。このフック4
8が完全に外れると、スプリング41の作用により、第
3図に二点鎖線で、また第11図に示されているよう
に、シートバック31が自動的に前傾するようになって
いる。
上記モータ23およびロックレリーズ装置52は、制御
回路54に接続されており、この制御回路54には手動
のスイッチ55に接続されている。このスイッチ55は
ルーフ2を開方向に作動させるためのボタンと閉方向に
作動させるためのボタンを有している。上記制御回路5
4は、スイッチ55のいずれかのボタンが操作される
と、まずロックレリーズ装置52を作動してフック48
を引掛部49から外し、これによってルーフ2の作動に
先立ってシートバック31を前傾させ、ルーフ2の作動
時にシートバック31がその運動を妨げないようにして
いる。
回路54に接続されており、この制御回路54には手動
のスイッチ55に接続されている。このスイッチ55は
ルーフ2を開方向に作動させるためのボタンと閉方向に
作動させるためのボタンを有している。上記制御回路5
4は、スイッチ55のいずれかのボタンが操作される
と、まずロックレリーズ装置52を作動してフック48
を引掛部49から外し、これによってルーフ2の作動に
先立ってシートバック31を前傾させ、ルーフ2の作動
時にシートバック31がその運動を妨げないようにして
いる。
なお、フック48の車体前後方向の後面にはカム面56
が形成されており、このカム面56によってシートバッ
ク31が起立位置に戻されたときに、フック48が引掛
部49を自動的に乗り越えて、該引掛部49に自動的に
係合するようになっている。
が形成されており、このカム面56によってシートバッ
ク31が起立位置に戻されたときに、フック48が引掛
部49を自動的に乗り越えて、該引掛部49に自動的に
係合するようになっている。
第1図は、本発明の一実施例による自動車のルーフ構造
を閉じた状態で示す側面図、 第2図は、上記ルーフ構造を開いた状態で示す側面図、 第3図は、ルーフの閉位置と開位置の間の動作を示す側
面図、 第4図は、各リンクの動作状態を示す説明図、 第5図は、上記ルーフ構造の主要部をルーフが開いた状
態で示す側面図、 第6図は、一部を第5図のB−B断面で示したC方向矢
視図、 第7図は、第5図の線A−Aに沿う断面図、 第8図は、上記ルーフ構造の主要部をルーフが開いた状
態で示した図、 第9図は、シートバックの前傾装置の概略側面図、 第10図および第11図は、上記前傾装置の作動状態を
説明する説明図である。 2……ルーフ、3……フロントウインド、 4……フロントヘッダ、5……リヤボディ、 6……車室、6a……車室前部、 6b……車室後部、7……ルーフフロント部、 8……ルーフリヤ部、 10、16……車体側取付部、 F……リヤフェンダ、12……ベルトライン、 15、17……枢着ピン、31……シートバック、 40……前傾装置。
を閉じた状態で示す側面図、 第2図は、上記ルーフ構造を開いた状態で示す側面図、 第3図は、ルーフの閉位置と開位置の間の動作を示す側
面図、 第4図は、各リンクの動作状態を示す説明図、 第5図は、上記ルーフ構造の主要部をルーフが開いた状
態で示す側面図、 第6図は、一部を第5図のB−B断面で示したC方向矢
視図、 第7図は、第5図の線A−Aに沿う断面図、 第8図は、上記ルーフ構造の主要部をルーフが開いた状
態で示した図、 第9図は、シートバックの前傾装置の概略側面図、 第10図および第11図は、上記前傾装置の作動状態を
説明する説明図である。 2……ルーフ、3……フロントウインド、 4……フロントヘッダ、5……リヤボディ、 6……車室、6a……車室前部、 6b……車室後部、7……ルーフフロント部、 8……ルーフリヤ部、 10、16……車体側取付部、 F……リヤフェンダ、12……ベルトライン、 15、17……枢着ピン、31……シートバック、 40……前傾装置。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のフロントウインド上部のフロント
ヘッダから後方に延びて車室を覆うルーフを有する自動
車のルーフ構造において、 上記ルーフはハード部材で形成されると共に車室前部を
覆うルーフフロント部と車室後部を覆うルーフリヤ部と
に分割され、このルーフフロント部及びルーフリヤ部に
は車幅方向の両側端部にそれぞれベルトラインより下方
に延長された車体側取付部が設けられ、上記ルーフフロ
ント部及びルーフリヤ部が、車室を覆う閉位置と少なく
ともそれらの一部が重ね合わされてリヤシートの後部の
格納部に収納される開位置との間を移動可能となるよう
に、上記ルーフフロント部及びルーフリヤ部の上記車体
側取付部が車体に枢着され、上記リヤシートは、このリ
ヤシートのシートバックを前傾状態に駆動するシートバ
ック駆動手段と、上記ルーフの開閉動作の開始指示を検
出してルーフの開閉動作に先立って上記シートバック駆
動手段によりシートバックを前傾状態に駆動する制御手
段とを有することを特徴とする自動車のルーフ構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60260833A JPH0628973B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 自動車のル−フ構造 |
| DE19863639377 DE3639377A1 (de) | 1985-11-20 | 1986-11-18 | Fahrzeugkarosserie mit zusammenklappbarem verdeck |
| US06/932,949 US4796943A (en) | 1985-11-20 | 1986-11-20 | Convertible vehicle body structure having a rear seat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60260833A JPH0628973B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 自動車のル−フ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62120219A JPS62120219A (ja) | 1987-06-01 |
| JPH0628973B2 true JPH0628973B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=17353389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60260833A Expired - Lifetime JPH0628973B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 自動車のル−フ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628973B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3885607B2 (ja) * | 2002-02-25 | 2007-02-21 | マツダ株式会社 | 車両のルーフ構造 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP60260833A patent/JPH0628973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62120219A (ja) | 1987-06-01 |
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