JPH0629038Y2 - 保鮮設備 - Google Patents
保鮮設備Info
- Publication number
- JPH0629038Y2 JPH0629038Y2 JP9395688U JP9395688U JPH0629038Y2 JP H0629038 Y2 JPH0629038 Y2 JP H0629038Y2 JP 9395688 U JP9395688 U JP 9395688U JP 9395688 U JP9395688 U JP 9395688U JP H0629038 Y2 JPH0629038 Y2 JP H0629038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- plants
- hangar
- ethylene oxide
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は果物、野菜及び花弁などの植物類を長期間保存
するための保鮮設備に関し、一般の保鮮庫、貨物自動
車、飛行機などの保鮮コンテナ、保鮮船などに有利に適
用される保鮮設備に関する。
するための保鮮設備に関し、一般の保鮮庫、貨物自動
車、飛行機などの保鮮コンテナ、保鮮船などに有利に適
用される保鮮設備に関する。
従来、果物、野菜及び花弁などの植物類(以下、単に植
物類という)の保鮮に際しては、低温かつ環境調整、例
えば低o2化、co2添加及び加湿などにより、植物類の
呼吸作用の抑制を計つている。さらに最近では植物類の
呼吸作用によつて排出されるエチレンが成熟ホルモンで
あるため、開花や老化を促進することが判り、保鮮のた
めに低温や環境調整の他に、保鮮空間から脱エチレンす
る方法が通用されており、この脱エチレンの手法として
は、脱エチレン吸着剤を使用する方法、脱エチレン
包装材を使用する方法及び真空適用による除去方法な
どが提案されている。これらの手法は保鮮効果としては
極めて有効であると云われているが、それぞれの手法に
は次のような欠点がある。
物類という)の保鮮に際しては、低温かつ環境調整、例
えば低o2化、co2添加及び加湿などにより、植物類の
呼吸作用の抑制を計つている。さらに最近では植物類の
呼吸作用によつて排出されるエチレンが成熟ホルモンで
あるため、開花や老化を促進することが判り、保鮮のた
めに低温や環境調整の他に、保鮮空間から脱エチレンす
る方法が通用されており、この脱エチレンの手法として
は、脱エチレン吸着剤を使用する方法、脱エチレン
包装材を使用する方法及び真空適用による除去方法な
どが提案されている。これらの手法は保鮮効果としては
極めて有効であると云われているが、それぞれの手法に
は次のような欠点がある。
脱エチレン吸着剤を使用する方法 脱エチレン吸着剤を設置した周辺には効果があるが、全
空間への効果が少ない。
空間への効果が少ない。
脱エチレン包装材を使用する方法 保鮮を必要とする植物類を脱エチレン包装材で包むた
め、その取扱いの繁雑さの他に、その植物類に必要なo
2やco2などの環境を遮蔽する。
め、その取扱いの繁雑さの他に、その植物類に必要なo
2やco2などの環境を遮蔽する。
真空適用による除去方法 保鮮する植物類を格納すべき空間の仕切り構造を真空に
耐える程度まで高強度にする必要がある。これは固定の
保鮮設備の場合にはそれ程問題はないが、自動車や飛行
機のコンテナの場合などには重量が増加し経済的ではな
くなる。さらに、必要な水分、o2、co2も排出される
ことになり、これらの環境コントロールの併用が必要と
なるばかりでなく、動力費も嵩むので汎用的でない。
耐える程度まで高強度にする必要がある。これは固定の
保鮮設備の場合にはそれ程問題はないが、自動車や飛行
機のコンテナの場合などには重量が増加し経済的ではな
くなる。さらに、必要な水分、o2、co2も排出される
ことになり、これらの環境コントロールの併用が必要と
なるばかりでなく、動力費も嵩むので汎用的でない。
さらに、上記手法はカビなどの殺菌作用はなく一元的で
あるという問題点もある。
あるという問題点もある。
本考案は上記技術水準に鑑み、保鮮のために必要な環境
から遮断されることもなく、殺菌作用を併せもつ保鮮設
備を提供しようとするものである。
から遮断されることもなく、殺菌作用を併せもつ保鮮設
備を提供しようとするものである。
本考案は、保鮮を必要とする植物類を外気と隔離する格
納庫と、該格納庫内保鮮環境気体が連通循環する通路よ
りなり、該通路の保鮮環境気体流れの上流側より順次に
エチレン供給手段、エチレンオキサイド及び/又はエチ
レングリコール除去手段及び紫外線発生器を設けてなる
ことを特徴とする保鮮設備である。
納庫と、該格納庫内保鮮環境気体が連通循環する通路よ
りなり、該通路の保鮮環境気体流れの上流側より順次に
エチレン供給手段、エチレンオキサイド及び/又はエチ
レングリコール除去手段及び紫外線発生器を設けてなる
ことを特徴とする保鮮設備である。
本考案において設置される紫外線発生器としては、水銀
灯、重水素ランプなどが使用され、エチレン供給手段と
してはエチレンボンベなどが使用され、エチレンオキサ
イド及び/又はエチレングリコール除去手段としては、
酸化鉄、多孔性材料に担持した酸化鉄充填容器、一般の
吸着剤充填容器などが使用される。
灯、重水素ランプなどが使用され、エチレン供給手段と
してはエチレンボンベなどが使用され、エチレンオキサ
イド及び/又はエチレングリコール除去手段としては、
酸化鉄、多孔性材料に担持した酸化鉄充填容器、一般の
吸着剤充填容器などが使用される。
紫外線発生器によつて発生する紫外線による循環保鮮環
境気体の殺菌を行うと共に、紫外線(180nmの波長の
ものが好ましい)によつて生成する発生期のオゾンによ
つて格納庫内の植物類の殺菌を行う。また植物類から発
生する成長ホルモンであるエチレンを紫外線によつて励
起させて発生期のオゾンと反応させ、エチレンオキサイ
ドとして固定する。
境気体の殺菌を行うと共に、紫外線(180nmの波長の
ものが好ましい)によつて生成する発生期のオゾンによ
つて格納庫内の植物類の殺菌を行う。また植物類から発
生する成長ホルモンであるエチレンを紫外線によつて励
起させて発生期のオゾンと反応させ、エチレンオキサイ
ドとして固定する。
過剰のオゾンは植物類に対して脱色、脱芳香作用を有す
るばかりでなく、人体にも有害であるので除去しなけれ
ばならぬが、この過剰のオゾンはエチレン供給手段より
供給されるエチレンと反応させられ、エチレンオキサイ
ドとして固定する。このエチレンオキサイドは保鮮環境
気体中の水分と反応し、一部又は全部がエチレングリコ
ールになるが、エチレンオキサイド及び/又はエチレン
グリコールは、例えば酸化鉄、多孔性材料に担持した酸
化鉄などを充填した容器よりなるエチレンオキサイド及
び/又はエチレングリコール除去手段によつて除去され
る。
るばかりでなく、人体にも有害であるので除去しなけれ
ばならぬが、この過剰のオゾンはエチレン供給手段より
供給されるエチレンと反応させられ、エチレンオキサイ
ドとして固定する。このエチレンオキサイドは保鮮環境
気体中の水分と反応し、一部又は全部がエチレングリコ
ールになるが、エチレンオキサイド及び/又はエチレン
グリコールは、例えば酸化鉄、多孔性材料に担持した酸
化鉄などを充填した容器よりなるエチレンオキサイド及
び/又はエチレングリコール除去手段によつて除去され
る。
格納庫内の植物類を成熟させようとする時には、紫外線
発生器を停め、エチレン供給手段よりエチレンを供給す
ることによつて容易にその目的が達成できる。
発生器を停め、エチレン供給手段よりエチレンを供給す
ることによつて容易にその目的が達成できる。
〔実施例1〕 以下、本考案の一実施例を第1図によつて説明する。
第1図において、1は植物類(果物、野菜、花弁など)
を格納する格納庫本室、2は格納庫本室1内の保鮮環境
気体(例えば低o2化、co2富化及び加湿化している空
気)を循環する通路(副室)、3はエチレン供給手段よ
り供給されるエチレン供給配管、4はエチレンオキサイ
ド及び/又はエチレングリコール除去手段、5は紫外線
発生器、6はフアン、7は保鮮環境気体の通路2への入
口、8は同気体の通路2から本室1への出口である。
を格納する格納庫本室、2は格納庫本室1内の保鮮環境
気体(例えば低o2化、co2富化及び加湿化している空
気)を循環する通路(副室)、3はエチレン供給手段よ
り供給されるエチレン供給配管、4はエチレンオキサイ
ド及び/又はエチレングリコール除去手段、5は紫外線
発生器、6はフアン、7は保鮮環境気体の通路2への入
口、8は同気体の通路2から本室1への出口である。
格納庫本室1内の保鮮環境気体は入口7より通路2内へ
フアン6の作用で循環して流れ、通路2内に設けられた
紫外線発生器4からの紫外線及び発生期のオゾンより殺
菌され、オゾンは保鮮環境気体の流れと共に格納庫本室
1内にも供給され、格納されている植物類も殺菌され
る。
フアン6の作用で循環して流れ、通路2内に設けられた
紫外線発生器4からの紫外線及び発生期のオゾンより殺
菌され、オゾンは保鮮環境気体の流れと共に格納庫本室
1内にも供給され、格納されている植物類も殺菌され
る。
植物類からエチレンが発生している場合は、エチレンは
発生期のオゾンと結合し、エチレンオキサイドとなり固
定化され無害化される。
発生期のオゾンと結合し、エチレンオキサイドとなり固
定化され無害化される。
格納庫本室1内のオゾン濃度が大になると前述したよう
な悪影響があるので、循環する保鮮環境気体中のオゾン
濃度が高くなつた時には、エチレン供給配管3よりエチ
レンを供給し、オゾンと反応させてエチレンオキサイド
(一部又は全部は保鮮環境気体中の水分によりエチレン
グリコールとなつている)として固定し、これをエチレ
ンオキサイド及び/又はエチレングリコール除去手段4
で除去するようにする。
な悪影響があるので、循環する保鮮環境気体中のオゾン
濃度が高くなつた時には、エチレン供給配管3よりエチ
レンを供給し、オゾンと反応させてエチレンオキサイド
(一部又は全部は保鮮環境気体中の水分によりエチレン
グリコールとなつている)として固定し、これをエチレ
ンオキサイド及び/又はエチレングリコール除去手段4
で除去するようにする。
〔実施例2〕 本考案の他の実施例を第2図によつて説明する。
第2図において、符号1〜8は第1図で説明した通りで
あるので説明を省略する。この実施例において、先の実
施例と異なる点はエチレンオキサイド及び/又はエチレ
ングリコール除去手段4の下流側にも入口7′を設け、
こゝに保鮮環境気体閉鎖可能な機構(扉)9を設けた点
である。
あるので説明を省略する。この実施例において、先の実
施例と異なる点はエチレンオキサイド及び/又はエチレ
ングリコール除去手段4の下流側にも入口7′を設け、
こゝに保鮮環境気体閉鎖可能な機構(扉)9を設けた点
である。
このような構成にして、植物類から発生するエチレンの
みを紫外線発生機5の作用でエチレンオキサイドに固定
する際において、保鮮環境気体中のオゾン濃度を特に低
める必要がない場合には、扉9を開いておけば保鮮環境
気体は入口7′を通り通路2内に流入する(入口7の下
流にはエチレンオキサイド及び/又はエチレングリコー
ル除去手段4があるので、入口7には通気抵抗があり、
大部分の保鮮環境気体は入口7′を通つて通路2に入る
のである)。
みを紫外線発生機5の作用でエチレンオキサイドに固定
する際において、保鮮環境気体中のオゾン濃度を特に低
める必要がない場合には、扉9を開いておけば保鮮環境
気体は入口7′を通り通路2内に流入する(入口7の下
流にはエチレンオキサイド及び/又はエチレングリコー
ル除去手段4があるので、入口7には通気抵抗があり、
大部分の保鮮環境気体は入口7′を通つて通路2に入る
のである)。
そして格納庫本室1内の保鮮環境気体中のオゾン濃度が
高まり、前述のような弊害をもたらすようになつたら、
扉9を閉鎖すれば、先の実施例と同じ経路の保鮮環境気
体の流れとなり、オゾンが除去される。
高まり、前述のような弊害をもたらすようになつたら、
扉9を閉鎖すれば、先の実施例と同じ経路の保鮮環境気
体の流れとなり、オゾンが除去される。
以上の実施例では通路2を副室として設けているが、格
納庫本室1とは全く別個な循環通路としてもよいことは
当然である。
納庫本室1とは全く別個な循環通路としてもよいことは
当然である。
本考案によれば、格納庫内の植物類のカビの発生が抑制
できると共に、植物類から発生するエチレンが除去され
るので植物類の成長が抑制されるばかりでなく、高濃度
になつたオゾンの除去がなされるので、果物、野菜の老
化や花弁の開花現象を防止できると共に植物類の脱色、
脱芳香性も防止し、人体に対する有害性も排除できる。
できると共に、植物類から発生するエチレンが除去され
るので植物類の成長が抑制されるばかりでなく、高濃度
になつたオゾンの除去がなされるので、果物、野菜の老
化や花弁の開花現象を防止できると共に植物類の脱色、
脱芳香性も防止し、人体に対する有害性も排除できる。
第1図及び第2図は本考案の実施例の概略説明図であ
る。 1……格納庫本室、2……循環通路、3……エチレン供
給配管、4……エチレンオキサイド及び/又はエチレン
グリコール除去手段、5……紫外線発生機、6……フア
ン、7,7′……保鮮環境気体の循環通路2への入口、
8……同気体の循環通路2からの出口、9……扉
る。 1……格納庫本室、2……循環通路、3……エチレン供
給配管、4……エチレンオキサイド及び/又はエチレン
グリコール除去手段、5……紫外線発生機、6……フア
ン、7,7′……保鮮環境気体の循環通路2への入口、
8……同気体の循環通路2からの出口、9……扉
Claims (1)
- 【請求項1】保鮮を必要とする植物類を外気と隔離する
格納庫と、該格納庫内保鮮環境気体が連通循環する通路
よりなり、該通路の保鮮環境気体流れの上流側より順次
にエチレン供給手段、エチレンオキサイド及び/又はエ
チレングリコール除去手段及び紫外線発生器を設けてな
ることを特徴とする保鮮設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9395688U JPH0629038Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 保鮮設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9395688U JPH0629038Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 保鮮設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0214984U JPH0214984U (ja) | 1990-01-30 |
| JPH0629038Y2 true JPH0629038Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31318441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9395688U Expired - Lifetime JPH0629038Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 保鮮設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7002721B2 (ja) * | 2017-08-30 | 2022-02-04 | 株式会社ケーイーコーポレーション | 青果物の最適鮮度制御システム |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP9395688U patent/JPH0629038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0214984U (ja) | 1990-01-30 |
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