JPH0629100A - 加速器用真空容器 - Google Patents
加速器用真空容器Info
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- JPH0629100A JPH0629100A JP20435492A JP20435492A JPH0629100A JP H0629100 A JPH0629100 A JP H0629100A JP 20435492 A JP20435492 A JP 20435492A JP 20435492 A JP20435492 A JP 20435492A JP H0629100 A JPH0629100 A JP H0629100A
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- thin
- vacuum container
- axial direction
- vacuum
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 渦電流損を小さくでき、容器の内外圧の差に
よる変形を防ぎ、かつ製作性の良好な構造を得る。 【構成】 軸方向に分割した薄肉パイプを真空側に円弧
が膨らんだ構造で組立てるとともに、補強リブ10同士
を接合して溶接部7で溶接した。 【効果】 薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大
きくなり渦電流損を小さくできるとともに、真空側が円
弧状に膨らんだ構造をしているため、外圧に対して剛性
を持った構造となり、内外圧力の差による変形を防止す
る。更に、軸方向の溶接部は補強リブとなるため、軸方
向の剛性も高くなり、芯振れが抑制され、また溶接箇所
は軸方向のみのため、長尺のダクトが製作できる。
よる変形を防ぎ、かつ製作性の良好な構造を得る。 【構成】 軸方向に分割した薄肉パイプを真空側に円弧
が膨らんだ構造で組立てるとともに、補強リブ10同士
を接合して溶接部7で溶接した。 【効果】 薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大
きくなり渦電流損を小さくできるとともに、真空側が円
弧状に膨らんだ構造をしているため、外圧に対して剛性
を持った構造となり、内外圧力の差による変形を防止す
る。更に、軸方向の溶接部は補強リブとなるため、軸方
向の剛性も高くなり、芯振れが抑制され、また溶接箇所
は軸方向のみのため、長尺のダクトが製作できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シンクロトロン加速
器など、高エネルギー粒子加速器のビームを通すための
加速器用真空容器に関するものである。
器など、高エネルギー粒子加速器のビームを通すための
加速器用真空容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特公平1−160000号
公報に示された従来の薄肉真空容器であり、図におい
て、楕円形断面で厚み0.3mmのステンレスで形成さ
れた真空容器11の外周に一定のピッチでロウ付けによ
り固着された補強リブ2が設けられている。また、ビー
ム軌道半径Rの曲率になるように真空容器11の内側か
ら一定のピッチで押し出し加工した突出部3が形成され
ている。図8は突出部3の加工方法を説明するためのも
ので、図において、真空容器11に内接する半楕円形状
のブロック4と、先端部に突出山形を有しブロック4側
の穴をスライドして反対側の管内面に押し当てるように
設けた加工治具5と、この加工治具5の後方から水や油
などの流体で圧力を加えるように設けた加圧ポート6等
により、突出部3が形成される。以上のように構成され
た真空容器11はシンクロトロン加速器(図示しない)
に用いるとき、内部は高真空に保持され、高エネルギー
加速粒子の周回軌道を形成する。ここで、シンクロトロ
ン加速を行なうとき、金属管壁の渦電流損が問題であ
り、このため、ステンレス等の抵抗率の高い金属薄肉管
を用いて、このロスの低減化を図っている。
公報に示された従来の薄肉真空容器であり、図におい
て、楕円形断面で厚み0.3mmのステンレスで形成さ
れた真空容器11の外周に一定のピッチでロウ付けによ
り固着された補強リブ2が設けられている。また、ビー
ム軌道半径Rの曲率になるように真空容器11の内側か
ら一定のピッチで押し出し加工した突出部3が形成され
ている。図8は突出部3の加工方法を説明するためのも
ので、図において、真空容器11に内接する半楕円形状
のブロック4と、先端部に突出山形を有しブロック4側
の穴をスライドして反対側の管内面に押し当てるように
設けた加工治具5と、この加工治具5の後方から水や油
などの流体で圧力を加えるように設けた加圧ポート6等
により、突出部3が形成される。以上のように構成され
た真空容器11はシンクロトロン加速器(図示しない)
に用いるとき、内部は高真空に保持され、高エネルギー
加速粒子の周回軌道を形成する。ここで、シンクロトロ
ン加速を行なうとき、金属管壁の渦電流損が問題であ
り、このため、ステンレス等の抵抗率の高い金属薄肉管
を用いて、このロスの低減化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の加速器用真空容
器は以上のように構成されているので、長尺の管を成形
するのが難しく、また、突出部の加工率をあまり大きく
できないため、曲率の小さいシンクロトロンには適用で
きないなどの課題があった。
器は以上のように構成されているので、長尺の管を成形
するのが難しく、また、突出部の加工率をあまり大きく
できないため、曲率の小さいシンクロトロンには適用で
きないなどの課題があった。
【0004】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、渦電流損を小さくできるととも
に、真空と大気の内外圧の差による変形もなく、かつ芯
振れが抑えられる加速器用真空容器を得ることを目的と
する。
めになされたもので、渦電流損を小さくできるととも
に、真空と大気の内外圧の差による変形もなく、かつ芯
振れが抑えられる加速器用真空容器を得ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係わる加速器用真空容器は、軸方向に分割した円弧状の
管を、薄肉真空容器の真空側に円弧が膨らんだ構造とし
て組み立てたものである。
係わる加速器用真空容器は、軸方向に分割した円弧状の
管を、薄肉真空容器の真空側に円弧が膨らんだ構造とし
て組み立てたものである。
【0006】この発明の第2の発明に係わる加速器用真
空容器は、薄肉真空容器を軸方向水平に分割して組合わ
せたものと、軸方向垂直に分割して組合わせたものを、
互い違いに接続させた構造としたものである。
空容器は、薄肉真空容器を軸方向水平に分割して組合わ
せたものと、軸方向垂直に分割して組合わせたものを、
互い違いに接続させた構造としたものである。
【0007】この発明の第3の発明に係わる加速器用真
空容器は、薄肉真空容器の周方向に補強リブを設けると
ともに、軸方向に芯振れ防止用の補強材を通して補強し
た構造としたものである。
空容器は、薄肉真空容器の周方向に補強リブを設けると
ともに、軸方向に芯振れ防止用の補強材を通して補強し
た構造としたものである。
【0008】この発明の第4の発明に係わる加速器用真
空容器は、薄肉真空容器の周方向に補強リブを設けると
ともに、管の軸方向に凹凸による芯振れ防止用のひだを
設けた構造としたものである。
空容器は、薄肉真空容器の周方向に補強リブを設けると
ともに、管の軸方向に凹凸による芯振れ防止用のひだを
設けた構造としたものである。
【0009】この発明の第5の発明に係わる加速器用真
空容器は、薄肉真空容器の周方向にひだ状の補強リブを
付けたテーパ状短管を複数個接続した構造としたもので
ある。
空容器は、薄肉真空容器の周方向にひだ状の補強リブを
付けたテーパ状短管を複数個接続した構造としたもので
ある。
【0010】
【作用】この発明の第1の発明においては、薄肉真空容
器を用いているため、渦電流損を小さくできるととも
に、真空側に円弧が膨らんだ構造をしているため、内外
圧力の差による変形を防止し、更に、軸方向に分割した
容器を接合しているため、製作性が良く、長尺のダクト
が製作できる。また接合部分は補強リブとなり、芯振れ
も抑制される。
器を用いているため、渦電流損を小さくできるととも
に、真空側に円弧が膨らんだ構造をしているため、内外
圧力の差による変形を防止し、更に、軸方向に分割した
容器を接合しているため、製作性が良く、長尺のダクト
が製作できる。また接合部分は補強リブとなり、芯振れ
も抑制される。
【0011】この発明の第2の発明においては、薄肉真
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、真空容器を軸方向水平に分割して組合わせたもの
と軸方向垂直に組合わせたものを互い違いに接続させて
いるため、製作性が良い。また、軸方向の接合部分は補
強リブとなり、内外圧の差による変形を防ぎ、かつ芯振
れも抑制させる。
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、真空容器を軸方向水平に分割して組合わせたもの
と軸方向垂直に組合わせたものを互い違いに接続させて
いるため、製作性が良い。また、軸方向の接合部分は補
強リブとなり、内外圧の差による変形を防ぎ、かつ芯振
れも抑制させる。
【0012】この発明の第3の発明においては、薄肉真
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向に補強リブを付けているため、内外圧力の
差による変形を防いでおり、更に、軸方向を通る芯振れ
防止補強材を設けているため、芯振れも抑制される。
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向に補強リブを付けているため、内外圧力の
差による変形を防いでおり、更に、軸方向を通る芯振れ
防止補強材を設けているため、芯振れも抑制される。
【0013】この発明の第4の発明においては、薄肉真
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向に補強リブを付けているため内外圧力の差
による変形を防いでおり、更に、軸方向にひだを設けて
いるため、芯振れも抑制される。なおこの軸方向ひだは
加圧成形により形成されるため、製作性も良く、加え
て、パイプの外向きの圧縮力により、パイプとリブのギ
ャップを小さく維持できるので、ロウ付性がよい。
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向に補強リブを付けているため内外圧力の差
による変形を防いでおり、更に、軸方向にひだを設けて
いるため、芯振れも抑制される。なおこの軸方向ひだは
加圧成形により形成されるため、製作性も良く、加え
て、パイプの外向きの圧縮力により、パイプとリブのギ
ャップを小さく維持できるので、ロウ付性がよい。
【0014】この発明の第5の発明においては、薄肉真
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向にひだ状の補強リブを付けているため、内
外圧力の差による変形を防いでおり、更に、テーパ状短
管を接続する構造のため、ロウ付けのための継手を設け
る必要がなく製作性もよい。
空容器を用いているため、渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向にひだ状の補強リブを付けているため、内
外圧力の差による変形を防いでおり、更に、テーパ状短
管を接続する構造のため、ロウ付けのための継手を設け
る必要がなく製作性もよい。
【0015】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す斜視図であ
り、図において、1は真空容器、10は軸方向補強リ
ブ、7は溶接部である。即ち、この真空容器1は、軸方
向に4つに分割した薄肉パイプを、真空側が円弧に膨ら
んだ構造で組み、リブ10で軸方向に各々溶接してい
る。以上の構造では、薄肉真空容器を用いているため、
抵抗値が大きくなり、渦電流損を小さくできるととも
に、真空側が円弧状に膨らんだ構造をしているため、外
圧に対して剛性を持った構造となり、内外圧力の差によ
る変形を防ぐことができる。更に、軸方向の溶接部は補
強リブとなるため、軸方向の剛性も高くなり、芯振れが
抑制され、また溶接箇所は軸方向のみのため、長尺のダ
クトが製作できる。
り、図において、1は真空容器、10は軸方向補強リ
ブ、7は溶接部である。即ち、この真空容器1は、軸方
向に4つに分割した薄肉パイプを、真空側が円弧に膨ら
んだ構造で組み、リブ10で軸方向に各々溶接してい
る。以上の構造では、薄肉真空容器を用いているため、
抵抗値が大きくなり、渦電流損を小さくできるととも
に、真空側が円弧状に膨らんだ構造をしているため、外
圧に対して剛性を持った構造となり、内外圧力の差によ
る変形を防ぐことができる。更に、軸方向の溶接部は補
強リブとなるため、軸方向の剛性も高くなり、芯振れが
抑制され、また溶接箇所は軸方向のみのため、長尺のダ
クトが製作できる。
【0016】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
す分解斜視図aと組立て斜視図bであり、図において、
1は真空容器、1a,1bは単位真空槽、10は軸方向
補強リブ、7は溶接部である。即ちこの真空容器1は、
薄肉パイプを軸方向水平に分割して溶接した単位真空槽
1aと、薄肉パイプを軸方向垂直に分割して溶接した単
位真空槽1bを互い違いに接続したものである。以上の
構造では、薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大
きくなり、渦電流損を小さくできるとともに、軸方向水
平にリブの付いた短管と、軸方向垂直にリブの付いた短
管を互い違いに接続させているため、短管の長さを適当
に決めることで、リブの付いていない部分はそこを挟む
短管のリブにより剛性を高めることができ、内外圧力の
差に変形と芯振れを防ぐ。更に、水平リブ、垂直リブ付
の短管を互い違いに接続するため、リブ同士が干渉する
ことなく接合できることにより製作性も良好となる。
す分解斜視図aと組立て斜視図bであり、図において、
1は真空容器、1a,1bは単位真空槽、10は軸方向
補強リブ、7は溶接部である。即ちこの真空容器1は、
薄肉パイプを軸方向水平に分割して溶接した単位真空槽
1aと、薄肉パイプを軸方向垂直に分割して溶接した単
位真空槽1bを互い違いに接続したものである。以上の
構造では、薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大
きくなり、渦電流損を小さくできるとともに、軸方向水
平にリブの付いた短管と、軸方向垂直にリブの付いた短
管を互い違いに接続させているため、短管の長さを適当
に決めることで、リブの付いていない部分はそこを挟む
短管のリブにより剛性を高めることができ、内外圧力の
差に変形と芯振れを防ぐ。更に、水平リブ、垂直リブ付
の短管を互い違いに接続するため、リブ同士が干渉する
ことなく接合できることにより製作性も良好となる。
【0017】実施例3.図3はこの発明の実施例3を示
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、8は支柱であり、この真空容器1は、薄肉パイプ
に補強リブ2がロウ付けされ、支柱8は補強リブ2間を
通って固定された構造となっている。以上の構造では、
薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大きくなり渦
電流損を小さくできるとともに、周方向の補強リブによ
り、リブのある部分は剛性が高く、リブのない部分もリ
ブの間隔を適当な距離にすることにより剛性を上げるこ
とができるため、内外圧力の差による変形を防ぐことが
できる。更に、リブを貫通した支柱を設け、リブ同士の
振れを抑えているため、芯振れが抑制される。
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、8は支柱であり、この真空容器1は、薄肉パイプ
に補強リブ2がロウ付けされ、支柱8は補強リブ2間を
通って固定された構造となっている。以上の構造では、
薄肉真空容器を用いているため、抵抗値が大きくなり渦
電流損を小さくできるとともに、周方向の補強リブによ
り、リブのある部分は剛性が高く、リブのない部分もリ
ブの間隔を適当な距離にすることにより剛性を上げるこ
とができるため、内外圧力の差による変形を防ぐことが
できる。更に、リブを貫通した支柱を設け、リブ同士の
振れを抑えているため、芯振れが抑制される。
【0018】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、10は軸方向補強リブであり、この真空容器1は
薄肉パイプに補強リブ2がロウ付けされ、軸方向補強リ
ブ10が補強リブ2間にロウ付けされた構造となってい
る。以上の構造では、薄肉真空容器を用いているため、
抵抗値が大きくなり渦電流損を小さくできるとともに、
周方向の補強リブにより、リブのまある部分は剛性が高
く、リブのない部分もリブの間隔を適当な距離にするこ
とにより剛性を上げることができるため、内外圧力の差
による変形を防ぐことができる。更に、軸方向補強リブ
を設けているため、軸方向の剛性も高く、芯振れが抑制
される。なお軸方向の補強リブは薄板のため、軸方向補
強リブの面に垂直な方向であれば、曲げることが可能な
ため、円弧状のダクトにも適用可能である。
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、10は軸方向補強リブであり、この真空容器1は
薄肉パイプに補強リブ2がロウ付けされ、軸方向補強リ
ブ10が補強リブ2間にロウ付けされた構造となってい
る。以上の構造では、薄肉真空容器を用いているため、
抵抗値が大きくなり渦電流損を小さくできるとともに、
周方向の補強リブにより、リブのまある部分は剛性が高
く、リブのない部分もリブの間隔を適当な距離にするこ
とにより剛性を上げることができるため、内外圧力の差
による変形を防ぐことができる。更に、軸方向補強リブ
を設けているため、軸方向の剛性も高く、芯振れが抑制
される。なお軸方向の補強リブは薄板のため、軸方向補
強リブの面に垂直な方向であれば、曲げることが可能な
ため、円弧状のダクトにも適用可能である。
【0019】実施例5.図5はこの発明の実施例5を示
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、9は軸方向の補強用ひだであり、この真空容器1
は、薄肉パイプを加圧成形して軸方向補強用ひだ9を設
け、そこに補強リブ2を通し、ロウ付けされた構造とな
っている。以上の構造では、薄肉真空容器を用いている
ため、抵抗値が大きくなり渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向の補強リブにより、リブのある部分は剛性
が高く、リブのない部分もリブの間隔を適当な距離にす
ることにより剛性を上げることができるため、内外圧力
の差による変形を防ぐことができる。更に、軸方向にひ
だを設けているため、軸方向の剛性も高く芯振れも抑制
される。なお軸方向のひだは、薄肉パイプを加圧成形す
るため製作性が良好であり、また、ひだ構造がバネとな
りパイプが外向きに膨らもうとするため、リブとの間に
適当な圧縮力が働き、リブとパイプの間のギャップを小
さく維持することができロウ付性も良い。
す斜視図であり、図において、1は真空容器、2は補強
リブ、9は軸方向の補強用ひだであり、この真空容器1
は、薄肉パイプを加圧成形して軸方向補強用ひだ9を設
け、そこに補強リブ2を通し、ロウ付けされた構造とな
っている。以上の構造では、薄肉真空容器を用いている
ため、抵抗値が大きくなり渦電流損を小さくできるとと
もに、周方向の補強リブにより、リブのある部分は剛性
が高く、リブのない部分もリブの間隔を適当な距離にす
ることにより剛性を上げることができるため、内外圧力
の差による変形を防ぐことができる。更に、軸方向にひ
だを設けているため、軸方向の剛性も高く芯振れも抑制
される。なお軸方向のひだは、薄肉パイプを加圧成形す
るため製作性が良好であり、また、ひだ構造がバネとな
りパイプが外向きに膨らもうとするため、リブとの間に
適当な圧縮力が働き、リブとパイプの間のギャップを小
さく維持することができロウ付性も良い。
【0020】実施例6.図6はこの発明の実施例6を示
す断面図であり、図において、1は真空容器、1cは単
位真空槽、2は補強リブであり、この真空容器1は、テ
ーパ状の薄肉パイプを加圧成形して補強リブ2を設けた
単位真空槽1cを接続させた構造となっている。以上の
構造では、薄肉真空容器を用いているため抵抗値が大き
くなり渦電流損を小さくできるとともに、周方向に加圧
成形したひだ状の補強リブを付けているため、リブのあ
る部分は剛性が高く、リブのない部分もリブの間隔を適
当な距離にすることにより剛性を上げることができ、こ
のため、内外圧力の差による変形を防ぐことができる。
更に、テーパ状短管を接続する構造のため、ロウ付けの
ための継手を設ける必要がなく、製作性も良い。
す断面図であり、図において、1は真空容器、1cは単
位真空槽、2は補強リブであり、この真空容器1は、テ
ーパ状の薄肉パイプを加圧成形して補強リブ2を設けた
単位真空槽1cを接続させた構造となっている。以上の
構造では、薄肉真空容器を用いているため抵抗値が大き
くなり渦電流損を小さくできるとともに、周方向に加圧
成形したひだ状の補強リブを付けているため、リブのあ
る部分は剛性が高く、リブのない部分もリブの間隔を適
当な距離にすることにより剛性を上げることができ、こ
のため、内外圧力の差による変形を防ぐことができる。
更に、テーパ状短管を接続する構造のため、ロウ付けの
ための継手を設ける必要がなく、製作性も良い。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】第1の発明によれば、薄肉真空容器を用い
ているため渦電流損を小さくできるとともに、真空側が
円弧状に膨らんだ構造をしているため、内外圧力の差に
よる変形を防止し、更に、軸方向の溶接部は補強リブと
なるため、軸方向の剛性も高くなり芯振れが抑制され
る。また、溶接箇所は軸方向のみのため、長尺のダクト
が製作できる。
ているため渦電流損を小さくできるとともに、真空側が
円弧状に膨らんだ構造をしているため、内外圧力の差に
よる変形を防止し、更に、軸方向の溶接部は補強リブと
なるため、軸方向の剛性も高くなり芯振れが抑制され
る。また、溶接箇所は軸方向のみのため、長尺のダクト
が製作できる。
【0023】第2の発明によれば、薄肉真空容器を用い
ているため渦電流損を小さくできるとともに、軸方向水
平にリブの付いた短管と、軸方向垂直にリブの付いた短
管を互い違いに接続させているため、剛性を高めること
ができ、内外圧力の差による変形と芯振れを防ぎ、更
に、水平リブ、垂直リブ付の短管を互い違いに接続する
ため、リブ同士が干渉することなく接合できることによ
り製作性も良い。
ているため渦電流損を小さくできるとともに、軸方向水
平にリブの付いた短管と、軸方向垂直にリブの付いた短
管を互い違いに接続させているため、剛性を高めること
ができ、内外圧力の差による変形と芯振れを防ぎ、更
に、水平リブ、垂直リブ付の短管を互い違いに接続する
ため、リブ同士が干渉することなく接合できることによ
り製作性も良い。
【0024】第3の発明によれば、薄肉真空容器を用い
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向の
補強リブにより、剛性を高めることができるため、内外
圧力の差による変形を防止し、更に、軸方向に通る芯振
れ防止用補強材を施して、リブ同士の振れを抑えている
ため、芯振れが抑制される。
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向の
補強リブにより、剛性を高めることができるため、内外
圧力の差による変形を防止し、更に、軸方向に通る芯振
れ防止用補強材を施して、リブ同士の振れを抑えている
ため、芯振れが抑制される。
【0025】第4の発明によれば、薄肉真空容器を用い
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向の
補強リブにより、剛性を高めることができるため、内外
圧力の差による変形を防いでおり、更に、管の軸方向に
ひだを設けているため、軸方向の剛性も高く、芯振れも
抑制される。なおこの軸方向のひだは、薄肉パイプを加
圧成形にて簡単にできるので、製作性が良く、ひだ構造
による圧縮力により、リブとパイプの間のギャップを小
さく維持することができ、ロウ付性も良好である。
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向の
補強リブにより、剛性を高めることができるため、内外
圧力の差による変形を防いでおり、更に、管の軸方向に
ひだを設けているため、軸方向の剛性も高く、芯振れも
抑制される。なおこの軸方向のひだは、薄肉パイプを加
圧成形にて簡単にできるので、製作性が良く、ひだ構造
による圧縮力により、リブとパイプの間のギャップを小
さく維持することができ、ロウ付性も良好である。
【0026】第5の発明によれば、薄肉真空容器を用い
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向に
ひだ状の補強リブを付けているため、剛性を高めること
ができ、内外圧力の差による変形を防止する。更に、テ
ーパ状短管を接続する構造のためロウ付けのための継手
を設ける必要がなく、製作性もよい。
ているため渦電流損を小さくできるとともに、周方向に
ひだ状の補強リブを付けているため、剛性を高めること
ができ、内外圧力の差による変形を防止する。更に、テ
ーパ状短管を接続する構造のためロウ付けのための継手
を設ける必要がなく、製作性もよい。
【図1】この発明の実施例1による加速器用真空容器を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例2による加速器用真空容器を
示す分解斜視図aと組立て斜視図bである。
示す分解斜視図aと組立て斜視図bである。
【図3】この発明の実施例3による加速器用真空容器を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例4による加速器用真空容器を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】この発明の実施例5による加速器用真空容器を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】この発明の実施例6による加速器用真空容器を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】従来の加速器用真空容器を示す斜視図である。
【図8】従来の加速器用真空容器の加工方法を示す図で
ある。
ある。
1 真空容器 1a,1b,1c 単位真空槽 2 補強リブ 7 溶接部 8 支柱 9 軸方向補強用ひだ 10 軸方向補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 取越 正己 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三 菱電機株式会 社 神戸製作所内 (72)発明者 福本 信太郎 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三 菱電機株式会 社 神戸製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 薄肉のパイプ状真空容器において、少な
くとも3個の円弧状部材を、真空側にその円弧が膨らん
だ構造に組み合せ、その接合リブ部を互いに溶接したこ
とを特徴とする加速器用真空容器。 - 【請求項2】 薄肉のパイプ状真空容器において、軸方
向水平にリブの付いた短管と、軸方向垂直にリブの付い
た短管とを、軸方向に互い違いに接続したことを特徴と
する加速器用真空容器。 - 【請求項3】 薄肉のパイプ状真空容器において、各々
周方向に補強リブを有する薄肉短管を軸方向に接続する
とともに、上記各リブを軸方向に通る芯振れ防止用補強
材を施したことを特徴とする加速器用真空容器。 - 【請求項4】 薄肉のパイプ状真空容器において、軸方
向に凹凸状の補強ひだを設けた薄肉管の周囲に補強リブ
を通し溶接したことを特徴とする加速器用真空容器。 - 【請求項5】 薄肉のパイプ状真空容器において、周方
向にひだ状の補強リブを付けたテーパ状短管を複数接続
したことを特徴とする加速器用真空容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20435492A JPH0629100A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 加速器用真空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20435492A JPH0629100A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 加速器用真空容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629100A true JPH0629100A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16489123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20435492A Pending JPH0629100A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 加速器用真空容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629100A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014075294A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Toshiba Corp | 荷電粒子偏向装置、荷電粒子照射装置、荷電粒子加速器、及び、荷電粒子偏向装置の製造方法 |
| US8763833B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-07-01 | Canon Anelva Corporation | Vacuum vessel, vacuum processing apparatus comprising vacuum vessel, and vacuum vessel manufacturing method |
| CN117066822A (zh) * | 2023-08-10 | 2023-11-17 | 中国科学院近代物理研究所 | 加强筋结构的超薄壁真空腔室的制作方法 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP20435492A patent/JPH0629100A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8763833B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-07-01 | Canon Anelva Corporation | Vacuum vessel, vacuum processing apparatus comprising vacuum vessel, and vacuum vessel manufacturing method |
| JP2014075294A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Toshiba Corp | 荷電粒子偏向装置、荷電粒子照射装置、荷電粒子加速器、及び、荷電粒子偏向装置の製造方法 |
| CN117066822A (zh) * | 2023-08-10 | 2023-11-17 | 中国科学院近代物理研究所 | 加强筋结构的超薄壁真空腔室的制作方法 |
| CN117066822B (zh) * | 2023-08-10 | 2024-04-09 | 中国科学院近代物理研究所 | 加强筋结构的超薄壁真空腔室的制作方法 |
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