JPH06293337A - ラップフイルムの収納箱 - Google Patents

ラップフイルムの収納箱

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JPH06293337A
JPH06293337A JP8311293A JP8311293A JPH06293337A JP H06293337 A JPH06293337 A JP H06293337A JP 8311293 A JP8311293 A JP 8311293A JP 8311293 A JP8311293 A JP 8311293A JP H06293337 A JPH06293337 A JP H06293337A
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JP
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film
plate
box
cover
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JP8311293A
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English (en)
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Takashi Sonomura
隆志 薗村
Iku Kato
▲イク▼ 加藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
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    • B65H2701/00Handled material; Storage means
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    • B65H2701/175Plastic
    • B65H2701/1752Polymer film

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮留め部からのフイルムの剥ぎ採りを容易に
し、切断開始点となる切断具の切断性能の低下を防ぎ、
切断したフイルム脇端部の形状を直線状に揃える。 【構成】 ラップフイルム収納箱の開口部を形成する前
板上端縁部の少なくとも片脇の脇端から3cmに至る範
囲部分及び、掩蓋片5で覆われる前板1の表面の、前板
上端部から掩蓋片5で覆われる部分の前板幅寸法の50
%までの位置に、掩蓋片5で覆われる前板幅の50%以
下の幅を有して前板1の一方脇から他方脇に至る前板長
手方向に延長した部分とに、フイルム仮留め機能部材を
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】一般家庭や食品販売業等で汎用さ
れているラップフイルムの収納箱の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示す様な前板1、底板2、
後板3、及び脇板8とで形成された上部が開口した長方
形の収納室13と、収納室13の後板3側縁から収納室
開口部を覆う方向に連接した蓋板4と、その蓋板4の側
縁から前板1を覆う方向に延した掩蓋片5とを有した長
方形の箱体であって、収納室13に収納した巻回フイル
ムRからラップフイルムFの必要量を引き出して、箱体
の所定の部位に箱体長手方向に沿って配備してある切断
具Kで切断して用いるラップフイルム収納箱は、例えば
実開昭59−28022公報に記載されていて公知であ
る。この種の箱体の多くは板紙製で、各々の折り線部で
各部位板面をほぼ直角に折り曲げて形成したものであ
り、蓋板4から脇板8を覆う方向に延した脇掩蓋片11
を有したもの、或いは上記脇掩蓋片11を有しないもの
もある。切断具の配備位置は、前板1の上端部、前板1
と底板2との稜部近傍、掩蓋片5の先端部のいずれかの
板面の夫々刃先が板面から突出する位置であるものが多
い。又切断具の全体形状(刃先を結ぶ仮想線の形状)と
しては、直状のもの、凹形弧状のもの、凸形弧状のも
の、V形突形状のもの、台形突形状のもの等、切断具の
品種としては、金属製鋸刃、プラスチック製鋸刃、紙製
(硬化紙を含む)鋸刃、歯山に砥粒を付けた紙製鋸刃、
固着砥粒の紙製平刃(歯山なし)等が知られている。切
断具の配備方法としては、予め鋸刃加工や砥粒固着加工
等をして得た切断具である帶体状小片を、箱体が平旦な
板紙である段階で所定の部位板上に、カシメ具や接着剤
等で固定する方法や、箱体となる板紙の所定の部位板紙
そのものに直接、鋸刃加工や砥粒固着加工等を施して、
箱体の一部の板紙を切断具にする方法等があることも広
く知られている。
【0003】図2は、収納箱の内で蓋板4から脇板8を
覆う方向に延した脇掩蓋片11を有しないもので、掩蓋
片5の先端部裏側に金属製の鋸刃Kをカシメ具12によ
って固定された場合の収納箱を示すもので、図2(B)
は、収納箱から開封片6を、局部接合部9の部分の剥離
を進めながら切取り線10で切断除去して開封しようと
する段階を、図2(A)は開封してフイルムFを引き出
した段階を示す図である。
【0004】掩蓋片5で覆われる前板1に、フイルム仮
留め機能部材を配置した収納箱として、例えば実開昭5
4−80430号公報では、樹脂フイルム層や金属箔層
等の表面平滑な長尺部材を、前板1の上部表面の箱長手
方向に配置することを、実開昭57−49430号公報
では、粘着性接着剤層部材を前板1の表面の箱長手方向
のほぼ中央部に一箇所に配置することを、特開平1−9
151号公報では、表面平滑な仮留め機能部材に架橋性
硬化ニスを採用することがそれぞれ提案されている。こ
のフイルム仮留め機能部材はいずれも、引き出したフイ
ルムの切断端部が切断時の弾みで箱内に巻戻る(次の引
き出しが困難になってしまう)現象を、フイルムを剥離
容易な状態に係止(巻戻り防止)する機能を持たせるも
のである。
【0005】前板1の表面に仮留め機能部材を配した上
記の収納箱には、掩蓋片で覆われる前板の残余の部分を
フィルムの摘み代にしようとする考え方のものはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】公知の収納箱は、仮留
め(係止)部でのフイルム係止が強固になりすぎ、次の
引き出しの際にフイルム端を係止部から剥ぎ採ることが
難かしく、又その剥ぎ採り操作時に切断具の刃先で指を
傷付ける問題がある。一方引き出したフイルムをその脇
端から切断する際には、切断開始点となる切断具脇端の
切断性能が設計性能より低下してしまう問題、切断した
フイルムの脇端部形状が直線状にならず不揃いで見苦し
くなる問題がある。この種の不良現象は、掩蓋片の先端
に切断具が配備されている収納箱に顕著である。
【0007】本発明の目的は、仮留め部でのフイルム係
止能力は低下させないでフイルムの剥ぎ採りを容易に
し、そのことで剥ぎ採り操作時の指の傷付けを防ぎ、切
断開始点となる切断具の切断性能の低下を防ぎ、切断し
たフイルム脇端部の形状が直線状に揃うように改善した
フイルム収納箱を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前板1、底板
2、後板3、及び脇板8とで形成された上部が開口した
長方形の収納室13と、その収納室13の後板3の側縁
から収納室開口部を覆う方向に連接した蓋板4と、その
蓋板4の側縁から前板1を覆う方向に延した掩蓋片5と
を有した長方形の箱体であって、収納室13に収納した
巻回フイルムRからラップフイルムFの必要量を引き出
して、箱体の所定の部位に箱体長手方向に沿って配備し
てある切断具Kで切断して用いるラップフイルムの収納
箱において、上記収納室の開口部を形成する前板上端縁
部の少なくとも片脇の脇端から3cmの範囲の部分及
び、掩蓋片5で覆われる前板1の表面の、前板上端部か
ら掩蓋片5で覆われる部分の前板幅寸法の50%迄の位
置に、掩蓋片5で覆われる前板幅の50%以下の幅寸法
を有して前板1の一方脇から他方脇に至る前板長手方向
に延長した部分とに、フイルム仮留め機能部材を配置し
たことを特徴とするラップフイルムの収納箱である。
【0009】図1は本発明の実施例を示すもので、図1
(A)は収納箱を例示した斜視模式図、図1(B)は、
図1(A)の収納箱になる台紙の平面模式図である。図
1(A)において、収納箱そのものは、前板1、底板
2、後板3、及び脇板8とで形成された上部が開口した
長方形の収納室13と、その収納室13の後板3の側縁
から収納室開口部を覆う方向に連接した蓋板4と、その
蓋板4の側縁から前板1を覆う方向に延した掩蓋片5と
を有した長方形の箱体で、収納室13に収納した巻回フ
イルムRからラップフイルムFの必要量を引き出して、
箱体の所定の部位に箱体長手方向に沿って配備してある
切断具Kで切断して用いるラップフイルムの収納箱であ
る。図1(A)は開封片6の裏面と前板1の表面とを貼
合せている局部接合部9を引き捲り、切取り線10から
開封片6を除去して開封した状態の箱体を示している。
更に詳細には、蓋板4から脇板8を覆う方向に延した脇
掩蓋片11を有し、長方形の箱体の長手方向に沿う掩蓋
片5の先端縁部の裏面側に、金属製の鋸刃をカシメ具1
2で固定した場合の収納箱である。
【0010】上述した切断具付き収納箱の構造は、公知
の収納箱と共通する部分であり、例えば従来技術の項で
述べた公知のものと適宜置き換えることが出来る。収納
箱から引き出したフイルムFの切断方法は、巻回フイル
ムRに連なるフイルムを前板1と掩蓋片5との間で挾
み、掩蓋片5の中央部を親指で押えて固定し、掩蓋片先
端にある切断具Kの刃先を頂きにフイルム間でなす角度
がほぼ45度以下になる状態に引き出し端側のフイルム
を上方に誘導し、更にフイルムに張力を与えながら切断
具の片方の脇端の刃先がそれに当接するフイルムを突き
切る方向に箱体及び/又はフイルムを斜めに誘導操作す
る。この操作でフイルムは、切断具の片方脇端の刃先に
当接したフイルム脇端側から他方の脇端側に向けて、刃
先に沿って順次切断されるのが一般的である。そして前
板1と掩蓋片5との間に挟まれた残余のフイルムは、次
の引き出し端とすることになる。
【0011】本発明が従来品と相違するところは、 イ)収納室の開口部を形成する前板上端縁部の少なくと
も片脇の脇端から3cm以下の範囲の部分及び、 ロ)掩蓋片5で覆われる前板1の表面の、前板上端部か
ら掩蓋片5で覆われる部分の前板幅寸法の50%迄の位
置に、掩蓋片5で覆われる前板幅の50%以下の幅寸法
を有して前板1の一方脇から他方脇に至る前板長手方向
に延長した部分、 とにフイルムの仮留め機能部材Q’及びQを配置したこ
とである。
【0012】
【作用】この発明の構成が果たす役割を、上記要件
イ)、ロ)に分別して説明すると、要件イ)の主体的役
割は、フイルムの切断開始時に前板1の上端縁部に位置
するフイルムが、特にフイルムの脇端の部分で前板上端
縁部に沿って横滑りしない仮留め作用を発揮することで
あり、そのことによってフイルム脇端が収束しないで切
断具脇端部の刃先に当接し、しかも張力で緊張したフイ
ルムを切断する状態になるので、切断具の切断性能の低
下が防止でき、その上に切断したフイルム脇端部の形状
が直線状に揃うようになる。又、切断時の弾みでフイル
ムが箱内に巻き戻る現象も防止できる。
【0013】要件ロ)の主体的役割は、掩蓋片5で覆わ
れる前板1の上方側に位置する強い仮留め機能を持つ係
止部の作用と、掩蓋片で覆われる前板1の下方側の係止
部の存在しない部の作用で、仮留め部のフイルム係止能
力は低下させないで前板からのフイルムの剥ぎ採りを容
易にするものである。つまり従来の仮留め部の形状より
細幅にしたことにより仮留め部Qと切断刃との距離が広
がり摘み代が十分確保され、長尺にしたことにより箱長
手方向のどこからでも摘み採れるのである。
【0014】以下要件イ)、ロ)が具備すべき条件つい
て説明する。要件イ)、ロ)に共通して用いる仮留め機
能部材には、従来公知の部材が総て採用出来る。しかし
フイルムの仮留め機能と仮留め機能の持続性とを兼備さ
せる上では、粘着型の接着樹脂層の採用よりも、例えば
片面粘着テープの非粘着面,樹脂フイルムの表面,金属
箔の表面等の様な、そのもの自体には粘着性はないが表
面が平滑であることでラップフイルム側の自己密着性を
喚起し、そのラップフイルムの自己密着性の方で仮留め
機能が生じる処の(非粘着型の)平滑面部材を採用する
ことが好ましい。更には架橋性硬化ニスを肉厚み5〜2
5μm、好ましくは5〜10μmに塗布した樹脂層部材
を採用することが箱体を経済的に供給できる上でより好
ましい。
【0015】フイルムの横滑りを防ぐ役割に有効に寄与
するのは、要件イ)、即ち、前板上端縁部に位置した仮
留め機能部材Q’である。この仮留め機能部材Q’の形
成は、前板上端で切出した板紙の切断面である場合より
も、例えば図1(B)に示す台紙の様な、前板1の先に
折曲げ可能にして配した折返し片14を前板1の裏面側
に折曲げて貼合し、その折曲げた折り線の背の部分が前
板上端縁部である場合のものの方が、仮留め機能部材を
広い端縁部(紙厚みに相当)上に表面滑めらかに形成で
きるので好ましい。この際の仮留め機能部材の配置は、
例えば前板面や折返し片に幾分はみだして配することが
多いが、このはみだし部(殊に前板面へのはみだし部)
は、前板面でのフイルム係止能力として作用する場合が
あるので小面積に留める様にすることが好ましい。前板
上端縁部に配する仮留め機能部材Q’は、本来は箱体長
手方向の一方端にあれば良い。しかし箱体(切断具)の
どちらかの端をフイルムの切断開始部にするかの選択
を、消費者の自由裁量に委ねる場合は、前板上端縁部の
両脇に配しておくことが好ましい。そして前板上端縁部
に配する仮留め機能部材Q’の寸法が「開口部の脇端か
ら3cm以下の範囲の部分」とする理由は、フイルムの
横滑り防止効果をフイルムの引き出し性を阻害させずに
発揮させるためで、好ましくは2cm以下である。この
寸法は長くすると、フイルムの引き出し時にきしみ音を
生じる状態になり引き出し性を著しく阻害するし、逆に
短かくなり過ぎるとフイルムの横滑り防止効果を発揮し
ない。しかも開口部の最脇端約5mm未満の部分は、巻
回フイルムの紙管長と巻かれたフイルム幅や巻位置、及
び紙管長と開口部の内寸法等との関係で、厳密にはフイ
ルムと当接しない部分が多く、この当接しない部分での
仮留め機能部材の役割は期待し難い。加えて仮留め機能
部材に係止する性質は、対象とするフイルム種の影響も
大きい。従ってこのQ’の寸法、位置の設定は、上記の
事柄を考慮して引き出し時にフイルムと実質上当接する
仮留め機能部材部分の寸法が、0.5〜1cm程度にな
るように設定するのが最も好ましい。次に重要なこと
は、要件ロ)、即ち、仮留め機能部材Qの形状を従来よ
り細幅で長尺にしたことである。細幅にしたことにより
仮留め機能部材Qと切断刃との間の距離が広がりフイル
ムの摘み代が確保できる。仮留め機能部材Qの幅は掩蓋
片5で覆われる前板1の表面の幅の50%以下である。
50%以上でも巻き戻り防止効果に大差が無いだけでな
くフイルムの摘み代が不十分となる。次に長尺にした効
果について述べる。通常フイルムを切断する時掩蓋片5
の中央を親指で押さえるため、仮留め機能部材Qは中央
部に配置されている場合が多い。その場合、切断後弾み
でフイルムが箱内に巻き戻る際の開始点はフイルムの両
端の確率が高い。もし、仮留め機能部材Qの面積が同じ
であれば中央部に集中して配置するよりは、前板1の長
手方向の両脇端まで延在させた長尺の方が巻き戻り防止
効果が大きい。つまり仮留め機能部材Qを細幅で長尺に
することで、巻き戻り防止効果を維持しつつ箱長手方向
のどこからでもフイルムが摘み採れることが可能になる
のである。この仮留め機能部材Qと前板上端縁部との間
隔は2〜10mmが好ましい。前板上端部から掩蓋片5
で覆われる部分の前板幅寸法の50%迄に位置すること
でフイルム切断時のフイルム横滑りを防止する効果と摘
み代を確保する効果がある。2mm未満の場合フイルム
の引き出し時にきしみ音を生じる状態になり引き出し性
を阻害し、10mmを越えると摘み代が十分確保できな
い。この仮留め機能部材Qの寸法は、幅が0.5〜1.
5cm、掩蓋片で覆われる前板幅の20%〜40%が好
ましい。長さは一般には16〜46cmであるが、収納
対象フイルムの幅(例えば15cm,22cm,30c
m,45cm)や巻長等に伴う箱体の大きさや箱体の構
造、及びフイルム摘み部の長さ寸法等との関係で適宜設
定すれば良い。つまり仮留め機能部材Qの寸法は、箱体
の長さが大きくなれば長く、前板を覆う掩蓋片の幅が大
きくなれば幅広く、そして全体としては必要最少限の面
積(一般には10〜50cm2 )にして単純な帯状形状
にすることである。これは仮留め機能部材Qの形成の容
易さと経済性への配慮の他に、大きすぎる面積の仮留め
機能部材Qの配置は、引き出しの為のフイルムの剥がし
採り(摘み)操作の障害になる事への対策である。ここ
に用いられる架橋性硬化ニスの架橋は、電子線照射、紫
外線照射、熱線照射等により行われる。この架橋方法
は、使用したニスの種類により決まるが紫外線照射架橋
が使い易くて優れる。紫外線照射型の架橋性硬化ニスと
しては、例えばラジカル重合型,付加重合型,カチオン
重合型の架橋性硬化ニスがあるが、エポキシ系アクリレ
ート,ポリエステル系アクリレート,ポリウレタン系ア
クリレート,シリコン系アクリレート,ポリオール系ア
クリレート,アルキッド系アクリレートに代表されるラ
ジカル重合型アクリル変性樹脂が一般的である。
【0016】本発明に用いる板紙は、厚さ0.35〜
1.5mm程度であり、一般に肉厚のものほど剛性、強
度が高く丈夫な箱が得られるが、折曲げ加工が困難にな
る。好ましくは厚み0.35〜0.8mm(秤量で31
0〜550g/m2 )の、比較的薄い板紙が採用され
る。そして従来は、補助脇板や補助脇掩蓋片や局部接合
部等の一部分と言った、箱組み立て時に糊代となる部分
は除いて箱体の表面に露出することになる板紙の表面部
は、箱の耐水性を高める為に耐水性の印刷用ニス、透明
ニス等で全面処理されているのが一般的である。この従
来品に対し本発明の収納箱の性能を一段と高める上で、
前板1と折返し片14との間の折り線部の、その折り線
を中芯線として上下約1〜5mm幅の帯状の範囲には、
印刷用ニスや透明ニス等を塗布しない処の、所謂非ニス
塗布部分を形成しておくことである。この方策は、次の
フイルム引き出し時のの引き出し性を高める効果に繋が
る。
【0017】本発明に用いる切断具は、図1に示した金
属性の直状形状の鋸刃であっても構わない。しかし現在
市販されている箱構造が所謂ボックスタイプと呼称され
るもので、V字形状をした掩蓋片5の先端に刃先を結ぶ
仮想線がV字形状の切断具Kが装備される収納箱に適用
する場合は、フイルムを摘む(剥ぎ採り)操作時に「突
出したV形刃の先端で手指が切傷する問題点」の解消効
果がより大きい。
【0018】本発明で言うラップフイルムは、食品包装
に採用されている合成樹脂フイルム、金属箔、薄紙等を
総称するが、自己密着力の強い塩化ビニリデン系樹脂の
ラップフイルムは、その効果は一段と顕著であるので好
ましい。
【0019】
【実施例】肉厚み約0.5mm(秤量400g/m2
の厚紙を基材として、図1(B)に示す構造をした箱長
約31cm目標の収納用板紙台紙を用意した。この台紙
の従来品と相違する処は、印刷加工時に前板1と折返し
片14との間の折り線部を中芯線にその上下約3mm幅
の帯状の範囲部分には、印刷用ニスや透明ニス等を塗布
しない処の非ニス塗布部分を形成した点及び上記約3m
m幅の帯状の非ニス塗布部分の両脇には、夫々前板最脇
端から約0.8cmに至る範囲の部分に、幅約3mmの
架橋性硬化ニス(Q’に該当、東洋インキ製造(株)製
フラッシュドライ,紫外線架橋性硬化ニス)を塗布厚み
6〜8μmに塗布し固化した。更に掩蓋片5に覆われる
前板1の表面に前板上端縁部から5mmの位置に、幅約
0.7cm、長さ約30.9cm(面積約21.6cm
2 )の帯状になるように、架橋性硬化ニス(Qに該当、
東洋インキ製造(株)製フラッシュドライ,紫外線架橋
性硬化ニス)を塗布厚み6〜8μmに塗布した点であ
る。この箱の掩蓋片は28mmであり仮留め機能部材Q
の幅は掩蓋片の約25%である。そして通常公知の箱体
形成を行ない、紙管に巻回された巻幅寸法約30cmの
塩化ビニリデン系樹脂フイルム(商品名:サランラッ
プ、旭化成社製)を収納した箱体にした。 この箱体は
図2(B)と同様に、開封片6の裏面と前板1の表面と
を貼合している局部接合部9を引き捲り、切取り線10
から開封片6を除去して開封すると、図1(A)に示す
箱体となった。この箱体を500箱用意した。
【0020】比較品としては、図1(B)に示す板紙台
紙に従来品と同じ処理を加えたもの、即ち補助脇板,補
助脇掩蓋片,局部接合部等の箱組み立て時に糊代となる
部分を除いた箱体の板紙表面は、公知の耐水性印刷用ニ
ス・透明ニスで全面加工処理を施したものを準備し、更
に深さ約2.8cmの掩蓋片5に覆われる前板1の表面
上方側の長手方向ほぼ中央位置の1箇所に、幅約1.5
cm、長さ約14cmの長方形の範囲(面積約21cm
2 )の部分に 架橋性硬化ニス(Qに該当、東洋インキ
製造(株)製フラッシュドライ)を塗布厚み6〜8μm
に塗布し固化したものを採用し、この箱体を500箱用
意した。
【0021】この実施例品と比較品の両品を、100人
のモニターに配布してフイルムの引き出し性・切断性に
ついて比較評価して貰い、その結果を下記にまとめた。
ここに用いる評点区分は次による。 評点区分(実施例品について) 1.比較品より極めて悪い 2.比較品より悪
い 3.比較品と同等 4.比較品よりや
や優れる 5.比較品より極めて優れる 評点区分(数値=人数割合) 比較項目 1 2 3 4 5 A.仮留め係止(巻戻り防止)性能 0 0 5 25 70 B.フイルムの摘み(剥ぎ採り)操作性 0 0 0 4 96 C.フイルムの引き出し性 0 0 0 3 97 D.フイルム側端部への切込みの容易性 0 0 0 5 95 E.フイルム切断端面の直線性 0 0 0 7 93
【0022】
【発明の効果】本発明の収納箱は上述の構成をもつこと
により、仮留め部でのフイルム係止能力は低下させない
でフイルムの剥ぎ採りを容易にし、切断開始点となる切
断具の切断性能の低下を防ぎ、切断したフイルム脇端部
の形状が直線状に揃うように改善したフイルム収納箱を
提供することができる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納箱の図で、(A)は収納箱になっ
た後の状態を示す斜視模式図、(B)は(A)の箱体に
する板紙台紙の平面模式図。
【図2】従来品の収納箱の図で、(B)は開封片を除去
する過程の図、(A)は箱体を開封し、フィルムFを引
き出した状態の図。
【符号の説明】 1 前板 2 底板 3 後板 4 蓋板 5 掩蓋片 6 開封片 7 補助脇板 8 脇板 9 局部接合部 10 切取り線 11 脇掩蓋片 12 カシメ具 13 収納室 Q、Q’仮留め機能部材(フイルム係止部) K 切断具 R 巻回フイルム F フイルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板1、底板2、後板3、及び脇板8と
    で形成された上部が開口した長方形の収納室13と、そ
    の収納室13の後板3の側縁から収納室開口部を覆う方
    向に連接した蓋板4と、その蓋板4の側縁から前板1を
    覆う方向に延した掩蓋片5とを有した長方形の箱体であ
    って、収納室13に収納した巻回フイルムRからラップ
    フイルムFの必要量を引き出して、箱体の所定の部位に
    箱体長手方向に沿って配備してある切断具Kで切断して
    用いるラップフイルムの収納箱において、上記収納室の
    開口部を形成する前板上端縁部の少なくとも片脇の脇端
    から3cm以下の範囲の部分及び、掩蓋片5で覆われる
    前板1の表面の、前板上端部から掩蓋片5で覆われる部
    分の前板幅寸法の50%迄の位置に、掩蓋片5で覆われ
    る前板幅の50%以下の幅寸法を有して前板1の一方脇
    から他方脇に至る前板長手方向に延長した部分とに、フ
    イルム仮留め機能部材を配置したことを特徴とするラッ
    プフイルムの収納箱。
JP8311293A 1993-04-09 1993-04-09 ラップフイルムの収納箱 Withdrawn JPH06293337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019103403A1 (ko) * 2017-11-21 2019-05-31 주식회사 크린랲라텍스 랩 절취를 위한 열선이 구비된 랩 케이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019103403A1 (ko) * 2017-11-21 2019-05-31 주식회사 크린랲라텍스 랩 절취를 위한 열선이 구비된 랩 케이스

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