JPH0629351B2 - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH0629351B2 JPH0629351B2 JP24484785A JP24484785A JPH0629351B2 JP H0629351 B2 JPH0629351 B2 JP H0629351B2 JP 24484785 A JP24484785 A JP 24484785A JP 24484785 A JP24484785 A JP 24484785A JP H0629351 B2 JPH0629351 B2 JP H0629351B2
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- Japan
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- vinyl
- vinyl ether
- copolymer
- fluoroolefin
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料用、シーリング剤用、接着剤用、フィル
ム用等のベース樹脂成分として有用なる安定性の改良さ
れた樹脂組成物に関し、さらに詳細には、特定のフルオ
ロオレフィン共重合体およびフォスフィン化合物を含ん
で成る樹脂組成物に関する。
ム用等のベース樹脂成分として有用なる安定性の改良さ
れた樹脂組成物に関し、さらに詳細には、特定のフルオ
ロオレフィン共重合体およびフォスフィン化合物を含ん
で成る樹脂組成物に関する。
近年、耐候性の優れた溶剤可溶な架橋タイプの樹脂とし
て水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体が開発
され、主として塗料用に使用される様になって来た。し
かしながら、かかる水酸基を含有するフルオロオレフィ
ン共重合体は、貯蔵安定性に劣り、経時的に増粘し最終
的にはゲル化してしまう欠点を有した。
て水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体が開発
され、主として塗料用に使用される様になって来た。し
かしながら、かかる水酸基を含有するフルオロオレフィ
ン共重合体は、貯蔵安定性に劣り、経時的に増粘し最終
的にはゲル化してしまう欠点を有した。
かかる欠点を改良するために特定の第3級アミンを添加
する方法が提案されているが(特開昭60-28458号)、こ
の方法により充分な安定性を得るには第3級アミンの添
加量を多くせねばならず、それにともなって樹脂が著し
く着色する問題点を有した。
する方法が提案されているが(特開昭60-28458号)、こ
の方法により充分な安定性を得るには第3級アミンの添
加量を多くせねばならず、それにともなって樹脂が著し
く着色する問題点を有した。
そこで、本発明者らは上述した如き問題点を解決するべ
く鋭意研究を重ねた結果、添加剤としてフォスフィン化
合物を添加することにより樹脂を著しく着色させること
なく長期間の保存安定性を著しく向上させ得ることを見
い出して本発明を完成させるに到った。
く鋭意研究を重ねた結果、添加剤としてフォスフィン化
合物を添加することにより樹脂を著しく着色させること
なく長期間の保存安定性を著しく向上させ得ることを見
い出して本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は必須の成分として、(A)水酸基を含
有するフルオロオレフィン共重合体と、(B)フォスフィ
ン化合物とを含んで成る安定性の改良された樹脂組成物
を提供するものである。
有するフルオロオレフィン共重合体と、(B)フォスフィ
ン化合物とを含んで成る安定性の改良された樹脂組成物
を提供するものである。
ここにおいて、上記した水酸基を含有するフルオロオレ
フィン共重合体(A)とは、テトラフルオロエチレン、ク
ロロトリフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、フ
ッ化ビニリデン、モノフルオロエチレン、ヘキサフルオ
ロプロピレンもしくはパーフルオロアルキルトリフルオ
ロビニルエーテルの如きフルオロオレフィン類を必須の
単量体成分とする共重合体の主鎖および/または側鎖に
結合した水酸基を含有する共重合体を指称する。かかる
共重合体の好ましい水酸基価は5〜200mgKOH/gである。
フィン共重合体(A)とは、テトラフルオロエチレン、ク
ロロトリフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、フ
ッ化ビニリデン、モノフルオロエチレン、ヘキサフルオ
ロプロピレンもしくはパーフルオロアルキルトリフルオ
ロビニルエーテルの如きフルオロオレフィン類を必須の
単量体成分とする共重合体の主鎖および/または側鎖に
結合した水酸基を含有する共重合体を指称する。かかる
共重合体の好ましい水酸基価は5〜200mgKOH/gである。
かかる水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体
(A)は、(1)水酸基を含有するビニル系単量体を前記した
如きフルオロオレフィン類と共重合させる、あるいは、
(2)カルボン酸ビニルエステルをフルオロオレフィン類
と共重合して得られたビニルエステル基を含有する重合
体をケン化する等の従来公知によって合成されるが、特
に(1)の方法により合成するのが簡便である。
(A)は、(1)水酸基を含有するビニル系単量体を前記した
如きフルオロオレフィン類と共重合させる、あるいは、
(2)カルボン酸ビニルエステルをフルオロオレフィン類
と共重合して得られたビニルエステル基を含有する重合
体をケン化する等の従来公知によって合成されるが、特
に(1)の方法により合成するのが簡便である。
(1)の方法により共重合体(A)を得る際に使用できる水酸
基を含有するビニル系単量体としては、例えばヒドロキ
シエチルビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエ
ーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルもしくはヒド
ロキシヘキシルビニルエーテルの如きヒドロキシアルキ
ルビニルエーテル類が特に好ましく、他にβ−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシブチル(メ
タ)アリクリートの如き(メタ)アクリル酸のヒドロキ
シアルキルエステル類も共重合性を低下させない範囲内
で使用できる。前記したフルオロオレフィン類およびヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル類から共重合体(A)を
得る際に使用できる共重合可能な単量体の具体例として
は、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテ
ル、iso−プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニル
エーテル、iso−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビ
ニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、オクタデシル
ビニルエーテル、2−クロロエチルビニルエーテルもし
くはシクロヘキシルビニルエーテルの如きアルキルもし
くはシクロアルキルビニルエーテル類;2,2,3,3−テト
ラフルオロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5
−オクタフルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルビ
ニルエーテル、トリフルオロメチルビニルエーテル、ペ
ンタフルオロエチルビニルエーテル、ヘプタフルオロプ
ロピルビニルエーテルの如きフルオロアルキルビニルエ
ーテル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、シクロヘキサ
ンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル、β−tert−ブチ
ル安息香酸ビニル、C3〜C9の分岐したアルキル基を
有する脂肪酸カルボン酸のビニルエステル、ラウリン酸
ビニルもしくはステアリン酸ビニルの如きカルボン酸ビ
ニル類;エチレン、プロピレン、塩化ビニルもしくは複
化ビニリデンの如きオレフィンもしくはクロロオレフィ
ン類;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シランの如きビニルシラン類があ
る。
基を含有するビニル系単量体としては、例えばヒドロキ
シエチルビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエ
ーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテルもしくはヒド
ロキシヘキシルビニルエーテルの如きヒドロキシアルキ
ルビニルエーテル類が特に好ましく、他にβ−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシブチル(メ
タ)アリクリートの如き(メタ)アクリル酸のヒドロキ
シアルキルエステル類も共重合性を低下させない範囲内
で使用できる。前記したフルオロオレフィン類およびヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル類から共重合体(A)を
得る際に使用できる共重合可能な単量体の具体例として
は、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテ
ル、iso−プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニル
エーテル、iso−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビ
ニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、オクタデシル
ビニルエーテル、2−クロロエチルビニルエーテルもし
くはシクロヘキシルビニルエーテルの如きアルキルもし
くはシクロアルキルビニルエーテル類;2,2,3,3−テト
ラフルオロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5
−オクタフルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルビ
ニルエーテル、トリフルオロメチルビニルエーテル、ペ
ンタフルオロエチルビニルエーテル、ヘプタフルオロプ
ロピルビニルエーテルの如きフルオロアルキルビニルエ
ーテル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、シクロヘキサ
ンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル、β−tert−ブチ
ル安息香酸ビニル、C3〜C9の分岐したアルキル基を
有する脂肪酸カルボン酸のビニルエステル、ラウリン酸
ビニルもしくはステアリン酸ビニルの如きカルボン酸ビ
ニル類;エチレン、プロピレン、塩化ビニルもしくは複
化ビニリデンの如きオレフィンもしくはクロロオレフィ
ン類;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シランの如きビニルシラン類があ
る。
上記共重合成分のうちシクロヘキシルビニルエーテル、
アルキルビニルエーテル、およびカルボン酸ビニルから
選ばれた少なくとも一種を必須成分として使用すること
が好ましい。例えばフルオロオレフィン類、ヒドロキシ
アルキルビニルエーテル類、ならびにシクロアルキルビ
ニルエーテル類および/またはアルキルビニルエーテル
類からなる共重合体;フルオロオレフィン類、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル類ならびにカルボン酸ビニル
類からなる共重合体;フルオロオレフィン類、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル類、カルボン酸ビニル類なら
びにシクロアルキルビニルエーテル類および/またはア
ルキルビニルエーテル類からなる共重合体が挙げられ
る。これら共重合成分の量的割合は、フルオロオレフィ
ン類10〜70モル%、(シクロ)アルキルビニルエーテル
類0〜70モル%、カルボン酸ビニル類0〜60モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル1〜30モル%および共
重合可能な他の単量体類0〜30モル%の共重合割合であ
るのが好ましい。
アルキルビニルエーテル、およびカルボン酸ビニルから
選ばれた少なくとも一種を必須成分として使用すること
が好ましい。例えばフルオロオレフィン類、ヒドロキシ
アルキルビニルエーテル類、ならびにシクロアルキルビ
ニルエーテル類および/またはアルキルビニルエーテル
類からなる共重合体;フルオロオレフィン類、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル類ならびにカルボン酸ビニル
類からなる共重合体;フルオロオレフィン類、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル類、カルボン酸ビニル類なら
びにシクロアルキルビニルエーテル類および/またはア
ルキルビニルエーテル類からなる共重合体が挙げられ
る。これら共重合成分の量的割合は、フルオロオレフィ
ン類10〜70モル%、(シクロ)アルキルビニルエーテル
類0〜70モル%、カルボン酸ビニル類0〜60モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル1〜30モル%および共
重合可能な他の単量体類0〜30モル%の共重合割合であ
るのが好ましい。
上記フルオロオレフィン、ヒドロキシアルキルビニルエ
ーテルおよび共重合成分とから共重合体(A)を得るに
は、ラジカル重合開始剤系による溶液重合、乳化重合、
懸濁重合等の従来公知の方法を適用できる。
ーテルおよび共重合成分とから共重合体(A)を得るに
は、ラジカル重合開始剤系による溶液重合、乳化重合、
懸濁重合等の従来公知の方法を適用できる。
つぎに、本発明において使用される安定性向上剤である
フォスフィン化合物(B)とは、燐原子1個につき2個も
しくは3個の有機基の結合した化合物を指称し分子量62
〜1000の化合物である。かかるフォスフィン化合物の具
体例としては、トリメチルフォスフィン、トリエチルフ
ォスフィン、トリプロピルフォスフィン、トリブチルフ
ォスフィン、トリオクチルフォスフィン、トリラウリル
フォスフィン、トリステアリルフォスフィン、ジメチル
フォスフィン、ジエチルフォスフィン、ジブチルフォス
フィン、ジオクチルフォスフィン、ジラウリルフォスフ
ィンの如きジ−もしくはトリアルキルフォスフィン類;
トリス(3−ヒドロキシプロピルフォスフィン、トリス
(2−シアノエチル)フォスフィン、トリス(2−メト
キシエチル)フォスフィン、トリス(2−クロロエチ
ル)フォスフィン、トリス(2−メトキシカルボキシエ
チル)フォスフィン、トリス〔2−(2−ジメチルアミ
ノエトキシ)カルボニル〕フォスフィン、トリス(2−
エトキシカルボニルエチル)フォスフィン、ビス(3−
ヒドロキシプロピル)フォスフィン、ビス(2−シアノ
エチル)フォスフィンの如きジ−もしくはトリ−置換ア
ルキルフォスフィン類;ジシクロペンチルフォスフィ
ン、ジシクロヘキシルフォスフィン、トリシクロペンチ
ルフォスフィン、トリシクロヘキシルフォスフィンの如
き脂環族フォスフィン類;トリフェニルフォスフィン、
トリス(4−メチルフェニル)フォスフィン、ジフェニ
ルフォスフィン、ビス(4−メチルフェニル)フォスフ
ィンの如きジ−もしくはトリアリルフォスフィン類;ト
リベンジルフォスフィン、トリフェネチルフォスフィ
ン、ジベンジルフォスフィン、ジフェネチルフォスフィ
ンの如きジ−もしくはトリ−アラルキリフォスフィン
類;1,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ)エタン、1,4
−ビス(ジフェニルフォスフィノ)ブタン、1,6−ビス
(ジフェニルフォスフィノ)ヘキサン、1,2−ビス(ジ
メチルフォスフィノ)エタン、1,4−ビス(ジメチルフ
ォスフィノ)ブタン、1,6−ビス(ジメチルフォスフィ
ノ)ヘキサン、1,2−ビス(ジエチルフォスフィノ)エ
タン、1,4−ビス(ジブチルフォスフィノ)ブタン等の
ジフォスフィン類、テトラメチレンフォスフィン、テト
ラメチレン−メチル−フォスフィン、下記(I)式もしく
は(II)式で表わされる様な環内に燐原子を有するフォス
フィン類;ジフェニルメチルフォスフィン、ジフェニル
エチルフォスフィン、フェニルジエチルフォスフィンの
如き燐原子に互に異なる2種または3種の有機基が結合
したフォスフィン類がある。
フォスフィン化合物(B)とは、燐原子1個につき2個も
しくは3個の有機基の結合した化合物を指称し分子量62
〜1000の化合物である。かかるフォスフィン化合物の具
体例としては、トリメチルフォスフィン、トリエチルフ
ォスフィン、トリプロピルフォスフィン、トリブチルフ
ォスフィン、トリオクチルフォスフィン、トリラウリル
フォスフィン、トリステアリルフォスフィン、ジメチル
フォスフィン、ジエチルフォスフィン、ジブチルフォス
フィン、ジオクチルフォスフィン、ジラウリルフォスフ
ィンの如きジ−もしくはトリアルキルフォスフィン類;
トリス(3−ヒドロキシプロピルフォスフィン、トリス
(2−シアノエチル)フォスフィン、トリス(2−メト
キシエチル)フォスフィン、トリス(2−クロロエチ
ル)フォスフィン、トリス(2−メトキシカルボキシエ
チル)フォスフィン、トリス〔2−(2−ジメチルアミ
ノエトキシ)カルボニル〕フォスフィン、トリス(2−
エトキシカルボニルエチル)フォスフィン、ビス(3−
ヒドロキシプロピル)フォスフィン、ビス(2−シアノ
エチル)フォスフィンの如きジ−もしくはトリ−置換ア
ルキルフォスフィン類;ジシクロペンチルフォスフィ
ン、ジシクロヘキシルフォスフィン、トリシクロペンチ
ルフォスフィン、トリシクロヘキシルフォスフィンの如
き脂環族フォスフィン類;トリフェニルフォスフィン、
トリス(4−メチルフェニル)フォスフィン、ジフェニ
ルフォスフィン、ビス(4−メチルフェニル)フォスフ
ィンの如きジ−もしくはトリアリルフォスフィン類;ト
リベンジルフォスフィン、トリフェネチルフォスフィ
ン、ジベンジルフォスフィン、ジフェネチルフォスフィ
ンの如きジ−もしくはトリ−アラルキリフォスフィン
類;1,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ)エタン、1,4
−ビス(ジフェニルフォスフィノ)ブタン、1,6−ビス
(ジフェニルフォスフィノ)ヘキサン、1,2−ビス(ジ
メチルフォスフィノ)エタン、1,4−ビス(ジメチルフ
ォスフィノ)ブタン、1,6−ビス(ジメチルフォスフィ
ノ)ヘキサン、1,2−ビス(ジエチルフォスフィノ)エ
タン、1,4−ビス(ジブチルフォスフィノ)ブタン等の
ジフォスフィン類、テトラメチレンフォスフィン、テト
ラメチレン−メチル−フォスフィン、下記(I)式もしく
は(II)式で表わされる様な環内に燐原子を有するフォス
フィン類;ジフェニルメチルフォスフィン、ジフェニル
エチルフォスフィン、フェニルジエチルフォスフィンの
如き燐原子に互に異なる2種または3種の有機基が結合
したフォスフィン類がある。
かかる(B)成分の使用量は(A)成分1000グラムに対し
て燐原子が0.002当量〜1当量の範囲となる様にするの
が好ましい。0.002当量未満では安定性が不充分である
し、1当量を越えると組成物の着色が大きくなるに加え
て、本発明の組成物に水酸基と反応し得る硬化剤を配合
して得た硬化物の耐候性が低下するので好ましくない。
て燐原子が0.002当量〜1当量の範囲となる様にするの
が好ましい。0.002当量未満では安定性が不充分である
し、1当量を越えると組成物の着色が大きくなるに加え
て、本発明の組成物に水酸基と反応し得る硬化剤を配合
して得た硬化物の耐候性が低下するので好ましくない。
前記(A)成分および(B)成分とから成る本発明の組成物
は、無溶剤固型、無溶剤液状もしくは溶液のいずれの形
態であっても良いが、例えば塗料用途に使用する場合に
あっては、作業性の点から溶液とするのが特に好まし
い。本発明組成物を溶液とする場合に使用できる溶剤の
具体例としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素;ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンの如き、脂肪族もしくは指環族炭化水素;メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテルの如きアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテル
アセテートの如きエステル系;アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンの
如きケトン系溶剤などがある。かかる溶剤類は単独もし
くは二種以上の混合物として使用することができる。
は、無溶剤固型、無溶剤液状もしくは溶液のいずれの形
態であっても良いが、例えば塗料用途に使用する場合に
あっては、作業性の点から溶液とするのが特に好まし
い。本発明組成物を溶液とする場合に使用できる溶剤の
具体例としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素;ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンの如き、脂肪族もしくは指環族炭化水素;メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテルの如きアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテル
アセテートの如きエステル系;アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンの
如きケトン系溶剤などがある。かかる溶剤類は単独もし
くは二種以上の混合物として使用することができる。
本発明の組成物は、そのままで、もしくは必要に応じ
て、ポリイソシアネート化合物、アミノ樹脂もしくはエ
ポキシ樹脂等の硬化剤類、アクリル樹脂、ポリエステル
樹脂もしくはアルキド樹脂の如き他の樹脂類、顔料、レ
ベリング剤、紫外線吸収剤もしくは酸化防止剤等をも添
加して成る組成物として塗料、シーリング剤、接着剤、
フィルム等の用途に使用することができる。
て、ポリイソシアネート化合物、アミノ樹脂もしくはエ
ポキシ樹脂等の硬化剤類、アクリル樹脂、ポリエステル
樹脂もしくはアルキド樹脂の如き他の樹脂類、顔料、レ
ベリング剤、紫外線吸収剤もしくは酸化防止剤等をも添
加して成る組成物として塗料、シーリング剤、接着剤、
フィルム等の用途に使用することができる。
次に、本発明を参考例、実施例および比較例により一層
具体的に説明するが、以下において部および%は特に断
りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
具体的に説明するが、以下において部および%は特に断
りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
参考例1〜5〔水酸基を含有するフルオロオレフィン共
重合体(A)の調製例〕 内容積が1000mなるステンレス製の耐圧管に、メチル
イソブチルケトンの330gとtert−ブチルパーオキシ
ピバレートの4.2gと第1表に記載されている通りのモ
ノマーを仕込み、ドライアイス/メタノール浴で−70
℃に冷却し、窒素ガスを吹き込んで耐圧管内の空気を置
換した。
重合体(A)の調製例〕 内容積が1000mなるステンレス製の耐圧管に、メチル
イソブチルケトンの330gとtert−ブチルパーオキシ
ピバレートの4.2gと第1表に記載されている通りのモ
ノマーを仕込み、ドライアイス/メタノール浴で−70
℃に冷却し、窒素ガスを吹き込んで耐圧管内の空気を置
換した。
次いで、液化採取したヘキサフルオロプロピレン(HF
Pと略記する)またはクロロトリフルオロエチレン(C
TFEと略記する)を同表に記載されている通りの量で
仕込んで密封した。他方、テトラフルオロエチレン(T
FEと略記する)またはフッ化ビニリデン(VDFと略
記する)を用いる場合には、上記と同様に各原料の仕込
みを行なったのちTFEまたはVDFを圧入し密封した
後秤量した。
Pと略記する)またはクロロトリフルオロエチレン(C
TFEと略記する)を同表に記載されている通りの量で
仕込んで密封した。他方、テトラフルオロエチレン(T
FEと略記する)またはフッ化ビニリデン(VDFと略
記する)を用いる場合には、上記と同様に各原料の仕込
みを行なったのちTFEまたはVDFを圧入し密封した
後秤量した。
しかるのち、これらの各耐圧管を60℃に加温された回
転式恒温水槽に入れて16時間反応を行なってから内容
物を取り出し、不揮発分が50%となる様にキシレンの
必要量を添加して目的とするそれぞれの共重合体を得
た。得られた共重合体の分子量は第1表に掲げられてい
る通りであり、ガードナーカラーはいずれも1以下であ
った。
転式恒温水槽に入れて16時間反応を行なってから内容
物を取り出し、不揮発分が50%となる様にキシレンの
必要量を添加して目的とするそれぞれの共重合体を得
た。得られた共重合体の分子量は第1表に掲げられてい
る通りであり、ガードナーカラーはいずれも1以下であ
った。
実施例1〜5 第2表に記載の比率がフルオロオレフィン共重合体(A)
とフォスフィン化合物(B)とを混合し、混合物の500
mを1000mのブリキ缶に入れて密閉し、40℃
の恒温槽に3ケ月間保存した後のガードナー粘度とガー
ドナーカラーを測定した。3ケ月間保存後の粘度と混合
直後の粘度比を計算し保存安定性を評価した。結果を同
表に記載した。
とフォスフィン化合物(B)とを混合し、混合物の500
mを1000mのブリキ缶に入れて密閉し、40℃
の恒温槽に3ケ月間保存した後のガードナー粘度とガー
ドナーカラーを測定した。3ケ月間保存後の粘度と混合
直後の粘度比を計算し保存安定性を評価した。結果を同
表に記載した。
比較例1〜6 第2表に記載の比率で第3級アミンを添加した樹脂溶液
もしくは共重合体(A)のみを実施例と同様にして保存
し、保存安定性と樹脂カラーを評価した。
もしくは共重合体(A)のみを実施例と同様にして保存
し、保存安定性と樹脂カラーを評価した。
〔発明の効果〕 以上の結果からも明らかな様に、本発明の組成物は長期
間保存しても粘度の上昇および着色は小さく、保存安定
性の著しい向上がもたらされたものであった。
間保存しても粘度の上昇および着色は小さく、保存安定
性の著しい向上がもたらされたものであった。
Claims (5)
- 【請求項1】水酸基を含有するフルオロオレフィン共重
合体(A)およびフォスフィン化合物(B)を含んで成る樹脂
組成物。 - 【請求項2】共重合体(A)がフルオロオレフィン、ヒド
ロキシアルキルビニルエーテル、ならびにシクロアルキ
ルビニルエーテルおよび/またはアルキルビニルエーテ
ルを必須の単量体成分として使用し共重合して得られる
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の組成物。 - 【請求項3】共重合体(A)がフルオロオレフィン、ヒド
ロキシアルキルビニルエーテルならびにカルボン酸ビニ
ルを必須の単量体成分として使用し共重合して得られる
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の組成物。 - 【請求項4】共重合体(A)がフルオロオレフィン、ヒド
ロキシアルキルビニルエーテル、カルボン酸ビニルなら
びにシクロアルキルビニルエーテルおよび/またはアル
キルビニルエーテルを必須の単量体成分として使用し共
重合して得られるものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の組成物。 - 【請求項5】フルオロオレフィンがヘキサフルオロプロ
ピレン、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレンおよびフッ化ビニリデンから成る群から選ばれ
た少なくとも一種であることを特徴とする特許請求の範
囲第2項から第4項いずれかに記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484785A JPH0629351B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484785A JPH0629351B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62104862A JPS62104862A (ja) | 1987-05-15 |
| JPH0629351B2 true JPH0629351B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=17124857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24484785A Expired - Lifetime JPH0629351B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629351B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5084498A (en) * | 1990-10-17 | 1992-01-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for stabilizing copolymers of ethylenically unsaturated fluoro compounds with vinyl ethers |
| JP2567802B2 (ja) * | 1993-08-09 | 1996-12-25 | 川崎重工業株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御方法 |
| WO2015060970A1 (en) | 2013-10-22 | 2015-04-30 | Honeywell International Inc. | Curable fluorocopolymer formed from tetrafluoropropene |
| US20190169337A1 (en) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | Honeywell International Inc. | Endcapped fluoropolymers for coating applications and processes of producing same |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24484785A patent/JPH0629351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62104862A (ja) | 1987-05-15 |
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