JPH06293736A - 新規抗生物質nk170204a及びnk170204b、その製造法及びその用途 - Google Patents
新規抗生物質nk170204a及びnk170204b、その製造法及びその用途Info
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- JPH06293736A JPH06293736A JP10375493A JP10375493A JPH06293736A JP H06293736 A JPH06293736 A JP H06293736A JP 10375493 A JP10375493 A JP 10375493A JP 10375493 A JP10375493 A JP 10375493A JP H06293736 A JPH06293736 A JP H06293736A
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- Japan
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- nk170204b
- nk170204a
- antibiotic
- antibiotics
- substance
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- Pending
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- Pyridine Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】下記式
【化1】
【化2】
で示される化合物。
【効果】抗生物質NK170204A及びNK1702
04Bは抗菌・抗真菌作用、制癌作用及び殺虫作用を有
し、医薬又は農薬として有用である。
04Bは抗菌・抗真菌作用、制癌作用及び殺虫作用を有
し、医薬又は農薬として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗生物質NK170204A 及
びNK170204B 、並びにそれらを有効成分とする抗菌・抗
真菌剤、制癌剤および殺虫剤に関するもので、この新規
抗生物質は医薬又は農薬として使用される。
びNK170204B 、並びにそれらを有効成分とする抗菌・抗
真菌剤、制癌剤および殺虫剤に関するもので、この新規
抗生物質は医薬又は農薬として使用される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
種々の抗生物質が抗菌剤などとして使用されている。し
かし、耐性などの問題から常に新しい抗生物質が求めら
れている。
種々の抗生物質が抗菌剤などとして使用されている。し
かし、耐性などの問題から常に新しい抗生物質が求めら
れている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の抗生物質NK1702
04A 及びNK170204B は文献未載の新規化合物であり、こ
のものは抗菌剤、抗真菌剤、制癌剤および殺虫剤として
有用な物質である。そして、本発明の抗生物質NK170204
A 及びNK170204B はストレプトミセス属に属する抗生物
質NK170204A 及びNK170204B 生産菌を栄養培地中で培養
し、抗生物質NK170204A 及びNK170204B を生成蓄積せし
め、その培養物から採取することにより得ることができ
る。
04A 及びNK170204B は文献未載の新規化合物であり、こ
のものは抗菌剤、抗真菌剤、制癌剤および殺虫剤として
有用な物質である。そして、本発明の抗生物質NK170204
A 及びNK170204B はストレプトミセス属に属する抗生物
質NK170204A 及びNK170204B 生産菌を栄養培地中で培養
し、抗生物質NK170204A 及びNK170204B を生成蓄積せし
め、その培養物から採取することにより得ることができ
る。
【0004】すなわち本発明は一般式(1)
【化4】 [式中、R は
【化5】 又は
【化6】 を示す]で表される抗生物質NK170204A 又はNK170204B
に関する。
に関する。
【0005】本発明に使用される抗生物質NK170204A 及
びNK170204B 生産菌は、工業技術院微生物工業技術研究
所に微工研菌寄第13208 号として寄託されている。便宜
上ストレプトミセス・エスピーNK170204株と呼ばれるこ
のものの菌学的性質について以下に記載する。
びNK170204B 生産菌は、工業技術院微生物工業技術研究
所に微工研菌寄第13208 号として寄託されている。便宜
上ストレプトミセス・エスピーNK170204株と呼ばれるこ
のものの菌学的性質について以下に記載する。
【0006】1)形態的性質 27℃2週間後に観察した結果、気菌糸は単純分岐し、そ
の先端はらせん状である。胞子のう及び輪生糸の形成は
認められない。また、遊走子も認められない。胞子表面
は平滑または粗面で、胞子はシリンダー型で、大きさ0.
7 〜0.9 ×0.9〜1.4 μm である。10以上の連鎖をなし
て胞子が形成される。
の先端はらせん状である。胞子のう及び輪生糸の形成は
認められない。また、遊走子も認められない。胞子表面
は平滑または粗面で、胞子はシリンダー型で、大きさ0.
7 〜0.9 ×0.9〜1.4 μm である。10以上の連鎖をなし
て胞子が形成される。
【0007】2)各種培地における生育 各種培地上、27℃2週間後の生育状態を下記表1に示
す。
す。
【表1】
【0008】3)生理学的性質 生育適度範囲 : 24 〜 32 ℃ 硝酸塩の還元 :陰性 ゼラチンの液化 (グルコース・ペプトン・ゼラチン培
地上、20℃) : 陽性 スターチの加水分解 (スターチ・無機塩寒天培地) :
陽性 脱脂牛乳の凝固:陽性 脱脂牛乳のペイント化:陽性 メラニン様色素の生成:陰性
地上、20℃) : 陽性 スターチの加水分解 (スターチ・無機塩寒天培地) :
陽性 脱脂牛乳の凝固:陽性 脱脂牛乳のペイント化:陽性 メラニン様色素の生成:陰性
【0009】4)炭素源の利用性 (プリドハム・ゴドリ
ーブ寒天培地上) L-アラビノース + D-キシロース + D-グルコース + D-フラクトース + シュクロース − イノシトール + L-ラムノース + ラフィノース + D-マンニトール +
ーブ寒天培地上) L-アラビノース + D-キシロース + D-グルコース + D-フラクトース + シュクロース − イノシトール + L-ラムノース + ラフィノース + D-マンニトール +
【0010】5)細胞壁中のジアミノピメリン酸 LL- ジアミノピメリン酸である。
【0011】以上を要約すると、本菌株は細胞壁のジア
ミノピメリン酸はLL型であり、インターナショナル・ス
トレプトミセス属・プロジェクト (略称ISP)の方法によ
れば、胞子形成菌糸の形態は、セクションス・スパイラ
ルズ (Spairales)に属し、胞子表面は平滑あるいは粗面
で、成熟した菌糸の色は灰色系統 (Gray color-series)
である。
ミノピメリン酸はLL型であり、インターナショナル・ス
トレプトミセス属・プロジェクト (略称ISP)の方法によ
れば、胞子形成菌糸の形態は、セクションス・スパイラ
ルズ (Spairales)に属し、胞子表面は平滑あるいは粗面
で、成熟した菌糸の色は灰色系統 (Gray color-series)
である。
【0012】また、メラニン様色素は生産しない。基生
菌糸の色は淡黄色あるいは淡褐色を呈する。炭素源とし
てはL-アラビノース、D-グルコース、D-フラクトース、
ラフィノース、D-マンノース、D-マンニトール、D-キシ
ロース、イノシトールを利用し、シュクロースを利用し
ない。
菌糸の色は淡黄色あるいは淡褐色を呈する。炭素源とし
てはL-アラビノース、D-グルコース、D-フラクトース、
ラフィノース、D-マンノース、D-マンニトール、D-キシ
ロース、イノシトールを利用し、シュクロースを利用し
ない。
【0013】以上の性質をもとにアール・イー・ブッフ
ァナン・アンド・エヌ・イー・ギボンズ(R.E.Buchanan
& N.E.Gibbons)編、バージーズ・マニュアル・オブ・
デタミネーティブ・バクテリオロジー(Bergey's Manual
of Determinative Bacteriology)第8版、1974年に従
って検索を行った結果、上記NK170204株はストレプトミ
セス属に属することが判明した。よって、本菌をストレ
プトミセス・エスピー(Streptomyces sp.) NK170204と
命名した。
ァナン・アンド・エヌ・イー・ギボンズ(R.E.Buchanan
& N.E.Gibbons)編、バージーズ・マニュアル・オブ・
デタミネーティブ・バクテリオロジー(Bergey's Manual
of Determinative Bacteriology)第8版、1974年に従
って検索を行った結果、上記NK170204株はストレプトミ
セス属に属することが判明した。よって、本菌をストレ
プトミセス・エスピー(Streptomyces sp.) NK170204と
命名した。
【0014】本発明による抗生物質NK170204A 及びNK17
0204B の生産には上記ストレプトミセス・エスピーNK17
0204株による発酵が実施される。本菌株の培養は20〜37
℃の温度範囲で通常の放線菌の培養に適切な水溶性栄養
源を含む培地中にて好気条件下で実施される。
0204B の生産には上記ストレプトミセス・エスピーNK17
0204株による発酵が実施される。本菌株の培養は20〜37
℃の温度範囲で通常の放線菌の培養に適切な水溶性栄養
源を含む培地中にて好気条件下で実施される。
【0015】本培養の目的に供される培地としては放線
菌が利用できる栄養源を含めばよく、培地組成としてグ
ルコース、フルクトース、シュクロースなどの糖類、澱
粉およびグリセリンなどの炭素源およびカゼイン、ポリ
ペプトン、大豆ミール、綿実ミール、肉エキス、乾燥酵
母、コーンスティープリカーなどの有機態窒素もしくは
硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムなどの無機態窒素
などの窒素源を単独ないし併合して用いることができ
る。
菌が利用できる栄養源を含めばよく、培地組成としてグ
ルコース、フルクトース、シュクロースなどの糖類、澱
粉およびグリセリンなどの炭素源およびカゼイン、ポリ
ペプトン、大豆ミール、綿実ミール、肉エキス、乾燥酵
母、コーンスティープリカーなどの有機態窒素もしくは
硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムなどの無機態窒素
などの窒素源を単独ないし併合して用いることができ
る。
【0016】さらに塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、
硫酸鉄、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、各種ビタミンな
どを生育促進および調節の目的で利用することも可能で
ある。ストレプトミセス・エスピーNK170204株の保存は
凍結乾燥、寒天斜面培地などに継代するなど種々の方法
が可能である。抗生物質NK170204A 及びNK170204B を生
産する場合、寒天斜面培地より1白菌耳胞子をかきとり
振盪フラスコに移植し2〜5日、25〜30℃で培養し種菌
とする。本培養のスケールに応じて種培養を繰り返し、
種菌を大量に得ることもできる。
硫酸鉄、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、各種ビタミンな
どを生育促進および調節の目的で利用することも可能で
ある。ストレプトミセス・エスピーNK170204株の保存は
凍結乾燥、寒天斜面培地などに継代するなど種々の方法
が可能である。抗生物質NK170204A 及びNK170204B を生
産する場合、寒天斜面培地より1白菌耳胞子をかきとり
振盪フラスコに移植し2〜5日、25〜30℃で培養し種菌
とする。本培養のスケールに応じて種培養を繰り返し、
種菌を大量に得ることもできる。
【0017】本培養に際してはこのようにして得られた
種菌を一定発酵容器に接種し20〜35℃、好ましくは25〜
30℃で3〜6日間通気攪拌する。得られた培養液を遠心
分離または濾過などの手段により菌体とろ液に分離す
る。菌体よりアセトン、メタノールなど水と混じる溶媒
にて目的物質を抽出する。抽出操作は必要に応じ繰り返
し行える。
種菌を一定発酵容器に接種し20〜35℃、好ましくは25〜
30℃で3〜6日間通気攪拌する。得られた培養液を遠心
分離または濾過などの手段により菌体とろ液に分離す
る。菌体よりアセトン、メタノールなど水と混じる溶媒
にて目的物質を抽出する。抽出操作は必要に応じ繰り返
し行える。
【0018】このようにして抗生物質NK170204A 及びNK
170204B を含む抽出液を得た後、減圧下溶媒を除去す
る。かくして得られた抗生物質NK170204A 及びNK170204
B を含む水溶液に水と混合しない酢酸エチル、n-ブタノ
ールなどの溶剤を加えて抗生物質NK170204A 及びNK1702
04B を有機溶媒層に抽出する。
170204B を含む抽出液を得た後、減圧下溶媒を除去す
る。かくして得られた抗生物質NK170204A 及びNK170204
B を含む水溶液に水と混合しない酢酸エチル、n-ブタノ
ールなどの溶剤を加えて抗生物質NK170204A 及びNK1702
04B を有機溶媒層に抽出する。
【0019】一方、ろ液には酢酸エチル、n-ブタノール
などの溶剤を加えて抗生物質NK170204A 及びNK170204B
を有機溶媒層に抽出する。菌体からの抽出液とろ液から
の抽出液を合わせる。必要ならば、この合わせた有機溶
媒層を飽和食塩水などの溶液にて洗浄すれば水溶性の不
純物などの除去に効果がある。
などの溶剤を加えて抗生物質NK170204A 及びNK170204B
を有機溶媒層に抽出する。菌体からの抽出液とろ液から
の抽出液を合わせる。必要ならば、この合わせた有機溶
媒層を飽和食塩水などの溶液にて洗浄すれば水溶性の不
純物などの除去に効果がある。
【0020】かくして得られた溶媒層に無水硫酸ナトリ
ウムを加えて脱水した後、溶媒を減圧下に留去すれば抗
生物質NK170204A 及びNK170204B を含む粗抽出物を得る
ことができる。
ウムを加えて脱水した後、溶媒を減圧下に留去すれば抗
生物質NK170204A 及びNK170204B を含む粗抽出物を得る
ことができる。
【0021】更に、抗生物質NK170204A 及びNK170204B
を精製するためには、得られた粗抽出物を少量のクロロ
ホルムに溶かしシリカゲルを用い、クロロホルム/メタ
ノールで展開するカラムクロマトグラフィーを行い活性
画分を集めて減圧濃縮する。
を精製するためには、得られた粗抽出物を少量のクロロ
ホルムに溶かしシリカゲルを用い、クロロホルム/メタ
ノールで展開するカラムクロマトグラフィーを行い活性
画分を集めて減圧濃縮する。
【0022】次にシリカゲルを用い、トルエン/酢酸エ
チルで展開するカラムクロマトグラフィーを行い活性画
分を集めて減圧濃縮する。更に、セファーデックス LH-
20を用い、メタノールで展開するカラムクロマトグラフ
ィーを行い活性画分を集めて減圧下で濃縮乾固すると褐
色のアメ状物質を得る。
チルで展開するカラムクロマトグラフィーを行い活性画
分を集めて減圧濃縮する。更に、セファーデックス LH-
20を用い、メタノールで展開するカラムクロマトグラフ
ィーを行い活性画分を集めて減圧下で濃縮乾固すると褐
色のアメ状物質を得る。
【0023】これを分取用シリカゲル薄層板を用い、ト
ルエン/酢酸エチルで展開し活性部を取り出しクロロホ
ルム/メタノール溶液で抽出し、抽出液を減圧濃縮す
る。得られた褐色のアメ状物質を少量のメタノールに溶
かしセファーデックス LH-20を用い、メタノールで展開
するカラムクロマトグラフィーを行い活性画分を集めて
減圧下で濃縮乾固すると、うすい黄褐色のアメ状の本物
質を得る。
ルエン/酢酸エチルで展開し活性部を取り出しクロロホ
ルム/メタノール溶液で抽出し、抽出液を減圧濃縮す
る。得られた褐色のアメ状物質を少量のメタノールに溶
かしセファーデックス LH-20を用い、メタノールで展開
するカラムクロマトグラフィーを行い活性画分を集めて
減圧下で濃縮乾固すると、うすい黄褐色のアメ状の本物
質を得る。
【0024】このようにして得られた抗生物質NK170204
A は下記に示すような物理化学的性状を有する。
A は下記に示すような物理化学的性状を有する。
【0025】(1)外観 うすい黄褐色アメ状 (2)分子式 C24H35NO4 (3)分子量 401 (4)構造式
【化7】 (5)紫外線吸収スペクトル (メタノール中にて測定)
;図1に示す。 λmax : 201.8nm (E(1%,1cm)=925.5) 231.6nm (E(1%,1cm)=881.5) 237.6nm (E(1%,1cm)=896.3) 272.2nm (E(1%,1cm)=143.9)
;図1に示す。 λmax : 201.8nm (E(1%,1cm)=925.5) 231.6nm (E(1%,1cm)=881.5) 237.6nm (E(1%,1cm)=896.3) 272.2nm (E(1%,1cm)=143.9)
【0026】(6)赤外線吸収スペクトル (KBr 中にて
測定) ;図2に示す。 (7)1H-NMRスペクトル (重ジメチルスルオキシド中 4
00MHZ で測定) ;図3に示す。 (8)13C-NMR スペクトル (重ジメチルスルオキシド中
100MHZ で測定);図4に示す。
測定) ;図2に示す。 (7)1H-NMRスペクトル (重ジメチルスルオキシド中 4
00MHZ で測定) ;図3に示す。 (8)13C-NMR スペクトル (重ジメチルスルオキシド中
100MHZ で測定);図4に示す。
【0027】(9)溶解性 可溶;クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、メタノー
ル、エタノール、ジメチルスルオキシド 不溶;ヘキサン、水 (10)シリカゲル薄層 (メルク社Art.5715) クロマト
グラフィーによるRf値;クロロホルム :メタノール(1
0:1 )の展開溶剤で0.55を示す。
ル、エタノール、ジメチルスルオキシド 不溶;ヘキサン、水 (10)シリカゲル薄層 (メルク社Art.5715) クロマト
グラフィーによるRf値;クロロホルム :メタノール(1
0:1 )の展開溶剤で0.55を示す。
【0028】抗生物質NK170204B は下記に示すような物
理化学的性状を有する。 (1)外観 黄褐色アメ状 (2)分子式 C27H39N04 (3)分子量 441 (4)構造式
理化学的性状を有する。 (1)外観 黄褐色アメ状 (2)分子式 C27H39N04 (3)分子量 441 (4)構造式
【化8】
【0029】(5)紫外線吸収スペクトル (メタノール
中にて測定) ;図5に示す。 λmax : 202.1nm (E(1%,1cm)=1031) 233.6nm (E(1%,1cm)=1114) 239.4nm (E(1%,1cm)=1154) 270.8nm (E(1%,1cm)=172)
中にて測定) ;図5に示す。 λmax : 202.1nm (E(1%,1cm)=1031) 233.6nm (E(1%,1cm)=1114) 239.4nm (E(1%,1cm)=1154) 270.8nm (E(1%,1cm)=172)
【0030】(6)赤外線吸収スペクトル (KBr 中にて
測定) ;図6に示す。 (7)1H-NMRスペクトル (重ジメチルスルオキシド中 4
00MHZ で測定);図7に示す。 (8)13C-NMR スペクトル (重ジメチルスルオキシド中
100MHZ で測定);図8に示す。 (9)溶解性 可溶;クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、メタノー
ル、エタノール、ジメチルスルオキシド 不溶;ヘキサン、水
測定) ;図6に示す。 (7)1H-NMRスペクトル (重ジメチルスルオキシド中 4
00MHZ で測定);図7に示す。 (8)13C-NMR スペクトル (重ジメチルスルオキシド中
100MHZ で測定);図8に示す。 (9)溶解性 可溶;クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、メタノー
ル、エタノール、ジメチルスルオキシド 不溶;ヘキサン、水
【0031】(10)シリカゲル薄層 (メルク社Art.57
15) クロマトグラフィーによるRf値;クロロホルム :メ
タノール(10:1 )の展開溶剤で0.61を示す。
15) クロマトグラフィーによるRf値;クロロホルム :メ
タノール(10:1 )の展開溶剤で0.61を示す。
【0032】
【作用】次に抗生物質NK170204A 及びNK170204B の生物
活性について述べる。 試験例1 本化合物のミューラー・ヒントン寒天培地における寒天
平板希釈法により37℃、18時間培養後に判定した抗菌活
性を表2に示した。
活性について述べる。 試験例1 本化合物のミューラー・ヒントン寒天培地における寒天
平板希釈法により37℃、18時間培養後に判定した抗菌活
性を表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】試験例2 抗生物質NK170204A 及びNK170204B の抗真菌作用を検討
した。抗生物質NK170204A 及びNK170204B のツァペック
寒天培地により27℃、72時間培養後に判定した抗真菌活
性を表3に示した。
した。抗生物質NK170204A 及びNK170204B のツァペック
寒天培地により27℃、72時間培養後に判定した抗真菌活
性を表3に示した。
【0035】
【表3】
【0036】試験例3 本化合物のヒト卵巣癌細胞(A2780)に対する増殖抑制作
用を検討した。ヒト卵巣癌細胞を1.5 ×104 個/穴の割
合で96穴テストプレートに接種し、37℃、5%のCO2 イン
キュベーター内で24時間培養した後、本化合物を種々の
濃度で培養液に添加した。添加72時間後、MTT 法により
本化合物の種々の濃度におけるヒト卵巣癌細胞の増殖抑
制率を求めた。
用を検討した。ヒト卵巣癌細胞を1.5 ×104 個/穴の割
合で96穴テストプレートに接種し、37℃、5%のCO2 イン
キュベーター内で24時間培養した後、本化合物を種々の
濃度で培養液に添加した。添加72時間後、MTT 法により
本化合物の種々の濃度におけるヒト卵巣癌細胞の増殖抑
制率を求めた。
【0037】結果を表4に示した。抗生物質NK170204A
及びNK170204B のIC50値は、ヒト卵巣癌細胞に対して17
μg/ml及び13μg/mlの増殖抑制作用を示した。
及びNK170204B のIC50値は、ヒト卵巣癌細胞に対して17
μg/ml及び13μg/mlの増殖抑制作用を示した。
【0038】
【表4】
【0039】試験例4 抗生物質NK170204A 及びNK170204B のチカイエカの殺虫
作用について検討した。小シャーレ(容量15ml) に井水
10mlと3令幼虫5頭を入れた。ここに本化合物のエタノ
ール溶液10μlを所定濃度になるように滴下する。
作用について検討した。小シャーレ(容量15ml) に井水
10mlと3令幼虫5頭を入れた。ここに本化合物のエタノ
ール溶液10μlを所定濃度になるように滴下する。
【0040】滴下後静かに攪拌し、餌を与えて恒温室
(26±1℃)に保持し、3日後に生・死虫数を調べた。
結果を表5に示した。本化合物は1.0ppmでの殺虫率100%
を示し、明らかに殺蚊作用を認めた。
(26±1℃)に保持し、3日後に生・死虫数を調べた。
結果を表5に示した。本化合物は1.0ppmでの殺虫率100%
を示し、明らかに殺蚊作用を認めた。
【0041】
【表5】
【0042】上記のように、抗生物質NK170204A 及びNK
170204B は抗菌作用、抗真菌作用、制癌作用、殺虫作用
を有するので、抗菌剤、抗真菌剤、制癌剤、殺虫剤など
の医薬または農薬として使用できる。
170204B は抗菌作用、抗真菌作用、制癌作用、殺虫作用
を有するので、抗菌剤、抗真菌剤、制癌剤、殺虫剤など
の医薬または農薬として使用できる。
【0043】本化合物を医薬として使用する場合には、
単独または賦形剤として注射剤、経口剤、座剤等として
投与する。賦形剤は薬剤学的に許容されるものであれば
いずれでもよく、その種類および組成は投与経路や投与
方法によって決まる。
単独または賦形剤として注射剤、経口剤、座剤等として
投与する。賦形剤は薬剤学的に許容されるものであれば
いずれでもよく、その種類および組成は投与経路や投与
方法によって決まる。
【0044】例えば液状賦形剤としては水、アルコール
もしくは大豆油、ピーナツ油、ゴマ油、ミネラル油等の
動植物油または合成油を用いることもできる。固体賦形
剤としてはマルトース、シュクロースなどの糖類、各種
アミノ酸類、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセル
ロース誘導体、ステアリン酸マグネシウムなどの有機酸
塩類などを使用することができる。
もしくは大豆油、ピーナツ油、ゴマ油、ミネラル油等の
動植物油または合成油を用いることもできる。固体賦形
剤としてはマルトース、シュクロースなどの糖類、各種
アミノ酸類、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセル
ロース誘導体、ステアリン酸マグネシウムなどの有機酸
塩類などを使用することができる。
【0045】注射剤の場合には、賦形剤としては、生理
食塩水、各種緩衝液、グルコース、イノシトール、マン
ニトール等の糖類溶液、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール等のグリコール類溶液が望ましい。
食塩水、各種緩衝液、グルコース、イノシトール、マン
ニトール等の糖類溶液、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール等のグリコール類溶液が望ましい。
【0046】また、イノシトール、マンニトール、グル
コース、マンノース、マルトース、シュクロース等の糖
類やフェニルアラニン等のアミノ酸類の賦形剤と共に凍
結乾燥剤となし、投与時に注射用の適当な溶剤、例え
ば、滅菌水、ブドウ糖溶液、電解質溶液、アミノ酸溶液
等に溶解して静脈および筋肉内に投与することもでき
る。
コース、マンノース、マルトース、シュクロース等の糖
類やフェニルアラニン等のアミノ酸類の賦形剤と共に凍
結乾燥剤となし、投与時に注射用の適当な溶剤、例え
ば、滅菌水、ブドウ糖溶液、電解質溶液、アミノ酸溶液
等に溶解して静脈および筋肉内に投与することもでき
る。
【0047】経口剤の場合には、前記液状賦形剤もしく
は固体賦形剤とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒
剤、液剤、ドライシロップ剤等の形態にするのがよい。
また、ペレット剤として経皮、粘膜剤などの局所投与剤
としてもよい。
は固体賦形剤とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒
剤、液剤、ドライシロップ剤等の形態にするのがよい。
また、ペレット剤として経皮、粘膜剤などの局所投与剤
としてもよい。
【0048】製剤中における本化合物の含量は、通常
0.001〜1重量%であり、好ましくは0.01〜0.1 重量%
である。例えば、注射剤の場合には、通常の0.01〜0.05
重量%がよい。経口剤の場合には0.005 〜1重量%、好
ましくは0.05〜0.5 重量%とし、残部を賦形剤とする。
0.001〜1重量%であり、好ましくは0.01〜0.1 重量%
である。例えば、注射剤の場合には、通常の0.01〜0.05
重量%がよい。経口剤の場合には0.005 〜1重量%、好
ましくは0.05〜0.5 重量%とし、残部を賦形剤とする。
【0049】投与量は、患者の年齢、体重、症状、治療
目的等により決定されるが、一般的には非経口投与で0.
1 〜5μg/kg/日、経口投与で0.5 〜30μg/kg/日
である。
目的等により決定されるが、一般的には非経口投与で0.
1 〜5μg/kg/日、経口投与で0.5 〜30μg/kg/日
である。
【0050】本化合物を医薬として使用する場合、経口
投与あるいは非経口投与いずれでも投与することができ
る。投与量は、投与の方法によっても異なるが、通常0.
01〜20mg/kg/日が好ましい。
投与あるいは非経口投与いずれでも投与することができ
る。投与量は、投与の方法によっても異なるが、通常0.
01〜20mg/kg/日が好ましい。
【0051】本化合物は、適当な製剤用担体と混合して
調製した製剤の形で投与される。製剤の形としては、例
えば錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、座剤、
注射剤、軟膏、エアゾール剤等が用いられる。
調製した製剤の形で投与される。製剤の形としては、例
えば錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、座剤、
注射剤、軟膏、エアゾール剤等が用いられる。
【0052】本化合物を農園芸用真菌剤として使用する
場合、使用目的に応じてそのまま単体で使用できるが、
効果を助長あるいは安全にするために農薬補助剤を配合
して製剤とし、これを直接使用するが、必要に応じ希釈
するなどして適用するのが一般的である。
場合、使用目的に応じてそのまま単体で使用できるが、
効果を助長あるいは安全にするために農薬補助剤を配合
して製剤とし、これを直接使用するが、必要に応じ希釈
するなどして適用するのが一般的である。
【0053】本発明化合物の製剤化にあたっては何ら特
別の条件を必要とせず、農薬製造分野において一般的に
行われている方法により、粉剤、粒剤、微粒剤、水和
剤、フロアプル剤、乳剤、マイクロカプセル剤、油剤、
エアゾール、加熱燻蒸剤 (蚊取線香、電気蚊取など) 、
フォッキングなどの煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌などの
任意の製剤形態にして使用できる。
別の条件を必要とせず、農薬製造分野において一般的に
行われている方法により、粉剤、粒剤、微粒剤、水和
剤、フロアプル剤、乳剤、マイクロカプセル剤、油剤、
エアゾール、加熱燻蒸剤 (蚊取線香、電気蚊取など) 、
フォッキングなどの煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌などの
任意の製剤形態にして使用できる。
【0054】ここで言う農薬補助剤としては担体 (希釈
剤) およびその他の補助剤、例えば展着剤、乳化剤、湿
展剤、分散剤、固着剤、崩壊剤などを挙げることができ
る。
剤) およびその他の補助剤、例えば展着剤、乳化剤、湿
展剤、分散剤、固着剤、崩壊剤などを挙げることができ
る。
【0055】また、その使用量は剤形、施用する方法、
時期その他の条件によって変わるが、農園芸用剤は通常
10アール当たり有効成分量で10〜 300g、好ましくは15
〜200 gが使用される。
時期その他の条件によって変わるが、農園芸用剤は通常
10アール当たり有効成分量で10〜 300g、好ましくは15
〜200 gが使用される。
【0056】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。以下本発明の化合物の製法を実施例に
より示す。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。以下本発明の化合物の製法を実施例に
より示す。
【0057】実施例1 A) 培養 ストレプトミセス・エスピーNK170204株を1000mlあたり
グリセリン20g 、アジプロン(味の素KK) 20g、食塩3
gを含有するpH7の滅菌した 100mlを含む 500mlの三角
フラスコに一白菌耳接種し、27℃で200rpmの回転数(7cm
の回転半径) のロータリー振盪培養機で72時間培養し本
培養の種菌とした。
グリセリン20g 、アジプロン(味の素KK) 20g、食塩3
gを含有するpH7の滅菌した 100mlを含む 500mlの三角
フラスコに一白菌耳接種し、27℃で200rpmの回転数(7cm
の回転半径) のロータリー振盪培養機で72時間培養し本
培養の種菌とした。
【0058】得られた種培養液 400ml、種培養と同じ組
成の液体培地20リットルを入れた30リットル容ジャーフ
ァーメンターに接種し、27℃で72時間通気攪拌培養 (通
気量10リットル/min、攪拌250rpm) を行った。
成の液体培地20リットルを入れた30リットル容ジャーフ
ァーメンターに接種し、27℃で72時間通気攪拌培養 (通
気量10リットル/min、攪拌250rpm) を行った。
【0059】次に培養液を採取し、濾過助剤としてダイ
カライト 0.5kgを加えた後にフィルタープレスにより濾
過を行い、培養ろ液19リットルと 2.1kgの湿菌体を得
た。得られた菌体にアセトン9リットルを加え、攪拌後
3時間放置し濾過をして抽出液を得た。
カライト 0.5kgを加えた後にフィルタープレスにより濾
過を行い、培養ろ液19リットルと 2.1kgの湿菌体を得
た。得られた菌体にアセトン9リットルを加え、攪拌後
3時間放置し濾過をして抽出液を得た。
【0060】減圧下にアセトンを留去し、得られた濃縮
液をろ液と合わせた後酢酸エチル20リットルを加え抽出
した。酢酸エチル層は無水硫酸ナトリウムで脱水後、減
圧下に濃縮しアメ状物質21gを得た。
液をろ液と合わせた後酢酸エチル20リットルを加え抽出
した。酢酸エチル層は無水硫酸ナトリウムで脱水後、減
圧下に濃縮しアメ状物質21gを得た。
【0061】得られたアメ状物質21gを少量のクロロホ
ルムに溶解し、シリカゲル(ワコーゲルC-200 和光純薬
工業KK製)150mlをクロロホルムで充填したカラムにの
せ、クロロホルム 500ml、クロロホルム/メタノール混
合液(100:1)800ml順次展開溶出するクロマトグラフィー
を行った。
ルムに溶解し、シリカゲル(ワコーゲルC-200 和光純薬
工業KK製)150mlをクロロホルムで充填したカラムにの
せ、クロロホルム 500ml、クロロホルム/メタノール混
合液(100:1)800ml順次展開溶出するクロマトグラフィー
を行った。
【0062】NK170204A 物質及びNK170204B 物質を含む
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質18.3gを
得た。このアメ状物質を少量のトルエン/酢酸エチル混
合液(10:1)に溶解し、シリカゲル80mlをトルエン/酢酸
エチル混合液(10:1) で充填したカラムにのせ、トルエ
ン/酢酸エチル混合液(10:1)900 ml、トルエン/酢酸エ
チル混合液(5:1) 600 mlで順次展開溶出するクロマトグ
ラフィーを行った。
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質18.3gを
得た。このアメ状物質を少量のトルエン/酢酸エチル混
合液(10:1)に溶解し、シリカゲル80mlをトルエン/酢酸
エチル混合液(10:1) で充填したカラムにのせ、トルエ
ン/酢酸エチル混合液(10:1)900 ml、トルエン/酢酸エ
チル混合液(5:1) 600 mlで順次展開溶出するクロマトグ
ラフィーを行った。
【0063】NK170204A 物質及びNK170204B 物質を含む
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質 547mgを
得た。この物質を少量のメタノールに溶解し、セファデ
ックスLH-20(ファルマシア社製) 400 mlをメタノールで
充填したカラムにのせ、メタノールで展開溶出するクロ
マトグラフィーを行った。
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質 547mgを
得た。この物質を少量のメタノールに溶解し、セファデ
ックスLH-20(ファルマシア社製) 400 mlをメタノールで
充填したカラムにのせ、メタノールで展開溶出するクロ
マトグラフィーを行った。
【0064】NK170204A 物質及びNK170204B 物質を含む
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質 258mgを
得た。この物質を少量のクロロホルムに溶解し、分取用
しりカゲル薄層板 (Art.5744、メルク社製) 上にのせ、
トルエン/酢酸エチル混合液(3:1) により展開するクロ
マトグラフィーを行った。
画分をまとめ減圧下で濃縮乾固し、アメ状物質 258mgを
得た。この物質を少量のクロロホルムに溶解し、分取用
しりカゲル薄層板 (Art.5744、メルク社製) 上にのせ、
トルエン/酢酸エチル混合液(3:1) により展開するクロ
マトグラフィーを行った。
【0065】薄層板からかき取ったNK170204A 物質また
はNK170204B 物質を含むシリカゲルを得た。NK170204A
物質を含んだシリカゲルをクロロホルム/メタノール混
合液(5:1) 20mlを用いて溶出を行い、得られた抽出液を
減圧下で濃縮乾固した。
はNK170204B 物質を含むシリカゲルを得た。NK170204A
物質を含んだシリカゲルをクロロホルム/メタノール混
合液(5:1) 20mlを用いて溶出を行い、得られた抽出液を
減圧下で濃縮乾固した。
【0066】この乾固物を少量のメタノールで溶解し、
セファデックス LH-20、100 mlをメタノールで充填した
カラムにのせ、メタノールで展開溶出するクロマトグラ
フィーを行った。NK170204A 物質を含む画分をまとめて
減圧下で濃縮乾固し、うすい黄褐色のアメ状になったNK
170204A 物質42.5mgを得た。
セファデックス LH-20、100 mlをメタノールで充填した
カラムにのせ、メタノールで展開溶出するクロマトグラ
フィーを行った。NK170204A 物質を含む画分をまとめて
減圧下で濃縮乾固し、うすい黄褐色のアメ状になったNK
170204A 物質42.5mgを得た。
【0067】同様にNK170204B 物質を含んだシリカゲル
より溶出し、セファデックスLH-20のクロマトグラフィ
ーを行い、うすい黄褐色のアメ状になったNK170204B 物
質53.3mgを得た。
より溶出し、セファデックスLH-20のクロマトグラフィ
ーを行い、うすい黄褐色のアメ状になったNK170204B 物
質53.3mgを得た。
【0068】
【発明の効果】本発明物質である抗生物質NK1702
04A及びNK170204Bは抗菌・抗真菌剤、制癌
剤及び殺虫剤の有効成分として有用である。
04A及びNK170204Bは抗菌・抗真菌剤、制癌
剤及び殺虫剤の有効成分として有用である。
【図1】図1は、抗生物質NK170204Aのメタノ
ール中で測定した紫外線吸収スペクトルを示す。
ール中で測定した紫外線吸収スペクトルを示す。
【図2】図2は、抗生物質NK170204AのKBr
中にて測定した赤外線吸収スペクトルを示す。
中にて測定した赤外線吸収スペクトルを示す。
【図3】図3は、抗生物質NK170204Aの重ジメ
チルスルオキシド中で測定した1H−NMRスペクトル
を示す。
チルスルオキシド中で測定した1H−NMRスペクトル
を示す。
【図4】図4は、抗生物質NK170204Aの重ジメ
チルスルオキシド中で測定した13C−NMRスペクトル
を示す。
チルスルオキシド中で測定した13C−NMRスペクトル
を示す。
【図5】図5は、抗生物質NK170204Bのメタノ
ール中で測定した紫外線吸収スペクトルを示す。
ール中で測定した紫外線吸収スペクトルを示す。
【図6】図6は、抗生物質NK170204BのKBr
中にて測定した赤外線吸収スペクトルを示す。
中にて測定した赤外線吸収スペクトルを示す。
【図7】図7は、抗生物質NK170204Bの重ジメ
チルスルオキシド中で測定した1H−NMRスペクトル
を示す。
チルスルオキシド中で測定した1H−NMRスペクトル
を示す。
【図8】図8は、抗生物質NK170204Bの重ジメ
チルスルオキシド中で測定した13C−NMRスペクトル
を示す。
チルスルオキシド中で測定した13C−NMRスペクトル
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12P 17/12 C12R 1:465) 7804−4B
Claims (6)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [式中、R は 【化2】 又は 【化3】 を示す]で表される抗生物質NK170204A 又はNK170204B
。 - 【請求項2】請求項1に記載の抗生物質NK170204A 又は
NK170204B を有効成分とする抗菌・抗真菌剤。 - 【請求項3】請求項1に記載の抗生物質NK170204A 又は
NK170204B を有効成分とする制癌剤。 - 【請求項4】請求項1に記載の抗生物質NK170204A 又は
NK170204B を有効成分とする殺虫剤。 - 【請求項5】ストレプトミセス属に属する抗生物質NK17
0204A 又はNK170204B 生産菌を栄養培地中で培養し、抗
生物質NK170204A 又はNK170204B を生成蓄積せしめ、そ
の培養物から抗生物質NK170204A 又はNK170204B を採取
することを特徴とする抗生物質NK170204A 又はNK170204
B の製法。 - 【請求項6】ストレプトミセス・エスピーNK170204 (St
reptomyces sp. NK170204 、微工研菌寄第13208 号)
株。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375493A JPH06293736A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 新規抗生物質nk170204a及びnk170204b、その製造法及びその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375493A JPH06293736A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 新規抗生物質nk170204a及びnk170204b、その製造法及びその用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293736A true JPH06293736A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14362346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10375493A Pending JPH06293736A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 新規抗生物質nk170204a及びnk170204b、その製造法及びその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06293736A (ja) |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP10375493A patent/JPH06293736A/ja active Pending
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