JPH06293826A - 熱可塑性生分解性樹脂及びその製造方法 - Google Patents
熱可塑性生分解性樹脂及びその製造方法Info
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- JPH06293826A JPH06293826A JP5347299A JP34729993A JPH06293826A JP H06293826 A JPH06293826 A JP H06293826A JP 5347299 A JP5347299 A JP 5347299A JP 34729993 A JP34729993 A JP 34729993A JP H06293826 A JPH06293826 A JP H06293826A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は次の構造式(I)で表わされるジカ
ルボン酸の単独または混合物と構造式(II)で表わされ
るジオールの単独または混合物を縮重合させて形成され
た数平均分子量25,000〜45,000の熱可塑性
生分解性樹脂及びその製造方法に関するものであり、 ROOC−(−CH2−)n−COOR′ ……(I) HO−(−CH2−)m−OH ……(II) (上記式でR,R′は各々水素またはメチル基であり、
nは2〜8、mは2〜6である) 【構成】 本発明の樹脂は生分解性が優れるために環境
汚染を減らすことができるので治療用材料、農漁業用材
料、事務用品、家電製品、包装材料等生分解性が要求さ
れる各種分野での樹脂材料としてまことに有用である。
ルボン酸の単独または混合物と構造式(II)で表わされ
るジオールの単独または混合物を縮重合させて形成され
た数平均分子量25,000〜45,000の熱可塑性
生分解性樹脂及びその製造方法に関するものであり、 ROOC−(−CH2−)n−COOR′ ……(I) HO−(−CH2−)m−OH ……(II) (上記式でR,R′は各々水素またはメチル基であり、
nは2〜8、mは2〜6である) 【構成】 本発明の樹脂は生分解性が優れるために環境
汚染を減らすことができるので治療用材料、農漁業用材
料、事務用品、家電製品、包装材料等生分解性が要求さ
れる各種分野での樹脂材料としてまことに有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は次の構造式(I)で表わ
されるジカルボン酸の単独または混合物と次の構造式
(II)で表わされるジオールの単独または混合物を縮重
合させて形成された数平均分子量25,000〜45,
000の熱可塑性生分解性樹脂及びその製造方法に関す
るものである。
されるジカルボン酸の単独または混合物と次の構造式
(II)で表わされるジオールの単独または混合物を縮重
合させて形成された数平均分子量25,000〜45,
000の熱可塑性生分解性樹脂及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】 ROOC−(−CH2−)n−COOR′ ……(I) HO−(−CH2−)m−OH ……(II) (上記式でR,R′は各々水素またはメチル基であり、
nは2〜8、mは2〜6である)
nは2〜8、mは2〜6である)
【0003】
【従来の技術】最近の社会環境的成行きを見ると世界的
に環境汚染が深刻な社会問題として抬頭しているし、特
に各種用途に使用されるプラスチックが難分解性素材で
あるので自然環境を壊すからこれに対する規制方案が実
施されるか導入段階に達している。
に環境汚染が深刻な社会問題として抬頭しているし、特
に各種用途に使用されるプラスチックが難分解性素材で
あるので自然環境を壊すからこれに対する規制方案が実
施されるか導入段階に達している。
【0004】一方、一般的に脂肪族ポリエステルは生分
解性を持っているので(Journal ofMacromol.SCI-Che
m.,A-23(3),1986,393〜409)、現在治療用材料、農漁業
用材料及び包装材料等に応用されているか実用化研究が
進行されているが既存の脂肪族ポリエステルは主鎖の構
造、結晶性等の問題のために融点が低く、メルトインデ
ックス(Melt Index,MI)が高いので耐熱性及び機械的強
度等の物性が不足して用途が制限されているのが実情で
ある(R & D Evaluation Report No.47 Chart 3)。
解性を持っているので(Journal ofMacromol.SCI-Che
m.,A-23(3),1986,393〜409)、現在治療用材料、農漁業
用材料及び包装材料等に応用されているか実用化研究が
進行されているが既存の脂肪族ポリエステルは主鎖の構
造、結晶性等の問題のために融点が低く、メルトインデ
ックス(Melt Index,MI)が高いので耐熱性及び機械的強
度等の物性が不足して用途が制限されているのが実情で
ある(R & D Evaluation Report No.47 Chart 3)。
【0005】従来の脂肪族ポリエステルを製造する方法
としては日本公開特許公報平4−189822号及び日
本公開特許公報平4−189823号等に記載の方法を
挙げることができるがこれらの方法によって製造された
脂肪族ポリエステルは融点が低く、また分子量も20,
000未満で低くて用途展開が難しいのでイソシアネイ
トを導入させる方法が提案されたがこの樹脂も生分解性
樹脂への用途展開は難しい。またイソシアネイトを使用
すると作業中に人体に有害だけでなく成形加工後イソシ
アネイトを使用しない脂肪族ポリエステルに比べてエス
テル結合が易く切れることが難しいので生分解性が落ち
る結果になる。
としては日本公開特許公報平4−189822号及び日
本公開特許公報平4−189823号等に記載の方法を
挙げることができるがこれらの方法によって製造された
脂肪族ポリエステルは融点が低く、また分子量も20,
000未満で低くて用途展開が難しいのでイソシアネイ
トを導入させる方法が提案されたがこの樹脂も生分解性
樹脂への用途展開は難しい。またイソシアネイトを使用
すると作業中に人体に有害だけでなく成形加工後イソシ
アネイトを使用しない脂肪族ポリエステルに比べてエス
テル結合が易く切れることが難しいので生分解性が落ち
る結果になる。
【0006】なお、大韓民国公開特許公報92−121
54号等では芳香族及び脂肪族ポリエステルをランダム
コポリマで製造する方法等が提示されているが、芳香族
ポリエステルを使用する場合に生分解性が低下する問題
がある。
54号等では芳香族及び脂肪族ポリエステルをランダム
コポリマで製造する方法等が提示されているが、芳香族
ポリエステルを使用する場合に生分解性が低下する問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はイソシアネイ
トを使用して分子量を高めるか芳香族ポリエステルを使
用しなくても脂肪族‐ポリエステルを縮重合反応によっ
て数平均分子量を25,000〜45,000程度に高
める方法を提示するものである。
トを使用して分子量を高めるか芳香族ポリエステルを使
用しなくても脂肪族‐ポリエステルを縮重合反応によっ
て数平均分子量を25,000〜45,000程度に高
める方法を提示するものである。
【0008】即ち、本発明の目的は既存の脂肪族ポリエ
ステルとは違いジカルボン酸類とジオール類の反応モル
比、触媒量及び反応温度を調節し、触媒の投入時期を変
えて諸般物性が向上された生分解性脂肪族ポリエステル
を提供することである。
ステルとは違いジカルボン酸類とジオール類の反応モル
比、触媒量及び反応温度を調節し、触媒の投入時期を変
えて諸般物性が向上された生分解性脂肪族ポリエステル
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、本発明を詳細に説
明すると次のようになる。
明すると次のようになる。
【0010】本発明は次の構造式(I)で表わされるジ
カルボン酸の単独または混合物と次の構造式(II)で表
わされるジオールの単独または混合物を縮重合させて形
成された数平均分子量25,000〜45,000の熱
可塑性生分解性樹脂及びその製造方法に関するものであ
る。
カルボン酸の単独または混合物と次の構造式(II)で表
わされるジオールの単独または混合物を縮重合させて形
成された数平均分子量25,000〜45,000の熱
可塑性生分解性樹脂及びその製造方法に関するものであ
る。
【0011】 ROOC−(−CH2−)n−COOR′ ……(I) HO−(−CH2−)m−OH ……(II) (上記式でR,R′は各々水素またはメチル基であり、
nは2〜8、mは2〜6である) 以下、本発明をさらに詳細に説明する。
nは2〜8、mは2〜6である) 以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0012】本発明でエステル化反応またはエステル交
換反応時のジカルボン酸類は炭素数2〜8であるのが望
ましく、これを単独または二つ以上混合して使用するこ
とができ、もっとも好ましいのは単独使用する場合コハ
ク酸またはコハク酸ジメチルであり、二つ以上混合して
使用する場合にもコハク酸またはコハク酸ジメチルを包
含することが好ましい。尚、このジカルボン酸における
炭素数2〜8には二つのカルボキシル基の炭素数は含ま
れていない。
換反応時のジカルボン酸類は炭素数2〜8であるのが望
ましく、これを単独または二つ以上混合して使用するこ
とができ、もっとも好ましいのは単独使用する場合コハ
ク酸またはコハク酸ジメチルであり、二つ以上混合して
使用する場合にもコハク酸またはコハク酸ジメチルを包
含することが好ましい。尚、このジカルボン酸における
炭素数2〜8には二つのカルボキシル基の炭素数は含ま
れていない。
【0013】コハク酸またはコハク酸ジメチル(A)と
その他酸(B)との重量比はA:B=70:30〜10
0:0が適当であり、この時B成分が30重量%より大
きくなると融点等物性が低下する。
その他酸(B)との重量比はA:B=70:30〜10
0:0が適当であり、この時B成分が30重量%より大
きくなると融点等物性が低下する。
【0014】なお、エステル化反応またはエステル交換
反応時同時に使用されるジオール類は炭素数2〜6であ
るのが適当であり、例えばエチレングリコール、1,3
‐プロパンジオール、1,4‐ブタンジオール、1,6
‐ヘキサンジオール等を挙げることができるし、これを
単独または二つ以上混合して使用することができる。も
っとも好ましいのは単独使用の場合1,4‐ブタンジオ
ールが適当であり、二つ以上混合して使用する場合にも
1,4‐ブタンジオールを包含する場合が好ましいが、
この場合1,4‐ブタンジオール(A′)とその他ジオ
ール類(B′)との重量比はA′:B′=50:50〜
100:0が適当である。その他ジオール類(B′)成
分量は融点等に影響を及ぶが50重量%より大きくなる
と融点等の物性が低下するので好ましくない。
反応時同時に使用されるジオール類は炭素数2〜6であ
るのが適当であり、例えばエチレングリコール、1,3
‐プロパンジオール、1,4‐ブタンジオール、1,6
‐ヘキサンジオール等を挙げることができるし、これを
単独または二つ以上混合して使用することができる。も
っとも好ましいのは単独使用の場合1,4‐ブタンジオ
ールが適当であり、二つ以上混合して使用する場合にも
1,4‐ブタンジオールを包含する場合が好ましいが、
この場合1,4‐ブタンジオール(A′)とその他ジオ
ール類(B′)との重量比はA′:B′=50:50〜
100:0が適当である。その他ジオール類(B′)成
分量は融点等に影響を及ぶが50重量%より大きくなる
と融点等の物性が低下するので好ましくない。
【0015】エステル化反応またはエステル交換反応を
進行するに当って、ジカルボン酸とジオールとの反応モ
ル比は1:1.2〜2とするのが適当である。この時ジ
オールのモル比が1.2より少なくなると樹脂の色相が
不良となり、反応性が低下し、2より大きくなると反応
性の向上側面に比べて製造原価が高くなって好ましくな
い。エステル化反応またはエステル交換反応は190〜
220℃の温度で実施するのが好ましい。
進行するに当って、ジカルボン酸とジオールとの反応モ
ル比は1:1.2〜2とするのが適当である。この時ジ
オールのモル比が1.2より少なくなると樹脂の色相が
不良となり、反応性が低下し、2より大きくなると反応
性の向上側面に比べて製造原価が高くなって好ましくな
い。エステル化反応またはエステル交換反応は190〜
220℃の温度で実施するのが好ましい。
【0016】本発明のエステル化反応またはエステル交
換反応初期に添加する触媒としてはチタン酸テトラブチ
ル単独またはチタン酸テトラブチルと醋酸カルシウム、
醋酸亜鉛、ジブチルチンオキサイド、チタン酸テトラプ
ロピル中から選択された一つ以上との混合触媒を使用す
ることができ、添加量は0.005〜2重量%が好まし
い。
換反応初期に添加する触媒としてはチタン酸テトラブチ
ル単独またはチタン酸テトラブチルと醋酸カルシウム、
醋酸亜鉛、ジブチルチンオキサイド、チタン酸テトラプ
ロピル中から選択された一つ以上との混合触媒を使用す
ることができ、添加量は0.005〜2重量%が好まし
い。
【0017】0.005重量%より少なくなると反応性
が遅くなり、2重量%より大きくなると反応は速いが色
相が悪くなる。
が遅くなり、2重量%より大きくなると反応は速いが色
相が悪くなる。
【0018】エステル化反応またはエステル交換反応末
期または縮重合初期で添加する触媒としてはテトラブチ
ルチンオキサイド単独またはジブチルチンオキサイドと
チタン酸テトラブチル、チタン酸テトラプロピル、醋酸
カルシウム、チタン酸テトライソプロピル中から選択さ
れた一つ以上との混合触媒を使用することができ、添加
量は0.2〜1.5重量%が好ましい。
期または縮重合初期で添加する触媒としてはテトラブチ
ルチンオキサイド単独またはジブチルチンオキサイドと
チタン酸テトラブチル、チタン酸テトラプロピル、醋酸
カルシウム、チタン酸テトライソプロピル中から選択さ
れた一つ以上との混合触媒を使用することができ、添加
量は0.2〜1.5重量%が好ましい。
【0019】若し0.2重量%未満を添加すると固有粘
度及び分子量が増加せず反応速度が遅く、1.5重量%
を超過すると反応は速いが色相が不良になる。
度及び分子量が増加せず反応速度が遅く、1.5重量%
を超過すると反応は速いが色相が不良になる。
【0020】なお、この際色相を考慮して安定剤を投入
するのだが本発明では安定剤として燐酸トリメチル単独
または燐酸トリメチルとネオペンチル‐ジアリル‐オキ
シトリフォスフェイト、トリフェニルフォスフィン、燐
酸トリフェニル、燐酸塩中から選択された一つ以上との
混合安定剤を使用することができ、添加量は0.1〜
0.8重量%が良好である。
するのだが本発明では安定剤として燐酸トリメチル単独
または燐酸トリメチルとネオペンチル‐ジアリル‐オキ
シトリフォスフェイト、トリフェニルフォスフィン、燐
酸トリフェニル、燐酸塩中から選択された一つ以上との
混合安定剤を使用することができ、添加量は0.1〜
0.8重量%が良好である。
【0021】添加量が0.1重量%より少なくなると安
定剤としての効果が不充分となり、0.8重量%より大
きくなると反応時間が長くなり、物性が低下する。
定剤としての効果が不充分となり、0.8重量%より大
きくなると反応時間が長くなり、物性が低下する。
【0022】この場合黄変が起きることもあるが、これ
を防ぐために調整剤を極小量投入する。添加量は0.0
15重量%以下とするのが好ましい。
を防ぐために調整剤を極小量投入する。添加量は0.0
15重量%以下とするのが好ましい。
【0023】本発明で縮重合反応温度は240〜270
℃が好ましく、240℃より低くなると反応時間が延
び、270℃より高くなると熱分解及び色相が不良にな
る問題が発生する。
℃が好ましく、240℃より低くなると反応時間が延
び、270℃より高くなると熱分解及び色相が不良にな
る問題が発生する。
【0024】なお、縮重合反応時間は触媒と安定剤の量
によって差があるが250〜360分程度が好ましい。
この際縮重合反応時間はこの時間が長ければ分子量が大
きくなるので望む分子量によって時間を調節する。
によって差があるが250〜360分程度が好ましい。
この際縮重合反応時間はこの時間が長ければ分子量が大
きくなるので望む分子量によって時間を調節する。
【0025】一方、このようにして製造された樹脂に無
機充填材としてタルクと炭酸カルシウムを5〜60重量
%添加した後プラスチックコーダで配合して複合樹脂を
製造することができ、このような複合樹脂は価格が安
く、引張強度が改善されてメルトインデックスが低い長
所がある。
機充填材としてタルクと炭酸カルシウムを5〜60重量
%添加した後プラスチックコーダで配合して複合樹脂を
製造することができ、このような複合樹脂は価格が安
く、引張強度が改善されてメルトインデックスが低い長
所がある。
【0026】
【発明の効果】上記のような本発明によって製造された
熱可塑性生分解性樹脂は生分解性が優れるだけでなく、
諸般物性も優れるために環境汚染を減らすことができる
ので治療用材料、農漁業用材料、事務用品、家電製品、
包装材料等生分解性が要求される各種産業分野での樹脂
材料として誠に有用である。
熱可塑性生分解性樹脂は生分解性が優れるだけでなく、
諸般物性も優れるために環境汚染を減らすことができる
ので治療用材料、農漁業用材料、事務用品、家電製品、
包装材料等生分解性が要求される各種産業分野での樹脂
材料として誠に有用である。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例をあげてさらに詳細に
説明する。但し、本発明はこれらの実施例及び比較例の
記載に限定されるものではない。
説明する。但し、本発明はこれらの実施例及び比較例の
記載に限定されるものではない。
【0028】実施例1 加熱溶融縮合反応管内へコハク酸ジメチル146g、
1,4‐ブタンジオール162gと触媒であるチタン酸
テトラブチル0.03gを混合し、温度を200℃に昇
温させて理論量のメタノールが流出される時までエステ
ル交換反応をした。
1,4‐ブタンジオール162gと触媒であるチタン酸
テトラブチル0.03gを混合し、温度を200℃に昇
温させて理論量のメタノールが流出される時までエステ
ル交換反応をした。
【0029】エステル交換反応が終った後触媒であるチ
タン酸テトラブチル0.3g、ジブチルチンオキサイド
0.8g、安定剤である燐酸トリメチル0.4g及び調
整剤である醋酸コバルト0.01gを1,4‐ブタンジ
オールにスラリ化して添加した後230℃で上記混合物
を10分間よく混合した後温度を250℃に徐々に昇温
させながら圧力を0.3mmHgとして5時間縮重合反
応させた後吐出させる。
タン酸テトラブチル0.3g、ジブチルチンオキサイド
0.8g、安定剤である燐酸トリメチル0.4g及び調
整剤である醋酸コバルト0.01gを1,4‐ブタンジ
オールにスラリ化して添加した後230℃で上記混合物
を10分間よく混合した後温度を250℃に徐々に昇温
させながら圧力を0.3mmHgとして5時間縮重合反
応させた後吐出させる。
【0030】実施例2−15 各成分の添加量を次の<表1>のようにして実施例1と
同様に実施する。但し、コハク酸を使用する場合理論量
の水が流出される時までエステル化反応させる。
同様に実施する。但し、コハク酸を使用する場合理論量
の水が流出される時までエステル化反応させる。
【0031】比較例1 加熱溶融縮合反応管内へコハク酸118g、1,4‐ブ
タンジオール127.5gを窒素気流下で混合し、温度
を210℃まで昇温させて理論量の水が流出される時ま
で反応させる。
タンジオール127.5gを窒素気流下で混合し、温度
を210℃まで昇温させて理論量の水が流出される時ま
で反応させる。
【0032】水がすっかり流出されるとチタン酸テトラ
ブチル0.6gを1,4‐ブタンジオールにスラリ化し
て窒素気流下で投入する。200℃で上記混合物を約1
0分間よく混合した後220℃に徐々に昇温させながら
圧力を0.3mmHgに減圧して5時間縮重合反応させ
た後吐出させる。
ブチル0.6gを1,4‐ブタンジオールにスラリ化し
て窒素気流下で投入する。200℃で上記混合物を約1
0分間よく混合した後220℃に徐々に昇温させながら
圧力を0.3mmHgに減圧して5時間縮重合反応させ
た後吐出させる。
【0033】比較例2 加熱溶融縮合反応管内へコハク酸118g、エチレング
リコール85gを窒素気流下で混合し、温度を210℃
まで昇温させて理論量の水が流出される時まで反応させ
る。水がすっかり流出されるとチタン酸テトラブチル
0.65をエチレングリコールにスラリ化して窒素気流
下で投入する。
リコール85gを窒素気流下で混合し、温度を210℃
まで昇温させて理論量の水が流出される時まで反応させ
る。水がすっかり流出されるとチタン酸テトラブチル
0.65をエチレングリコールにスラリ化して窒素気流
下で投入する。
【0034】200℃で上記混合物を約10分間よく混
合した後220℃に徐々に昇温させながら圧力を0.3
mmHgに減圧して5時間縮重合反応させた後吐出させ
る。
合した後220℃に徐々に昇温させながら圧力を0.3
mmHgに減圧して5時間縮重合反応させた後吐出させ
る。
【0035】上記実施例及び比較例での各成分の含量及
び製造された樹脂の物性を次の<表1>に示す。
び製造された樹脂の物性を次の<表1>に示す。
【0036】物性測定方法中固有粘度はオルソ‐クロロ
フェノールを溶媒として30℃で測定し、融点は昇温速
度を分当り10℃としてDSC(示差走査熱量分析器)
を用いて測定した。分子量はオルソ‐クロロフェノール
とクロロフォルムとの混合溶媒としてゲルクロマトグラ
フィで測定した。生分解性評価は公知の方法(ASTM
−D4300)によって実施した。
フェノールを溶媒として30℃で測定し、融点は昇温速
度を分当り10℃としてDSC(示差走査熱量分析器)
を用いて測定した。分子量はオルソ‐クロロフェノール
とクロロフォルムとの混合溶媒としてゲルクロマトグラ
フィで測定した。生分解性評価は公知の方法(ASTM
−D4300)によって実施した。
【0037】まず、反応溶液としてはpHが7.0であ
る100モルの燐酸緩衝溶液を用い、この溶液に40μ
m厚さの脂肪族ポリエステルフィルムを100mg添加
した後アスペルギルスニガー(Aspergillus Niger)を
0.2mg添加して総反応液体積を1mlにした。
る100モルの燐酸緩衝溶液を用い、この溶液に40μ
m厚さの脂肪族ポリエステルフィルムを100mg添加
した後アスペルギルスニガー(Aspergillus Niger)を
0.2mg添加して総反応液体積を1mlにした。
【0038】この反応液を37℃で60日間150rp
mで攪拌しながら反応させた後試料を採取してニガー
(Aspergillus Niger)を0.2mg添加して総反応液体
積を1mlにした。
mで攪拌しながら反応させた後試料を採取してニガー
(Aspergillus Niger)を0.2mg添加して総反応液体
積を1mlにした。
【0039】この反応液を37℃で60分間150rp
mで攪拌しながら反応させた後試料を採取して下記式の
分子量変化で生分解性を判断した。
mで攪拌しながら反応させた後試料を採取して下記式の
分子量変化で生分解性を判断した。
【0040】
【0041】
【表1】
【表2】 以上のように比較例の樹脂は分子量が低いので粘度が低
いために後工程である成形段階で適用するには不適当で
あるという面があった。
いために後工程である成形段階で適用するには不適当で
あるという面があった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 孝 烈 大韓民国京畿道水原市長安区松竹洞378− 18号 (72)発明者 黄 ▲キ▼浩 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞 住公 アパートメント、520棟 106号
Claims (11)
- 【請求項1】次の構造式(I)で表わされるジカルボン
酸の単独または混合物と次の構造式(II)で表わされる
ジオールの単独または混合物を縮重合させて形成された
数平均分子量が25,000〜45,000である熱可
塑性生分解性樹脂。 ROOC−(−CH2−)n−COOR′ ……(I) HO−(−CH2−)m−OH ……(II) (上記式でR,R′は各々水素またはメチル基であり、
nは2〜8、mは2〜6である) - 【請求項2】ジカルボン酸類とジオール類を縮合反応さ
せて脂肪族ポリエステル樹脂を製造する方法において、
炭素数2〜8のジカルボン酸類と炭素数2〜6のジオー
ル類を反応させる際エステル化反応またはエステル交換
反応初期に触媒を0.005〜2重量%添加し、エステ
ル化反応またはエステル交換反応末期または縮重合反応
初期に触媒0.2〜1.5重量%と安定剤0.1〜0.
8重量%、調整剤0.015重量%以下を添加すること
を特徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項3】請求項2において、上記ジカルボン酸類は
コハク酸またはコハク酸ジメチルを単独で使用するかコ
ハク酸またはコハク酸ジメチルを包含する混合ジカルボ
ン酸であることを特徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製
造方法。 - 【請求項4】請求項2において、上記ジオール類はエチ
レングリコール、1,3‐プロパンジオール、1,4‐
ブタンジオールまたは1,6‐ヘキサンジオール中から
選択された一つまたは二つ以上の混合物であることを特
徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項5】請求項2において、上記ジカルボン酸類と
ジオール類のモル比は1:1.2〜2であることを特徴
とする熱可塑性生分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項6】請求項2において、上記エステル化反応ま
たはエステル交換反応初期に添加する触媒はチタン酸テ
トラブチル単独またはチタン酸テトラブチルと醋酸カル
シウム、醋酸亜鉛、ジブチルチンオキサイド、チタン酸
テトラプロピル中から選択された一つ以上の混合触媒で
あることを特徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製造方
法。 - 【請求項7】請求項2において、上記エステル化反応ま
たはエステル交換反応末期または縮重合反応初期に添加
する触媒はテトラブチルチンオキサイド単独またはジブ
チルチンオキサイドとチタン酸テトラブチル、チタン酸
テトラプロピル、醋酸カルシウム、チタン酸テトライソ
プロピル中から選択された一つ以上との混合触媒である
ことを特徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項8】請求項2において、上記安定剤は燐酸トリ
メチル単独または燐酸トリメチルとネオペンチル‐ジア
リル‐オキシトリフォスフェイト、トリフェニルフォス
フィン、燐酸トリフェニル、燐酸塩中から選択された一
つ以上の混合安定剤であることを特徴とする熱可塑性生
分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項9】請求項2において、上記調整剤は醋酸コバ
ルトであることを特徴とする熱可塑性生分解性樹脂の製
造方法。 - 【請求項10】請求項2において、上記縮重合反応の温
度は240〜270℃であることを特徴とする熱可塑性
生分解性樹脂の製造方法。 - 【請求項11】請求項2において、上記縮重合反応時間
は250〜360分であることを特徴とする熱可塑性生
分解性樹脂の製造方法。
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