JPH06293840A - Abs系樹脂発泡体 - Google Patents
Abs系樹脂発泡体Info
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- JPH06293840A JPH06293840A JP8170393A JP8170393A JPH06293840A JP H06293840 A JPH06293840 A JP H06293840A JP 8170393 A JP8170393 A JP 8170393A JP 8170393 A JP8170393 A JP 8170393A JP H06293840 A JPH06293840 A JP H06293840A
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- abs resin
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- resin foam
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱性が良好で、しかも剛性や耐衝撃性も良
好な難燃性のABS系樹脂発泡体を得る。 【構成】 ABS樹脂に難燃剤を配合し、これを発泡剤
により20〜100倍に発泡させてABS系樹脂発泡体
を得る。このABS系樹脂発泡体は、従来の高発泡ポリ
スチレン系発泡体のように、施工時など取扱中にその端
部が壊れたり、全体が割れたりすることがなく、しかも
断熱性が良好で難燃性であるので、特に建材用の断熱材
として好適である。
好な難燃性のABS系樹脂発泡体を得る。 【構成】 ABS樹脂に難燃剤を配合し、これを発泡剤
により20〜100倍に発泡させてABS系樹脂発泡体
を得る。このABS系樹脂発泡体は、従来の高発泡ポリ
スチレン系発泡体のように、施工時など取扱中にその端
部が壊れたり、全体が割れたりすることがなく、しかも
断熱性が良好で難燃性であるので、特に建材用の断熱材
として好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建材等の断熱材とし
て好適なABS系樹脂発泡体に関する。
て好適なABS系樹脂発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、難燃剤を含有し、高倍率(例え
ば、発泡倍率30倍前後)に発泡させた板状のポリスチ
レン発泡体は、建材等の断熱材として広く使用されてい
る。
ば、発泡倍率30倍前後)に発泡させた板状のポリスチ
レン発泡体は、建材等の断熱材として広く使用されてい
る。
【0003】この種のポリスチレン発泡体は、剛性が小
さくて脆いため、施工時など取扱い中にその端部が壊れ
たり、全体が割れたりすることがある。また、発泡体の
気泡径をあまり微細にすることが難しいため、断熱性も
充分とはいえない(例えば、特公昭59ー7727号公
報参照)。
さくて脆いため、施工時など取扱い中にその端部が壊れ
たり、全体が割れたりすることがある。また、発泡体の
気泡径をあまり微細にすることが難しいため、断熱性も
充分とはいえない(例えば、特公昭59ー7727号公
報参照)。
【0004】これに対し、ABS樹脂(アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)は、ポリスチレン
樹脂に比べ、機械的強度、特に衝撃強度が優れており、
ABS樹脂の低発泡体(発泡倍率1.3〜2.5倍程
度)は、ドアーや家具等の構造材として使用されている
(例えば、特公昭57ー48380号公報参照)。
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)は、ポリスチレン
樹脂に比べ、機械的強度、特に衝撃強度が優れており、
ABS樹脂の低発泡体(発泡倍率1.3〜2.5倍程
度)は、ドアーや家具等の構造材として使用されている
(例えば、特公昭57ー48380号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ABS
樹脂は、ポリスチレン樹脂に比べて強靱である。ところ
が、これまでに、高発泡のもので断熱性が良好で、しか
も剛性や耐衝撃性も良好で、建材等の断熱材に使用する
ことのできる難燃性のABS樹脂発泡体は、得られてい
ない。
樹脂は、ポリスチレン樹脂に比べて強靱である。ところ
が、これまでに、高発泡のもので断熱性が良好で、しか
も剛性や耐衝撃性も良好で、建材等の断熱材に使用する
ことのできる難燃性のABS樹脂発泡体は、得られてい
ない。
【0006】したがって、この発明の目的は、高発泡の
もので断熱性が良好で、しかも剛性や耐衝撃性も良好な
難燃性のABS系樹脂発泡体を提供することにある。
もので断熱性が良好で、しかも剛性や耐衝撃性も良好な
難燃性のABS系樹脂発泡体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明で用いるABS
樹脂は、アクリロニトリル、スチレン及びブタジエンの
三成分からなる共重合体であって、公知のABS樹脂か
ら適当な樹脂が選定される。特に、このABS樹脂は、
発泡体の機械的強度を高めるために、常温での曲げ強度
が600 kg/cm2 以上で、常温での伸びが20%以上
の樹脂を用いるのが好ましい。
樹脂は、アクリロニトリル、スチレン及びブタジエンの
三成分からなる共重合体であって、公知のABS樹脂か
ら適当な樹脂が選定される。特に、このABS樹脂は、
発泡体の機械的強度を高めるために、常温での曲げ強度
が600 kg/cm2 以上で、常温での伸びが20%以上
の樹脂を用いるのが好ましい。
【0008】この発明では、ABS系樹脂発泡体の発泡
倍率は、20〜100倍、好ましくは50〜100倍に
設定されている。その理由は、発泡倍率が20倍未満で
は、断熱性が不足し建材等の断熱材には使用し難く、逆
に発泡倍率が100倍を越えると、剛性が低下し柔らか
過ぎて取扱い難くなり、また発泡が安定して行われなく
なるからである。
倍率は、20〜100倍、好ましくは50〜100倍に
設定されている。その理由は、発泡倍率が20倍未満で
は、断熱性が不足し建材等の断熱材には使用し難く、逆
に発泡倍率が100倍を越えると、剛性が低下し柔らか
過ぎて取扱い難くなり、また発泡が安定して行われなく
なるからである。
【0009】この発明では、ABS系樹脂発泡体は、A
BS樹脂と難燃剤とからなる。難燃剤としては、公知の
難燃剤から適当なものが選定される。このような難燃剤
は、臭素系と非臭素系とに大別される。
BS樹脂と難燃剤とからなる。難燃剤としては、公知の
難燃剤から適当なものが選定される。このような難燃剤
は、臭素系と非臭素系とに大別される。
【0010】臭素系難燃剤の例では、ヘキサブロモベン
ゼン、デカブロモフェニルエーテル、トリブロモフェニ
ルエーテル、オクタブロモフェニルエーテル、テトラブ
ロモ無水フタル酸、テトラブロモビスフェノールA、テ
トラデカブロモジフェノキシベンゼン、テトラブロモエ
タン、トリス(トリブロモネオペンチル)フォスフェー
ト、トリス(ジブロモフェニル)フォスフェート、トリ
ス(2,3−ジブロモプロピル)フォスフェート等が挙
げられる。
ゼン、デカブロモフェニルエーテル、トリブロモフェニ
ルエーテル、オクタブロモフェニルエーテル、テトラブ
ロモ無水フタル酸、テトラブロモビスフェノールA、テ
トラデカブロモジフェノキシベンゼン、テトラブロモエ
タン、トリス(トリブロモネオペンチル)フォスフェー
ト、トリス(ジブロモフェニル)フォスフェート、トリ
ス(2,3−ジブロモプロピル)フォスフェート等が挙
げられる。
【0011】非臭素系難燃剤の例では、トリフェニルフ
ォスフェート、トリキシレニルフェニルフォスフェート
等の燐化合物、三酸化アンチモン、酸化アンチモンとシ
リカの混合物、水酸化アルミニウム等の無機化合物が挙
げられる。
ォスフェート、トリキシレニルフェニルフォスフェート
等の燐化合物、三酸化アンチモン、酸化アンチモンとシ
リカの混合物、水酸化アルミニウム等の無機化合物が挙
げられる。
【0012】これ等の難燃剤の添加量は、必要とする難
燃性能により適当に決定される。例えば、UL−94法
の難燃規格でV−0を確保する場合は、ABS系樹脂1
00重量部に対して、一般に臭素系難燃剤を10〜40
重量部添加し、好ましくは20〜30重量部である。
燃性能により適当に決定される。例えば、UL−94法
の難燃規格でV−0を確保する場合は、ABS系樹脂1
00重量部に対して、一般に臭素系難燃剤を10〜40
重量部添加し、好ましくは20〜30重量部である。
【0013】ABS系樹脂発泡体の断熱性は、発泡倍率
が高く、気泡径が小さいほうが高くなる。この発明で
は、発泡体の平均気泡径が0.02〜0.2mmが好まし
く、0.02〜0.1mmがさらに好ましい。発泡体の平
均気泡径が小さ過ぎると、気泡膜の樹脂分が多くなりそ
れ以外の部分の樹脂分が少なくなって発泡体が脆くな
り、逆に発泡体の平均気泡径が大き過ぎると、断熱性が
低下する。
が高く、気泡径が小さいほうが高くなる。この発明で
は、発泡体の平均気泡径が0.02〜0.2mmが好まし
く、0.02〜0.1mmがさらに好ましい。発泡体の平
均気泡径が小さ過ぎると、気泡膜の樹脂分が多くなりそ
れ以外の部分の樹脂分が少なくなって発泡体が脆くな
り、逆に発泡体の平均気泡径が大き過ぎると、断熱性が
低下する。
【0014】また、ABS系樹脂発泡体は、断熱性を高
めるために、独立気泡率が高い方が好ましく、特に、独
立気泡率は90%以上が好ましい。
めるために、独立気泡率が高い方が好ましく、特に、独
立気泡率は90%以上が好ましい。
【0015】この発明のABS系樹脂発泡体は、通常、
シート状乃至板状で使用されるが、これに限定されな
い。シート状乃至板状で使用される場合、使用部位によ
って異なるが、一般に厚さ10〜100mmである。な
お、このようなシート状乃至板状の断熱材には、例え
ば、スレート板や耐熱ボード等の各種のシート又は板を
積層することができる。
シート状乃至板状で使用されるが、これに限定されな
い。シート状乃至板状で使用される場合、使用部位によ
って異なるが、一般に厚さ10〜100mmである。な
お、このようなシート状乃至板状の断熱材には、例え
ば、スレート板や耐熱ボード等の各種のシート又は板を
積層することができる。
【0016】この発明のABS系樹脂発泡体を製造する
には、主に押出発泡法とバッチ発泡法とが採用される。
押出発泡法では、ABS樹脂に各種添加剤をタンブラー
等で均一に粉体混合し、或いはこれをペレット化し、こ
の混合物又はペレットを押出機のホッパーから投入し、
押出機の途中に設けられたガス圧入孔から物理型発泡剤
を圧入して溶融混練状態のABS樹脂に溶解させ、押出
口金から押出し樹脂を発泡させる。
には、主に押出発泡法とバッチ発泡法とが採用される。
押出発泡法では、ABS樹脂に各種添加剤をタンブラー
等で均一に粉体混合し、或いはこれをペレット化し、こ
の混合物又はペレットを押出機のホッパーから投入し、
押出機の途中に設けられたガス圧入孔から物理型発泡剤
を圧入して溶融混練状態のABS樹脂に溶解させ、押出
口金から押出し樹脂を発泡させる。
【0017】また、発泡剤として熱分解型発泡剤を用い
る場合は、ABS樹脂と各種添加剤と熱分解型発泡剤と
をタンブラー等で均一に粉体混合し、この混合物を押出
機のホッパーから投入し、押出機内でABS樹脂を溶融
混練するとともに熱分解型発泡剤を加熱し押出機内で分
解させ、押出口金から押出し樹脂を発泡させる。
る場合は、ABS樹脂と各種添加剤と熱分解型発泡剤と
をタンブラー等で均一に粉体混合し、この混合物を押出
機のホッパーから投入し、押出機内でABS樹脂を溶融
混練するとともに熱分解型発泡剤を加熱し押出機内で分
解させ、押出口金から押出し樹脂を発泡させる。
【0018】この際、押出口金の樹脂温度は、樹脂の軟
化温度よりも10〜30℃程度高い温度に設定するのが
好ましい。押出機は、押出機後方への発泡ガスの漏れを
防止するバックフロー防止機構を有するものを用いる。
また、押出口金の金型先端は、樹脂の剪断変形を防止す
るため、例えば、テフロンコート等を施して低摩擦の表
面としておくのが好ましい。
化温度よりも10〜30℃程度高い温度に設定するのが
好ましい。押出機は、押出機後方への発泡ガスの漏れを
防止するバックフロー防止機構を有するものを用いる。
また、押出口金の金型先端は、樹脂の剪断変形を防止す
るため、例えば、テフロンコート等を施して低摩擦の表
面としておくのが好ましい。
【0019】バッチ発泡法では、ABS樹脂をプレスや
押出機によりシート状、板状、ブロック状などの所望の
形状に成形する。この成形体を圧力容器に投入し物理型
発泡剤を充満して樹脂の軟化温度以上に加熱し加圧す
る。物理型発泡剤を充分に樹脂に溶解させた後、例えば
ABS樹脂の軟化点よりも10℃〜30℃程度高く設定
し、減圧することにより樹脂を発泡させる。
押出機によりシート状、板状、ブロック状などの所望の
形状に成形する。この成形体を圧力容器に投入し物理型
発泡剤を充満して樹脂の軟化温度以上に加熱し加圧す
る。物理型発泡剤を充分に樹脂に溶解させた後、例えば
ABS樹脂の軟化点よりも10℃〜30℃程度高く設定
し、減圧することにより樹脂を発泡させる。
【0020】また、発泡剤として熱分解型発泡剤を用い
る場合は、粉砕したABS系樹脂と熱分解型発泡剤粉末
をヘンシェルミキサー、タンブラー等でドライブレンド
し、所望の形状の型に充満させプレス機で加圧し、AB
S系樹脂の軟化温度以上で且つ発泡剤の分解温度以上に
加熱する。発泡剤が充分に分解したら圧力を解放し、樹
脂を発泡させる。
る場合は、粉砕したABS系樹脂と熱分解型発泡剤粉末
をヘンシェルミキサー、タンブラー等でドライブレンド
し、所望の形状の型に充満させプレス機で加圧し、AB
S系樹脂の軟化温度以上で且つ発泡剤の分解温度以上に
加熱する。発泡剤が充分に分解したら圧力を解放し、樹
脂を発泡させる。
【0021】なお、物理型発泡剤としては、1-クロロ-
1,1- ジフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタ
ン、1,1-ジフルオロエタン、1,1-ジクロロ-1- フルオロ
エタンやブタン、ペンタン等の低沸点有機化合物や炭酸
ガス、窒素等の不活性無機ガスが等が使用される。
1,1- ジフルオロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタ
ン、1,1-ジフルオロエタン、1,1-ジクロロ-1- フルオロ
エタンやブタン、ペンタン等の低沸点有機化合物や炭酸
ガス、窒素等の不活性無機ガスが等が使用される。
【0022】また、熱分解型発泡剤としては、発泡倍率
が比較的高いため、熱分解でのガス量が多く、しかも分
解温度が100℃〜160℃程度のものが用いられる。
例えば、p,p'-オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、カルシウムアヂド、酸アンモニウム、重炭酸ナト
リウム、水素化ホウ素ナトリウム等が用いられる。これ
等の熱分解型発泡剤には、分解温度の調節のため助剤が
添加されることもある。
が比較的高いため、熱分解でのガス量が多く、しかも分
解温度が100℃〜160℃程度のものが用いられる。
例えば、p,p'-オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、カルシウムアヂド、酸アンモニウム、重炭酸ナト
リウム、水素化ホウ素ナトリウム等が用いられる。これ
等の熱分解型発泡剤には、分解温度の調節のため助剤が
添加されることもある。
【0023】なお、この発明では、耐熱性向上のため
に、ABS樹脂として、α−メチルスチレンやN−フェ
ニルマレイミド等のモノマーを共重合させたABS樹脂
を用いたり、或いは相溶性のよい樹脂をブレンドしたA
BS系樹脂を用いることができる。また、ABS樹脂に
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、導電性材
料、着色剤、或いは気泡核形成剤等の各種添加剤を配合
することができる。
に、ABS樹脂として、α−メチルスチレンやN−フェ
ニルマレイミド等のモノマーを共重合させたABS樹脂
を用いたり、或いは相溶性のよい樹脂をブレンドしたA
BS系樹脂を用いることができる。また、ABS樹脂に
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、導電性材
料、着色剤、或いは気泡核形成剤等の各種添加剤を配合
することができる。
【0024】
【作用】ABS樹脂は、機械的強度、特に耐衝撃性が優
れている。そして、このようなABS樹脂と難燃剤から
なり、発泡倍率が20〜100倍のABS系樹脂発泡体
は、剛性や耐衝撃性及び断熱性が良好で、しかも難燃剤
により難燃化される。
れている。そして、このようなABS樹脂と難燃剤から
なり、発泡倍率が20〜100倍のABS系樹脂発泡体
は、剛性や耐衝撃性及び断熱性が良好で、しかも難燃剤
により難燃化される。
【0025】特に、ABS系樹脂発泡体は、気泡径を微
細に調節することが可能で、気泡径を微細にすることに
よって、発泡体の断熱性を一層高めることができる。
細に調節することが可能で、気泡径を微細にすることに
よって、発泡体の断熱性を一層高めることができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 ABS樹脂(タフレックスYT−735:三菱モンサン
ト化成社製、曲げ強さ670 kg/cm2 、伸び25%)
100重量部と、難燃剤としてデカブロモフェニルエー
テル25重量部と、気泡核形成剤としてタルク(平均粒
径15μm)1重量部とを、同方向2軸押出機(口径30
mm)により220℃で押出し3mm厚のシートを得た。
ト化成社製、曲げ強さ670 kg/cm2 、伸び25%)
100重量部と、難燃剤としてデカブロモフェニルエー
テル25重量部と、気泡核形成剤としてタルク(平均粒
径15μm)1重量部とを、同方向2軸押出機(口径30
mm)により220℃で押出し3mm厚のシートを得た。
【0027】このシートと、物理型発泡剤として炭酸ガ
スとを圧力容器に導入し、145℃で60分間、容器内
圧力150 kg/cm2 の状態で保持した。この状態から
一気に圧力を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
スとを圧力容器に導入し、145℃で60分間、容器内
圧力150 kg/cm2 の状態で保持した。この状態から
一気に圧力を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
【0028】実施例2 ABS樹脂(スタイラック−ABS系200:旭化成社
製、曲げ強さ620 kg/cm2 、伸び30%)100重
量部と、難燃剤としてデカブロモフェニルエーテル30
重量部とを、160℃でロール混練後、190℃のプレ
スで厚さ2.5mmのシートを作成した。
製、曲げ強さ620 kg/cm2 、伸び30%)100重
量部と、難燃剤としてデカブロモフェニルエーテル30
重量部とを、160℃でロール混練後、190℃のプレ
スで厚さ2.5mmのシートを作成した。
【0029】このシートと、物理型発泡剤として1-クロ
ロ-1,1- ジフルオロエタンとを圧力容器に導入し、15
0℃で30分間、容器内圧力60 kg/cm2 の状態で保
持した。この状態から一気に圧力を解放してABS系樹
脂発泡体を得た。
ロ-1,1- ジフルオロエタンとを圧力容器に導入し、15
0℃で30分間、容器内圧力60 kg/cm2 の状態で保
持した。この状態から一気に圧力を解放してABS系樹
脂発泡体を得た。
【0030】実施例3 ABS樹脂(クララスチック−MTA:住友ダウ社製、
曲げ強さ690 kg/cm2 、伸び27%)100重量部
と、難燃剤としてトリス(ジブロモフェニル)フォスフ
ェート15重量部及び酸化アンチモンとシリカの混合物
5重量部、熱分解型発泡剤として炭酸アンモニウム粉末
5重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
曲げ強さ690 kg/cm2 、伸び27%)100重量部
と、難燃剤としてトリス(ジブロモフェニル)フォスフ
ェート15重量部及び酸化アンチモンとシリカの混合物
5重量部、熱分解型発泡剤として炭酸アンモニウム粉末
5重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
【0031】これを2mm厚のスペーサーを用いたシート
状型内に充填し、プレス圧150 kg/cm2 、160℃
の状態で30分間保持し、その後140℃まで温度を下
げプレス圧を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
状型内に充填し、プレス圧150 kg/cm2 、160℃
の状態で30分間保持し、その後140℃まで温度を下
げプレス圧を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
【0032】実施例4 実施例1で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してトリキシレニルフォスフェート28重量部とを、1
60℃でロール混練後、190℃のプレスで厚さ2.5
mmのシートを作成した。
してトリキシレニルフォスフェート28重量部とを、1
60℃でロール混練後、190℃のプレスで厚さ2.5
mmのシートを作成した。
【0033】このシートと、物理型発泡剤として1,1,1,
2-テトラフルオロエタンとを圧力容器に導入し、150
℃で30分間、容器内圧力80 kg/cm2 の状態で保持
した。この状態から一気に圧力を解放して、ABS系樹
脂発泡体を得た。
2-テトラフルオロエタンとを圧力容器に導入し、150
℃で30分間、容器内圧力80 kg/cm2 の状態で保持
した。この状態から一気に圧力を解放して、ABS系樹
脂発泡体を得た。
【0034】実施例5 実施例1で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してトリキシレニルフォスフェート20重量部と、気泡
核形成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部と
を、同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃で
ロッド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
してトリキシレニルフォスフェート20重量部と、気泡
核形成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部と
を、同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃で
ロッド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
【0035】このペレットを200℃に設定されたベン
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より炭酸ガスを150 kg/cm
2 の圧力で圧入し、15 kg/hrの吐出量で150℃
に設定されたサーキュラー金型(コア径30mm×スリッ
ト15mm)よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切
断してABS系樹脂発泡体を得た。
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より炭酸ガスを150 kg/cm
2 の圧力で圧入し、15 kg/hrの吐出量で150℃
に設定されたサーキュラー金型(コア径30mm×スリッ
ト15mm)よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切
断してABS系樹脂発泡体を得た。
【0036】実施例6 実施例2で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してデカブロモフェニルエーテル20重量部と、気泡核
形成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部とを、
同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃でロッ
ド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
してデカブロモフェニルエーテル20重量部と、気泡核
形成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部とを、
同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃でロッ
ド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
【0037】このペレットを200℃に設定されたベン
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より1,1,1,2-テトラフルオロエ
タン50 kg/cm2 の圧力で圧入し、12 kg/hrの
吐出量で150℃に設定されたサーキュラー金型(コア
径30mm×スリット15mm)よりパイプ状に押出し、発
泡後に平板状に切断してABS系樹脂発泡体を得た。
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より1,1,1,2-テトラフルオロエ
タン50 kg/cm2 の圧力で圧入し、12 kg/hrの
吐出量で150℃に設定されたサーキュラー金型(コア
径30mm×スリット15mm)よりパイプ状に押出し、発
泡後に平板状に切断してABS系樹脂発泡体を得た。
【0038】実施例7 実施例3で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してトリス(ジブロモフェニル)フォスフェート15重
量部と、熱分解型発泡剤として重炭酸ナトリウム粉末4
0重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
してトリス(ジブロモフェニル)フォスフェート15重
量部と、熱分解型発泡剤として重炭酸ナトリウム粉末4
0重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
【0039】これを同方向2軸押出機(口径30mm)に
て170℃で混練し、19 kg/hrの吐出量で155
℃に設定された金型(コア径30mm×スリット15mm)
よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切断してAB
S系樹脂発泡体を得た。
て170℃で混練し、19 kg/hrの吐出量で155
℃に設定された金型(コア径30mm×スリット15mm)
よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切断してAB
S系樹脂発泡体を得た。
【0040】実施例8 実施例3で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してオクタブロモフェニルフォスフェート20重量部と
を、同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃で
ロッド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
してオクタブロモフェニルフォスフェート20重量部と
を、同方向2軸押出機(口径30mm)により230℃で
ロッド状に押出しペレタイズしてペレットを得た。
【0041】このペレットを200℃に設定されたベン
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より1-クロロ-1,1- ジフルオロ
エタンを60 kg/cm2 の圧力で圧入し、12 kg/h
rの吐出量で150℃に設定されたサーキュラー金型
(コア径30mm×スリット15mm)よりパイプ状に押出
し、発泡後に平板状に切断してABS系樹脂発泡体を得
た。
トタイプの押出機(口径65mm、L/D=35)のホッ
パーに供給し、ベント部より1-クロロ-1,1- ジフルオロ
エタンを60 kg/cm2 の圧力で圧入し、12 kg/h
rの吐出量で150℃に設定されたサーキュラー金型
(コア径30mm×スリット15mm)よりパイプ状に押出
し、発泡後に平板状に切断してABS系樹脂発泡体を得
た。
【0042】実施例9 実施例3で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してトリス(ジブロモフェニル)フォスフェート15重
量部と、熱分解型発泡剤として重炭酸ナトリウム粉末4
0重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
してトリス(ジブロモフェニル)フォスフェート15重
量部と、熱分解型発泡剤として重炭酸ナトリウム粉末4
0重量部とを、タンブラーにてドライブレンドした。
【0043】これを同方向2軸押出機(口径30mm)に
て170℃で混練し、25 kg/hrの吐出量で165
℃に設定された金型(コア径30mm×スリット15mm)
よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切断してAB
S系樹脂発泡体を得た。
て170℃で混練し、25 kg/hrの吐出量で165
℃に設定された金型(コア径30mm×スリット15mm)
よりパイプ状に押出し、発泡後に平板状に切断してAB
S系樹脂発泡体を得た。
【0044】比較例1 実施例1で用いたABS樹脂100重量部と、気泡核形
成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部とを、同
方向2軸押出機(口径30mm)により220℃で押出し
3mm厚のシートを得た。
成剤としてタルク(平均粒径15μm)1重量部とを、同
方向2軸押出機(口径30mm)により220℃で押出し
3mm厚のシートを得た。
【0045】このシートと、物理型発泡剤として炭酸ガ
スとを圧力容器に導入し、145℃で60分間、容器内
圧力150 kg/cm2 の状態で保持した。この状態から
一気に圧力を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
スとを圧力容器に導入し、145℃で60分間、容器内
圧力150 kg/cm2 の状態で保持した。この状態から
一気に圧力を解放してABS系樹脂発泡体を得た。
【0046】比較例2 実施例2で用いたABS樹脂100重量部と、難燃剤と
してデカブロモフェニルエーテル20重量部とを、16
0℃でロール混練後、190℃のプレスで厚さ2.5mm
のシートを作成した。
してデカブロモフェニルエーテル20重量部とを、16
0℃でロール混練後、190℃のプレスで厚さ2.5mm
のシートを作成した。
【0047】このシートと、物理型発泡剤として1-クロ
ロ-1,1- ジフルオロエタンとを圧力容器に導入し、15
0℃で30分間、容器内圧力100 kg/cm2 の状態で
保持した。この状態から一気に圧力を解放してABS系
樹脂発泡体を得た。
ロ-1,1- ジフルオロエタンとを圧力容器に導入し、15
0℃で30分間、容器内圧力100 kg/cm2 の状態で
保持した。この状態から一気に圧力を解放してABS系
樹脂発泡体を得た。
【0048】比較例3 ポリスチレン樹脂(ダイヤレックス−HF99:三菱モ
ンサント化成社製)100重量部と、難燃剤としてテト
ラブロモエタン重量部と、気泡核形成剤としてタルク
(平均粒径15μm)0.5重量部とを、タンブラーにて
ドライブレンドした。
ンサント化成社製)100重量部と、難燃剤としてテト
ラブロモエタン重量部と、気泡核形成剤としてタルク
(平均粒径15μm)0.5重量部とを、タンブラーにて
ドライブレンドした。
【0049】これを210℃に設定されたベントタイプ
の押出機(口径65mm、L/D=35)のホッパーに供
給し、ベント部よりプロパン25モル%と塩化メチレン
75モル%の混合物を、ポリスチレン100重量部に対
して11重量部となるように圧入し、105℃に設定さ
れた金型(幅70mm×スリット5mm)より、70 kg/
hrの吐出量でシート状に押出し、ポリスチレン樹脂発
泡体を得た。
の押出機(口径65mm、L/D=35)のホッパーに供
給し、ベント部よりプロパン25モル%と塩化メチレン
75モル%の混合物を、ポリスチレン100重量部に対
して11重量部となるように圧入し、105℃に設定さ
れた金型(幅70mm×スリット5mm)より、70 kg/
hrの吐出量でシート状に押出し、ポリスチレン樹脂発
泡体を得た。
【0050】発泡体の性能評価 上記各実施例及び各比較例で得られた発泡体について、
発泡倍率、平均気泡径、独立気泡率、剛性、断熱性及び
難燃性を測定した。その結果をまとめて表1に示す。
発泡倍率、平均気泡径、独立気泡率、剛性、断熱性及び
難燃性を測定した。その結果をまとめて表1に示す。
【0051】なお、独立気泡率は、エアーピクノメータ
(空気比較式比重計1000型)(東京サイエンス社
製)で測定した。また、剛性は、ASTM D790に
準じて曲げ強度を測定して評価した。断熱性は、発泡体
の厚みを全て25mmに調整し、JIS A−1412に
準じて熱伝導率を測定して評価した。さらに、難燃性
は、UL規格(UL−94法)で評価した。
(空気比較式比重計1000型)(東京サイエンス社
製)で測定した。また、剛性は、ASTM D790に
準じて曲げ強度を測定して評価した。断熱性は、発泡体
の厚みを全て25mmに調整し、JIS A−1412に
準じて熱伝導率を測定して評価した。さらに、難燃性
は、UL規格(UL−94法)で評価した。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】上述の通り、この発明のABS系樹脂発
泡体は、ABS樹脂と難燃剤からなり、発泡倍率が20
〜100倍であり、それにより、断熱性が良好で、しか
も剛性や耐衝撃性も良好で難燃性のABS系樹脂発泡体
が得られる。特に、発泡体の気泡径を微細に調整するこ
とによって、発泡体の断熱性を一層高めることができ
る。
泡体は、ABS樹脂と難燃剤からなり、発泡倍率が20
〜100倍であり、それにより、断熱性が良好で、しか
も剛性や耐衝撃性も良好で難燃性のABS系樹脂発泡体
が得られる。特に、発泡体の気泡径を微細に調整するこ
とによって、発泡体の断熱性を一層高めることができ
る。
【0054】それゆえ、この発明のABS系樹脂発泡体
は、従来の高発泡ポリスチレン系発泡体のように、施工
時など取扱い中にその端部が壊れたり、全体が割れたり
することがなく、しかも断熱性も良好で且つ難燃性であ
るので、特に建材用の断熱材として好適である。
は、従来の高発泡ポリスチレン系発泡体のように、施工
時など取扱い中にその端部が壊れたり、全体が割れたり
することがなく、しかも断熱性も良好で且つ難燃性であ
るので、特に建材用の断熱材として好適である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ABS樹脂と難燃剤からなり、発泡倍率
が20〜100倍のABS系樹脂発泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170393A JPH06293840A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | Abs系樹脂発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170393A JPH06293840A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | Abs系樹脂発泡体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293840A true JPH06293840A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13753747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8170393A Pending JPH06293840A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | Abs系樹脂発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06293840A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006112567A1 (en) * | 2005-04-22 | 2006-10-26 | Ik Steel Co., Ltd | Adiabatic pipe |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP8170393A patent/JPH06293840A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006112567A1 (en) * | 2005-04-22 | 2006-10-26 | Ik Steel Co., Ltd | Adiabatic pipe |
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