JPS6029744B2 - 難燃性スチレン系樹脂発泡体の製造法 - Google Patents

難燃性スチレン系樹脂発泡体の製造法

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JPS6029744B2
JPS6029744B2 JP55114952A JP11495280A JPS6029744B2 JP S6029744 B2 JPS6029744 B2 JP S6029744B2 JP 55114952 A JP55114952 A JP 55114952A JP 11495280 A JP11495280 A JP 11495280A JP S6029744 B2 JPS6029744 B2 JP S6029744B2
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基滋 林
重利 田中
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、難燃性スチレン系樹脂発泡体の製造方法に
関するものである。
スチレン系樹脂に発泡剤と簸燃化剤とを加え、この混合
物を押出機に入れ、これを押出機の先端に取付けた口金
から押出して、樹脂発泡体を製造することは、既に知ら
れている。
この場合、発泡剤としては、樹脂の軟化温度よりも低い
沸点を有する揮発性の有機化合物が多く用いられた。揮
発性の有機化合物としては、例えばプロパン、ブタンの
ような脂肪族炭化水素類や、メチルクロライドのような
ハロゲン化脂肪族炭化水素類のほかに、アセトンのよう
なケトン類、酢酸メチルのようなェステル類等、各種の
化合物が用いられた。難燃化剤としても、種々の化合物
が提案された。その例は、三酸化アンチモン、各種燐酸
塩、各種ハロゲン化合物などである。このうち、三酸化
アンチモンは或る程度大量に用いないと、難燃化の効果
が充分に発揮されない。ところが、三酸化アンチモンは
、スチレン系樹脂に対して充填材として働ろくものであ
るから、これを大量に用いると、スチレン系樹脂の物性
を低下させる。従つて、三酸化アンチモンの使用は好ま
しくないとされた。とくに三酸化アンチモンを大量に用
いると、発泡性が阻害されて、良好な発泡体を得ること
ができない。各種の燐酸塩も、三酸化アンチモンと同様
に充填材として轍らくものであるから、スチレン系樹脂
の難燃化剤としては好ましくない。充填材としての性質
を表わさない雛燃化剤は、ハロゲン元素を含んだ固体有
機化合物である。そこで、雛燃化剤として種々の固体状
ハロゲン化有機化合物が提案されるに至った。特公昭5
4−25058号公報は、熱可塑性合成樹脂に、ハロゲ
ン化芳香族脂肪族エーテルと、ハロゲン化脂磯族化合物
と、ハロゲン化芳香族化合物との3種類の固体状ハロゲ
ン化有機化合物を、一定の割合で混合すべきことを教え
ている。
しかし、この公報は、発泡体を対象としたものではない
。従って、この公報の推奨する組成は、スチレン系発泡
体を製造するのに、そのまま適用することができない。
なぜならば、現にこの発明者が試みた結果では、この公
報の推奨するような混合割合では、良好な発泡体が得ら
れなかったからである。それは、気泡が均一微細でなか
ったり、熱安定性に欠けるものとなったり、押出不安定
性を生じたりしたからである。他方、特開昭53−86
63号公報は、スチレン系樹脂を押出して発泡体を作る
方法において、これを雛燃化する方法を記載している。
この公報によれば、2,2−ビス(4−アリロキシ−3
,5ージフロモフェニル)プロパンと、アルカリ性化合
物とを混合したものが、スチレン系樹脂を難燃化するに
適している、と伝うのである。ところが、この発明者が
追試した結果では、この方法によると、樹脂の熱安定性
はさほど低下しないが、難燃性の良好なものが得られず
、また生成する気泡が粗大であるため、良好な発泡体が
得られるとは伝えなかつた。この発明者は、スチレン系
樹脂を押出発泡させるとき、スチレン系樹脂の特性を損
うことなく、スチレン系樹脂に良好な難燃性を与え、且
つ均一微細によく発泡させるような簸燃化剤を探策した
そのために、鍵燃化剤として知られる固体状のハロゲン
化有機化合物について種々の実験を試みた。その結果、
難燃化剤としての性質にすぐれているものは、スチレン
系樹脂の熱安定性を損う傾向が強く、逆に熱安定性の良
好なものは、難燃化剤としての性質の劣るものであるこ
とを知った。また、固体状のハロゲン化有機化合物のう
ちでは、臭素化有機化合物が最も適していることを知っ
た。さらに、スチレン系樹脂を均一微細に発泡させると
いう性質は、難燃化剤の化学構造式から予測できるもの
ではなく、実際に発泡させて見なければわからないもの
であることを知った。この発明者は、スチレン系樹脂の
軟化温度よりも低い沸点を持った揮発性有機化合物を発
泡剤として用い、また麓燃化剤として固体状の臭素化有
機化合物を用いてこれを押出発泡させるときは、これに
ステアリン酸鉛を少量添加すると、気泡が均一微細に生
成し、難燃性とともに熱安定性も押出安定性も向上する
に至ることを見出した。また、この発明者は、発泡剤と
して揮発性有機化合物を用い、これにステアリン酸鉛を
加えて押出発泡させるときには、難燃化剤として加える
固体状のハロゲン化有機化合物の中では、臭素を含む固
体化合物を樹脂10の重量部に対し、1なし、し2重量
部用いるのが好適であることを見出した。その臭素を含
む固体化合物のうちでは、ヘキサブロモシクロドデカン
、2,2ービス(4ーアリロキシ〜3,5−ジブロモフ
ェニル)プ。パン、及び2,4,6ートリブロモフエニ
ルアリルエーブルが、好適であることを見出した。さら
に、この発明者は、これらの灘燃化剤を特定の割合に混
合して用いると効果があり、とくにその混合割合をへキ
サブロモシクロドデカン1重量部に対し2,2−ビス(
4ーアリロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン
及び/又は2,4,6ートリブロモフェニルアリルェー
テルを1なし、し0.1重量部の割合とするが、好適で
あることを見出した。この発明は、これらの知見に基づ
いてなされたものである。この発明は、スチレン系樹脂
と、発泡剤と、戦燃化剤との混合物を押出機に供給し、
これを口金から押出して樹脂発泡体を製造する方法にお
いて、スチレソ系樹脂10の重量部に対し、発泡剤とし
てスチレン系樹脂の軟化温度よりも低い沸点を有する揮
発性有機化合物を1なし、し3の重量部と、雛燃化剤と
して臭素を含む有機固体化合物を1なし・し2重量部と
、さらにステアリン酸鉛を0.1なし、し2.0重量部
とを混入し、これらの混合物を口金から押出すことを特
徴とする、難燃性スチレン系樹脂発泡体の製造に関する
ものである。次に、この発明方法における細かい事項を
、各要件ごとに分けて説明する。
この発明方法では、スチレン系樹脂が用いられるが、ス
チレン系樹脂にはスチレン及びその誘導体を単独で重合
させたものが含まれるのは勿論、それ以外に、スチレン
及びその誘導体を他の単量体と英重合させたもの、及び
それらの単独又は共重合体に他の重合体を混合したもの
も含まれる。
スチレンの誘導体とは、例えばQーメチルスチレン、ク
ロロスチレン、ジメチルスチレン等である。スチレンの
共重合体は、例えばスチレンとジビニルベンゼン、メチ
ルメタクリレート、アクリロニトリル、ブタジェン等と
の共重合体である。また、重合体の混合物とは、例えば
ABS樹脂、すなわち、アクリロニトルーブタジエンー
スチレンの重合体温合物である。発泡剤としては、スチ
レン系樹脂の軟化温度よりも低い沸点を有する揮発性有
機化合物が用いられる。
この化合物は、既に公知である。この化合物は大別する
と、脂肪族炭化水素類、脂肪族ハロゲン化炭化水素類、
脂肪族ケトン類、及び脂肪族ェステル類を含んでいる。
炭化水素類の例は、プロパン、ブタン、ベンタン等であ
る。脂肪族ハロゲン化炭化水素類の例は、メチルクロラ
ィド、メチレンクロライド、フレオン11、フレオン1
2、フレオン114である。脂肪族ケトン類は、例えば
アセトンであり、脂肪族ェステル類は、例えば酢酸メチ
ルである。これらは単独に用いてもよく、また混合して
用いてもよい。この発明方法において揮発性有機化合物
が用いられる理由は、このような有機化合物が安定であ
って、スチレン系樹脂中に混入しやすく、且つスチレン
系樹脂をよく発泡させるからである。
この発泡剤は、スチレン系樹脂100重量部に対して、
1なし、し3の重量部の割合で用いられる。この発泡剤
は、押出機の中で樹脂に圧入されることが好ましいが、
押出機に入れる前に樹脂中に含浸されていてもよい。雛
燃化剤としては、臭素を含む有機固体化合物が用いられ
る。
臭素を含む有機固体化合物が用いられる理由は、このよ
うな化合物がハロゲン元素を含む有機化合物の中でも一
番スチレン系樹脂を灘燃化する能力において優ると認め
られたからである。臭素を含む固体状の有機化合物には
色々なものが含まれる。特公昭54−250斑号公報に
記載されている臭素化芳香族脂肪族エーテル、臭素化脂
環族化合物、臭素化芳香族化合物の3種類のものは、す
べてこの臭素を含む有機固体化合物の中に含まれる。こ
のように多種のものが含まれるが、その中でも良好なの
は、ヘキサブロモシクロドデカン(以下、これをHCD
という)、2,2ービス(4−アリロキシ−3,5ージ
ブロモフエニル)プロパン(以下、これをBAPという
)、2,4,6−トリブロモフェニルアリルェーテル(
以下、これをTPAという)である。とくにHCDとB
AP又はTPAとを混合して用いる場合に、効果が顕著
である。すなわち、2種類の臭素化固体化合物を併用す
ることとし、そのうちの1つとしてHCDを必ず使用し
、他の一つとしてBAP又はTPAのうち何れか一つを
使用する場合に効果が顕著である。このうち、BAPと
TPAとは、同時に用いてもよい。併用の場合には、H
CDの使用量に対し、BAP又はTPAの量又はBAP
及びTPAの合計量の割合を、重量で前者1に対し後者
1なし・し0.1の範囲内にするのがよい。また、これ
ら雛燃化剤の用いられる割合は、樹脂100重量部に対
し、1ないし2重量部の範囲内とする。HCDは、臭素
化されたブタジェン分子が三分子結合して、炭素原子1
2個が1つの環を形成した構造式の化合物である。
HCDは融点18yo、分解点21roの粉末であって
、アセトン、ベンゼン等には常温で僅かに溶けるが、メ
タノール、四塩化炭素等には不溶である。HCDは、こ
れを単独スチレン系樹脂に混合すると、スチレン系樹脂
の熱安定性を低下させるものでなく、また、スチレン系
樹脂の発泡性を阻害するものでなく、一応均一微細な気
泡を生成させる。しかし、HCDはスチレン系樹脂の難
燃性をさほど向上させない。従って、HCDをスチレン
系樹脂に混入しただけでは、良好なスチレン系樹脂の難
燃性発泡体が得られない。BAPは、脂肪族アルコール
と臭素化された芳香族アルコールとが、縮合した作られ
たエーテル構造の化合物であって、臭素化芳香族脂肪族
エーテルに属する。
BAPは融点11800、分解点220ooの粉末であ
って、アセトン、ベンゼン等には常温で可溶であるが、
メタノール、四塩化炭素には常温で僅かに溶ける程度で
ある。BAPは、これをスチレン系樹脂に混合しただけ
では、樹脂に難燃性を与えることになるが、熱安定性を
非常に悪くする。またBAPは、スチレン系樹脂の発泡
に悪影響を与え、気泡を粗大にする。従ってBAPをス
チレン系樹脂に混合しただけでは、良好な発泡体を見る
ことができない。ところが、これにステアリン酸鉛を添
加すると、熱安定性が良好となり気泡が均一微細となり
、良好な発泡体が得られる。TPAは、BAPと同様に
脂肪族アルコールと臭素化された芳香族アルコールとが
、縮合して作られたェ−テル構造の化合物である。
TPAは融点78qo、分解点1班。0の粉末であって
、アセトン、ベンゼン、四塩化炭素等には常温でよく溶
解するが、メタノールには僅かに溶解する程度である。
TPAは、これをスチレン系樹脂に混入すると、難燃性
を付与することにはなるが、熱安定性を悪くする。しか
し、熱安定性を悪くする程度は、BAPほどではない。
また、TPAはスチレン系樹脂の発泡にはさほど悪影響
を与えない。しかし、TPAは樹脂の熱安定性を悪くす
るので、良好な発泡体を与えることにならない。ところ
が、これにステアリン酸鉛を添加すると、熱安定性が向
上し、良好な発泡体が得られる。このように、HCD、
BAP、TPAは何れもそれらを個別的にスチレン系樹
脂に混入しただけでは、それぞれ一長一短があって、良
好な難燃性のスチレン系樹脂発泡体を与えるに至らなか
った。
ところが、これにステアリン酸鉛を樹脂に対して0.1
ないし2重量%添加すると、意外にも上記欠点が改良さ
れて、良好な難燃性のスチレン系樹脂発泡体が得られる
ことになる。とくに、HCDにBAF及び/又はTPA
を混合し、しかも浪合割合を重量でHCDIに対し、B
AP又はTPAを0.1ないし1とし、またこれら鍵燃
化剤合計量の樹脂に対する割合を1ないし2重量%とす
ると、さらに熱、安定性がよく、均一微細に発泡し、且
つ難燃性も充分な発泡体が得られることになる。この発
明方法においては、ステアリン酸鉛が混入される。
ステアリン酸鉛は、塩化ピニル系樹脂の安定剤として知
られ、主として塩化ビニル系樹脂に混入して使用されて
来た。しかし、ステアリン酸鉛はスチレン系樹脂にこれ
ら鍵燃剤と共に混入されるということはなかった。とこ
ろが、ステアリン酸鉛を上述の鱗燃化剤と一緒にスチレ
ン系樹脂に混入すると、樹脂の熱安定性を良くし、難燃
性を一層向上させ、且つ一層均一微細に発泡させること
となり、押出安定性が向上し、従って一層良好な難燃性
の発泡体を与えることになる。このような効果は、ステ
アリン酸亜鉛及びステアリン酸バリウムでは見られなか
った。ステアリン酸鉛をスチレン系樹脂に混入するには
、押出機に入れる前に、予じめステアリン酸鉛をスチレ
ン系樹脂に別のところで混合しておき、その後に押出機
に入れて均一に混合する。
HCD、BAP又はTPA等の鍵燃化剤をスチレン系樹
脂に混入するにも、同様な方法を探ることができる。
しかし、雛燃化剤をこのようにして混合したのでは、往
々にして戦燃化剤が樹脂中に所望どおり均一に分散し得
なくなる。それは、灘燃化剤が樹脂より低い温度で溶融
するため、押出機のホツパー付近で既に溶融し、ホツパ
ー壁及びスクリュー溝等に付着してしまうからである。
これを防ぐには、難燃化剤、とくにそのうちでもBAP
及び/又はTPAを加熱溶融して押出機の途中から圧入
するか、又はBAP及び/又はTPAを発泡剤たる揮発
性有機化合物に溶解して、押出機の途中から発泡剤とと
もに圧入するのがよい。このようにするための発泡剤と
しては、BAP及び/又はTPAをよく溶解するものを
用いる必要があり、具体的にはメチルクロラィド、メチ
レンクロラィド、エチルクロラィド、フレオン11等が
好適である。この方法によれば、均一微細によく発泡し
、且つ耐熱性がよく、難燃性が良好で、その上に押出安
定性も良好なスチレン系樹脂の発泡体が得られる。
この発泡体は均一微細に発泡し、耐熱性もよいので、従
来のスチレン系樹脂発泡体と同様に構造材、断熱材とし
て使用できる上に、難燃性が良好であるので、建築用材
として広く用いることができる。この点で、この発明方
法は実用上の価値が大きい。次に実施例及び比較例を挙
げて、この発明方法を具体例について説明する。
以下、単に部というのは、重量部を表わす。また、実施
例中で製品の難燃性及び熱安定性を測定しているが、そ
の測定方法は次のとおりである。難燃性試験:JISA
9511に準じて行った。
即ち、円筒状の発泡体から厚さIQ奴、幅25風、長さ
20仇帆の試験片を切り出し、常温で1週間放置の後、
これを45度に斜めに保持して、ろうそくで燃焼させた
。試験数は1の固とし、その平均燃焼時間(秒)をXと
し、そのバラッキRを求め、×が3以内で小さいものを
良好とし、4段階に分けて評価した。熱安定性試験:発
泡体を3夕切り出し、圧縮して金属片とともにガラス試
験管中に入れ、200℃の油裕中で10分間加熱し、常
温で2日間放置してのち、樹脂の色調の変化及び金属片
の鏡の発生状態を調べて熱安定性の基準とした。
色調の変化及び錆の発生状態を綜合して4段階に分け評
価した。金属片としては炭素工具鋼を用いた。実施例
1 ポリスチレン系樹脂(住友化学社製ェスブラィト7M)
10碇織こ、スズ系安定剤(日東化成K.KTVS#N
200に)0.1重量部を混合してから、これに微粉末
タルク0.5部と、BAPI.森部及びステアリン酸鉛
0.2部とを添加し、この混合物をスーパーミキサーに
入れてよく混合し、これらの添加物を樹脂の表面に均一
に展着させて配合物とした。
この配合物を押出機に入れ、押出機の途中に発泡剤の圧
入口を設け、ここから発泡剤を圧入した。
発泡剤としては、ジクロロジフルオロメタン(以下、F
12という)と、メチルクロラィド(以下、MCという
)も1対1の割合に混合したものをスチレン系樹脂10
碇部‘こ対し12部の割合で圧入した。押出機は入口側
を180〜200ooとし、出口側を100〜1200
0とし、口金内には90なし、し100℃の油を循環さ
せ、樹脂温度を105〜11500にして、口金内の直
径4柵の円筒状孔から押出した。
押出した樹脂は、均一微細に発泡し、難燃性も熱安定性
も良好であった。
こうして得られた製品の密度は39.4kg/で、難燃
性試験のXは1.ふRは2.4であり、難燃性は優秀と
認められた。また熱安定試験では樹脂の変色か僅かに認
められたが、金属腐蝕は認められず、試験結果はほぼ良
好であった。また気泡は0.4〜0.5側の範囲で揃っ
ていた。これらの結果を綜合すると、製品は良好と認め
られた。実施例 2 難燃化剤として0.4部のHCDと、0.4部のBAP
と、0.4部のTPAとを用いた以外は実施例1と全く
同銭にして実施した。
得られた製品は、密度が34.5k9/〆でよく発泡し
、気泡の大きさは0.2〜0.4肋であって、難燃試験
ではXが1.7、Rが2.2で優秀と認められ、熱安定
性試験では、樹脂の変色も金属腐蝕も認められず、良好
と認められた。
これらの結果を綜合すると、製品は良好と認められた。
実施例 3 難燃化剤として、1.礎部のHCDと、0.2部のTP
Aとを用いた以外は、実施例1と全く同様に実施した。
得られた製品は密度が42.1k9/めでよく発泡し、
気泡の大きさは0.3〜0.4側であって、難燃性試験
ではXが3.0、Rが5.2で良好と認められ、熱安定
性試験では樹脂の変色も金属の腐蝕も認められず、良好
と認められた。これらの結果を綜合すると、製品は良好
と認められた。実施例 4 難燃化剤として、1.碇部のHCDと、0.2部のBA
Pとを用い、この難燃剤混合物を溶融して樹脂中に圧入
した以外は、実施例1と全く同様に実施した。
得られた製品は密度が45.4k9/めでよく発泡し、
気泡の大きさは0.3〜0.4柳であって、難燃性試験
ではXが2.7、Rが2.2で優秀と認められ、熱安定
性試験では樹脂の変色も金属の腐蝕も認められず、良好
と認められた。
これらの結果を綜合すると、製品は優秀と認められた。
比較例 1 灘燃化剤としてBAPだけを1.2郭用い、ステリアン
酸鉛を全く用いないこととした以外は、実施例1と全く
同様に実施した。
得られた製品は、密度が45.8k9/めであってよく
発泡し、気泡の大きさは0.4〜0.6側で粗大であり
、難燃性試験においては×が0.3、Rが1.2で優秀
であったが、熱安定性試験では、樹脂の変色も腐蝕も大
であって、極めて悪いと判断された。
従って、これらの結果を綜合すると、製品は極めて悪い
と判断された。比較例 2 繁燃化剤としてHCDを0.4部、BAPを0.4部、
TPAを0.4部混合して用い、またステアリン酸鉛を
用いないこととした以外は、実施例1と全く同様に実施
した。
得られた製品は、密度が37.8k9/めであってよく
発泡していたが、気泡の大きさが0.4〜0.6肌で粗
大であった。
また難燃性試験ではXが1.3Rが2.8で優秀と認め
られたが、熱安定性試験では金属の腐蝕は認められなか
ったが、樹脂の変色が認められ悪いと判断された。従っ
て、綜合判断では極めて悪いと判定された。比較例 3 難燃化剤としてBAPだけを1.2部用い、ステアリン
酸鉛を用いないで、代りに0.2部の酸化マグネシウム
を用いることとした以外は、実施例1と全く同様に実施
した。
得られた製品は、密度が36.9k9/めであってよく
発泡しており、気泡の大きさは0.5〜0.7肋で粗大
であった。
難燃性試験ではXが5.沙〆上、Rが8.0以上で極め
て悪く、また熱安定性試験では金属の腐蝕は認められな
かったが、樹脂の変色がやや認められ、悪いと認められ
た。従って、綜合的には悪いと判定された。比較例 4
難燃化剤として、0.4部のHCDと、0.4部のBA
Pと、0.4部のTPAとを用い、ステアリン酸鉛を用
いないで、代りに0.2部の燐酸カリウムを用いること
とした以外は、実施例1と全く同様に実施した。
得られた製品は、密度が36.0k9/めで、気泡も0
.3〜0.5側の大きさであって、よく発泡していた。
難燃性試験ではXが1.5で、Rが2.4で、優秀と認
められたが、熱安定性試験では樹脂の変色がやや認めら
れ、金属の腐蝕が大きかったので、悪いと認められた。
従って、綜合的には悪いと判定された。比較例 5 灘燃化剤として、0.4部のHCDと、0.4部のBA
Pと、0.4部のTPAとを用い、ステアリン酸鉛を用
いないで、代りに0.2部のステアリン酸亜鉛を用いる
こととした以外は、実施例1と全く同様に実施した。
得られた製品は、密度が36.4kg/〆であってよ〈
発泡していたが、気泡の大きさが0.4〜0.6胴で粗
大であった。
難燃性試験ではXが4.6で、Rが8.0であり、悪い
と認められた。また、熱安定性試験では、金属の腐蝕は
認められなかったものの、樹脂の変色が大きく、悪いと
認められた。従って、綜合的には悪いと判断された。比
較例 6 この比較例では、簸燃化剤として0.4部のHCDと0
.4のBAPと、0.4部のTPAとを用い、ステアリ
ン酸鉛を用いないで、代りに0.2部のステアリン酸バ
リウムを用いた以外は、実施例1と全く同様に実施した
得られた発泡体は、密度が39.6k9/めで、気泡の
大きさが0.5〜0.6肋で粗大であった。
熱安定性試験では、樹脂の変色がやや認められたものの
、金属の腐蝕が認められず、良好と認められたが、難燃
性試験ではXが4.0で、Rが7.0であり悪いと認め
られた。従って、綜合的には悪いと判定された。比較例
7 この比較例では、雛燃化剤として1.碇部のHCDと、
0.群郭のTPAとを用い、ステアリン酸鉛を用いない
こととした以外は、実施例1と全く同様に実施した得ら
れた発泡体は密度が35.9k9/めで、気泡の大きさ
が0.3〜0.4脚で良好であった。
難燃性試験ではXが2.2、Rが2.4で優秀と認めら
れたが、熱安定性試験では樹脂の変色も金属の腐蝕もと
もにやや認められ、悪いと認められた。従って、綜合的
には悪いと認められた。比較例 8 この比較例では、難燃化剤として1.碇部のHCDと0
.群部のBAPとを用い、ステアリン酸鉛を用いないこ
ととした以外は、実施例1と全く同様に実施した。
得られた発泡体は密度が43.0k9/めでよく発泡し
ていたが、気泡の大きさが0.4〜0.5脚でやや粗大
であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スチレン系樹脂と、発泡剤と、難燃化剤との混合物
    を押出機に供給し、これを口金から押出して樹脂発泡体
    を製造する方法において、スチレン系樹脂100重量部
    に対し、発泡剤としてスチレン系樹脂の軟化温度よりも
    低い沸点を有する揮発性有機化合物を1ないし30重量
    部と、難燃化剤として臭素を含む有機固体化合物を1な
    いし2重量部と、さらにステアリン酸鉛を0.1ないし
    2.0重量部とを混入し、これらの混合物を口金から押
    出すことを特徴とする、難燃性スチレン系樹脂発泡体の
    製造法。 2 臭素を含む有機固体化合物として、ヘキサブロモシ
    クロドデカン、2,2−ビス(4−アリロキシ−3,5
    −ジブロモフエニル)プロパン、2,4,6−トリブロ
    モフエニルアリルエーテル又はこれらの混合物を用いる
    、特許請求の範囲第1項に記載する方法。 3 ヘキサブロモシクロドデカン1重量部に対し、2,
    2−ビス(4−アリロキシ−3,5−ジブロモフエニル
    )プロパン及び/又は2,4,6−トリブロモフエニル
    アリルエーテルを1ないし0.1重量部の割合で混合し
    て用いる、特許請求の範囲第2項に記載する方法。 4 2,2−ビス(4−アリロキシ−3,5−ジブロモ
    フエニル)プロパン及び/又は2,4,6−トリブロモ
    フエニルアリルエーテルを加熱溶融するか、又は沸点6
    0℃以下の揮発性有機液体に溶解して、押出機の途中か
    ら圧入する、特許請求の範囲第2項又は第3項に記載す
    る方法。
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