JPH06294221A - 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法 - Google Patents

構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法

Info

Publication number
JPH06294221A
JPH06294221A JP8221093A JP8221093A JPH06294221A JP H06294221 A JPH06294221 A JP H06294221A JP 8221093 A JP8221093 A JP 8221093A JP 8221093 A JP8221093 A JP 8221093A JP H06294221 A JPH06294221 A JP H06294221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure water
traveling body
work
guide
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8221093A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Kobayashi
直彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8221093A priority Critical patent/JPH06294221A/ja
Publication of JPH06294221A publication Critical patent/JPH06294221A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高圧水のエネルギーを有効に利用できて作業
能率を向上させるとともに作業者に負担をかけることな
く安全に剥離等の作業を実施できる構築物の表面を処理
する高圧水の噴射部操作方法を提供する。 【構成】 高圧水噴射ノズル50の保持部材40を備える走
行体の案内手段として横行用のガイドレール10,10A を
配置するとともに、横行用のガイドレールに装架される
駆動走行体20と補助走行体20a との間に縦行ガイドレー
ル30が架設され、この縦行ガイドレール30に主走行体35
を移動自在に装架させて、高圧水噴射ノズル50を被処理
作業面に向けて高圧水が噴射されるように支持させ、直
接操作もしくは遠隔操作で前記横行用のガイドレールに
沿わせて縦行ガイドレール30を横行させるとともに主走
行体を縦行させ、高圧水噴射ノズル50から噴出される高
圧水で被処理作業を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として構築物の内外
壁,天井などに沿って高圧水を噴射させて表層部の剥離
・洗浄などの操作を能率よく安全に行える構築物の表面
を処理する高圧水の噴射部操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート製構造物、例えば高
層住宅,商業ビル,工場などの外壁などの表面に施され
た外装を新しくやり直す場合、主に人手によって古い外
装を剥し、その剥離後の表面をさらに清掃して新たな外
装材で表面改装作業を行っている。この外装の改装作業
では、古い外装材を取り除く作業にグラインダーやチッ
パーなどを用いて直接的に付着する外装材を剥離してお
り、この剥離除去作業が最も手数を要し、しかもその除
去作業を丁寧に行わないと新しい外装を施す際に多くの
支障を生じることになる。
【0003】このような改装作業に際しては多くの人手
を必要とするので、最近では人手による直接的な剥離作
業に代えて高圧水を使用して構造物の表面に付着する古
い外装材、たとえば樹脂塗装膜を高圧水の衝突による高
エネルギーによって剥離させる方式が採用されつつあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
高圧水を使用して構造物の表面に付着する外装材を剥離
させる作業は、剥離効果を得るために従来150Kgf /
cm2 程度の圧力の高圧水を用いて、小径の噴射ノズルを
備える噴射管を作業者が手でもって目的の壁面に向かっ
てその高圧水を吹き付けて作業されている。当然、この
高圧水が被処理面に向かって噴出される際の反動力を作
業者自身の体で支えることになる。そのために、この作
業を長時間継続して行うとどうしても体力が衰え、疲労
度が高まることになり、労働安全衛生上好ましくない。
【0005】特に、剥離作業の能率を向上させて短時間
での処理面積を多くするには、前述のような高圧水では
作業性が良くないので、使用高圧水の圧力をさらに高め
る必要がある。そこで、本発明者は高圧水の圧力を30
0〜500kgf /cm2 に高めて処理能力と作業の容易性
を確認したのである。このように噴射する水の圧力をよ
り高くすれば、予想通り高圧水の衝突による破壊エネル
ギーが大になり、剥離作業が従来に比べて格段に能率よ
く実施できることが確認できた。そして、噴射させる高
圧水の圧力を高めるとともに噴射ノズルの口径を従来よ
り大きい、例えば1.5mmのものを用いると、供給圧力
水の圧力に比例して吐出水量も増加して(一例として5
00kgf /cm2 の圧力水で60リットル/分)、その増
加にともなって破壊エネルギーが増大するので構築物の
表層剥離作業で従来困難であった「スタッコ」(化粧し
っくい)などでも簡単に剥離除去できるようになった。
しかしながら、その高圧水の噴射ノズルを備える噴射管
を保持している作業者には噴射水の噴射反動力として前
記例では33.6kgf /cm2 の反力が生じ、大きな負荷
が作用することになるので、極短時間で作業を中断しな
ければならず、作業効率に反比例して作業者の労働実時
間を短縮しなければならない。
【0006】本発明は、前述のような問題点を解決し
て、高圧水のエネルギーを有効に利用できて作業能率を
向上させるとともに作業者に負担をかけることなく安全
に剥離等の作業を実施できる構築物の表面を処理する高
圧水の噴射部操作方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は第1に、構築物の被処理作業面に沿わ
せて少なくとも1条の案内手段が配設され、この案内手
段に沿って移動自在に走行体を装架させて、この走行体
に付属する保持部材により高圧水供給源と接続される高
圧水噴射ノズルを前記被処理作業面に向けて高圧水が噴
射されるように支持させて、前記走行体を直接操作もし
くは遠隔操作で移動させて前記高圧水噴射ノズルから噴
出される高圧水で被処理作業を行わせることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は第2に、構築物の被処理作
業面に沿わせて高圧水噴射ノズルの保持部材を備える走
行体の案内手段として所要の間隔で平行して複数の横行
案内手段を配設するとともに、これら横行案内手段に装
架される走行体間に縦行案内手段が架設され、この縦行
案内手段に主走行体を移動自在に装架させて、この主走
行体に付属する保持部材により高圧水供給源と接続され
る高圧水噴射ノズルを被処理作業面に向けて高圧水が噴
射されるように支持させ、直接操作もしくは遠隔操作で
前記横行案内手段に沿わせて縦行案内手段を横行させる
とともに前記主走行体を縦行させるようにして、この主
走行体に支持される前記高圧水噴射ノズルから噴出され
る高圧水で被処理作業を行わせることを特徴とする。
【0009】
【作用】このようになされる本発明の第1の構築物の表
面を処理する高圧水の噴射部操作方法では、目的とする
被処理作業面に対して、まず走行体の案内部材を所要の
区間で取り付けて、この案内部材によって移動自在に支
持される走行体付属の保持部材に高圧水噴射ノズルを支
持させて、この高圧水噴射ノズルを高圧水供給源とホー
スで繋いで被処理作業面に向かって作業者が直接操作あ
るいは遠隔操作によってその高圧水噴射ノズルから被処
理作業面に高圧水を噴射させて、その被処理作業面の状
況に応じて剥離・洗浄等の作業を行わせる。このように
すれば、高圧水噴射ノズルを走行体の保持部材で保持さ
せて作業の状況に応じて高圧水を噴射させながら案内部
材に沿って移動させれば、順次被処理作業面の外装材の
剥離・洗浄などの処理が作業者に負担を掛けずに自在
に、かつ確実に行える。
【0010】また、第2の構築物の表面を処理する高圧
水の噴射部操作方法では、目的とする被処理作業面に対
して所要の間隔で平行して所要区間に複数の横行案内部
材を取り付けて、これら横行案内部材にそれぞれ装架さ
れる走行体間に縦行案内手段を架設して、この縦行案内
手段に主走行体を移動自在に装架させるとともに、この
主走行体に付属する保持部材により高圧水供給源と接続
される高圧水噴射ノズルを支持させて被処理作業面に向
かわせる。そして、この高圧水噴射ノズルを作業者が直
接操作あるいは遠隔操作によって横行及び縦行させなが
ら被処理作業面に向けて高圧水を噴射させれば、広い範
囲での被処理作業面の外装材の剥離・洗浄などの処理を
作業者に負担を掛けることなく自在に、かつ確実に能率
よく実施できることになる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の構築物の表面を処理する高圧
水の噴射部操作方法について、その一実施例を図面を参
照しつつ説明する。
【0012】図1に示されるのは本発明の第1の構築物
の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法を実施する装
置の一例を示す概要図であって、本発明はこの図で示さ
れるような装置を用いて実施される。まず、本発明の第
1の構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法を
実施する装置は、表面を処理する構築物の例えば壁面に
所定の間隔で基部を固着される支持脚2により支持され
るガイドレール1と、このガイドレール1に案内されて
走行自在に装架される走行体4と、この走行体4に付属
して高圧水噴射ノズル5を支持する保持部材6と、高圧
水噴射ノズル5及び図示されない高圧水供給装置とで構
成される。
【0013】ガイドレール1は、走行体4及びこの走行
体4に付属する保持部材6によって支持される高圧水噴
射ノズル5の作動時における噴射反力に耐え得るように
適宜間隔で被処理作業面Aに取り付けられた複数の支持
脚2によって背後面で支持されて配設される。なお、こ
のガイドレール1は軽量に仕上げられ取り扱いが容易な
ものであることが好ましく、断面形状については特に限
定されない。このガイドレール1の好ましくは前面にラ
ック3が沿設されている。このラック3は切削歯のもの
もしくはアタッチメント付きのローラチェンを添設され
るようにしてもよく、耐水性を備えたものであることが
望ましい。
【0014】走行体4は、前記ガイドレール1に装架さ
れて走行自在なように、そのガイドレール1の上下両面
に当接する3個以上(具体例では8個)のガイドローラ
41によって支持される支持板42と、この支持板42をガイ
ドレール1に沿って走行させる走行駆動手段43とで構成
されている。前記支持板42は所要寸法の方形の板材で形
成されている。走行駆動手段43はその支持板42の適所に
回転自在に支持される軸43a の内端部にピニオン43b が
取り付けられて、このピニオン43b を前記ガイドレール
1に付設されるラック3と噛合させ、軸43a の外端部に
例えばハンドル43c を取り付けて、このハンドル43c に
よってピニオン43b を回転させることで走行されるよう
になされている。なお、前記走行駆動手段43の駆動につ
いては、例えばモータを支持板42に取り付けて、このモ
ータを遠隔操作で作動させて走行できるようにしてもよ
い。
【0015】高圧水噴射ノズル5は、例えば口径が1乃
至1.5mmのものが使用され、高圧水は図示されない高
圧水供給装置とホース7で繋いで300〜500Kgf /
cm2の圧力のものが使用される。この高圧水噴射ノズル
5を走行体4に支持させる保持部材6は、例えば前記走
行体4の支持板42の前面適所に軸にて基端部を枢支され
る適宜長さの部材で揺動可能にされ、この保持部材6の
先端部に被処理作業面に向かって高圧水が噴射できるよ
うにして高圧水噴射ノズル5が取り付けられる。この保
持部材6の先端部における高圧水噴射ノズル5の取り付
け部では、その高圧水噴射ノズル5と被処理作業面Aと
の対向距離が調節できるようにされていることが望まし
い。なお、保持部材6は高圧水がガイドレール1に吹き
付けられない位置で噴射できるように軸を基点にして回
動させて所要の位置で固定保持できるように構成される
ことが望ましい。
【0016】本発明を実施するには、前述のような構成
の高圧水噴射装置を使用して行われる。その実施に当た
っては、まず被処理作業面A(例えば外壁面)に対して
所要長さにガイドレール1を取り付ける。なお、このガ
イドレール1は作業条件などに応じて所要の間隔で支持
脚2の取付アンカーボルト2aを周知手段で植設して、こ
のアンカーボルト2aによって取り付けられた支持脚2に
より支持させる。次いで走行体4を前記ガイドレール1
に装架させるとともに付属される保持部材6の先端部に
高圧水噴射ノズル5を被処理作業面Aに向かって装着
し、高圧水供給装置とホース7で接続して噴射できる状
態とする。
【0017】作業を開始するには、保持部材6を高圧水
噴射ノズル5の被処理作業面Aに対する作業位置に合わ
せて軸43a を基準に回動させてガイドレール1の上方ま
たは下方に配置固定する。その後に所要の高圧水を高圧
水噴射ノズル5に供給して噴射させながら作業者が走行
駆動手段43のハンドル43c を回転させて走行体4を高圧
水の噴射による被処理作業面Aでの処理状況に応じた速
度で走行させて作業を行う。この状態では予め設定され
た高圧水噴射ノズル5と被処理作業面Aとの距離が常時
一定に保たれて横行されるので、その対向距離を最適条
件になるように高圧水噴射ノズル5の取り付けを設定し
ておけば、作業者が走行体4を前述のようにして走行速
度を作業状況に応じて調整しつつ移動させるだけで目的
が達成できる。
【0018】このようにしてガイドレール1の敷設範囲
を一行程移動させれば、以後は高圧水噴射ノズル5の位
置をずらせて前記要領で順次往復させることにより、ガ
イドレール1に沿った保持部材6の変位可能な範囲の処
理作業ができる。この間作業者は装置の操作を行えばよ
く、従来のような身体に対する高圧水の噴射による負担
がなく一定条件を保って作業ができるので、能率を高め
ることができる。
【0019】前述のようにして作業可能範囲の処理が終
われば、走行体4及びガイドレール1とその支持脚2を
撤去して次の作業位置に移設して前述の操作を繰り返す
ことにより所要作業面を処理できる。なお、ガイドレー
ル1取り付け部に対応する部分が「だめ」として残るの
は僅かな面積であるので、ガイドレール1の移設作業時
などに従来のような人手による高圧水噴射操作で処理す
ればよい。
【0020】次ぎに本発明の第2の構築物の表面を処理
する高圧水の噴射部操作方法について説明する。前述の
第1の構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法
は、ガイドレール1を中心にして比較的細長くて狭い範
囲の被処理作業面Aを処理するのに採用されるものであ
ったが、この第2の構築物の表面を処理する高圧水の噴
射部操作方法では、広い範囲を処理するのに適してい
る。この高圧水の噴射部操作方法の実施に使用される装
置は前述の装置と同様に表面を処理する構築物の例えば
壁面に取り付けられて使用され、その一例が図2〜図4
で示される。
【0021】図2に示されるのは本発明の第2の構築物
の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法を実施する装
置の一例を示す正面図であって、図3は図2の側面図で
あり、図4は図2のIV−IV視拡大断面図である。これら
の図において、高圧水を噴射させて処理する装置は、表
面を処理する構築物の被処理作業面A例えば壁面に、所
定の間隔で基部を固着される支持脚2により支持される
横行用の主ガイドレール10、及びこの主ガイドレール10
と所要の距離離れて平行に支持脚2'により支持されて配
される補助ガイドレール10A と、これら横行用の主・補
助両ガイドレール10,10A にて案内されてそれぞれ走行
自在に装架される横行用の駆動走行体20と補助走行体20
a と、これら横行用の駆動走行体20と補助走行体20a と
間に架設される縦行ガイドレール30に装架されて縦方向
に案内される主走行体35と、この主走行体35に付属して
高圧水噴射ノズル50を支持する保持部材40と、高圧水噴
射ノズル50及び図示されない高圧水供給装置とで構成さ
れる。
【0022】横行用の主・補助両ガイドレール10,10A
は、その主ガイドレール10が前述のガイドレール1と同
様に充分な剛性を備えるものであり、補助ガイドレール
10Aは前記主ガイドレール10に対して横行用の補助走行
体20a を走行案内できる強度を備えるものとされてい
る。これら主・補助両ガイドレール10,10A は前述のガ
イドレール1と同様に軽量に仕上げられ取り扱いが容易
なものであることが好ましく、断面形状については特に
限定されない。そして、主ガイドレール10の側面には前
述のものと同じくラック3が付設されている。
【0023】横行用の駆動走行体20は、少なくとも3組
のガイドローラ22(この具体例では4組)を備えて、こ
れらガイドローラ22が主ガイドレール10の上下両面に当
接されて走行自在に支持される支持板21と、この支持板
21を主ガイドレール10に沿って走行させる走行駆動手段
23と、所定位置で停止させる停止手段27とで構成されて
いる。支持板21は長方形の板材で形成され、その長手方
向両端部に走行用のガイドローラ22がそれぞれ配設され
ている。走行駆動手段23は前述の実施例と同様にその支
持板21の適所に回転自在に支持される軸23a の内端部に
ピニオン23b が取り付けられて、このピニオン23b を前
記主ガイドレール10に付設されるラック3と噛合させ、
軸23a の外端部に例えばハンドル23c を取り付けて、こ
のハンドル43c によってピニオン43b を回転させること
で走行されるようになされている。そして、この支持板
21の前面適所には縦行用ガイドレール30の取付ブラケッ
ト24と受け座24' とが一体に形成されて固着されてい
る。横行用の補助走行体20aは、後述する縦行ガイドレ
ール30の一端部に設けられる。この補助走行体20a では
複数のガイドローラ25,25a がガイドレール10A の前面
と側面とに当接するように支持片26,26a を介して配さ
れ、高圧水の噴射による反力の一部を補助ガイドレール
10A で受け止められるようにされている。なお、前述の
ガイドローラ22,25a は鍔付きローラにされている。前
記停止手段27は図4で示されるように、走行駆動手段23
のラック3に噛み合うピニオン23b に対向する位置にお
いて、支持板21に回動自在に支持される軸27a の一端で
カム状に形成された係止片27b が取り付けられ、その軸
27a の反対端に取り付くレバー27c の操作で、係止片27
bをラック3の歯部と反対側の面に強く押し付けるよう
にすることで、横行を停止させるように構成されてい
る。
【0024】縦行ガイドレール30は一端(この具体例で
は横行用の駆動走行体20と補助走行体20a とが上下の関
係に位置しているので、以後上下の関係で説明する)を
前記駆動走行体20の前面に取り付くブラケット24に取り
付けられるとともに受け座24' で受け止められ、他端は
下側で前述のように背面側に取り付く補助走行体20aを
構成するガイドローラ25,25a の支持片26,26a によっ
て補助ガイドレール10A に支持され、駆動走行体20と補
助走行体20a によって横行案内されるようになってい
る。
【0025】この縦行ガイドレール30には主走行体35が
上下方向に移動できるように装架されている。この主走
行体35は、所要寸法の支持板36が前記縦行ガイドレール
30の前側に配されて、その縦行ガイドレール30の両側に
それぞれ複数のガイドローラ37が被処理作業面Aと直交
する方向に移動されない状態で走行可能に保持される。
そして、その縦行ガイドレール30にはその上端部と下端
部とにそれぞれ設けられる歯車38a ,38b 間に巻掛けら
れた無端歯付きベルト38c に連結具38d でもって主走行
体35が繋がれて、上側の歯車支持軸38e に取り付くハン
ドル38f の回転操作で上下方向に移動できる縦行駆動手
段38が備えられている。
【0026】このようにされる主走行体35には図2で示
されるように側方に突き出される保持部材40が付設さ
れ、この保持部材40は前記支持板35に基部を固着される
アーム45の先端上部にて突き出し方向と直交する方向に
取り付けられる摺動支持機構46が配設され、この摺動支
持機構46を介して取り付くノズル支持片48に高圧水噴射
ノズル50が噴射方向を可変状態に取り付けられている。
そして、前記摺動支持機構46は被処理作業面Aに対して
進退可能な機構を備え、またノズル支持片48は摺動支持
機構46の可動部片46' 上に取り付くブラケット47により
被処理作業面Aに平行する支持軸48a 周りに回動できる
ようになされている。図中符号46" は可動部片46' を進
退させるスクリュー、46a は前記可動部片46' の摺動支
持片、49は噴射ノズル上下回動用のレバーである。な
お、高圧水噴射ノズル50及び高圧水の供給系は前述の実
施例と同様である。
【0027】こうして構成される高圧水噴射装置による
本発明の実施は、前記実施例と同様に、まず被処理作業
面A(例えば外壁面)に対して所要距離で横行用の主ガ
イドレール10と補助ガイドレール10A とを平行して取り
付ける。次いでこれら主・補助両ガイドレール10,10A
に対応させて横行用の駆動走行体20及び補助走行体20a
を装架させるとともに縦行ガイドレール30を架設して、
主走行体35が縦横に移動可能なように配置される。この
主走行体35には予め保持部材40を装着しておいて、この
保持部材40におけるノズル支持片48に高圧水噴射ノズル
50を噴射方向を被処理作業面Aに向けて装着し、その高
圧水噴射ノズル50を図示されない高圧水供給装置とホー
ス7で接続して噴射できる状態とする。
【0028】作業を開始するには、前記保持部材40のノ
ズル支持片48に支持される高圧水噴射ノズル50を、被処
理作業面Aに対する噴射距離及び噴射方向などの調整の
ために、ブラケット47上で噴射ノズル上下回動用のレバ
ー49を支持軸38a の周りに回動させ、また摺動支持機構
46の可動部片46" を進退させて最適状態に設定する。そ
の後にその高圧水噴射ノズル50を作業位置(後述)に合
わせて所要の高圧水をその高圧水噴射ノズル50に供給し
て噴射させながら作業者が横行用の走行駆動手段23のハ
ンドル23c を回転させて駆動走行体20を横行用の主ガイ
ドレール10に沿わせて移動することにより被処理作業面
Aに高圧水を噴射させて横方向に処理作業が行える。そ
こで横行用の主・補助両ガイドレール10,10A の敷設区
間で横行させて目的の処理が行われると、その終端位置
で縦行ガイドレール30に付属する縦行駆動手段38のハン
ドル38f の操作によって上側の歯車38a を回転させるこ
とにより無端歯付きベルト38c を駆動させて、主走行体
35を縦行ガイドレール30に沿って先の高圧水の噴射によ
って処理された部分の隣接位置まで縦方向の移動をさ
せ、今度は逆の方向に横行させることにより処理作業が
行われる。以後横行用の主・補助両ガイドレール10,10
A の移動可能範囲を順次前記要領で所要ピッチ縦方向に
高圧水噴射ノズル50の位置をずらせて往復移動すること
により、広範囲の被処理作業面Aに対して高圧水を噴射
させて付着外装材などの剥離・剥離後の面の洗浄などの
作業が、操作する作業者自身に負荷をかけることなく迅
速に施工できるのである。なお、主走行体35の移動につ
いては前述の実施例と同様に被処理作業面Aでの処理状
況に応じた速度で走行させて作業を行うことができる。
【0029】こうして横行用の主・補助両ガイドレール
10,10A が敷設された範囲内の作業が終われば、これら
横行用の主・補助両ガイドレール10,10A と駆動走行体
20,補助走行体20a (同時に縦行ガイドレール30とこの
縦行ガイドレール30に装架される主走行体35も)を撤去
して、隣接部に移設した後に前記要領で被処理作業面A
を処理する操作を繰り返す。なお、前述の主走行体35の
移動操作は横行させて後処理範囲ずつ縦方向に順次移行
させる方式で行われる要領を説明したが、この要領に特
定されることはなく、縦方向に主走行体35を移動させな
がら順次処理幅ずつ横移動させるようにしてもよい。こ
の場合に駆動走行体20に付属される停止手段27を使用し
て、横行を停止している間はその停止手段27の係止片27
b によって駆動走行体20の移動を停止させるようにすれ
ば、縦行する主走行体35の移動がずれることなく処理作
業を行える。また、場合によっては縦横同時に移動させ
ながら操作することも可能である。いずれにしても、予
め高圧水噴射ノズル50と被処理作業面Aとの関係を設定
すれば、以後その状態を維持して高圧水の噴射を一定の
状態に保って行うことができ、作業者は主走行体35(噴
射ノズル)の移動操作を行うだけでよいので能率よく作
業でき、しかも体力的に負担なく安全に作業できること
になる。また、横行用の主・補助両ガイドレール10,10
A の撤去後に生じる「だめ」については前述の実施例と
同様に、僅かのスペースであるから人手により処理すれ
ばよい。
【0030】また、本発明の趣旨に則すれば、前記横行
用のガイドレールを3条以上配設して複数の縦行ガイド
レールを各横行用のガイドレール間に横行可能に架設し
て、それぞれの縦行ガイドレールに前記要領で主走行体
を装架させるとともに、高圧水噴射ノズルをそれぞれ前
記要領で配設して、これら主走行体並びに横行用の駆動
走行体を電動機で駆動できるようにして作業者が遠隔操
作することで、広範囲の処理作業を行うようにすること
が可能になる。
【0031】本発明によれば、このようにして広範囲の
構造物の表面を高圧水によって処理できるので、例えば
古くなったコンクリート建造物の外装材の除去作業など
に適し、その外装材の剥離除去を行うと同時にクラック
なども躯体を傷めることなく簡単に発見できて事後の対
応を容易にすることができる。そして、本発明は外壁の
みならず天井や床面などに対しても必要に応じて適用で
きる。
【0032】なお、本発明の構築物の表面を処理する高
圧水の噴射部操作方法を実施する装置については、前記
説明のものに特定されることなく、その目的が達成でき
る機能を備える構成であれば、前記実施例以外の構造の
ものが採用できる。
【0033】また、本実施例における横行用のガイドレ
ール1は本発明の案内部材に、横行用の主・補助両ガイ
ドレール10,10A は横行用の案内部材に、走行体4は走
行体に、駆動走行体20,補助走行体20a は横行案内手段
の走行体に、縦行ガイドレール30は縦行案内手段に、そ
れぞれ対応する。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、被処理作
業面に対向させて高圧水を噴射させる高圧水噴射ノズル
をその被処理作業面に沿わせて敷設される案内部材に沿
わせて所定の状態で保持させて、所要の速度で移動させ
ながら高圧水を被処理作業面に向けて噴射させ作業が容
易になる。しかも高圧の噴出水による作動反力が作業者
に作用することなく作業できて、長時間無理なく継続し
て処理作業ができるので、例えば従来困難であった外装
材の剥離作業でも無理なく簡単に処理できるようにな
り、併せて作業能率が著しく向上する。そして、作業者
が高圧水噴射ノズルの対応を状況に応じて簡単に処置で
きるので危険を伴わず安全に作業できる。また、横行案
内部材を複数条配列させて高圧水噴射ノズルを縦横に移
動できるようにすれば、広範囲の被処理作業が簡単に能
率よく実施できることになる。なお、案内部材を移設し
て反復使用することで設備費を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構築物の表面を処理する高圧水
の噴射部操作方法を実施する装置の一例を示す概要図で
ある。
【図2】本発明の第2の構築物の表面を処理する高圧水
の噴射部操作方法を実施する装置の一例を示す概要正面
図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2のIV−IV視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 横行用のガイドレール 2 ガイドレールの支持脚 3 ラック 4 走行体 5,50 高圧水噴射ノズル 6,40 保持部材 10 横行用の主ガイドレール 10A 横行用の補助ガイドレール 20 横行用の駆動走行体 20a 横行用の補助走行体 21,35,42, 支持板 22,25,25a,37,41 ガイドローラ 23,43 走行駆動手段 23c,38f,43c ハンドル 24 ブラケット 26,26a 支持片 30 縦行ガイドレール 35 主走行体 38 縦行駆動手段 38a,38b 歯車 38c 無端歯付きベルト 41 ガイドローラ 42 支持板 43 走行駆動手段 43a 軸 43b ピニオン 43c ハンドル 45 保持部材のアーム 46 保持部材の摺動支持機構 47 ブラケット 48 ノズル支持片 A 被処理作業面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築物の被処理作業面に沿わせて少なく
    とも1条の案内部材が配設され、この案内部材に沿って
    移動自在に走行体を装架させて、この走行体に付属する
    保持部材により高圧水供給源と接続される高圧水噴射ノ
    ズルを前記被処理作業面に向けて高圧水が噴射されるよ
    うに支持させて、前記走行体を直接操作もしくは遠隔操
    作で移動させて、前記高圧水噴射ノズルから噴出される
    高圧水で被処理作業を行わせることを特徴とする構築物
    の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法。
  2. 【請求項2】 構築物の被処理作業面に沿わせて高圧水
    噴射ノズルの保持部材を備える走行体の案内手段として
    所要の間隔で平行して複数の横行用の案内部材を配設す
    るとともに、これら横行用の案内部材に装架される走行
    体間に縦行案内手段が架設され、この縦行案内手段に主
    走行体を移動自在に装架させて、この主走行体に付属す
    る保持部材により高圧水供給源と接続される高圧水噴射
    ノズルを被処理作業面に向けて高圧水が噴射されるよう
    に支持させ、直接操作もしくは遠隔操作で前記横行用の
    案内部材に沿わせて縦行案内手段を横行させるとともに
    前記主走行体を縦行させるようにして、この主走行体に
    支持される前記高圧水噴射ノズルから噴出される高圧水
    で被処理作業を行わせることを特徴とする構築物の表面
    を処理する高圧水の噴射部操作方法。
  3. 【請求項3】 前記案内部材は、所要長さのものを順次
    移設して高圧水噴射による処理作業を行う請求項1また
    2に記載の構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作
    方法。
JP8221093A 1993-04-08 1993-04-08 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法 Withdrawn JPH06294221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8221093A JPH06294221A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8221093A JPH06294221A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06294221A true JPH06294221A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13768067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8221093A Withdrawn JPH06294221A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06294221A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289585A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Kemikaru Koji:Kk 構造物狭窄部の表面処理装置
JP2008008495A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Hitachi Zosen Corp ボイラー水管壁の耐火物剥離装置および耐火物剥離方法
JP2012002047A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Yukihiro Higuchi 壁面のはつり工法と壁面のはつり装置
JP2013523354A (ja) * 2010-06-30 2013-06-17 廖福彰 壁用の洗浄装置
JP2013526915A (ja) * 2011-03-31 2013-06-27 廖福彰 壁用の洗浄装置
JP2014001606A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 East Nippon Expressway Co Ltd 構造物間の狭隘部表面劣化調査方法、およびその装置
JP2017515672A (ja) * 2014-05-13 2017-06-15 ペリ−バット 表面処理装置
JP2018076687A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 西尾レントオール株式会社 ウオータージェットはつり装置
JP2020175323A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 田中ホールディングス株式会社 高圧水噴射装置
JP2023112367A (ja) * 2022-02-01 2023-08-14 株式会社スギノマシン 壁面作業装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289585A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Kemikaru Koji:Kk 構造物狭窄部の表面処理装置
JP2008008495A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Hitachi Zosen Corp ボイラー水管壁の耐火物剥離装置および耐火物剥離方法
JP2012002047A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Yukihiro Higuchi 壁面のはつり工法と壁面のはつり装置
JP2013523354A (ja) * 2010-06-30 2013-06-17 廖福彰 壁用の洗浄装置
JP2013526915A (ja) * 2011-03-31 2013-06-27 廖福彰 壁用の洗浄装置
JP2014001606A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 East Nippon Expressway Co Ltd 構造物間の狭隘部表面劣化調査方法、およびその装置
JP2017515672A (ja) * 2014-05-13 2017-06-15 ペリ−バット 表面処理装置
JP2018076687A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 西尾レントオール株式会社 ウオータージェットはつり装置
JP2020175323A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 田中ホールディングス株式会社 高圧水噴射装置
JP2023112367A (ja) * 2022-02-01 2023-08-14 株式会社スギノマシン 壁面作業装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2429838C3 (de) Vorrichtung zum Reinigen von Bordwänden, im wesentlichen vertikalen Behälterwänden o.dgl. Flächen aus ferromagnetischem Werkstoff
JPH06294221A (ja) 構築物の表面を処理する高圧水の噴射部操作方法
CN112077233B (zh) 一种具备除锈功能的建筑钢筋回收用拉直装置
JPH10286538A (ja) 自走式洗浄研掃装置
JP2023059581A (ja) パイプ状部材の洗浄装置
JP2002166235A (ja) 洗浄装置
JP3702199B2 (ja) 窓や壁面の洗浄装置
JP3413313B2 (ja) 仮設資材の洗浄装置
JPH0448600B2 (ja)
JP2555382Y2 (ja) ウォータージェットによるスラブ軌道面の清掃及び塗膜剥離装置
CN215329432U (zh) 一种无砟轨道底座板后浇带单边破除装置
CN214183719U (zh) 一种船体用油漆喷涂装置
CN213529861U (zh) 一种铝模板清洗装置
JP2002053041A (ja) 鉄道車両用融雪装置
JP3339911B2 (ja) 剥離剤塗布機構付き自動ケレン装置
JP2000070877A (ja) 打ち込みタイルpc板のケレン方法および装置
JPS6024799Y2 (ja) ケレン装置及び自動剥離剤吹付装置を備えたトンネル用移動型枠清掃装置
JP3165912B2 (ja) レイタンス除去方法とその装置
CN108214316A (zh) 喷砂工具、容器装置及喷砂系统
KR100729932B1 (ko) 대탕도 형틀의 세정 및 박리제 도포 장치
CN116899927B (zh) 一种混凝土梁段模板自动清洁设备
JPH0635068Y2 (ja) 建築用仮設機材の洗浄装置
JP2564196B2 (ja) 連続式洗車装置
CN220319185U (zh) 一种建筑装饰去墙皮装置
DE2031936A1 (de) Vorrichtung zum Reinigen der fertigungsbedingten Zwischenräume von auf Paletten angeordneten Betonsteinformlingen

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704