JPH06294414A - 軸ロック装置 - Google Patents
軸ロック装置Info
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- JPH06294414A JPH06294414A JP10057293A JP10057293A JPH06294414A JP H06294414 A JPH06294414 A JP H06294414A JP 10057293 A JP10057293 A JP 10057293A JP 10057293 A JP10057293 A JP 10057293A JP H06294414 A JPH06294414 A JP H06294414A
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- 239000004519 grease Substances 0.000 description 10
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定した摩擦トルクを得ること。
【構成】 摩擦板と加圧部材とを用いて被回動部材を任
意の傾角に保持する軸ロック装置において、前記摩擦板
が前記被回動部材の枢支軸に回転を拘束されて軸方向移
動可能に取付けられている。
意の傾角に保持する軸ロック装置において、前記摩擦板
が前記被回動部材の枢支軸に回転を拘束されて軸方向移
動可能に取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップトップ及びノー
トタイプのワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ
等のパネルディスプレイ、又は機械装置の蓋等の開閉部
のように傾角調整を行なう必要のある部材に適用される
軸ロック装置に関する。
トタイプのワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ
等のパネルディスプレイ、又は機械装置の蓋等の開閉部
のように傾角調整を行なう必要のある部材に適用される
軸ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来型軸ロック装置100は例
えば図13に示すようにワードプロセッサのパネルディ
スプレイ201の枢支部位Aに取付けられる。このとき
の軸ロック装置100は図12及び図14に示すように
装置本体200に固定される固定部材101と、この固
定部材101に回転自在に支持されると共にパネルディ
スプレイ201に一体的に連結される回転軸102と、
前記固定部材101の両側に配置されかつ回転軸102
に回転自在に軸支された摩擦板103及び104と、こ
の摩擦板104と押え板105との間に配置され、かつ
回転軸102に回転自在に軸支された加圧部材としての
皿ばね106とを具備し、回転軸102の先端部をカシ
メ102a(図14参照)して全体が構成されている。
そしてこの軸ロック装置100は回転軸102のフラン
ジ部102bと摩擦板103、摩擦板103と固定部材
101、固定部材101と摩擦板104、摩擦板104
と皿ばね106、及び皿ばね106と押え板105の各
間にグリスが塗布されている。
えば図13に示すようにワードプロセッサのパネルディ
スプレイ201の枢支部位Aに取付けられる。このとき
の軸ロック装置100は図12及び図14に示すように
装置本体200に固定される固定部材101と、この固
定部材101に回転自在に支持されると共にパネルディ
スプレイ201に一体的に連結される回転軸102と、
前記固定部材101の両側に配置されかつ回転軸102
に回転自在に軸支された摩擦板103及び104と、こ
の摩擦板104と押え板105との間に配置され、かつ
回転軸102に回転自在に軸支された加圧部材としての
皿ばね106とを具備し、回転軸102の先端部をカシ
メ102a(図14参照)して全体が構成されている。
そしてこの軸ロック装置100は回転軸102のフラン
ジ部102bと摩擦板103、摩擦板103と固定部材
101、固定部材101と摩擦板104、摩擦板104
と皿ばね106、及び皿ばね106と押え板105の各
間にグリスが塗布されている。
【0003】このような従来型軸ロック装置100は、
図13に示すパネルディスプレイ201の枢支部Aに使
用されたとき、皿ばね106の加圧により各グリス塗布
間に摩擦力を生じ、この摩擦力によりパネルディスプレ
イ201を任意の傾角に保持するようになっている。
図13に示すパネルディスプレイ201の枢支部Aに使
用されたとき、皿ばね106の加圧により各グリス塗布
間に摩擦力を生じ、この摩擦力によりパネルディスプレ
イ201を任意の傾角に保持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来型軸
ロック装置100は、回転軸102に対し摩擦板103
及び104が回転自在に取付けられているので、回転軸
102への摩擦力(トルク)発生時において摩擦力の発
生する面が定まっていないためトルクが不安定となる。
ロック装置100は、回転軸102に対し摩擦板103
及び104が回転自在に取付けられているので、回転軸
102への摩擦力(トルク)発生時において摩擦力の発
生する面が定まっていないためトルクが不安定となる。
【0005】すなわち、従来型軸ロック装置100は、
摩擦発生面がフランジ部102bと摩擦板103との間
だけだったり、フランジ部102bと摩擦板103、及
び固定部材101と摩擦板104の各間、あるいは固定
部材101と摩擦板103及び104の各間、又はフラ
ンジ部102bと摩擦板103、固定部材101と摩擦
板104、及び押え板105と皿ばね106の各間であ
る等、同一製品それぞれによって異なると共に、繰り返
し作動においても摩擦発生面が面圧やグリスの摩擦係数
の変化によって変ってくるため、トルクの変動巾が大き
くなる。このように従来型軸ロック装置100は初期ト
ルク値に対して作動回数や作動時間が早い時あるいは遅
い時の条件によって初期トルク値の変動量が大きくな
る。
摩擦発生面がフランジ部102bと摩擦板103との間
だけだったり、フランジ部102bと摩擦板103、及
び固定部材101と摩擦板104の各間、あるいは固定
部材101と摩擦板103及び104の各間、又はフラ
ンジ部102bと摩擦板103、固定部材101と摩擦
板104、及び押え板105と皿ばね106の各間であ
る等、同一製品それぞれによって異なると共に、繰り返
し作動においても摩擦発生面が面圧やグリスの摩擦係数
の変化によって変ってくるため、トルクの変動巾が大き
くなる。このように従来型軸ロック装置100は初期ト
ルク値に対して作動回数や作動時間が早い時あるいは遅
い時の条件によって初期トルク値の変動量が大きくな
る。
【0006】また、従来型軸ロック装置100において
は各摩擦発生面に潤滑剤(グリス等)を塗布している
が、皿ばね106の加圧力によってグリスが摩擦発生面
より押し出されてしまい回転軸102へ発生するトルク
が不安定となり長期使用ではトルクが減退するという不
具合も生じている。
は各摩擦発生面に潤滑剤(グリス等)を塗布している
が、皿ばね106の加圧力によってグリスが摩擦発生面
より押し出されてしまい回転軸102へ発生するトルク
が不安定となり長期使用ではトルクが減退するという不
具合も生じている。
【0007】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、安定したトルクが得られる軸ロ
ック装置を提供するにある。
のであり、その目的は、安定したトルクが得られる軸ロ
ック装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的
を達成するため、摩擦板と加圧部材とを用いて被回動部
材を任意の傾角に保持する軸ロック装置において、前記
摩擦板が前記被回動部材の枢支軸に回転を拘束されて軸
方向移動可能に取付けられていることを特徴としてい
る。
を達成するため、摩擦板と加圧部材とを用いて被回動部
材を任意の傾角に保持する軸ロック装置において、前記
摩擦板が前記被回動部材の枢支軸に回転を拘束されて軸
方向移動可能に取付けられていることを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明は前記摩擦板の摩擦発生面に
潤滑剤を塗布することもできる。
潤滑剤を塗布することもできる。
【0010】さらに、本発明は摩擦板あるいは/及び摩
擦板の当接部材に潤滑剤の保持部を形成することもでき
る。
擦板の当接部材に潤滑剤の保持部を形成することもでき
る。
【0011】
【作用】本発明は前記した構成になっているので、摩擦
発生面が常に摩擦板と摩擦板の当接部材との間となって
一定し、変更することがないので発生する摩擦トルクが
安定する。
発生面が常に摩擦板と摩擦板の当接部材との間となって
一定し、変更することがないので発生する摩擦トルクが
安定する。
【0012】また、摩擦板の摩擦発生面に潤滑剤を塗布
した構成では、摩擦発生面の潤滑性能が向上した摩耗を
防止して安定した摩擦トルクを奏する。
した構成では、摩擦発生面の潤滑性能が向上した摩耗を
防止して安定した摩擦トルクを奏する。
【0013】さらに、摩擦板あるいは/及び摩擦板の当
接部材に潤滑剤の保持部を形成した構成では、潤滑剤が
加圧部材の加圧力が高くなっても摩擦板あるいは当接部
材に保持されて摩擦発生面から押し出されることがない
ので発生する摩擦トルクが長期間維持でき、安定する。
接部材に潤滑剤の保持部を形成した構成では、潤滑剤が
加圧部材の加圧力が高くなっても摩擦板あるいは当接部
材に保持されて摩擦発生面から押し出されることがない
ので発生する摩擦トルクが長期間維持でき、安定する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1及び図2に本発明の第1実施例と
しての軸ロック装置1を示す。この軸ロック装置1は、
固定部材2と、この固定部材2に回転自在に支持される
回転軸3と、固定部材2を挟むように配置されると共に
回転軸3に一体回動するように取付けられた摩擦板4及
び5と、摩擦板5と押え板6との間に配置されて回転軸
3に取付けられた加圧部材としての皿ばね7とを具備し
て大略構成されている。固定部材2は円形の軸受孔2a
を穿設した軸受部2bと、ビス孔2cを穿設した固定部
2dとを有するL字形部材で構成されている。回転軸3
は大径軸部3aと平行カットされた小径軸部3bとから
なる軸体で構成されており、大径軸部3aと小径軸部3
bとの段部にフランジ部3cが形成されており、かつ大
径軸部3aの端部に被回動部材への連結部3dが平行カ
ットされて形成されている。そしてこの回転軸3は小径
軸部3bを軸受孔2aに挿通することによって固定部材
2に回転自在に取付けられる。
体的に説明する。図1及び図2に本発明の第1実施例と
しての軸ロック装置1を示す。この軸ロック装置1は、
固定部材2と、この固定部材2に回転自在に支持される
回転軸3と、固定部材2を挟むように配置されると共に
回転軸3に一体回動するように取付けられた摩擦板4及
び5と、摩擦板5と押え板6との間に配置されて回転軸
3に取付けられた加圧部材としての皿ばね7とを具備し
て大略構成されている。固定部材2は円形の軸受孔2a
を穿設した軸受部2bと、ビス孔2cを穿設した固定部
2dとを有するL字形部材で構成されている。回転軸3
は大径軸部3aと平行カットされた小径軸部3bとから
なる軸体で構成されており、大径軸部3aと小径軸部3
bとの段部にフランジ部3cが形成されており、かつ大
径軸部3aの端部に被回動部材への連結部3dが平行カ
ットされて形成されている。そしてこの回転軸3は小径
軸部3bを軸受孔2aに挿通することによって固定部材
2に回転自在に取付けられる。
【0015】摩擦板4,5はフランジ部3cと略同等の
外径を有する円板体で構成されており、その中央部に小
径軸部3bの断面形状に相応した小判形状の透通孔4
a,5aが穿設されている。そしてこの摩擦板4,5は
軸受部2bの両側に配置すると共にその透通孔4a,5
aに小径軸部3bを透通させて取付けられている。この
ように取付けられた摩擦板4,5は小径軸部3bに対し
て回転が拘束されると共に軸方向移動可能となってい
る。このため摩擦板4,5は回転軸3と一体回動する。
また、押え板6はフランジ部3cと略同等の外径を有す
る円板体で構成されており、その中央部に小径軸部3b
の断面形状に相応した透通孔6aが形成されており、こ
の透通孔6aを小径軸部3bに外挿して回転軸3に取付
けられている。このため押え板6は回転軸3に対して回
転拘束されると共に軸方向移動可能に取付けられてお
り、回転軸3と一体回動する。
外径を有する円板体で構成されており、その中央部に小
径軸部3bの断面形状に相応した小判形状の透通孔4
a,5aが穿設されている。そしてこの摩擦板4,5は
軸受部2bの両側に配置すると共にその透通孔4a,5
aに小径軸部3bを透通させて取付けられている。この
ように取付けられた摩擦板4,5は小径軸部3bに対し
て回転が拘束されると共に軸方向移動可能となってい
る。このため摩擦板4,5は回転軸3と一体回動する。
また、押え板6はフランジ部3cと略同等の外径を有す
る円板体で構成されており、その中央部に小径軸部3b
の断面形状に相応した透通孔6aが形成されており、こ
の透通孔6aを小径軸部3bに外挿して回転軸3に取付
けられている。このため押え板6は回転軸3に対して回
転拘束されると共に軸方向移動可能に取付けられてお
り、回転軸3と一体回動する。
【0016】さらに皿ばね7は、摩擦板5と押え板6と
の間に配置されると共にその中央部の円形孔7aに小径
軸部3bを透通させて取付けられている。このように小
径軸部3bに摩擦板4,5、皿ばね7、及び押え板6を
透通させた後、最外側に位置する押え板6の外方へ突出
した小径軸部3bの先端部をカシメ8(図2参照)して
回転軸3の抜け止めを図ることによって軸ロック装置1
が組付けられている。この軸ロック装置1は各摩擦板4
及び5と軸受部2bとの接触面に潤滑剤としてのグリス
が塗布されている。
の間に配置されると共にその中央部の円形孔7aに小径
軸部3bを透通させて取付けられている。このように小
径軸部3bに摩擦板4,5、皿ばね7、及び押え板6を
透通させた後、最外側に位置する押え板6の外方へ突出
した小径軸部3bの先端部をカシメ8(図2参照)して
回転軸3の抜け止めを図ることによって軸ロック装置1
が組付けられている。この軸ロック装置1は各摩擦板4
及び5と軸受部2bとの接触面に潤滑剤としてのグリス
が塗布されている。
【0017】このように構成された軸ロック装置1は従
来型軸ロック装置100と同様に被回動部材の枢支部に
取付けられて使用される。例えば、軸ロック装置1を図
13及び図14に示すワードプロセッサのパネルディス
プレイの枢支部に適用する場合は従来型軸ロック装置1
00と同様に固定部材2の固定部2dをビス孔2cを介
して装置本体に固定し、回転軸3の連結部3dをパネル
ディスプレイに連結して取付けられる。このような使用
例において軸ロック装置1はパネルディスプレイの傾角
調整の際、回転軸3がパネルディスプレイと共に一体回
動すると共に、摩擦板4,5、皿ばね7、及び押え板6
が回転軸3と共に一体回動する。このため軸ロック装置
1の摩擦発生面は各摩擦板4及び5と軸受部2bとの当
接面に限定され、摩擦発生面の面圧及び面積が回転軸3
の回転によって変化することがないので、軸ロック装置
1の発生トルクが安定する。このように軸ロック装置1
は摩擦発生面に塗布されたグリスの潤滑性能によって過
大な操作力が避けられると共に、安定した発生トルクに
よりパネルディスプレイを任意の傾角に確実に保持する
ことができる。
来型軸ロック装置100と同様に被回動部材の枢支部に
取付けられて使用される。例えば、軸ロック装置1を図
13及び図14に示すワードプロセッサのパネルディス
プレイの枢支部に適用する場合は従来型軸ロック装置1
00と同様に固定部材2の固定部2dをビス孔2cを介
して装置本体に固定し、回転軸3の連結部3dをパネル
ディスプレイに連結して取付けられる。このような使用
例において軸ロック装置1はパネルディスプレイの傾角
調整の際、回転軸3がパネルディスプレイと共に一体回
動すると共に、摩擦板4,5、皿ばね7、及び押え板6
が回転軸3と共に一体回動する。このため軸ロック装置
1の摩擦発生面は各摩擦板4及び5と軸受部2bとの当
接面に限定され、摩擦発生面の面圧及び面積が回転軸3
の回転によって変化することがないので、軸ロック装置
1の発生トルクが安定する。このように軸ロック装置1
は摩擦発生面に塗布されたグリスの潤滑性能によって過
大な操作力が避けられると共に、安定した発生トルクに
よりパネルディスプレイを任意の傾角に確実に保持する
ことができる。
【0018】図3及び図4に第2実施例としての軸ロッ
ク装置10を示す。この軸ロック装置10は回転軸3の
抜け止め手段が相違する以外は前述した軸ロック装置1
と同様な構成になっているので、同一構成要素は同一符
号を付して重複する説明を省略する。この軸ロック装置
10は回転軸3の抜け止めを小径軸部3bにナット9を
螺合させることによって行なう。このため小径軸部3b
にはナット9が螺合するねじ山3eが刻設されている。
すなわち、軸ロック装置10は固定部材2に回転自在に
支持された回転軸3の小径軸部3bに摩擦板4,5、皿
ばね7、及び押え板6を取付け、最外側に位置する押え
板6の外方に突出した小径軸部3bの先端部にナット9
を螺合して組付けられている。この軸ロック装置10も
又前述した軸ロック装置1と同様に作動する。
ク装置10を示す。この軸ロック装置10は回転軸3の
抜け止め手段が相違する以外は前述した軸ロック装置1
と同様な構成になっているので、同一構成要素は同一符
号を付して重複する説明を省略する。この軸ロック装置
10は回転軸3の抜け止めを小径軸部3bにナット9を
螺合させることによって行なう。このため小径軸部3b
にはナット9が螺合するねじ山3eが刻設されている。
すなわち、軸ロック装置10は固定部材2に回転自在に
支持された回転軸3の小径軸部3bに摩擦板4,5、皿
ばね7、及び押え板6を取付け、最外側に位置する押え
板6の外方に突出した小径軸部3bの先端部にナット9
を螺合して組付けられている。この軸ロック装置10も
又前述した軸ロック装置1と同様に作動する。
【0019】図5及び図6は潤滑剤保持タイプの軸ロッ
ク装置を示し、図5は第3実施例としての軸ロック装置
20を、図6は第4実施例としての軸ロック装置30を
それぞれ示す。軸ロック装置20及び30は潤滑剤保持
部を形成した以外は前述した軸ロック装置1と同一の構
成になっているので、同一構成要素は同一符号を付して
重複する説明を省略する。軸ロック装置20は摩擦板4
及び5に潤滑剤保持部としての保持孔21が穿設されて
いる。この保持孔21は丸形(円形、あるいは楕円
形)、あるいは角形に形成され、その数は本実施例の4
個に限定されることなく1個あるいは5個以上の複数個
設けることができる。また、軸ロック装置30は固定部
材2の軸受孔2aに潤滑剤保持部としての切欠溝31が
形成されている。この切欠溝31は本実施例では対称位
置に2個設けられているが、これに限定されることな
く、1個あるいは3個以上の複数個設けることができ
る。この軸ロック装置20及び30は皿ばね7の押し力
が高くなってもグリスが摩擦発生面から押し出されるこ
となく保持孔21及び切欠溝31に保持されるので、潤
滑性能が安定し、回転軸3に発生するトルクが長期間維
持できると共に安定する。
ク装置を示し、図5は第3実施例としての軸ロック装置
20を、図6は第4実施例としての軸ロック装置30を
それぞれ示す。軸ロック装置20及び30は潤滑剤保持
部を形成した以外は前述した軸ロック装置1と同一の構
成になっているので、同一構成要素は同一符号を付して
重複する説明を省略する。軸ロック装置20は摩擦板4
及び5に潤滑剤保持部としての保持孔21が穿設されて
いる。この保持孔21は丸形(円形、あるいは楕円
形)、あるいは角形に形成され、その数は本実施例の4
個に限定されることなく1個あるいは5個以上の複数個
設けることができる。また、軸ロック装置30は固定部
材2の軸受孔2aに潤滑剤保持部としての切欠溝31が
形成されている。この切欠溝31は本実施例では対称位
置に2個設けられているが、これに限定されることな
く、1個あるいは3個以上の複数個設けることができ
る。この軸ロック装置20及び30は皿ばね7の押し力
が高くなってもグリスが摩擦発生面から押し出されるこ
となく保持孔21及び切欠溝31に保持されるので、潤
滑性能が安定し、回転軸3に発生するトルクが長期間維
持できると共に安定する。
【0020】次に前記した軸ロック装置1、10、2
0、及び30が従来型軸ロック装置100に比べていか
に発生トルクが安定するかを耐久試験により確かめたの
で説明する。耐久試験は空圧式回転作動機(ロータリー
アクチュエーター)に回転軸を連結し、固定部材を固定
すると共に回転軸を回転作動させることによって行なっ
た。このときの回転軸の作動角度は、一般的な製品使用
角度である180°に設定し、回転軸を作動角度内で2
0往復/分の割合で繰り返し往復作動させた。そして軸
ロック装置のトルクは規定回数終了後、軸ロック装置を
約1時間放置して常温に戻った後測定した。このときの
耐久試験データにより図7乃至図9に示すグラフを得
た。すなわち、図7は従来型軸ロック装置100、図8
は軸ロック装置1及び10(本発明軸ロック装置)、図
9は軸ロック装置20及び30(本発明潤滑剤保持タイ
プ軸ロック装置)の耐久試験データを示す。
0、及び30が従来型軸ロック装置100に比べていか
に発生トルクが安定するかを耐久試験により確かめたの
で説明する。耐久試験は空圧式回転作動機(ロータリー
アクチュエーター)に回転軸を連結し、固定部材を固定
すると共に回転軸を回転作動させることによって行なっ
た。このときの回転軸の作動角度は、一般的な製品使用
角度である180°に設定し、回転軸を作動角度内で2
0往復/分の割合で繰り返し往復作動させた。そして軸
ロック装置のトルクは規定回数終了後、軸ロック装置を
約1時間放置して常温に戻った後測定した。このときの
耐久試験データにより図7乃至図9に示すグラフを得
た。すなわち、図7は従来型軸ロック装置100、図8
は軸ロック装置1及び10(本発明軸ロック装置)、図
9は軸ロック装置20及び30(本発明潤滑剤保持タイ
プ軸ロック装置)の耐久試験データを示す。
【0021】これらの試験データにより、本発明軸ロッ
ク装置及び潤滑剤保持タイプ軸ロック装置はそのトルク
の変動巾が従来型軸ロック装置のそれに比べて小さく安
定したトルクが得られることが解る。本発明軸ロック装
置は図8に示すように作動回数によってトルク値が減退
するのは面圧によってグリスが摩擦板4及び5の周辺に
押し出され、油膜が薄くなると共に摩擦面が摩耗して面
圧が低下するからである。また、特に本発明潤滑剤保持
タイプ軸ロック装置は保持孔21あるいは切欠溝31に
保持されたグリスが回転軸3の回転と同時に固定部材2
及び/又は摩擦板4及び5に塗布され、その後摩擦板
4、5が接触するので充分な潤滑効果が得られ、高作動
回数においてもトルクの減退が少なく安定したトルクを
得ることができる。
ク装置及び潤滑剤保持タイプ軸ロック装置はそのトルク
の変動巾が従来型軸ロック装置のそれに比べて小さく安
定したトルクが得られることが解る。本発明軸ロック装
置は図8に示すように作動回数によってトルク値が減退
するのは面圧によってグリスが摩擦板4及び5の周辺に
押し出され、油膜が薄くなると共に摩擦面が摩耗して面
圧が低下するからである。また、特に本発明潤滑剤保持
タイプ軸ロック装置は保持孔21あるいは切欠溝31に
保持されたグリスが回転軸3の回転と同時に固定部材2
及び/又は摩擦板4及び5に塗布され、その後摩擦板
4、5が接触するので充分な潤滑効果が得られ、高作動
回数においてもトルクの減退が少なく安定したトルクを
得ることができる。
【0022】本発明は以上述べた実施例に限定されるも
のでなく次のような変化例をも含むものである。図10
に示す軸ロック装置40は適用部材への取付けが相違す
るだけで、装置自体の構成は前述した軸ロック装置1と
同一構成になっている。すなわち、軸ロック装置40
は、軸ロック装置1の固定部材2及び回転軸3にそれぞ
れ対応する部材がパネルディスプレイ201に固着され
た回転部材41及び本体200に取付けられた固定軸4
2となっている。
のでなく次のような変化例をも含むものである。図10
に示す軸ロック装置40は適用部材への取付けが相違す
るだけで、装置自体の構成は前述した軸ロック装置1と
同一構成になっている。すなわち、軸ロック装置40
は、軸ロック装置1の固定部材2及び回転軸3にそれぞ
れ対応する部材がパネルディスプレイ201に固着され
た回転部材41及び本体200に取付けられた固定軸4
2となっている。
【0023】図11に示す軸ロック装置50は軸ロック
装置40のさらなる変化例であり、平板状の回転部材5
1を用いた以外は軸ロック装置40と同一構成になって
いる。
装置40のさらなる変化例であり、平板状の回転部材5
1を用いた以外は軸ロック装置40と同一構成になって
いる。
【0024】これらの軸ロック装置40及び50におい
ては摩擦板4,5は固定軸42に回転を拘束されて軸方
向移動可能に取付けられており、ディスプレイ201と
一体回動する回転部材41及び51との間で摩擦トルク
が発生するようになっている。
ては摩擦板4,5は固定軸42に回転を拘束されて軸方
向移動可能に取付けられており、ディスプレイ201と
一体回動する回転部材41及び51との間で摩擦トルク
が発生するようになっている。
【0025】保持孔21は固定部材2に形成しても良
く、あるいは摩擦板4、5及び固定部材2の両方に形成
してもよい。また、回転軸3の抜け止め手段は小径軸部
3bの先端部に嵌着するEリングであっても良い。さら
に、加圧部材は皿ばね7以外にコイルばね、板ばね、あ
るいは波形座金等が用い得ることができると共に使用枚
数も1枚だけでなく要求トルクに応じて複数枚数重ねて
使用することもできる。
く、あるいは摩擦板4、5及び固定部材2の両方に形成
してもよい。また、回転軸3の抜け止め手段は小径軸部
3bの先端部に嵌着するEリングであっても良い。さら
に、加圧部材は皿ばね7以外にコイルばね、板ばね、あ
るいは波形座金等が用い得ることができると共に使用枚
数も1枚だけでなく要求トルクに応じて複数枚数重ねて
使用することもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上述べたように、摩擦板を回
転軸と一体回転するように組付けたので摩擦発生面が変
更することなく、必ず摩擦板と固定部材との当接面とな
り、面圧及び面積が常時一定となるため発生トルクの安
定した軸ロック装置を提供することができた。また、本
発明の潤滑剤保持部を設けた軸ロック装置は潤滑剤が加
圧部材の押し力により摩擦板から押し出されることなく
前記保持部に保持されるので、長期間の使用に亘っても
潤滑性能が維持されトルクの減退も少なく安定したトル
クを得ることができる。
転軸と一体回転するように組付けたので摩擦発生面が変
更することなく、必ず摩擦板と固定部材との当接面とな
り、面圧及び面積が常時一定となるため発生トルクの安
定した軸ロック装置を提供することができた。また、本
発明の潤滑剤保持部を設けた軸ロック装置は潤滑剤が加
圧部材の押し力により摩擦板から押し出されることなく
前記保持部に保持されるので、長期間の使用に亘っても
潤滑性能が維持されトルクの減退も少なく安定したトル
クを得ることができる。
【図1】本発明の軸ロック装置の分解斜視図である。
【図2】図1の軸ロック装置の組付け状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の軸ロック装置の分解斜視図である。
【図4】図3の軸ロック装置の組付け状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の軸ロック装置の分解斜視図である。
【図6】本発明の軸ロック装置の分解斜視図である。
【図7】従来型軸ロック装置の耐久試験データを表示す
るグラフである。
るグラフである。
【図8】本発明の軸ロック装置の耐久試験データを表示
するグラフである。
するグラフである。
【図9】本発明の軸ロック装置の耐久試験データを表示
するグラフである。
するグラフである。
【図10】本発明の軸ロック装置の使用状態を示す一部
破断した要部側面図である。
破断した要部側面図である。
【図11】本発明の軸ロック装置の使用状態を示す一部
破断した要部側面図である。
破断した要部側面図である。
【図12】従来型軸ロック装置の分解斜視図である。
【図13】従来型軸ロック装置の使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図14】図11の使用状態の一部破断した要部側面図
である。
である。
1,10,20,30,40,50 軸ロック装置 2 固定部材 3 回転軸(枢支軸) 4,5 摩擦板 7 皿ばね(加圧部材) 21 保持孔(潤滑剤保持部) 31 切欠溝(潤滑剤保持部) 41 回転部材 42 固定軸(枢支軸) 51 回転部材 200 本体 201 パネルディスプレイ(被回動部材)
Claims (3)
- 【請求項1】 摩擦板と加圧部材とを用いて被回動部材
を任意の傾角に保持する軸ロック装置において、 前記摩擦板が前記被回動部材の枢支軸に回転を拘束され
て軸方向移動可能に取付けられていることを特徴とする
軸ロック装置。 - 【請求項2】 前記摩擦板の摩擦発生面に潤滑剤が塗布
されている請求項1記載の軸ロック装置。 - 【請求項3】 前記摩擦板あるいは/及び摩擦板の当接
部材に潤滑剤の保持部が形成されている請求項1記載の
軸ロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057293A JPH06294414A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 軸ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057293A JPH06294414A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 軸ロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294414A true JPH06294414A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14277624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10057293A Pending JPH06294414A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 軸ロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294414A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0914409A (ja) * | 1995-07-03 | 1997-01-14 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用自動変速機のシフト装置 |
| JPH09329127A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-22 | Nhk Spring Co Ltd | 軸ロック装置 |
| JPH1047338A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-17 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JPH1068412A (ja) * | 1996-08-27 | 1998-03-10 | Nhk Spring Co Ltd | 軸ロック装置 |
| JPH1144332A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-16 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JPH11214860A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-06 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JPH11214859A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-06 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JPH11280753A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-15 | Kato Spring Works Co Ltd | 軸ロック装置 |
| JP2000346047A (ja) * | 1999-06-09 | 2000-12-12 | Yamato Shosha:Kk | Oa機器用チルトヒンジ |
| JP2001003927A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-09 | Nhk Spring Co Ltd | 軸ロック装置 |
| JP2001032823A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-06 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JP2001289236A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 回転シャフトの取付構造 |
| JP2002250335A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-09-06 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
| JP2004251439A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-09-09 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
| JP2005133755A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Seiko Epson Corp | 開閉蓋の制動機構およびプリンタ |
| CN101476590B (zh) | 2008-01-03 | 2011-03-30 | 兆利科技工业股份有限公司 | 双轴式转轴结构 |
| JP2017221314A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 愛知株式会社 | 固定装置、回転体支持機構及び椅子 |
| CN107725627A (zh) * | 2017-09-26 | 2018-02-23 | 深圳市卓博机器人有限公司 | 限力器 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP10057293A patent/JPH06294414A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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