JPH0629457Y2 - 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 - Google Patents
内燃機関のブロ−バイガス還元装置Info
- Publication number
- JPH0629457Y2 JPH0629457Y2 JP1987011718U JP1171887U JPH0629457Y2 JP H0629457 Y2 JPH0629457 Y2 JP H0629457Y2 JP 1987011718 U JP1987011718 U JP 1987011718U JP 1171887 U JP1171887 U JP 1171887U JP H0629457 Y2 JPH0629457 Y2 JP H0629457Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- passage
- gas
- cylinder head
- cylinder
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は内燃機関のブローバイガス還元装置とりわけ
V型機関のように一対のシリンダ群ごとにシリンダヘッ
ドを備えた内燃機関のブローバイガス還元装置の改良に
関する。
V型機関のように一対のシリンダ群ごとにシリンダヘッ
ドを備えた内燃機関のブローバイガス還元装置の改良に
関する。
従来の技術 例えばV型機関におけるブローバイガス還元装置として
は、従来、米国特許第3661128号明細書に記載の
装置が知られている。このブローバイガス還元装置の構
成を第5図に基づき説明すると、1は内燃機関本体であ
り、この内燃機関本体1は、V字形に配置された第1シ
リンダ群3および第2シリンダ群4が形成されてなるシ
リンダブロック2と、このシリンダブロック2の下端に
固定されてクランクケース5を隔成するオイルパン6
と、各シリンダ群3,4ごとに設けられ、かつシリンダ
ブロック2上端に夫々固定された第1シリンダヘッド
7,第2シリンダヘッド8と、これらのシリンダヘッド
7,8の上面を覆う第1ロッカカバー9,第2ロッカカ
バー10とを有している。上記第1,第2シリンダヘッ
ド7,8の吸気ポートには、吸気通路の一部として吸気
コレクタ部11から分岐したブランチ部12,13が接
続されている。上記吸気コレクタ部11は、吸気通路1
4を介してエアクリーナ15に接続されており、かつ両
者間に絞弁16が介装されている。なお、17,18は
夫々第1,第2シリンダヘッド7,8に接続された排気
マニホルドである。
は、従来、米国特許第3661128号明細書に記載の
装置が知られている。このブローバイガス還元装置の構
成を第5図に基づき説明すると、1は内燃機関本体であ
り、この内燃機関本体1は、V字形に配置された第1シ
リンダ群3および第2シリンダ群4が形成されてなるシ
リンダブロック2と、このシリンダブロック2の下端に
固定されてクランクケース5を隔成するオイルパン6
と、各シリンダ群3,4ごとに設けられ、かつシリンダ
ブロック2上端に夫々固定された第1シリンダヘッド
7,第2シリンダヘッド8と、これらのシリンダヘッド
7,8の上面を覆う第1ロッカカバー9,第2ロッカカ
バー10とを有している。上記第1,第2シリンダヘッ
ド7,8の吸気ポートには、吸気通路の一部として吸気
コレクタ部11から分岐したブランチ部12,13が接
続されている。上記吸気コレクタ部11は、吸気通路1
4を介してエアクリーナ15に接続されており、かつ両
者間に絞弁16が介装されている。なお、17,18は
夫々第1,第2シリンダヘッド7,8に接続された排気
マニホルドである。
また、シリンダブロック2及び第1シリンダヘッド7に
は第1シリンダ群3の軸方向に沿って第1ブローバイガ
ス通路19が形成されており、この第1ブローバイガス
通路19によって第1シリンダヘッド7内部とクランク
ケース5とが連通されている。同様に、第2シリンダヘ
ッド8からシリンダブロック2に亙って第2シリンダ群
4の軸方向に沿った第2ブローバイガス通路20が形成
されており、この第2ブローバイガス通路20によって
第2シリンダヘッド8内部とクランクケース5とが連通
されている。そして、上記第1ロッカカバー9の上面に
掃気通路21の一端が接続されているとともに、その他
端が絞弁16上流の吸気通路14に接続されており、こ
れによって吸気通路14の絞弁16上流側と第1シリン
ダヘッド7内部とが連通されている。また、第2ロッカ
カバー10上面にブローバイガス還流通路22の一端が
接続されているとともに、その他端が吸気通路14の絞
弁16下流側、具体的には吸気コレクタ部11に接続さ
れており、これによって、絞弁16下流側と第2シリン
ダヘッド8内部とが連通されている。このブローバイガ
ス還流通路22には、該ブローバイガス還流通路22の
通路面積を制御するブローバイガスコントロールバルブ
23が介装されている。なお、上記掃気通路21及びブ
ローバイガス還流通路22が接続した第1ロッカカバー
9,第2ロッカカバー10の内部には、これらの開口を
覆うような形で潤滑油を分離させるためのバッフルプレ
ート24,25が設けられている。上記ブローバイガス
コントロールバルブ23は、第6図に示すように、弁体
26をオリフィス27に対向させてスプリング28にて
支持した構成であり、絞弁16下流側つまり吸気コレク
タ部11内の圧力が低下すると差圧によって弁体26が
第6図中右方へ移動してオリフィス27の開口面積を減
少させ、かつ吸気コレクタ部11内の圧力が上昇すると
弁体26が第6図中左方へ移動してオリフィス27の開
口面積を増加させるようになっている。
は第1シリンダ群3の軸方向に沿って第1ブローバイガ
ス通路19が形成されており、この第1ブローバイガス
通路19によって第1シリンダヘッド7内部とクランク
ケース5とが連通されている。同様に、第2シリンダヘ
ッド8からシリンダブロック2に亙って第2シリンダ群
4の軸方向に沿った第2ブローバイガス通路20が形成
されており、この第2ブローバイガス通路20によって
第2シリンダヘッド8内部とクランクケース5とが連通
されている。そして、上記第1ロッカカバー9の上面に
掃気通路21の一端が接続されているとともに、その他
端が絞弁16上流の吸気通路14に接続されており、こ
れによって吸気通路14の絞弁16上流側と第1シリン
ダヘッド7内部とが連通されている。また、第2ロッカ
カバー10上面にブローバイガス還流通路22の一端が
接続されているとともに、その他端が吸気通路14の絞
弁16下流側、具体的には吸気コレクタ部11に接続さ
れており、これによって、絞弁16下流側と第2シリン
ダヘッド8内部とが連通されている。このブローバイガ
ス還流通路22には、該ブローバイガス還流通路22の
通路面積を制御するブローバイガスコントロールバルブ
23が介装されている。なお、上記掃気通路21及びブ
ローバイガス還流通路22が接続した第1ロッカカバー
9,第2ロッカカバー10の内部には、これらの開口を
覆うような形で潤滑油を分離させるためのバッフルプレ
ート24,25が設けられている。上記ブローバイガス
コントロールバルブ23は、第6図に示すように、弁体
26をオリフィス27に対向させてスプリング28にて
支持した構成であり、絞弁16下流側つまり吸気コレク
タ部11内の圧力が低下すると差圧によって弁体26が
第6図中右方へ移動してオリフィス27の開口面積を減
少させ、かつ吸気コレクタ部11内の圧力が上昇すると
弁体26が第6図中左方へ移動してオリフィス27の開
口面積を増加させるようになっている。
すなわち、上記構成のブローバイガス還元装置では、一
部高負荷領域を除き通常の運転条件のときには、掃気通
路21及び第1ブローバイガス通路19を介して絞弁1
6上流側から吸入空気の一部がクランクケース5内に導
かれ、これによりクランクケース5内のブローバイガス
は第2ブローバイガス通路20及びブローバイガス還流
通路22を介して吸気コレクタ部11内に排出されるこ
とになる。
部高負荷領域を除き通常の運転条件のときには、掃気通
路21及び第1ブローバイガス通路19を介して絞弁1
6上流側から吸入空気の一部がクランクケース5内に導
かれ、これによりクランクケース5内のブローバイガス
は第2ブローバイガス通路20及びブローバイガス還流
通路22を介して吸気コレクタ部11内に排出されるこ
とになる。
また実開昭61−152714号公報には、絞弁16上
流から新気を導く掃気通路と、シリンダヘッド内部から
ブローバイガスを絞弁16下流側へ還流させるためのブ
ローバイガス還流通路とを、両シリンダ群つまり第1ロ
ッカカバー9および第2ロッカカバー10の双方に設け
たブローバイガス還元装置が示されている。
流から新気を導く掃気通路と、シリンダヘッド内部から
ブローバイガスを絞弁16下流側へ還流させるためのブ
ローバイガス還流通路とを、両シリンダ群つまり第1ロ
ッカカバー9および第2ロッカカバー10の双方に設け
たブローバイガス還元装置が示されている。
更に、実開昭59−107012号公報には、一方のシ
リンダ群つまり第1ロッカカバー9に掃気通路21を設
けるとともに、ブローバイガス還流通路22が接続され
ている第2ロッカカバー10と絞弁16上流側との間
に、逆止弁を備えた第2ブローバイガス還流通路を設け
た構成が示されている。上記逆止弁は、第2ロッカカバ
ー10内から絞弁16上流側へのブローバイガスの通流
のみを許容する構成であり、高負荷時におけるブローバ
イガスの排出を図っている。
リンダ群つまり第1ロッカカバー9に掃気通路21を設
けるとともに、ブローバイガス還流通路22が接続され
ている第2ロッカカバー10と絞弁16上流側との間
に、逆止弁を備えた第2ブローバイガス還流通路を設け
た構成が示されている。上記逆止弁は、第2ロッカカバ
ー10内から絞弁16上流側へのブローバイガスの通流
のみを許容する構成であり、高負荷時におけるブローバ
イガスの排出を図っている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、第5図のように構成された従来のブローバイガ
ス還元装置においては、上述したように通常は第1シリ
ンダ群3側のみに新たな吸入空気が流入し、クランクケ
ース5内のブローバイガスが第2シリンダ群4側の第2
シリンダヘッド8内部を通して排出されるので、第2シ
リンダヘッド8内部におけるブローバイガス濃度が非常
に高くなる。そして、第2ロッカカバー10は、外気に
よって冷却作用を受けるので、ブローバイガスが凝縮し
て非常に酸性の強い水分となり、これが潤滑油に混入す
る結果、潤滑油を早期に劣化させてしまう不具合があ
る。
ス還元装置においては、上述したように通常は第1シリ
ンダ群3側のみに新たな吸入空気が流入し、クランクケ
ース5内のブローバイガスが第2シリンダ群4側の第2
シリンダヘッド8内部を通して排出されるので、第2シ
リンダヘッド8内部におけるブローバイガス濃度が非常
に高くなる。そして、第2ロッカカバー10は、外気に
よって冷却作用を受けるので、ブローバイガスが凝縮し
て非常に酸性の強い水分となり、これが潤滑油に混入す
る結果、潤滑油を早期に劣化させてしまう不具合があ
る。
また実開昭61−152714号公報の構成では、各シ
リンダヘッド毎に掃気通路とブローバイガス通路とが設
けられているため、掃気通路から流入した新気が各シリ
ンダヘッド内部を短絡した形で流れ、同一シリンダヘッ
ドのブローバイガス通路へと流れ出てしまう。つまり、
クランクケース5内を換気する大きな流れが生じにくく
なり、クランクケース5内の換気が不十分となり易い。
リンダヘッド毎に掃気通路とブローバイガス通路とが設
けられているため、掃気通路から流入した新気が各シリ
ンダヘッド内部を短絡した形で流れ、同一シリンダヘッ
ドのブローバイガス通路へと流れ出てしまう。つまり、
クランクケース5内を換気する大きな流れが生じにくく
なり、クランクケース5内の換気が不十分となり易い。
また実開昭59−107012号公報の構成では、第2
ブローバイガス還流通路を通して新気が導入される訳で
はないので、上述した米国特許第3661128号明細
書に記載の装置と同一の不具合がある。
ブローバイガス還流通路を通して新気が導入される訳で
はないので、上述した米国特許第3661128号明細
書に記載の装置と同一の不具合がある。
問題点を解決するための手段 この考案に係る内燃機関のブローバイガス還元装置は、
上記の問題点を解決するために、第1シリンダ群のシリ
ンダヘッド内部とクランクケースとを第1ブローバイガ
ス通路によって、第2シリンダ群のシリンダヘッド内部
とクランクケースとを第2ブローバイガス通路によって
夫々連通させるとともに、吸気通路の絞弁上流側と第1
シリンダ群のシリンダヘッド内部とを第1掃気通路によ
って常時連通させ、かつ吸気通路の絞弁下流側と第2シ
リンダ群のシリンダヘッド内部を、ブローバイガスコン
トロールバルブを備えたブローバイガス還流通路によっ
て連通させてなる内燃機関のブローバイガス還元装置に
おいて、絞弁上流側から第2シリンダ群のシリンダヘッ
ド内部への新気の流入を許容するように、第2シリンダ
群のシリンダヘッド内部と吸気通路の絞弁上流側との間
に第2掃気通路を設け、かつ上記ブローバイガス還流通
路と上記第2掃気通路とを、互いに独立した空間を介し
て第2シリンダ群のシリンダヘッド内部空間に連通させ
たことを特徴としている。
上記の問題点を解決するために、第1シリンダ群のシリ
ンダヘッド内部とクランクケースとを第1ブローバイガ
ス通路によって、第2シリンダ群のシリンダヘッド内部
とクランクケースとを第2ブローバイガス通路によって
夫々連通させるとともに、吸気通路の絞弁上流側と第1
シリンダ群のシリンダヘッド内部とを第1掃気通路によ
って常時連通させ、かつ吸気通路の絞弁下流側と第2シ
リンダ群のシリンダヘッド内部を、ブローバイガスコン
トロールバルブを備えたブローバイガス還流通路によっ
て連通させてなる内燃機関のブローバイガス還元装置に
おいて、絞弁上流側から第2シリンダ群のシリンダヘッ
ド内部への新気の流入を許容するように、第2シリンダ
群のシリンダヘッド内部と吸気通路の絞弁上流側との間
に第2掃気通路を設け、かつ上記ブローバイガス還流通
路と上記第2掃気通路とを、互いに独立した空間を介し
て第2シリンダ群のシリンダヘッド内部空間に連通させ
たことを特徴としている。
作用 上記第2掃気通路を介して吸気通路の絞弁上流から第2
シリンダ群のシリンダヘッド内部に吸入空気の一部が導
入される。この吸入空気によって第2シリンダ群のシリ
ンダヘッド内部のブローバイガス濃度が希釈され、凝縮
によって生じる水分の酸性度も弱くなる。
シリンダ群のシリンダヘッド内部に吸入空気の一部が導
入される。この吸入空気によって第2シリンダ群のシリ
ンダヘッド内部のブローバイガス濃度が希釈され、凝縮
によって生じる水分の酸性度も弱くなる。
実施例 第1図は、この考案に係る内燃機関のブローバイガス還
元装置の一実施例を示している。なお、この実施例にお
いては基本的構成は上述した従来のものと同一であるの
で、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略
する。
元装置の一実施例を示している。なお、この実施例にお
いては基本的構成は上述した従来のものと同一であるの
で、同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略
する。
前述したように、ブローバイガスが集まるクランクケー
ス5は第1ブローバイガス通路19を介して第1シリン
ダヘッド7内部に連通しているとともに、第2ブローバ
イガス通路20を介して第2シリンダヘッド8内部に連
通しており、かつ第1シリンダヘッド7内部は第1掃気
通路21を介して吸気通路14の絞弁16上流側に常時
連通し、また第2シリンダヘッド8内部はブローバイガ
ス還流通路22及びブローバイガスコントロールバルブ
23を介して絞弁16下流側に連通している。そして、
この実施例では、上記第1掃気通路21の途中から第2
掃気通路31が分岐形成されており、その先端が第2シ
リンダ群4側の第2ロッカカバー10上面に接続されて
いる。つまり、第2シリンダヘッド8内部と吸気通路1
4の絞弁16上流側とが、上記第2掃気通路31を介し
て常時連通している。この第2掃気通路31の開口に対
しては、やはり潤滑油を分離するためのバッフルプレー
ト32が設けられている。すなわち、ブローバイガス還
流通路22がバッフルプレート25で囲まれた空間に向
かって開口しているのに対し、第2掃気通路31は、バ
ッフルプレート32で囲まれた空間に向かって開口して
おり、互いに独立した空間を介して第2シリンダヘッド
8内部の空間に連通している。
ス5は第1ブローバイガス通路19を介して第1シリン
ダヘッド7内部に連通しているとともに、第2ブローバ
イガス通路20を介して第2シリンダヘッド8内部に連
通しており、かつ第1シリンダヘッド7内部は第1掃気
通路21を介して吸気通路14の絞弁16上流側に常時
連通し、また第2シリンダヘッド8内部はブローバイガ
ス還流通路22及びブローバイガスコントロールバルブ
23を介して絞弁16下流側に連通している。そして、
この実施例では、上記第1掃気通路21の途中から第2
掃気通路31が分岐形成されており、その先端が第2シ
リンダ群4側の第2ロッカカバー10上面に接続されて
いる。つまり、第2シリンダヘッド8内部と吸気通路1
4の絞弁16上流側とが、上記第2掃気通路31を介し
て常時連通している。この第2掃気通路31の開口に対
しては、やはり潤滑油を分離するためのバッフルプレー
ト32が設けられている。すなわち、ブローバイガス還
流通路22がバッフルプレート25で囲まれた空間に向
かって開口しているのに対し、第2掃気通路31は、バ
ッフルプレート32で囲まれた空間に向かって開口して
おり、互いに独立した空間を介して第2シリンダヘッド
8内部の空間に連通している。
従って、上記構成によれば、一部高負荷領域を除く機関
運転条件のときに、絞弁16上流側から第1掃気通路2
1を介して第1シリンダヘッド7内部に吸入空気の一部
が導かれると同時に、第2掃気通路31を介して第2シ
リンダヘッド8内部にも吸入空気の一部が導入される。
ブローバイガスは、第1シリンダヘッド7側から流入し
た空気に押されて第2シリンダヘッド8内部を通して排
出されるが、このように第2掃気通路31を通して空気
が導入される結果、ブローバイガスは大幅に希釈される
ことになる。そのため、こで凝縮して生じる水分の酸性
度が弱まり、潤滑油の早期の劣化が防止される。
運転条件のときに、絞弁16上流側から第1掃気通路2
1を介して第1シリンダヘッド7内部に吸入空気の一部
が導かれると同時に、第2掃気通路31を介して第2シ
リンダヘッド8内部にも吸入空気の一部が導入される。
ブローバイガスは、第1シリンダヘッド7側から流入し
た空気に押されて第2シリンダヘッド8内部を通して排
出されるが、このように第2掃気通路31を通して空気
が導入される結果、ブローバイガスは大幅に希釈される
ことになる。そのため、こで凝縮して生じる水分の酸性
度が弱まり、潤滑油の早期の劣化が防止される。
なお、第1シリンダヘッド7内へ導入される空気量と第
2シリンダヘッド8内へ導入される空気量の比率は、第
2図あるいは第3図に示すように、第1掃気通路21と
第2掃気通路31の分岐部においていずれか一方の通路
面積を絞ったり(第2図)、あるいは通路内にオリフィ
ス33を介装することによって(第3図)容易に調整す
ることが可能である。
2シリンダヘッド8内へ導入される空気量の比率は、第
2図あるいは第3図に示すように、第1掃気通路21と
第2掃気通路31の分岐部においていずれか一方の通路
面積を絞ったり(第2図)、あるいは通路内にオリフィ
ス33を介装することによって(第3図)容易に調整す
ることが可能である。
また、第4図に示すように、第2掃気通路31を直接吸
気通路14の絞弁16上流側に接続しても良い。
気通路14の絞弁16上流側に接続しても良い。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る内燃機関
のブローバイガス還元装置によれば、第1シリンダ群の
シリンダヘッドから第2シリンダ群のシリンダヘッドへ
と流れる新気の大きな流れによってクランクケース内を
確実に換気できるとともに、吸気通路の絞弁上流側から
第2シリンダ群のシリンダヘッド内部に吸入空気の一部
を導くことによって該シリンダヘッド内部のブローバイ
ガス濃度を抑制でき、ここで凝縮した水分の酸性度を弱
めることができる。従って、潤滑油の早期の劣化を防止
することができる。
のブローバイガス還元装置によれば、第1シリンダ群の
シリンダヘッドから第2シリンダ群のシリンダヘッドへ
と流れる新気の大きな流れによってクランクケース内を
確実に換気できるとともに、吸気通路の絞弁上流側から
第2シリンダ群のシリンダヘッド内部に吸入空気の一部
を導くことによって該シリンダヘッド内部のブローバイ
ガス濃度を抑制でき、ここで凝縮した水分の酸性度を弱
めることができる。従って、潤滑油の早期の劣化を防止
することができる。
第1図はこの考案に係る内燃機関のブローバイガス還元
装置の一実施例を示す断面図、第2図及び第3図は夫々
この考案の異なる実施例を示す要部のみの断面図、第4
図はこの考案の更に異なる実施例を示す断面図、第5図
は従来におけるブローバイガス還元装置の構成を示す断
面図、第6図はブローバイガスコントロールバルブの断
面図である。 1…内燃機関本体、5…クランクケース、7…第1シリ
ンダヘッド、8…第2シリンダヘッド、16…絞弁、1
9…第1ブローバイガス通路、20…第2ブローバイガ
ス通路、21…第1掃気通路、22…ブローバイガス還
流通路、23…ブローバイガスコントロールバルブ、3
1…第2掃気通路。
装置の一実施例を示す断面図、第2図及び第3図は夫々
この考案の異なる実施例を示す要部のみの断面図、第4
図はこの考案の更に異なる実施例を示す断面図、第5図
は従来におけるブローバイガス還元装置の構成を示す断
面図、第6図はブローバイガスコントロールバルブの断
面図である。 1…内燃機関本体、5…クランクケース、7…第1シリ
ンダヘッド、8…第2シリンダヘッド、16…絞弁、1
9…第1ブローバイガス通路、20…第2ブローバイガ
ス通路、21…第1掃気通路、22…ブローバイガス還
流通路、23…ブローバイガスコントロールバルブ、3
1…第2掃気通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 清隆 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−73818(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】第1シリンダ群のシリンダヘッド内部とク
ランクケースとを第1ブローバイガス通路によって、第
2シリンダ群のシリンダヘッド内部とクランクケースと
を第2ブローバイガス通路によって夫々連通させるとと
もに、吸気通路の絞弁上流側と第1シリンダ群のシリン
ダヘッド内部とを第1掃気通路によって常時連通させ、
かつ吸気通路の絞弁下流側と第2シリンダ群のシリンダ
ヘッド内部を、ブローバイガスコントロールバルブを備
えたブローバイガス還流通路によって連通させてなる内
燃機関のブローバイガス還元装置において、絞弁上流側
から第2シリンダ群のシリンダヘッド内部への新気の流
入を許容するように、第2シリンダ群のシリンダヘッド
内部と吸気通路の絞弁上流側との間に第2掃気通路を設
け、かつ上記ブローバイガス還流通路と上記第2掃気通
路とを、互いに独立した空間を介して第2シリンダ群の
シリンダヘッド内部空間に連通させたことを特徴とする
内燃機関のブローバイガス還元装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987011718U JPH0629457Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987011718U JPH0629457Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119812U JPS63119812U (ja) | 1988-08-03 |
| JPH0629457Y2 true JPH0629457Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30799186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987011718U Expired - Lifetime JPH0629457Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629457Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0723531Y2 (ja) * | 1988-10-18 | 1995-05-31 | 日産自動車株式会社 | エンジンのブローバイガス還流装置 |
| EP2905438B1 (en) * | 2012-10-02 | 2017-07-12 | Nissan Motor Co., Ltd | Device for processing blow-by from v-type internal combustion engines |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3924588A (en) * | 1974-01-18 | 1975-12-09 | Lowell T Hager | Positive crankcase ventilation system |
| JPS55144836U (ja) * | 1979-04-04 | 1980-10-17 | ||
| JPS58178404U (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-29 | 日産自動車株式会社 | エンジンのブロ−パイ処理装置 |
| JPS59107012U (ja) * | 1983-01-05 | 1984-07-19 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 |
| JPS6073818U (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-24 | マツダ株式会社 | エンジンのブロ−バイガス還元装置 |
| JPS61152714U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP1987011718U patent/JPH0629457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119812U (ja) | 1988-08-03 |
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