JPH0629477B2 - 中・低炭素フエロマンガンの製造方法 - Google Patents
中・低炭素フエロマンガンの製造方法Info
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- JPH0629477B2 JPH0629477B2 JP27692086A JP27692086A JPH0629477B2 JP H0629477 B2 JPH0629477 B2 JP H0629477B2 JP 27692086 A JP27692086 A JP 27692086A JP 27692086 A JP27692086 A JP 27692086A JP H0629477 B2 JPH0629477 B2 JP H0629477B2
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Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高炭素フェロマンガン溶湯を吹錬・脱炭して中
・低炭素フェロマンガンを製造する方法に関し、詳細に
は吹錬途中のMn酸化損失を抑制してMnの歩留りを向
上させ、Mn含有量並びにC含有量を経済的に調整する
ことのできる中・低炭素フェロマンガンの製造方法に関
するものである。
・低炭素フェロマンガンを製造する方法に関し、詳細に
は吹錬途中のMn酸化損失を抑制してMnの歩留りを向
上させ、Mn含有量並びにC含有量を経済的に調整する
ことのできる中・低炭素フェロマンガンの製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 中・低炭素フェロマンガンの製造する従来の方法は、所
謂シリサイド法と呼ばれる方法であって、Fe−Mn合
金に対するC及びSiの相互溶解度を利用することによ
って目標C含有量のSi−Mn溶湯を製造し(電気
炉)、これにMn鉱石等のMn酸化物を添加してSi−
Mn中のSiを酸化除去するのが常法であった。この方
法は電気炉を使用するものである為電力コストの比重が
高いという経済上の問題を内包する他、上記酸化除去に
よって大量に副生するSiO2を捕足する為の塩基性酸
化物(例えばCaO)を同じく大量に使用する必要があ
り、スラグ量が過大になるという操業上の問題もある。
しかも該スラグ中には回収対象となるほどに多くはない
けれどもそのまま投棄すると公害発生を惹起する程度の
量のMnが混入しているので、スラグ処理に細心の注意
を払わなければならないという問題も抱えている。
謂シリサイド法と呼ばれる方法であって、Fe−Mn合
金に対するC及びSiの相互溶解度を利用することによ
って目標C含有量のSi−Mn溶湯を製造し(電気
炉)、これにMn鉱石等のMn酸化物を添加してSi−
Mn中のSiを酸化除去するのが常法であった。この方
法は電気炉を使用するものである為電力コストの比重が
高いという経済上の問題を内包する他、上記酸化除去に
よって大量に副生するSiO2を捕足する為の塩基性酸
化物(例えばCaO)を同じく大量に使用する必要があ
り、スラグ量が過大になるという操業上の問題もある。
しかも該スラグ中には回収対象となるほどに多くはない
けれどもそのまま投棄すると公害発生を惹起する程度の
量のMnが混入しているので、スラグ処理に細心の注意
を払わなければならないという問題も抱えている。
[発明が解決しようとする問題点] そこで特開昭57−27166号に開示されている様な
酸素ガス吹錬法、即ち高炭素フェロマンガン溶湯を対象
としてこれに酸素ガスを吹込み、酸素による脱炭を利用
して中・低炭素フェロマンガンに変換するという方法が
提案されている。この方法を更に詳細に検討すると、酸
素吹込みの実施に先立って高炭素フェロマンガンをその
融点より100℃以上高い温度まで加熱しておき(炉ガ
スジャケットノズルを使用する)、さらに酸素吹込みに
よる酸化発熱によって1900℃近い高温度に昇温させ
て脱炭の促進を図り、一方酸素吹きによって形成される
Mn酸化物は石灰および珪素合金の添加によって還元回
収するという構成が採られている。しかしながらMnは
沸点が比較的低く且つ蒸気圧も高いので、上記脱炭温度
では酸化による損失だけでなく蒸発による損失を考慮す
ると歩留りが大幅に低下しコストの高騰を避けることが
できないと考えられている。これに対し特開昭60−5
6051号では、上底吹きを併行的に実施できる様に構
成された反応容器を用い、上吹き酸素ガスによる脱炭
を、吹活性ガスの底吹きによる撹拌効果を利用して促進
し、1830℃止まりの温度で高炭素フェロマンガンを
吹錬する方法が提案されている。この方法によると酸素
ガスの上吹きによる脱炭である為、高炭素領域では大き
な脱炭酸素効率(供給酸素のうち脱炭反応に費やされた
酸素の割合)を期待できるが、中炭素領域から低炭素領
域にかけては炭素拡散律速になる為脱炭酸素効率が低下
し、目標C濃度へ下る迄の吹錬時間が長くなると共に、
その分過剰の酸素が供給されることとなってMnの酸化
損失が増大していくという欠点があった。
酸素ガス吹錬法、即ち高炭素フェロマンガン溶湯を対象
としてこれに酸素ガスを吹込み、酸素による脱炭を利用
して中・低炭素フェロマンガンに変換するという方法が
提案されている。この方法を更に詳細に検討すると、酸
素吹込みの実施に先立って高炭素フェロマンガンをその
融点より100℃以上高い温度まで加熱しておき(炉ガ
スジャケットノズルを使用する)、さらに酸素吹込みに
よる酸化発熱によって1900℃近い高温度に昇温させ
て脱炭の促進を図り、一方酸素吹きによって形成される
Mn酸化物は石灰および珪素合金の添加によって還元回
収するという構成が採られている。しかしながらMnは
沸点が比較的低く且つ蒸気圧も高いので、上記脱炭温度
では酸化による損失だけでなく蒸発による損失を考慮す
ると歩留りが大幅に低下しコストの高騰を避けることが
できないと考えられている。これに対し特開昭60−5
6051号では、上底吹きを併行的に実施できる様に構
成された反応容器を用い、上吹き酸素ガスによる脱炭
を、吹活性ガスの底吹きによる撹拌効果を利用して促進
し、1830℃止まりの温度で高炭素フェロマンガンを
吹錬する方法が提案されている。この方法によると酸素
ガスの上吹きによる脱炭である為、高炭素領域では大き
な脱炭酸素効率(供給酸素のうち脱炭反応に費やされた
酸素の割合)を期待できるが、中炭素領域から低炭素領
域にかけては炭素拡散律速になる為脱炭酸素効率が低下
し、目標C濃度へ下る迄の吹錬時間が長くなると共に、
その分過剰の酸素が供給されることとなってMnの酸化
損失が増大していくという欠点があった。
更に特開昭60−67608号では底吹きガスの一部を
酸素ガスに変更し(残りは不活性ガスのまま)上からと
底からの酸素吹きを併用することによって初期段階での
脱炭を促進すると共に、所定の中・低炭素領域に至るま
での吹錬時間を短縮し、所定中・低炭素領域に到達した
段階で酸素の吹込みを上吹き・底吹き共完全に停止し、
その後は底吹不活性ガスによって溶湯の撹拌を行なうと
共に、上記脱炭プロセスにおいて形成されたMn酸化物
をSi合金やAl等の還元剤を投入することによって還
元(Mnを回収)し、中・低炭素フェロマンガンを製造
するという方法が提案されている。しかしこの方法で使
用される底吹酸素ガス量は上吹酸素ガス量の高々6〜7
%止まりである為炭素濃度を中・低炭素領域まで下げよ
うとするならば、該炭素濃度領域では脱炭酸素効率が低
いことに鑑み、かなりの時間に亘って上底吹き吹錬を実
行しなければならなくなる。従って多量の酸素吹込に伴
なうMn酸化ロスの増大という問題は十分に解決され
ず、該脱炭プロセスに続いてSi合金等によるMn酸化
物の回収という工程を付加するにしても、Si合金等の
還元剤自身が高価であるから、全体として考えれば経済
性の悪い方法であると言わざるを得ない。
酸素ガスに変更し(残りは不活性ガスのまま)上からと
底からの酸素吹きを併用することによって初期段階での
脱炭を促進すると共に、所定の中・低炭素領域に至るま
での吹錬時間を短縮し、所定中・低炭素領域に到達した
段階で酸素の吹込みを上吹き・底吹き共完全に停止し、
その後は底吹不活性ガスによって溶湯の撹拌を行なうと
共に、上記脱炭プロセスにおいて形成されたMn酸化物
をSi合金やAl等の還元剤を投入することによって還
元(Mnを回収)し、中・低炭素フェロマンガンを製造
するという方法が提案されている。しかしこの方法で使
用される底吹酸素ガス量は上吹酸素ガス量の高々6〜7
%止まりである為炭素濃度を中・低炭素領域まで下げよ
うとするならば、該炭素濃度領域では脱炭酸素効率が低
いことに鑑み、かなりの時間に亘って上底吹き吹錬を実
行しなければならなくなる。従って多量の酸素吹込に伴
なうMn酸化ロスの増大という問題は十分に解決され
ず、該脱炭プロセスに続いてSi合金等によるMn酸化
物の回収という工程を付加するにしても、Si合金等の
還元剤自身が高価であるから、全体として考えれば経済
性の悪い方法であると言わざるを得ない。
本発明は従来技術における上記の如き欠点を憂慮してな
されたものであっで、安価な高炭素フェロマンガンの原
料として吹錬するという点は踏襲するが、吹錬中のMn
酸化をできる限り抑制することによって経済的に中・低
炭素フェロマンガンを製造し得る方法を提供しようとす
るものである。即ち吹錬中に燃焼するMn量を極力抑制
することとしたので、溶湯中のMn低下分をMn酸化物
及び還元剤の投入によって補償することの必要性を完全
になくし得た訳ではないにしても、その為の原料コスト
を最小限に抑えることができ、中・低炭素フェロマンガ
ンの製造を経済的に行ない得ることができる。本発明は
この様な吹錬方法の確立を目的とするものである。
されたものであっで、安価な高炭素フェロマンガンの原
料として吹錬するという点は踏襲するが、吹錬中のMn
酸化をできる限り抑制することによって経済的に中・低
炭素フェロマンガンを製造し得る方法を提供しようとす
るものである。即ち吹錬中に燃焼するMn量を極力抑制
することとしたので、溶湯中のMn低下分をMn酸化物
及び還元剤の投入によって補償することの必要性を完全
になくし得た訳ではないにしても、その為の原料コスト
を最小限に抑えることができ、中・低炭素フェロマンガ
ンの製造を経済的に行ない得ることができる。本発明は
この様な吹錬方法の確立を目的とするものである。
[問題点を解決する為の手段] しかして上記目的を達成した本発明方法は、高炭素フェ
ロマンガン溶湯を対象とし、酸素ガスの上吹きと酸素お
よび不活性ガスの底吹きによって所定の炭素量まで脱炭
する工程との途中ではMn鉱石を積極的に添加する外は
他の造滓剤を一切添加せず、脱炭工程の終了後は、必要
によりさらにMn鉱石を添加した後還元剤を添加すると
共に不活性ガスの底吹きを行ない溶湯中のMnを調節す
る点に要旨を有するものである。
ロマンガン溶湯を対象とし、酸素ガスの上吹きと酸素お
よび不活性ガスの底吹きによって所定の炭素量まで脱炭
する工程との途中ではMn鉱石を積極的に添加する外は
他の造滓剤を一切添加せず、脱炭工程の終了後は、必要
によりさらにMn鉱石を添加した後還元剤を添加すると
共に不活性ガスの底吹きを行ない溶湯中のMnを調節す
る点に要旨を有するものである。
[作用] 高炭素フェロマンガンを酸素吹錬によって脱炭しようと
する場合の酸化反応を熱力学的に考察してみると、 で示される関係が成立することが知られている。
する場合の酸化反応を熱力学的に考察してみると、 で示される関係が成立することが知られている。
即ち低温ではMnの酸化が優先し、高温ではCの酸化が
優先するという傾向が認められる。従ってMnの酸化を
抑制するという観点からは溶湯温度を高くすればよい
が、Mnは蒸気圧が高く蒸発損失し易いという性質があ
るのでむやみに溶湯温度を高くすることはMnの歩留り
を却って低下させることになる。その為吹錬時の適正溶
湯温度域はMnの蒸散防止とMnの酸化抑制の両方の観
点からおよそ定まってくる。尚かかる温度域はMnの酸
化抑制という利点を保証するだけでなく、Cの酸化を優
先させる温度域でもあるから脱炭反応は比較速やかに進
行し、吹錬時間の遷延化によるMnの酸化消耗を抑制す
るという利点も発揮する。しかしながら上記温度調整に
よるMn酸化抑制効果は設定温度によってほぼ一義的に
決まってしまい、Mnの酸化のより一層の抑制手段とは
なり得ない。そこで本発明では前記平衡式を別の角度か
ら検討し、脱炭工程におけるMnOの活量を高めること
によって平衡を右側即ちCの酸化を促進し且つMnの酸
化を抑制する方向に移行させることとした。即ち脱炭工
程の途中殊に脱炭工程の比較的早期からMn鉱石(特に
組成的にほぼ全量をMnOが占める様なMn鉱石)のみ
を反応容器中へ投入することによってスラグ中のMnO
の活量を高めてのMnの酸化を抑制するという構成を採
用することとしている。尚Mn鉱石の投入は、溶湯温度
を下げてMnの蒸発を抑制するという面でも効果を発揮
する。しかるにこのような手段を講じても元来Mnは酸
化され易い物質である為、Mnの酸化損失を皆無にする
ことは不可能である。そこで脱炭工程の終了後還元剤を
添加することにより、既にMnの酸化によって生成して
いるMnO及び添加Mn鉱石に由来するMnOを還元し
てMnを回収し、これによってMn歩留りの向上とMn
含有量の調整を行なう。又本発明では上記MnOの還元
だけでは「所定Mn量を含有する低・中炭素フェロマン
ガン」を得ることができない場合の措置として、脱炭工
程終了後にもMn鉱石を補充的に加えて還元Mn量の不
足を補充するという手段を採用することとしている。但
し本発明では脱炭工程中のMn酸化を抑制しているので
Mn鉱石添加量は従来に比べ少なくて済む。
優先するという傾向が認められる。従ってMnの酸化を
抑制するという観点からは溶湯温度を高くすればよい
が、Mnは蒸気圧が高く蒸発損失し易いという性質があ
るのでむやみに溶湯温度を高くすることはMnの歩留り
を却って低下させることになる。その為吹錬時の適正溶
湯温度域はMnの蒸散防止とMnの酸化抑制の両方の観
点からおよそ定まってくる。尚かかる温度域はMnの酸
化抑制という利点を保証するだけでなく、Cの酸化を優
先させる温度域でもあるから脱炭反応は比較速やかに進
行し、吹錬時間の遷延化によるMnの酸化消耗を抑制す
るという利点も発揮する。しかしながら上記温度調整に
よるMn酸化抑制効果は設定温度によってほぼ一義的に
決まってしまい、Mnの酸化のより一層の抑制手段とは
なり得ない。そこで本発明では前記平衡式を別の角度か
ら検討し、脱炭工程におけるMnOの活量を高めること
によって平衡を右側即ちCの酸化を促進し且つMnの酸
化を抑制する方向に移行させることとした。即ち脱炭工
程の途中殊に脱炭工程の比較的早期からMn鉱石(特に
組成的にほぼ全量をMnOが占める様なMn鉱石)のみ
を反応容器中へ投入することによってスラグ中のMnO
の活量を高めてのMnの酸化を抑制するという構成を採
用することとしている。尚Mn鉱石の投入は、溶湯温度
を下げてMnの蒸発を抑制するという面でも効果を発揮
する。しかるにこのような手段を講じても元来Mnは酸
化され易い物質である為、Mnの酸化損失を皆無にする
ことは不可能である。そこで脱炭工程の終了後還元剤を
添加することにより、既にMnの酸化によって生成して
いるMnO及び添加Mn鉱石に由来するMnOを還元し
てMnを回収し、これによってMn歩留りの向上とMn
含有量の調整を行なう。又本発明では上記MnOの還元
だけでは「所定Mn量を含有する低・中炭素フェロマン
ガン」を得ることができない場合の措置として、脱炭工
程終了後にもMn鉱石を補充的に加えて還元Mn量の不
足を補充するという手段を採用することとしている。但
し本発明では脱炭工程中のMn酸化を抑制しているので
Mn鉱石添加量は従来に比べ少なくて済む。
一方脱炭に関しては、本発明ではなるべく速やかに脱炭
を行なう様にしているので、Cの活量が高く脱炭反応が
酸素供給律速である間は大量の酸素を供給することによ
って脱炭を行ない、加えて酸素及び不活性ガスの底吹き
の併用によって撹拌力を強化し、脱炭反応が酸素供給律
速から拡散律速へ移行する炭素濃度をできる限り低濃度
側へ移行させるという構成を採用している。
を行なう様にしているので、Cの活量が高く脱炭反応が
酸素供給律速である間は大量の酸素を供給することによ
って脱炭を行ない、加えて酸素及び不活性ガスの底吹き
の併用によって撹拌力を強化し、脱炭反応が酸素供給律
速から拡散律速へ移行する炭素濃度をできる限り低濃度
側へ移行させるという構成を採用している。
本発明の構成は以上の通りであるが、要は酸素上吹きと
酸素及び不活性ガスの底吹きの併用によって短時間に低
炭素濃度まで脱炭を進行させると共に、脱炭工程途中に
添加されるMn鉱石によりスラグ中のMnO活量を高め
て脱炭進行中のMn酸化を抑制し、且つ脱炭終了後は不
活性ガス底引きによって溶湯を撹拌しつつ還元剤を添加
することによりMn回収を行なうものであり、Mn歩留
りの向上を達成すると共に目標成分の中・低炭素フェロ
マンガンを経済的に製造し得るものである。
酸素及び不活性ガスの底吹きの併用によって短時間に低
炭素濃度まで脱炭を進行させると共に、脱炭工程途中に
添加されるMn鉱石によりスラグ中のMnO活量を高め
て脱炭進行中のMn酸化を抑制し、且つ脱炭終了後は不
活性ガス底引きによって溶湯を撹拌しつつ還元剤を添加
することによりMn回収を行なうものであり、Mn歩留
りの向上を達成すると共に目標成分の中・低炭素フェロ
マンガンを経済的に製造し得るものである。
[実施例] 実施例1 MgO−C系レンガを内張りした内径600mmの反応容
器の容器底部中央に設置した2重管ノズルより、内外管
合計0.4Nm3/分のArを吹きながら高炭素フェロマンガ
ン溶湯(第1表参照)500kgを装入した。装入後の溶
湯温度は1325℃であった。その後底吹きノズル外管
よりArを0.30 Nm3/分,内管より酸素0.6Nm3/分の速
度で吹き込むと同時に、容器の上部に設置した水冷ラン
スより酸素を1.7Nm3/分の速度で吹き込み25分間吹錬
を行なった。その間Mn鉱石60kgを少しずつ添加し
た。そして吹錬終了後はAr(0.4Nm3/分)を底吹きし
つつフェロシリコン25kgと生石灰25kgを分割投入
し、最後に除滓,出湯しメタルを鋳造した。添加物の成
分は第2表に併記した。Arリンス終了時の溶湯の成分
組成及び温度は第1表に示す通りであった。また鋳造し
たメタルは380kgであり、歩留は76.0%であった。
器の容器底部中央に設置した2重管ノズルより、内外管
合計0.4Nm3/分のArを吹きながら高炭素フェロマンガ
ン溶湯(第1表参照)500kgを装入した。装入後の溶
湯温度は1325℃であった。その後底吹きノズル外管
よりArを0.30 Nm3/分,内管より酸素0.6Nm3/分の速
度で吹き込むと同時に、容器の上部に設置した水冷ラン
スより酸素を1.7Nm3/分の速度で吹き込み25分間吹錬
を行なった。その間Mn鉱石60kgを少しずつ添加し
た。そして吹錬終了後はAr(0.4Nm3/分)を底吹きし
つつフェロシリコン25kgと生石灰25kgを分割投入
し、最後に除滓,出湯しメタルを鋳造した。添加物の成
分は第2表に併記した。Arリンス終了時の溶湯の成分
組成及び温度は第1表に示す通りであった。また鋳造し
たメタルは380kgであり、歩留は76.0%であった。
実施例2 実施例1と同様の反応容器をもちいて脱炭精錬を行なう
にあたり、底吹き2重管ノズルより0.4Nm3/分のArを
吹きながら第1表に示した高炭素フェロマンガン溶湯5
00kgを容器内に装入した。装入後の溶湯温度は135
0℃であった。その後底吹きノズルの外管よりArを0.
25Nm3/分,内管より酸素を0.6Nm3/分の速度で吹き込
むと同時に容器上部に設置した水冷ランスより酸素を1.
7Nm3/分の速度で吹き込み26分間吹錬を続行した。こ
の間にMn鉱石40kgを投入した。吹錬終了後底吹きノ
ズルよりArのみを内外管合計0.4Nm3/分で吹き込みな
がらMn鉱石20kgを添加し、その後蛍石15kg,フェ
ロシリコン30kg,生石灰36kgを分割投入し、除滓後
出湯,鋳造した。鋳造終了時のメタル成分は第1表に示
すとおりであり、鋳造したメタルは398kgで歩留は7
9.6%であった。尚添加物の成分は第2表に併記した。
にあたり、底吹き2重管ノズルより0.4Nm3/分のArを
吹きながら第1表に示した高炭素フェロマンガン溶湯5
00kgを容器内に装入した。装入後の溶湯温度は135
0℃であった。その後底吹きノズルの外管よりArを0.
25Nm3/分,内管より酸素を0.6Nm3/分の速度で吹き込
むと同時に容器上部に設置した水冷ランスより酸素を1.
7Nm3/分の速度で吹き込み26分間吹錬を続行した。こ
の間にMn鉱石40kgを投入した。吹錬終了後底吹きノ
ズルよりArのみを内外管合計0.4Nm3/分で吹き込みな
がらMn鉱石20kgを添加し、その後蛍石15kg,フェ
ロシリコン30kg,生石灰36kgを分割投入し、除滓後
出湯,鋳造した。鋳造終了時のメタル成分は第1表に示
すとおりであり、鋳造したメタルは398kgで歩留は7
9.6%であった。尚添加物の成分は第2表に併記した。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、Mnの酸化を抑制
しつつ所望の中・低炭素フェロマンガンを得ることがで
きる。又Mnの酸化が抑制されるのでMn含有量を制御
する為の添加量及び還元剤量が少なくて済み、経済的に
中・低炭素フェロマンガンを得ることができる。
しつつ所望の中・低炭素フェロマンガンを得ることがで
きる。又Mnの酸化が抑制されるのでMn含有量を制御
する為の添加量及び還元剤量が少なくて済み、経済的に
中・低炭素フェロマンガンを得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】高炭素フェロマンガン溶湯を対象とし、酸
素ガスの上吹きと酸素ガスおよび不活性ガスの底吹きに
よって所定の炭素量まで脱炭する工程の途中ではMn鉱
石を積極的に添加する外は他の造滓剤を一切添加せず、
脱炭工程の終了後は還元剤を添加すると共に不活性ガス
の底吹きを行ない溶湯中のMnを調節することを特徴と
する中・低炭素フェロマンガンの製造方法。 - 【請求項2】高炭素フェロマンガン溶湯を対象とし、酸
素ガスの上吹きと酸素ガスおよび不活性ガスの底吹きに
よって所定の炭素量まで脱炭する工程の途中ではMn鉱
石を積極的に添加する外は他の造滓剤を一切添加せず、
脱炭工程の終了後はMn鉱石を更に添加した後還元剤を
添加すると共に不活性ガスの底吹きを行ない溶湯中のM
nを調節することを特徴とする中・低炭素フェロマンガ
ンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27692086A JPH0629477B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 中・低炭素フエロマンガンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27692086A JPH0629477B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 中・低炭素フエロマンガンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130745A JPS63130745A (ja) | 1988-06-02 |
| JPH0629477B2 true JPH0629477B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=17576234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27692086A Expired - Lifetime JPH0629477B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 中・低炭素フエロマンガンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629477B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617537B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1994-03-09 | 川崎製鉄株式会社 | 中、低炭素フェロマンガンの製造方法 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27692086A patent/JPH0629477B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130745A (ja) | 1988-06-02 |
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