JPH06294807A - 粒子の平均速度算出方法 - Google Patents

粒子の平均速度算出方法

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JPH06294807A
JPH06294807A JP8180993A JP8180993A JPH06294807A JP H06294807 A JPH06294807 A JP H06294807A JP 8180993 A JP8180993 A JP 8180993A JP 8180993 A JP8180993 A JP 8180993A JP H06294807 A JPH06294807 A JP H06294807A
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JP
Japan
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particles
velocity
average
spot
average velocity
Prior art date
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Pending
Application number
JP8180993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Nagayama
秀徳 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Ono Sokki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度かつ低コストの速度計を構成するに適し
た、流体の粒子の平均速度算出方法を提供する。 【構成】流体中のN個の粒子の速度vi から平均速度を
vを 【数1】 に従って求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体中の複数の粒子の
平均速度を算出する粒子の平均速度算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の速度を測定する速度計として、レ
ーザ光を一旦2分割した後に1つのスポットに重ね合わ
せることによってそのスポット内に干渉縞を生じさせ、
流体中の粒子がこの干渉縞を横切る際に生じる散乱光を
検出することにより流体の速度を測定する速度計が知ら
れており、粒子が干渉縞を横切る速度だけでなくその横
切る方向も検出するために、2分割した一方のレーザ光
の周波数をシフトした後重ね合せるヘテロダイン干渉計
を備えた速度計も知られている。
【0003】図2は、ヘテロダイン干渉計を備えた速度
計の一例を表わした概略構成図である。レーザ光源1か
ら射出されたレーザ光2は、ビームスプリッタ3により
透過レーザ光4と反射レーザ光5とに2分割される。こ
の透過レーザ光4は音響光学的光変調器6に入射し、こ
の音響光学的光変調器6により0次のレーザ光7と1次
のレーザ光8とに分けられてこの音響光学的光変調器6
から射出される。このうち0次のレーザ光はシャッタ9
で遮られるが、1次のレーザ光8は光ファイバ10の入
光部11に入射し、ファイバ入光用レンズ12により集
光されて光ファイバ10にその一端面10aから入射す
る。この光ファイバ10内に入射したレーザ光8はこの
光ファイバ10内を伝送され、この光ファイバ10の他
端面10bから射出される。この他端面10bから射出
されたレーザ光8は、コリメートレンズ12によりコリ
メートされ、さらに対物レンズ13によりスポットOに
集光される。
【0004】一方ビームスプリッタ3で反射されたレー
ザ光5は、ミラー14で反射された後ファイバ入光用レ
ンズ15により集光されて光ファイバ16の一端面16
aからこの光ファイバ16に入射されこの光ファイバ1
6内を伝送されてその他端面から射出される。この他端
面16bから射出されたレーザ光5は、コリメートレン
ズ17によりコリメートされ、対物レンズ13により集
光されてレーザ光8と同様にスポットOに集光する。
【0005】図3は、図2に示したスポットOを拡大し
て表わした図である。このスポットOには互いに異なる
角度から2本のレーザ光5,8が照射されるため、この
スポットO上でこの2本のレーザ光が干渉し、図3に示
すような干渉縞が形成される。但し、レーザ光8は音響
光学的光変調器6で周波数がシフトされた1次のレーザ
光であり、一方レーザ光5は周波数がシフトされていな
いレーザ光であるため互いにその周波数が異なり、従っ
て図3に示すような干渉縞は瞬間的な状態を表わしたも
のであって実際にはこのような干渉縞が流れた状態とな
りこのままでは干渉縞を視認することはできない。
【0006】ここで図2に示すように、スポットOに集
光された2本の光ビーム5,8の光路間の成す角の1/
2をθとしたとき、互いに隣接する干渉縞の間隔δp
(図3参照)は、 δp =λ/(2・sin θ) ……(1) と表わされる。
【0007】ここで粒子pがスポットO内を干渉縞を横
切る方向に速度vで通過する場合を考える。この粒子p
で散乱された光は、図2に示す対物レンズ13を通りさ
らに集光レンズ18を通って光検出器19に入射し、こ
の散乱光が電気信号として検出される。このとき、音響
光学的光変調器6の駆動周波数をfA とすると2本のレ
ーザ光5,8の各周波数が互いにfA だけ異なり、この
ためこの干渉縞はこの周波数fA に対応した速度で流れ
ることとなり、レーザ光の波長をλとしたとき、光検出
器19では f=fA +2・v・sinθ/λ ……(2) の周波数の信号が得られることになる。ここで(2)式
の粒子pの速度vは、粒子pが干渉縞の右から左に横切
るか左から右に横切るかにより正又は負の値をとるた
め、光検出器19で得られた信号の周波数fがf<fA
であるかもしくはf>fA であるかに応じて粒子pがス
ポットO内をいずれの方向に横切ったかを知ることがで
き、また |f−fA |=|2・v・sinθ/λ| ……(3) により粒子pの速さ|v|を知ることができる。
【0008】ここで音響光学的光変調器6の駆動周波数
A を例えば80MHzとしたとき、光検出器19で得
られる信号の周波数fは、 f=80MHz±数MHz ……(4) 程度となる。上記のような原理に基づいたヘテロダイン
干渉計を備えたレーザドップラ速度測定器を用いること
により流体中の粒子の速度が測定される。
【0009】図4は、流体速度の時間変化を示す図であ
る。尚、この図における丸印は、その流速時に測定され
る粒子を模式的に示している。粒子は、流体中に均一に
分布していても、流体の速度が速いときには単位時間あ
たりの流体の流量が増加するため、図4に示すように、
測定される粒子の数が増加する。一方、流体の速度が遅
いときには、単位時間あたりの流体の流量が減少するた
め、測定される粒子の数が減少する。このため、測定さ
れた各粒子の速度を平等に取り扱って加算平均により流
体の平均速度を算出すると不都合が生じる。
【0010】(5)式は、測定された粒子速度加算平均
を表した式である。
【0011】
【数2】
【0012】加算平均速度は、測定された各粒子の速度
i (1≦i≦N:Nは測定された粒子の数)が互いに
加算され、この加算値がNで除算されることにより得ら
れる。(5)式に基づき加算平均速度が算出されると、
この平均速度は、上記のように速度の速い粒子が多く測
定されたものであるため、実際の平均速度より速くなる
というバイアス効果が生じたものとなってしまう。
【0013】そこで、粒子速度が速いときには図3に示
すスポットOを通過するために要する粒子の通過時間が
短く、また粒子速度が遅いときにはその通過時間が長い
ことに着目した重み付き平均式が用いられて平均速度が
算出されている。図5は、粒子が、スポットOを通過す
るに要する通過時間を示す受信信号の一例である。
【0014】粒子がスポットOを通過する際にはこの粒
子により光が散乱される。この光の散乱されている時間
が、図5に示すように、スポットOを通過するために要
する、粒子の通過時間tti である。この通過時間tt
i は、その粒子の速度により異なっており、粒子の平均
速度が、この通過時間tti の差により算出される。
(6)式は、粒子の平均速度を算出する重み付き平均式
である。
【0015】
【数3】
【0016】この(6)式により算出された粒子の平均
速度は、(5)式により算出された平均速度より実際の
平均速度に近いものとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粒子の平均
速度を算出する(6)式では、粒子の速度とともにこの
粒子のスポットO(図3参照)の通過時間tti が必要
であるため、図5に示すような信号波形から通過時間t
i のパルス幅を有するパルス信号を生成する回路やそ
のパルス信号のパルス幅を測定するカウンタ等が必要と
なり、これによりこの速度測定器の製造コストが嵩むと
いう問題がある。
【0018】また、この通過時間tti 自体も、粒子の
スポット内での通過位置により異なるため、精度向上に
は限界がある。本発明は、上記事情に鑑み、製造コスト
が低く、かつ粒子の平均速度即ち流速を高精度に求め得
る速度計を構成することのできる粒子の平均速度算出方
法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の粒子の平均速度算出方法は、流体中のN個の
粒子の測定された速度vi (1≦i≦N)からこのN個
の粒子の平均速度vを、
【0020】
【数4】
【0021】により算出することを特徴とするものであ
る。
【0022】
【作用】本発明の粒子の平均速度算出方法は、以下の手
順により求められたものである。図3に示すスポットO
を通過する粒子の通過速度をvi 、その粒子のスポット
Oの通過距離をLとすると、この粒子のスポットOの通
過時間はL/vi となる。この通過時間L/vi
(6)式のtti に代入すると、この平均速度vは、
【0023】
【数5】
【0024】となる。このように、粒子のスポットOの
通過速度vi とスポットOを通過する粒子数を求めるこ
とにより、平均流速を求めることができる。したがって
この平均速度を求めるための回路構成が簡単となり、低
コストの速度計を実現することができる。また、この平
均流速即ち流速は(6)式の算出方法と同一の精度に保
持される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、粒子のスポットOの通過時間を示す信号波形図で
ある。本実施例では1000個の粒子を測定し、この1
000個の粒子のうちの990個の粒子1は、その速度
が100m/s、残りの10個の粒子2は、その速度が
1m/sであった。
【0026】(7)式に示す粒子の平均速度算出方法に
より、本実施例で測定された1000個の粒子の平均速
度を算出する。 平均速度v=1000/((1/100)×990+(1/1)×10) =1000/(9.9+10) =50.251 [m/s] ここで、比較のため(5)式に示す加算平均により平均
速度を算出すると、 平均速度v=(100×990+1×10)/1000 =90.01 [m/s] このように、加算平均により算出された平均速度は、バ
イアス効果が生じたため、実際の平均速度より約49
[m/s]速いものとなっている。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の粒子の平
均速度算出方法によれば、通過する粒子の個数と粒子の
通過速度から直接に平均速度が求められるため、この演
算に要する回路構成が簡単であり、高精度かつ低コスト
の速度計が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信信号を示す図である。
【図2】ヘテロダイン干渉計を備えた速度計の一例を表
わした概略構成図である。
【図3】図2に示したスポットOを拡大して表わした図
である。
【図4】流体速度の時間変化を示す図である。
【図5】受信信号を示す図の一例である。
【符号の説明】
1 速度が100m/sの粒子 2 速度が1m/sの粒子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体中のN個の粒子の測定された速度v
    i (1≦i≦N)から該N個の粒子の平均速度vを、 【数1】 により算出することを特徴とする粒子の平均速度算出方
    法。
JP8180993A 1993-04-08 1993-04-08 粒子の平均速度算出方法 Pending JPH06294807A (ja)

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Effective date: 20021119