JPH06295591A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH06295591A JPH06295591A JP10181593A JP10181593A JPH06295591A JP H06295591 A JPH06295591 A JP H06295591A JP 10181593 A JP10181593 A JP 10181593A JP 10181593 A JP10181593 A JP 10181593A JP H06295591 A JPH06295591 A JP H06295591A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 順方向で使用する、絶縁膜上の多結晶シリコ
ン膜に形成したpn接合ダイオード3と、このpn接合
ダイオードを短絡するスイッチMOSFET5とを用い
る半導体集積回路装置。 【効果】 製造プロセスが簡便なままで、製造ばらつき
の少ない安定な複数のクランプ電圧を得ることができ
る。
ン膜に形成したpn接合ダイオード3と、このpn接合
ダイオードを短絡するスイッチMOSFET5とを用い
る半導体集積回路装置。 【効果】 製造プロセスが簡便なままで、製造ばらつき
の少ない安定な複数のクランプ電圧を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関するもので、たとえば、EEPROMの高電圧発生
回路(昇圧回路)などに利用して有効な技術に関するも
のである。
に関するもので、たとえば、EEPROMの高電圧発生
回路(昇圧回路)などに利用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高電圧発生回路を内蔵したEEPROM
などの半導体集積回路装置については、従来より種々の
製品が発売されており、公知である。
などの半導体集積回路装置については、従来より種々の
製品が発売されており、公知である。
【0003】このようなEEPROMなどでは、そのア
ドレスデコーダなど通常の論理回路に+5Vや+3.3
Vなどの電源電圧が用いられ、そのメモリセルへの書き
込みあるいは消去を行うために+9Vや+15Vのよう
な比較的高い電圧を必要とする。そして通常内部高電圧
発生回路だけでは、その必要とする電圧を正確に出力で
きないので、ツェナーダイオードなどからなる電圧クラ
ンプ回路が用いられている。
ドレスデコーダなど通常の論理回路に+5Vや+3.3
Vなどの電源電圧が用いられ、そのメモリセルへの書き
込みあるいは消去を行うために+9Vや+15Vのよう
な比較的高い電圧を必要とする。そして通常内部高電圧
発生回路だけでは、その必要とする電圧を正確に出力で
きないので、ツェナーダイオードなどからなる電圧クラ
ンプ回路が用いられている。
【0004】高電圧発生回路を内蔵したEEPROMな
どの初期の製品は、書き込みや消去のための高電圧は1
種類だけのものが主であったが、最近では複数の高電圧
を用いるものが多くなってきている。
どの初期の製品は、書き込みや消去のための高電圧は1
種類だけのものが主であったが、最近では複数の高電圧
を用いるものが多くなってきている。
【0005】その理由は、書き込みと消去の動作時間の
均一化を図るためや、あるいは検査段階で通常の使用電
圧よりも高い電圧で書き換えを行うことにより、検査時
間の短縮を図るためなどである。
均一化を図るためや、あるいは検査段階で通常の使用電
圧よりも高い電圧で書き換えを行うことにより、検査時
間の短縮を図るためなどである。
【0006】このような複数の高電圧を発生させるため
に、電圧クランプ回路に対し従来より種々の工夫がなさ
れている。
に、電圧クランプ回路に対し従来より種々の工夫がなさ
れている。
【0007】そのような工夫のうちの最初のものは、ブ
レイクダウン電圧の異なる複数のツェナーダイオードを
並列に接続し、制御信号によりこれらを切り替えて複数
のクランプ電圧を得るというものである。
レイクダウン電圧の異なる複数のツェナーダイオードを
並列に接続し、制御信号によりこれらを切り替えて複数
のクランプ電圧を得るというものである。
【0008】この方法は、ブレイクダウン電圧の異なる
複数のツェナーダイオードを作る必要があるために、製
造プロセスが複雑になるという欠点がある。そこでこの
欠点を解消するために考えだされたものが、ツェナーダ
イオードに直列に、通常の製造プロセスで形成できる他
の回路素子を接続し、その回路素子の両端の電圧を、ツ
ェナーダイオードのブレイクダウン電圧に足し合わせる
か否かを、制御信号で選択するというものであり、たと
えば下記の特許が公開されている。
複数のツェナーダイオードを作る必要があるために、製
造プロセスが複雑になるという欠点がある。そこでこの
欠点を解消するために考えだされたものが、ツェナーダ
イオードに直列に、通常の製造プロセスで形成できる他
の回路素子を接続し、その回路素子の両端の電圧を、ツ
ェナーダイオードのブレイクダウン電圧に足し合わせる
か否かを、制御信号で選択するというものであり、たと
えば下記の特許が公開されている。
【0009】特開昭62−275395号公報 「半導
体集積回路装置」氏家 和聡 1982年 日立超エル
・エス・アイエンジニアリング株式会社
体集積回路装置」氏家 和聡 1982年 日立超エル
・エス・アイエンジニアリング株式会社
【0010】以下図面を用いて従来例における電圧クラ
ンプ回路の構成を説明する。図5は上記の公開特許公報
に記載されている図1を転記したものである。ただし、
電圧クランプ回路以外の部分である高電圧発生回路と、
その高電圧発生回路を動かすためのクロックを発生する
発振回路については、本発明の説明には不要であるので
ブロック図で略記し、詳しい説明を省略する。
ンプ回路の構成を説明する。図5は上記の公開特許公報
に記載されている図1を転記したものである。ただし、
電圧クランプ回路以外の部分である高電圧発生回路と、
その高電圧発生回路を動かすためのクロックを発生する
発振回路については、本発明の説明には不要であるので
ブロック図で略記し、詳しい説明を省略する。
【0011】図5の回路図に示すように、ツェナーダイ
オードD1と、このツェナーダイオードD1と直列に設
ける、ダイオード形態とされた複数のMOSFETQC
1,QC2,QC3,QC4による定電圧回路とにより
電圧クランプ回路を構成し、そしてこれら直列形態にさ
れるダイオード接続のMOSFETQC1,QC2,Q
C3,QC4の数を、スイッチMOSFETQC5,Q
C6,QC7により選択的に短絡することによって、複
数種類のクランプ電圧動作を実現している。
オードD1と、このツェナーダイオードD1と直列に設
ける、ダイオード形態とされた複数のMOSFETQC
1,QC2,QC3,QC4による定電圧回路とにより
電圧クランプ回路を構成し、そしてこれら直列形態にさ
れるダイオード接続のMOSFETQC1,QC2,Q
C3,QC4の数を、スイッチMOSFETQC5,Q
C6,QC7により選択的に短絡することによって、複
数種類のクランプ電圧動作を実現している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような図5に示す
従来の電圧クランプ回路においては、製造プロセスを複
雑にしないという点では優れている。
従来の電圧クランプ回路においては、製造プロセスを複
雑にしないという点では優れている。
【0013】しかしながら、定電圧回路にダイオード形
態としたMOSFETを使用している。このために、M
OSFETのスレショールド電圧の製造ばらつきなどが
原因となって定電圧回路の電圧がばらついてしまい、そ
れが多段に接続されていることにより、クランプ電圧の
製造ばらつきが大きくなってしまうという問題点があ
る。
態としたMOSFETを使用している。このために、M
OSFETのスレショールド電圧の製造ばらつきなどが
原因となって定電圧回路の電圧がばらついてしまい、そ
れが多段に接続されていることにより、クランプ電圧の
製造ばらつきが大きくなってしまうという問題点があ
る。
【0014】この発明の目的は、製造プロセスの簡便さ
は従来技術のレベルを保ちながら、製造ばらつきが少な
い安定したクランプ電圧を得ることができる電圧クラン
プ回路を有するEEPROMなどの半導体集積回路装置
を提供することである。
は従来技術のレベルを保ちながら、製造ばらつきが少な
い安定したクランプ電圧を得ることができる電圧クラン
プ回路を有するEEPROMなどの半導体集積回路装置
を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この出願において開示さ
れる発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれ
ば、下記のとおりである。
れる発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれ
ば、下記のとおりである。
【0016】この発明の半導体集積回路装置は、電気的
に逆方向で使用するツェナーダイオードと、このツェナ
ーダイオードに直列に接続し、かつ電気的に順方向で使
用する、複数のpn接合ダイオードの直列接続とにより
電圧クランプ回路を構成し、これら直列形態にしたpn
接合ダイオードの数を、スイッチMOSFETにより選
択的に短絡することによって、複数種類のクランプ電圧
動作を実現するものであり、さらにこれら電気的に順方
向で使用するpn接合ダイオードを、絶縁膜上の多結晶
シリコン膜に形成するというものである。
に逆方向で使用するツェナーダイオードと、このツェナ
ーダイオードに直列に接続し、かつ電気的に順方向で使
用する、複数のpn接合ダイオードの直列接続とにより
電圧クランプ回路を構成し、これら直列形態にしたpn
接合ダイオードの数を、スイッチMOSFETにより選
択的に短絡することによって、複数種類のクランプ電圧
動作を実現するものであり、さらにこれら電気的に順方
向で使用するpn接合ダイオードを、絶縁膜上の多結晶
シリコン膜に形成するというものである。
【0017】
【作用】このような手段によれば、1個のツェナーダイ
オードと、他の回路と共通の製造プロセスで容易に得ら
れる多結晶シリコン膜のpn接合ダイオードを組み合わ
せた定電圧回路とにより、製造ばらつきの少ない安定な
複数のクランプ電圧が得られる。
オードと、他の回路と共通の製造プロセスで容易に得ら
れる多結晶シリコン膜のpn接合ダイオードを組み合わ
せた定電圧回路とにより、製造ばらつきの少ない安定な
複数のクランプ電圧が得られる。
【0018】この発明において、製造ばらつきの少ない
クランプ電圧が実現できる理由は、pn接合ダイオード
の順方向特性を定電圧回路に用いているためである。p
n接合ダイオードの順方向特性は、直列抵抗成分を除け
ば、不純物濃度などに依存しない極めて安定なものであ
ることが知られており、この発明は、そのようなpn接
合ダイオードの性質を利用したものである。
クランプ電圧が実現できる理由は、pn接合ダイオード
の順方向特性を定電圧回路に用いているためである。p
n接合ダイオードの順方向特性は、直列抵抗成分を除け
ば、不純物濃度などに依存しない極めて安定なものであ
ることが知られており、この発明は、そのようなpn接
合ダイオードの性質を利用したものである。
【0019】そして、本願発明者は、半導体集積回路の
一般的な製造プロセスによって半導体基板内に形成した
pn接合ダイオードの場合、半導体基板がコレクタの役
目を果たし、バイポーラトランジスタ動作を引き起こす
ために、決して順方向では使えないことを見い出してお
り、そのためこの発明においては、順方向で使用するp
n接合ダイオードを絶縁膜上に形成しているのである。
一般的な製造プロセスによって半導体基板内に形成した
pn接合ダイオードの場合、半導体基板がコレクタの役
目を果たし、バイポーラトランジスタ動作を引き起こす
ために、決して順方向では使えないことを見い出してお
り、そのためこの発明においては、順方向で使用するp
n接合ダイオードを絶縁膜上に形成しているのである。
【0020】さらに、上述のような電圧クランプ回路に
おけるpn接合ダイオードは、電気的に逆方向で使われ
ることがないため、本願発明者は、逆方向特性の劣るp
n接合ダイオードであってもなんら問題なく使用可能で
あることを見い出している。そこで、逆方向特性が悪い
という理由で、これまで半導体集積回路装置に使われる
ことがなかった多結晶シリコン膜のpn接合ダイオード
を用いることとし、これによって製造プロセスの簡便さ
を保っているのである。
おけるpn接合ダイオードは、電気的に逆方向で使われ
ることがないため、本願発明者は、逆方向特性の劣るp
n接合ダイオードであってもなんら問題なく使用可能で
あることを見い出している。そこで、逆方向特性が悪い
という理由で、これまで半導体集積回路装置に使われる
ことがなかった多結晶シリコン膜のpn接合ダイオード
を用いることとし、これによって製造プロセスの簡便さ
を保っているのである。
【0021】このように、多結晶シリコン膜にpn接合
ダイオードを形成することにより、製造プロセスをなん
ら複雑にすることなく、順方向で使用するpn接合ダイ
オードを、半導体集積回路装置に搭載することが可能に
なっているである。
ダイオードを形成することにより、製造プロセスをなん
ら複雑にすることなく、順方向で使用するpn接合ダイ
オードを、半導体集積回路装置に搭載することが可能に
なっているである。
【0022】
【実施例】以下図面によりこの発明の一実施例を詳述す
る。図1はこの発明による電圧クランプ回路の一実施例
を示す回路図である。ただし高電圧発生回路について
は、この発明にとって本質的な部分ではないので、ブロ
ック図で示し、詳細な説明を省略する。
る。図1はこの発明による電圧クランプ回路の一実施例
を示す回路図である。ただし高電圧発生回路について
は、この発明にとって本質的な部分ではないので、ブロ
ック図で示し、詳細な説明を省略する。
【0023】図1に示すように、2個のpn接合ダイオ
ード3を直列に接続し、この直列接続したpn接合ダイ
オード3に並列にスイッチMOSFET5を接続したも
のを3組直列に接続する。さらに、この3組の直列接続
の一方の端にツェナーダイオード1を直列に、かつpn
接合ダイオード3とは逆向きに接続する。このようにし
て電圧クランプ回路を構成し、この電圧クランプ回路の
ツェナーダイオード1側の端子を高電圧発生回路の出力
に、また反対側の端子を接地電位に、それぞれ接続して
いる。
ード3を直列に接続し、この直列接続したpn接合ダイ
オード3に並列にスイッチMOSFET5を接続したも
のを3組直列に接続する。さらに、この3組の直列接続
の一方の端にツェナーダイオード1を直列に、かつpn
接合ダイオード3とは逆向きに接続する。このようにし
て電圧クランプ回路を構成し、この電圧クランプ回路の
ツェナーダイオード1側の端子を高電圧発生回路の出力
に、また反対側の端子を接地電位に、それぞれ接続して
いる。
【0024】3個のスイッチMOSFET5のゲート
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、オン状態にあるスイッチMOSFET5の数を制御
し、それによってクランプ電圧の選択を行っている。
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、オン状態にあるスイッチMOSFET5の数を制御
し、それによってクランプ電圧の選択を行っている。
【0025】図1の例においては、スイッチMOSFE
T5と並列に接続するpn接合ダイオード3を2個とし
たが、その個数には制約はなく、選択したいクランプ電
圧の電圧間隔に応じて任意に設定してよい。
T5と並列に接続するpn接合ダイオード3を2個とし
たが、その個数には制約はなく、選択したいクランプ電
圧の電圧間隔に応じて任意に設定してよい。
【0026】また図1の例においては、pn接合ダイオ
ード3とスイッチMOSFET5との並列接続を3組と
したが、これもクランプ電圧の選択数に応じて任意に設
定してよい。
ード3とスイッチMOSFET5との並列接続を3組と
したが、これもクランプ電圧の選択数に応じて任意に設
定してよい。
【0027】どのような個数を設定するにしても、図1
のようにpn接合ダイオード3を順方向で使用すること
により、製造ばらつきの少ない安定なクランプ電圧を得
ることができる。
のようにpn接合ダイオード3を順方向で使用すること
により、製造ばらつきの少ない安定なクランプ電圧を得
ることができる。
【0028】次に、図1に示されるような、電気的に順
方向で使用されるpn接合ダイオード3の構成を詳述す
る。図2はこの発明によるpn接合ダイオード3の一実
施例であり、保護膜を除いた断面図で示している。
方向で使用されるpn接合ダイオード3の構成を詳述す
る。図2はこの発明によるpn接合ダイオード3の一実
施例であり、保護膜を除いた断面図で示している。
【0029】図2において、半導体基板7の表面を被う
絶縁膜9上の一部に多結晶シリコン膜11を設け、この
多結晶シリコン膜11の一部にボロンなどの不純物を拡
散させたp型領域と、多結晶シリコン膜11の他の部分
にリンなどの不純物を拡散させたn型領域とを設けてp
n接合ダイオードとする。そしてこれらのp型領域とn
型領域とには、それぞれ中間絶縁膜13の開口部を通し
て、アルミニウムなどの金属配線膜15を接続して電極
としている。
絶縁膜9上の一部に多結晶シリコン膜11を設け、この
多結晶シリコン膜11の一部にボロンなどの不純物を拡
散させたp型領域と、多結晶シリコン膜11の他の部分
にリンなどの不純物を拡散させたn型領域とを設けてp
n接合ダイオードとする。そしてこれらのp型領域とn
型領域とには、それぞれ中間絶縁膜13の開口部を通し
て、アルミニウムなどの金属配線膜15を接続して電極
としている。
【0030】図2において、この発明の目的を達成する
ための重要なポイントは2点である。
ための重要なポイントは2点である。
【0031】まず第1点は、pn接合ダイオードを絶縁
膜9上に形成していることである。このことによりこの
pn接合ダイオードは、半導体集積回路内の他の回路素
子とは金属配線膜15を通してのみ接続されることにな
り、たとえ順方向で使用したとしても、バイポーラトラ
ンジスタ動作を引き起こす原因となる、コレクタに相当
する部分が存在しないため、なんらの問題も生じないの
である。
膜9上に形成していることである。このことによりこの
pn接合ダイオードは、半導体集積回路内の他の回路素
子とは金属配線膜15を通してのみ接続されることにな
り、たとえ順方向で使用したとしても、バイポーラトラ
ンジスタ動作を引き起こす原因となる、コレクタに相当
する部分が存在しないため、なんらの問題も生じないの
である。
【0032】そして第2点目は、このpn接合ダイオー
ドを多結晶シリコン膜11に形成していることである。
前述のように、このpn接合ダイオードは順方向で使用
されるものであるから、逆方向特性については不問であ
り、このため、単結晶シリコンに比べて逆方向特性が劣
る多結晶シリコン膜のpn接合ダイオードでも使用する
ことができ、絶縁膜9上に単結晶シリコン膜を形成する
という複雑な製造プロセスを必要とせずに、容易にpn
接合ダイオードを得ることができるのである。
ドを多結晶シリコン膜11に形成していることである。
前述のように、このpn接合ダイオードは順方向で使用
されるものであるから、逆方向特性については不問であ
り、このため、単結晶シリコンに比べて逆方向特性が劣
る多結晶シリコン膜のpn接合ダイオードでも使用する
ことができ、絶縁膜9上に単結晶シリコン膜を形成する
という複雑な製造プロセスを必要とせずに、容易にpn
接合ダイオードを得ることができるのである。
【0033】次に、図2に示したpn接合ダイオードを
用いた他の実施例を詳述する。図3はこの発明による電
圧クランプ回路の他の実施例を示す回路図である。ただ
し、高電圧発生回路については、この発明にとって本質
的な部分ではないので、ブロック図で示し、詳細な説明
を省略する。
用いた他の実施例を詳述する。図3はこの発明による電
圧クランプ回路の他の実施例を示す回路図である。ただ
し、高電圧発生回路については、この発明にとって本質
的な部分ではないので、ブロック図で示し、詳細な説明
を省略する。
【0034】図3に示すように、4個のpn接合ダイオ
ード3を直列に接続し、この直列接続したpn接合ダイ
オード3の一方の端にツェナーダイオード1を直列に、
かつpn接合ダイオード3とは逆向きに接続する。そし
てこの直列接続の他の端と、2番目と3番目とのpn接
合ダイオード3の接続点と、ツェナーダイオード1とp
n接合ダイオード3との接続点とに、それぞれスイッチ
MOSFET5を接続する。これら3個のスイッチMO
SFET5のソース側端子を接地電位に接続し、ツェナ
ーダイオード1を高電圧発生回路の出力に接続してい
る。
ード3を直列に接続し、この直列接続したpn接合ダイ
オード3の一方の端にツェナーダイオード1を直列に、
かつpn接合ダイオード3とは逆向きに接続する。そし
てこの直列接続の他の端と、2番目と3番目とのpn接
合ダイオード3の接続点と、ツェナーダイオード1とp
n接合ダイオード3との接続点とに、それぞれスイッチ
MOSFET5を接続する。これら3個のスイッチMO
SFET5のソース側端子を接地電位に接続し、ツェナ
ーダイオード1を高電圧発生回路の出力に接続してい
る。
【0035】3個のスイッチMOSFET5のゲート
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、3個のスイッチMOSFET5のうちのどれか1つ
がオンとなるよう制御し、それによってクランプ電圧の
選択を行っている。
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、3個のスイッチMOSFET5のうちのどれか1つ
がオンとなるよう制御し、それによってクランプ電圧の
選択を行っている。
【0036】次に図面により他の実施例を詳述する。図
4はこの発明による電圧クランプ回路の他の実施例を示
す回路図である。ただし、高電圧発生回路については、
この発明にとって本質的な部分ではないので、ブロック
図で示し、詳細な説明を省略する。
4はこの発明による電圧クランプ回路の他の実施例を示
す回路図である。ただし、高電圧発生回路については、
この発明にとって本質的な部分ではないので、ブロック
図で示し、詳細な説明を省略する。
【0037】図4に示すように、高電圧発生回路の出力
にツェナーダイオード1を接続し、このツェナーダイオ
ード1と接地電位との間にスイッチMOSFET5を接
続する。そして、2個のpn接合ダイオード3と他のス
イッチMOSFET5との直列接続と、4個のpn接合
ダイオード3と他のスイッチMOSFET5との直列接
続とを、それぞれ初めのスイッチMOSFET5に並列
に接続している。
にツェナーダイオード1を接続し、このツェナーダイオ
ード1と接地電位との間にスイッチMOSFET5を接
続する。そして、2個のpn接合ダイオード3と他のス
イッチMOSFET5との直列接続と、4個のpn接合
ダイオード3と他のスイッチMOSFET5との直列接
続とを、それぞれ初めのスイッチMOSFET5に並列
に接続している。
【0038】3個のスイッチMOSFET5のゲート
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、3個のスイッチMOSFET5のうちのどれか1つ
がオンとなるよう制御し、それによってクランプ電圧の
選択を行っている。
は、それぞれ異なる制御信号に接続し、その信号によっ
て、3個のスイッチMOSFET5のうちのどれか1つ
がオンとなるよう制御し、それによってクランプ電圧の
選択を行っている。
【0039】ツェナーダイオード1は逆方向に、またp
n接合ダイオード3は順方向にそれぞれ接続すること
は、図1あるいは図3と同様である。
n接合ダイオード3は順方向にそれぞれ接続すること
は、図1あるいは図3と同様である。
【0040】以上のように実施例に基づきこの発明を具
体的に説明したが、この発明は上記の実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能であることはいうまでもない。
体的に説明したが、この発明は上記の実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能であることはいうまでもない。
【0041】たとえば、図1あるいは図3あるいは図4
において、電圧クランプ回路を挿入する位置を、正極性
の高電圧と接地電位との間としたが、負極性の高電圧と
正極性の電源電圧との間として、実質的に同じクランプ
電圧を得るようにしたものであってもよい。
において、電圧クランプ回路を挿入する位置を、正極性
の高電圧と接地電位との間としたが、負極性の高電圧と
正極性の電源電圧との間として、実質的に同じクランプ
電圧を得るようにしたものであってもよい。
【0042】その場合もツェナーダイオードを逆方向
で、またpn接合ダイオードを順方向で使用すれば、製
造ばらつきの少ない安定なクランプ電圧を得ることがで
きる。
で、またpn接合ダイオードを順方向で使用すれば、製
造ばらつきの少ない安定なクランプ電圧を得ることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明のように、絶縁膜上の多結晶
シリコン膜に形成したpn接合ダイオードを、電気的に
順方向となるよう電圧クランプ回路に使用することによ
り、製造プロセスの簡便さを保ったままで、製造ばらつ
きの少ない安定な複数のクランプ電圧を有する半導体集
積回路装置を提供することが可能となり、その効果は非
常に大きい。とくにEEPROMなどの半導体集積回路
装置に適用するならば、その効果は甚大である。
シリコン膜に形成したpn接合ダイオードを、電気的に
順方向となるよう電圧クランプ回路に使用することによ
り、製造プロセスの簡便さを保ったままで、製造ばらつ
きの少ない安定な複数のクランプ電圧を有する半導体集
積回路装置を提供することが可能となり、その効果は非
常に大きい。とくにEEPROMなどの半導体集積回路
装置に適用するならば、その効果は甚大である。
【図1】本発明の一実施例における電圧クランプ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例におけるpn接合ダイオード
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例における電圧クランプ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図4】本発明の一実施例における電圧クランプ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】従来例における電圧クランプ回路を示す回路図
である。
である。
1 ツェナーダイオード 3 pn接合ダイオード 5 スイッチMOSFET 7 半導体基板 9 絶縁膜 11 多結晶シリコン膜 13 中間絶縁膜 15 金属配線膜
Claims (3)
- 【請求項1】 高電圧発生回路の出力電圧をクランプす
るための電圧クランプ回路として、電気的に逆方向で使
用するツェナーダイオードと、このツェナーダイオード
に直列に接続し、かつ電気的に順方向で使用する、絶縁
膜上の多結晶シリコン膜に形成した複数のpn接合ダイ
オードの直列接続と、制御信号を受けてこれらのpn接
合ダイオードの両端あるいはその相互接続点を電気的に
短絡するMOSFETとを備えることを特徴とする半導
体集積回路装置。 - 【請求項2】 EEPROMの不揮発性記憶素子からな
るメモリセルに対して、電気的に書き込みあるいは消去
を行うための高電圧を発生する内部高電圧発生回路の出
力電圧をクランプするための電圧クランプ回路として、
電気的に逆方向で使用するツェナーダイオードと、この
ツェナーダイオードに直列に接続し、かつ電気的に順方
向で使用する、絶縁膜上の多結晶シリコン膜に形成した
複数のpn接合ダイオードの直列接続と、制御信号を受
けてこれらのpn接合ダイオードの両端あるいはその相
互接続点を電気的に短絡するMOSFETとを備えるこ
とを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 電気的に順方向で使用するダイオードと
して、絶縁膜上の多結晶シリコン膜に形成したpn接合
ダイオードを用いることを特徴とする請求項1あるいは
2に記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10181593A JPH06295591A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10181593A JPH06295591A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295591A true JPH06295591A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14310628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10181593A Pending JPH06295591A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06295591A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525513A (ja) * | 2000-02-28 | 2003-08-26 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 昇圧されたワード線電圧のプロセス変動を最小限にするワード線ブースタのためのトリミング方法およびシステム |
| WO2005027326A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-24 | Sanken Electric Co., Ltd. | スイッチング素子保護回路 |
| US8409890B2 (en) | 2008-10-16 | 2013-04-02 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
| JP2015060892A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 株式会社メガチップス | Esd保護回路 |
| US9257915B2 (en) | 2012-10-05 | 2016-02-09 | Socionext Inc. | Bridge rectifier circuit |
| JP2019036768A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 半導体装置および製造方法 |
| JP2019161495A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 富士電機株式会社 | 半導体装置および装置 |
| CN110797850A (zh) * | 2018-08-01 | 2020-02-14 | 联合汽车电子有限公司 | 端口电压保护电路 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP10181593A patent/JPH06295591A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525513A (ja) * | 2000-02-28 | 2003-08-26 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 昇圧されたワード線電圧のプロセス変動を最小限にするワード線ブースタのためのトリミング方法およびシステム |
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| CN110797850A (zh) * | 2018-08-01 | 2020-02-14 | 联合汽车电子有限公司 | 端口电压保护电路 |
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