JPH06296034A - 半導体整流装置 - Google Patents
半導体整流装置Info
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- JPH06296034A JPH06296034A JP8354493A JP8354493A JPH06296034A JP H06296034 A JPH06296034 A JP H06296034A JP 8354493 A JP8354493 A JP 8354493A JP 8354493 A JP8354493 A JP 8354493A JP H06296034 A JPH06296034 A JP H06296034A
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波動作が可能で低コスト、小型化が図れ
る半導体整流装置を提供する。 【構成】 第1導電型の高不純物基板15上に第1導電
型の低不純物密度の第1領域16を形成し、第2導電型
の高不純物密度の第2領域17を第1領域16表面を若
干切り込んだ位置に、第1領域16内に広がる空乏層が
互いに重なる間隔、長さおよび深さで多数列形成し、第
1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領域17
間の第1領域16の表面に、第2領域17より短い長さ
および所定深さで形成し、第2領域17と第3領域18
を接続した金属電極19および裏面金属電極20を形成
した構成となっている。
る半導体整流装置を提供する。 【構成】 第1導電型の高不純物基板15上に第1導電
型の低不純物密度の第1領域16を形成し、第2導電型
の高不純物密度の第2領域17を第1領域16表面を若
干切り込んだ位置に、第1領域16内に広がる空乏層が
互いに重なる間隔、長さおよび深さで多数列形成し、第
1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領域17
間の第1領域16の表面に、第2領域17より短い長さ
および所定深さで形成し、第2領域17と第3領域18
を接続した金属電極19および裏面金属電極20を形成
した構成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体整流装置に関
し、さらに詳細にいえばOA機器やAV機器等の電源ユ
ニットのスイッチング電源用に使用される半導体整流装
置に関する。
し、さらに詳細にいえばOA機器やAV機器等の電源ユ
ニットのスイッチング電源用に使用される半導体整流装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からOA機器やAV機器などで使用
される高周波PWMインバータにおいて、スイッチング
素子として高速、低損失、高信頼の半導体整流装置が使
用され、小型軽量、高効率のスイッチング電源が供給さ
れている。図10は従来から半導体整流装置として使用
されているPiN構造のダイオードの構成を示す縦断面
図である。このダイオードはN+(N+の「+」はNの
右肩に付くものとする。以下同じ)基板1上にN+エピ
タキシャル層2を形成し、N+エピタキシャル層2上の
一部領域にP+(P+の「+」はPの右肩に付くものと
する。以下同じ)型形成領域3を形成し、そのP+型形
成領域3に対応させて電極4を形成し、N+基板1の裏
面に電極5を形成している。なお、符号6はP+型形成
領域3以外のN+エピタキシャル層2上に形成された絶
縁膜である。
される高周波PWMインバータにおいて、スイッチング
素子として高速、低損失、高信頼の半導体整流装置が使
用され、小型軽量、高効率のスイッチング電源が供給さ
れている。図10は従来から半導体整流装置として使用
されているPiN構造のダイオードの構成を示す縦断面
図である。このダイオードはN+(N+の「+」はNの
右肩に付くものとする。以下同じ)基板1上にN+エピ
タキシャル層2を形成し、N+エピタキシャル層2上の
一部領域にP+(P+の「+」はPの右肩に付くものと
する。以下同じ)型形成領域3を形成し、そのP+型形
成領域3に対応させて電極4を形成し、N+基板1の裏
面に電極5を形成している。なお、符号6はP+型形成
領域3以外のN+エピタキシャル層2上に形成された絶
縁膜である。
【0003】図10に示すようなPiN構造のダイオー
ドは、その順方向電圧電流特性において図12のAに示
すような0.6〜0.7Vの立ち上がり特性を有してお
り、さらに必要電流を流した場合の順電圧降下は0.9
〜1.1Vとなっている。また、従来、低オン抵抗デバ
イスとして縦型電界効果トランジスタ(以下、DMOS
FETと称する)の利用がなされている。
ドは、その順方向電圧電流特性において図12のAに示
すような0.6〜0.7Vの立ち上がり特性を有してお
り、さらに必要電流を流した場合の順電圧降下は0.9
〜1.1Vとなっている。また、従来、低オン抵抗デバ
イスとして縦型電界効果トランジスタ(以下、DMOS
FETと称する)の利用がなされている。
【0004】図11はDMOSFETの一構成例を示す
縦断面図である。このDMOSFETはN+基板上7に
N型エピタキシャル層8を形成し、そのN型エピタキシ
ャル層8に水平方向に所定間隔を有して形成されたP型
チャネル領域11内にそれぞれソースN+領域12を形
成している。そして両ソースN+領域12に電気的に接
続するソース電極13を形成するとともに、両ソースN
+領域12に挟まれたN型エピタキシャル層8上にゲー
ト酸化膜9を介してゲート電極10を形成している。な
お、符号14はドレイン電極を示している。
縦断面図である。このDMOSFETはN+基板上7に
N型エピタキシャル層8を形成し、そのN型エピタキシ
ャル層8に水平方向に所定間隔を有して形成されたP型
チャネル領域11内にそれぞれソースN+領域12を形
成している。そして両ソースN+領域12に電気的に接
続するソース電極13を形成するとともに、両ソースN
+領域12に挟まれたN型エピタキシャル層8上にゲー
ト酸化膜9を介してゲート電極10を形成している。な
お、符号14はドレイン電極を示している。
【0005】DMOSFETをオン状態にするには、図
11のドレイン電極14に正の電位を加えた状態でさら
にゲート電極10に正の電位を印加する。これにより、
P型チャネル領域11のゲート酸化膜9下表面に反転層
ができ、電子流がソースN+領域12、P型チャネル領
域11の反転層、N型エピタキシャル層8、N+基板7
へ流れ、結果としてドレイン電極14からソース電極1
3へ電流が流れる。このDMOSFETをオフするに
は、ゲート電極10の電位を取り除けば良い。これによ
りP型チャネル領域11の反転層が消滅し、電流が遮断
される。また、DMOSFETの利用の形態としては、
N+基板7、Nエピタキシャル層8、P型チャネル領域
11からなるPNダイオードを内蔵しているので、これ
を転流ダイオードとして利用する場合がある。つまり、
DMOSFETのソース電極13にドレイン電極14に
比べ、正の電位が加わった場合、この内蔵ダイオードを
使って順方向に電流を流す。このときP型チャネル領域
11よりN型エピタキシャル層8へ小数キャリアのホー
ルが注入される。次に、ソース電極13がドレイン電極
14に比べ負になった瞬間、小数キャリアのホールはソ
ース電極13に吸収される。
11のドレイン電極14に正の電位を加えた状態でさら
にゲート電極10に正の電位を印加する。これにより、
P型チャネル領域11のゲート酸化膜9下表面に反転層
ができ、電子流がソースN+領域12、P型チャネル領
域11の反転層、N型エピタキシャル層8、N+基板7
へ流れ、結果としてドレイン電極14からソース電極1
3へ電流が流れる。このDMOSFETをオフするに
は、ゲート電極10の電位を取り除けば良い。これによ
りP型チャネル領域11の反転層が消滅し、電流が遮断
される。また、DMOSFETの利用の形態としては、
N+基板7、Nエピタキシャル層8、P型チャネル領域
11からなるPNダイオードを内蔵しているので、これ
を転流ダイオードとして利用する場合がある。つまり、
DMOSFETのソース電極13にドレイン電極14に
比べ、正の電位が加わった場合、この内蔵ダイオードを
使って順方向に電流を流す。このときP型チャネル領域
11よりN型エピタキシャル層8へ小数キャリアのホー
ルが注入される。次に、ソース電極13がドレイン電極
14に比べ負になった瞬間、小数キャリアのホールはソ
ース電極13に吸収される。
【0006】DMOSFETの特性は図12のBに示す
電流電圧特性を有しており、立ち上がり特性がないこ
と、小数キャリアの蓄積効果がなく、周波数特性、スイ
ッチング特性に優れていること、電流集中がなく破壊耐
量が大きいこと等の優れた特性を有している。
電流電圧特性を有しており、立ち上がり特性がないこ
と、小数キャリアの蓄積効果がなく、周波数特性、スイ
ッチング特性に優れていること、電流集中がなく破壊耐
量が大きいこと等の優れた特性を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】次に、上記従来技術の
問題点について説明する。図10に示すPiN構造ダイ
オードを低電圧クラスのスイッチング電源の整流装置と
して使用すると、ダイオードのオン時損失が30%〜5
0%となり高効率化が図れない問題を有するとともに、
オン時に小数キャリアの注入があるため逆回復時間が長
くなり、スイッチング速度を高めることができない等の
問題がある。
問題点について説明する。図10に示すPiN構造ダイ
オードを低電圧クラスのスイッチング電源の整流装置と
して使用すると、ダイオードのオン時損失が30%〜5
0%となり高効率化が図れない問題を有するとともに、
オン時に小数キャリアの注入があるため逆回復時間が長
くなり、スイッチング速度を高めることができない等の
問題がある。
【0008】また、ショットキーバリアダイオードは
0.4〜0.7Vの順電圧降下を有しており、PiN構
造のダイオードよりオン時損失が少ない、また、逆回復
時間が早い等の特徴を持っているが、低電圧クラスのス
イッチング電源の整流装置として使用すると、ダイオー
ドのオン時損失が数10%となり、高効率化が図れない
問題がある。また、図11に示すDMOSFETをスイ
ッチング電源の整流素子に用いると、3端子デバイスで
あるためゲート駆動制御回路が必要となり、回路部品点
数の増大、ゲート制御回路の困難さがあって、コスト増
大の問題を生じていた。
0.4〜0.7Vの順電圧降下を有しており、PiN構
造のダイオードよりオン時損失が少ない、また、逆回復
時間が早い等の特徴を持っているが、低電圧クラスのス
イッチング電源の整流装置として使用すると、ダイオー
ドのオン時損失が数10%となり、高効率化が図れない
問題がある。また、図11に示すDMOSFETをスイ
ッチング電源の整流素子に用いると、3端子デバイスで
あるためゲート駆動制御回路が必要となり、回路部品点
数の増大、ゲート制御回路の困難さがあって、コスト増
大の問題を生じていた。
【0009】さらに、上記DMOSFETは、オン状態
からオフ状態に高速に変化するときに前述の寄生トラン
ジスタの動作を確実に防止することが困難であり破壊し
やすりという問題があった。つまり、P型チャネル領域
11の内部抵抗と注入した小数キャリアのホール電流、
PN接合の放電電流によりPN接合が順バイアスされN
+基板7、N型エピタキシャル層8、P型チャネル領域
11、ソースN+領域からなる寄生トランジスタが動作
し、ラッチアップにより素子が破壊するという不都合を
生じる場合があり、高耐性、高信頼性の点で問題であっ
た。
からオフ状態に高速に変化するときに前述の寄生トラン
ジスタの動作を確実に防止することが困難であり破壊し
やすりという問題があった。つまり、P型チャネル領域
11の内部抵抗と注入した小数キャリアのホール電流、
PN接合の放電電流によりPN接合が順バイアスされN
+基板7、N型エピタキシャル層8、P型チャネル領域
11、ソースN+領域からなる寄生トランジスタが動作
し、ラッチアップにより素子が破壊するという不都合を
生じる場合があり、高耐性、高信頼性の点で問題であっ
た。
【0010】このような問題を解決するために、特開昭
63−16447号に示すように、寄生ダイオード領域
に重金属拡散等により小数キャリアのライフタイムコン
トロールをおこなう方法が提案されている。しかしなが
ら、このような重金属拡散による小数キャリアのライフ
タイムコントロールは、本来有する半導体素子の基本的
性能をある程度犠牲にせざるを得ず、製造プロセスが増
加するとともに、その制御が困難であった。他の解決策
としてDMOSFETの内蔵ダイオードを使用せず、外
部に別のダイオードを接続する方法もあるが部品点数の
増加でコストが高くなる問題を生じる。
63−16447号に示すように、寄生ダイオード領域
に重金属拡散等により小数キャリアのライフタイムコン
トロールをおこなう方法が提案されている。しかしなが
ら、このような重金属拡散による小数キャリアのライフ
タイムコントロールは、本来有する半導体素子の基本的
性能をある程度犠牲にせざるを得ず、製造プロセスが増
加するとともに、その制御が困難であった。他の解決策
としてDMOSFETの内蔵ダイオードを使用せず、外
部に別のダイオードを接続する方法もあるが部品点数の
増加でコストが高くなる問題を生じる。
【0011】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、構造が簡単で高周波化に対応するスイッチ
ング用デバイス素子としての半導体整流装置を提供する
ことを目的としている。さらに、回路部品点数の低減
し、低コスト、小型化が図れる半導体整流装置を提供す
ることを目的としている。
ものであり、構造が簡単で高周波化に対応するスイッチ
ング用デバイス素子としての半導体整流装置を提供する
ことを目的としている。さらに、回路部品点数の低減
し、低コスト、小型化が図れる半導体整流装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、第1導電型の高不純物密度
基板上に第1導電型の低不純物密度の第1領域を形成
し、前記第1領域の表面に第2導電型の高不純物密度の
第2領域を前記第1領域内に広がる空乏層が互いに重な
る間隔、所定の長さおよび深さで多数列形成し、さらに
前記第2領域間の前記第1領域の表面に第1導電型の高
不純物密度の第3領域を、前記第2領域より短い長さお
よび所定の深さで多数列形成し、かつ、前記高不純物密
度基板の裏面に金属電極を形成するとともに、前記第2
領域と前記第3領域とを接続するように金属電極を形成
した。
めの請求項1記載の発明は、第1導電型の高不純物密度
基板上に第1導電型の低不純物密度の第1領域を形成
し、前記第1領域の表面に第2導電型の高不純物密度の
第2領域を前記第1領域内に広がる空乏層が互いに重な
る間隔、所定の長さおよび深さで多数列形成し、さらに
前記第2領域間の前記第1領域の表面に第1導電型の高
不純物密度の第3領域を、前記第2領域より短い長さお
よび所定の深さで多数列形成し、かつ、前記高不純物密
度基板の裏面に金属電極を形成するとともに、前記第2
領域と前記第3領域とを接続するように金属電極を形成
した。
【0013】請求項2記載の発明は、第1導電型の高不
純物密度基板上に第1導電型の低不純物密度の第1領域
を形成し、前記第1領域の表面に絶縁膜およびポリシリ
コン膜の電極を積層した第2領域を、前記第1領域内に
前記第2領域下で広がり延びる空乏層が互いに重なる間
隔、所定の長さで多数列形成し、さらに前記第2領域間
の前記第1領域の表面に第1導電型の高不純物密度の第
3領域を第2領域より短いおよび所定の深さで多数列形
成し、かつ、前記高不純物密度基板の裏面に金属電極を
形成するとともに、前記第2領域と前記第3領域とを接
続するように金属電極を形成した。
純物密度基板上に第1導電型の低不純物密度の第1領域
を形成し、前記第1領域の表面に絶縁膜およびポリシリ
コン膜の電極を積層した第2領域を、前記第1領域内に
前記第2領域下で広がり延びる空乏層が互いに重なる間
隔、所定の長さで多数列形成し、さらに前記第2領域間
の前記第1領域の表面に第1導電型の高不純物密度の第
3領域を第2領域より短いおよび所定の深さで多数列形
成し、かつ、前記高不純物密度基板の裏面に金属電極を
形成するとともに、前記第2領域と前記第3領域とを接
続するように金属電極を形成した。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体整流装置であって、前記第1領域
を、前記高不純物密度基板側においては比較的に低い不
純物密度の低不純物密度領域を有し、第1領域の表面側
においては前記比較的低い低不純物密度領域に比べて比
較的に高い低不純物密度領域を有する少なくとも2層の
構造とした。
求項2記載の半導体整流装置であって、前記第1領域
を、前記高不純物密度基板側においては比較的に低い不
純物密度の低不純物密度領域を有し、第1領域の表面側
においては前記比較的低い低不純物密度領域に比べて比
較的に高い低不純物密度領域を有する少なくとも2層の
構造とした。
【0015】以下、図面を参照して各請求項記載の発明
の一構成例について詳細に説明する。図1は請求項1に
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
低不純物密度の第1領域16を形成する。次に、酸化膜
形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニー
ル等のプロセスによって、第2導電型の高不純物密度の
第2領域17を第1領域16表面を若干切り込んだ位置
に、第1領域16内に広がる空乏層が互いに重なる間
隔、長さおよび深さで多数列形成する。次に、酸化膜形
成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニール
等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密度の第
3領域18を第2領域17間の第1領域16の表面に、
第2領域17より短い長さおよび所定深さで形成する。
次に、第2領域17と第3領域18の表面の酸化膜を除
去し、スパッタリング、ホトリソエッチング、シンタリ
ング等のプロセスで、第2領域17と第3領域18を接
続した金属電極を形成する。次に、高不純物密度基板1
5の裏面を研磨し、スパッタリングあるいは、メッキ、
アニール、等により裏面金属電極20を形成する。
の一構成例について詳細に説明する。図1は請求項1に
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
低不純物密度の第1領域16を形成する。次に、酸化膜
形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニー
ル等のプロセスによって、第2導電型の高不純物密度の
第2領域17を第1領域16表面を若干切り込んだ位置
に、第1領域16内に広がる空乏層が互いに重なる間
隔、長さおよび深さで多数列形成する。次に、酸化膜形
成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニール
等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密度の第
3領域18を第2領域17間の第1領域16の表面に、
第2領域17より短い長さおよび所定深さで形成する。
次に、第2領域17と第3領域18の表面の酸化膜を除
去し、スパッタリング、ホトリソエッチング、シンタリ
ング等のプロセスで、第2領域17と第3領域18を接
続した金属電極を形成する。次に、高不純物密度基板1
5の裏面を研磨し、スパッタリングあるいは、メッキ、
アニール、等により裏面金属電極20を形成する。
【0016】図2は請求項2に記載の半導体整流装置の
概略縦断面図である。この半導体整流装置においては、
まず、第1導電型の高不純物基板15上にエピタキシャ
ル成長法により、第1導電型の低不純物密度の第1領域
16を形成する。次に、第1領域16の表面に、酸化膜
形成により絶縁膜21およびlPCVD法により低抵抗
のドープポリシリコン膜の電極22を積層した第2領域
23を第1領域16表面を若干切り込んだ位置に、ホト
リソエッチング等のプロセスにより、第1領域16内に
第2領域23下で広がり延びる空乏層が互いに重なる間
隔、長さおよび深さで多数列配列する。次に、第2領域
23間の第1領域16の表面に、イオン注入、活性化ア
ニール等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密
度の第3領域18を第2領域23より短い長さおよび所
定の深さで多数列形成する。次に、ドープポリシリコン
膜の電極22表面および第3領域18表面の絶縁膜を除
去し、スパッタリング、ホトリソエッチング、シンタリ
ング等のプロセスで、ドープポリシリコン膜の電極22
と第3領域18を接続した金属電極24を形成する。次
に、第1導電型の高不純物密度基板15裏面を研磨し、
スパッタリングあるいは、メッキ、アニール、等により
裏面金属電極20を形成する。
概略縦断面図である。この半導体整流装置においては、
まず、第1導電型の高不純物基板15上にエピタキシャ
ル成長法により、第1導電型の低不純物密度の第1領域
16を形成する。次に、第1領域16の表面に、酸化膜
形成により絶縁膜21およびlPCVD法により低抵抗
のドープポリシリコン膜の電極22を積層した第2領域
23を第1領域16表面を若干切り込んだ位置に、ホト
リソエッチング等のプロセスにより、第1領域16内に
第2領域23下で広がり延びる空乏層が互いに重なる間
隔、長さおよび深さで多数列配列する。次に、第2領域
23間の第1領域16の表面に、イオン注入、活性化ア
ニール等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密
度の第3領域18を第2領域23より短い長さおよび所
定の深さで多数列形成する。次に、ドープポリシリコン
膜の電極22表面および第3領域18表面の絶縁膜を除
去し、スパッタリング、ホトリソエッチング、シンタリ
ング等のプロセスで、ドープポリシリコン膜の電極22
と第3領域18を接続した金属電極24を形成する。次
に、第1導電型の高不純物密度基板15裏面を研磨し、
スパッタリングあるいは、メッキ、アニール、等により
裏面金属電極20を形成する。
【0017】図3は請求項1に記載の半導体整流装置の
他の構成の概略縦断面図である。この半導体整流装置に
おいては、まず、第1導電型の高不純物基板15上にエ
ピタキシャル成長法により、第1導電型の低不純物密度
の第1領域16を形成する。次に、酸化膜形成、ホトリ
ソエッチング、イオン注入、活性化アニール等のプロセ
スによって、第2導電型の高不純物密度の第2領域17
を第1領域16内に広がる空乏層が、互いに重なる間
隔、所定の長さおよび深さで多数列形成する。次に、酸
化膜形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化ア
ニール等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密
度の第3領域18を第2領域17間の第1領域16内側
に、第2領域17より短い長さおよび所定の深さで多数
列形成する。次に、第2領域17と第3領域18の表面
の酸化膜を除去し、スパッタリング、ホトリソエッチン
グ、シンタリング等のプロセスで、第2領域17と第3
領域18を接続した金属電極19を形成する。次に、高
不純物密度基板15の裏面を研磨し、スパッタリングあ
るいは、メッキ、アニール、等により裏面金属電極20
を形成した構成となっている。この構成の半導体整流装
置は、第3領域18が第1領域の表面から内側に形成さ
れるので、第2領域17と第3領域18の深さ方向の面
がほぼ平坦化した構成となっている。
他の構成の概略縦断面図である。この半導体整流装置に
おいては、まず、第1導電型の高不純物基板15上にエ
ピタキシャル成長法により、第1導電型の低不純物密度
の第1領域16を形成する。次に、酸化膜形成、ホトリ
ソエッチング、イオン注入、活性化アニール等のプロセ
スによって、第2導電型の高不純物密度の第2領域17
を第1領域16内に広がる空乏層が、互いに重なる間
隔、所定の長さおよび深さで多数列形成する。次に、酸
化膜形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活性化ア
ニール等のプロセスによって、第1導電型の高不純物密
度の第3領域18を第2領域17間の第1領域16内側
に、第2領域17より短い長さおよび所定の深さで多数
列形成する。次に、第2領域17と第3領域18の表面
の酸化膜を除去し、スパッタリング、ホトリソエッチン
グ、シンタリング等のプロセスで、第2領域17と第3
領域18を接続した金属電極19を形成する。次に、高
不純物密度基板15の裏面を研磨し、スパッタリングあ
るいは、メッキ、アニール、等により裏面金属電極20
を形成した構成となっている。この構成の半導体整流装
置は、第3領域18が第1領域の表面から内側に形成さ
れるので、第2領域17と第3領域18の深さ方向の面
がほぼ平坦化した構成となっている。
【0018】図4は請求項2に記載の他の半導体整流装
置の概略縦断面図である。この半導体整流装置において
は、まず、同様に高不純物基板15上に第1領域16を
形成し、第1領域16の表面に、酸化膜形成により絶縁
膜21およびLPCVD法により低抵抗のドープポリシ
リコン膜22の電極を積層した第2領域23をホトリソ
エッチング等のプロセスにより、第1領域16の表面
に、イオン注入、活性化アニール等のプロセスによっ
て、第1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領
域17より短い長さおよび所定の深さで多数列形成す
る。次に、ドープポリシリコン膜の電極22表面および
第3領域18表面の絶縁膜を除去し、スパッタリング、
ホトリソエッチング、シンタリング等のプロセスで、ド
ープポリシリコン膜の電極22と第3領域18を接続し
た金属電極24を形成する。次に、高不純物密度基板1
5裏面を研磨し、スパッタリングあるいは、メッキ、ア
ニール、等により裏面金属電極20を形成する。
置の概略縦断面図である。この半導体整流装置において
は、まず、同様に高不純物基板15上に第1領域16を
形成し、第1領域16の表面に、酸化膜形成により絶縁
膜21およびLPCVD法により低抵抗のドープポリシ
リコン膜22の電極を積層した第2領域23をホトリソ
エッチング等のプロセスにより、第1領域16の表面
に、イオン注入、活性化アニール等のプロセスによっ
て、第1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領
域17より短い長さおよび所定の深さで多数列形成す
る。次に、ドープポリシリコン膜の電極22表面および
第3領域18表面の絶縁膜を除去し、スパッタリング、
ホトリソエッチング、シンタリング等のプロセスで、ド
ープポリシリコン膜の電極22と第3領域18を接続し
た金属電極24を形成する。次に、高不純物密度基板1
5裏面を研磨し、スパッタリングあるいは、メッキ、ア
ニール、等により裏面金属電極20を形成する。
【0019】図5は請求項1の特徴を含んだ請求項3に
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
低不純物密度の領域25を形成し、次に、第1導電型の
高不純物密度基板15側より比較的に高い不純物濃度の
低不純物密度領域26の2層とした第1導電型の低不純
物密度の第1領域27を形成する。次に、酸化膜形成、
ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニール等の
プロセスによって、第2導電型の高不純物密度の第2領
域17を第1領域16内に広がる空乏層が、互いに重な
る間隔、所定の長さおよび深さで多数列形成する。次
に、酸化膜形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活
性化アニール等のプロセスによって、第1導電型の高不
純物密度の第3領域18を第2領域17間の第1領域1
6表面に、第2領域17より短い長さおよび所定の深さ
で多数列形成する。以下同様に、次に金属電極19、裏
面金属電極20を形成する。
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
低不純物密度の領域25を形成し、次に、第1導電型の
高不純物密度基板15側より比較的に高い不純物濃度の
低不純物密度領域26の2層とした第1導電型の低不純
物密度の第1領域27を形成する。次に、酸化膜形成、
ホトリソエッチング、イオン注入、活性化アニール等の
プロセスによって、第2導電型の高不純物密度の第2領
域17を第1領域16内に広がる空乏層が、互いに重な
る間隔、所定の長さおよび深さで多数列形成する。次
に、酸化膜形成、ホトリソエッチング、イオン注入、活
性化アニール等のプロセスによって、第1導電型の高不
純物密度の第3領域18を第2領域17間の第1領域1
6表面に、第2領域17より短い長さおよび所定の深さ
で多数列形成する。以下同様に、次に金属電極19、裏
面金属電極20を形成する。
【0020】図6は請求項2の特徴を含んだ請求項3に
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
比較的低不純物密度の領域25を形成し、次に、高不純
物密度基板15側より比較的に高い不純物密度の低不純
物密度領域26の2層とした第1導電型の低不純物密度
の第1領域27を形成する。次に、第1領域27の表面
に、酸化膜形成により絶縁膜21およびLPCVD法に
より低抵抗のドープポリシリコン膜22の電極を積層し
た第2領域23をホトリソエッチング等のプロセスによ
り、第1領域27内に第2領域23下で広がり延びる空
乏層が互いに重なる間隔、所定の長さで多数列形成す
る。次に、第2領域23間の第1領域27の上表面に、
イオン注入、活性化アニール等のプロセスによって、第
1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領域17
より短い長さおよび所定の深さで多数列形成する。以下
同様に金属電極24および裏面金属電極20を形成す
る。
記載の半導体整流装置の概略縦断面図である。この半導
体整流装置においては、まず、第1導電型の高不純物基
板15上にエピタキシャル成長法により、第1導電型の
比較的低不純物密度の領域25を形成し、次に、高不純
物密度基板15側より比較的に高い不純物密度の低不純
物密度領域26の2層とした第1導電型の低不純物密度
の第1領域27を形成する。次に、第1領域27の表面
に、酸化膜形成により絶縁膜21およびLPCVD法に
より低抵抗のドープポリシリコン膜22の電極を積層し
た第2領域23をホトリソエッチング等のプロセスによ
り、第1領域27内に第2領域23下で広がり延びる空
乏層が互いに重なる間隔、所定の長さで多数列形成す
る。次に、第2領域23間の第1領域27の上表面に、
イオン注入、活性化アニール等のプロセスによって、第
1導電型の高不純物密度の第3領域18を第2領域17
より短い長さおよび所定の深さで多数列形成する。以下
同様に金属電極24および裏面金属電極20を形成す
る。
【0021】
【作用】請求項1記載から請求項3記載の発明であれ
ば、第1導電型の高密度基板電極側が正電位で第2領域
と第3領域を接続した電極が負電位の場合は、第2領域
から第1領域の低不純物領域に延びている空乏層がオー
バーピンチオフ状態となってバリアが高くなるため、第
1導電型の高密度の第3領域の第3領域からのキャリア
注入が阻止れオフ状態となる。また、第1導電型の高密
度基板電極側が負電位で第2領域と第3領域を接続した
電極が正電位の場合は、第2領域から第1領域の低不純
物領域に延びている空乏層が縮み、第1導電型の高密度
の第3領域直下の第1領域の低不純物密度領域は、空乏
層がなくなる状態となるため、第1領域の低不純物密度
領域は抵抗領域となって、第1導電型の高密度基板から
キャリアが注入され、オン状態となる。したがって、各
電極間の正負の極性によりオンオフ状態となるため整流
作用を行なうことができる。
ば、第1導電型の高密度基板電極側が正電位で第2領域
と第3領域を接続した電極が負電位の場合は、第2領域
から第1領域の低不純物領域に延びている空乏層がオー
バーピンチオフ状態となってバリアが高くなるため、第
1導電型の高密度の第3領域の第3領域からのキャリア
注入が阻止れオフ状態となる。また、第1導電型の高密
度基板電極側が負電位で第2領域と第3領域を接続した
電極が正電位の場合は、第2領域から第1領域の低不純
物領域に延びている空乏層が縮み、第1導電型の高密度
の第3領域直下の第1領域の低不純物密度領域は、空乏
層がなくなる状態となるため、第1領域の低不純物密度
領域は抵抗領域となって、第1導電型の高密度基板から
キャリアが注入され、オン状態となる。したがって、各
電極間の正負の極性によりオンオフ状態となるため整流
作用を行なうことができる。
【0022】請求項1記載から請求項3記載の発明であ
れば、従来のPiN構造のダイオードとは異なり、順方
向電圧電流特性は0Vから電流が流れる特性を有してい
るため、低電圧クラスのスイッチング電源の整流装置と
して使用すると、従来のPiN構造のダイオードの順電
圧降下がなくなることで、オン時損失を非常に少なくで
きる利点を有する。
れば、従来のPiN構造のダイオードとは異なり、順方
向電圧電流特性は0Vから電流が流れる特性を有してい
るため、低電圧クラスのスイッチング電源の整流装置と
して使用すると、従来のPiN構造のダイオードの順電
圧降下がなくなることで、オン時損失を非常に少なくで
きる利点を有する。
【0023】また、請求項1記載から請求項3記載の発
明であれば、オン時の素子電圧を0.2〜0.6Vで使
用することによって、単一キャリアデバイス動作を行な
うことで従来のPiN構造のダイオードと異なり、オフ
時の小数キャリアの蓄積降下を生じないため、非常に高
周波動作が可能となる利点がある。さらに、請求項1記
載から請求項3記載の発明であれば、2端子半導体装置
のため、従来のDMOSFETのように整流装置として
使用するためのゲート駆動制御回路が不要となるため、
回路部品点数の低減により、低コスト、小型化が図れる
利点がある。
明であれば、オン時の素子電圧を0.2〜0.6Vで使
用することによって、単一キャリアデバイス動作を行な
うことで従来のPiN構造のダイオードと異なり、オフ
時の小数キャリアの蓄積降下を生じないため、非常に高
周波動作が可能となる利点がある。さらに、請求項1記
載から請求項3記載の発明であれば、2端子半導体装置
のため、従来のDMOSFETのように整流装置として
使用するためのゲート駆動制御回路が不要となるため、
回路部品点数の低減により、低コスト、小型化が図れる
利点がある。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本発明の
図1に示した半導体整流装置の製作方法の詳細を説明す
る。第1導電型の高不純物密度基板15は不純物として
アンチモンをドープした0.01Ωcm、基板厚さ52
5μmのN+型の高不純物密度基板15を用いる。この
第1導電型の高不純物基板15上に第1導電型の低不純
物密度の第1領域16を不純物としてリンをドープした
9.0Ωcm、不純物密度は5×1014/cm3のエピ
タキシャル成長層を3.0μm成長させN型の低不純物
密度領域16を形成する。
図1に示した半導体整流装置の製作方法の詳細を説明す
る。第1導電型の高不純物密度基板15は不純物として
アンチモンをドープした0.01Ωcm、基板厚さ52
5μmのN+型の高不純物密度基板15を用いる。この
第1導電型の高不純物基板15上に第1導電型の低不純
物密度の第1領域16を不純物としてリンをドープした
9.0Ωcm、不純物密度は5×1014/cm3のエピ
タキシャル成長層を3.0μm成長させN型の低不純物
密度領域16を形成する。
【0025】次に、通常の熱酸化工程、LPCVD成膜
工程によりN型の低不純物密度領域16上に熱酸化膜を
1000オングストローム、窒化膜を2000オングス
トローム積層して形成する。次に、通常のホソリソ工程
で第2導電型の高不純物密度の第2領域17を形成する
ために熱酸化膜、窒化膜に開孔部を形成する。第2導電
型の高不純物密度の第2領域17は4.9μmピッチの
間隔で開孔部を2.0μmとし、さらにN型の低不純物
密度領域16の表面を0.5μm程度をエッチングす
る。第2導電型の高不純物密度の第2領域17は長さを
3.13mmとしてN型の低不純物密度領域16上に総
数639本形成し、総全長を200cmとした。
工程によりN型の低不純物密度領域16上に熱酸化膜を
1000オングストローム、窒化膜を2000オングス
トローム積層して形成する。次に、通常のホソリソ工程
で第2導電型の高不純物密度の第2領域17を形成する
ために熱酸化膜、窒化膜に開孔部を形成する。第2導電
型の高不純物密度の第2領域17は4.9μmピッチの
間隔で開孔部を2.0μmとし、さらにN型の低不純物
密度領域16の表面を0.5μm程度をエッチングす
る。第2導電型の高不純物密度の第2領域17は長さを
3.13mmとしてN型の低不純物密度領域16上に総
数639本形成し、総全長を200cmとした。
【0026】次に、第2導電型の高不純物密度の第2領
域17に不純物としてボロンをイオン注入した後、通常
のホトリソ工程で第1導電型の高不純物密度の第3領域
18を形成するため、N型の低不純物密度領域16上の
熱酸化膜、窒化膜を第2導電型の高不純物密度の第2領
域17間にのみ残しエッチング除去する。第3領域18
は第2領域17の長さより20μm短くし、3.11m
mとしてN型の低不純物密度領域16上に総数638本
形成し、総全長を198.4cmとした。
域17に不純物としてボロンをイオン注入した後、通常
のホトリソ工程で第1導電型の高不純物密度の第3領域
18を形成するため、N型の低不純物密度領域16上の
熱酸化膜、窒化膜を第2導電型の高不純物密度の第2領
域17間にのみ残しエッチング除去する。第3領域18
は第2領域17の長さより20μm短くし、3.11m
mとしてN型の低不純物密度領域16上に総数638本
形成し、総全長を198.4cmとした。
【0027】次に、熱拡散工程、熱酸化工程により第2
導電型の高不純物密度の第2領域17として、P+型の
高不純物密度領域17を形成する。P+型の高不純物密
度領域17の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深
さは1.0μm、表面の熱酸化膜厚は4000オングス
トロームとした。
導電型の高不純物密度の第2領域17として、P+型の
高不純物密度領域17を形成する。P+型の高不純物密
度領域17の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深
さは1.0μm、表面の熱酸化膜厚は4000オングス
トロームとした。
【0028】次に、第1導電型の高不純物密度の第3領
域18を形成するためのN型の低不純物密度領域16上
の熱酸化膜、窒化膜をエッチング除去し、不純物として
砒素をイオン注入した後、熱拡散工程によりN+型の高
不純物密度領域18を形成する。N+型の高不純物密度
領域18の不純物密度は5×1020/cm3、拡散深さ
は0.3μmとした。P+型の高不純物密度領域17と
N+型の高不純物密度領域18は互いに高密度の不純物
領域で重なるように拡散深さを制御した。
域18を形成するためのN型の低不純物密度領域16上
の熱酸化膜、窒化膜をエッチング除去し、不純物として
砒素をイオン注入した後、熱拡散工程によりN+型の高
不純物密度領域18を形成する。N+型の高不純物密度
領域18の不純物密度は5×1020/cm3、拡散深さ
は0.3μmとした。P+型の高不純物密度領域17と
N+型の高不純物密度領域18は互いに高密度の不純物
領域で重なるように拡散深さを制御した。
【0029】次に、通常の全面ライトエッチング工程、
Alスパッタ成膜工程、ホトリソ工程、ドライエッチン
グ工程、アニールシンター工程によりP+型の高不純物
密度領域17とN+型の高不純物密度領域18を接続し
た金属電極19を形成する。金属電極19はN型の低不
純物密度領域16に接しないように膜厚1.5μm、面
積は3.13mm×3.13mmとした。
Alスパッタ成膜工程、ホトリソ工程、ドライエッチン
グ工程、アニールシンター工程によりP+型の高不純物
密度領域17とN+型の高不純物密度領域18を接続し
た金属電極19を形成する。金属電極19はN型の低不
純物密度領域16に接しないように膜厚1.5μm、面
積は3.13mm×3.13mmとした。
【0030】次に、N+型の高不純物密度基板15の抵
抗を低減するため、N+型の高不純物密度基板15の裏
面を研磨除去し、N+型の高不純物密度基板15厚さを
250μmとして、Niメッキ、シンター工程を行な
い、裏面金属電極20を形成した。次に、通常のダイシ
ング工程、ダイボンデイング工程、ワイヤボンデイング
工程、モールド工程を行ないチップサイズとして3.2
3mm×3.23mm角の半導体整流装置を作製した。
抗を低減するため、N+型の高不純物密度基板15の裏
面を研磨除去し、N+型の高不純物密度基板15厚さを
250μmとして、Niメッキ、シンター工程を行な
い、裏面金属電極20を形成した。次に、通常のダイシ
ング工程、ダイボンデイング工程、ワイヤボンデイング
工程、モールド工程を行ないチップサイズとして3.2
3mm×3.23mm角の半導体整流装置を作製した。
【0031】実施例1の半導体整流装置の特性は、第1
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.047〜0.075Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域18と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。実施例1の半導体整流装
置の順方向電流電圧特性を図7に示す。電流は印加電圧
0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10Aとな
り、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが得ら
れた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高周波
駆動に対して良好な結果が得られた。
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.047〜0.075Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域18と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。実施例1の半導体整流装
置の順方向電流電圧特性を図7に示す。電流は印加電圧
0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10Aとな
り、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが得ら
れた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高周波
駆動に対して良好な結果が得られた。
【0032】
【実施例2】前記実施例1において、第1導電型の低不
純物密度の第1領域16を不純物としてリンをドープし
た40.0Ωcm、不純物密度は1×1014/cm3の
エピタキシャル成長層を3.0μm成長させ、N型の低
不純物密度領域16を形成し、第2導電型の高不純物密
度の第2領域17は8.4μmピッチの間隔で開孔部を
2.0μmとし、第2導電型の高不純物密度17の第2
領域は長さを6.33mmとしN型の低不純物密度領域
上に総数752本形成し、総全長を474.5cmとし
た。
純物密度の第1領域16を不純物としてリンをドープし
た40.0Ωcm、不純物密度は1×1014/cm3の
エピタキシャル成長層を3.0μm成長させ、N型の低
不純物密度領域16を形成し、第2導電型の高不純物密
度の第2領域17は8.4μmピッチの間隔で開孔部を
2.0μmとし、第2導電型の高不純物密度17の第2
領域は長さを6.33mmとしN型の低不純物密度領域
上に総数752本形成し、総全長を474.5cmとし
た。
【0033】第1導電型の高不純物密度の第3領域18
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
20μm短くし、6.31mmとしてN型の低不純物密
度領域16上に総数725本形成し、総全長を474.
5μmとした。次に、P+型の高不純物密度領域17の
不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.0μ
mとした。
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
20μm短くし、6.31mmとしてN型の低不純物密
度領域16上に総数725本形成し、総全長を474.
5μmとした。次に、P+型の高不純物密度領域17の
不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.0μ
mとした。
【0034】次に、N+型の高不純物密度領域18の不
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は6.33mm×
6.33mmとし、チップサイズとして6.43mm×
6.43mm角の半導体整流装置を作製した。
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は6.33mm×
6.33mmとし、チップサイズとして6.43mm×
6.43mm角の半導体整流装置を作製した。
【0035】実施例2の半導体整流装置の特性は、第1
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.079Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域17と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.079Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域17と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。
【0036】実施例2の半導体整流装置の順方向電流電
圧特性はほぼ前記図7に示すとおりである。電流は印加
電圧0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10A
となり、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが
得られた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高
周波駆動に対して良好な結果が得られた。
圧特性はほぼ前記図7に示すとおりである。電流は印加
電圧0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10A
となり、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが
得られた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高
周波駆動に対して良好な結果が得られた。
【0037】
【実施例3】実施例1において、第1導電型の低不純物
密度の第1領域16を不純物としてリンをドープした1
00.0Ωcm、不純物密度は5×1013/cm3のエ
ピタキシャル成長層を3.0μm成長させ、N型の低不
純物密度領域16を形成し、第2導電型の高不純物密度
の第2領域17は11.0μmピッチの間隔で開孔部を
2.0μmとし、第2導電型の高不純物密度の第2領域
17は長さを9.9mmとしN型の低不純物密度領域1
6上に総数901本形成し、総全長を892cmとし
た。
密度の第1領域16を不純物としてリンをドープした1
00.0Ωcm、不純物密度は5×1013/cm3のエ
ピタキシャル成長層を3.0μm成長させ、N型の低不
純物密度領域16を形成し、第2導電型の高不純物密度
の第2領域17は11.0μmピッチの間隔で開孔部を
2.0μmとし、第2導電型の高不純物密度の第2領域
17は長さを9.9mmとしN型の低不純物密度領域1
6上に総数901本形成し、総全長を892cmとし
た。
【0038】第1導電型の高不純物密度の第3領域18
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
も20μm短くし、9.88mmとして、N型の低不純
物密度領域16上に総数891本形成し、総全長を78
1.5cmとした。次に、P+型の高不純物密度領域1
7の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.
0μmとした。
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
も20μm短くし、9.88mmとして、N型の低不純
物密度領域16上に総数891本形成し、総全長を78
1.5cmとした。次に、P+型の高不純物密度領域1
7の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.
0μmとした。
【0039】次に、N+型の高不純物密度領域18の不
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は9.9mm×
9.9mmとし、チップサイズとして10.0mm×1
0.0mm角の半導体整流装置を作製した。
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は9.9mm×
9.9mmとし、チップサイズとして10.0mm×1
0.0mm角の半導体整流装置を作製した。
【0040】実施例3の半導体整流装置の特性は、第1
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.077Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域17と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.077Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域17と
第3領域18を接続した電極19側が負の場合は阻止電
圧として約20Vが得られた。
【0041】実施例3の半導体整流装置の順方向電流電
圧特性はほぼ前記図7に示すとおりである。電流は印加
電圧0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10A
となり、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが
得られた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高
周波駆動に対して良好な結果が得られた。
圧特性はほぼ前記図7に示すとおりである。電流は印加
電圧0Vから流れ始め、印加電圧0.6Vで電流10A
となり、印加電圧0.6Vでのオン抵抗は0.06Ωが
得られた。さらに、多数キャリアデバイスであるため高
周波駆動に対して良好な結果が得られた。
【0042】実施例1〜実施例3における第1導電型の
低不純物密度の第1領域16の不純物密度と、第2導電
型の高不純物密度の第2領域17の間隔の関係を図8お
よび図9に示す。図8中、Wgは第2導電型の高不純物
密度の第2領域17を示し、Wcは第2導電型の高不純
物密度の第2領域17の間隔を示す。図9は第2領域1
7の間隔Wcと第1領域16の不純物密度の関係を示
し、不純物密度1×1012/cm3でWcは36.0μ
mの点と不純物密度1×1016/cm3でWcは0.3
1μmの点を結ぶ実線で示す値で第2領域17の間隔W
cと第1領域16の不純物密度を決定すれば良い。
低不純物密度の第1領域16の不純物密度と、第2導電
型の高不純物密度の第2領域17の間隔の関係を図8お
よび図9に示す。図8中、Wgは第2導電型の高不純物
密度の第2領域17を示し、Wcは第2導電型の高不純
物密度の第2領域17の間隔を示す。図9は第2領域1
7の間隔Wcと第1領域16の不純物密度の関係を示
し、不純物密度1×1012/cm3でWcは36.0μ
mの点と不純物密度1×1016/cm3でWcは0.3
1μmの点を結ぶ実線で示す値で第2領域17の間隔W
cと第1領域16の不純物密度を決定すれば良い。
【0043】
【実施例4】次に、本発明の図5に示した半導体整流装
置の詳細について説明する。第1導電型の比較的低不純
物密度の第1領域25を不純物としてリンをドープした
100.0Ωcm、不純物密度は5×1013/cm3の
エピタキシャル成長層を2.2μm成長させ、さらに第
1導電型の低不純物密度の第1領域26を不純物として
リンをドープした9.0Ωcm、不純物密度は5×10
14/cm3のエピタキシャル成長層を0.8μm成長さ
せ、N型の低不純物密度領域を形成する。
置の詳細について説明する。第1導電型の比較的低不純
物密度の第1領域25を不純物としてリンをドープした
100.0Ωcm、不純物密度は5×1013/cm3の
エピタキシャル成長層を2.2μm成長させ、さらに第
1導電型の低不純物密度の第1領域26を不純物として
リンをドープした9.0Ωcm、不純物密度は5×10
14/cm3のエピタキシャル成長層を0.8μm成長さ
せ、N型の低不純物密度領域を形成する。
【0044】その後、実施例3と同様に、第2導電型の
高不純物密度の第2領域17は11.0μmピッチの間
隔で開孔部を2.0μmとし、第2導電型の高不純物密
度の第2領域17は長さを9.9mmとしN型の低不純
物密度領域16上に総数901本形成し、総全長を89
2cmとした。
高不純物密度の第2領域17は11.0μmピッチの間
隔で開孔部を2.0μmとし、第2導電型の高不純物密
度の第2領域17は長さを9.9mmとしN型の低不純
物密度領域16上に総数901本形成し、総全長を89
2cmとした。
【0045】第1導電型の高不純物密度の第3領域18
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
も20μm短くし、9.88mmとして、N型の低不純
物密度領域16上に総数891本形成し、総全長を78
1.5cmとした。次に、P+型の高不純物密度領域1
7の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.
0μmとした。
は第2導電型の高不純物密度の第2領域17の長さより
も20μm短くし、9.88mmとして、N型の低不純
物密度領域16上に総数891本形成し、総全長を78
1.5cmとした。次に、P+型の高不純物密度領域1
7の不純物密度は5×1019/cm3、拡散深さは1.
0μmとした。
【0046】次に、N+型の高不純物密度領域18の不
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は9.9mm×
9.9mmとし、チップサイズとして10.0mm×1
0.0mm角の半導体整流装置を作製した。
純物密度は5×1020/cm3、拡散深さは0.3μm
とした。金属電極19はN型の低不純物密度領域16に
接しないように膜厚1.5μm、面積は9.9mm×
9.9mmとし、チップサイズとして10.0mm×1
0.0mm角の半導体整流装置を作製した。
【0047】実施例4の半導体整流装置の特性は、第1
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.078Ωが得られ、また、ゼ
ロバイアス時に第2領域17から延びる空乏層が第1導
電型の比較的低不純物密度の領域25まで延びるように
構成してあるために、低電圧における阻止性能が向上し
た。なお、第1導電型の高密度基板電極20側が正で第
2領域17と第3領域18を接続した電極19側が負の
場合は阻止電圧として約20Vが得られた。
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域17と第
3領域18を接続した電極19側が正の場合はオン抵抗
として約0.044〜0.078Ωが得られ、また、ゼ
ロバイアス時に第2領域17から延びる空乏層が第1導
電型の比較的低不純物密度の領域25まで延びるように
構成してあるために、低電圧における阻止性能が向上し
た。なお、第1導電型の高密度基板電極20側が正で第
2領域17と第3領域18を接続した電極19側が負の
場合は阻止電圧として約20Vが得られた。
【0048】
【実施例5】本発明の図2に示した半導体整流装置の製
作方法の詳細を説明する。第1導電型の高不純物密度基
板15は不純物としてアンチモンをドープした0.01
Ωcm、基板厚さ525μmのN+型の高不純物密度基
板15を用いる。この第1導電型の高不純物基板15上
に、第1導電型の低不純物密度の第1領域16を不純物
としてリンをドープした5.0Ωcm、不純物密度は1
×1015/cm3のエピタキシャル成長層を3.5μm
成長させN型の低不純物密度領域16を形成する。
作方法の詳細を説明する。第1導電型の高不純物密度基
板15は不純物としてアンチモンをドープした0.01
Ωcm、基板厚さ525μmのN+型の高不純物密度基
板15を用いる。この第1導電型の高不純物基板15上
に、第1導電型の低不純物密度の第1領域16を不純物
としてリンをドープした5.0Ωcm、不純物密度は1
×1015/cm3のエピタキシャル成長層を3.5μm
成長させN型の低不純物密度領域16を形成する。
【0049】次に、絶縁膜21およびポリシリコン膜の
電極22を積層した第2領域23を形成するために通常
のホソリソ工程でN型の低不純物密度領域16の表面を
約0.5μmエッチング除去する。第2領域23は5μ
mピッチの間隔でエッチング部を3μmとし、長さを
4.0mmとしてN型の低不純物密度領域16上に総数
800本のエッチング溝を形成し、総全長を320cm
とした。
電極22を積層した第2領域23を形成するために通常
のホソリソ工程でN型の低不純物密度領域16の表面を
約0.5μmエッチング除去する。第2領域23は5μ
mピッチの間隔でエッチング部を3μmとし、長さを
4.0mmとしてN型の低不純物密度領域16上に総数
800本のエッチング溝を形成し、総全長を320cm
とした。
【0050】次に、通常の熱酸化工程、LPCVD成膜
工程により絶縁膜21およびポリシリコン膜の電極22
をN型の低不純物密度領域16上に積層した。絶縁膜2
1として熱酸化膜を800オングストローム、ポリシリ
コン膜の電極22としてP+型ポリシリコン膜を300
0オングストローム積層した。
工程により絶縁膜21およびポリシリコン膜の電極22
をN型の低不純物密度領域16上に積層した。絶縁膜2
1として熱酸化膜を800オングストローム、ポリシリ
コン膜の電極22としてP+型ポリシリコン膜を300
0オングストローム積層した。
【0051】次に、通常のホソリソ工程で第1導電型の
高不純物密度の第3領域18を形成するため、N型の低
不純物密度領域16の上の絶縁膜21およびP+型ポリ
シリコン膜22を第2領域23と第2領域23との間を
エッチング除去する。第1導電型の高不純物密度の第3
領域18は幅を2μm、第2領域23の長さよりも10
μm短くし、3.99mmとしてN型の低不純物密度領
域16上の凸部に総数799本形成し、総全長を31
8.8cmとした。
高不純物密度の第3領域18を形成するため、N型の低
不純物密度領域16の上の絶縁膜21およびP+型ポリ
シリコン膜22を第2領域23と第2領域23との間を
エッチング除去する。第1導電型の高不純物密度の第3
領域18は幅を2μm、第2領域23の長さよりも10
μm短くし、3.99mmとしてN型の低不純物密度領
域16上の凸部に総数799本形成し、総全長を31
8.8cmとした。
【0052】次に、第1導電型の高不純物密度の第3領
域18を形成するために不純物として砒素をイオン注入
した後、熱拡散工程によりN+型の高不純物密度領域1
8を形成する。N+型の高不純物領域18の不純物密度
は5×1020/cm3、拡散深さは0.3〜0.4μm
とした。
域18を形成するために不純物として砒素をイオン注入
した後、熱拡散工程によりN+型の高不純物密度領域1
8を形成する。N+型の高不純物領域18の不純物密度
は5×1020/cm3、拡散深さは0.3〜0.4μm
とした。
【0053】次に、通常の全面ライトエッチング工程、
Al膜スパッタ成膜工程、ホトリソ工程、ドライエッチ
ング工程、アニールシンター工程によりP+型ポリシリ
コン膜22とN+型の高不純物密度領域18を接続した
金属電極24を形成する。金属電極24はN型の低不純
物密度領域16に接しないように膜厚1.5μm、面積
は0.3998mm×0.3998mmとした。
Al膜スパッタ成膜工程、ホトリソ工程、ドライエッチ
ング工程、アニールシンター工程によりP+型ポリシリ
コン膜22とN+型の高不純物密度領域18を接続した
金属電極24を形成する。金属電極24はN型の低不純
物密度領域16に接しないように膜厚1.5μm、面積
は0.3998mm×0.3998mmとした。
【0054】次に、N+型の高不純物密度基板15の抵
抗を低減するため、N+型の高不純物密度基板15の裏
面を研磨除去し、N+型の高不純物密度基板15厚さを
250μmとして、、Niメッキ、シンター工程を行な
い、裏面金属電極20を形成した。次に、通常のダイシ
ング工程、ダイボンデイング工程、ワイヤボンデイング
工程、モールド工程を行ないチップサイズとして4.1
mm×4.1mm角の半導体整流装置を作製した。
抗を低減するため、N+型の高不純物密度基板15の裏
面を研磨除去し、N+型の高不純物密度基板15厚さを
250μmとして、、Niメッキ、シンター工程を行な
い、裏面金属電極20を形成した。次に、通常のダイシ
ング工程、ダイボンデイング工程、ワイヤボンデイング
工程、モールド工程を行ないチップサイズとして4.1
mm×4.1mm角の半導体整流装置を作製した。
【0055】実施例5の半導体整流装置の特性は、第1
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域23と第
3領域18を接続した電極側24が正の場合はオン抵抗
として約0.030〜0.035Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域23と
第3領域18を接続した電極24側が負の場合は阻止電
圧として約25Vが得られた。さらに、多数キャリアデ
バイスであるため高周波駆動に対して良好な結果が得ら
れた。
導電型の高密度基板電極20側が負で第2領域23と第
3領域18を接続した電極側24が正の場合はオン抵抗
として約0.030〜0.035Ωが得られ、また、第
1導電型の高密度基板電極20側が正で第2領域23と
第3領域18を接続した電極24側が負の場合は阻止電
圧として約25Vが得られた。さらに、多数キャリアデ
バイスであるため高周波駆動に対して良好な結果が得ら
れた。
【0056】また、実施例5では第1導電型をN型、ポ
リシリコン膜の電極をP型としたが、第1導電型をP
型、ポリシリコン膜の電極をN型とした構成を採用して
も良い。
リシリコン膜の電極をP型としたが、第1導電型をP
型、ポリシリコン膜の電極をN型とした構成を採用して
も良い。
【0057】さらに、実施例1〜実施例5では半導体材
料としてSi系材料を用いたが、GaAs,InP等の
化合物半導材料を用いることでさらに高い高周波帯での
使用も可能になる。
料としてSi系材料を用いたが、GaAs,InP等の
化合物半導材料を用いることでさらに高い高周波帯での
使用も可能になる。
【0058】また、本発明の半導体整流装置は第2領域
と第3領域を接続した電極側が正の場合において、オン
時の使用電流とオン時の内部抵抗の積が0.2〜0.6
Vの範囲になるように設計すれば良い。
と第3領域を接続した電極側が正の場合において、オン
時の使用電流とオン時の内部抵抗の積が0.2〜0.6
Vの範囲になるように設計すれば良い。
【0059】さらに、本発明の半導体整流装置は低不純
物密度領域に延びる空乏層が互いに重なるように低不純
物密度領域の不純物密度と第2領域の間隔を設計すれば
よく、、不純物密度と第2領域の間隔は実施例1〜実施
例5の記載に限定されるものではない。低不純物密度領
域の不純物密度は1×1012/cm3〜1×1016/c
m3の範囲、第2領域の間隔は0.31μm〜36.0
μmの範囲で適宜設計できる。また、低不純物密度領域
の厚さは阻止電圧に応じて設計すれば良い。
物密度領域に延びる空乏層が互いに重なるように低不純
物密度領域の不純物密度と第2領域の間隔を設計すれば
よく、、不純物密度と第2領域の間隔は実施例1〜実施
例5の記載に限定されるものではない。低不純物密度領
域の不純物密度は1×1012/cm3〜1×1016/c
m3の範囲、第2領域の間隔は0.31μm〜36.0
μmの範囲で適宜設計できる。また、低不純物密度領域
の厚さは阻止電圧に応じて設計すれば良い。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1、請求項2およ
び請求項3の発明は、各電極間の正負の極性によりオン
オフ状態となるため、整流作用を行なうことができると
ともに、オン時損失を非常に少なくできる利点を有す
る。また、従来のPiN構造のダイオードと異なり、オ
フ時の小数キャリアの蓄積降下を生じないため、非常に
高周波動作が可能となる利点がある。さらに、2端子半
導体装置のため、従来のDMOSFETのように整流装
置として使用するためのゲート駆動制御回路が不要とな
るため、回路部品点数の低減により、低コスト、小型化
が図れるというような特有の効果を有する。
び請求項3の発明は、各電極間の正負の極性によりオン
オフ状態となるため、整流作用を行なうことができると
ともに、オン時損失を非常に少なくできる利点を有す
る。また、従来のPiN構造のダイオードと異なり、オ
フ時の小数キャリアの蓄積降下を生じないため、非常に
高周波動作が可能となる利点がある。さらに、2端子半
導体装置のため、従来のDMOSFETのように整流装
置として使用するためのゲート駆動制御回路が不要とな
るため、回路部品点数の低減により、低コスト、小型化
が図れるというような特有の効果を有する。
【図1】この発明の請求項1における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図2】この発明の請求項2における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図3】この発明の請求項1における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図4】この発明の請求項2における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図5】この発明の請求項1における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図6】この発明の請求項2における半導体整流装置の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図7】この発明の実施例1、実施例2および実施例3
の電流電圧特性図である。
の電流電圧特性図である。
【図8】この発明の第1導電型の低不純物密度の第1領
域の不純物密度と第2導電型の高不純物密度の第2領域
の間隔を示す図である。
域の不純物密度と第2導電型の高不純物密度の第2領域
の間隔を示す図である。
【図9】この発明の第1導電型の低不純物密度の第1領
域の不純物密度と第2導電型の高不純物密度の第2領域
の間隔との関係を示す図である。
域の不純物密度と第2導電型の高不純物密度の第2領域
の間隔との関係を示す図である。
【図10】従来のPiN構造ダイオードの縦断面図であ
る。
る。
【図11】従来のDMOSFETの縦断面図である。
【図12】従来のPiN構造ダイオードおよびDMOS
FETの電流電圧特性図である。
FETの電流電圧特性図である。
15 第1導電型の高不純物密度基板 16 第1導電型の低不純物密度の第1領域 17 第2導電型の高不純物密度の第2領域 18 第1導電型の高不純物密度の第3領域 19 第2領域と第3領域を接続する金属電極 20 基板裏面金属電極 21 絶縁膜 22 ポリシリコン膜の電極 23 絶縁膜とポリシリコン膜の電極を積層した第2
領域 24 ポリシリコン膜の電極と第3領域を接続する金
属電極 25 第1導電型の比較的低い不純物密度領域 26 第1導電型の比較的高い不純物密度領域 27 比較的低不純物密度領域と比較的高い不純物密
度領域を積層した第1領域
領域 24 ポリシリコン膜の電極と第3領域を接続する金
属電極 25 第1導電型の比較的低い不純物密度領域 26 第1導電型の比較的高い不純物密度領域 27 比較的低不純物密度領域と比較的高い不純物密
度領域を積層した第1領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 3/135 8726−5H (72)発明者 塩田 郁雄 宮城県名取市高舘熊野堂字余方上5番地の 10・リコー応用電子研究所株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】第1導電型の高不純物密度基板上に第1導
電型の低不純物密度の第1領域を形成し、前記第1領域
の表面に第2導電型の高不純物密度の第2領域を前記第
1領域内に広がる空乏層が互いに重なる間隔、所定の長
さおよび深さで多数列形成し、さらに前記第2領域間の
前記第1領域の表面に第1導電型の高不純物密度の第3
領域を、前記第2領域より短い長さおよび所定の深さで
多数列形成し、かつ、前記高不純物密度基板の裏面に金
属電極を形成するとともに、前記第2領域と前記第3領
域とを接続するように金属電極を形成したことを特徴と
する半導体整流装置。 - 【請求項2】第1導電型の高不純物密度基板上に第1導
電型の低不純物密度の第1領域を形成し、前記第1領域
の表面に絶縁膜およびポリシリコン膜の電極を積層した
第2領域を、前記第1領域内に前記第2領域下で広がり
延びる空乏層が互いに重なる間隔、所定の長さで多数列
形成し、さらに前記第2領域間の前記第1領域の表面に
第1導電型の高不純物密度の第3領域を第2領域より短
いおよび所定の深さで多数列形成し、かつ、前記高不純
物密度基板の裏面に金属電極を形成するとともに、前記
第2領域と前記第3領域とを接続するように金属電極を
形成したことを特徴とする半導体整流装置。 - 【請求項3】前記第1領域を、前記高不純物密度基板側
においては比較的に低い不純物密度の低不純物密度領域
を有し、第1領域の表面側においては前記比較的低い低
不純物密度領域に比べて比較的に高い低不純物密度領域
を有する少なくとも2層の構造とした請求項1または請
求項2記載の半導体整流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083544A JP2719295B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 半導体整流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083544A JP2719295B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 半導体整流装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06296034A true JPH06296034A (ja) | 1994-10-21 |
| JP2719295B2 JP2719295B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13805459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5083544A Expired - Fee Related JP2719295B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 半導体整流装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2719295B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281231A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 半導体装置 |
| CN116230780A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-06-06 | 江苏宏微科技股份有限公司 | 快恢复二极管及其制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5860577A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JPS6074582A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-04-26 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | ピンチ整流器 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083544A patent/JP2719295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5860577A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JPS6074582A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-04-26 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | ピンチ整流器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281231A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 半導体装置 |
| CN116230780A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-06-06 | 江苏宏微科技股份有限公司 | 快恢复二极管及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2719295B2 (ja) | 1998-02-25 |
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|---|---|---|---|
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