JPH0629667U - コーティングバー - Google Patents
コーティングバーInfo
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- JPH0629667U JPH0629667U JP7141192U JP7141192U JPH0629667U JP H0629667 U JPH0629667 U JP H0629667U JP 7141192 U JP7141192 U JP 7141192U JP 7141192 U JP7141192 U JP 7141192U JP H0629667 U JPH0629667 U JP H0629667U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な塗布面を形成することができる新規な
構成のコーティングバーを提供し、併せて作業環境の安
全性も確保する。 【構成】 直径3〜30mmの芯金丸棒の外周面自体が
螺旋状の波形面に形成されて成るコーティングバーであ
る。螺旋状の波形面の形状は、塗工製品の種類や塗工条
件によって適宜決定される。芯金丸棒の有効長の中心を
始点として左右対称に進行する螺旋状の波形面を形成し
ても良く、広幅や薄膜に塗工する場合に特に好適であ
り、シートに皺が発生すること防止することもできる。
構成のコーティングバーを提供し、併せて作業環境の安
全性も確保する。 【構成】 直径3〜30mmの芯金丸棒の外周面自体が
螺旋状の波形面に形成されて成るコーティングバーであ
る。螺旋状の波形面の形状は、塗工製品の種類や塗工条
件によって適宜決定される。芯金丸棒の有効長の中心を
始点として左右対称に進行する螺旋状の波形面を形成し
ても良く、広幅や薄膜に塗工する場合に特に好適であ
り、シートに皺が発生すること防止することもできる。
Description
【0001】
本考案は、紙、各種フィルム、金属箔、アルミ箔、プラスチック、ガラス等の 表面に塗料をコーティングするために用いられるコーティングバーの新規な構造 に関する。
【0002】
前記したような各種素材の表面に塗料をコーティングする方式には各種のもの があり、用途に応じて最適なコーティング方式が採用されているが、最も一般的 にはバーコーター又はロッドコーターと呼ばれるものが用いられている。
【0003】 バーコーター又はロッドコーターには、被塗工材料に予め塗布された塗料の過 剰分を掻き落とし、塗工量を適正化すると同時に塗布面を平滑に仕上げるために 、コーティングバーが用いられている。
【0004】 このコーティングバーとして、表面を平滑に研磨した直径3〜20mm程度の 丸棒が標準的に用いられるが、近年、更に精巧な塗布面を得るために、この丸棒 10に直径0.1〜0.5mm程度の極めて細いステンレス製ワイヤ11を隙間 なく巻き付けたワイヤバーと呼ばれるものが使用されている(図6)。
【0005】 このワイヤバーは、被塗工材料の塗布面に接して回転することにより、外周面 の波形曲面が微妙に塗布面をならし、平滑均一な塗布面を形成することができる ものである。
【0006】 また、丸棒に巻き付けるワイヤ径によって外周面の波形曲面における凹部の面 積が変わり、塗布量が変化するため、所定の塗布量を保持するに適した径のワイ ヤを使用することができる。
【0007】
上記したように、ワイヤバーの使用により、良好な塗布面の形成とワイヤ径の 選択による塗布量の調整が可能となるが、実際の製作及び使用面において幾つか の問題点を有するものであった。
【0008】 製作面の問題点として、巻線となるワイヤが極めて細いものであるため、巻き 加工時に切断しやすい。更に、巻き加工の際の微妙な部分的巻き緩みや、ワイヤ 径のバラツキ等によって、外周の波形曲面が不均一となりやすい。
【0009】 更に、ワイヤバーの構造上必然的に、丸棒10とワイヤ11との間に微細空間 12が形成される(図7)ため、ワイヤバーを連続使用していると、この微細空 間12に塗料粕が溜まり、それが運転中に脱落することがある。また、微細空間 12に空気が巻き込まれることにより、粘性のある塗布液の中で微小な気泡とな ってそのまま塗工面に残ることがある。これらはいずれも製品不良の原因となる 。
【0010】 その他、使用中にワイヤが部分的に摩耗してついには切断してしまうことがあ り、安全性の面からも問題があった。
【0011】
本考案はこのような事情に鑑み、良好な塗布面を形成することができ、且つ、 従来のワイヤバーの欠点を解消することのできる新規なコーティングバーを提供 することを目的とする。
【0012】 この目的を達成するために鋭意工夫の末に創案された本考案のコーティングバ ーは、直径3〜30mmの芯金丸棒の外周面自体が螺旋状の波形面に形成されて 成ることを特徴とする。
【0013】 このような本考案によるコーティングバーは、直径3〜30mmの芯金丸棒を 研磨加工し、この研磨加工された芯金丸棒を、予め設定した溝ピッチ、溝形状及 び溝深さを有するダイスをセットした転造盤を用いて転造加工し、芯金丸棒の外 周面自体に螺旋状の波形面を形成することによって製造することができる。
【0014】 螺旋状の波形面は、丸棒の外周面を精密転造方式にて加工することによって形 成される。更に、使用するダイスを1/1000mmの高精度とし、芯金丸棒の 事前研磨加工精度を2/1000mmの高精度とする。これらの条件を満たすこ とにより、外径公差5/1000、溝ピッチ公差5/1000、バー曲がり0. 03(1m当たり)の高精度の螺旋状波形面が形成される。
【0015】 精密転造盤に使用するダイスを変えることにより、芯金丸棒の外周面に形成さ れる波形面の形状や深さを自由に設定することができ、特殊塗料や様々な塗工条 件に対応させることができる。
【0016】 芯金丸棒の外周面に形成される波形面は、一方向に進行する螺旋状であっても 良く、また丸棒の有効長の中心を始点として左右に振り分け、逆方向に進行する 螺旋状としても良い。
【0017】 通常的な塗工機、塗工条件の場合には、一方向に展開する螺旋状の波形面とす れば十分であり、従来のワイヤバーに比べて、塗工量が安定し、塗布ムラが減少 し、塗料粕の発生や空気溜まりが解消され、ワイヤの片減りや切断等の事故もな くなり、使用寿命も大幅に伸びる等の優れた特性を発揮する。
【0018】 しかしながら、近年塗工機の広幅化が進み、従来普及していた塗工幅2000 mmから7000mmもの長尺の塗工機が用いられるに至っている。本考案のコ ーティングバーによるとき、芯金丸棒の回転に伴ってその外周面における螺旋状 波形面の進行方向に塗布液が押し出される傾向を示すため、7000mmにも亙 る有効長の丸棒が用いられる場合には、螺旋状波形面の進行方向先端に塗布液が 偏積したり溜まったりする状態となり、丸棒の全長に亙って均一な塗膜厚を得る ことが困難となるおそれがある。
【0019】 このような問題は、丸棒の有効長の中心を始点として左右対称に螺旋状波形面 を進行させるように構成することによって、解消される。このようなコーティン グバーを用いて塗布液を塗布した場合、塗布液はコーティングバーの回転に伴っ て中心から両端に向けて無理のない流れを示し、極めて均一性の高い塗工面が得 られるものであって、広幅に塗工する場合、薄膜に塗工する場合、特殊塗料を塗 工する場合等に特に有効である。
【0020】 また、このように左右対称にヘリカルに波形面が形成されたコーティングバー は、走行する被塗工シートに対して、中心から両方の外側に向けて伸張しようと する力が作用し、シートの皺伸ばしの役目も兼ね備えるため、皺の発生によるシ ートの凹凸を防止し、塗工しやすい面を作ることができる。
【0021】
芯金丸棒の外周面に螺旋状の波形面が形成され、その回転に伴って、被塗工材 料に予め塗工された塗布液の過剰分を均等な力で掻き取る。
【0022】 芯金丸棒の中心から左右対称に逆方向の螺旋状波形面とされたコーティングバ ーにあっては、中心から両端に向けて無理なく塗布液が流れ、広幅や薄膜に塗工 する場合であっても、均一な塗膜厚に調整することができる。
【0023】
図1は本考案の一実施例によるコーティングバーを示す斜視図であり、芯金丸 棒1の外周面に、一方向に進行する螺旋状の凹溝2が形成されている。
【0024】 図2は図1のコーティングバーの外周面の形状を示す。
【0025】 コーティングバーの外周面の形状は螺旋状の波形面であることが必須であるが 、その具体的形状、溝ピッチ、溝深さ等は、塗工製品の種類、膜厚、塗工液の粘 度等の様々な塗工条件によって適宜決定される。
【0026】 図3及び図4はコーティングバー外周面に現れる螺旋状波形面の他の形状例を 示す。
【0027】 例えば図4の例では、10mm径の丸棒の外周面に、溝ピッチ0.3mm、溝 深さ0.06mmの螺旋状波形面が形成されている。
【0028】 図5は本考案の他の実施例によるコーティングバーを示し、芯金丸棒1の外周 面に形成される螺旋状波形面が、その中心から左右対称に、逆方向に進行する螺 旋状凹溝2a及び2bによって形成されている。
【0029】 この実施例において凹溝2a、2bの形状は図1及び図2に示す例と同様であ るが、図3のような浅い偏平な凹溝であっても良く、また図4のような波形曲面 を左右対称に設けても良く、或いはその他適宜の逆方向螺旋状波形面としても良 いことは勿論である。
【0030】
本考案のコーティングバーを用いることにより、各種フィルムやプラスチック シート等の表面に所望の塗料を塗工する際に、均一な膜厚の塗膜層を形成するこ とができ、従来のワイヤバーを用いた場合に問題となっていた塗料粕や空気溜ま りの発生を実質的に防止することができるので、長期間に亙って安定した塗工を 行うことができる。
【0031】 また、従来のワイヤバーにおけるようなワイヤの片減り、切断等の事故が発生 することがないので、安全な作業環境の下で運転することができる。
【0032】 芯金丸棒の中心から左右対称に螺旋状波形面を形成したものにあっては、長尺 幅の丸棒であっても、その幅方向全般に亙って均一な膜厚に塗工することができ 、また、被塗材料を中心から外側に向けて伸張させる力が働くので、塗工面に皺 が発生することを防止し、常に平滑面に対して塗工することができる。
【図1】本考案の一実施例によるコーティングバーを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のコーティングバーの外周面形状を概略的
に示す正面図である。
に示す正面図である。
【図3】コーティングバー外周面形状の他の例を概略的
に示す正面図である。
に示す正面図である。
【図4】コーティングバー外周面形状の更に他の例を概
略的に示す正面図である。
略的に示す正面図である。
【図5】本考案の他の実施例によるコーティングバーを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】従来のワイヤバーの概略構成を示す部分断面図
である。
である。
【図7】図4のワイヤバーの外周面部分を示す拡大図で
ある。
ある。
1 芯金丸棒 2 螺旋状の凹溝 2a、2b 螺旋状の凹溝 10 芯金丸棒 11 ワイヤ 12 微細空間
Claims (2)
- 【請求項1】 直径3〜30mmの芯金丸棒の外周面
自体が螺旋状の波形面に形成されて成ることを特徴とす
るコーティングバー。 - 【請求項2】 前記芯金丸棒の有効長の中心を始点と
して左右対称に進行する螺旋状の波形面が形成されて成
ることを特徴とする請求項1のコーティングバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071411U JP2535818Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コーティングバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071411U JP2535818Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コーティングバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629667U true JPH0629667U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2535818Y2 JP2535818Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=13459754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992071411U Expired - Lifetime JP2535818Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コーティングバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535818Y2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0889870A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-04-09 | Diafoil Co Ltd | コーティング用バー |
| JP2000000500A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-07 | Toppan Printing Co Ltd | スムージングロールと該スムージングロールを用いて処理を施された塗工物 |
| JP2003053250A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-25 | Konishi Co Ltd | 接着剤用塗布ベラ |
| JP2006119282A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Seiko Epson Corp | 液体現像装置、画像形成装置、画像形成システム、及び、現像剤供給ローラ |
| JP2013098095A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Toyota Motor Corp | 塗工装置及び電極製造方法 |
| JP2018086605A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 東レ株式会社 | フィルムの製造方法 |
| CN116851199A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-10-10 | 业成科技(成都)有限公司 | 曲面基板的涂布设备及涂布方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61111166A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-05-29 | Jujo Paper Co Ltd | 塗工用バ− |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP1992071411U patent/JP2535818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2535818Y2 (ja) | 1997-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |