JPH11169768A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JPH11169768A JPH11169768A JP34820597A JP34820597A JPH11169768A JP H11169768 A JPH11169768 A JP H11169768A JP 34820597 A JP34820597 A JP 34820597A JP 34820597 A JP34820597 A JP 34820597A JP H11169768 A JPH11169768 A JP H11169768A
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Abstract
発生させることなく安定的に塗布することが可能とされ
た塗布装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る塗布装置は、少なくとも3
以上のリップを有し、上記リップの先端部で支持体を抱
き込み、連続的に走行する該支持体上に塗布液を塗布す
る塗布装置であって、少なくとも上記支持体を抱き込む
先端部が同一円弧上にあることを特徴とするものであ
る。
Description
支持体上に塗料を塗布する塗布装置に関し、特に、複数
のリップを有する塗布装置に関する。
性塗料等を塗布する際に、いわゆる、エクストルージョ
ン型の塗布装置が用いられている。このエクストルージ
ョン型の塗布装置は、塗料が供給される塗料溜りを有
し、先端に該塗料を押し出す幅広のスリットが形成され
たダイを備え、連続的に走行する支持体上に該スリット
より塗料を押し出して塗布を行うようになされている。
この塗布装置においては、先端部にてスリットを構成す
るリップのうち、支持体走行方向上流側のリップ(以
下、上リップと称す。)がフロントブレードとして機能
して支持体上に押し出される塗料の量を規制する。一
方、支持体走行方向下流側のリップ(以下、したリップ
と称す。)は、支持体に当接し、該支持体を抱き込む如
く配設され、ドクターエッジ(スムージングブレード)
として機能して支持体上に供給された塗料の表面を平坦
化する。
置は、均一な膜厚を有する塗膜を容易に形成することが
できるとともに、従来のグラビアロールの如く、大径を
有するロールを用いないために装置の小型化の点で有利
である。また、エクストルージョン型の塗布装置は、ダ
イ内に供給された塗料が全て塗布されるので該ダイ廻り
での塗料の循環を行う必要がない。さらに、エクストル
ージョン型の塗布装置は、複数の塗料溜りと複数のスリ
ットを同一のダイに設ければ、複数層の塗膜を同時に形
成することが可能となるという利点も有する。
うなエクストルージョン型の塗布装置を用いて、厚さ5
0μm以上の支持体に対して塗布を行うような場合、塗
布方向に対して垂直な方向にシワ状の塗りむらが発生す
ることがある。例えば、支持体として非磁性支持体を用
い、塗料として磁性塗料を用いて塗布型の磁気記録媒体
を製造するような場合には、このような塗りむらが発生
することにより、磁気記録媒体の出力変動の原因とな
り、品質の安定化を損なうことになってしまう。
置の問題点を解決し、厚膜の支持体を用いた場合でも、
塗りむらを発生させることなく安定的に塗布することが
可能とされた塗布装置を提供することを目的とする。
ために本発明者が鋭意検討した結果、以下のような結論
を得るに至った。
00と下リップ101とを有する塗布装置を用いて支持
体102上に塗料を2層塗布する際、塗布装置の各リッ
プ100,101と支持体102との位置関係が、図4
に示すようなものとなっていた。この状態で支持体10
4の変形挙動をシュミレートすると、図5に示すよう
に、大きな折れ曲がりが発生しており、最大の曲率が
0.85μmに達する部分が観測された。このような場
合、支持体104上には幅方向にシワ状の塗りむらが発
生してしまう。
いて、図6に示すように1層塗布を行う場合には、図7
に示すように、支持体に大きな折れ曲がりが発生するよ
うなことがなく、最大の曲率が0.2μmとなってい
る。このような場合、支持体状には、シワ状の塗りむら
等が発生するようなことがなく、良好に塗布することが
できる。
係る塗布装置は、複数のリップを備え、これらリップ間
に配される複数のスリットより塗料を供給することによ
り、これら各リップと接して走行する支持体上に塗料を
塗布する塗布装置において、上記各スリットの支持体走
行方向下流側に位置するリップがそれぞれ同一円の円弧
と略一致する曲面部分を有することを特徴とするもので
ある。
装置は、各リップにより支持体を走行方向に均一に抱き
込むことができる。言い換えると、この塗布装置は、支
持体を、塗料を塗布する部分で、同一円の円弧と略一致
した状態で抱き込むことができる。このため、この塗布
装置は、支持体に無理な力をかけることなく塗料を塗布
することとなる。
施の形態を図面を参照にしながら詳細に説明する。
ストルージョン型であって、2層の塗膜を同時に形成す
ることができる塗布装置である。この塗布装置は、塗布
型の磁気記録媒体を作製するものであり、非磁性支持体
上に下層非磁性層を塗布し、湿潤状態の下層非磁性層上
に磁性層を塗布するものである。
のスリット1及び第2のスリット2を有する。そして、
この塗布装置は、非磁性塗料が第1のスリット1から図
1中矢印Aで示す方向に走行する非磁性支持体上に供給
され、下層非磁性層を形成する。次いで、塗布装置は、
磁性塗料が第2のスリット2から湿潤状態の下層非磁性
層上に供給され、磁性層を形成する。
は、非磁性支持体走行方向Aの下流に位置する下リップ
3とこの下リップ3より上流に位置する中リップ4とが
所定の間隔で対向することにより構成される。また、こ
の第1のスリット1は、非磁性支持体の幅方向のほぼ全
域を覆う程度の幅を有する。
ップ4と非磁性支持体走行方向Aの上流に位置する上リ
ップ5とが所定の間隔で対向することにより構成され
る。また、この第2のスリット2も、非磁性支持体の幅
方向のほぼ全域を覆う程度の幅を有する。
スリット2は、その上方に配された塗料溜り(図示せ
ず。)とそれぞれ連結されている。そして、これら塗料
溜りに非磁性塗料又は磁性塗料が供給される。
持体は、下リップ3、中リップ4及び上リップ5の先端
部に所定のテンションで掛け合わされるため、下リップ
3及び中リップ4の先端部を抱き込むようなかたちで走
行する。
プ4の先端部において、非磁性支持体で抱き込まれる部
分が同一円弧とされる。すなわち、この塗布装置では、
図1中点Bから点Cで示す部分が非磁性支持体により抱
き込まれた部分となり、図1中点Bから点Cで示す部分
を図1中破線rで示すような円弧として表すことができ
る。そして、この円弧rでは、その曲率半径がR1とな
っている。
5≦R1≦50[mm]であることが好ましい。曲率半
径R1がこの範囲内に規制されると、比較的に厚い膜厚
を有する非磁性支持体に対しても良好に塗布することが
できる。具体的に、曲率半径R1が5[mm]未満であ
るような場合には、塗布そのものが行えないことがあ
り、また、曲率半径R1が50[mm]より大であるよ
うな場合には、塗布は行えるが、非磁性支持体の幅方向
に強いシワ状の塗りむらが生じることがある。
して、その膜厚が50μm以上であるものが好ましく用
いられる。従来の塗布装置では、膜厚が50μm以上の
ような厚膜の非磁性支持体に対しては良好に塗布が行え
なかったが、上述したような塗布装置では、非磁性支持
体により抱き込まれる部分が同一円弧上にあるため、膜
厚が50μm以上であるような非磁性支持体に対しても
良好に塗布することができる。すなわち、上述した塗布
装置では、厚膜の非磁性支持体も良好に抱き込ませるこ
とができるため、非磁性支持体の幅方向にシワ状の塗り
むらを生ずるようなことがない。
1の下流側に第1の液溜り6が形成されている。この第
1の液溜り6は、下リップ3の中リップ4と対向する側
の先端部を切り欠くことにより形成されている。また、
この塗布装置では、第2のスリットの下流側に第2の液
溜り7が形成されている。この第2の液溜り7は、中リ
ップ4の上リップ5と対向する側の先端部を切り欠くこ
とにより形成されている。これら第1の液溜り6及び第
2の液溜り7には、それぞれ第1のスリット1及び第2
のスリットを通って供給された塗料が溜められる。
示すような曲率半径を有するように形成されるととも
に、第1の液溜り6は図1中R3で示すような曲率半径
を有するように形成れる。これら曲率半径R2及び曲率
半径R3は、1≦R2≦2[mm]であり、0.5≦R
3≦1[mm]であることが好ましい。
な範囲とすることによって、さらに良好に塗布を行うこ
とができる。
磁性支持体により抱き込まれる部分が同一円弧であるた
め、掛け合わされる非磁性支持体に折れ曲がりが発生す
るようなことがない。すなわち、非磁性支持体は、下リ
ップ3、中リップ4及び上リップ5の先端部に、一定の
曲率半径R1をもって掛け合わされることになる。
半径をもって非磁性支持体が走行することとなり、非磁
性支持体の幅方向にシワ状の塗りむらが生ずるようなこ
とが防止される。したがって、この塗布装置では、走行
する非磁性支持体上に下層非磁性塗料及び磁性塗料を安
定的に塗布することができる。これにより、この塗布装
置によれば、常に、電磁変換特性に優れた磁気記録媒体
を製造することができる。
が下リップ3、中リップ4及び上リップ5の先端部に掛
け合わされた状態で、曲率を0.2[mm-1]以下とす
ることができる。非磁性支持体の曲率が0.2[m
m-1]以下であるということは、非磁性支持体がこの塗
布装置に掛け合わされても、折れ曲がりが発生していな
いことを意味する。言い換えると、この塗布装置は、非
磁性支持体に折れ曲がりを発生させることなく、非磁性
支持体を掛け合わせることができる。
て、曲率半径R1又は曲率半径R2及び曲率半径R3を
変化させて実施例又は比較例の塗布装置を作製し、これ
らを用いて実際に、下層非磁性層及び磁性層を有する磁
気記録媒体を製造した。そして、作製された磁気記録媒
体の下層非磁性層及び磁性層の塗布状況等を観察するこ
とにより効果を確認した。
布装置、表1に示すような寸法で下リップ及び中リップ
を形成することにより作製された。
磁性支持体により抱き込まれる部分の曲率半径R1が下
リップと中リップとで異なる値を取るものである。この
ように作製された実施例及び比較例を用いて、以下の条
件で磁性層を塗布して磁気記録媒体を作製した。
び塗りむらを観測した。このとき、表2に示すような観
測基準で評価を行った。
比較例4では、下層非磁性層の塗布状況は良好である
が、磁性層の塗布状況が不安定なものとなり、更に非磁
性支持体の幅方向にシワ状の塗りむらを生じてしまう。
これは、非磁性支持体により抱き込まれる部分の先端部
が同一円弧上にないため、非磁性支持体が良好に走行で
きないことに起因する。これに対して、実施例では、非
磁性支持体により抱き込まれる部分の先端部が同一円弧
上にあるため、非磁性支持体が良好に走行することがで
きる。このため、これら実施例によれば、非磁性支持体
上に、下層非磁性層及び磁性層を安定的に塗布すること
ができるとともに、非磁性支持体の幅方向にシワ状の塗
りむらを生じるようなことがない。
2(a)に示すような、中リップ及び下リップと非磁性
支持体との位置関係となっている。この状態において、
非磁性支持体は、殆ど折れ曲がるようなことがなく、図
2(b)に示すように、最大の曲率も0.2μm以下と
なっている。したがって、これら実施例では、非磁性支
持体が折れ曲がるようなことがなく、下層非磁性層及び
磁性層を形成することができることがわかる。
ップを有する塗布装置について説明したが、本発明は、
これに限定されるものではない。すなわち、本発明に係
る塗布装置は、4つのリップを有するような構成であっ
ても良い。
より抱き込まれる部分が同一円弧上にあることによっ
て、3層の塗膜を良好に塗布することができる。
係る塗布装置では、連続的に走行する支持体上に塗布液
を塗布する際に、少なくとも支持体を抱き込む先端部が
同一円弧上にある。このため、この塗布装置では、リッ
プの先端部で支持体を走行方向に均一に抱き込むことが
できる。言い換えると、この塗布装置は、リップの先端
部の同一円弧に沿って支持体を抱き込むことができる。
このため、この塗布装置は、支持体に無理な力をかける
ことなく塗布することとなる。したがって、この塗布装
置は、厚膜の支持体を用いた場合でも、塗りむらを発生
させることなく安定的に塗布することができる。
ップと非磁性支持体との位置関係を示す特性図であり、
(b)は、このときの非磁性支持体の曲率を示す特性図
である。
持体との位置関係を示す特性図である。
る。
成する場合におけるリップと支持体との位置関係をしめ
す特性図である。
る。
プ、4 中リップ、5上リップ、6 第1の塗料溜り、
7 第2の塗料溜り
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のリップを備え、これらリップ間に
配される複数のスリットより塗料を供給することによ
り、これら各リップと接して走行する支持体上に塗料を
塗布する塗布装置において、 上記各スリットの支持体走行方向下流側に位置するリッ
プがそれぞれ同一円の円弧と略一致する曲面部分を有す
ることを特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】 3つのリップと、これらリップの間に配
される2つのスリットとを備え、 上記各スリットの支持体走行方向下流側に位置する上記
リップの上記曲面部分の曲率半径をR1としたとき、R
1が 5≦R1≦50[mm] であることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項3】 上記支持体走行方向上流側から順に配さ
れた第1のリップ、第2のリップ及び第3のリップを備
え、 上記第1のリップと対向する上記第2のリップの角部に
円弧面が形成されるとともに、上記第2のリップと対向
する上記第3のリップの角部に円弧面が形成されたこと
を特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項4】 上記第1のリップと対向する上記第2の
リップの角部に形成された円弧面の曲率半径をR2と
し、上記第2のリップと対向する上記第3のリップの角
部に形成された円弧面の曲率半径をR3としたときに、 これらR2及びR3が 1≦R2≦2[mm] 0.5≦R3≦1[mm] なる関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の塗布
装置。 - 【請求項5】 上記支持体は、50μm以上の膜厚であ
ることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項6】 上記支持体は、上記各リップ上を走行す
る状態で曲率が0.2[mm-1]以下となっていること
を特徴とする請求項1記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34820597A JPH11169768A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34820597A JPH11169768A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169768A true JPH11169768A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18395465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34820597A Pending JPH11169768A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169768A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002233805A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 塗布ヘッド及びこの塗布ヘッドを用いた塗布装置 |
| JP2006181438A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Dainippon Printing Co Ltd | ダイヘッド |
| WO2024185089A1 (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-12 | 株式会社 東芝 | 塗布ヘッド、塗布装置および塗布方法 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP34820597A patent/JPH11169768A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002233805A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 塗布ヘッド及びこの塗布ヘッドを用いた塗布装置 |
| JP2006181438A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Dainippon Printing Co Ltd | ダイヘッド |
| WO2024185089A1 (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-12 | 株式会社 東芝 | 塗布ヘッド、塗布装置および塗布方法 |
| JPWO2024185089A1 (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060515 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060905 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060919 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20061110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071203 |