JPH06297282A - シリンダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置 - Google Patents
シリンダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置Info
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- JPH06297282A JPH06297282A JP8438193A JP8438193A JPH06297282A JP H06297282 A JPH06297282 A JP H06297282A JP 8438193 A JP8438193 A JP 8438193A JP 8438193 A JP8438193 A JP 8438193A JP H06297282 A JPH06297282 A JP H06297282A
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- cylinder head
- valve
- finishing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 段取り換え及びリーマの交換を自動化しフレ
キシブル化に対応できる自動車エンジンのシリンダヘッ
ドのバルブ装着部の自動仕上加工装置を提供すること。 【構成】 シリンダヘッドWのバルブステム穴Wbを仕
上加工するリーマ15を脱着自在に設けるとともにバル
ブシート面Waを仕上加工する工具を備えたカッターヘ
ッド4と、このカッターヘッド4が先端に取付けられた
切削加工部3を所定の位置に移動させるフィードユニッ
ト2と、前記リーマ15を仕様に応じて交換するATC
マガジン7と、シリンダヘッドWを所定の傾き及び位置
に支持するチルト&インデックス手段6とを有するシリ
ンダヘッドのバルブ装着部自動仕上加工装置である。
キシブル化に対応できる自動車エンジンのシリンダヘッ
ドのバルブ装着部の自動仕上加工装置を提供すること。 【構成】 シリンダヘッドWのバルブステム穴Wbを仕
上加工するリーマ15を脱着自在に設けるとともにバル
ブシート面Waを仕上加工する工具を備えたカッターヘ
ッド4と、このカッターヘッド4が先端に取付けられた
切削加工部3を所定の位置に移動させるフィードユニッ
ト2と、前記リーマ15を仕様に応じて交換するATC
マガジン7と、シリンダヘッドWを所定の傾き及び位置
に支持するチルト&インデックス手段6とを有するシリ
ンダヘッドのバルブ装着部自動仕上加工装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車エンジンのシリ
ンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイド穴及び弁座
面の仕上加工装置に係り、特に、段取り換え及びリーマ
の交換を自動化しフレキシブル化を可能にしたものに関
する。
ンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイド穴及び弁座
面の仕上加工装置に係り、特に、段取り換え及びリーマ
の交換を自動化しフレキシブル化を可能にしたものに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジン部品であるシリンダヘッ
ドは、シリンダブロック上面に取付けられ、シリンダ、
ピストンとともにエンジンの燃焼室を形成するものであ
り、このシリンダヘッドに設けられたインテークバルブ
及びエキゾーストバルブはピストンの関係運動により所
定のタイミングで開閉される。シリンダヘッドには弁座
が設けられ、バルブの弁頭を密着させることにより気密
が保たれるようになっているので、バルブの弁頭が密着
するシリンダヘッドの弁座面は精度良く加工する必要が
ある。また、このシリンダヘッドの弁座の上方には鋳鉄
やアルミニウム青銅等からなるバルブガイドが圧入さ
れ、このバルブガイドの中心軸に沿って弁棒ガイド穴が
設けられており、その中で弁棒を滑動させるため内面は
精度良く加工しなければならない。さらに弁座面と弁棒
ガイド穴との同軸度を確保する必要がある。
ドは、シリンダブロック上面に取付けられ、シリンダ、
ピストンとともにエンジンの燃焼室を形成するものであ
り、このシリンダヘッドに設けられたインテークバルブ
及びエキゾーストバルブはピストンの関係運動により所
定のタイミングで開閉される。シリンダヘッドには弁座
が設けられ、バルブの弁頭を密着させることにより気密
が保たれるようになっているので、バルブの弁頭が密着
するシリンダヘッドの弁座面は精度良く加工する必要が
ある。また、このシリンダヘッドの弁座の上方には鋳鉄
やアルミニウム青銅等からなるバルブガイドが圧入さ
れ、このバルブガイドの中心軸に沿って弁棒ガイド穴が
設けられており、その中で弁棒を滑動させるため内面は
精度良く加工しなければならない。さらに弁座面と弁棒
ガイド穴との同軸度を確保する必要がある。
【0003】このようなバルブ装着部の要求加工精度を
満足させるため、従来、図5に示すようなカッターヘッ
ド100にて、弁座面Waと弁棒ガイド穴Wbとをそれ
ぞれガンリーマ101とバイト18とにより同時加工し
ている。このカッターヘッド100は、前記ガンリーマ
101及び前記バイト18を保持するホルダ109を有
しており、このホルダ109の中心軸上に、車種により
異なるシリンダヘッドWの弁棒ガイド穴Wbの径に対応
するガンリーマ101が配設される。このガンリーマ1
01の後端部を固定保持するためのコレットユニット1
08が設けられ、これにより軸心を維持しつつガンドリ
ルの外径を面で把持するようになっている。また、ホル
ダ109の先端部には、仕上加工始めのガンリーマの案
内をするためにブシュ102が圧入されており、高精度
のブシュを用いることにより内面仕上加工の精度を確保
している。前記コレットユニット108の後端部は送り
棒107と連結されており、弁棒ガイド穴Wbをリーマ
仕上加工するときは、この送り棒107を先端方向に押
すことによりガンリーマ101がブシュ102に案内さ
れながら図中Q方向に押出されることになる。
満足させるため、従来、図5に示すようなカッターヘッ
ド100にて、弁座面Waと弁棒ガイド穴Wbとをそれ
ぞれガンリーマ101とバイト18とにより同時加工し
ている。このカッターヘッド100は、前記ガンリーマ
101及び前記バイト18を保持するホルダ109を有
しており、このホルダ109の中心軸上に、車種により
異なるシリンダヘッドWの弁棒ガイド穴Wbの径に対応
するガンリーマ101が配設される。このガンリーマ1
01の後端部を固定保持するためのコレットユニット1
08が設けられ、これにより軸心を維持しつつガンドリ
ルの外径を面で把持するようになっている。また、ホル
ダ109の先端部には、仕上加工始めのガンリーマの案
内をするためにブシュ102が圧入されており、高精度
のブシュを用いることにより内面仕上加工の精度を確保
している。前記コレットユニット108の後端部は送り
棒107と連結されており、弁棒ガイド穴Wbをリーマ
仕上加工するときは、この送り棒107を先端方向に押
すことによりガンリーマ101がブシュ102に案内さ
れながら図中Q方向に押出されることになる。
【0004】ホルダ109の先端部近傍の側面には、弁
座面Waを仕上加工するバイト18が設けられている。
ホルダ109の円錐形状部の側面の一部が切欠かれ、こ
の部分に前記バイト18を保持するバイトホルダ19が
嵌設されている。このバイトホルダ19に設けたピン1
9aはスリーブ20に設けた穴に係合しており、このス
リーブ20を軸方向に進退移動させることによりバイト
ホルダ19に取付けられたバイト18を図5中P方向に
スライドさせ弁座面Waの仕上加工を行うようになって
いる。
座面Waを仕上加工するバイト18が設けられている。
ホルダ109の円錐形状部の側面の一部が切欠かれ、こ
の部分に前記バイト18を保持するバイトホルダ19が
嵌設されている。このバイトホルダ19に設けたピン1
9aはスリーブ20に設けた穴に係合しており、このス
リーブ20を軸方向に進退移動させることによりバイト
ホルダ19に取付けられたバイト18を図5中P方向に
スライドさせ弁座面Waの仕上加工を行うようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカッターヘッド100を用いたシリンダヘッドWの
弁座面Wa及び弁棒ガイド穴Wbの仕上加工装置にあっ
ては、異なる仕様のシリンダヘッドWを仕上加工する場
合は、シリンダヘッドW、即ち、ワークの支持部におい
て治具交換等の段取り換えを行わなければならず、しか
も、この段取り換え毎に弁棒ガイド穴Wbの径に対応す
るガンリーマ101を手作業で交換しなければならなか
った。また、工具の寿命や欠損によってリーマ交換が必
要となる場合もその都度ガンリーマ101を手作業で交
換する必要があった。したがって、加工ラインの自動化
及びフレキシブル化を達成することが困難であるという
問題点があった。
うなカッターヘッド100を用いたシリンダヘッドWの
弁座面Wa及び弁棒ガイド穴Wbの仕上加工装置にあっ
ては、異なる仕様のシリンダヘッドWを仕上加工する場
合は、シリンダヘッドW、即ち、ワークの支持部におい
て治具交換等の段取り換えを行わなければならず、しか
も、この段取り換え毎に弁棒ガイド穴Wbの径に対応す
るガンリーマ101を手作業で交換しなければならなか
った。また、工具の寿命や欠損によってリーマ交換が必
要となる場合もその都度ガンリーマ101を手作業で交
換する必要があった。したがって、加工ラインの自動化
及びフレキシブル化を達成することが困難であるという
問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、自動車エンジンの
シリンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイド穴及び
弁座面の仕上加工装置において、段取り換え及びリーマ
の交換を自動化しフレキシブル化に対応できる自動仕上
加工装置を提供することにある。
されたものであり、本発明の目的は、自動車エンジンの
シリンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイド穴及び
弁座面の仕上加工装置において、段取り換え及びリーマ
の交換を自動化しフレキシブル化に対応できる自動仕上
加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、エンジンのシリンダブロック上面に取付
けられるシリンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイ
ド穴及び弁座面の自動仕上加工装置であって、前記弁棒
ガイド穴を仕上加工するリーマを脱着自在に設けるとと
もに前記弁座面を仕上加工する工具を備えたカッターヘ
ッドと、このカッターヘッドが先端に取付けられた切削
加工部を所定の位置に移動させる移動手段と、前記リー
マを仕様に応じて交換する自動工具交換手段と、前記シ
リンダヘッドを所定の傾き及び位置に支持する支持手段
と、を有することを特徴とするシリンダヘッドのバルブ
装着部自動仕上加工装置である。
めの本発明は、エンジンのシリンダブロック上面に取付
けられるシリンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイ
ド穴及び弁座面の自動仕上加工装置であって、前記弁棒
ガイド穴を仕上加工するリーマを脱着自在に設けるとと
もに前記弁座面を仕上加工する工具を備えたカッターヘ
ッドと、このカッターヘッドが先端に取付けられた切削
加工部を所定の位置に移動させる移動手段と、前記リー
マを仕様に応じて交換する自動工具交換手段と、前記シ
リンダヘッドを所定の傾き及び位置に支持する支持手段
と、を有することを特徴とするシリンダヘッドのバルブ
装着部自動仕上加工装置である。
【0008】
【作用】このように構成した本発明にあっては、シリン
ダヘッドのバルブ装着部である弁座面及び弁棒ガイド穴
を仕上加工する場合に、車種により異なる仕様のシリン
ダヘッドに対応するためリーマ交換を行うときは、移動
手段を作動させ、カッターヘッドを自動工具交換手段の
所定の位置まで移動させる。この自動工具交換手段には
予め全車種に対応するリーマが収納されており、カッタ
ーヘッドは、この自動工具交換手段に対し進退移動しな
がら次工程で使用するリーマを装着する。次に、移動手
段によりカッターヘッドをワークとなるシリンダヘッド
の位置まで移動させ、バルブ装着部の仕上加工を行う。
一つのバルブ装着部の仕上加工が終了すると、別のバル
ブ装着部の仕上加工を行うため移動手段によりカッター
ヘッドを移動させあるいは必要により支持手段を作動さ
せ、同様な仕上加工が行われる。同一仕様のシリンダヘ
ッドの場合は上記仕上加工が繰り返され、仕様の異なる
シリンダヘッドを仕上加工する場合は、上記のリーマ交
換からの作業が繰り返されることになる。また、本発明
の自動仕上加工装置を用いて仕上加工する場合にあって
は、異なる仕様のシリンダヘッドに対応するためのリー
マ交換と同時進行でシリンダヘッドが搬送され支持手段
によりこのシリンダヘッドを加工仕様に応じて所定の傾
き及び位置にセットする。
ダヘッドのバルブ装着部である弁座面及び弁棒ガイド穴
を仕上加工する場合に、車種により異なる仕様のシリン
ダヘッドに対応するためリーマ交換を行うときは、移動
手段を作動させ、カッターヘッドを自動工具交換手段の
所定の位置まで移動させる。この自動工具交換手段には
予め全車種に対応するリーマが収納されており、カッタ
ーヘッドは、この自動工具交換手段に対し進退移動しな
がら次工程で使用するリーマを装着する。次に、移動手
段によりカッターヘッドをワークとなるシリンダヘッド
の位置まで移動させ、バルブ装着部の仕上加工を行う。
一つのバルブ装着部の仕上加工が終了すると、別のバル
ブ装着部の仕上加工を行うため移動手段によりカッター
ヘッドを移動させあるいは必要により支持手段を作動さ
せ、同様な仕上加工が行われる。同一仕様のシリンダヘ
ッドの場合は上記仕上加工が繰り返され、仕様の異なる
シリンダヘッドを仕上加工する場合は、上記のリーマ交
換からの作業が繰り返されることになる。また、本発明
の自動仕上加工装置を用いて仕上加工する場合にあって
は、異なる仕様のシリンダヘッドに対応するためのリー
マ交換と同時進行でシリンダヘッドが搬送され支持手段
によりこのシリンダヘッドを加工仕様に応じて所定の傾
き及び位置にセットする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシリン
ダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置の概略構成
図、図2は、図1に示される装置のカッターヘッドを示
す断面図、図3(A)〜(B)は、図1に示される装置
のATCマガジンを示す拡大図及びその右から見た図、
図4は、図3に示されるATCマガジンのATCユニッ
トを示す断面図であり、図5に示した部材と共通する部
材には同一の符号を付して、その説明は一部省略する。
本実施例の自動仕上加工装置50は、図1に示したよう
に、ベッド1の上に設置されたフィードユニット(移動
手段に相当する)2と、このフィードユニット2に取付
けられた切削加工部3と、ベッド1に据付けられたベー
ス5上に設置されたATCマガジン(自動工具交換手段
に相当する)7と、同じくベース5上に設置されたチル
ト&インデックス手段(支持手段に相当する)6とを有
しており、数値制御にてこれらのユニットの動作が統括
されているフィードユニット2は、図1に示したよう
に、切削加工部3を所定の位置に移動させる機能を有し
ており、X,Y,Zの3軸方向に移動することが可能と
なっている。切削加工部3は、図1に示したように、ボ
ーリングヘッド10を有しており、このボーリングヘッ
ド10の先端部にカッターヘッド4が設けられている。
このカッターヘッド4は、図2に示したように、図示し
ないバルブシート面(弁座面に相当する)Wa及びバル
ブステム穴(弁棒ガイド穴に相当する)Wbを仕上加工
する工具を保持するホルダ14を有している。このホル
ダ14の先端部には、テーパ穴14aが形成されてお
り、リーマ15は、その中央部付近に形成されたテーパ
部15aが前記テーパ穴14aとテーパ面で嵌合するよ
うに配設される。このような高精度のテーパ部の嵌合に
より、ホルダ14とリーマ15との同軸度が確保され
る。リーマ15は、いわゆるマパールリーマと呼ばれる
ものであり、一般の多数刃切れ刃リーマと異なり切削は
一枚の割り出し可能な図示しないスローアウェイ式チッ
プにより行われ、案内はリーマの外周に配置された最小
2個の図示しない案内片で行われる。このリーマ15を
用いて加工する場合は、まず、前記チップにより仕上加
工が開始され、次にその仕上加工された穴を案内片によ
りガイドしつつさらにチップによる仕上加工を進行させ
る。このとき、後述する高圧クーラントの放出により仕
上加工穴と前記案内片との間にクーラントの膜が形成さ
れ、この膜によりガイドされることになる。このように
して精密な仕上加工が可能となっている。そして、バル
ブステム穴Wbを仕上加工する際には、カッタ−ヘッド
4が駆動手段11により回転し、フィードユニット2に
より図中左方向に送られる。
細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシリン
ダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置の概略構成
図、図2は、図1に示される装置のカッターヘッドを示
す断面図、図3(A)〜(B)は、図1に示される装置
のATCマガジンを示す拡大図及びその右から見た図、
図4は、図3に示されるATCマガジンのATCユニッ
トを示す断面図であり、図5に示した部材と共通する部
材には同一の符号を付して、その説明は一部省略する。
本実施例の自動仕上加工装置50は、図1に示したよう
に、ベッド1の上に設置されたフィードユニット(移動
手段に相当する)2と、このフィードユニット2に取付
けられた切削加工部3と、ベッド1に据付けられたベー
ス5上に設置されたATCマガジン(自動工具交換手段
に相当する)7と、同じくベース5上に設置されたチル
ト&インデックス手段(支持手段に相当する)6とを有
しており、数値制御にてこれらのユニットの動作が統括
されているフィードユニット2は、図1に示したよう
に、切削加工部3を所定の位置に移動させる機能を有し
ており、X,Y,Zの3軸方向に移動することが可能と
なっている。切削加工部3は、図1に示したように、ボ
ーリングヘッド10を有しており、このボーリングヘッ
ド10の先端部にカッターヘッド4が設けられている。
このカッターヘッド4は、図2に示したように、図示し
ないバルブシート面(弁座面に相当する)Wa及びバル
ブステム穴(弁棒ガイド穴に相当する)Wbを仕上加工
する工具を保持するホルダ14を有している。このホル
ダ14の先端部には、テーパ穴14aが形成されてお
り、リーマ15は、その中央部付近に形成されたテーパ
部15aが前記テーパ穴14aとテーパ面で嵌合するよ
うに配設される。このような高精度のテーパ部の嵌合に
より、ホルダ14とリーマ15との同軸度が確保され
る。リーマ15は、いわゆるマパールリーマと呼ばれる
ものであり、一般の多数刃切れ刃リーマと異なり切削は
一枚の割り出し可能な図示しないスローアウェイ式チッ
プにより行われ、案内はリーマの外周に配置された最小
2個の図示しない案内片で行われる。このリーマ15を
用いて加工する場合は、まず、前記チップにより仕上加
工が開始され、次にその仕上加工された穴を案内片によ
りガイドしつつさらにチップによる仕上加工を進行させ
る。このとき、後述する高圧クーラントの放出により仕
上加工穴と前記案内片との間にクーラントの膜が形成さ
れ、この膜によりガイドされることになる。このように
して精密な仕上加工が可能となっている。そして、バル
ブステム穴Wbを仕上加工する際には、カッタ−ヘッド
4が駆動手段11により回転し、フィードユニット2に
より図中左方向に送られる。
【0010】リーマ15の先端には先端部15bが形成
され、後述するATCユニット23による自動工具交換
の際に用いられる。一方、リーマ15の後端部は後述す
るコレットユニット16にてチャッキングされるように
なっており、若干径が大きく剛性の高い前記テーパ部の
嵌合と合わせ2点で保持されるためさらに剛性が高く、
バルブステム穴Wbの仕上加工を精度よく行うことがで
きる。尚、加工中クーラントを供給するため切削加工部
3からカッターヘッド4を経てリーマ15まで軸心に沿
って流路が形成されており、リーマ15の前記チップ及
び案内片の近傍に設けた穴からクーラントが放出される
ようになっている。さらに、この流路を利用してエアを
噴出させることができるように図示しない切替弁が設け
られており、ホルダ14の先端のテーパ部15aや後述
するコレットユニット16のコレット16aに付着した
微小のごみやクーラントその他を清掃することが可能と
なっている。
され、後述するATCユニット23による自動工具交換
の際に用いられる。一方、リーマ15の後端部は後述す
るコレットユニット16にてチャッキングされるように
なっており、若干径が大きく剛性の高い前記テーパ部の
嵌合と合わせ2点で保持されるためさらに剛性が高く、
バルブステム穴Wbの仕上加工を精度よく行うことがで
きる。尚、加工中クーラントを供給するため切削加工部
3からカッターヘッド4を経てリーマ15まで軸心に沿
って流路が形成されており、リーマ15の前記チップ及
び案内片の近傍に設けた穴からクーラントが放出される
ようになっている。さらに、この流路を利用してエアを
噴出させることができるように図示しない切替弁が設け
られており、ホルダ14の先端のテーパ部15aや後述
するコレットユニット16のコレット16aに付着した
微小のごみやクーラントその他を清掃することが可能と
なっている。
【0011】コレットユニット16は、先端のテーパ面
にすり割りみぞが形成されたコレット16aと、このコ
レット16aが挿入されるコレットケース16bとを有
している。このコレット16aは、皿ばね16cの弾発
力によってコレットケース16b内に引き込まれること
により先端のテーパ面が締め付けられ、リーマ15の後
端部を軸心を維持しつつ面で把持するようになってい
る。このとき同時にリーマ15も一定の力で引き込ま
れ、テーパ部15aはテーパ穴14aに当接され動力伝
達の機能を果たすことになる。尚、この皿ばねの弾発力
は隣接して設けられたナットにより変更でき、加工精
度、伝達トルク、及びビビリ対策等に対して調整ができ
るようになっている。コレットユニット16の後方、即
ち、図中右方向には、アンチャッキングシャフト17が
配設されており、図示しない駆動手段により先端方向に
スライドさせて皿ばね16cの弾発力によるコレット1
6aのコレットケース16b内への引き込みを解除する
ことができる。
にすり割りみぞが形成されたコレット16aと、このコ
レット16aが挿入されるコレットケース16bとを有
している。このコレット16aは、皿ばね16cの弾発
力によってコレットケース16b内に引き込まれること
により先端のテーパ面が締め付けられ、リーマ15の後
端部を軸心を維持しつつ面で把持するようになってい
る。このとき同時にリーマ15も一定の力で引き込ま
れ、テーパ部15aはテーパ穴14aに当接され動力伝
達の機能を果たすことになる。尚、この皿ばねの弾発力
は隣接して設けられたナットにより変更でき、加工精
度、伝達トルク、及びビビリ対策等に対して調整ができ
るようになっている。コレットユニット16の後方、即
ち、図中右方向には、アンチャッキングシャフト17が
配設されており、図示しない駆動手段により先端方向に
スライドさせて皿ばね16cの弾発力によるコレット1
6aのコレットケース16b内への引き込みを解除する
ことができる。
【0012】ホルダ14の先端部近傍の側面には、バル
ブシート面Waを仕上加工するバイト(工具に相当す
る)18が設けられ、このバイト18を取付けたバイト
ホルダ19がホルダ14の円錐形状部の側面に嵌設され
ている。このバイトホルダ19に設けたピン19aはス
リーブ20の穴に係合しており、図1に示した駆動手段
12を作動させてスリーブ20を軸方向に進退移動させ
ることによりバイトホルダ19に取付けられたバイト1
8を図2中R方向にスライドさせバルブシート面Waの
仕上加工を行うようになっている。
ブシート面Waを仕上加工するバイト(工具に相当す
る)18が設けられ、このバイト18を取付けたバイト
ホルダ19がホルダ14の円錐形状部の側面に嵌設され
ている。このバイトホルダ19に設けたピン19aはス
リーブ20の穴に係合しており、図1に示した駆動手段
12を作動させてスリーブ20を軸方向に進退移動させ
ることによりバイトホルダ19に取付けられたバイト1
8を図2中R方向にスライドさせバルブシート面Waの
仕上加工を行うようになっている。
【0013】ATCマガジン7は、図1に示したよう
に、ベッド1に据付けられたベース5上に設置されてい
る。このATCマガジン7は、図3に示したように、リ
ーマ15を収納しておくATCユニット23…を有して
おり、ATCマガジン用ベース21の上に複数個配設さ
れている。また、ATCユニット23の前面には、加工
中にリーマの先端部等から放射状にしかも多量に放出さ
れるクーラント(冷却液)がかからないようにカバー2
4が設けられており、空圧シリンダ25により開閉され
る。
に、ベッド1に据付けられたベース5上に設置されてい
る。このATCマガジン7は、図3に示したように、リ
ーマ15を収納しておくATCユニット23…を有して
おり、ATCマガジン用ベース21の上に複数個配設さ
れている。また、ATCユニット23の前面には、加工
中にリーマの先端部等から放射状にしかも多量に放出さ
れるクーラント(冷却液)がかからないようにカバー2
4が設けられており、空圧シリンダ25により開閉され
る。
【0014】前記ATCユニット23は、図4に示した
ように、ユニット全体の骨格となるブロック26を有し
ている。このブロック26の軸心に沿ってスリーブガイ
ド穴26aが設けられており、芯出し用スリーブ27が
図中右方向から嵌挿され、ボルト41にて固定される。
この芯出し用スリーブ27の図中左端にはめねじが形成
されている。先端に4つ割りのすり割りみぞが形成され
たチャック部28bを有しリーマ15を保持するための
コレット28は、図中右端部近傍におねじが形成されて
おり、前記芯出し用スリーブ27のめねじと螺合して配
設される。また、芯出し用スリーブ27の軸心に沿って
ホルダ挿入孔27aが設けられており、後部芯出し用ホ
ルダ29が図中右方向から嵌挿される。このようにし
て、芯出し用スリーブ27によりコレット28及び後部
芯出し用ホルダ29がブロック26のスリーブガイド穴
26aに対し同軸となるようにしている。後部芯出し用
ホルダ29の後端には、面取部29aが形成されてお
り、リーマ15を収納するときは、リーマ15のテーパ
部15aの図中左側に連設されたつば部の斜面15cと
当接し図中左方向に押される。また、スプリング30
が、芯出し用スリーブ27と後部芯出し用ホルダ29と
の間に配設されている。リーマ15を収納する場合に
は、このスプリング30の弾発力により前記つば部の斜
面15cを前記面取部29aに常に当接させ、リーマ1
5の後部の芯出しを行うようにしている。一方、後部芯
出し用ホルダ29が芯出し用スリーブ27のホルダ挿入
孔27aから飛び出さないようにストッパボルト31が
設けられている。
ように、ユニット全体の骨格となるブロック26を有し
ている。このブロック26の軸心に沿ってスリーブガイ
ド穴26aが設けられており、芯出し用スリーブ27が
図中右方向から嵌挿され、ボルト41にて固定される。
この芯出し用スリーブ27の図中左端にはめねじが形成
されている。先端に4つ割りのすり割りみぞが形成され
たチャック部28bを有しリーマ15を保持するための
コレット28は、図中右端部近傍におねじが形成されて
おり、前記芯出し用スリーブ27のめねじと螺合して配
設される。また、芯出し用スリーブ27の軸心に沿って
ホルダ挿入孔27aが設けられており、後部芯出し用ホ
ルダ29が図中右方向から嵌挿される。このようにし
て、芯出し用スリーブ27によりコレット28及び後部
芯出し用ホルダ29がブロック26のスリーブガイド穴
26aに対し同軸となるようにしている。後部芯出し用
ホルダ29の後端には、面取部29aが形成されてお
り、リーマ15を収納するときは、リーマ15のテーパ
部15aの図中左側に連設されたつば部の斜面15cと
当接し図中左方向に押される。また、スプリング30
が、芯出し用スリーブ27と後部芯出し用ホルダ29と
の間に配設されている。リーマ15を収納する場合に
は、このスプリング30の弾発力により前記つば部の斜
面15cを前記面取部29aに常に当接させ、リーマ1
5の後部の芯出しを行うようにしている。一方、後部芯
出し用ホルダ29が芯出し用スリーブ27のホルダ挿入
孔27aから飛び出さないようにストッパボルト31が
設けられている。
【0015】前記コレット28の4つ割りのすり割りみ
ぞを有する先端部を4方から囲むようにしてプランジャ
32が配設される。このプランジャ32の先端部にはボ
ールが備えられており内蔵された図示しないスプリング
による弾発力を受けて前記コレット28のすり割りみぞ
を有するチャック部28bを押え込んでいる。ここで、
リーマ15を収納する場合には、先端部15bがコレッ
ト28の軸心に沿って設けられたリーマ挿入孔28aに
挿入され、さらに、コレット28のチャック部28bを
押し広げながら進行し、そして、リーマ15の先端部1
5bがコレット28の先端から突出した状態で保持され
るようになっている。
ぞを有する先端部を4方から囲むようにしてプランジャ
32が配設される。このプランジャ32の先端部にはボ
ールが備えられており内蔵された図示しないスプリング
による弾発力を受けて前記コレット28のすり割りみぞ
を有するチャック部28bを押え込んでいる。ここで、
リーマ15を収納する場合には、先端部15bがコレッ
ト28の軸心に沿って設けられたリーマ挿入孔28aに
挿入され、さらに、コレット28のチャック部28bを
押し広げながら進行し、そして、リーマ15の先端部1
5bがコレット28の先端から突出した状態で保持され
るようになっている。
【0016】ブロック26の軸心に沿ってセンサホルダ
ガイド穴26bが設けられており、このガイド穴26b
に嵌合する突部を有するセンサホルダ34が図示しない
ボルトにより取付けられている。このセンサホルダ34
のリーマ挿入軸の延長線上にガイド穴が設けられ、この
ガイド穴に検出ピン33が摺動自在に設けられている。
リーマ15を収納する場合には、このリーマ15の先端
で検出ピン33の頭を押すようになっており、この検出
ピン33の他端付近に設けたセンサプレート33aの軸
方向の位置を検出するセンサ36がセンサホルダ34の
図中上方に取付られている。すなわち、このセンサ36
は、リーマ15がATCユニット23に収容されている
か否かの判断に使用され、例えば、渦電流式の近接セン
サ等が用いられる。尚、リーマ15がATCユニット2
3に収容されていない場合は、スプリング42の弾発力
により検出ピン33は図中右方向に移動させられてお
り、センサ36はセンサプレート33aを検出しないよ
うになっている。
ガイド穴26bが設けられており、このガイド穴26b
に嵌合する突部を有するセンサホルダ34が図示しない
ボルトにより取付けられている。このセンサホルダ34
のリーマ挿入軸の延長線上にガイド穴が設けられ、この
ガイド穴に検出ピン33が摺動自在に設けられている。
リーマ15を収納する場合には、このリーマ15の先端
で検出ピン33の頭を押すようになっており、この検出
ピン33の他端付近に設けたセンサプレート33aの軸
方向の位置を検出するセンサ36がセンサホルダ34の
図中上方に取付られている。すなわち、このセンサ36
は、リーマ15がATCユニット23に収容されている
か否かの判断に使用され、例えば、渦電流式の近接セン
サ等が用いられる。尚、リーマ15がATCユニット2
3に収容されていない場合は、スプリング42の弾発力
により検出ピン33は図中右方向に移動させられてお
り、センサ36はセンサプレート33aを検出しないよ
うになっている。
【0017】チルト&インデックス手段6は、図1に示
したように、ベッド1に据付けられたベース5上に設置
されている。このチルト&インデックス手段6は、搬送
されてきたパレット9に設置されたシリンダヘッドWを
加工仕様に応じて所定の傾き及び位置に支持するように
なっている。
したように、ベッド1に据付けられたベース5上に設置
されている。このチルト&インデックス手段6は、搬送
されてきたパレット9に設置されたシリンダヘッドWを
加工仕様に応じて所定の傾き及び位置に支持するように
なっている。
【0018】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の自動仕上加工装置50を用いてシリンダヘッドWの
バルブ装着部であるバルブシート面Wa及びバルブステ
ム穴Wbを仕上加工する場合に、前工程と異なる仕様の
シリンダヘッドWを仕上加工するときはリーマ交換を行
う。この場合、フィードユニット2を作動させ、カッタ
ーヘッド4をATCマガジン7の所定のATCユニット
23の位置まで移動させる(図1の状態)。ここで、複
数個のATCユニット23…には予め全車種に対応する
リーマが収納されているが、別のリーマに交換する場合
は、まず、空いているATCユニット23の位置まで移
動する。次に、空圧シリンダ25を駆動させカバー24
を開き、フィードユニット2を作動させることによりカ
ッターヘッド4がATCマガジン7内に進行する。リー
マ15は、カッターヘッド4に取付けられたまま後部芯
出し用ホルダ29及び芯出し用スリーブ27に設けられ
た穴を通り、リーマ挿入孔28aに挿入され、さらに、
コレット28のチャック部28bを押し広げながら進行
する。そして、リーマ15の先端部15bがコレット2
8の先端から突出した状態でチャック部28bが閉じ
る。ここで、センサ36にてリーマ15が収納されたこ
とを検知し、スプリング42,30の弾発力により、リ
ーマ15の先端部15bは検出ピンの頭に、つば部の斜
面15cは後部芯出し用ホルダ29の面取部29aに、
当接させられた状態で停止する(図4の状態)。この状
態でフィードユニット2の作動を停止したまま、図示し
ない駆動手段によりアンチャッキングシャフト17を先
端方向にスライドさせて皿ばね16cの弾発力によるコ
レット16aのコレットケース16b内への引き込みを
解除する。さらに、ホルダ14の先端部に形成されたテ
ーパ穴14aに、リーマ15の中央部付近に形成された
テーパ部15aが食い付いてしまった場合を想定して、
アンチャッキングシャフト17の先端部でリーマ15の
後端部をわずかだけ押し出す。こうして、リーマアンチ
ャック動作が終了する。
例の自動仕上加工装置50を用いてシリンダヘッドWの
バルブ装着部であるバルブシート面Wa及びバルブステ
ム穴Wbを仕上加工する場合に、前工程と異なる仕様の
シリンダヘッドWを仕上加工するときはリーマ交換を行
う。この場合、フィードユニット2を作動させ、カッタ
ーヘッド4をATCマガジン7の所定のATCユニット
23の位置まで移動させる(図1の状態)。ここで、複
数個のATCユニット23…には予め全車種に対応する
リーマが収納されているが、別のリーマに交換する場合
は、まず、空いているATCユニット23の位置まで移
動する。次に、空圧シリンダ25を駆動させカバー24
を開き、フィードユニット2を作動させることによりカ
ッターヘッド4がATCマガジン7内に進行する。リー
マ15は、カッターヘッド4に取付けられたまま後部芯
出し用ホルダ29及び芯出し用スリーブ27に設けられ
た穴を通り、リーマ挿入孔28aに挿入され、さらに、
コレット28のチャック部28bを押し広げながら進行
する。そして、リーマ15の先端部15bがコレット2
8の先端から突出した状態でチャック部28bが閉じ
る。ここで、センサ36にてリーマ15が収納されたこ
とを検知し、スプリング42,30の弾発力により、リ
ーマ15の先端部15bは検出ピンの頭に、つば部の斜
面15cは後部芯出し用ホルダ29の面取部29aに、
当接させられた状態で停止する(図4の状態)。この状
態でフィードユニット2の作動を停止したまま、図示し
ない駆動手段によりアンチャッキングシャフト17を先
端方向にスライドさせて皿ばね16cの弾発力によるコ
レット16aのコレットケース16b内への引き込みを
解除する。さらに、ホルダ14の先端部に形成されたテ
ーパ穴14aに、リーマ15の中央部付近に形成された
テーパ部15aが食い付いてしまった場合を想定して、
アンチャッキングシャフト17の先端部でリーマ15の
後端部をわずかだけ押し出す。こうして、リーマアンチ
ャック動作が終了する。
【0019】次に、センサ36にてリーマ15が収納さ
れていることを確認しながら、カッターヘッド4はフィ
ードユニット2によりリーマ15が抜け切るまで後退す
る。尚、リーマ15の中央部付近のつば部から後部(図
中右側)は全種類とも長さ及び径を統一し、前部につい
ても長さは統一し加工長は先端部15bの長さで調整す
るようにして標準化するとよい。そして、フィードユニ
ット2を作動させ、カッターヘッド4を次工程で使用す
るリーマ15が収容されているATCユニット23の位
置まで移動させる。
れていることを確認しながら、カッターヘッド4はフィ
ードユニット2によりリーマ15が抜け切るまで後退す
る。尚、リーマ15の中央部付近のつば部から後部(図
中右側)は全種類とも長さ及び径を統一し、前部につい
ても長さは統一し加工長は先端部15bの長さで調整す
るようにして標準化するとよい。そして、フィードユニ
ット2を作動させ、カッターヘッド4を次工程で使用す
るリーマ15が収容されているATCユニット23の位
置まで移動させる。
【0020】コレットユニット16をアンチャッキング
状態にしたまま、フィードユニット2を作動させること
によりカッターヘッド4がATCマガジン7内に進行
し、リーマ15のテーパ部15aとカッターヘッド4の
先端部のテーパ穴14aとの間にわずかな隙間が生じる
程度の所定の位置で一旦停止する。ここで、前述した切
替弁によりクーラント供給用の流路を利用してエアを噴
出させ、ホルダ14の先端のテーパ部15aやコレット
ユニット16のコレット16aに付着した微小のごみや
クーラントその他を清掃する。この後、フィードユニッ
ト2によりさらにカッターヘッド4が図4の状態まで進
入する。そして、アンチャッキングシャフト17が図中
右方向に後退し、コレット16aは皿ばね16cの弾発
力によってコレットケース16b内に引き込まれること
により先端のテーパ面が締め付けられ、リーマ15の後
端部を軸心を維持しつつ面で把持する。このとき同時に
リーマ15も一定の力で引き込まれ、テーパ部15aは
テーパ穴14aに当接され動力伝達の機能を果たすこと
になる。こうしてリーマチャック動作が終了する。
状態にしたまま、フィードユニット2を作動させること
によりカッターヘッド4がATCマガジン7内に進行
し、リーマ15のテーパ部15aとカッターヘッド4の
先端部のテーパ穴14aとの間にわずかな隙間が生じる
程度の所定の位置で一旦停止する。ここで、前述した切
替弁によりクーラント供給用の流路を利用してエアを噴
出させ、ホルダ14の先端のテーパ部15aやコレット
ユニット16のコレット16aに付着した微小のごみや
クーラントその他を清掃する。この後、フィードユニッ
ト2によりさらにカッターヘッド4が図4の状態まで進
入する。そして、アンチャッキングシャフト17が図中
右方向に後退し、コレット16aは皿ばね16cの弾発
力によってコレットケース16b内に引き込まれること
により先端のテーパ面が締め付けられ、リーマ15の後
端部を軸心を維持しつつ面で把持する。このとき同時に
リーマ15も一定の力で引き込まれ、テーパ部15aは
テーパ穴14aに当接され動力伝達の機能を果たすこと
になる。こうしてリーマチャック動作が終了する。
【0021】次に、センサ36にてリーマ15が取り出
されたことを確認しながら、カッターヘッド4は、フィ
ードユニット2によりリーマ15の先端部15bがAT
Cマガジン7から抜け切るまで後退する。そして、フィ
ードユニット2によりカッターヘッド4をワークとなる
シリンダヘッドWの位置まで移動させる。まず、カッタ
ーヘッド4全体が駆動手段11によりバルブステム穴W
bの切削条件で回転し、フィードユニット2により前記
カッターヘッド4が送られてバルブステム穴Wbの仕上
加工が行われる。このバルブステム穴Wbの仕上加工が
終了し、リーマ15に設けられたチップがバルブステム
穴Wbを突き抜けた状態で、カッターヘッド4の回転は
バルブシート面の切削条件に設定される。そして、駆動
手段12を作動させてスリーブ20を図2中左方向に押
すことにより、バイトホルダ19に取付けられたバイト
18を図中R方向にスライドさせバルブシート面Waの
仕上加工を行うようになっている。図2は、バルブシー
ト面Waの仕上加工が終了した状態を示している。この
バルブシート面Waの仕上加工時は、リーマ15の外周
に設けた案内片により仕上加工されたバルブステム穴W
bをガイドにして行われるため精度よく加工できる。
尚、バルブステム穴Wb及びバルブシート面Waの仕上
加工中は、リーマの先端部及び中間部から高圧のクーラ
ントが放出され続ける。一つのバルブステム穴Wb及び
バルブシート面Waの仕上加工が終了すると、別のバル
ブステム穴Wb及びバルブシート面Waの仕上加工を行
うため、フィードユニット2によりカッターヘッド4を
移動させ、あるいは必要によりチルト&インデックス手
段6を作動させ、同様な仕上加工が行われる。同一仕様
のシリンダヘッドの場合は上記仕上加工が繰り返され、
仕様の異なるシリンダヘッドを仕上加工する場合は、前
述したリーマ交換からの作業が繰り返されることにな
る。尚、本実施例の自動仕上加工装置50を用いて仕上
加工する場合にあっては、車種により異なる仕様のシリ
ンダヘッドWに対応するためのリーマ交換と同時進行
で、シリンダヘッドWが搬送され、チルト&インデック
ス手段6によりこのシリンダヘッドWを加工仕様に応じ
て所定の傾き及び位置にセットするようになっている。
されたことを確認しながら、カッターヘッド4は、フィ
ードユニット2によりリーマ15の先端部15bがAT
Cマガジン7から抜け切るまで後退する。そして、フィ
ードユニット2によりカッターヘッド4をワークとなる
シリンダヘッドWの位置まで移動させる。まず、カッタ
ーヘッド4全体が駆動手段11によりバルブステム穴W
bの切削条件で回転し、フィードユニット2により前記
カッターヘッド4が送られてバルブステム穴Wbの仕上
加工が行われる。このバルブステム穴Wbの仕上加工が
終了し、リーマ15に設けられたチップがバルブステム
穴Wbを突き抜けた状態で、カッターヘッド4の回転は
バルブシート面の切削条件に設定される。そして、駆動
手段12を作動させてスリーブ20を図2中左方向に押
すことにより、バイトホルダ19に取付けられたバイト
18を図中R方向にスライドさせバルブシート面Waの
仕上加工を行うようになっている。図2は、バルブシー
ト面Waの仕上加工が終了した状態を示している。この
バルブシート面Waの仕上加工時は、リーマ15の外周
に設けた案内片により仕上加工されたバルブステム穴W
bをガイドにして行われるため精度よく加工できる。
尚、バルブステム穴Wb及びバルブシート面Waの仕上
加工中は、リーマの先端部及び中間部から高圧のクーラ
ントが放出され続ける。一つのバルブステム穴Wb及び
バルブシート面Waの仕上加工が終了すると、別のバル
ブステム穴Wb及びバルブシート面Waの仕上加工を行
うため、フィードユニット2によりカッターヘッド4を
移動させ、あるいは必要によりチルト&インデックス手
段6を作動させ、同様な仕上加工が行われる。同一仕様
のシリンダヘッドの場合は上記仕上加工が繰り返され、
仕様の異なるシリンダヘッドを仕上加工する場合は、前
述したリーマ交換からの作業が繰り返されることにな
る。尚、本実施例の自動仕上加工装置50を用いて仕上
加工する場合にあっては、車種により異なる仕様のシリ
ンダヘッドWに対応するためのリーマ交換と同時進行
で、シリンダヘッドWが搬送され、チルト&インデック
ス手段6によりこのシリンダヘッドWを加工仕様に応じ
て所定の傾き及び位置にセットするようになっている。
【0022】このようにして、ATCマガジンに用意さ
れた種々のリーマを使用することにより、異なるバルブ
ステム穴径及び長さのシリンダヘッドのバルブ装着部の
仕上加工に対応可能となる。また、チルト&インデック
ス手段6及びフィードユニット2の数値制御による動作
と合わせ、バルブピッチの異なる場合やインテーク側と
エキゾースト側とでバルブステム穴が異なる場合にも対
応することができる。さらに、同一のリーマ15をAT
Cマガジン7に別途用意しておくことにより、工具の寿
命や欠損に起因する工具交換のロスタイムをなくすこと
ができる。したがって、加工ラインの自動化及びフレキ
シブル化が可能となる。また、本実施例では、マパール
リーマによりバルブステム穴Wbの仕上加工を行うよう
にしたため、加工精度がよく、ガンリーマのようにブシ
ュを使用していないので工具寿命が向上する。
れた種々のリーマを使用することにより、異なるバルブ
ステム穴径及び長さのシリンダヘッドのバルブ装着部の
仕上加工に対応可能となる。また、チルト&インデック
ス手段6及びフィードユニット2の数値制御による動作
と合わせ、バルブピッチの異なる場合やインテーク側と
エキゾースト側とでバルブステム穴が異なる場合にも対
応することができる。さらに、同一のリーマ15をAT
Cマガジン7に別途用意しておくことにより、工具の寿
命や欠損に起因する工具交換のロスタイムをなくすこと
ができる。したがって、加工ラインの自動化及びフレキ
シブル化が可能となる。また、本実施例では、マパール
リーマによりバルブステム穴Wbの仕上加工を行うよう
にしたため、加工精度がよく、ガンリーマのようにブシ
ュを使用していないので工具寿命が向上する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリンダ
ヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置は、弁棒ガイ
ド穴を仕上加工するリーマを脱着自在に設けるとともに
弁座面を仕上加工する工具を備えたカッターヘッドと、
このカッターヘッドが先端に取付けられた切削加工部を
所定の位置に移動させる移動手段と、前記リーマを仕様
に応じて交換する自動工具交換手段と、シリンダヘッド
を所定の傾き及び位置に支持する支持手段とを有するの
で、自動工具交換手段に用意された種々のリーマを使用
することにより、異なる弁棒ガイド穴径及び長さのシリ
ンダヘッドのバルブ装着部の仕上加工に対応可能とな
る。また、支持手段及び移動手段による動作と合わせ、
バルブピッチの異なる場合やインテーク側とエキゾース
ト側とでバルブステム穴が異なる場合にも対応すること
ができる。さらに、同一のリーマを自動工具交換手段に
別途用意しておくことにより、工具の寿命や欠損に起因
する工具交換のロスタイムをなくすことができる。した
がって、加工ラインの自動化及びフレキシブル化が可能
となるという効果を奏する。
ヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置は、弁棒ガイ
ド穴を仕上加工するリーマを脱着自在に設けるとともに
弁座面を仕上加工する工具を備えたカッターヘッドと、
このカッターヘッドが先端に取付けられた切削加工部を
所定の位置に移動させる移動手段と、前記リーマを仕様
に応じて交換する自動工具交換手段と、シリンダヘッド
を所定の傾き及び位置に支持する支持手段とを有するの
で、自動工具交換手段に用意された種々のリーマを使用
することにより、異なる弁棒ガイド穴径及び長さのシリ
ンダヘッドのバルブ装着部の仕上加工に対応可能とな
る。また、支持手段及び移動手段による動作と合わせ、
バルブピッチの異なる場合やインテーク側とエキゾース
ト側とでバルブステム穴が異なる場合にも対応すること
ができる。さらに、同一のリーマを自動工具交換手段に
別途用意しておくことにより、工具の寿命や欠損に起因
する工具交換のロスタイムをなくすことができる。した
がって、加工ラインの自動化及びフレキシブル化が可能
となるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るシリンダヘッドのバル
ブ装着部の自動仕上加工装置の概略構成図である。
ブ装着部の自動仕上加工装置の概略構成図である。
【図2】図1に示される装置のカッターヘッドを示す断
面図である。
面図である。
【図3】図3(A)〜(B)は、図1に示される装置の
ATCマガジンを示す拡大図及びその右から見た図であ
る。
ATCマガジンを示す拡大図及びその右から見た図であ
る。
【図4】図3に示されるATCマガジンのATCユニッ
トを示す断面図である。
トを示す断面図である。
【図5】従来の仕上加工装置のカッターヘッドによりシ
リンダを仕上加工している状態を示す断面図である。
リンダを仕上加工している状態を示す断面図である。
2…フィードユニット(移動手段) 3…切削加工
部 4…カッターヘッド 6…チルト&インデックス手段(支持手段) 7…ATCマガジン(自動工具交換手段) 15…リーマ 18…バイト
(工具) W…シリンダヘッド Wa…バルブシート面(弁座面) Wb…バルブステム穴(弁棒ガイド穴)
部 4…カッターヘッド 6…チルト&インデックス手段(支持手段) 7…ATCマガジン(自動工具交換手段) 15…リーマ 18…バイト
(工具) W…シリンダヘッド Wa…バルブシート面(弁座面) Wb…バルブステム穴(弁棒ガイド穴)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンのシリンダブロック上面に取付け
られるシリンダヘッドのバルブ装着部である弁棒ガイド
穴及び弁座面の自動仕上加工装置であって、 前記弁棒ガイド穴を仕上加工するリーマを脱着自在に設
けるとともに前記弁座面を仕上加工する工具を備えたカ
ッターヘッドと、 このカッターヘッドが先端に取付けられた切削加工部を
所定の位置に移動させる移動手段と、 前記リーマを仕様に応じて交換する自動工具交換手段
と、 前記シリンダヘッドを所定の傾き及び位置に支持する支
持手段と、を有することを特徴とするシリンダヘッドの
バルブ装着部自動仕上加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8438193A JPH06297282A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | シリンダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8438193A JPH06297282A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | シリンダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297282A true JPH06297282A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13828980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8438193A Pending JPH06297282A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | シリンダヘッドのバルブ装着部の自動仕上加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06297282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012013000A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Honda Motor Co Ltd | バルブ慣らし装置 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8438193A patent/JPH06297282A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012013000A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Honda Motor Co Ltd | バルブ慣らし装置 |
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