JPH0629729Y2 - 揮撥性成分検出器 - Google Patents
揮撥性成分検出器Info
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- JPH0629729Y2 JPH0629729Y2 JP1989113164U JP11316489U JPH0629729Y2 JP H0629729 Y2 JPH0629729 Y2 JP H0629729Y2 JP 1989113164 U JP1989113164 U JP 1989113164U JP 11316489 U JP11316489 U JP 11316489U JP H0629729 Y2 JPH0629729 Y2 JP H0629729Y2
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- container
- sensor
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は揮撥性成分検出器に関する。
(従来の技術) 食品業界における食品の鮮度をはじめ、香りを重視する
食品の製造過程、香料関係等における匂いによる品質判
断は従来人間の臭覚に依存しているが、この臭覚には個
人差があって適確なデータが得難く、数量的に把握する
ことができなかった。
食品の製造過程、香料関係等における匂いによる品質判
断は従来人間の臭覚に依存しているが、この臭覚には個
人差があって適確なデータが得難く、数量的に把握する
ことができなかった。
そこで、近時は、ガスセンサとしての匂いセンサが開発
され、匂い成分を持つ揮撥性成分が付着した際の電流抵
抗値または電圧変化を検出し、その変化状態を解析する
ことにより匂いの濃度を客観的に得られるようにした検
出装置が用いられるようになっており、これにより迅速
かつ正確な匂いデータが得られるようになっている。
され、匂い成分を持つ揮撥性成分が付着した際の電流抵
抗値または電圧変化を検出し、その変化状態を解析する
ことにより匂いの濃度を客観的に得られるようにした検
出装置が用いられるようになっており、これにより迅速
かつ正確な匂いデータが得られるようになっている。
しかして従来の匂いセンサを用いた検出装置は、第12
図に略示するように、匂いがつきにくい材料、例えばス
テンレススチール等で形成された検出器1の検出室2内
に面して匂いセンサSを設置し、この検出室2内に被検
出物試料を入れた試料容器3を挿入し、検出室2の扉4
を閉じて試料から放散される揮撥性成分を検出室2内に
充満させ、これを匂いセンサSに感知させることにより
揮撥性成分の濃度検出あるいは識別をなさしめる構造と
なっている。
図に略示するように、匂いがつきにくい材料、例えばス
テンレススチール等で形成された検出器1の検出室2内
に面して匂いセンサSを設置し、この検出室2内に被検
出物試料を入れた試料容器3を挿入し、検出室2の扉4
を閉じて試料から放散される揮撥性成分を検出室2内に
充満させ、これを匂いセンサSに感知させることにより
揮撥性成分の濃度検出あるいは識別をなさしめる構造と
なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかるに上記従来の検出器では、被検出物を入れた試料
容器を検出室内に出し入れする構造であるから、必然的
に検出室に手が入る程度の大きさを有する開口部を設け
ることが必要となり、そのため検出室内の容積が大きく
なって試料から揮撥する揮撥性成分が検出室内に充満す
るまでに長い時間が掛り、検出時間が長くなる。また次
回の検出のために検出室内の空気を無臭の空気と入れ替
える必要があるが、検出室内の広いことと、検出室内の
各所に前回の試料の匂いが付着残留し、次の試料の匂い
検出に影響して正確なデータが得られなくなるという問
題がある。これは活性炭等の脱臭剤を用いても完全に脱
臭するまでに1日程度を要し、きわめて非能率となる。
しかも脱臭しきれたか否かの判断基準がないため次回の
検出に誤差を生じさせることにもなりやすい。さらに検
出室内を構成する材料として匂いがつきにくい例えばテ
フロン等を用いても十分でなく、これらにより前回の測
定時にその匂いの付着した部分があると次の測定時に影
響を及ぼすことは避けられず、また同一の匂いを繰返し
て測定した場合でも検出室内への吸着があり、実際の濃
度に対し測定結果にばらつきを生じさせる原因となる。
したがって匂いの識別という微妙な測定には精度が期待
できないという問題があった。
容器を検出室内に出し入れする構造であるから、必然的
に検出室に手が入る程度の大きさを有する開口部を設け
ることが必要となり、そのため検出室内の容積が大きく
なって試料から揮撥する揮撥性成分が検出室内に充満す
るまでに長い時間が掛り、検出時間が長くなる。また次
回の検出のために検出室内の空気を無臭の空気と入れ替
える必要があるが、検出室内の広いことと、検出室内の
各所に前回の試料の匂いが付着残留し、次の試料の匂い
検出に影響して正確なデータが得られなくなるという問
題がある。これは活性炭等の脱臭剤を用いても完全に脱
臭するまでに1日程度を要し、きわめて非能率となる。
しかも脱臭しきれたか否かの判断基準がないため次回の
検出に誤差を生じさせることにもなりやすい。さらに検
出室内を構成する材料として匂いがつきにくい例えばテ
フロン等を用いても十分でなく、これらにより前回の測
定時にその匂いの付着した部分があると次の測定時に影
響を及ぼすことは避けられず、また同一の匂いを繰返し
て測定した場合でも検出室内への吸着があり、実際の濃
度に対し測定結果にばらつきを生じさせる原因となる。
したがって匂いの識別という微妙な測定には精度が期待
できないという問題があった。
本考案はこれに鑑み、無臭状態に回復させることが容易
な試料容器と匂いセンサとの間に介在する構成部分を極
力少くし、測定時の匂いの付着残留を僅小として次回測
定時への影響をなくすると同時に、前回測定時の匂いを
短時間で消去させることができ、測定作業の能率化を図
ることができる揮撥性成分検出器を提供することを目的
としてなされたものである。
な試料容器と匂いセンサとの間に介在する構成部分を極
力少くし、測定時の匂いの付着残留を僅小として次回測
定時への影響をなくすると同時に、前回測定時の匂いを
短時間で消去させることができ、測定作業の能率化を図
ることができる揮撥性成分検出器を提供することを目的
としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記従来技術が有する課題を解決するため、本考案は、
揮撥性成分検出器体内に固設されるセンサ台と、このセ
ンサ台の下面側に嵌合支持される試料容器とを備え、前
記センサ台は試料容器を可及的密接状態に嵌挿して保持
し得る容器保持孔を有し、この容器保持孔の内底部に匂
いセンサをその検出部が容器保持孔内に突出するよう支
持し、試料容器はその天板に前記匂いセンサの検出部が
挿入され得る開口を有してなり、試料容器をセンサ台の
容器保持孔に嵌合支持させたとき匂いセンサの検出部が
前記開口から試料容器内に挿入されるようにしたこと、
および前記揮撥性成分検出器体の下部に前記試料容器の
露出部分およびその嵌合取付け部分を囲繞するように覆
い箱を気密状態に取付け、この覆い箱の内面に活性炭素
繊維等の吸着材を添設して検出器体周辺の雰囲気中の匂
いが検出器に影響を与えないようにし、匂いセンサの零
点を揃え、匂い検出の再現性をより高めるようにしたも
のである。
揮撥性成分検出器体内に固設されるセンサ台と、このセ
ンサ台の下面側に嵌合支持される試料容器とを備え、前
記センサ台は試料容器を可及的密接状態に嵌挿して保持
し得る容器保持孔を有し、この容器保持孔の内底部に匂
いセンサをその検出部が容器保持孔内に突出するよう支
持し、試料容器はその天板に前記匂いセンサの検出部が
挿入され得る開口を有してなり、試料容器をセンサ台の
容器保持孔に嵌合支持させたとき匂いセンサの検出部が
前記開口から試料容器内に挿入されるようにしたこと、
および前記揮撥性成分検出器体の下部に前記試料容器の
露出部分およびその嵌合取付け部分を囲繞するように覆
い箱を気密状態に取付け、この覆い箱の内面に活性炭素
繊維等の吸着材を添設して検出器体周辺の雰囲気中の匂
いが検出器に影響を与えないようにし、匂いセンサの零
点を揃え、匂い検出の再現性をより高めるようにしたも
のである。
(作用) 測定を行なうに際しては、試料容器内に被検出物試料を
入れてセンサ台の下面側からその容器保持孔に嵌合支持
させれば、匂いセンサの検出部は試料容器の天板の開口
から試料容器内に挿入され、試料容器内の試料から放散
する揮撥性成分が匂いセンサの検出部に接触して測定が
開始される。このときセンサ台の容器保持孔の内面は試
料容器の外面により覆われるため、試料から放散した匂
いが容器保持孔の内面に接触せず、測定終了後試料容器
を外したあと匂いの付着残留がなく、試料容器のみを無
臭化清掃することにより直ちに次回の測定に移ることが
できる。また覆い箱を付設すれば、試料交換時等におい
て試料容器を脱着するとき建屋内の空気が一旦覆い箱に
入っても、その内面の吸着剤に吸着脱臭されるので匂い
センサに対する影響が改善され、匂いセンサの零点復帰
時に変動が生じず、測定再現性が高まる。
入れてセンサ台の下面側からその容器保持孔に嵌合支持
させれば、匂いセンサの検出部は試料容器の天板の開口
から試料容器内に挿入され、試料容器内の試料から放散
する揮撥性成分が匂いセンサの検出部に接触して測定が
開始される。このときセンサ台の容器保持孔の内面は試
料容器の外面により覆われるため、試料から放散した匂
いが容器保持孔の内面に接触せず、測定終了後試料容器
を外したあと匂いの付着残留がなく、試料容器のみを無
臭化清掃することにより直ちに次回の測定に移ることが
できる。また覆い箱を付設すれば、試料交換時等におい
て試料容器を脱着するとき建屋内の空気が一旦覆い箱に
入っても、その内面の吸着剤に吸着脱臭されるので匂い
センサに対する影響が改善され、匂いセンサの零点復帰
時に変動が生じず、測定再現性が高まる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
検出器体5は、箱形を有する外筐6と、匂いセンサSを
支持するセンサ台7と、その上部に設けられた匂いセン
サSの回路8とで構成されている。
支持するセンサ台7と、その上部に設けられた匂いセン
サSの回路8とで構成されている。
センサ台7は、匂いのつきにくい材料、例えばテフロン
その他適当する材料で形成され、下面には容器保持孔9
が設けられ、この容器保持孔9の内底部10の中央に匂
いセンサSが設けられてその検出部S′が容器保持孔9
内に突出されている。
その他適当する材料で形成され、下面には容器保持孔9
が設けられ、この容器保持孔9の内底部10の中央に匂
いセンサSが設けられてその検出部S′が容器保持孔9
内に突出されている。
試料容器11は、同じく匂いのつきにくい材料、例えば
テフロン等により形成されるもので、有底円筒形の容器
本体12と、この容器本体12の開口部を閉鎖する天板
13とからなっており、この天板13はネジ14により
嵌着自在とされている。この天板13の中央部には、試
料容器11を容器保持孔9に嵌合したとき匂いセンサS
の検出部S′が挿入されるに足る小さい開口15が設け
られている。
テフロン等により形成されるもので、有底円筒形の容器
本体12と、この容器本体12の開口部を閉鎖する天板
13とからなっており、この天板13はネジ14により
嵌着自在とされている。この天板13の中央部には、試
料容器11を容器保持孔9に嵌合したとき匂いセンサS
の検出部S′が挿入されるに足る小さい開口15が設け
られている。
容器本体12の外周には、外筐6のネジ16に螺合する
ネジ17が形成され、これをネジ込むことにより試料容
器11の上半部が容器保持孔9の内面に密接して嵌合支
持されるようになっている。また容器保持孔9の内底部
10には、試料容器11を嵌合する際に空気が封入され
ないよう排出するための排気孔18,18が形成されて
いる。
ネジ17が形成され、これをネジ込むことにより試料容
器11の上半部が容器保持孔9の内面に密接して嵌合支
持されるようになっている。また容器保持孔9の内底部
10には、試料容器11を嵌合する際に空気が封入され
ないよう排出するための排気孔18,18が形成されて
いる。
なお、試料容器11の支持手段は、ネジ16,17によ
るほか、Oリング等を用いての摩擦嵌合、バヨネット結
合、その他適宜な手段を採用することができる。
るほか、Oリング等を用いての摩擦嵌合、バヨネット結
合、その他適宜な手段を採用することができる。
匂いセンサSは、第3図に例示するように、酸化錫(S
nO2)を主成分とする金属酸化物18で被覆された抵
抗発熱体19を有する公知のもので、センサSX,SY
を有する。
nO2)を主成分とする金属酸化物18で被覆された抵
抗発熱体19を有する公知のもので、センサSX,SY
を有する。
第4図は本考案を用いた検出装置の具体的形態例を示す
もので、基台20の一側に支柱21が立設されてその上
部に検出器体5の外筐6が固定され、その下側から試料
容器11が嵌脱できるようになされている。基台20の
他半部には、匂いセンサSのX−Yレコーダ22が設け
られており、卓上等で安定的に使用することができるよ
うになされている。図中23は被測定物試料を示す。
もので、基台20の一側に支柱21が立設されてその上
部に検出器体5の外筐6が固定され、その下側から試料
容器11が嵌脱できるようになされている。基台20の
他半部には、匂いセンサSのX−Yレコーダ22が設け
られており、卓上等で安定的に使用することができるよ
うになされている。図中23は被測定物試料を示す。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
測定を行なうに際しては、試料容器11の天板13を外
して容器本体12内に被測定物試料23を適当量入れ、
天板13を施蓋したのち検出器体5体の外筐6の下面側
から容器保持孔9内に嵌合してネジ込むと、第1図示の
ように匂いセンサSの検出部S′が天板13の開口15
内に挿入されるとともに試料容器11の天板13の上面
が容器保持孔9の内底部10下面に密着して保持され
る。これにより容器本体12内の試料23から放散され
る揮撥性成分は試料容器11内の上方に立ち昇ったとき
匂いセンサSの検出部S′に接触し、匂いセンサSから
出力されて測定がなされる。
して容器本体12内に被測定物試料23を適当量入れ、
天板13を施蓋したのち検出器体5体の外筐6の下面側
から容器保持孔9内に嵌合してネジ込むと、第1図示の
ように匂いセンサSの検出部S′が天板13の開口15
内に挿入されるとともに試料容器11の天板13の上面
が容器保持孔9の内底部10下面に密着して保持され
る。これにより容器本体12内の試料23から放散され
る揮撥性成分は試料容器11内の上方に立ち昇ったとき
匂いセンサSの検出部S′に接触し、匂いセンサSから
出力されて測定がなされる。
測定が終了したときは試料容器11を取り外し、天板1
3を外して被測定物試料23を捨て、試料容器11を中
性洗剤により洗浄したのち5分程度乾燥させることで無
臭状態に戻すことができる。また検出器体5側は、測定
している間中、その内面の殆どすべてが試料容器11の
外面で覆われた状態におかれているので、測定時に匂い
が付着することがなく、匂いセンサS付近のみを無臭化
すればよく、短時間の放置でも次回の測定に入ることが
できる。
3を外して被測定物試料23を捨て、試料容器11を中
性洗剤により洗浄したのち5分程度乾燥させることで無
臭状態に戻すことができる。また検出器体5側は、測定
している間中、その内面の殆どすべてが試料容器11の
外面で覆われた状態におかれているので、測定時に匂い
が付着することがなく、匂いセンサS付近のみを無臭化
すればよく、短時間の放置でも次回の測定に入ることが
できる。
第5図および第6図は従来の検出器を用い、第7図は本
考案による検出器を用いて2種の食品用有機香料(Geran
iolとI-Citronellol)を測定順序を交互にして測定した
結果のX−Yレコーダによるグラフである。このグラフ
からも分るように、従来の検出器では第5図,第6図と
も(1),(3),(5)番目に測定した香料(I-Citro
ne-llol)と、(2),(4),(6)、(および
(8))番目に測定した香料(Geraniol)とは互いに付着
残存した匂いの影響を受けて誤差が大きく、殆ど区別
(識別)することが困難であるが、本考案によれば第7
図のように2種の香料の匂いに干渉されることにく毎回
明確に識別され、殆ど測定誤差を生じていない。
考案による検出器を用いて2種の食品用有機香料(Geran
iolとI-Citronellol)を測定順序を交互にして測定した
結果のX−Yレコーダによるグラフである。このグラフ
からも分るように、従来の検出器では第5図,第6図と
も(1),(3),(5)番目に測定した香料(I-Citro
ne-llol)と、(2),(4),(6)、(および
(8))番目に測定した香料(Geraniol)とは互いに付着
残存した匂いの影響を受けて誤差が大きく、殆ど区別
(識別)することが困難であるが、本考案によれば第7
図のように2種の香料の匂いに干渉されることにく毎回
明確に識別され、殆ど測定誤差を生じていない。
なおGeraniol(ゲラニオール、C10H18O)は、非環式
モノペルチンに属するアルコールで、バラ香の香料とし
て利用され、Citronellol(シトロネロール、C10H20
O)は、非環式モノテルペンに属するアルコールで、同
じくバラ香の香料として利用される。
モノペルチンに属するアルコールで、バラ香の香料とし
て利用され、Citronellol(シトロネロール、C10H20
O)は、非環式モノテルペンに属するアルコールで、同
じくバラ香の香料として利用される。
第8図および第9図は、試料交換時における匂いセンサ
Sの外気中の匂いの影響を一層なくし、匂い検出の再現
性を高めるために検出器体5の下部に覆い箱24を取付
けるようにした変形例を示すものである。
Sの外気中の匂いの影響を一層なくし、匂い検出の再現
性を高めるために検出器体5の下部に覆い箱24を取付
けるようにした変形例を示すものである。
すなわち第8図に外観を、第9図に断面を示すように、
覆い箱24は、検出器体5の下部に気密状態に取付けら
れる。この覆い箱24は、一側に扉25を有し、この扉
25はヒンジ26により開閉可能とされていて、この扉
25を開けることにより覆い箱24内で試料容器11を
着脱することができる。
覆い箱24は、検出器体5の下部に気密状態に取付けら
れる。この覆い箱24は、一側に扉25を有し、この扉
25はヒンジ26により開閉可能とされていて、この扉
25を開けることにより覆い箱24内で試料容器11を
着脱することができる。
この扉25の内面を含み底部24aおよび側壁部24b
(好ましくは天部下面を含む)の内面に、例えば活性炭
素繊維のようなシート状の吸着材27が張装され、覆い
箱24内の匂いを吸着して脱臭し得る構造とされてい
る。この覆い箱24の検出器体5への取付けは、第9図
示のようにその上端外周を検出器体5の下部に嵌めあい
により気密的に嵌合し、ビス28等により外側から止め
つけるようになされている。しかしこの取付け手段は他
に適宜選択することができる。
(好ましくは天部下面を含む)の内面に、例えば活性炭
素繊維のようなシート状の吸着材27が張装され、覆い
箱24内の匂いを吸着して脱臭し得る構造とされてい
る。この覆い箱24の検出器体5への取付けは、第9図
示のようにその上端外周を検出器体5の下部に嵌めあい
により気密的に嵌合し、ビス28等により外側から止め
つけるようになされている。しかしこの取付け手段は他
に適宜選択することができる。
この実施例によれば、覆い箱24の内部の空気のみを洗
浄化することができ、静的な状態に保てるので、匂いセ
ンサSの表面温度に影響を与えることがなく、零点を安
定に保つことができる。
浄化することができ、静的な状態に保てるので、匂いセ
ンサSの表面温度に影響を与えることがなく、零点を安
定に保つことができる。
第10図は、覆い箱24を用いて1−Cittonellolを5
分間ずつ測定するに際し、次回測定時にセンサSX,S
Yの零点を一致させて測定を行なった結果を示す。この
ように零点を一致させさえすれば測定結果(出力)はよ
く一致し、再現性に優れており、他の因子、例えば残留
匂い、温度等の影響を受けることなくきわめて正確に測
定されることが分る。
分間ずつ測定するに際し、次回測定時にセンサSX,S
Yの零点を一致させて測定を行なった結果を示す。この
ように零点を一致させさえすれば測定結果(出力)はよ
く一致し、再現性に優れており、他の因子、例えば残留
匂い、温度等の影響を受けることなくきわめて正確に測
定されることが分る。
第11図は、覆い箱24を用いずかつ零点を一致させな
いまゝ測定を繰返した場合の測定結果を示すもので、出
力線図にずれを生じ、また仮にレコーダポジションを用
いて点線で示すように平行移動させて零点を一致させて
も、出力にばらつきを生じている。
いまゝ測定を繰返した場合の測定結果を示すもので、出
力線図にずれを生じ、また仮にレコーダポジションを用
いて点線で示すように平行移動させて零点を一致させて
も、出力にばらつきを生じている。
以上説明したように本考案によれば、被測定物試料を入
れた試料容器を検出器体に嵌合支持させることにより匂
いセンサの検出部が試料容器の天板の開口から該容器内
に進入しておかれるので、試料容器内の被測定物試料か
ら放散される揮撥性成分が直ちに匂いセンサに到達し、
試料容器の装着と殆ど同時に測定が開始され、測定に要
する時間が著しく短縮されて作業能率を高めることがで
きる。また測定時に試料容器を嵌合支持させることによ
り検出器体側の容器保持孔の内面が試料容器の外面で覆
われるので、容器保持孔の内面に測定時の試料の匂いが
付着することがなく、そのため測定後試料容器を取り外
したのち短時間で無臭状態に戻することができ、次回の
測定に早期に移行することができて能率の向上が図れ、
しかも次回測定時に残存匂いによる影響が殆どなくなる
ので測定の再現性が著しく高められ、測定精度を大巾に
向上することができる。
れた試料容器を検出器体に嵌合支持させることにより匂
いセンサの検出部が試料容器の天板の開口から該容器内
に進入しておかれるので、試料容器内の被測定物試料か
ら放散される揮撥性成分が直ちに匂いセンサに到達し、
試料容器の装着と殆ど同時に測定が開始され、測定に要
する時間が著しく短縮されて作業能率を高めることがで
きる。また測定時に試料容器を嵌合支持させることによ
り検出器体側の容器保持孔の内面が試料容器の外面で覆
われるので、容器保持孔の内面に測定時の試料の匂いが
付着することがなく、そのため測定後試料容器を取り外
したのち短時間で無臭状態に戻することができ、次回の
測定に早期に移行することができて能率の向上が図れ、
しかも次回測定時に残存匂いによる影響が殆どなくなる
ので測定の再現性が著しく高められ、測定精度を大巾に
向上することができる。
請求項2のように検出器体の下部に試料容器を囲む覆い
箱を取付け、その内面に吸着材を張装すれば、試料交換
時等における匂いセンサへの外気の影響を殆どなくする
ことができ、匂いセンサの零点が揃い、測定の再現性が
高められて測定精度を一層向上させることができる。
箱を取付け、その内面に吸着材を張装すれば、試料交換
時等における匂いセンサへの外気の影響を殆どなくする
ことができ、匂いセンサの零点が揃い、測定の再現性が
高められて測定精度を一層向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図における試料容器の斜視図、第3図は同匂いセンサ
の構成を示す説明図、第4図は本考案を用いた揮撥性成
分検出器の具体的形態例を示す斜視図、第5図乃至第7
図は測定結果のグラフで、第5図および第6図は従来の
検出器によった場合、第7図は本考案によった場合を示
し、第8図は本考案の他の変形例を示す外観図、第9図
は同縦断面図、第10図および第11図は第9図に示す
実施例による測定結果を示すグラフ、第12図は従来の
検出器の正面図である。 5……検出器体、7……センサ台、9……容器保持孔、
10……内底部、11……試料容器、13……天板、1
5……開口、18……小孔、24……覆い箱、27……
吸着材、S……匂いセンサ、S′……検出部。
1図における試料容器の斜視図、第3図は同匂いセンサ
の構成を示す説明図、第4図は本考案を用いた揮撥性成
分検出器の具体的形態例を示す斜視図、第5図乃至第7
図は測定結果のグラフで、第5図および第6図は従来の
検出器によった場合、第7図は本考案によった場合を示
し、第8図は本考案の他の変形例を示す外観図、第9図
は同縦断面図、第10図および第11図は第9図に示す
実施例による測定結果を示すグラフ、第12図は従来の
検出器の正面図である。 5……検出器体、7……センサ台、9……容器保持孔、
10……内底部、11……試料容器、13……天板、1
5……開口、18……小孔、24……覆い箱、27……
吸着材、S……匂いセンサ、S′……検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−308952(JP,A) 特開 平1−308953(JP,A) 特開 平2−47557(JP,A) 特開 平2−208548(JP,A) 実開 昭63−78260(JP,U) 実開 昭63−70067(JP,U) 実開 昭62−156871(JP,U) 実開 昭62−222154(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】揮撥性成分検出器体内に固設されるセンサ
台と、このセンサ台の下面側に嵌合支持される試料容器
とを備え、前記センサ台は試料容器を可及的密接状態に
嵌挿して保持し得る容器保持孔を有し、この容器保持孔
の内底部に匂いセンサをその検出部が容器保持孔内に突
出するよう支持し、試料容器はその天板に前記匂いセン
サの検出部が挿入され得る開口を有してなり、試料容器
をセンサ台の容器保持孔に嵌合支持させたとき匂いセン
サの検出部が前記開口から試料容器内に挿入されるよう
にしたことを特徴とする揮撥性成分検出器。 - 【請求項2】前記揮撥性成分検出器体の下部に前記試料
容器の露出部分およびその嵌合取付け部分を囲繞するよ
うに覆い箱を気密状態に取付け、この覆い箱の内面に活
性炭素繊維等の吸着材を添設した請求項1記載の揮撥性
成分検出器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989113164U JPH0629729Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-09-27 | 揮撥性成分検出器 |
| US07/531,862 US5051240A (en) | 1989-06-22 | 1990-06-01 | Volatile component detector with socket for sample receptacle |
| FR909007578A FR2648912B1 (fr) | 1989-06-22 | 1990-06-18 | Detecteur de constituants volatils dont la partie detectrice est inseree dans le recipient contenant l'echantillon |
| DE4019897A DE4019897A1 (de) | 1989-06-22 | 1990-06-22 | Detektor fuer leichtfluechtige komponenten |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344489 | 1989-06-22 | ||
| JP1-73444 | 1989-06-22 | ||
| JP1989113164U JPH0629729Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-09-27 | 揮撥性成分検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355557U JPH0355557U (ja) | 1991-05-29 |
| JPH0629729Y2 true JPH0629729Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=26414588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989113164U Expired - Lifetime JPH0629729Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-09-27 | 揮撥性成分検出器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH0629729Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4019897A1 (ja) |
| FR (1) | FR2648912B1 (ja) |
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| US6085576A (en) * | 1998-03-20 | 2000-07-11 | Cyrano Sciences, Inc. | Handheld sensing apparatus |
| AU5330200A (en) * | 1999-06-18 | 2001-01-09 | Michigan State University | Method and apparatus for the detection of volatile products in a sample |
| DE20305431U1 (de) * | 2003-04-04 | 2003-08-21 | Olfatec Gmbh | Becherglas zur Aufbereitung und Darbietung von Geruchsproben |
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| JP4947629B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2012-06-06 | 極東産機株式会社 | 壁紙糊付機 |
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| CN110927053B (zh) * | 2019-12-13 | 2022-07-01 | 深圳市集洁号环保科技有限公司 | 一种环保材料毒性物质挥发检测设备 |
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|---|---|---|---|---|
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| US4563893A (en) * | 1983-04-22 | 1986-01-14 | Necmi Tanyolac | Methods and apparatus for detection and identification of volatile materials and odors |
| GB2142433B (en) * | 1983-06-29 | 1986-10-29 | Metal Box Plc | Apparatus for detecting micr-organisms |
| DE3504499C1 (de) * | 1985-02-09 | 1986-06-12 | Drägerwerk AG, 2400 Lübeck | Verfahren zur Sensibilisierung und Stabilisierung des Betriebszustandes von Halbleitergassensoren |
| JPS62156871U (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-05 | ||
| JPS62222154A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-30 | Wakabayashi Shoten:Kk | におい濃度を測定する方法 |
| US4770027A (en) * | 1986-03-24 | 1988-09-13 | Katuo Ehara | Method of measuring concentrations of odors and a device therefor |
| US4770025A (en) * | 1987-05-22 | 1988-09-13 | Robert Graf | Pulling clamp |
| JPH01131444A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Katsuo Ebara | ニオイ識別装置 |
| JPH0627719B2 (ja) * | 1988-04-09 | 1994-04-13 | 新コスモス電機株式会社 | におい検知装置 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1989113164U patent/JPH0629729Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-06-01 US US07/531,862 patent/US5051240A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-06-18 FR FR909007578A patent/FR2648912B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1990-06-22 DE DE4019897A patent/DE4019897A1/de active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355557U (ja) | 1991-05-29 |
| FR2648912B1 (fr) | 1994-07-01 |
| FR2648912A1 (fr) | 1990-12-28 |
| DE4019897A1 (de) | 1991-01-10 |
| US5051240A (en) | 1991-09-24 |
| DE4019897C2 (ja) | 1992-11-26 |
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