JPH06297732A - ドットインパクトプリンタ - Google Patents
ドットインパクトプリンタInfo
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- JPH06297732A JPH06297732A JP11211393A JP11211393A JPH06297732A JP H06297732 A JPH06297732 A JP H06297732A JP 11211393 A JP11211393 A JP 11211393A JP 11211393 A JP11211393 A JP 11211393A JP H06297732 A JPH06297732 A JP H06297732A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 56
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
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- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 12
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電アクチュエータで印字ワイヤを有する可
動アームを駆動して印字する印字ヘッドにおいて、多数
回にわたる印字の実行により可動アームのストッパ機構
が摩耗して、2次バウンドが大きくなっても、印字のた
めのインパクト力をほぼ一定に保つ。 【構成】 可動アーム32のストッパ機構37・38に
おける摩耗量すなわちギャップgを測定し、そのギャッ
プgの大きさに応じて圧電アクチュエータの駆動条件を
記憶したROM50のテーブルメモリ53から最適の駆
動条件のデータを読み出す。ギャップgが大きくなる
と、連続するドットの第1ドットと第2ドットの周期を
長くし、また第2ドットでの電圧印加時間を短かくし
て、第2ドットでのインパクト力が大きくなりすぎるの
を防ぐ。
動アームを駆動して印字する印字ヘッドにおいて、多数
回にわたる印字の実行により可動アームのストッパ機構
が摩耗して、2次バウンドが大きくなっても、印字のた
めのインパクト力をほぼ一定に保つ。 【構成】 可動アーム32のストッパ機構37・38に
おける摩耗量すなわちギャップgを測定し、そのギャッ
プgの大きさに応じて圧電アクチュエータの駆動条件を
記憶したROM50のテーブルメモリ53から最適の駆
動条件のデータを読み出す。ギャップgが大きくなる
と、連続するドットの第1ドットと第2ドットの周期を
長くし、また第2ドットでの電圧印加時間を短かくし
て、第2ドットでのインパクト力が大きくなりすぎるの
を防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクトプリ
ンタに関し、特に印字ワイヤを連結した可動アームとこ
の可動アームの後退運動を受止めるストッパ部材とのギ
ャプの大きさに応じて圧電アクチュエータの駆動条件を
変更するようにしたものに関する。
ンタに関し、特に印字ワイヤを連結した可動アームとこ
の可動アームの後退運動を受止めるストッパ部材とのギ
ャプの大きさに応じて圧電アクチュエータの駆動条件を
変更するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドットインパクトプリンタにおい
ては、圧電素子の積層体からなる圧電アクチュエータの
電圧印加時の伸縮変形により、弾性部材で支持された可
動アームを回動させて、この可動アームに連結した印字
ワイヤをプラテン側に突出してドット印字するようにし
た印字ヘッドは周知である。例えば、本願出願人は、特
開平2─137937号公報において、側面視略U字状
のメインフレームの基部に前記圧電アクチュエータの基
端部を固着する一方、圧電アクチュエータの他端部を可
動体に取付け、バネ部材の一方の板バネをメインフレー
ムに固着するとともに、バネ部材の他方の板バネを可動
体に固着し、更にこのバネ部材に可動アームを揺動可能
に支持し、圧電アクチュエータへの電圧の印加による伸
長変形でこの可動アームを印字位置に揺動させて印字ワ
イヤを介してドット印字する一方、圧電アクチュエータ
が収縮変形したときに、可動アームが基の初期位置より
も後退しないようにストッパ部材でその揺動範囲を規制
するとともに、これら可動アームの当接部とストッパ部
材のストッパ面との摩耗を軽減するようにした圧電素子
の運動変換装置を提案した。
ては、圧電素子の積層体からなる圧電アクチュエータの
電圧印加時の伸縮変形により、弾性部材で支持された可
動アームを回動させて、この可動アームに連結した印字
ワイヤをプラテン側に突出してドット印字するようにし
た印字ヘッドは周知である。例えば、本願出願人は、特
開平2─137937号公報において、側面視略U字状
のメインフレームの基部に前記圧電アクチュエータの基
端部を固着する一方、圧電アクチュエータの他端部を可
動体に取付け、バネ部材の一方の板バネをメインフレー
ムに固着するとともに、バネ部材の他方の板バネを可動
体に固着し、更にこのバネ部材に可動アームを揺動可能
に支持し、圧電アクチュエータへの電圧の印加による伸
長変形でこの可動アームを印字位置に揺動させて印字ワ
イヤを介してドット印字する一方、圧電アクチュエータ
が収縮変形したときに、可動アームが基の初期位置より
も後退しないようにストッパ部材でその揺動範囲を規制
するとともに、これら可動アームの当接部とストッパ部
材のストッパ面との摩耗を軽減するようにした圧電素子
の運動変換装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
出願人が提案した圧電素子の運動変換装置においては、
可動アームの印字動作後の元の初期位置への復帰時に、
可動アームの当接部をストッパ部材のストッパ面に当て
て、可動アームが初期位置よりも後退しないように規制
している関係上、例えば、1億回や2億回などの多数回
のドット印字の実行により、可動アームの当接部とスト
ッパ部材のストッパ面との摩耗は免れないことから、こ
れら当接部とストッパ部とのギャップ(隙間)が拡大さ
れ、各ドット印字後の可動アームの減衰振動における2
次バウンドが大きくなる。ところで、この種の印字ヘッ
ドにおいては、一般に、この2次バウンドのタイミング
で次のドット印字を実行するので、第2回目以降の各ド
ット印字においては、この大きな2次バウンドのバウン
ド力が加勢されるので、印字ワイヤが印字用紙に強く衝
突して用紙破れが発生し易いという問題がある。
出願人が提案した圧電素子の運動変換装置においては、
可動アームの印字動作後の元の初期位置への復帰時に、
可動アームの当接部をストッパ部材のストッパ面に当て
て、可動アームが初期位置よりも後退しないように規制
している関係上、例えば、1億回や2億回などの多数回
のドット印字の実行により、可動アームの当接部とスト
ッパ部材のストッパ面との摩耗は免れないことから、こ
れら当接部とストッパ部とのギャップ(隙間)が拡大さ
れ、各ドット印字後の可動アームの減衰振動における2
次バウンドが大きくなる。ところで、この種の印字ヘッ
ドにおいては、一般に、この2次バウンドのタイミング
で次のドット印字を実行するので、第2回目以降の各ド
ット印字においては、この大きな2次バウンドのバウン
ド力が加勢されるので、印字ワイヤが印字用紙に強く衝
突して用紙破れが発生し易いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、多数回にわたるドット印
字を実行しても、ワイヤによる用紙破れを極力防止し得
るドットインパクトプリンタを提供することである。
字を実行しても、ワイヤによる用紙破れを極力防止し得
るドットインパクトプリンタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のドットインパ
クトプリンタは、図1の機能ブロック図に示すように、
ワイヤと、このワイヤの基端部が一端部に連結された可
動アームと、圧電素子の積層体からなる圧電アクチュエ
ータと、この圧電アクチュエータの駆動力を可動アーム
に伝達する駆動力伝達機構と、可動アームが初期位置よ
りも後退しないように可動アームを受け止めるストッパ
部材を有するストッパ機構とを含むドット印字機構を複
数組備えた印字ヘッドと、複数の圧電アクチュエータを
駆動制御する制御手段とを備えたドットインパクトプリ
ンタにおいて、可動アームとストッパ部材間のギャップ
を検知するギャップ検知手段と、ギャップ検知手段で検
知されたギャップに基いて、連続印字するドットの第2
ドット以降において、各圧電アクチュエータに対する電
圧の印加条件を変更する駆動条件変更手段とを備えたも
のである。
クトプリンタは、図1の機能ブロック図に示すように、
ワイヤと、このワイヤの基端部が一端部に連結された可
動アームと、圧電素子の積層体からなる圧電アクチュエ
ータと、この圧電アクチュエータの駆動力を可動アーム
に伝達する駆動力伝達機構と、可動アームが初期位置よ
りも後退しないように可動アームを受け止めるストッパ
部材を有するストッパ機構とを含むドット印字機構を複
数組備えた印字ヘッドと、複数の圧電アクチュエータを
駆動制御する制御手段とを備えたドットインパクトプリ
ンタにおいて、可動アームとストッパ部材間のギャップ
を検知するギャップ検知手段と、ギャップ検知手段で検
知されたギャップに基いて、連続印字するドットの第2
ドット以降において、各圧電アクチュエータに対する電
圧の印加条件を変更する駆動条件変更手段とを備えたも
のである。
【0006】ここで、前記駆動条件変更手段は、連続印
字するドットの第1ドットと第2ドット間の周期を、前
記ギャップの増大に応じて大きく変更するようにした構
成(請求項2)、前記駆動条件変更手段は、第2ドット
の電圧印加幅を、前記ギャップの増大に応じて小さく変
更するようにした構成(請求項3)、等の種々の態様に
構成することができる。
字するドットの第1ドットと第2ドット間の周期を、前
記ギャップの増大に応じて大きく変更するようにした構
成(請求項2)、前記駆動条件変更手段は、第2ドット
の電圧印加幅を、前記ギャップの増大に応じて小さく変
更するようにした構成(請求項3)、等の種々の態様に
構成することができる。
【0007】更に、前記ギャップ検知手段は、印字ヘッ
ドを搭載したキャリッジを案内するガイドロッドと、こ
のガイドロッドの位置を前後方向に微調整可能な偏心機
構とを含む微調整機構と、微調整機構を駆動する為の第
1ステッピングモータと、微調整機構を駆動する為の第
2ステッピングモータと、第1ステッピングモータを駆
動制御して複数のワイヤとプラテン間の隙間が零の状態
で第1ステッピングモータを脱調させ、その後第2ステ
ッピングモータを駆動制御してギャップ零の状態で第2
ステッピングモータを脱調させ、第2ステッピングモー
タの制御量からギャップを検知するギャップ検知制御手
段とを備えた構成(請求項4)、またギャップ検知手段
は、印字ヘッドを搭載したキャリッジを案内するガイド
ロッドと、このガイドロッドの位置を前後方向に微調整
可能な偏心機構とを含む微調整機構と、微調整機構を駆
動する為のモータと、ワイヤ先端と対向して設けられた
圧電素子と、モータを駆動してワイヤ先端が圧電素子に
当接したときと、モータを更に駆動して可動アームがス
トッパ部材に当接したときの圧電素子の出力信号を検出
するとともに、その両時点間の微調整機構の移動量から
前記ギャップを検知するギャップ検知制御手段とを備え
た構成(請求項5)、等の種々の態様に構成することも
できる。
ドを搭載したキャリッジを案内するガイドロッドと、こ
のガイドロッドの位置を前後方向に微調整可能な偏心機
構とを含む微調整機構と、微調整機構を駆動する為の第
1ステッピングモータと、微調整機構を駆動する為の第
2ステッピングモータと、第1ステッピングモータを駆
動制御して複数のワイヤとプラテン間の隙間が零の状態
で第1ステッピングモータを脱調させ、その後第2ステ
ッピングモータを駆動制御してギャップ零の状態で第2
ステッピングモータを脱調させ、第2ステッピングモー
タの制御量からギャップを検知するギャップ検知制御手
段とを備えた構成(請求項4)、またギャップ検知手段
は、印字ヘッドを搭載したキャリッジを案内するガイド
ロッドと、このガイドロッドの位置を前後方向に微調整
可能な偏心機構とを含む微調整機構と、微調整機構を駆
動する為のモータと、ワイヤ先端と対向して設けられた
圧電素子と、モータを駆動してワイヤ先端が圧電素子に
当接したときと、モータを更に駆動して可動アームがス
トッパ部材に当接したときの圧電素子の出力信号を検出
するとともに、その両時点間の微調整機構の移動量から
前記ギャップを検知するギャップ検知制御手段とを備え
た構成(請求項5)、等の種々の態様に構成することも
できる。
【0008】
【作用】請求項1のドットインパクトプリンタにおいて
は、ギャップ検知手段は、可動アームとストッパ機構の
ストッパ部材間のギャップを検知するので、駆動条件変
更手段は、ギャップ検知手段で検知されたギャップに基
いて、連続印字するドットの第2ドット以降において、
各圧電アクチュエータに対する電圧の印加条件を変更す
る。その結果、圧電アクチュエータはこの変更された電
圧印加条件で駆動されるので、駆動力伝達機構及び可動
アームを介してこの可動アームに連結されたワイヤによ
る第2ドット以降の各ドット印字のインパクト力が変更
される。
は、ギャップ検知手段は、可動アームとストッパ機構の
ストッパ部材間のギャップを検知するので、駆動条件変
更手段は、ギャップ検知手段で検知されたギャップに基
いて、連続印字するドットの第2ドット以降において、
各圧電アクチュエータに対する電圧の印加条件を変更す
る。その結果、圧電アクチュエータはこの変更された電
圧印加条件で駆動されるので、駆動力伝達機構及び可動
アームを介してこの可動アームに連結されたワイヤによ
る第2ドット以降の各ドット印字のインパクト力が変更
される。
【0009】即ち、可動アームとストッパ部材間のギャ
ップに基いて、第2ドット以降における圧電アクチュエ
ータの圧電印加条件つまりワイヤによるドット印字のイ
ンパクト力が変更されることから、多数回にわたるドッ
ト印字の実行に伴って、このギャップが拡大して前回の
ドット印字後の可動アームの減衰振動における2次バウ
ンドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウンド
のタイミングで印字する第2ドット以降の各ドットにお
けるワイヤによる用紙破れを極力防止することができ
る。
ップに基いて、第2ドット以降における圧電アクチュエ
ータの圧電印加条件つまりワイヤによるドット印字のイ
ンパクト力が変更されることから、多数回にわたるドッ
ト印字の実行に伴って、このギャップが拡大して前回の
ドット印字後の可動アームの減衰振動における2次バウ
ンドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウンド
のタイミングで印字する第2ドット以降の各ドットにお
けるワイヤによる用紙破れを極力防止することができ
る。
【0010】請求項2のドットインパクトプリンタにお
いては、前記駆動条件変更手段は、連続印字するドット
の第1ドットと第2ドット間の周期を、前記ギャップの
増大に応じて大きく変更することから、多数回にわたる
ドット印字の実行に伴って、ギャップが拡大して第1ド
ット印字後の可動アームの減衰振動における2次バウン
ドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウンドの
タイミングより遅らせて2次バウンドに影響されること
なく弱められたインパクト力で第2ドットが印字され、
特に第2ドット印字におけるワイヤによる用紙破れを極
力防止することができる。
いては、前記駆動条件変更手段は、連続印字するドット
の第1ドットと第2ドット間の周期を、前記ギャップの
増大に応じて大きく変更することから、多数回にわたる
ドット印字の実行に伴って、ギャップが拡大して第1ド
ット印字後の可動アームの減衰振動における2次バウン
ドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウンドの
タイミングより遅らせて2次バウンドに影響されること
なく弱められたインパクト力で第2ドットが印字され、
特に第2ドット印字におけるワイヤによる用紙破れを極
力防止することができる。
【0011】請求項3のドットインパクトプリンタにお
いては、前記駆動条件変更手段は、第2ドットの電圧印
加幅を、ギャップの増大に応じて小さく変更することか
ら、多数回にわたるドット印字の実行に伴って、ギャッ
プが拡大して第1ドット印字後の可動アームの減衰振動
における2次バウンドのバウンド力が大きくなっても、
この2次バウンドのタイミングで印字する第2ドット印
字のインパクト力が軽減され、請求項2と同様に作用す
る。
いては、前記駆動条件変更手段は、第2ドットの電圧印
加幅を、ギャップの増大に応じて小さく変更することか
ら、多数回にわたるドット印字の実行に伴って、ギャッ
プが拡大して第1ドット印字後の可動アームの減衰振動
における2次バウンドのバウンド力が大きくなっても、
この2次バウンドのタイミングで印字する第2ドット印
字のインパクト力が軽減され、請求項2と同様に作用す
る。
【0012】請求項4のドットインパクトプリンタにお
いては、ギャップ検知制御手段は、先ず第1ステッピン
グモータを駆動制御して微調整機構の偏心機構を介して
キャリッジをプラテン方向に微動させて、複数のワイヤ
とプラテン間の隙間が零の状態で第1ステッピングモー
タを脱調させ、その後第2ステッピングモータを駆動制
御してギャップ零の状態で第2ステッピングモータを脱
調させ、最終的に第2ステッピングモータの制御量から
ギャップを検知することから、このギャップを正確に検
知することができる。
いては、ギャップ検知制御手段は、先ず第1ステッピン
グモータを駆動制御して微調整機構の偏心機構を介して
キャリッジをプラテン方向に微動させて、複数のワイヤ
とプラテン間の隙間が零の状態で第1ステッピングモー
タを脱調させ、その後第2ステッピングモータを駆動制
御してギャップ零の状態で第2ステッピングモータを脱
調させ、最終的に第2ステッピングモータの制御量から
ギャップを検知することから、このギャップを正確に検
知することができる。
【0013】請求項5のドットインパクトプリンタにお
いては、ギャップ検知制御手段は、先ずモータを駆動し
て微調整機構の偏心機構を介してキャリッジをプラテン
方向に微動させて、ワイヤ先端が圧電素子に当接したと
きと、モータを更に駆動して可動アームがストッパ部材
に当接したときの圧電素子の出力信号を検出し、最終的
に両時点間の微調整機構の移動量からギャップを検知す
ることから、このギャップを正確に検知することができ
る。
いては、ギャップ検知制御手段は、先ずモータを駆動し
て微調整機構の偏心機構を介してキャリッジをプラテン
方向に微動させて、ワイヤ先端が圧電素子に当接したと
きと、モータを更に駆動して可動アームがストッパ部材
に当接したときの圧電素子の出力信号を検出し、最終的
に両時点間の微調整機構の移動量からギャップを検知す
ることから、このギャップを正確に検知することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、24ピン用の印字ヘッドを備え
たドットインパクトプリンタ1に本発明を適用した場合
のものである。図2に示すように、プラテン2の前側に
設けられたキャリッジ3は、プラテン2と平行に配設さ
れた第1ガイド軸4及び第2ガイド軸5に左右方移動可
能に支持され、図示外の駆動ワイヤに連結されたキャリ
ッジモータ40(図5参照)により左右往復移動駆動さ
れる。また、ドット印字方式の印字ヘッド6はこのキャ
リッジ3上にプラテン2と対向状に取付けられている。
尚、プラテン2は図示外のラインフィードモータ41
(図5参照)及びプラテン駆動機構を介して回転駆動さ
れるようになっている。
説明する。本実施例は、24ピン用の印字ヘッドを備え
たドットインパクトプリンタ1に本発明を適用した場合
のものである。図2に示すように、プラテン2の前側に
設けられたキャリッジ3は、プラテン2と平行に配設さ
れた第1ガイド軸4及び第2ガイド軸5に左右方移動可
能に支持され、図示外の駆動ワイヤに連結されたキャリ
ッジモータ40(図5参照)により左右往復移動駆動さ
れる。また、ドット印字方式の印字ヘッド6はこのキャ
リッジ3上にプラテン2と対向状に取付けられている。
尚、プラテン2は図示外のラインフィードモータ41
(図5参照)及びプラテン駆動機構を介して回転駆動さ
れるようになっている。
【0015】先ず、前記印字ヘッド6について、図3・
図4に基いて説明する。印字ヘッド6は、ノーズ部25
aを有する前部フレーム25及び底部を有する円筒状の
後部フレーム26と、前部フレーム25にゴム製で環状
のスペーサ27を介して取付けられた環状のリング部材
28と、このリング部材28に取付けられた24組のド
ット印字機構30とからなり、このドット印字機構30
について説明する。板状で且つ側面視略U字状の支持フ
レーム31は、その基端部でリング部材28にビス止め
され、先端部は板状の可動アーム32の長さ方向途中部
の直ぐ後側に位置している。圧電素子の積層体からなる
圧電アクチュエータ33は、支持フレーム31の基端側
の支持部31aと先端側のストッパ部31bとの間の切
欠き部31d内に前後方向向きに設けられ、これら支持
部31aとストッパ部31bとの間の取付け部31cに
その前端部が接着支持されるとともに、その後端部は可
動体34に接着固定されている。
図4に基いて説明する。印字ヘッド6は、ノーズ部25
aを有する前部フレーム25及び底部を有する円筒状の
後部フレーム26と、前部フレーム25にゴム製で環状
のスペーサ27を介して取付けられた環状のリング部材
28と、このリング部材28に取付けられた24組のド
ット印字機構30とからなり、このドット印字機構30
について説明する。板状で且つ側面視略U字状の支持フ
レーム31は、その基端部でリング部材28にビス止め
され、先端部は板状の可動アーム32の長さ方向途中部
の直ぐ後側に位置している。圧電素子の積層体からなる
圧電アクチュエータ33は、支持フレーム31の基端側
の支持部31aと先端側のストッパ部31bとの間の切
欠き部31d内に前後方向向きに設けられ、これら支持
部31aとストッパ部31bとの間の取付け部31cに
その前端部が接着支持されるとともに、その後端部は可
動体34に接着固定されている。
【0016】前記支持部31aの後端部の切欠き部31
dに面する端部には、バネ部材35の第1バネ35aが
固着されるとともに、この端面に対応する可動体34の
端部にはバネ部材35の第2バネ35bが固着されてい
る。ところで、このバネ部材35は、対向状の第1・第
2バネ35a・35bと、これら第1・第2バネ35a
・35bを連結した連結部35cとからなり、この連結
部35cには、前記後部フレーム26内で放射状に配設
された可動アーム32の基端部が固着され、この可動ア
ーム32の先端部には、ノーズ部25aを挿通してプラ
テン2に延びる印字ワイヤ36の基端部が取付けられて
いる。
dに面する端部には、バネ部材35の第1バネ35aが
固着されるとともに、この端面に対応する可動体34の
端部にはバネ部材35の第2バネ35bが固着されてい
る。ところで、このバネ部材35は、対向状の第1・第
2バネ35a・35bと、これら第1・第2バネ35a
・35bを連結した連結部35cとからなり、この連結
部35cには、前記後部フレーム26内で放射状に配設
された可動アーム32の基端部が固着され、この可動ア
ーム32の先端部には、ノーズ部25aを挿通してプラ
テン2に延びる印字ワイヤ36の基端部が取付けられて
いる。
【0017】そして、圧電アクチュエータ33には、バ
ネ部材35のバネ力により、可動体34を介してその長
さ方向に所定の圧縮荷重が常に付加されるとともに、前
記可動アーム32はバネ部材35を介して、ストッパ部
31bの後端部に取付けたストッパ部材37の後端と可
動アーム32に取付けた当接部材38の前端との間にギ
ャップgを設けることのないように配設されている。
尚、ストッパ部材37と当接部材38とからストッパ機
構が構成されている。
ネ部材35のバネ力により、可動体34を介してその長
さ方向に所定の圧縮荷重が常に付加されるとともに、前
記可動アーム32はバネ部材35を介して、ストッパ部
31bの後端部に取付けたストッパ部材37の後端と可
動アーム32に取付けた当接部材38の前端との間にギ
ャップgを設けることのないように配設されている。
尚、ストッパ部材37と当接部材38とからストッパ機
構が構成されている。
【0018】そして、前記圧電アクチュエータ33に電
圧が印加されたとき、圧電アクチュエータ33はその積
層方向つまり前後方向に所定長さだけ伸長変形するの
で、可動体34が矢印P方向に移動するのに伴って、第
2バネ35bだけが対向する第1バネ35aに沿って後
方に移動し、バネ部材35は、図4に2点鎖線で示すよ
うに、外側に湾曲状に撓む。その結果、可動アーム32
には、図4において反時計回転方向の回転モーメントが
生じ、図4に2点鎖線で示すように、可動アーム32
は、その先端部をプラテン2方向に移動した印字位置ま
で回動すると同時に、印字ワイヤ36がプラテン2方向
に移動して、図示外のインクリボンを介してドット印字
が実行される。
圧が印加されたとき、圧電アクチュエータ33はその積
層方向つまり前後方向に所定長さだけ伸長変形するの
で、可動体34が矢印P方向に移動するのに伴って、第
2バネ35bだけが対向する第1バネ35aに沿って後
方に移動し、バネ部材35は、図4に2点鎖線で示すよ
うに、外側に湾曲状に撓む。その結果、可動アーム32
には、図4において反時計回転方向の回転モーメントが
生じ、図4に2点鎖線で示すように、可動アーム32
は、その先端部をプラテン2方向に移動した印字位置ま
で回動すると同時に、印字ワイヤ36がプラテン2方向
に移動して、図示外のインクリボンを介してドット印字
が実行される。
【0019】一方、前記圧電アクチュエータ33への電
圧の印加が停止されたときには、圧電アクチュエータ3
3が元の状態に収縮変形するので、可動体34とバネ部
材35を介して、可動アーム32が元の初期位置に復帰
回動する。このとき、前記ストッパ機構により、可動ア
ーム32が元の初期位置よりも後退しないように可動ア
ーム32がストッパ部材37で受止められる。ところ
で、このように、圧電アクチュエータ33による一連の
印字動作が実行された後、可動アーム32が前述のよう
に、バネ部材35を介して元の初期位置に復帰回動する
ときに、当接部材38とストッパ部材37とが衝突して
これら両部材38・37が夫々摩耗し、多数回の印字動
作で前記ギャップgが大きくなる。
圧の印加が停止されたときには、圧電アクチュエータ3
3が元の状態に収縮変形するので、可動体34とバネ部
材35を介して、可動アーム32が元の初期位置に復帰
回動する。このとき、前記ストッパ機構により、可動ア
ーム32が元の初期位置よりも後退しないように可動ア
ーム32がストッパ部材37で受止められる。ところ
で、このように、圧電アクチュエータ33による一連の
印字動作が実行された後、可動アーム32が前述のよう
に、バネ部材35を介して元の初期位置に復帰回動する
ときに、当接部材38とストッパ部材37とが衝突して
これら両部材38・37が夫々摩耗し、多数回の印字動
作で前記ギャップgが大きくなる。
【0020】このギャップgが拡大すると、第1ドット
印字後において、可動アーム32の初期位置に復帰回動
したときに、これら両部材38・37の衝突による減衰
振動において、可動アーム32が再度プラテン2側に飛
び出す2次バウンドのバウンド力が大きくなる。ここ
で、一般に、ドット印字が連続するときには、前回の印
字動作による2次バウンドのタイミングで次のドットを
印字するようになっているので、この大きくなった2次
バウンドのタイミングで印字する第2ドット以降の各ド
ット印字における印字ワイヤ36のインパクト力が大き
くなり、印字ワイヤ36による用紙破れが発生し易くな
る。ここで、可動体34及びバネ部材35などから駆動
力伝達機構が構成されている。
印字後において、可動アーム32の初期位置に復帰回動
したときに、これら両部材38・37の衝突による減衰
振動において、可動アーム32が再度プラテン2側に飛
び出す2次バウンドのバウンド力が大きくなる。ここ
で、一般に、ドット印字が連続するときには、前回の印
字動作による2次バウンドのタイミングで次のドットを
印字するようになっているので、この大きくなった2次
バウンドのタイミングで印字する第2ドット以降の各ド
ット印字における印字ワイヤ36のインパクト力が大き
くなり、印字ワイヤ36による用紙破れが発生し易くな
る。ここで、可動体34及びバネ部材35などから駆動
力伝達機構が構成されている。
【0021】次に、キャリッジ3をプラテン2に対して
接近方向又は離隔方向に移動させて、前記可動アーム3
2とストッパ部材37間のギャップgを検知するギャッ
プ検知機構10について、図2に基いて説明する。前記
第1ガイド軸4の左端部にはこの軸心から偏心した位置
に、図示外のサイドフレームに回転可能に支持された連
結軸11が固着され、この連結軸11には扇状のセクタ
ギヤ12が固着されている。このセクタギヤ12には、
プラテン2と平行な支軸13に固着された第1ギヤ14
が噛合され、この支軸13には更に第2ギヤ15が固着
され、この第2ギヤ15には、ステッピングモータから
なる第1駆動モータ16の駆動軸に取付けた駆動ギヤ1
7と、ステッピングモータからなる第2駆動モータ20
の駆動軸に取付けた駆動ギヤ21とが夫々噛合されてい
る。
接近方向又は離隔方向に移動させて、前記可動アーム3
2とストッパ部材37間のギャップgを検知するギャッ
プ検知機構10について、図2に基いて説明する。前記
第1ガイド軸4の左端部にはこの軸心から偏心した位置
に、図示外のサイドフレームに回転可能に支持された連
結軸11が固着され、この連結軸11には扇状のセクタ
ギヤ12が固着されている。このセクタギヤ12には、
プラテン2と平行な支軸13に固着された第1ギヤ14
が噛合され、この支軸13には更に第2ギヤ15が固着
され、この第2ギヤ15には、ステッピングモータから
なる第1駆動モータ16の駆動軸に取付けた駆動ギヤ1
7と、ステッピングモータからなる第2駆動モータ20
の駆動軸に取付けた駆動ギヤ21とが夫々噛合されてい
る。
【0022】前記第1ギヤ14の外周部の一部には、複
数のスリットを所定間隔おきに環状に形成したエンコー
ダディスク18が固着され、このエンコーダディスク1
8を挟むように平面視略コ字状のフォトインタラプタ1
9が設けられている。ここで、前記連結軸11とセクタ
ギヤ12とから偏心機構が構成され、また第1ガイド軸
4とこの偏心機構と第1・第2ギヤ14・15などから
微調整機構が構成されている。
数のスリットを所定間隔おきに環状に形成したエンコー
ダディスク18が固着され、このエンコーダディスク1
8を挟むように平面視略コ字状のフォトインタラプタ1
9が設けられている。ここで、前記連結軸11とセクタ
ギヤ12とから偏心機構が構成され、また第1ガイド軸
4とこの偏心機構と第1・第2ギヤ14・15などから
微調整機構が構成されている。
【0023】ところで、前記第2駆動モータ20は、2
4組設けられたドット印字機構30の印字ワイヤ36の
先端がプラテン2に当接したときに、印字ワイヤ36及
び可動アーム32を介して、バネ部材35のバネ定数つ
まりバネ力に関連して作用する負荷により脱調するよう
なトルクを有するモータである。また、前記第1駆動モ
ータ16は、この第2駆動モータ20の脱調後において
駆動され、バネ部材35のバネ力に関連して発生する負
荷に対抗して印字ヘッド6をプラテン2に押圧する一
方、この押圧により、印字ワイヤ36及び可動アーム3
2を介して、前記ギャップgが零となり、大きな負荷に
より脱調するようなトルクを有するモータである。
4組設けられたドット印字機構30の印字ワイヤ36の
先端がプラテン2に当接したときに、印字ワイヤ36及
び可動アーム32を介して、バネ部材35のバネ定数つ
まりバネ力に関連して作用する負荷により脱調するよう
なトルクを有するモータである。また、前記第1駆動モ
ータ16は、この第2駆動モータ20の脱調後において
駆動され、バネ部材35のバネ力に関連して発生する負
荷に対抗して印字ヘッド6をプラテン2に押圧する一
方、この押圧により、印字ワイヤ36及び可動アーム3
2を介して、前記ギャップgが零となり、大きな負荷に
より脱調するようなトルクを有するモータである。
【0024】これら第1・第2駆動モータ16・20は
前述したような負荷で脱調するので、先ず第2駆動モー
タ20が図において時計回転方向に駆動されると、第2
ギヤ15、支軸13、第1ギヤ14を介してセクタギヤ
12が駆動されるので、連結軸11と第1ガイド軸4を
介してキャリッジ3が微少距離だけプラテン2方向に接
近移動し、印字ワイヤ36の先端がプラテン2に当接し
たときに、第2駆動モータ20が脱調する。その後、第
1駆動モータ16が駆動されて印字ヘッド6が更にプラ
テン2方向に移動され、前記ギャップgが零とったとき
の大きな負荷により脱調する。
前述したような負荷で脱調するので、先ず第2駆動モー
タ20が図において時計回転方向に駆動されると、第2
ギヤ15、支軸13、第1ギヤ14を介してセクタギヤ
12が駆動されるので、連結軸11と第1ガイド軸4を
介してキャリッジ3が微少距離だけプラテン2方向に接
近移動し、印字ワイヤ36の先端がプラテン2に当接し
たときに、第2駆動モータ20が脱調する。その後、第
1駆動モータ16が駆動されて印字ヘッド6が更にプラ
テン2方向に移動され、前記ギャップgが零とったとき
の大きな負荷により脱調する。
【0025】ここで、第1・第2駆動モータ16・20
の駆動よにり第1ギヤ14が回転しているときには、前
記フォトインタラプタ19からはエンコーダディスク1
8のスリットにより複数のスリット信号ESが出力され
る。但し、フォトインタラプタ19からは、第1・第2
駆動モータ16・20の何れが1ステップ駆動されて
も、1つのスリット信号ESつまり「H」レベルから
「L」レベルに変化するスリット信号ES、或いは
「H」レベルから「L」レベルに変化するスリット信号
ESが確実に出力されるものとする。このように、この
ギャップ検知機構10を構成したので、ギャップgを簡
単に且つ正確に検知することができる。
の駆動よにり第1ギヤ14が回転しているときには、前
記フォトインタラプタ19からはエンコーダディスク1
8のスリットにより複数のスリット信号ESが出力され
る。但し、フォトインタラプタ19からは、第1・第2
駆動モータ16・20の何れが1ステップ駆動されて
も、1つのスリット信号ESつまり「H」レベルから
「L」レベルに変化するスリット信号ES、或いは
「H」レベルから「L」レベルに変化するスリット信号
ESが確実に出力されるものとする。このように、この
ギャップ検知機構10を構成したので、ギャップgを簡
単に且つ正確に検知することができる。
【0026】次に、ドットインパクトプリンタ1の制御
系は、図5のブロック図に示すように構成されている。
印字ヘッド6に設けられた24個の圧電アクチュエータ
33の各々に駆動信号を出力する駆動回路42、キャリ
ッジモータ40の為の駆動回路43、ラインフィードモ
ータ41の為の駆動回路44、第1駆動モータ16の為
の駆動回路45、第2駆動モータ20の為の駆動回路3
9及びフォトインタラプタ19が制御装置Cの入出力イ
ンターフェース46に接続されている。制御装置Cは、
CPU48と、このCPU48にデータバスなどのバス
47を介して接続された入出力インターフェース46、
ROM50及びRAM60とから構成されている。尚、
この制御装置Cには、モデム49を介して図示外の外部
機器から印字データが受信される。
系は、図5のブロック図に示すように構成されている。
印字ヘッド6に設けられた24個の圧電アクチュエータ
33の各々に駆動信号を出力する駆動回路42、キャリ
ッジモータ40の為の駆動回路43、ラインフィードモ
ータ41の為の駆動回路44、第1駆動モータ16の為
の駆動回路45、第2駆動モータ20の為の駆動回路3
9及びフォトインタラプタ19が制御装置Cの入出力イ
ンターフェース46に接続されている。制御装置Cは、
CPU48と、このCPU48にデータバスなどのバス
47を介して接続された入出力インターフェース46、
ROM50及びRAM60とから構成されている。尚、
この制御装置Cには、モデム49を介して図示外の外部
機器から印字データが受信される。
【0027】前記ROM50のパターンメモリ51に
は、文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関する
ドットパターンデータが格納され、またプログラムメモ
リ52には、本願特有の後述のギャップ検知制御の制御
プログラム、受信した印字データのコードに対応するド
ットパターンデータを読出して印字処理する印字処理制
御の制御プログラムなどが格納されている。
は、文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関する
ドットパターンデータが格納され、またプログラムメモ
リ52には、本願特有の後述のギャップ検知制御の制御
プログラム、受信した印字データのコードに対応するド
ットパターンデータを読出して印字処理する印字処理制
御の制御プログラムなどが格納されている。
【0028】更に、ROM50のテーブルメモリ53に
は、連続するドット印字に関して、図6に示すように、
第1ドットの電圧印加幅データd1と、第1ドットに連
続する第2ドットまでの第1周期データt1と、第2ド
ットの電圧印加幅データd2及び第2ドット以降の各ド
ットに連続するドットまでの第2周期データt2との各
々について、前記ギャップgが「0 〜0.05mm」のときの
第1駆動条件テーブル、ギャップgが「0.06〜0.10mm」
のときの第2駆動条件テーブル、ギャップgが「0.11〜
0.15mm」のときの第3駆動条件テーブル、ギャップgが
「0.16〜0.20mm」のときの第4駆動条件テーブルが夫々
格納されている。
は、連続するドット印字に関して、図6に示すように、
第1ドットの電圧印加幅データd1と、第1ドットに連
続する第2ドットまでの第1周期データt1と、第2ド
ットの電圧印加幅データd2及び第2ドット以降の各ド
ットに連続するドットまでの第2周期データt2との各
々について、前記ギャップgが「0 〜0.05mm」のときの
第1駆動条件テーブル、ギャップgが「0.06〜0.10mm」
のときの第2駆動条件テーブル、ギャップgが「0.11〜
0.15mm」のときの第3駆動条件テーブル、ギャップgが
「0.16〜0.20mm」のときの第4駆動条件テーブルが夫々
格納されている。
【0029】前記RAM60には、前記フォトインタラ
プタ19から入力されるスリット信号ESをカウントす
るギャップカウンタ61、検知されたギャップgの値が
格納されるギャップ値メモリ62、各種設定されたフラ
グのフラグデータを格納するフラグメモリ63、CPU
48で演算した演算結果を一時的に格納する各種メモリ
などが設けられている。
プタ19から入力されるスリット信号ESをカウントす
るギャップカウンタ61、検知されたギャップgの値が
格納されるギャップ値メモリ62、各種設定されたフラ
グのフラグデータを格納するフラグメモリ63、CPU
48で演算した演算結果を一時的に格納する各種メモリ
などが設けられている。
【0030】次に、ドットインパクトプリンタ1の制御
装置Cで行なわれるギャップ検知制御のルーチンについ
て、図7のフローチャートに基いて説明する。尚、図中
Si(i=11、12、13・・・・)は各ステップで
ある。プリンタ1に電源が投入される毎に開始され、先
ずギャップカウンタのカウント値GCがクリアされ(S
11)、第2駆動モータ20が1ステップ分だけ駆動され
る(S12)。次に、スリット信号ESが変化したとき、
つまりスリット信号ESが、「H」レベルから「L」レ
ベルに、又は「L」レベル「H」レベルに変化したとき
には(S13:Yes )、S12とS13とが繰り返される。そ
して、前述したように、印字ヘッド6が微少距離ずつプ
ラテン2側に移動して、24本の印字ワイヤ36の先端
がプラテン2に当接したとき、この第2駆動モータ20
がバネ部材35のバネ力による負荷により脱調するのに
伴って、スリット信号ESが変化しなくなり(S13:N
o)、第2駆動モータ20の駆動が停止されるととも
に、第1駆動モータ16が同様に1ステップだけ駆動さ
れる(S14)。
装置Cで行なわれるギャップ検知制御のルーチンについ
て、図7のフローチャートに基いて説明する。尚、図中
Si(i=11、12、13・・・・)は各ステップで
ある。プリンタ1に電源が投入される毎に開始され、先
ずギャップカウンタのカウント値GCがクリアされ(S
11)、第2駆動モータ20が1ステップ分だけ駆動され
る(S12)。次に、スリット信号ESが変化したとき、
つまりスリット信号ESが、「H」レベルから「L」レ
ベルに、又は「L」レベル「H」レベルに変化したとき
には(S13:Yes )、S12とS13とが繰り返される。そ
して、前述したように、印字ヘッド6が微少距離ずつプ
ラテン2側に移動して、24本の印字ワイヤ36の先端
がプラテン2に当接したとき、この第2駆動モータ20
がバネ部材35のバネ力による負荷により脱調するのに
伴って、スリット信号ESが変化しなくなり(S13:N
o)、第2駆動モータ20の駆動が停止されるととも
に、第1駆動モータ16が同様に1ステップだけ駆動さ
れる(S14)。
【0031】そして、同様にスリット信号ESが変化す
るときには(S15:Yes )、ギャップカウント値GCが
1つインクリメントされ(S16)、S16に戻る。その
後、S14〜S16が繰り返される。その結果、前述した
ように、印字ワイヤ36及び可動アーム32を介して、
前記ギャップgが零となり、大きな負荷が印字ヘッド6
に作用したときに第1駆動モータ16が脱調するのに伴
って、スリット信号ESが変化しなくなり(S15:N
o)、第1駆動モータ16の駆動が停止され、このギャ
ップカウント値GCに基いて実際のギャップg(mm) が
演算により求められる(S17)。
るときには(S15:Yes )、ギャップカウント値GCが
1つインクリメントされ(S16)、S16に戻る。その
後、S14〜S16が繰り返される。その結果、前述した
ように、印字ワイヤ36及び可動アーム32を介して、
前記ギャップgが零となり、大きな負荷が印字ヘッド6
に作用したときに第1駆動モータ16が脱調するのに伴
って、スリット信号ESが変化しなくなり(S15:N
o)、第1駆動モータ16の駆動が停止され、このギャ
ップカウント値GCに基いて実際のギャップg(mm) が
演算により求められる(S17)。
【0032】次に、そのギャップgが0.05mm以下のとき
には(S18:Yes )、第1駆動条件テーブルが選択され
(S19)、この制御を終了してメインルーチンにリター
ンする。しかし、ギャップgが、0.06mmと0.10mmの範囲
内のときには(S18:No、S20:Yes )、第2駆動条件
テーブルが選択され(S21)、同様にメインルーチンに
リターンする。また、ギャップgが、0.11mmと0.15mmの
範囲内のときには(S18・S20:No、S22:Yes )、第
3駆動条件テーブルが選択され(S23)、同様にメイン
ルーチンにリターンする。更に、ギャップgが、0.16mm
以上のときには(S18・S20・S22:No)、第4駆動条
件テーブルが選択され(S24)、同様にメインルーチン
にリターンする。
には(S18:Yes )、第1駆動条件テーブルが選択され
(S19)、この制御を終了してメインルーチンにリター
ンする。しかし、ギャップgが、0.06mmと0.10mmの範囲
内のときには(S18:No、S20:Yes )、第2駆動条件
テーブルが選択され(S21)、同様にメインルーチンに
リターンする。また、ギャップgが、0.11mmと0.15mmの
範囲内のときには(S18・S20:No、S22:Yes )、第
3駆動条件テーブルが選択され(S23)、同様にメイン
ルーチンにリターンする。更に、ギャップgが、0.16mm
以上のときには(S18・S20・S22:No)、第4駆動条
件テーブルが選択され(S24)、同様にメインルーチン
にリターンする。
【0033】次に、圧電アクチュエータ駆動処理制御の
ルーチンについて、図8のフローチャートに基いて説明
する。ここで、この圧電アクチュエータ駆動処理制御
は、印字処理制御に含まれ、印字処理処理の最終段階と
して圧電アクチュエータ33を駆動する為の制御プログ
ラムであり、印字する文字や記号のドットパターンデー
タが作成されてドット印字指令が出力されると開始され
る。尚、この制御は24個の圧電アクチュエータ33毎
に独立して夫々設けられており、これらは同様の制御内
容なので、特定の圧電アクチュエータ33に関してその
制御を説明することにする。
ルーチンについて、図8のフローチャートに基いて説明
する。ここで、この圧電アクチュエータ駆動処理制御
は、印字処理制御に含まれ、印字処理処理の最終段階と
して圧電アクチュエータ33を駆動する為の制御プログ
ラムであり、印字する文字や記号のドットパターンデー
タが作成されてドット印字指令が出力されると開始され
る。尚、この制御は24個の圧電アクチュエータ33毎
に独立して夫々設けられており、これらは同様の制御内
容なので、特定の圧電アクチュエータ33に関してその
制御を説明することにする。
【0034】この制御が開始されたときに、今回のドッ
ト印字指令は直前の印字指令に連続していないとき、つ
まり少なくとも1回分のドット印字指令が入力されなか
ったときには(S31:No)、選択された駆動条件テーブ
ルから、先ず第1ドット用電圧印加幅データd1が読出
され、この電圧印加幅データd1に対応する時間だけ圧
電アクチュエータ33が駆動され(S32)、制御装置C
内に設けられたソフトタイマーTの作動が開始され(S
33)、この制御を終了して、印字処理制御にリターンす
る。
ト印字指令は直前の印字指令に連続していないとき、つ
まり少なくとも1回分のドット印字指令が入力されなか
ったときには(S31:No)、選択された駆動条件テーブ
ルから、先ず第1ドット用電圧印加幅データd1が読出
され、この電圧印加幅データd1に対応する時間だけ圧
電アクチュエータ33が駆動され(S32)、制御装置C
内に設けられたソフトタイマーTの作動が開始され(S
33)、この制御を終了して、印字処理制御にリターンす
る。
【0035】一方、この制御が開始されたときに、今回
の印字が前回に連続しているときに(S31:Yes )、第
2ドット印字のときには(S34:Yes )、選択された駆
動条件テーブル内の第1周期データt1が読出されて、
タイマーTがこの第1周期データt1になるまで待機さ
れ(S35:No)、タイマーTがこの第1周期データt1
に合致したときには(S35:Yes )、選択された駆動条
件テーブル内の第2ドット用電圧印加幅データd2に基
いて、この電圧印加幅データd2に対応する時間だけ圧
電アクチュエータ33が駆動され(S36)、S33を経て
前記印字処理制御にリターンする。
の印字が前回に連続しているときに(S31:Yes )、第
2ドット印字のときには(S34:Yes )、選択された駆
動条件テーブル内の第1周期データt1が読出されて、
タイマーTがこの第1周期データt1になるまで待機さ
れ(S35:No)、タイマーTがこの第1周期データt1
に合致したときには(S35:Yes )、選択された駆動条
件テーブル内の第2ドット用電圧印加幅データd2に基
いて、この電圧印加幅データd2に対応する時間だけ圧
電アクチュエータ33が駆動され(S36)、S33を経て
前記印字処理制御にリターンする。
【0036】更に、この制御が開始されたときに、今回
の印字が前回に連続しているときに(S31:Yes )、第
3ドット以降の各ドット印字のときには(S34:No)、
選択された駆動条件テーブル内の第2周期データt2が
読出されて、タイマーTがこの第2周期データt2にな
るまで待機され(S37:No)、タイマーTがこの第2周
期データt2に合致したときには(S37:Yes )、選択
された駆動条件テーブル内の第2ドット用電圧印加幅デ
ータd2に基いて、この電圧印加幅データd2に対応す
る時間だけ圧電アクチュエータ33が駆動され(S3
6)、S33を経て前記印字処理制御にリターンする。
の印字が前回に連続しているときに(S31:Yes )、第
3ドット以降の各ドット印字のときには(S34:No)、
選択された駆動条件テーブル内の第2周期データt2が
読出されて、タイマーTがこの第2周期データt2にな
るまで待機され(S37:No)、タイマーTがこの第2周
期データt2に合致したときには(S37:Yes )、選択
された駆動条件テーブル内の第2ドット用電圧印加幅デ
ータd2に基いて、この電圧印加幅データd2に対応す
る時間だけ圧電アクチュエータ33が駆動され(S3
6)、S33を経て前記印字処理制御にリターンする。
【0037】例えば、ギャップgが0.05mm以下であっ
て、第1駆動条件テーブルが選択されたときには、図6
・図9に示すように、第1ドットP1に関して、電圧印
加幅d1(140 μsec)だけ圧電アクチュエータ33が駆
動され、この第1ドットの開始タイミングから第1周期
t1(300 μsec)だけ待機した後第2ドットP2に関し
て、電圧印加幅d2(90μsec)だけ圧電アクチュエータ
33が駆動され、第2周期t2(240 μsec)だけ待機し
た後、同様に第3ドットP3、第4ドットP4・・・・
について、同様に、第2周期t2だけ待機しながら電圧
印加幅d2だけ圧電アクチュエータ33が繰り返して駆
動される。
て、第1駆動条件テーブルが選択されたときには、図6
・図9に示すように、第1ドットP1に関して、電圧印
加幅d1(140 μsec)だけ圧電アクチュエータ33が駆
動され、この第1ドットの開始タイミングから第1周期
t1(300 μsec)だけ待機した後第2ドットP2に関し
て、電圧印加幅d2(90μsec)だけ圧電アクチュエータ
33が駆動され、第2周期t2(240 μsec)だけ待機し
た後、同様に第3ドットP3、第4ドットP4・・・・
について、同様に、第2周期t2だけ待機しながら電圧
印加幅d2だけ圧電アクチュエータ33が繰り返して駆
動される。
【0038】従って、印字ワイヤ36の先端の運動軌跡
は、その初期位置とプラテン2との間を各ドット印字毎
に往復印字運動する。尚、ここで、前記ギャップgが略
「0」のときに、この第1周期t1は、第2ドットを第
1ドット印字後における可動アーム32の2次バウンド
のタイミングで印字動作できるように設定されており、
また第2周期t2は、第3ドット以降の各ドット印字を
可動アーム32の2次バウンドのタイミングで印字動作
できるように設定されている。
は、その初期位置とプラテン2との間を各ドット印字毎
に往復印字運動する。尚、ここで、前記ギャップgが略
「0」のときに、この第1周期t1は、第2ドットを第
1ドット印字後における可動アーム32の2次バウンド
のタイミングで印字動作できるように設定されており、
また第2周期t2は、第3ドット以降の各ドット印字を
可動アーム32の2次バウンドのタイミングで印字動作
できるように設定されている。
【0039】一方、ギャップgが0.16mm以上に大きくな
るのに伴って、可動アーム32の2次バウンドが大きく
なる。このときには、第4駆動条件テーブルが選択さ
れ、図6・図10に示すように、第1周期t1が360 μ
sec に大きく変更されるので、第2ドットP2の駆動開
始タイミングが可動アーム32の2次バウンドのタイミ
ングより遅れることから、この第2ドットP2のインパ
クト力が弱められ、この第2ドットP2によるドット印
字で印字ワイヤ36による用紙破れを極力防止できる。
更に、第2ドットP2以降の各ドットP3、P4・・・
の電圧印加幅d2を75μsec に小さく変更されるので、
第2ドットP2以降の各ドットに対応する各インパクト
力も同様に弱められ、これらの連続するドット印字にお
ける印字ワイヤ36による紙破れを極力防止することが
できる。
るのに伴って、可動アーム32の2次バウンドが大きく
なる。このときには、第4駆動条件テーブルが選択さ
れ、図6・図10に示すように、第1周期t1が360 μ
sec に大きく変更されるので、第2ドットP2の駆動開
始タイミングが可動アーム32の2次バウンドのタイミ
ングより遅れることから、この第2ドットP2のインパ
クト力が弱められ、この第2ドットP2によるドット印
字で印字ワイヤ36による用紙破れを極力防止できる。
更に、第2ドットP2以降の各ドットP3、P4・・・
の電圧印加幅d2を75μsec に小さく変更されるので、
第2ドットP2以降の各ドットに対応する各インパクト
力も同様に弱められ、これらの連続するドット印字にお
ける印字ワイヤ36による紙破れを極力防止することが
できる。
【0040】なお、圧電アクチュエータ33の駆動は、
周知のように(例えば特開平1−283978号公
報)、充電パルスによって圧電アクチュエータ33への
充電を開始し(図9の電圧波形の昇り勾配)、放電パル
スによって同アクチュエータからの放電を行なう(同図
の下り勾配)。前記周期t1、t2はこの充電パルスの
発生間隔を意味し、また電圧印加幅d1、d2は充電パ
ルスと放電パルスの発生間隔を意味する。
周知のように(例えば特開平1−283978号公
報)、充電パルスによって圧電アクチュエータ33への
充電を開始し(図9の電圧波形の昇り勾配)、放電パル
スによって同アクチュエータからの放電を行なう(同図
の下り勾配)。前記周期t1、t2はこの充電パルスの
発生間隔を意味し、また電圧印加幅d1、d2は充電パ
ルスと放電パルスの発生間隔を意味する。
【0041】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、ギャップ検知手段に相当するものは、ギャップ検知
機構10とギャップ検知制御の特にS11〜S17であり、
駆動条件変更手段に相当するものは、ROM50のテー
ブルメモリ53に格納された駆動条件テーブルとギャッ
プ検知制御の特にS18〜S24及び制御装置Cである。
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、ギャップ検知手段に相当するものは、ギャップ検知
機構10とギャップ検知制御の特にS11〜S17であり、
駆動条件変更手段に相当するものは、ROM50のテー
ブルメモリ53に格納された駆動条件テーブルとギャッ
プ検知制御の特にS18〜S24及び制御装置Cである。
【0042】尚、前記テーブルメモリ53に格納した電
圧印加幅データや周期データはドット印字機構30の構
成内容に応じて適宜変更してもよい。尚、前記テーブル
メモリ53に、任意のギャップgの大きさに関して多数
の駆動条件テーブルを格納することも可能である。尚、
圧電アクチュエータを備えた各種のドットインパクトプ
リンタに本発明を適用し得ることは勿論である。
圧印加幅データや周期データはドット印字機構30の構
成内容に応じて適宜変更してもよい。尚、前記テーブル
メモリ53に、任意のギャップgの大きさに関して多数
の駆動条件テーブルを格納することも可能である。尚、
圧電アクチュエータを備えた各種のドットインパクトプ
リンタに本発明を適用し得ることは勿論である。
【0043】ところで、図11に示すようにギャップ検
知機構10Aを構成し、圧電素子72からの出力信号に
基いてギャップgを検出するようにしてもよい。即ち、
このギャップ検知機構10Aは、前記ギャップ検知機構
10から第2駆動モータ20を取り除き、圧電素子72
を設けたものであり、簡単に説明する。前記第1ガイド
軸4の左端部にはこの軸心から偏心した位置に、サイド
フレームFに回転可能に支持された連結軸11Aが固着
され、この連結軸11Aには扇状のセクタギヤ12Aが
固着されている。このセクタギヤ12Aには、支軸13
Aに固着された第1ギヤ14Aが噛合され、この支軸1
3Aに固着された第2ギヤ15Aには、第1駆動モータ
16Aの駆動軸に取付けた駆動ギヤ17Aが噛合されて
いる。
知機構10Aを構成し、圧電素子72からの出力信号に
基いてギャップgを検出するようにしてもよい。即ち、
このギャップ検知機構10Aは、前記ギャップ検知機構
10から第2駆動モータ20を取り除き、圧電素子72
を設けたものであり、簡単に説明する。前記第1ガイド
軸4の左端部にはこの軸心から偏心した位置に、サイド
フレームFに回転可能に支持された連結軸11Aが固着
され、この連結軸11Aには扇状のセクタギヤ12Aが
固着されている。このセクタギヤ12Aには、支軸13
Aに固着された第1ギヤ14Aが噛合され、この支軸1
3Aに固着された第2ギヤ15Aには、第1駆動モータ
16Aの駆動軸に取付けた駆動ギヤ17Aが噛合されて
いる。
【0044】前記サイドフレームFには、平面視略L字
状の取付け金具71が固着され、キャリッジ3の左方移
動限界近傍位置に対応するこの取付け金具71の右端部
には、圧電素子72が接着固定されている。この圧電素
子72は、図5のブロック図に2点鎖線で示すように、
入出力インターフェース46に接続されている。このよ
うな構成において、第1駆動モータ16Aが駆動され
て、印字ワイヤ36の先端がプラテン2に当接したとき
には、印字ワイヤ36及び可動アーム32を介して、バ
ネ部材35のバネ力に関連して作用する負荷により、圧
電素子72からトリガ信号ASが出力され、その後更に
第1駆動モータ16Aの駆動が続行されて印字ヘッド6
がプラテン2により強く押圧された結果、印字ワイヤ3
6及び可動アーム32を介して、前記ギャップgが零と
なり、大きな負荷により圧電素子72からトリガ信号A
Sが再度出力される。このように、ギャップ検知機構1
0aを構成したので、ギャップgを簡単且つ正確に検知
することができる。
状の取付け金具71が固着され、キャリッジ3の左方移
動限界近傍位置に対応するこの取付け金具71の右端部
には、圧電素子72が接着固定されている。この圧電素
子72は、図5のブロック図に2点鎖線で示すように、
入出力インターフェース46に接続されている。このよ
うな構成において、第1駆動モータ16Aが駆動され
て、印字ワイヤ36の先端がプラテン2に当接したとき
には、印字ワイヤ36及び可動アーム32を介して、バ
ネ部材35のバネ力に関連して作用する負荷により、圧
電素子72からトリガ信号ASが出力され、その後更に
第1駆動モータ16Aの駆動が続行されて印字ヘッド6
がプラテン2により強く押圧された結果、印字ワイヤ3
6及び可動アーム32を介して、前記ギャップgが零と
なり、大きな負荷により圧電素子72からトリガ信号A
Sが再度出力される。このように、ギャップ検知機構1
0aを構成したので、ギャップgを簡単且つ正確に検知
することができる。
【0045】次に、このギャップ検知機構10Aを駆動
してギャップgを検知するギャップ検知制御のルーチン
について、図12のフローチャートに基いて説明する。
このプリンタ1に電源が投入されるとこの制御が開始さ
れ、先ずキャリッジ3が左方移動限界近傍の所定位置に
移動され(S50)、ギャップカウンタのカウント値GC
がクリアされ(S51)、第1駆動モータ16Aが1ステ
ップ分だけ駆動される(S52)。次に、圧電素子72か
らトリガ信号ASが入力されないときには(S53:N
o)、S52とS53とが繰り返して実行される。そして、
前述したように、印字ヘッド6が微少距離ずつプラテン
2側に移動して、24本の印字ワイヤ36の先端がプラ
テン2に当接したとき、トリガ信号ASが入力される
(S53:Yes )。
してギャップgを検知するギャップ検知制御のルーチン
について、図12のフローチャートに基いて説明する。
このプリンタ1に電源が投入されるとこの制御が開始さ
れ、先ずキャリッジ3が左方移動限界近傍の所定位置に
移動され(S50)、ギャップカウンタのカウント値GC
がクリアされ(S51)、第1駆動モータ16Aが1ステ
ップ分だけ駆動される(S52)。次に、圧電素子72か
らトリガ信号ASが入力されないときには(S53:N
o)、S52とS53とが繰り返して実行される。そして、
前述したように、印字ヘッド6が微少距離ずつプラテン
2側に移動して、24本の印字ワイヤ36の先端がプラ
テン2に当接したとき、トリガ信号ASが入力される
(S53:Yes )。
【0046】その後、第1駆動モータ16が同様に1ス
テップだけ駆動され(S54)、ギャップカウント値GC
が1つインクリメントされ(S55)、トリガ信号ASが
入力されないときには(S56:No)、S54〜S56が繰り
返される。その結果、前述したように、印字ワイヤ36
及び可動アーム32を介して、前記ギャップgが零とな
り、大きな負荷が印字ヘッド6に作用したときに印字ヘ
ッド6による押圧力で、トリガ信号ASが再度入力され
たときには(S56:Yes )、第1駆動モータ16Aの駆
動が停止され、このギャップカウント値GCに基いて実
際のギャップg(mm) が演算により求められる(S5
7)。
テップだけ駆動され(S54)、ギャップカウント値GC
が1つインクリメントされ(S55)、トリガ信号ASが
入力されないときには(S56:No)、S54〜S56が繰り
返される。その結果、前述したように、印字ワイヤ36
及び可動アーム32を介して、前記ギャップgが零とな
り、大きな負荷が印字ヘッド6に作用したときに印字ヘ
ッド6による押圧力で、トリガ信号ASが再度入力され
たときには(S56:Yes )、第1駆動モータ16Aの駆
動が停止され、このギャップカウント値GCに基いて実
際のギャップg(mm) が演算により求められる(S5
7)。
【0047】次に、前記ギャップ検知制御のS17〜S24
と同様に、そのギャップgの値に基いて、ギャップgが
0.05mm以下のときには第1駆動条件テーブルが選択さ
れ、ギャップgが、0.06mmと0.10mmの範囲内のときには
第2駆動条件テーブルが選択され(S21)、また、ギャ
ップgが、0.11mmと0.15mmの範囲内のときには第3駆動
条件テーブルが選択され、更にギャップgが、0.16mm以
上のときには第4駆動条件テーブルが選択され(S58〜
S64)、同様にメインルーチンにリターンする。その
後、圧電アクチュエータ駆動処理制御が実行され、前記
実施例と同様に、連続するドット印字における印字ワイ
ヤ36による紙破れを極力防止することができる。
と同様に、そのギャップgの値に基いて、ギャップgが
0.05mm以下のときには第1駆動条件テーブルが選択さ
れ、ギャップgが、0.06mmと0.10mmの範囲内のときには
第2駆動条件テーブルが選択され(S21)、また、ギャ
ップgが、0.11mmと0.15mmの範囲内のときには第3駆動
条件テーブルが選択され、更にギャップgが、0.16mm以
上のときには第4駆動条件テーブルが選択され(S58〜
S64)、同様にメインルーチンにリターンする。その
後、圧電アクチュエータ駆動処理制御が実行され、前記
実施例と同様に、連続するドット印字における印字ワイ
ヤ36による紙破れを極力防止することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のドット
インパクトプリンタによれば、ギャップ検知手段と、駆
動条件変更手段とを設け、可動アームとストッパ部材間
のギャップに基いて、第2ドット以降における圧電アク
チュエータの電圧印加条件つまりワイヤによるドット印
字のインパクト力が変更されるので、多数回にわたるド
ット印字の実行に伴って、このギャップが拡大して前回
のドット印字後の可動アームの減衰振動における2次バ
ウンドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウン
ドのタイミングで印字する第2ドット以降の各ドットに
おけるワイヤによる用紙破れを極力防止することができ
る。
インパクトプリンタによれば、ギャップ検知手段と、駆
動条件変更手段とを設け、可動アームとストッパ部材間
のギャップに基いて、第2ドット以降における圧電アク
チュエータの電圧印加条件つまりワイヤによるドット印
字のインパクト力が変更されるので、多数回にわたるド
ット印字の実行に伴って、このギャップが拡大して前回
のドット印字後の可動アームの減衰振動における2次バ
ウンドのバウンド力が大きくなっても、この2次バウン
ドのタイミングで印字する第2ドット以降の各ドットに
おけるワイヤによる用紙破れを極力防止することができ
る。
【0049】請求項2のドットインパクトプリンタによ
れば、駆動条件変更手段は、連続印字するドットの第1
ドットと第2ドット間の周期を、前記ギャップの増大に
応じて大きく変更するので、多数回にわたるドット印字
の実行に伴って、ギャップが拡大して第1ドット印字後
の可動アームの減衰振動における2次バウンドのバウン
ド力が大きくなっても、この2次バウンドのタイミング
より遅らせて2次バウンドに影響されることなく弱めら
れたインパクト力で第2ドットが印字され、特に第2ド
ット印字におけるワイヤによる用紙破れを極力防止する
ことができる。
れば、駆動条件変更手段は、連続印字するドットの第1
ドットと第2ドット間の周期を、前記ギャップの増大に
応じて大きく変更するので、多数回にわたるドット印字
の実行に伴って、ギャップが拡大して第1ドット印字後
の可動アームの減衰振動における2次バウンドのバウン
ド力が大きくなっても、この2次バウンドのタイミング
より遅らせて2次バウンドに影響されることなく弱めら
れたインパクト力で第2ドットが印字され、特に第2ド
ット印字におけるワイヤによる用紙破れを極力防止する
ことができる。
【0050】請求項3のドットインパクトプリンタによ
れば、駆動条件変更手段は、第2ドットの電圧印加幅
を、ギャップの増大に応じて小さく変更するので、多数
回にわたるドット印字の実行に伴って、ギャップが拡大
して第1ドット印字後の可動アームの減衰振動における
2次バウンドのバウンド力が大きくなっても、この2次
バウンドのタイミングで印字する第2ドット印字のイン
パクト力が軽減され、請求項2と同様の効果を得ること
ができる。
れば、駆動条件変更手段は、第2ドットの電圧印加幅
を、ギャップの増大に応じて小さく変更するので、多数
回にわたるドット印字の実行に伴って、ギャップが拡大
して第1ドット印字後の可動アームの減衰振動における
2次バウンドのバウンド力が大きくなっても、この2次
バウンドのタイミングで印字する第2ドット印字のイン
パクト力が軽減され、請求項2と同様の効果を得ること
ができる。
【0051】請求項4のドットインパクトプリンタによ
れば、ギャップ検知手段において、微調整機構や第1・
第2ステッピングモータやギャップ検知制御手段を設
け、第1ステッピングモータの脱調後における第2ステ
ッピングモータの制御量からギャップを検知するので、
ギャップを簡単に且つ正確に検知することができる。
れば、ギャップ検知手段において、微調整機構や第1・
第2ステッピングモータやギャップ検知制御手段を設
け、第1ステッピングモータの脱調後における第2ステ
ッピングモータの制御量からギャップを検知するので、
ギャップを簡単に且つ正確に検知することができる。
【0052】請求項5のドットインパクトプリンタによ
れば、ギャップ検知手段において、微調整機構やモータ
や圧電素子やギャップ検知制御手段を設け、圧電素子か
ら出力される2つの出力信号に基づく微調整機構移動量
からギャップを検知するので、ギャップを簡単に且つ正
確に検知することができる。
れば、ギャップ検知手段において、微調整機構やモータ
や圧電素子やギャップ検知制御手段を設け、圧電素子か
ら出力される2つの出力信号に基づく微調整機構移動量
からギャップを検知するので、ギャップを簡単に且つ正
確に検知することができる。
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】ドットインパクトプリンタの内部機構を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図3】印字ヘッドの要部縦断側面図である。
【図4】印字ヘッドの要部縦断拡大部分側面図である。
【図5】ドットインパクトプリンタの制御系のブロック
図である。
図である。
【図6】ROMのテーブルメモリ内のデータ構成を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図7】ギャップ検知制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
ートである。
【図8】圧電アクチュエータ駆動処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
概略フローチャートである。
【図9】第1駆動条件テーブルに基いて圧電アクチュエ
ータの電圧波形と印字ワイヤの運動軌跡の線図である。
ータの電圧波形と印字ワイヤの運動軌跡の線図である。
【図10】第4駆動条件テーブルに基いて図9相当図で
ある。
ある。
【図11】変形例に係るドットインパクトプリンタの内
部機構の概略平面図である。
部機構の概略平面図である。
【図12】変形例に係るギャップ検知制御のルーチンの
概略フローチャートである。
概略フローチャートである。
1 ドットインパクトプリンタ 4 第1ガイド軸 16 第1駆動モータ 10 ギャップ検知機構 20 第2駆動モータ 30 ドット印字機構 32 可動アーム 33 圧電アクチュエータ 34 可動体 35 バネ部材 36 印字ワイヤ 48 CPU 50 ROM 53 テーブルメモリ 60 RAM
Claims (5)
- 【請求項1】 ワイヤと、このワイヤの基端部が一端部
に連結された可動アームと、圧電素子の積層体からなる
圧電アクチュエータと、この圧電アクチュエータの駆動
力を可動アームに伝達する駆動力伝達機構と、可動アー
ムが初期位置よりも後退しないように可動アームを受け
止めるストッパ部材を有するストッパ機構とを含むドッ
ト印字機構を複数組備えた印字ヘッドと、 前記複数の圧電アクチュエータを駆動制御する制御手段
とを備えたドットインパクトプリンタにおいて、 前記可動アームと前記ストッパ部材間のギャップを検知
するギャップ検知手段と、 前記ギャップ検知手段で検知されたギャップに基いて、
連続印字するドットの第2ドット以降において、各圧電
アクチュエータに対する電圧の印加条件を変更する駆動
条件変更手段と、 を備えたことを特徴とするドットインパクトプリンタ。 - 【請求項2】 前記駆動条件変更手段は、連続印字する
ドットの第1ドットと第2ドット間の周期を、前記ギャ
ップの増大に応じて大きく変更するように構成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載のドットインパクトプリ
ンタ。 - 【請求項3】 前記駆動条件変更手段は、第2ドットの
電圧印加幅を、前記ギャップの増大に応じて小さく変更
するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載
のドットインパクトプリンタ。 - 【請求項4】 前記ギャップ検知手段は、 前記印字ヘッドを搭載したキャリッジを案内するガイド
ロッドと、このガイドロッドの位置を前後方向に微調整
可能な偏心機構とを含む微調整機構と、 前記微調整機構を駆動する為の第1ステッピングモータ
と、 前記微調整機構を駆動する為の第2ステッピングモータ
と、 前記第1ステッピングモータを駆動制御して前記複数の
ワイヤとプラテン間の隙間が零の状態で第1ステッピン
グモータを脱調させ、その後第2ステッピングモータを
駆動制御して前記ギャップ零の状態で第2ステッピング
モータを脱調させ、第2ステッピングモータの制御量か
ら前記ギャップを検知するギャップ検知制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載のドットイン
パクトプリンタ。 - 【請求項5】 前記ギャップ検知手段は、 前記印字ヘッドを搭載したキャリッジを案内するガイド
ロッドと、このガイドロッドの位置を前後方向に微調整
可能な偏心機構とを含む微調整機構と、 前記微調整機構を駆動する為のモータと、 前記ワイヤ先端と対向して設けられた圧電素子と、 前記モータを駆動してワイヤ先端が圧電素子に当接した
ときと、前記モータを更に駆動して可動アームがストッ
パ部材に当接したときの圧電素子の出力信号を検出する
とともに、その両時点間の微調整機構の移動量から前記
ギャップを検知するギャップ検知制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のドットイン
パクトプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11211393A JPH06297732A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | ドットインパクトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11211393A JPH06297732A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | ドットインパクトプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297732A true JPH06297732A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14578494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11211393A Pending JPH06297732A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | ドットインパクトプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06297732A (ja) |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP11211393A patent/JPH06297732A/ja active Pending
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