JPH06297748A - サーマルプリンタ装置 - Google Patents

サーマルプリンタ装置

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Publication number
JPH06297748A
JPH06297748A JP8828993A JP8828993A JPH06297748A JP H06297748 A JPH06297748 A JP H06297748A JP 8828993 A JP8828993 A JP 8828993A JP 8828993 A JP8828993 A JP 8828993A JP H06297748 A JPH06297748 A JP H06297748A
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JP
Japan
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thermal head
temperature
thermal
measuring means
pulse width
Prior art date
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Application number
JP8828993A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Ozaki
達也 尾崎
Keizo Baba
圭三 馬場
Takeshi Hayafune
武志 早船
Masanori Tanaka
正規 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、サーマルプリンタ装置に関し、サ
ーマルヘッドに入力するパルス幅をファジィ推論を用い
て適宜決定することにより、装置が使用される環境の違
いやサーマルペーパーの種類の違い及びサーマルヘッド
自体の特性の違い等が生じても印字品質のばらつきを抑
えることができ、様々な外部要因が変動しても高品位の
印字を容易に行うことができるサーマルプリンタ装置を
提供することを目的とする。 【構成】 加熱して発色する加工紙にサーマルヘッドを
密着させて現像するサーマルプリンタ装置において、該
サーマルヘッドの温度を計測するサーマルヘッド温度計
測手段と、該装置内部の印字部周辺の温度を計測する印
字部周辺温度計測手段と、該サーマルヘッド温度計測手
段で計測した該サーマルヘッド温度と該印字部周辺温度
計測手段で計測した該印字部周辺温度との温度情報を入
力として該サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推論に
基づいて制御するサーマルヘッド制御手段とを有するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタ装置
に係り、詳しくは、サーマルプリンタの印字パルス幅制
御技術に適用することができる他、ファクシミリやレジ
等のサーマルペーパーに印字する装置に応用することが
でき、特に、様々な外部要因が変動しても高品位の印字
を容易に行うことができるサーマルプリンタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドの印字濃度ファジ
ィ制御装置については、例えば特開平3−38355号
公報で報告されたものがあり、ここでは、感熱素子の温
度と印加周期と発券周期を入力とし、ファジィ推論を用
いて印字濃度を制御するように構成することにより、印
字濃度を一定に保って良好な印字品位を確保できるとい
う利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のサーマ
ルプリンタ装置では、感熱素子の温度とドットピンへの
印加周期と発券処理周期とをファジィ推論部の入力と
し、サーマルヘッドへの印加電圧を制御するものである
が、これでは、装置が使用される環境の違いやサーマル
ペーパーの種類の違い及びサーマルヘッド自体の特性の
違い等を考慮していなかったため、これらの状態が変化
すると、適切な出力を得ることができず、高品位な印字
を行い難いという不具合があった。
【0004】そこで本発明では、サーマルヘッドに入力
するパルス幅をファジィ推論を用いて適宜決定すること
により、装置が使用される環境の違いやサーマルペーパ
ーの種類の違い及びサーマルヘッド自体の特性の違い等
が生じても印字品質のばらつきを抑えることができ、様
々な外部要因が変動しても高品位の印字を容易に行うこ
とができるサーマルプリンタ装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
加熱して発色する加工紙にサーマルヘッドを密着させて
現像するサーマルプリンタ装置において、該サーマルヘ
ッドの温度を計測するサーマルヘッド温度計測手段と、
該装置内部の印字部周辺の温度を計測する印字部周辺温
度計測手段と、該サーマルヘッド温度計測手段で計測し
た該サーマルヘッド温度と該印字部周辺温度計測手段で
計測した該印字部周辺温度との温度情報を入力として該
サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推論に基づいて制
御するサーマルヘッド制御手段とを有することを特徴と
するものである。
【0006】請求項2記載の発明は、加熱して発色する
加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマル
プリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度を計測
するサーマルヘッド温度計測手段と、該装置内部の湿度
を計測する装置内部湿度計測手段と、該サーマルヘッド
温度計測手段で計測した該サーマルヘッド温度と該装置
内部湿度計測手段で計測した該装置内部湿度との情報を
入力として該サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推論
に基づいて制御するサーマルヘッド制御手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、加熱して発色する
加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマル
プリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度を計測
するサーマルヘッド温度計測手段と、該装置に装備され
た該加工紙の表面の滑らかさを計測する加工紙表面計測
手段と、該サーマルヘッド温度計測手段で計測した該サ
ーマルヘッド温度と該加工紙表面計測手段で計測した該
加工紙表面の滑らかさとの情報を入力として該サーマル
ヘッドのパルス幅をファジィ推論に基づいて制御するサ
ーマルヘッド制御手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0008】請求項4記載の発明は、加熱して発色する
加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマル
プリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度を計測
するサーマルヘッド温度計測手段と、該装置が該加工紙
に印字した濃度を計測する加工紙印字濃度計測手段と、
該サーマルヘッド温度計測手段で計測したサーマルヘッ
ド温度と該加工紙印字濃度計測手段で計測した該加工紙
印字濃度との情報を入力として該サーマルヘッドのパル
ス幅をファジィ推論に基づいて制御するサーマルヘッド
制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至
4記載の発明において、前記サーマルヘッド制御手段
は、前記ファジィ推論部への入力情報の内、任意の情報
を組み合わせて推論して前記サーマルヘッドのパルス幅
を制御することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、加熱して発色する加
工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマルプ
リンタ装置において、該サーマルヘッドの温度をサーマ
ルヘッド温度計測手段で計測し、該装置内部の印字部周
辺の温度を印字部周辺温度計測手段で計測した後、該サ
ーマルヘッド温度計測手段で計測した該サーマルヘッド
温度と該印字部周辺温度計測手段で計測した該印字部周
辺温度との温度情報を入力として該サーマルヘッドのパ
ルス幅をファジィ推論に基づいてサーマルヘッド制御手
段によって適宜制御することができる。このため、サー
マルヘッド自身の温度のみでなく印字部周辺の温度もフ
ァジィ推論の入力とすることができるので、装置の使用
される環境の違い等が生じても印字品質のばらつきを効
率良く抑えて高品位の印字を容易に行うことができる。
【0011】請求項2記載の発明では、加熱して発色す
る加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマ
ルプリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度をサ
ーマルヘッド温度計測手段で計測し、該装置内部の湿度
を装置内部湿度計測手段で計測した後、該サーマルヘッ
ド温度計測手段で計測した該サーマルヘッド温度と該装
置内部湿度計測手段で計測した該装置内部湿度との情報
を入力として該サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推
論に基づいてサーマルヘッド制御手段によって適宜制御
することができる。このため、サーマルヘッド自身の温
度のみでなく装置内部の湿度もファジィ推論の入力とす
ることができるので、装置の使用される環境の違い等が
生じても印字品質のばらつきを効率良く抑えて高品位の
印字を行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明では、加熱して発色す
る加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマ
ルプリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度をサ
ーマルヘッド温度計測手段で計測し、該装置に装備され
た該加工紙の表面の滑らかさを加工紙表面計測手段で計
測した後、該サーマルヘッド温度計測手段で計測した該
サーマルヘッド温度と該加工紙表面計測手段で計測した
該加工紙表面の滑らかさとの情報を入力として該サーマ
ルヘッドのパルス幅をファジィ推論に基づいてサーマル
ヘッド制御手段によって適宜制御することができる。こ
のため、各種様々な加工紙がある中でその加工紙表面の
滑らかさを検出してファジィ推論の入力とすることがで
きるので、加工紙の種類の違い等が生じても印字品質の
ばらつきを効率良く抑えて高品位の印字を容易に行うこ
とができる。
【0013】請求項4記載の発明では、加熱して発色す
る加工紙にサーマルヘッドを密着させて現像するサーマ
ルプリンタ装置において、該サーマルヘッドの温度をサ
ーマルヘッド温度計測手段で計測し、該装置が該加工紙
に印字した濃度を加工紙印字濃度計測手段で計測した
後、該サーマルヘッド温度計測手段で計測したサーマル
ヘッド温度と該加工紙印字濃度計測手段で計測した該加
工紙印字濃度との情報を入力として該サーマルヘッドの
パルス幅をファジィ推論に基づいてサーマルヘッド制御
手段によって適宜制御することができる。このため、フ
ァジィ推論の入力に装置自身が印字した文字の印字濃度
を入力することができるので、加工紙やサーマルヘッド
の仕様の違い等が生じても印字品質のばらつきを効率良
く抑えて高品位の印字を容易に行うことができる。
【0014】請求項5記載の発明では、上記請求項1乃
至4記載の発明において、前記ファジィ推論部への入力
情報の内、任意の情報を組み合わせて推論して前記サー
マルヘッドのパルス幅を前記サーマルヘッド制御手段に
よって適宜制御することができる。このため、検出値が
範囲外の時やルールが成立しないような場合でも、ファ
ジィ推論部への入力には適当なものを適宜選択すること
ができるので、検出値が異常な値を示しても印字質のば
らつきを効率良く抑えて高品位の印字を容易に行うこと
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の各実施例に則したサーマルプリン
タ装置に適用されるファジィ制御部の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1はサーマルヘッド自体の
温度を検出するヘッド温度検出部であり、2は装置内部
の印字部周辺の温度を検出する印字部周辺温度検出部で
あり、3は装置内部の湿度を検出する装置内部湿度検出
部であり、4は装置にセットされた加熱して発色するサ
ーマルペーパーの滑らかさを検出するペーパー平滑度検
出部である。次いで、5はサーマルペーパーに装置自身
が印字した濃度を検出する印字濃度検出部であり、6は
ヘッド温度検出部1、印字部周辺温度検出部2、装置内
部湿度検出部3、ペーパー平滑度検出部4及び印字濃度
検出部5の検出部の出力の内、CPU10の指令により任
意に複数個選択して、ファジィ推論部7に入力させる入
力セレクターであり、ファジィ推論部7は、入力セレク
ター6により選択された入力値からファジィ推論を行
い、ヘッド駆動制御部8にファジイ推論結果を渡すもの
であり、ヘッド駆動制御部8は、ファジィ推論部7から
適切なファジイ推論結果を受け、実際にサーマルヘッド
9に加熱する周期(パルス幅)を作成するものである。
次いで、サーマルヘッド9は、必要画素数分の発熱素子
を有し、それらの発熱素子を任意に発熱させ、接触配置
されたサーマルペーパーに印字するものであり、CPU
10は、上記各部を制御するマイクロコンピューターから
構成される。そして、11はCPU10で実行するためのプ
ログラムやプログラムが参照するテーブルデータ等を記
憶するROMであり、12は制御中に各種情報を記憶する
RAMであり、このRAM12は、ROM11とは違って記
憶されたデータを読んだり、書き換えたりすることがで
きる。なお、13は各ブロック間のデータの遣り取りが行
われるシステムバスである。
【0016】以下に、本発明の各実施例について説明す
る。各実施例では、サーマル記録の並列記録式を用いた
ファクシミリやプリンタ等に適用する場合とする。 (実施例1)本実施例(請求項1)では、図1のファジ
ィ制御部を用いる。並列記録式のサーマル印字は、通常
1ライン毎に印字とサーマルペーパーの走査が行われ
る。まず、印字開始する前にヘッド温度検出部1により
現在のサーマルヘッド9の温度を検出し、同時に印字部
周辺温度検出部2により印字部周辺の温度を検出した
後、これらの値をファジィ推論部7に入力する。一方、
ファジィ推論部7では、図2のメンバシップ関数及びフ
ァジィルールの例で示す如く、ルールに従ってファジイ
推論を行い、第1ライン目のサーマルヘッド9のパルス
幅を出力する。この出力されたサーマルヘッド9のパル
ス幅は、ヘッド駆動制御部8に入力され、第1ライン目
の印字を開始する。そして、第2ライン目以降もその前
ライン印字中に上記のようなファジイ推論を実行し、サ
ーマルヘッド9のパルス幅を決定する。
【0017】本発明では、ファジィ推論部7への入力を
サーマルヘッド温度THと印字部周辺温度TMとし、フ
ァジィ推論部7の出力をパルス幅Wとする。メンバシッ
プ関数の例としては、サーマルヘッド温度THが3レベ
ルの場合は、図8のサーマルヘッドの温度を基にしたメ
ンバシップ関数を用い、印字部周辺温度TMが2レベル
の場合は、図9の印字部周辺温度を基にしたメンバシッ
プ関数を用い、パルス幅Wが5レベルの場合は、図10の
パルス幅を基にしたメンバシップ関数を用いる。ファジ
ィルールの例としては、仮にサーマルヘッド温度THが
高ければ、パルス幅Wを小さくし、仮にサーマルヘッド
温度THが中位であれば、パルス幅Wをデフォルトと
し、仮にサーマルヘッド温度THが低ければ、パルス幅
Wを大きくし、仮に印字部周辺温度TMが高ければ、パ
ルス幅Wを少し小さくし、仮に印字部周辺温度TMが低
ければ、パルス幅Wを少し大きくする。
【0018】ここで、実際にサーマルヘッド温度TH及
び印字部周辺温度TMが100で最大(MAX)となる
時、サーマルヘッド温度TH=60、印字部周辺温度T
M=40の時のファジイ推論結果のパルス幅Wの値を重
心法を用いて図3を参照して求めてみる。サーマルヘッ
ド温度TH=60の時、図8のようなサーマルヘッド9
の温度を基にしたメンバシップ関数の場合、サーマルヘ
ッド温度THが高い時と中位の時のルールにヒットす
る。これらの時のファジイ推論結果のパルス幅Wは、図
3の如くA〜Cの斜線部となる。同様に印字部周辺部温
度TM=40の時のファジイ推論結果のパルス幅Wは、
図3の如くD、Eの斜線部となる。そして、これらのA
〜Eまでの斜線部の重心値がファジィ推論部7から出力
される推論結果、即ちパルス幅となる。なお、後述する
実施例2〜5も同様なファジイ推論が行われる。
【0019】このように、本実施例では、サーマルヘッ
ド9の温度をヘッド温度検出部1で計測し、装置内部の
印字部周辺の温度を印字部周辺温度検出部2で計測した
後、ヘッド温度検出部1で計測したサーマルヘッド温度
と印字部周辺温度検出部2で計測した印字部周辺温度と
の温度情報を入力としてサーマルヘッド9のパルス幅を
ファジイ推論部7でのファジィ推論に基づいてヘッド駆
動制御部8によって適宜制御するように構成している。
このため、サーマルヘッド9自身の温度のみなでなく印
字部周辺の温度もファジィ推論の入力とすることができ
るので、装置の使用される環境の違い等が生じても印字
品質のばらつきを効率良く抑えて高品位の印字を容易に
行うことができる。 (実施例2)本実施例(請求項2)も、図1のファジィ
制御部を用いる。本実施例では、実施例1の動作説明で
説明したように1ライン毎にファジィ推論を行い、パル
ス幅を決定する。まず、サーマルヘッド9の温度と装置
内部の湿度をファジィ推論7への入力とした後、図4の
メンバシップ関数及びファジィルールの例で示す如くル
ールに従ってファジイ推論を行い、パルス幅を決定す
る。
【0020】本実施例では、ファジィ推論部7への入力
をサーマルヘッド温度THと装置内部湿度Hとし、ファ
ジィ推論部7の出力をパルス幅Wとする。メンバシップ
関数の例としては、サーマルヘッド温度THが3レベル
の場合は、図8のサーマルヘッドの温度を基にしたメン
バシップ関数を用い、装置内部湿度Hが2レベルの場合
は、図11の装置内部湿度を基にしたメンバシップ関数を
用い、パルス幅Wが5レベルの場合は、図10のパルス幅
を基にしたメンバシップ関数を用いる。ファジィルール
の例としては、仮にサーマルヘッド温度THが高けれ
ば、パルス幅Wを小さくし、例にサーマルヘッド温度T
Hが中位であれば、パルス幅Wをデフォルトとし、仮に
サーマルヘッド温度THが低ければ、パルス幅Wを大き
くし、仮に装置内部湿度Hが高ければ、パルス幅Wを少
し小さくし、仮に装置内部湿度H低ければ、パルス幅W
を少し大きくする。
【0021】このように、本実施例では、サーマルヘッ
ド9の温度をヘッド温度検出部1で計測し、装置内部の
湿度を装置内部湿度検出部3で計測した後、ヘッド温度
検出部1で計測したサーマルヘッド温度と装置内部湿度
検出部3で計測した装置内部湿度との情報を入力として
サーマルヘッド9のパルス幅をファジイ推論部7でのフ
ァジィ推論に基づいてヘッド駆動制御部8によって適宜
制御するように構成している。このため、サーマルヘッ
ド9自身の温度のみでなく装置内部の湿度もファジィ推
論の入力とすることができ、装置の使用される環境の違
い等が生じても印字品位のばらつきを効率良く抑えて高
品位の印字を容易に行うことができる。
【0022】なお、一般に湿度が高いと水分が多く、化
学反応を起こし易くなり、印字濃度が濃くなる傾向にあ
ることが知られており、印字濃度が高過ぎると、ルール
化できなくなるので、ある範囲外の場合は、ファジィ推
論を実行しないようにしてもよい。 (実施例3)本実施例(請求項3)も図1のファジィ制
御部を用いる。本実施例では、実施例1の動作説明で説
明したように1ライン毎にファジィ推論を行い、パルス
幅を決定する。まず、サーマルヘッド温度とサーマルペ
ーパーの表面の滑らかさをファジィ推論部7の入力とし
た後、図5のメンバシップ関数及びファジィルールの例
で示すようなルールに従ってファジイ推論を行い、パル
ス幅を決定する。
【0023】本実施例では、ファジィ推論部7への入力
をサーマルヘッド温度THとサーマルペーパーの表面の
滑らかさNとし、ファジィ推論部7の出力をパルス幅W
とする。メンバシップ関数の例としては、サーマルヘッ
ド温度THが3レベルの場合は、図8のサーマルヘッド
の温度を基にしたメンバシップ関数を用い、サーマルペ
ーパー表面の滑らかさNが2レベルの場合は、図12のサ
ーマルペーパー表面の滑らかさを基にしたメンバシップ
関数を用い、パルス幅Wが5レベルの場合は、図10のパ
ルス幅を基にしたメンバシップ関数を用いる。ファジィ
ルールの例としては、仮にサーマルヘッド温度THが高
ければ、パルス幅Wを小さくし、仮にサーマルヘッド温
度THが中位であれば、パルス幅Wをデフォルトとし、
仮にサーマルヘッド温度THが低ければ、パルス幅Wを
大きくし、仮にサーマルペーパー表面が滑らかさNが高
ければ(滑らかである)、パルス幅Wを少し小さくし、
仮にサーマルペーパー表面が滑らかさNが低ければ(滑
らかでない)、パルス幅Wを少し大きくする。
【0024】このように、本実施例では、サーマルヘッ
ド9の温度をヘッド温度検出部1で計測し、装置に装備
されたサーマルペーパーの表面の滑らかさをペーパー平
滑度検出部4で計測した後、ヘッド温度検出部1で計測
したサーマルヘッド温度とペーパー平滑度検出部4で計
測したサーマルペーパー表面の滑らかさとの情報を入力
としてサーマルヘッド9のパルス幅をファジイ推論部7
でのファジィ推論に基づいてヘッド駆動制御部8によっ
て適宜制御するように構成している。このため、各種様
々なサーマルペーパーがある中でそのサーマルペーパー
表面の滑らかさを検出してファジィ推論の入力とするこ
とができるので、サーマルペーパーの種類の違い等が生
じても、印字品質のばらつきを効率良く抑えて高品位の
印字を容易に行うことができる。
【0025】なお、一般にサーマルペーパーの表面が滑
らかな方が熱が伝わり易く、印字濃度が濃くなる傾向が
あるが、表面がコーティングされたようなペーパー等は
必ずしもそうとはいえないので、このような場合は、フ
ァジィ推論は実行しないようにしてもよい。 (実施例4)本実施例(請求項4)も、図1のファジィ
制御部を用いる。本実施例では、実施例1の動作説明で
説明したように1ライン毎にファジィ推論を行い、パル
ス幅を決定する。まず、サーマルヘッドの温度と装置自
身が印字した濃度をファジィ推論部7の入力とした後、
図6のメンバシップ関数及びファジィルールの例で示す
ようなルールに従ってファジイ推論を行い、パルス幅を
決定する。
【0026】本実施例では、ファジィ推論部7への入力
をサーマルヘッド温度THと印字濃度Dとし、ファジィ
推論部7の出力をパルス幅Wとする。メンバシップ関数
の例としては、サーマルヘッド温度THが3レベルの場
合は、図8のサーマルヘッド温度を基にしたメンバシッ
プ関数を用い、印字濃度Dが2レベルの場合は、図13の
印字濃度を基にしたメンバシップ関数を用い、パルス幅
Wが5レベルの場合は、図10のパルス幅を基にしたメン
バシップ関数を用いる。ファジィルールの例としては、
仮にサーマルヘッド温度THが高ければ、パルス幅Wを
小さくし、仮にサーマルヘッド温度THが中位であれ
ば、パルス幅Wをデフォルトとし、仮にサーマルヘッド
温度THが低ければ、パルス幅Wを大きくし、仮に印字
濃度Dが濃ければ、パルス幅Wを少し小さくし、仮に印
字濃度Dが薄ければ、パルス幅Wを少し大きくする。
【0027】このように、本実施例では、サーマルヘッ
ド9の温度をヘッド温度検出部1で計測し、装置がサー
マルペーパーに印字した濃度を印字濃度検出部5で計測
した後、ヘッド温度検出部1で計測したサーマルヘッド
温度と印字濃度検出部5で計測した印字濃度との情報を
入力としてサーマルヘッド9のパルス幅をファジイ推論
部7でのファジィ推論に基づいてヘッド駆動制御部8に
よって適宜制御するように構成しいる。このため、ファ
ジィ推論の入力に装置自身が印字した文字の印字濃度を
入力することができるので、サーマルペーパーやサーマ
ルヘッドの仕様の違い等が生じても印字品質のばらつき
を効率良く抑えて高品位の印字を行うことができる。 (実施例5)本実施例(請求項5)も、図1のファジィ
制御部を用いる。本実施例では、入力セレクター6はス
イッチとなっていて、CPU10にてどの検出値をファジ
ィ推論部7に取り込むかを制御できるようになってい
る。例えば、実施例2の動作説明で説明したように、入
力値が範囲外の時や、ルールが矛盾するような場合は、
CPU10の指令で適当な入力を任意に選択できるように
なっている。このため、本実施例では、印字開始する前
に適切な入力値が入力されているかどうかを検出し、そ
の結果により最も適当なファジィ入力の選択を行う。図
7に本実施例での入力値全てがファジィ推論部7に入力
された場合のメンバシップ関数及びファジィルールの例
を示す。
【0028】本実施例では、ファジィ推論部7への入力
をサーマルヘッド温度THと印字部周辺温度TMと、装
置内部湿度Hと、サーマルペーパーの表面の滑らかさN
と、印字濃度Dとし、ファジィ推論部7の出力をパルス
幅Wとする。メンバシップ関数の例としては、サーマル
ヘッド温度THが3レベルの場合は、図8のサーマルヘ
ッドの温度を基にしたメンバシップ関数を用い、印字部
周辺温度TMが2レベルの場合は、図9の印字部周辺温
度を基にしたメンバシップ関数を用い、装置内部湿度H
が2レベルの場合は、図11の装置内部湿度を基にしたメ
ンバシップ関数を用い、サーマルペーパー表面の滑らか
さNが2レベルの場合は図12のサーマルペーパー表面の
滑らかさを基にしたメンバシップ関数を用い、印字濃度
Dが2レベルの場合は、図13の印字濃度を基にしたメン
バシップ関数を用い、パルス幅Wが5レベルの場合は、
図10のパルス幅を基にしたメンバシップ関数を用いる。
ファジィルールの例としては、仮にサーマルヘッド温度
THが高ければ、パルス幅Wを小さくし、仮にサーマル
ヘッド温度THが中位であれば、パルス幅Wをデフォル
トとし、仮にサーマルヘッド温度THが低ければ、パル
ス幅Wを大きくし、仮に印字部周辺温度TMが高けれ
ば、パルス幅Wを少し小さくし、仮に印字部周辺温度T
Mが低ければ、パルス幅Wを少し大きくし、仮に装置内
部湿度Hが高ければ、パルス幅Wを少し小さくし、仮に
装置内部湿度Hが低ければ、パルス幅Wを少し大きく
し、仮にサーマルペーパー表面の滑らかさNが高ければ
(滑らかである)、パルス幅Wを少し小さくし、仮にサ
ーマルペーパー表面の滑らかさNが低ければ(滑らかで
ない)、パルス幅Wを少し大きくし、仮に印字濃度Dが
濃ければ、パルス幅Wを少し小さくし、仮に印字濃度D
が薄ければ、パルス幅Wを少し大きくする。
【0029】このように、本実施例では、ファジィ推論
への入力情報の内、任意の情報を組み合わせて推論して
サーマルヘッド9のパルス幅をヘッド駆動制御部8によ
って適宜制御するように構成している。このため、検出
値が範囲外の時やルールが成立しないような場合でも、
ファジィ推論部7への入力には適当なものを適宜選択す
ることができるので、検出値が異常な値を示しても印字
品質濃度ばらつきを効率良く高品位の印字を容易に行う
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、サーマルヘッドに入力
するパルス幅をファジィ推論を用いて適宜決定すること
により、装置が使用される環境の違いやサーマルペーパ
ーの種類の違い及びサーマルヘッド自体の特性の違い等
が生じても印字品質のばらつきを高品位の印字を容易に
抑えることができ、様々な外部要因が変動しても容易に
高品位の印字を容易に行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に則したサーマルプリンタ装
置に適用されるファジィ制御部の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の実施例1に則した入出力、メンバシッ
プ関数及びファジィルールの例を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に則したヘッド温度TH=6
0及び印字部周辺温度TM=40の時のファジイ推論結
果Wを示す図てある。
【図4】本発明の実施例2に則した入出力、メンバシッ
プ関数及びファジィルールの例を示す図である。
【図5】本発明の実施例3に則した入出力、メンバシッ
プ関数及びファジィルールの例を示す図である。
【図6】本発明の実施例4に則した入出力、メンバシッ
プ関数及びファジィルールの例を示す図である。
【図7】本発明の実施例5に則した入出力、メンバシッ
プ関数及びファジィルールの例を示す図である。
【図8】サーマルヘッドの温度を基にしたメンバシップ
関数の例(3レベルの場合)を示す図である。
【図9】印字部周辺温度を基にしたメンバシップ関数の
例(2レベルの場合)を示す図である。
【図10】パルス幅を基にしたメンバシップ関数の例(5
レベルの場合)を示す図である。
【図11】装置内部湿度を基にしたメンバシップ関数の例
(2レベルの場合)を示す図である。
【図12】サーマルペーパー表面の滑らかさを基にしたメ
ンバシップ関数の例(2レベルの場合)を示す図であ
る。
【図13】印字濃度を基にしたメンバシップ関数の例(2
レベルの場合)を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッド温度検出部 2 印字部周辺温度検出部 3 装置内部湿度検出部 4 ペーパー平滑度検出部 5 印字濃度検出部 6 入力セレクター 7 ファジィ推論部 8 ヘッド駆動制御部 9 サーマルヘッド 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正規 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱して発色する加工紙にサーマルヘッド
    を密着させて現像するサーマルプリンタ装置において、
    該サーマルヘッドの温度を計測するサーマルヘッド温度
    計測手段と、該装置内部の印字部周辺の温度を計測する
    印字部周辺温度計測手段と、該サーマルヘッド温度計測
    手段で計測した該サーマルヘッド温度と該印字部周辺温
    度計測手段で計測した該印字部周辺温度との温度情報を
    入力として該サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推論
    に基づいて制御するサーマルヘッド制御手段とを有する
    ことを特徴とするサーマルプリンタ装置。
  2. 【請求項2】加熱して発色する加工紙にサーマルヘッド
    を密着させて現像するサーマルプリンタ装置において、
    該サーマルヘッドの温度を計測するサーマルヘッド温度
    計測手段と、該装置内部の湿度を計測する装置内部湿度
    計測手段と、該サーマルヘッド温度計測手段で計測した
    該サーマルヘッド温度と該装置内部湿度計測手段で計測
    した該装置内部湿度との情報を入力として該サーマルヘ
    ッドのパルス幅をファジィ推論に基づいて制御するサー
    マルヘッド制御手段とを有することを特徴とするサーマ
    ルプリンタ装置。
  3. 【請求項3】加熱して発色する加工紙にサーマルヘッド
    を密着させて現像するサーマルプリンタ装置において、
    該サーマルヘッドの温度を計測するサーマルヘッド温度
    計測手段と、該装置に装備された該加工紙の表面の滑ら
    かさを計測する加工紙表面計測手段と、該サーマルヘッ
    ド温度計測手段で計測した該サーマルヘッド温度と該加
    工紙表面計測手段で計測した該加工紙表面の滑らかさと
    の情報を入力として該サーマルヘッドのパルス幅をファ
    ジィ推論に基づいて制御するサーマルヘッド制御手段と
    を有することを特徴とするサーマルプリンタ装置。
  4. 【請求項4】加熱して発色する加工紙にサーマルヘッド
    を密着させて現像するサーマルプリンタ装置において、
    該サーマルヘッドの温度を計測するサーマルヘッド温度
    計測手段と、該装置が該加工紙に印字した濃度を計測す
    る加工紙印字濃度計測手段と、該サーマルヘッド温度計
    測手段で計測したサーマルヘッド温度と該加工紙印字濃
    度計測手段で計測した該加工紙印字濃度との情報を入力
    として該サーマルヘッドのパルス幅をファジィ推論に基
    づいて制御するサーマルヘッド制御手段とを有すること
    を特徴とするサーマルプリンタ装置。
  5. 【請求項5】前記サーマルヘッド制御手段は、前記ファ
    ジィ推論部への入力情報の内、任意の情報を組み合わせ
    て推論して前記サーマルヘッドのパルス幅を制御するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4記載のサーマルプリンタ
    装置。
JP8828993A 1993-04-15 1993-04-15 サーマルプリンタ装置 Pending JPH06297748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005035091A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版装置および製版印刷装置
US7726782B2 (en) 2006-05-23 2010-06-01 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus

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JP2005035091A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版装置および製版印刷装置
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