JPH06297932A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH06297932A JPH06297932A JP8590393A JP8590393A JPH06297932A JP H06297932 A JPH06297932 A JP H06297932A JP 8590393 A JP8590393 A JP 8590393A JP 8590393 A JP8590393 A JP 8590393A JP H06297932 A JPH06297932 A JP H06297932A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外気中の所定のガス成分の濃度に応じて内気
循環と外気導入との切替制御を行う車両用空調装置にお
いて、装置構成を複雑とすることなく、ガスセンサのセ
ンサ部の周囲温度のばらつきに影響されずに常に適正な
内外気切替制御を行えるようにする。 【構成】 ガス濃度検出手段10の検出値RS を、温度検
出手段20が検出した外気温度(周囲温度)に基づいて補
正する補正手段30を設け、補正した検出値に基づいて内
外気の切替制御を行うようにする。
循環と外気導入との切替制御を行う車両用空調装置にお
いて、装置構成を複雑とすることなく、ガスセンサのセ
ンサ部の周囲温度のばらつきに影響されずに常に適正な
内外気切替制御を行えるようにする。 【構成】 ガス濃度検出手段10の検出値RS を、温度検
出手段20が検出した外気温度(周囲温度)に基づいて補
正する補正手段30を設け、補正した検出値に基づいて内
外気の切替制御を行うようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気中に含まれる所定
のガス濃度に応じて空調空気の導入モードの内外気切替
制御を行うように構成された車両用空調装置に関するも
のである。
のガス濃度に応じて空調空気の導入モードの内外気切替
制御を行うように構成された車両用空調装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用空調装置は、例えば特開
昭59-8518 号公報に開示されているように、外気中の所
定のガス成分(H2 ,CO,NOx等)の濃度を検出す
るガス濃度検出手段と、このガス濃度検出手段の検出値
に基づいて内気循環と外気導入との切替を制御する切替
制御手段とを備えている。
昭59-8518 号公報に開示されているように、外気中の所
定のガス成分(H2 ,CO,NOx等)の濃度を検出す
るガス濃度検出手段と、このガス濃度検出手段の検出値
に基づいて内気循環と外気導入との切替を制御する切替
制御手段とを備えている。
【0003】上記ガス濃度検出手段は一般に、外気中に
含まれる所定のガス成分の濃度により特性が変化するセ
ンサ部を備えたガスセンサを有し、センサ部の特性値に
基づき所定のガス成分の濃度を算定するようになってい
る。従来一般的に多く用いられているガスセンサに、セ
ンサ部に金属酸化物半導体を用いたものがある。金属酸
化物半導体は通常の大気中では表面に多くの酸素を吸着
しており、この酸素が表面部の自由電子を拘束している
ため、その電気抵抗値が大きくなっている。一方、この
吸着された酸素が所定のガス成分と燃焼反応をおこすと
酸素が放出され、このとき拘束されていた自由電子の拘
束がとかれるため抵抗値が小さくなる。このような金属
酸化物半導体の性質を利用することにより、すなわち金
属酸化物半導体をセンサ部として用い、このセンサ部に
おいて所定のガス成分の燃焼反応をおこさせてセンサ部
の電気抵抗値の変化を測定することにより所定のガス成
分の濃度の検出が可能となる。
含まれる所定のガス成分の濃度により特性が変化するセ
ンサ部を備えたガスセンサを有し、センサ部の特性値に
基づき所定のガス成分の濃度を算定するようになってい
る。従来一般的に多く用いられているガスセンサに、セ
ンサ部に金属酸化物半導体を用いたものがある。金属酸
化物半導体は通常の大気中では表面に多くの酸素を吸着
しており、この酸素が表面部の自由電子を拘束している
ため、その電気抵抗値が大きくなっている。一方、この
吸着された酸素が所定のガス成分と燃焼反応をおこすと
酸素が放出され、このとき拘束されていた自由電子の拘
束がとかれるため抵抗値が小さくなる。このような金属
酸化物半導体の性質を利用することにより、すなわち金
属酸化物半導体をセンサ部として用い、このセンサ部に
おいて所定のガス成分の燃焼反応をおこさせてセンサ部
の電気抵抗値の変化を測定することにより所定のガス成
分の濃度の検出が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記燃焼反応はセンサ
部周囲の温度が所定の温度(約400 ℃)以上でないとお
きにくいため、上記ガスセンサはセンサ部周囲の空気を
加熱する加熱部を備えている。ところが、この加熱部は
通常、ある一定の加熱能力しか発揮できない構成のもの
が用いられているため、外気温度が変化すると周囲温度
を一定に保つことができない。センサ部の周囲温度が変
化すると燃焼反応が影響を受けるため、正確なガス濃度
の検出ができなくなり、このため切替制御手段により適
正な内外気切替制御が行えなくなるという不都合があっ
た。
部周囲の温度が所定の温度(約400 ℃)以上でないとお
きにくいため、上記ガスセンサはセンサ部周囲の空気を
加熱する加熱部を備えている。ところが、この加熱部は
通常、ある一定の加熱能力しか発揮できない構成のもの
が用いられているため、外気温度が変化すると周囲温度
を一定に保つことができない。センサ部の周囲温度が変
化すると燃焼反応が影響を受けるため、正確なガス濃度
の検出ができなくなり、このため切替制御手段により適
正な内外気切替制御が行えなくなるという不都合があっ
た。
【0005】このようなセンサ部の周囲温度のばらつき
をなくすために、外気温度等の変化があってもセンサ部
の周囲温度は常に一定に維持できるように加熱部を構成
することも考えられるが、そうした場合装置構成が複雑
となりコストがかかるという問題がある。
をなくすために、外気温度等の変化があってもセンサ部
の周囲温度は常に一定に維持できるように加熱部を構成
することも考えられるが、そうした場合装置構成が複雑
となりコストがかかるという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的は装置構成を複雑にすることなく、ガスセンサ
のセンサ部の周囲温度のばらつきに影響されずに常に適
正な内外気切替制御を行える車両用空調装置を提供する
ことにある。
その目的は装置構成を複雑にすることなく、ガスセンサ
のセンサ部の周囲温度のばらつきに影響されずに常に適
正な内外気切替制御を行える車両用空調装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、センサ部の周囲温度に基づいてガス濃度検
出手段の検出値を補正するように構成した。
本発明では、センサ部の周囲温度に基づいてガス濃度検
出手段の検出値を補正するように構成した。
【0008】すなわち本発明による車両用空調装置は、
外気中に含まれる所定のガス成分がセンサ部において燃
焼反応することにより変化する前記センサ部の特性値に
基づき外気中の前記所定のガス成分の濃度を検出するガ
ス濃度検出手段と、前記センサ部の周囲温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段が検出した前記周囲
温度に基づき前記ガス濃度検出手段の検出値を補正する
補正手段と、前記補正手段が補正した前記ガス濃度検出
手段の検出値に基づき内気循環と外気導入との切替えを
制御する切換制御手段とを備えてなることを特徴とす
る。
外気中に含まれる所定のガス成分がセンサ部において燃
焼反応することにより変化する前記センサ部の特性値に
基づき外気中の前記所定のガス成分の濃度を検出するガ
ス濃度検出手段と、前記センサ部の周囲温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段が検出した前記周囲
温度に基づき前記ガス濃度検出手段の検出値を補正する
補正手段と、前記補正手段が補正した前記ガス濃度検出
手段の検出値に基づき内気循環と外気導入との切替えを
制御する切換制御手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0009】上記「センサ部の特性値」には、例えばセ
ンサ部の電気抵抗値などが含まれる。
ンサ部の電気抵抗値などが含まれる。
【0010】上記「周囲温度」は、センサ部の周囲の温
度だけを意味するものではなく、センサ部の周囲の温度
に関連すると考えられる温度、例えばセンサ部自体の温
度や外気温度などを含む概念である。
度だけを意味するものではなく、センサ部の周囲の温度
に関連すると考えられる温度、例えばセンサ部自体の温
度や外気温度などを含む概念である。
【0011】上記「内気循環と外気導入との切替え」と
は、内気循環と外気導入との完全な切替えのみを意味す
るものではなく、外気導入の割合の変更調整等を含む概
念である。
は、内気循環と外気導入との完全な切替えのみを意味す
るものではなく、外気導入の割合の変更調整等を含む概
念である。
【0012】
【作用および発明の効果】上記構成により本発明による
車両用空調装置では、ガス濃度検出手段の検出値がセン
サ部の周囲温度に基づき補正手段により補正され、この
補正された検出値に基づいて切替制御手段が内気循環と
外気導入との切替えを制御する。
車両用空調装置では、ガス濃度検出手段の検出値がセン
サ部の周囲温度に基づき補正手段により補正され、この
補正された検出値に基づいて切替制御手段が内気循環と
外気導入との切替えを制御する。
【0013】外気中に含まれる所定のガス成分のセンサ
部における燃焼反応がセンサ部の周囲温度に影響される
ためにセンサ部の特性値が所期の変化を示さず、このた
めにガス濃度検出手段が実際のガス濃度とは異なる値を
検出してしまっても、ガス濃度検出手段の検出値は補正
手段により適性に補正されるので、切替制御手段による
内気循環と外気導入との切替制御がセンサ部の周囲温度
のばらつきによって影響を受けることはない。
部における燃焼反応がセンサ部の周囲温度に影響される
ためにセンサ部の特性値が所期の変化を示さず、このた
めにガス濃度検出手段が実際のガス濃度とは異なる値を
検出してしまっても、ガス濃度検出手段の検出値は補正
手段により適性に補正されるので、切替制御手段による
内気循環と外気導入との切替制御がセンサ部の周囲温度
のばらつきによって影響を受けることはない。
【0014】また、補正手段はガス濃度検出の検出値を
補正するものであり、このような補正を行うことは基本
的にソフト面だけで実現することが可能であるため、装
置構成を複雑にすることはない。
補正するものであり、このような補正を行うことは基本
的にソフト面だけで実現することが可能であるため、装
置構成を複雑にすることはない。
【0015】このように本発明による車両用空調装置に
よれば、装置構成を複雑にすることなく、センサ部の周
囲温度のばらつきによって内気循環と外気導入との切替
制御が影響を受けることを防止することができるので、
空調空気導入モードの切替え制御の適正化を低コストで
実現することが可能となる。
よれば、装置構成を複雑にすることなく、センサ部の周
囲温度のばらつきによって内気循環と外気導入との切替
制御が影響を受けることを防止することができるので、
空調空気導入モードの切替え制御の適正化を低コストで
実現することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明による車両
用空調装置の実施例を説明する。
用空調装置の実施例を説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例による車両用空調
装置の全体構成を示すブロック図である。図示のように
本実施例の車両用空調装置は、ガス濃度検出手段10、温
度検出手段20、補正手段30、切替制御手段40および内外
気切替手段50を備えてなる。
装置の全体構成を示すブロック図である。図示のように
本実施例の車両用空調装置は、ガス濃度検出手段10、温
度検出手段20、補正手段30、切替制御手段40および内外
気切替手段50を備えてなる。
【0018】ガス濃度検出手段10は、外気中の所定のガ
ス成分の濃度を検出するために車室内への外気導入通路
内等に設置されるガスセンサ12と、ガスセンサ12からの
出力信号に基づいて外気中の所定のガス成分の濃度を演
算するガス濃度演算部18とからなる。このガスセンサ12
の回路構成を図2に示す。図2に示すようにガスセンサ
12は、発生電圧VDDの起電部E対して互いに並列に接続
されているセンサ部15と加熱部16とからなるセンサ本体
14と、センサ部15と直列に接続された抵抗値RL の抵抗
17とを備えている。センサ部15は金属酸化物半導体で構
成されたものであり、この金属酸化物半導体は通常の大
気中ではその表面に吸引した酸素が自由電子を拘束して
いるため電気抵抗が高く、吸着した酸素が所定のガス成
分との燃焼反応により放出されると電気抵抗が低くなる
という特性を有する公知のものである。加熱部16は上記
燃焼反応を起こり易くするため、センサ部15周囲の空気
を所定温度(約400 ℃)に加熱するように構成されてい
る。このように構成されたガスセンサ12は、外気中の所
定のガス成分の濃度により変化するセンサ部15の両端間
の電圧VRLを逐次出力するようになっている。
ス成分の濃度を検出するために車室内への外気導入通路
内等に設置されるガスセンサ12と、ガスセンサ12からの
出力信号に基づいて外気中の所定のガス成分の濃度を演
算するガス濃度演算部18とからなる。このガスセンサ12
の回路構成を図2に示す。図2に示すようにガスセンサ
12は、発生電圧VDDの起電部E対して互いに並列に接続
されているセンサ部15と加熱部16とからなるセンサ本体
14と、センサ部15と直列に接続された抵抗値RL の抵抗
17とを備えている。センサ部15は金属酸化物半導体で構
成されたものであり、この金属酸化物半導体は通常の大
気中ではその表面に吸引した酸素が自由電子を拘束して
いるため電気抵抗が高く、吸着した酸素が所定のガス成
分との燃焼反応により放出されると電気抵抗が低くなる
という特性を有する公知のものである。加熱部16は上記
燃焼反応を起こり易くするため、センサ部15周囲の空気
を所定温度(約400 ℃)に加熱するように構成されてい
る。このように構成されたガスセンサ12は、外気中の所
定のガス成分の濃度により変化するセンサ部15の両端間
の電圧VRLを逐次出力するようになっている。
【0019】再び図1においてガスセンサ12から出力さ
れたセンサ部15の両端間の電圧値VRLはガス濃度演算部
18に入力され、ガス濃度演算部18は、入力された電圧値
VRLに基づきセンサ部15の電気抵抗値RS を次式より演
算し、この抵抗値RS を外気中に含まれる所定のガス成
分の濃度検出値として出力する。
れたセンサ部15の両端間の電圧値VRLはガス濃度演算部
18に入力され、ガス濃度演算部18は、入力された電圧値
VRLに基づきセンサ部15の電気抵抗値RS を次式より演
算し、この抵抗値RS を外気中に含まれる所定のガス成
分の濃度検出値として出力する。
【0020】RS =RL (VDD÷VRL−1) 温度検出手段20は外気導入通路内に導入される外気の温
度をガスセンサ12のセンサ部15の周囲温度に関連する温
度として逐次検出する。前述したようにセンサ部15の抵
抗値RS は、外気中の所定のガス成分の濃度が高いほど
低くなる特性を有しているが、ガス成分の燃焼反応がセ
ンサ部15の周囲温度に影響を受けるため、外気温度が変
化すると実際のガス濃度を示すべき値とは異なった値を
示すようになる。このセンサ部15の抵抗値RS と温度検
出手段20が検出する外気温度Tとの関係の一例を図3に
示す。図3は外気中の所定のガス成分の濃度を一定とし
たときのセンサ部15の抵抗値RS と外気温度Tとの関係
を示している。図3に示すようにセンサ部15の抵抗値R
S は外気温度が低いほど高い値をとるので、外気温度が
低いほど実際のガス濃度よりも低いガス濃度のときに示
すべき値を示すことになる。したがって抵抗値RS に直
接そのまま基づいてガス濃度を判定すると、実際のガス
濃度は変化していないときであっても外気温度Tが低く
なるとガス濃度が高くなったと誤って判定し、外気温度
Tが高くなるとガス濃度が低くなったと誤った判定をす
ることになる。
度をガスセンサ12のセンサ部15の周囲温度に関連する温
度として逐次検出する。前述したようにセンサ部15の抵
抗値RS は、外気中の所定のガス成分の濃度が高いほど
低くなる特性を有しているが、ガス成分の燃焼反応がセ
ンサ部15の周囲温度に影響を受けるため、外気温度が変
化すると実際のガス濃度を示すべき値とは異なった値を
示すようになる。このセンサ部15の抵抗値RS と温度検
出手段20が検出する外気温度Tとの関係の一例を図3に
示す。図3は外気中の所定のガス成分の濃度を一定とし
たときのセンサ部15の抵抗値RS と外気温度Tとの関係
を示している。図3に示すようにセンサ部15の抵抗値R
S は外気温度が低いほど高い値をとるので、外気温度が
低いほど実際のガス濃度よりも低いガス濃度のときに示
すべき値を示すことになる。したがって抵抗値RS に直
接そのまま基づいてガス濃度を判定すると、実際のガス
濃度は変化していないときであっても外気温度Tが低く
なるとガス濃度が高くなったと誤って判定し、外気温度
Tが高くなるとガス濃度が低くなったと誤った判定をす
ることになる。
【0021】本実施例における本発明の大きな特徴は、
ガス濃度検出手段10の検出値RS を温度検出手段20が検
出した外気温度Tに基づき補正する補正手段30を設けた
ことにある。補正手段30は温度検出手段20が検出した外
気温度Tに基づき、ガス濃度検出手段10の検出値RS に
補正係数αを乗じることにより検出値RS を補正して、
補正した検出値RS を出力する。補正係数αは図4に示
すマップに基づき算定される。図4は所定の基準外気温
度TS と実際の外気温度Tとの差と補正係数との関係を
示している。図4に示すように補正係数αは外気温度T
が高くなるほど大きくなるように設定されており、ガス
濃度検出手段10からの検出値RS に補正係数αを乗じる
ことにより外気温度Tの影響を補正できるようになって
いる。
ガス濃度検出手段10の検出値RS を温度検出手段20が検
出した外気温度Tに基づき補正する補正手段30を設けた
ことにある。補正手段30は温度検出手段20が検出した外
気温度Tに基づき、ガス濃度検出手段10の検出値RS に
補正係数αを乗じることにより検出値RS を補正して、
補正した検出値RS を出力する。補正係数αは図4に示
すマップに基づき算定される。図4は所定の基準外気温
度TS と実際の外気温度Tとの差と補正係数との関係を
示している。図4に示すように補正係数αは外気温度T
が高くなるほど大きくなるように設定されており、ガス
濃度検出手段10からの検出値RS に補正係数αを乗じる
ことにより外気温度Tの影響を補正できるようになって
いる。
【0022】切替制御手段40は補正手段30から出力され
た補正後のガス濃度検出値RS に基づき、内外気切替手
段50を駆動させることにより内気循環と外気導入との切
替えを制御する。内外気切替手段50は、例えば空調ダク
ト内への外気導入口の開閉を行う内外気切替ダンパと、
この内外気切替ダンパを駆動させるアクチュエータによ
り構成される。
た補正後のガス濃度検出値RS に基づき、内外気切替手
段50を駆動させることにより内気循環と外気導入との切
替えを制御する。内外気切替手段50は、例えば空調ダク
ト内への外気導入口の開閉を行う内外気切替ダンパと、
この内外気切替ダンパを駆動させるアクチュエータによ
り構成される。
【0023】ここで、内気循環と外気導入との切替え制
御のための動作について、図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。なお、図中のS1,S2,…S17は
各ステップを示す符号である。
御のための動作について、図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。なお、図中のS1,S2,…S17は
各ステップを示す符号である。
【0024】まずスタート後のS1で空調装置の制御が
初期(作動開始直後)かどうかを判定し、初期であれば
S2においてタイマKをスタートさせてS3に進む。S
3では基準外気温度TS を空調装置作動時に検出された
外気温度Tに設定し、次のS4においてガス濃度の基準
検出値RSOを0に設定してS5に進む。S5ではタイマ
Kの計測時間が60秒経過したかどうかを判定し、経過し
ていなければS1に戻る。すなわち作動後60秒経過前は
ガス濃度検出手段10の検出値RS は入力されない。
初期(作動開始直後)かどうかを判定し、初期であれば
S2においてタイマKをスタートさせてS3に進む。S
3では基準外気温度TS を空調装置作動時に検出された
外気温度Tに設定し、次のS4においてガス濃度の基準
検出値RSOを0に設定してS5に進む。S5ではタイマ
Kの計測時間が60秒経過したかどうかを判定し、経過し
ていなければS1に戻る。すなわち作動後60秒経過前は
ガス濃度検出手段10の検出値RS は入力されない。
【0025】S5における判定がYESのときはS6に
おいて現在の外気温度Tを入力し、次のS7ではS3に
おいて設定した基準外気温度TS と現在の外気温度Tと
の差に基づき補正係数αの算定を行う。次いでS8にお
いてガス濃度検出手段10の検出値RS を入力し、次のS
9で入力された検出値RS に補正係数αを乗じて検出値
αを補正した後S10に進む。S10ではタイマKの計測時
間が120 秒経過したかどうかを判定し、経過してなけれ
ばS11に進む。S11ではS9で補正した検出値RS と基
準検出値RS との大小を比較して、補正した検出値RS
の方が小さい場合にはNOに従いS1に戻るが、大きい
場合にはS12に進み、S12において基準検出値RSOを補
正後の検出値TS に設定し直してからS1に戻る。すな
わち動作後60〜120 秒の間は基本的に基準検出値RSOの
書き替えのみを行う。
おいて現在の外気温度Tを入力し、次のS7ではS3に
おいて設定した基準外気温度TS と現在の外気温度Tと
の差に基づき補正係数αの算定を行う。次いでS8にお
いてガス濃度検出手段10の検出値RS を入力し、次のS
9で入力された検出値RS に補正係数αを乗じて検出値
αを補正した後S10に進む。S10ではタイマKの計測時
間が120 秒経過したかどうかを判定し、経過してなけれ
ばS11に進む。S11ではS9で補正した検出値RS と基
準検出値RS との大小を比較して、補正した検出値RS
の方が小さい場合にはNOに従いS1に戻るが、大きい
場合にはS12に進み、S12において基準検出値RSOを補
正後の検出値TS に設定し直してからS1に戻る。すな
わち動作後60〜120 秒の間は基本的に基準検出値RSOの
書き替えのみを行う。
【0026】S10における判定がYESのときはS13に
進み、S13において空調空気の導入モードが外気導入か
どうかを判定する。外気導入であればS14に進み、S14
で補正後の検出値RS が基準検出値RSOの8割未満であ
るかどうかを判定する。NOと判定した場合はS11に進
むが、YESの場合はS15において外気導入を内気循環
に切り替えた後S11に進む。S13における判定がNOの
ときすなわち内気循環のときはS16に進み、S16で補正
後の検出値RS が基準検出値RSOの9割以上の大きさで
あるかどうかを判定する。NOと判定した場合はS11に
進むが、YESの場合はS17において内気循環を外気導
入に切り替えた後S11に進む。すなわち作動後120 秒経
過した後は補正された検出値RS と基準検出値との比較
を行いながら、内気循環と外気導入との切替制御を行
う。
進み、S13において空調空気の導入モードが外気導入か
どうかを判定する。外気導入であればS14に進み、S14
で補正後の検出値RS が基準検出値RSOの8割未満であ
るかどうかを判定する。NOと判定した場合はS11に進
むが、YESの場合はS15において外気導入を内気循環
に切り替えた後S11に進む。S13における判定がNOの
ときすなわち内気循環のときはS16に進み、S16で補正
後の検出値RS が基準検出値RSOの9割以上の大きさで
あるかどうかを判定する。NOと判定した場合はS11に
進むが、YESの場合はS17において内気循環を外気導
入に切り替えた後S11に進む。すなわち作動後120 秒経
過した後は補正された検出値RS と基準検出値との比較
を行いながら、内気循環と外気導入との切替制御を行
う。
【0027】次に本実施例による空調装置の作用を図6
に基づいて説明する。図6はガス濃度検出手段10で検出
される検出値の変化(同図(a))と温度検出手段20で検出
される外気温度Tの変化(同図(c))と切替制御手段40が
行う内気循環と外気導入との切替制御のタイミング(同
図(d))との関係を示すタイムチャートである。
に基づいて説明する。図6はガス濃度検出手段10で検出
される検出値の変化(同図(a))と温度検出手段20で検出
される外気温度Tの変化(同図(c))と切替制御手段40が
行う内気循環と外気導入との切替制御のタイミング(同
図(d))との関係を示すタイムチャートである。
【0028】図6(b) に示すように空調装置の作動時の
空調空気の導入モードは外気導入であり、また同図(c)
に示すように外気温度Tは10℃である。空調装置が作動
すると、ガス濃度検出手段10は外気中に含まれる所定の
ガス成分の濃度検出を開始する。しかし、開始直後はガ
スセンサ10のセンサ部15周囲の加熱が十分でないので、
60秒経過するまでは検出値RS の補正手段30への入力は
行わない。また、温度検出手段20により検出された作動
直後の外気温度Tが基準外気温度TS として設定され
る。
空調空気の導入モードは外気導入であり、また同図(c)
に示すように外気温度Tは10℃である。空調装置が作動
すると、ガス濃度検出手段10は外気中に含まれる所定の
ガス成分の濃度検出を開始する。しかし、開始直後はガ
スセンサ10のセンサ部15周囲の加熱が十分でないので、
60秒経過するまでは検出値RS の補正手段30への入力は
行わない。また、温度検出手段20により検出された作動
直後の外気温度Tが基準外気温度TS として設定され
る。
【0029】60秒経過後、検出値RS の入力が開始さ
れ、補正手段30により検出値RS の補正が行われる。こ
の補正は温度検出手段20から逐次入力される現在の外気
温度Tと、作動直後の外気温度に基づき設定した基準外
気温度TS との差に基づいて行われるが、この実施例で
は作動開始後t1 時間が経過するまでは外気温度Tが一
定であるので、この間は補正前の検出値RS と補正後の
検出値α・RS とは同じ値をとることになる(図4参
照)。一方、60秒経過後最初の補正後検出値RS は基準
検出値RSOとして設定され、以後逐次入力され補正され
る現在の検出値RSと基準検出値RSOとの大小比較がな
され、現在の検出値RS の方が大きい場合(外気中の所
定のガス成分の濃度が低い場合)その値が新しい基準検
出値RSOとして設定される。なお、作動後120 秒経過す
るまでは基準検出値RSOの更新判定は行われるが、内外
気の切替制御は行わない。
れ、補正手段30により検出値RS の補正が行われる。こ
の補正は温度検出手段20から逐次入力される現在の外気
温度Tと、作動直後の外気温度に基づき設定した基準外
気温度TS との差に基づいて行われるが、この実施例で
は作動開始後t1 時間が経過するまでは外気温度Tが一
定であるので、この間は補正前の検出値RS と補正後の
検出値α・RS とは同じ値をとることになる(図4参
照)。一方、60秒経過後最初の補正後検出値RS は基準
検出値RSOとして設定され、以後逐次入力され補正され
る現在の検出値RSと基準検出値RSOとの大小比較がな
され、現在の検出値RS の方が大きい場合(外気中の所
定のガス成分の濃度が低い場合)その値が新しい基準検
出値RSOとして設定される。なお、作動後120 秒経過す
るまでは基準検出値RSOの更新判定は行われるが、内外
気の切替制御は行わない。
【0030】120 秒経過後内外気の切替制御のための判
定が開始される。空調空気の導入モードは基準検出値R
SOの8割未満に補正検出値RS がなるまでは外気導入が
維持され、8割未満になると内気循環に切り替えられ
る。その後補正検出値RS が基準検出値RSOの9割以上
となるまでは内気循環が維持され、9割以上となると再
び外気導入に切り替えられる。
定が開始される。空調空気の導入モードは基準検出値R
SOの8割未満に補正検出値RS がなるまでは外気導入が
維持され、8割未満になると内気循環に切り替えられ
る。その後補正検出値RS が基準検出値RSOの9割以上
となるまでは内気循環が維持され、9割以上となると再
び外気導入に切り替えられる。
【0031】t1 時間経過後それまで一定だった外気温
度Tが上昇すると、ガスセンサ12のセンサ部15の周囲温
度が変化するので外気中の所定のガス成分の濃度は一定
であっても、ガス濃度検出手段10の検出値RS は温度上
昇に伴って小さくなる。本発明では検出値RS は補正手
段30により外気温度Tに基づき補正されるので、補正後
の検出値RS は図6(a) に破線で示すように一定とな
る。したがって外気導入から内気循環への切替は行われ
ない。このこれに対し補正が行われない場合には、ガス
濃度検出手段10の検出値RS が基準検出値RSOの8割未
満となったときに外気導入から内気循環へ切り替えられ
ることになり、適正な内外気の切替制御が行われなくな
る。
度Tが上昇すると、ガスセンサ12のセンサ部15の周囲温
度が変化するので外気中の所定のガス成分の濃度は一定
であっても、ガス濃度検出手段10の検出値RS は温度上
昇に伴って小さくなる。本発明では検出値RS は補正手
段30により外気温度Tに基づき補正されるので、補正後
の検出値RS は図6(a) に破線で示すように一定とな
る。したがって外気導入から内気循環への切替は行われ
ない。このこれに対し補正が行われない場合には、ガス
濃度検出手段10の検出値RS が基準検出値RSOの8割未
満となったときに外気導入から内気循環へ切り替えられ
ることになり、適正な内外気の切替制御が行われなくな
る。
【0032】このように本実施例による車両用空調装置
では、ガス濃度検出手段10の検出値RS に基づいき補正
して、この補正した検出値RS に基づいて内外気の切替
制御を行っているので、外気温度Tの変化に左右されず
に常に適正な内外気の切替制御を行うことが可能とな
る。
では、ガス濃度検出手段10の検出値RS に基づいき補正
して、この補正した検出値RS に基づいて内外気の切替
制御を行っているので、外気温度Tの変化に左右されず
に常に適正な内外気の切替制御を行うことが可能とな
る。
【0033】以上、本発明による車両用空調装置の一実
施例を説明したが、本発明による車両用空調装置はかか
る実施例の具体的態様に限定されるものではなく、種々
の変更を行うことができることはもちろんである。
施例を説明したが、本発明による車両用空調装置はかか
る実施例の具体的態様に限定されるものではなく、種々
の変更を行うことができることはもちろんである。
【図1】本発明の一実施例による車両用空調装置の全体
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】ガスセンサの回路構成図
【図3】ガスセンサ作動時のセンサ部の電気抵抗値と外
気温度との関係を示す図
気温度との関係を示す図
【図4】基準外気温度と現在の外気温度との差と、補正
係数との関係を示す図
係数との関係を示す図
【図5】内気循環と外気導入との切替制御のための動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図6】内気循環と外気導入との切替のタイミングを示
すタイムチャート
すタイムチャート
10 ガス濃度検出手段 12 ガスセンサ 15 センサ部 16 加熱部 20 温度検出手段 30 補正手段 40 切替制御手段 50 内外気切替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浮田 英治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 石川 俊和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナルデ ック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 外気中に含まれる所定のガス成分がセン
サ部において燃焼反応することにより変化する前記セン
サ部の特性値に基づき外気中の前記所定のガス成分の濃
度を検出するガス濃度検出手段と、 前記センサ部の周囲温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段が検出した前記周囲温度に基づき前記
ガス濃度検出手段の検出値を補正する補正手段と、 前記補正手段が補正した前記ガス濃度検出手段の検出値
に基づき内気循環と外気導入との切替えを制御する切換
制御手段とを備えてなることを特徴とする車両用空調装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08590393A JP3330667B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08590393A JP3330667B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297932A true JPH06297932A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3330667B2 JP3330667B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=13871814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08590393A Expired - Fee Related JP3330667B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3330667B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007057267A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fis Inc | ガス検出装置 |
| JP2016137818A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社デンソー | 車室内空気向上システム |
| JP2016161542A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | いすゞ自動車株式会社 | センサ |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP08590393A patent/JP3330667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007057267A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fis Inc | ガス検出装置 |
| JP2016137818A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社デンソー | 車室内空気向上システム |
| JP2016161542A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | いすゞ自動車株式会社 | センサ |
| WO2016140215A1 (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-09 | いすゞ自動車株式会社 | センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3330667B2 (ja) | 2002-09-30 |
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