JPH0629806Y2 - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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JPH0629806Y2
JPH0629806Y2 JP6471288U JP6471288U JPH0629806Y2 JP H0629806 Y2 JPH0629806 Y2 JP H0629806Y2 JP 6471288 U JP6471288 U JP 6471288U JP 6471288 U JP6471288 U JP 6471288U JP H0629806 Y2 JPH0629806 Y2 JP H0629806Y2
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源一 飯塚
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案テープローディング機構を以下の項目に従って説
明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術[第6図] a.一般的背景 b.従来のテープローディング機構の一例 [第6図] D.考案が解決しようとする課題[第6図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第5図] a.メカシャーシ、ヘッドドラム、リール台等[第2図
乃至第4図] b.テープローディング機構[第1図乃至第5図] b−1.ローディングギヤ b−1−a.構造 b−1−b.メカシャーシへの支持 b−2.駆動手段[第2図、第4図] b−3.案内溝、キャッチャー[第1図乃至第4図] b−4.ローディングガイドブロック[第1図乃至第3
図、第5図] b−5.ローディングアーム[第1図乃至第3図、第5
図] b−5−a.構造 b−5−b.連結 b−6.リミッターバネ[第1図、第5図] b−7.ローディングアームの折畳伸長動作[第1図] b−7−a.折畳状態[第1図(A)] b−7−b.伸長[第1図(B)、第1図(C)] b−8.ローディングガイドブロックの移動[第1図乃
至第3図] b−9.ローディングギヤのローディングアームに対す
る回転規制及びローディングガイドブロックの圧着[第
1図] b−9−a.回転規制 b−9−b.ローディングガイドブロックの圧着 c.テープローディング及びテープアンローディング c−1.テープカセット[第2図、第3図] c−2.テープカセットの装着 c−3.テープローディング c−4.テープアンローディング G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規なテープローディング機構に関する。詳し
くは、ビデオテープレコーダ(以下、「VTR」と言
う。)やデジタルオーディオテープレコーダ(以下、
「DAT」と言う。)におけるテープローディング機構
に関する。詳しくは、ローディングギヤの回転によりロ
ーディングアームを折畳伸長し、ローディングアームの
先端に取着したローディングガイドブロックをローディ
ング初期位置とローディング完了位置との間を移動せし
めるようにし、ローディングアームとローディングギヤ
との間に圧着用リミッターバネを設けることによりロー
ディングガイドブロックがローディング完了位置に来た
ときはこれを位置決部に圧着させるようにしたテープロ
ーディング機構において、ローディングガイドブロック
がローディング完了位置近くに来るまでは前記リミッタ
ーバネが働かないようにし、テープローディング途中に
おいてはリミッターバネによる弾発力がローディングガ
イドブロックに蓄えられることを防ぎ、何からの原因で
テープの引き出しが一瞬できなかったときにテープにダ
メージを与えてしまうことの無いようにした新規なテー
プローディング機構を提供しようとするものである。
(B.考案の概要) 本考案テープローディング機構は、ローディングギヤの
回転によりローディングアームを折畳伸長し、ローディ
ングアームの先端に連結したローディングガイドブロッ
クをローディング初期位置とローディング完了位置との
間を移動せしめるようにし、ローディングアームとロー
ディングギヤとの間に圧着用リミッターバネを設けるこ
とによりローディングガイドブロックが完了位置に来た
ときにこれを位置決部に圧着させるようにしたテープロ
ーディング機構において、、ローディングアームの基端
部とローディングギヤとに係合部を各別に設け、ローデ
ィングガイドブロックがローディング完了位置近くに来
るまでは上記係合部同士が係合することによってローデ
ィングギヤがローディングアームに対して独自にローデ
ィング方向へ回転するのを阻止し、また、ローディング
完了後においては上記係合部間の係合が解除されてロー
ディングギヤがローディングアームに対して独自にロー
ディング方向へ回転するのを許容できるようにすること
により、それによって、テープローディングの途中では
引き出されて行くテープにダメージを与えるような弾発
力がローディングガイドブロックに蓄えられないように
したものである。
(C.従来技術)[第6図] (a.一般的背景) 例えば、VRTやDATにおける記録や再生は、回転磁
気ヘッドを備えたヘッドドラムに磁気テープを所定の巻
付角巻き付けた状態で磁気テープを走行せしめると共に
上記回転磁気ヘッドを回転させることによって行なうよ
うにされている。このため、この種のテープレコーダ等
には、一般に、装着されたテープリールから磁気テープ
を所定量引き出してその引き出したテープの一部をヘッ
ドドラムに巻き付けるためのテープローディング機構が
設けられている。
そして、このようなテープローディング機構は、通常、
テープリールからのテープの引出を開始する位置(以
下、「初期位置」と言う。)とテープのヘッドドラムへ
の巻付を完了する位置(以下、「ローディング完了位
置」と言う。)との間を移動するローディングガイドブ
ロックと、該ローディングガイドブロックの移動経路を
案内する案内部と、ローディングガイドブロックを移動
させる移動手段及び該移動手段を駆動する駆動系等から
成り、ローディングガイドブロックは1乃至数本のテー
プローディングポストを有し、テープカセットがVRT
等に装着されるとテープローディングポストがテープカ
セットのテープ引出面を通されているテープの内側に相
対的に位置され、その状態からローディングガイドブロ
ックがローディング完了位置へ向けて移動することによ
ってテープがカセット内から所定量引き出されると共に
その引き出されたテープの一部がヘッドドラムに巻き付
けられるようになっている。
また、上記したテープローディングポストは、ヘッドド
ラムに巻き付けたテープの走行が不安定にならないよう
にするために、ローディング完了位置にしっかり位置決
めされて保持される必要があり、このため、通常、ロー
ディング完了位置に来たローディングガイドブロックを
弾発部材の弾発力によってローディング完了位置を規定
している位置決部に圧着するようにされており、その圧
着を行なうためのリミッターバネが備えられている。
(b.従来のテープローディング機構の一例)[第6
図] ところで、ローディングガイドブロックを移動するため
の移動手段には、従来から、各種のものがあるが、その
中に、複数のアーム板を回動自在に連結して折畳伸長自
在としたローディングアームを使用したものがある。
第6図はそのようなローディングアームを使用した従来
のテープローディング機構の一例aを示すものである。
同図において、bはメカシャーシ、cはメカシャーシb
の後端部に配置されかつ図示しない回転磁気ヘッドを備
えたヘッドドラム、d、d′はメカシャーシbに形成さ
れた案内溝、e、e′は該案内溝d、d′の後端部に配
置された位置決め用のキャッチャー、f、f′はそのベ
ース部g、g′が上記案内溝d、d′に摺動自在に係合
されかつテープローディング用のガイドポストh、h、
h′、h′が立設されたローディングガイドブロックで
ある。
i、i′はメカシャーシbの下面に回転自在に支持され
ると共に図示しない駆動手段により互いに反対方向へ同
期回転されるローディングギヤであり、テープローディ
ングを行なうときはそれぞれローディング方向、即ち、
左側のローディングギヤiは時計回り方向へ、右側のロ
ーディングギヤi′は反時計回り方向へ回転される。
j、j′はローディングアームであり、一端部がローデ
ィングギヤi、i′と同軸にメカシャーシbに回動自在
に支持された第1段目アーム片k、k′と一端部が該第
1段目アーム片k、k′の回動端部と回動自在に連結さ
れ他端部が前記ローディングガイドブロックf、f′の
ベース部g、g′と回動自在に連結された第2段目アー
ム片l、l′とから成る。
m、m′は両端部が外方へ突出されたコイルバネ状のリ
ミッターバネであり、そのコイル部n、n′がローディ
ングギヤi、i′のボス部に外嵌されると共に、一方の
腕o、o′がローディングギヤi、i′に係止され、ま
た、他方の腕p、p′が第1段目アーム片k、k′に形
成された被押圧片q、q′に弾接されている。
r、r′はローディングギヤi、i′に形成されたスト
ッパー壁であり、リミッターバネm、m′の他方の腕
p、p′により押圧された第1段目アーム片k、k′の
被押圧片q、q′の回転方向への移動を阻止するための
ものであり、従って、この状態においてリミッターバネ
m、m′の弾発力はローディングアームj、j′に作用
してはいない。しかして、ローディングギヤi、i′が
第6図において実線で示す位置に来ているとき、ローデ
ィングアームj、j′は略V字状に折り畳まれており、
これによってローディングガイドブロックf、f′は案
内溝d、d′の前端部と対応した初期位置に保持されて
いる。
そして、テープカセットsがメカシャーシb上の所定の
カセット装着位置に装着されると、ローディングガイド
ブロックf、f′が磁気テープtのうちテープカセット
sのテープ引出面を通されている部分の内側に位置され
る。
そこで、この状態からローディングギヤi、i′がロー
ディング方向へ回転すると、第1段目アーム片k、k′
がローディングギヤi、i′と一体的に回転して、ロー
ディングアームj、j′が伸長されて行き、ローディン
グガイドブロックf、f′が案内溝d、d′に沿って後
方へ向って移動して行く。そして、キャッチャーe、
e′に当接したところでそれ以上後方へ移動するのが阻
止され、ローディングギヤi、i′はこの状態から更に
ローディング方向へ所定量回転したところで停止する。
そしてローディングガイドブロックf、f′がキャッチ
ャーe、e′に当接した後はローディングギヤi、i′
がローディングアームj、j′に対して独自に回転する
ことにより、そのストッパー壁r、r′が第1段目アー
ム片k、k′の被押圧片q、q′から離れてリミッター
バネm、m′の弾発力がローディングアームj、j′に
作用すると共にリミッターバネm、m′の弾発力が増大
され、ローディングガイドブロックf、f′がキャッチ
ャーe、e′に圧着されることになる。
しかして、磁気テープtがテープカセットsから所定量
引き出されてその引き出されたテープの一部がヘッドド
ラムCの外周面に巻き付けられ、これによってテープロ
ーディングが完了する。
(D.考案が解決しようとする課題)[第6図] ところで、このようなテープローディング機構aにあっ
ては、テープローディング途中でリミッターバネm、
m′の弾発力がローディングアームj、j′に作用して
磁気テープtを傷付けたり、正しくないテープパスを形
成したりしてしまう惧れがあるという問題がある。
即ち、テープローディング途中で、何らかの原因、例え
ば、テープカセットsにおいてテープリールu、uに対
するブレーキの解除が不充分なためにテープリールu、
uのテープ繰出がスムーズでなくなることにより磁気テ
ープtのテンションが異常に高くなったり、あるいはロ
ーディングガイドブロックf、f′のベース部g、g′
が何かに引っ掛かったりして該ローディングガイドブロ
ックf、f′のローディング完了位置側への移動が阻止
されあるいはその移動の負荷が異常に高くなったりする
と、ローディングギヤi、i′がローディングアーム
j、j′に対して独自に回転してそのストッパー壁r、
r′が第1段目アーム片k、k′の被押圧片q、q′か
ら離れ、リミッターバネm、m′の弾発力がローディン
グアーム、j、′に作用することになる。そして、この
ような状態において上記した原因が解消されると、その
途端に、ローディングアームj、j′がリミッターバネ
m、m′により瞬発的に延びるため、ローディングガイ
ドブロックf、f′が一気にローディング完了位置側へ
向けて移動され、それによって、磁気テープtが無理に
引き伸ばされ、また、極端な場合は引きちぎられたり、
あるいは一気にテープを引き出すためにテープリール
u、uがオーバーランして磁気テープtを余分に繰り出
し、そのために、磁気テープtのガイドポストh、h、
h′、h′に巻き付いている部分が該ガイドポストh、
h、h′、h′から離れて最終的に巻き付けられるべき
位置と異なる位置に巻き付けられてしまうといった様々
な事故が生ずることがあった。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本考案テープローディング機構は、上記問題点
を解決するために、ローディングギヤのローディングア
ームの基端側アームと対向する側に係合壁を設けると共
に、ローディングアームの第2段目のアームの基端部に
前記係合壁に係合し得る係合縁を設け、ローディングガ
イドブロックがローディング完了位置付近に来る以前
は、第2段目のアームの係合縁が上記係合壁の回転軌跡
上に位置し、また、ローディングガイドブロックがロー
ディング完了位置付近に来た以後は第2段目のアームの
係合縁が上記係合壁の回転軌跡外に外れるようにしたも
のである。
従って、本考案テープローディング機構によれば、テー
プローディングの途中ではローディングガイドブロック
のローディング完了位置側への移動が阻止されあるいは
その移動の負荷が増大してもローディングギヤはその係
合壁が第2段目のアームの係合縁に当接することにより
ローディングアームに対して単独でローディング方向へ
回転するのを阻止されるためリミッターバネの弾発力が
ローディングアームに作用することは無く、ローディン
グガイドブロックの移動が止められてもこれにローディ
ング完了位置側へ向けて瞬発的に移動するような弾発力
が蓄えられることは無いので、上記移動が阻止されある
いは負荷が増大したことの原因が解消されてもローディ
ングガイドブロックが一気にローディング完了位置側へ
飛び出すことが無い。また、これにより、ローディング
ガイドブロックに巻き付けられているテープが無理に伸
ばされたり、引きちぎられたり、あるいは急激に引き出
されたはずみに所定の巻付位置から外れてしまうような
事故が起こるのを防止することができる。しかも、ロー
ディングガイドブロックがローディング完了位置近くに
来た後はローディングギヤがローディングアームに対し
てローディング方向へ回転し得る状態となるので、リミ
ッターバネの弾発力がローディングアームに作用してロ
ーディングガイドブロックのローディング完了位置を規
定する位置決部に対する圧着が確実に行なわれる。
(F.実施例)[第1図乃至第5図] 以下に、本考案テープローディング機構の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
図示した実施例は、本考案テープローディング機構をV
TR1のテープローディング機構に適用したものであ
る。尚、図面にはVTRの要部のみを示してある。
(a.メカシャーシ、ヘッドドラム、リール台等)[第
2図乃至第4図] 2はメカシャーシである。
3はヘッドドラムであり、メカシャーシ2の上面の後端
部(第2図における上方へ向う方向を後側とし、下方へ
向う方向を前側とする。また、同図における左方へ向う
方向を左側とし、右方へ向う方向を右側とする。以下の
説明において向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)寄りの位置から上方へ向って突出するように位置
され、メカシャーシ2に固定された下側ドラム4と該下
側ドラム4に回転自在に支持された上側ドラム5とから
成り、その軸方向がメカシャーシ2に垂直な方向に対し
て略左側へ向けて稍傾いており、また、上側ドラム5の
下端の外周部には複数の回転磁気ヘッド6、6、・・・
(図面には1個のみ示してある。)が支持されており、
記録又は再生が行なわれるときは上側ドラム5が図示し
ないドラムモータにより回転されるようになっている。
7及び8はリール台であり、互いに同軸なギヤ部9、9
とリール係合軸10、10等から成り、左右方向へ所定
の距離離間して、メカシャーシ2の前端寄りの位置から
立設された支持軸11、11に回転自在に支持されてい
る。
12はその大部分がメカシャーシ2の上面から突出する
ように位置したキャプスタン、13はメカシャーシ2に
回動自在に支持された図示しないピンチローラアームの
回動端部に回転自在に支持されたピンチローラであり、
該ピンチローラ13は実線で示す待機位置と2点鎖線で
示す圧着位置との間を移動され、テープローディングが
開始される前の状態においては上記待機位置に保持され
ている。
(b.テープローディング機構)[第1図乃至第5図] 14はテープローディング機構であり、メカシャーシ2
に設けられた案内溝及びキャッチャーと、上記案内溝に
沿って移動するローディングガイドブロックと、メカシ
ャーシ2に回転自在に支持されたローディングギヤと、
該ローディングギヤを回転せしめる駆動手段と、ローデ
ィングギヤとローディングガイドブロックとの間を連結
した折畳伸長自在なローディングアーム等から成る。
(b−1.ローディングギヤ) 15、15′はローディングギヤである。
(b−1−a.構造) ローディングギヤ15、15′は後述する各部が合成樹
脂により一体に形成されて成る。
16、16′はローディングギヤ15、15′の主部で
あり、略平ギヤ状をしており、その中心部にはその上面
が稍高くなった厚肉部17、17′が形成され、該厚肉
部17、17′の上面17a、17′aには、その中心
部から略円筒状のボス18、18′が、また、該ボス1
8、18′より稍大径でかつボス18、18′と同心状
に位置した環状の突条19、19′が、更には、その外
周縁に沿って略反円弧状に延びるガイド壁20、20′
がそれぞれ形成されており、これらボス18、18′、
突条19、19′及びガイド壁20、20′の高さはこ
れらの上端が同一平面状にあるようにされている。そし
て、ボス18、18′の孔18a、18′aは主部1
6、16′を板厚方向へ貫通しており、また、突条1
9、19′はその一部に切欠部19a、19′aが形成
されており、ガイド壁20、20′は突条19、19′
の切欠部19a、19′aと略反対側の周縁に位置する
ように形成されている。
21、21′はボス18、18′と環状突条19、1
9′との間の略環状に延びる溝(以下、「コイル部配置
溝」と言う。)であり、その底面は厚肉部17、17′
の上面17a、17′aより稍低くされている。
22、22′は厚肉部17、17′の上面17a、1
7′aのうち環状突条19、19′の切欠19a、1
9′aと対応した位置に形成された溝(以下、「腕係止
溝」と言う。)であり、主部16、16′の放射方向に
沿って延びかつその内端が前記コイル部配置溝21、2
1′に連続されている。
23、23′は厚肉部17、17′の上面17a、1
7′aのガイド壁20、20′と環状突条19、19′
との間の部分に形成された突部であり、左側のローディ
ングギヤ15の突部23は環状突条19の切欠19aか
ら中心角で時計回り方向へ略100°離間したところに
位置し、また、右側のローディングギヤ15′の突部2
3′は環状突条19′の切欠19′aから中心角で反時
計回り方向へ略100°離間したところに位置してお
り、その上面はガイド壁20、20′等の上端より稍高
くなっており、かつ、長手方向における両端がガイド壁
20、20′と環状突条19、19′に連続している。
そして、これら突部23、23′の2つの側面23a、
23′a及び23b、23′bの一方23a、23′a
(以下、「アーム当接面」と言う。)、即ち、左側の突
部23の反時計回り方向側の側面、また右側の突部2
3′の時計回り方向側の側面は主部16、16′の放射
方向に沿って延びるように形成されており、他方の側面
23b、23′b(以下、「係合面」と言う。)は上方
から見て緩やかな円弧状を為し、かつ突部23、23′
の周方向の幅が中心寄りが大きく外周寄りよりが小さく
なるように形成されている。
24、24′は厚肉部17、17′の上面17a、1
7′aに形成された補強リブである。
(b−1−b.メカシャーシへの支持) 25、25′はメカシャーシ2の下面の略中央部から垂
設されたギヤ支持軸であり、互いに左右方向へ所定の間
隔を置いて配置されている。
そして、前記ローディングギヤ15、15′はそのボス
18、18′の孔18a、18′aに挿入された後述す
るスリーブにギヤ支持軸25、25′が挿通されること
にって該ギヤ支持軸25、25′に回転自在に支持さ
れ、かつ、その主部16、16′のギヤ歯が互いに噛合
されており、従って、これら2つのローディングギヤ1
5と15′はメカシャーシ2の下面に互いに同期して反
対方向へ回転するように設けられている。
尚、ローディングギヤ15、15′は、第1図で良く解
るように、その回転の位相が略左右対称となるように噛
合されている。
(b−2.駆動手段)[第2図、第4図] 26はメカシャーシ2の上面の左後方の隅角部に固定さ
れたモータであり、軸方向がメカシャーシ2と垂直な方
向に延びる向きで設けられ、その回転軸26aの先端部
はメカシャーシ2の下方へ突出され、かつ、該先端部に
ウォーム27が固定されている。
28は伝達軸であり、メカシャーシ2の下面の左側の部
分に回転自在に支持され、その両端部にウォームホィー
ル29とウォーム30がそれぞれ固定され、上記ウォー
ムホィール29が前記ウォーム27と噛合されている。
31は減速ギヤであり、互いに同軸なウォームホィール
31aとこれより小径なギヤ31bとが一体に形成さ
れ、メカシャーシ2の下面に設けられた支持軸32に回
転自在に支持されており、そのウォームホィール31a
が上記ウォーム30と噛合され、ギヤ31bは左側のロ
ーディングギヤ15の主部16のギヤと噛合されてい
る。
しかして、モータ26が回転すると、その回転がウォー
ム27−ウォームホィール29−伝達軸28−ウォーム
30−減速ギヤ31という経路を経て減速されてローデ
ィングギヤ15に伝達され該ローディングギヤ15が回
転されると共にローディングギヤ15′も回転する。
尚、モータ26の回転方向は、テープローディングが行
なわれるときは左側のローディングギヤ15を第1図に
おける時計回り方向へ回転せしめる方向(以下、この方
向への回転を「正転」と言う。)であり、テープアンロ
ーディングが行なわれるときは上記した方向と反対の方
向(以下、この方向への回転を「逆転」と言う。)であ
る。
従って、テープローディングが行なわれるときは、左側
のローディングギヤ15が第1図における時計回り方向
へ、右側のローディングギヤ15′は第1図における反
時計回り方向(以下、これら回転方向を「ローディング
方向」と言う。)へそれぞれ回転され、テープアンロー
ディングが行なわれるときは、左側のローディングギヤ
15が第1図における反時計回り方向へ、右側のローデ
ィングギヤ15′が第1図における時計回り方向へそれ
ぞれ回転されることになる。
(b−3.案内溝、キャッチャー)[第1図乃至第4
図] 33、33′はメカシャーシ2に形成された切溝状の案
内溝であり、その後端側略半分は前記ヘッドドラム3の
左右両側に位置し、後端がメカシャーシ2の後端部にま
で延び、前側略半分が略J字状に屈曲され、該J字状に
屈曲した部分の前部33a、33′a(以下、「円弧
部」と言う。)はローディングギヤ15、15′を支持
している支持軸25、25′を中心とした円弧状に形成
されており、更に、ヘッドドラム3の中心の略左右両側
に対応した位置と前部33a、33′aとの間の部分は
後方へ行くに従って互いの間の間隔を稍広げて行く方向
へ向けて略真っ直ぐに延び、ヘッドドラム3の中心と対
応した位置から後方の部分は後端へ行くに従って互いに
近づくようにゆるやかな曲線を描いて延びている。
34、34′はメカシャーシ2の上面の後端部に固定さ
れたキャッチャーであり、その主部35、35′は前方
から見て略門形を為し、該主部35、35′の上片に前
側稍斜め側方を向いて略L字状に開いた当接縁35a、
35′aが形成されており、主部35、35′の左右両
側壁の下端部から突出した取付片36、36、36′、
36′がメカシャーシ2にねじ止めされ、上記当接縁3
5a、35′aが上方から見て前記案内溝33、33′
の後端部と略重なるように位置されている。
(b−4.ローディングガイドブロック)[第1図乃至
第3図、第5図] 37及び38はローディングガイドブロックである。3
9、39′はローディングガイドブロック37、38の
移動ベースであり、比較的厚い板状をし、その上面から
垂直ガイドポスト40、40′及び傾斜ガイドポスト4
1、41′が立設され、また、その下面から上記垂直ガ
イドポスト40、40′を支持しているポスト支持軸4
2、42′の下端部42a、42′aと被ガイドピン4
3、43′と連結ピン44、44′が後からこの順序で
略一直線上に並んで突設されている。そして、ローディ
ングガイドブロック37及び38は、ポスト支持軸4
2、42′の下端部42a、42′aと被ガイドピン4
3、43′が案内溝33、33′に摺動自在に係合され
ることにより、これら案内溝33、33′に沿って移動
するようにメカシャーシ2に支持されている。
更に、ポスト支持軸42、42′の案内溝33、33′
から下方へ突出した部分には抜止スリーブ45、45′
が圧入状に外嵌され、また、被ガイドピン43、43′
の下端には後述する板バネ片がねじ止めされ、これらに
よって、ポスト支持軸42、42′及び被ガイドピン4
3、43′の案内溝33、33′からの抜止が為されて
いる。
尚、連結ピン44、44′には前記ローディングギヤ1
5及び15′が回転することによって折畳伸長される後
述するローディングアームの先端部が連結されており、
ローディングガイドブロック37及び38はローディン
グギヤ15、15′が回転することによって第2図に実
線で示す初期位置、即ち、テープカセットからの磁気テ
ープの引出を開始する位置と同図に2点鎖線で示すロー
ディング完了位置、即ち、キャッチャー34、34′に
当接した位置との間を移動される。
(b−5.ローディングアーム)[第1図乃至第3図、
第5図] 46及び47はローディングアームであり、該ローディ
ングアーム46及び47はそれぞれ3つの金属製のアー
ム片を回動自在に連結して成る。尚、左側のアーム片と
右側のアーム片は、それぞれ、略左右対称な形状を有し
ている。
(b−5−a.構造) 48、48′は第1段目アーム片であり、前記ローディ
ングギヤ15、15′の主部16、16′の半径より稍
長く、かつ、基端部の幅がローディングギヤ15、1
5′のボス18、18′の外形より稍大きく先端に行く
に従って幅が狭くなる板状に形成され、基端部に円形の
支持孔48a、48′aが、また、先端部に連結孔48
b、48′bがそれぞれ形成され、その一側縁の略中央
部から略側方斜め基端側へ向けて突出した被押圧腕4
9、49′が一体に形成されており、該被押圧腕49、
49′の先端部49a、49′aは下方へ向けて屈曲さ
れている。
50、50′は第2段目アーム片である。該第2段目ア
ーム片50、50′は第1段目アーム片48、48′の
略1.5倍の長さを有し、その長手方向における両端部に
連結孔50a、50′a及び50b、50′bが形成さ
れ、また、その一端側略4分の1余りの部分51、5
1′(以下、「規制部」と言う。)はその側縁が側方へ
突出され、その部分が他の部分に比して略2倍の幅を有
している。尚、規制部51、51′の側縁のうち第2段
目アーム片50、50′の長手方向と略平行な側縁51
a51′a及びこれに直角を為す端縁51b、51′b
がローディングギヤ15、15′に設けられた前記突部
23、23′の係合面23b、23′bに当接して、所
定の時期において、ローディングギヤ15、15′がロ
ーディングアーム46、47に対して独自に回転するの
阻止する機能を有している。
52、52′は第3段目アーム片である。該第3段目ア
ーム片52、52′は略くの字形に屈曲した板状をして
おり、第2段目アーム片50、50′より稍長く、その
一端部に係合ピン53、53′が固定され、他端部に連
結孔52a、52′aが形成されている。
(b−5−b.連結) このような第1段目アーム片48、48′と第2段目ア
ーム片50、50′と第3段目アーム片52、52′は
その端部が順次回動自在に連結されている。即ち、第1
段目アーム片48、48′と第2段目アーム片50、5
0′は、第1段目アーム片48、48′の孔48b、4
8′bと第2段目アーム片50、50′の規制部51、
51′側の連結孔50a、50′aに挿通された連結ピ
ン54、54′によって回動自在に連結され、第2段目
アーム片50、50′と第3段目アーム片52、52′
は第2段目アーム片50、50′の反規制部51、5
1′側の連結孔50b、50′bに第3段目アーム片5
2、52′の係合ピン53、53′のアーム片52、5
2′から下方へ突出した小径部53a、53′aが挿通
されることによって回動自在に連結されている。尚、第
2段目アーム片50、50′は第1段目アーム片48、
48′の下側、即ち、第1段目アーム片48、48′の
ローディングギヤ15、15′側の面に位置している。
また、第1段目アーム片48、48′の基端部、即ち、
支持孔48a、48′aが形成された端部がローディン
グギヤ15、15′のボス部18、18′の上端面に重
ねられ、かつ、上記支持孔48a、48′aとボス1
8、18′の孔18a、18′aにスリーブ55、5
5′が挿通されており、これによって、第1段目アーム
片48、48′の基端部がローディングギヤ15、1
5′と同軸でかつ該ローディングギヤ15、15′に回
動自在に支持されている。
尚、第1段目アーム片48、48′の被押圧腕49、4
9′の先端面49a、49′aはローディングギヤ1
5、15′の環状突条19、19′の外側で、かつ、突
部23、23′のアーム当接面23a、23′aと補強
リブ24、24′との間に位置されていると共に、第1
段目アーム片48、48′はその下面が前記突部23、
23′の上面に接触又は近接した状態に保持されてい
る。
そして、ローディングギヤ15、15′は上記スリーブ
55、55′にギヤ支持軸25、25′が挿通されるこ
とによって該ギヤ支持軸25、25′に回転自在に支持
される。
更に、第3段目アーム片52、52′の連結孔52a、
52′aに前記ローディングガイドブロック37、38
の連結ピン44、44′の案内溝33、33′から下方
へ突出した部分が回動自在に挿通され、これにより、第
3段目アーム片52、52′の他端部がローディングガ
イドブロック37、38と回動自在に連結される。
56、56′は略矩形をした板バネ片であり、その両端
部がメカシャーシ2の案内溝33、33′の縁部に下側
から接触した状態で、その略中央部がローディングガイ
ドブロック37、38の被ガイドピン43、43′にね
じ57、57′により固定され、かつ、その前端部に形
成された孔56a、56′aに連結ピン44、44′の
第3段目アーム片52、52′から下方へ突出した部分
が、また、その後端部に形成された孔56b、56′b
にポスト支持軸42、42′の下端部42、42′aが
それぞれ挿通され、この板バネ56、56′が第3段目
アーム片52、52′の他端部を常時下方から押圧する
こととなり、これにより、連結ピン44、44′から第
3段目アーム片52、52′が外れてしまうことが無い
ようにされている。
尚、第2段目アーム片50、50′は、常時、その規則
部51、51′の一部がローディングギヤ15、15′
のガイド壁20、20′の上面に載置された状態とされ
ており、また、ローディングギヤ15、15′に形成さ
れた突部23、23′の高さが、前記したように、ガイ
ド壁20、20′の上面より稍高く、かつ、その上に第
1段目アーム片48、48′が位置されているので、第
2段目アーム片50、50′は、第1段目アーム片4
8、48′と、ガイド壁20、20′の上面との間に位
置されている。
また、係合ピン53、53′の第3段目アーム片52、
52′から上方へ突出している部分は案内溝33、3
3′に摺動自在に係合されている。
(b−6.リミッターバネ)[第1図、第5図] 58、58′はリミッターバネである。該リミッターバ
ネ58、58′はコイルバネの両端部を外方へ突出させ
た形状をしており、そのコイル部58a、58′aがロ
ーディングギヤ15、15′のコイル配置溝21、2
1′内に収納され、また、コイル部58a、58′aの
下端から外方へ突出した一方の腕58b、58′bが腕
係止溝22、22′に係合され、更に、コイル部58
a、58′aの上端から外方へ突出した他方の腕58
c、58′cはコイル部58a、58′aをねじる方向
への弾発力を蓄えられた状態で、第1段目アーム片4
8、48′の被押圧腕49、49′の先端部49a、4
9′aにその反突部23、23′側から弾接されてい
る。従って、第1段目アーム片48、48′には、その
被押圧腕49、49′の先端部49a、49′aが突部
23、23′のアーム当接面23a、23′aに圧接さ
れることによって、ローディングギヤ15、15′に対
する位置が固定される。しかして、この状態において、
第1段目アーム片48、48′はローディングギヤ1
5、15′と一体的に回転し、また、リミッターバネ5
8、58′の弾発力が第1段目アーム片48、48′に
は作用してはいないことになる。
(b−7、ローディングアームの折畳伸長動作)[第1
図] ローディングアーム46及び47は前記したように構成
されているので、その第1段目アーム片48、48′は
ローディングギヤ15、15′の中心部を回動中心とし
て回動し、第2段目アーム片50、50′はその一端部
の移動軌跡が第1段目アーム片48、48′の回動端部
の回動軌跡と同じでかつ他端部の移動軌跡が案内溝3
3、33′によって規制されながら移動し、第3段目ア
ーム片52、52′はその両端部の移動軌跡が案内溝3
3、33′によって規制されながら移動する。
(b−7−a.折畳状態)[第1図(A)] ローディングギヤ15、15′は、テープローディング
が開始される前の状態(以下、「非ローディング状態」
と言う。)において、第1図(A)に示す位置(以下、
ローディングギヤ15、15′についての「初期位置」
と言う。)に来ており、この状態において左側のローデ
ィングギヤ15の突部23はギヤ支持軸25の略左斜め
後方に位置しており、右側のローディングギヤ15′の
突部23′はギヤ支持軸25′の略右斜め後方に位置し
ている。
そして、ローディングギヤ15、15′が初期位置に来
ているとき、ローディングアーム46及び47はその全
体がローディングギヤ15、15′の外周縁の内側に位
置するようにコンパクトに折り畳まれている。即ち、第
1段目アーム片48、48′はいずれもローディングギ
ヤ15、15′の中心部から略後方へ向って延びる向き
で位置し、左側の第2段目アーム片50はその規制部5
1が後側にありその他の部分が略右斜め前方へ向って延
びる向きで、また、右側の第2段目アーム片50′はそ
の規制部51′が後側にありその他の部分が略左斜め前
方へ向って延びる向きでそれぞれ位置し、更に、第3段
目アーム片52、52′はギヤ支持軸25、25′より
前方で略左右方向に沿って延びる向きで位置している。
尚、このとき、第2段目アーム片50、50′と第3段
目アーム片52、52′とを連結している係合ピン5
3、53′は案内溝33、33′の前端縁33b、3
3′bに当接されており、また、ローディングガイドブ
ロック37及び38は前記した初期位置、即ち、上方か
ら見て、左側のローディングガイドブロック37はギヤ
支持軸25の略左側の位置に、また、右側のローディン
グガイドブロック38はギヤ支持軸25′の略右側の位
置に来ている。
(b−7−b.伸長)[第1図(B)、第1図(C)] そこで、上記した状態からローディングギヤ15、1
5′がローディング方向へ回転されると、左側の第1段
目アーム片48が時計回り方向へ、右側の第1段目アー
ム片48′が反時計回り方向へそれぞれ回動される。す
ると、第2段目アーム片50、50′は、係合ピン5
3、53′が案内溝33、33′の前記円弧部33a、
33′aに沿って移動する間はギヤ支持軸25、25′
を回動中心点として互いに反対方向へ、即ち、左側の第
2段目アーム片50は時計回り方向へ、右側の第2段目
アーム片50′は反時計回り方向へそれぞれ回動され、
係合ピン53、53′が案内溝33、33′の円弧部3
3a、33′aより後方の部分に沿って移動して行くよ
うになった後はその向きを次第に略前後方向に沿って延
びる向きに変えながら略後方へ向けて移動して行く。ま
た、これと共に、第3段目アーム片52、52′はその
向きを次第に略前後方向に沿って延びるように変えなが
ら略後方へ向けて移動して行く。
しかして、ローディングギヤ15、15′が初期位置か
ら中心角で略330°位回転する間に、ローディングア
ーム46及び47は第1図(B)に実線で示す状態と2
点鎖線で示す状態を経て第1図(C)に示すように略前
後方向に沿って緩やかな円弧を描くように伸長されるこ
とになる。
また、ローディングアーム46、47が伸長された状態
(第1図(C))からローディングギヤ15、15′が
反ローディング方向へ回転すると、ローディングアーム
46、47は第1図(A)に示すように折り畳まれて行
くことになる。
(b−8.ローディングガイドブロックの移動)[第1
図乃至第3図] そして、ローディングアーム46、47がこのように伸
長されあるいは折り畳まれることによってローディング
ガイドブロック37及び38が初期位置とローディング
完了位置との間を移動することとなる。即ち、非ローデ
ィング状態からローディングアーム46、47が伸長し
て行くと、ローディングガイドブロック37及び38
は、その連結ピン44、44′が第3段目アーム片5
2、52′の先端部の移動に伴ない、案内溝33、3
3′に沿って略後方へ向けて移動されて行き、そのポス
ト支持軸42、42′の移動ベース39、39′と垂直
ガイドポスト40、40′との間の部分42b、42′
bが前記キャッチャー34、34′の当接縁35a、3
5′aに当接したところでそれ以上後方へ移動するのを
阻止され、前記ローディング完了位置に到達する。
尚、ローディングアーム46及び47の伸長はローディ
ングガイドブロック37、38がキャッチャー34、3
4′にこのように当接することによって終了する。
また、ローディングガイドブロック37及び38がロー
ディング完了位置に来ている状態からローディングアー
ム46、47が折り畳まれて行くと、ローディングガイ
ドブロック37及び38はその連結ピン44、44′が
第3段目アーム片52、52′によって引っ張られるこ
とにより略前方へ向けて移動されて行き、初期位置に戻
される。
(b−9.ローディングギヤのローディングアームに対
する回転規制及びローディングガイドブロックの圧着)
[第1図] (b−9−a.回転規制) ところで、ローディングアーム46、47の第1段目ア
ーム片48、48′はローディングギヤ15、15′に
スリーブ55、55を介して回動自在に支持されている
ので、ローディングギヤ15、15′はローディングア
ーム46、47に対して独自で回転することができるよ
うにされているが、その回転は、ローディングアーム4
6、47の伸長が略終了するまでの間、換言すれば、ロ
ーディングガイドブロック37、38がローディング完
了位置に来るまでの間は第2段目アーム片50、50′
によって阻止される。
即ち、前記したように、ローディングギヤ15、15′
に設けられた突部23、23′の上面は第2段目アーム
片50、50′の上面と同じ高さにあり、かつ、第1図
(A)及び(B)に示すところから良く解るように、ロ
ーディングアーム46、47が完全に折り畳まれている
状態からローディングガイドブロック37、38がキャ
ッチャー34、34′近くに来るまでの間は、第2段目
アーム片50、50′の規制部51、51′が突部2
3、23′の回転軌跡上に位置しているため、この間
は、第2段目アーム片50、50′の規制部51、5
1′の側縁51a、51′a又は端縁51b、51′b
がローディングギヤ15、15′の突部23、23′の
係合面23b、23′bと近接して対向している状態と
なっている。
そこで、ローディングギヤ15、15′がローディング
方向へ回転して行くときに、ローディングガイドブロッ
ク36、37の移動が何らかの原因により阻止されある
いはその移動の負荷が異常に大きくなったときは、ロー
ディングアーム46、47の伸長が阻止あるいは抑制さ
れるので、ローディングギヤ15、15′がローディン
グアーム46、47に対して独自にローディング方向へ
回転しようとする。ところが、前記した間はローディン
グギヤ15、15′はその突部23、23′の係合面2
3b、23′bが第2段目アーム片50、50′の規制
部51、51′の側縁51a、51′a又は端縁51
b、51′bに当接して独自に回転するのを阻止される
こととなる。
また、ローディングアーム46、47の伸長動作が進ん
で、ローディングガイドブロック37、38がローディ
ング完了位置付近に到達すると、第2段目アーム片5
0、50′の規制部51、51′の側縁51a、51′
a、端縁51b、51′bの何れも第1図(C)に示す
ように、ローディングギヤ15、15′の係合面23
b、23′bの回転軌跡上から完全に外れた位置に来
て、ローディングギヤ15、15′のローディングアー
ム46、47による回転阻止が解除され、その回転が許
容されることとなる。
(b−9−b.ローディングガイドブロックの圧着) そして、ローディングギヤ15、15′の回転によりロ
ーディングアーム46、47が伸長されローディングガ
イドブロック37、38がキャッチャー34、34′に
当接すると、ローディングガイドブロック37、38の
移動及びローディング46、47の伸長は阻止される
が、ローディングギヤ15、15′はリミッターバネ5
8、58′の弾発力に抗して略90°回転することとな
る。
これによって、リミッターバネ58、58′の弾発力が
ローディングアーム46、47に作用してローディング
ガイドブロック36、37がキャッチャー34、34′
に圧着されることとなる。
(c.テープローディング及びテープアンローディン
グ) (c−1.テープカセット)[第2図、第3図] 59はテープカセットである。60はカセットケースで
あり、その前面の両端部にテープ出口61、61′が形
成されると共に上記前面を開閉する蓋体62が設けられ
ている。63、63′は磁気テープ64の両端が固定さ
れかつ所定量巻装されたテープリールであり、磁気テー
プ64の一部はテープ出口61、61′からカセットケ
ース60外へ導出されてカセットケースの前面を通され
ている。
(c−2.テープカセットの装着) このようなテープカセット59はその前面がヘッドドラ
ム3側を向く向きでVTR1に装着され、また、該装着
が為されるとき蓋体62がカセットケース60の前面を
開放する位置へと移動される。
また、VTR1は非ローディング状態において、ローデ
ィングガイドブロック37、38が初期位置に、ピンチ
ローラ13が待機位置にそれぞれ来ており、この状態に
おいてテープカセット59が装着される。
そして、テープカセット59が装着されると、ローディ
ングガイドブロック37、38の垂直ガイドポスト4
0、40′、傾斜ガイドポスト41、41′、ピンチロ
ーラ13及びその他の図示しない移動部材が、磁気テー
プ64のうちカセットケース60前面を通されている部
分の内側に位置される。
(c−3.テープローディング) そこで、テープローディングを行なう指令が為される
と、モータ26が正転し、それによってローディングギ
ヤ15、15′がローディング方向へ回転され、ローデ
ィングアーム46、47が伸長されて、ローディングガ
イドブロック37、38がローディング完了位置へと移
動し、かつ、キャッチャー34、34′に圧着される。
また、ピンチローラ13はキャプスタン12に接触する
圧着位置もしくはその稍手前の位置まで移動される。
しかして、磁気テープ64はそのカセットケース60外
へ導出されていた部分が垂直ガイドポスト40、40′
及び傾斜ガイドポスト41、41′等によって略後方へ
引っ張られて行くことによってカセットケース60から
引き出されると共に、その引き出された部分の一部がヘ
ッドドラム3の外周面に略180°程度の巻付角で巻き
付けられることになる。
このようにしてテープローディングが行なわれる。
そして、テープローディングが行なわれている途中で、
何らかの原因、例えば、テープリール63、63′の回
転の負荷が異常に高くなって磁気テープ64の繰出が抑
制される等の原因によってローディングガイドブロック
37、38のローディング完了位置側への移動が阻止さ
れあるいは抑制されると、テープローディング46、4
7の伸長は阻止され、かつ、ローディングギヤ15、1
5′もその回転が停止される。
従って、ローディングアーム46、47に後方に向って
一気に飛び出そうとするような弾発力が蓄えられること
は無い。
尚、ローディングギヤ15、15′の回転が停止された
ときは、テープローディングが途中で停止されたことに
なるが、例えば、モータ26を逆転させ、テープアンロ
ーディングを行ない、上記異常を解消した後テープロー
ディングを行ない得るようにすると良い。
(c−4.テープアンローディング) テープローディングが完了した状態からテープアンロー
ディングを行なう指令が為されると、モータ26が逆転
し、それによって、ローディングギヤ15、15′が反
ローディング方向へ回転され、このとき、ローディング
ギヤ15、15′はその突部23、23′が第1段目ア
ーム片48、48′の被押圧腕49、49′の先端部4
9a、49′aに当接するまでローディングアーム4
6、47に対して独自に回転し、上記当接が為されたと
ころから第1段目アーム片48、48′と一体的に回転
して行く。
これにより、ローディングアーム46、47が折り畳ま
れてローディングガイドブロック37、38が初期位置
に戻される。尚、これと共にピンチローラ13が待機位
置に戻され、かつ、テープリール63、63′の一方が
テープ巻取方向へ回転されて、カセットケース60外へ
引き出されていた磁気テープ64を巻き取る。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案テー
プローディング機構は、テープの引出を開始する初期位
置とヘッドドラムの近くに配置された位置決部に当接す
るローディング完了位置との間を案内部に沿って移動す
るローディングガイドブロックと、モータにより回転さ
れるローディングギヤと、複数のアームの端部を回動自
在に連結することにより折畳伸長自在とされていると共
に基端側アームの基端部が上記ローディングギヤと同軸
であって所定の範囲内で回動自在に支持され、先端側ア
ームの先端部がローディングガイドブロックと連結され
たローディングアームと、該ローディングアームの基端
側アームとローディングギヤとの間にローディングアー
ムに一定方向への回動力を付勢し得るように設けられた
リミッターバネとを備え、ローディングギヤがローディ
ング方向へ回転することによりローディングアームが伸
長されてローディングガイドブロックをローディング完
了位置へ向けて移動するようにされており、ローディン
グガイドブロックがローディング完了位置に来た後更に
ローディングギヤがローディング方向へ回転することに
より前記リミッターバネの弾発力がローディングアーム
に加えられてローディングガイドブロックが前記位置決
部に圧着されるようにしたテープローディング機構であ
って、ローディングギヤの基端側アームと対向する側に
係合壁を設けると共に、ローディングアームの第2段目
のアームの基端部に前記係合壁に係合し得る係合縁を設
け、ローディングガイドブロックがローディング完了位
置付近に来る以前は、第2段目のアームの係合縁が上記
係合壁の回転軌跡上に位置し、また、ローディングガイ
ドブロックがローディング完了位置付近に来た以後は第
2段目のアームの係合縁が上記係合壁の回転軌跡外に外
れるようにしたことを特徴とする。
従って、本考案テープローディング機構によれば、テー
プローディングの途中ではローディングガイドブロック
のローディング完了位置側への移動が阻止されあるいは
その移動の負荷が増大してもローディングギヤはその係
合壁が第2段目のアームの係合縁に当接することにより
ローディングアームに対して単独でローディング方向へ
回転するのを阻止されるためリミッターバネの弾発力が
ローディングアームに作用することは無く、ローディン
グガイドブロックの移動が止められてもこれにローディ
ング完了位置側へ向けて瞬発的に移動するような弾発力
が蓄えられることは無いので、上記移動が阻止されある
いは負荷が増大したことの原因が解消されてもローディ
ングガイドブロックが一気にローディング完了位置側へ
飛び出すことが無い。また、これにより、ローディング
ガイドブロックに巻き付けられているテープが無理に伸
ばされたり、引きちぎられたり、あるいは急激に引き出
されたはずみに所定の巻付位置から外れてしまうような
事故が起こるのを防止することができる。しかも、ロー
ディングガイドブロックがローディング完了位置近くに
来た後はローディングギヤがローディングアームに対し
てローディング方向へ回転し得る状態となるので、リミ
ッターバネの弾発力がローディングアームに作用してロ
ーディングガイドブロックのローディング完了位置を規
定する位置決部に対する圧着が確実に行なわれる。
尚、前記実施例においては係合壁をローディングギヤと
一体に形成したが、このようにすれば、部品点数を増や
すこと無く、ローディングギヤとローディングアームと
の間に上記した係合機能を持たせることができる。
尤も、本考案を実施するに際しては、係合壁を独立した
部品として形成し、それをローディングギヤの所定の位
置に固定するようにしても良い。
また、前期実施例においては、ローディングアームを3
つのアーム片により構成したが、このローディングアー
ムを構成するアームの数が3つに限られることは無く、
2以上であれば幾つであっても良く、ローディングギヤ
側から数えて2番目のアームに係合縁を設けるようにす
れば良い。そして、ローディングアームが折り畳まれた
ときの形態は実施例に示したような略渦巻状の折畳形態
に限られることは無く、伸長された状態からローディン
グガイドブロックを初期位置に戻すように折り畳まれる
形態でありかつ伸長して行くときローディングガイドブ
ロックがローディング完了位置近くに来るまでは第2段
目のアームの係合縁がローディングギヤの係合壁の回転
軌跡上に位置するようにされていればどのような構成で
あっても良い。
更に、ローディングガイドブロックの案内部は実施例に
示した切溝状のものに限らず、また、位置決部も実施例
に示したキャッチャーのような特別な部材である必要も
無く、例えば、案内部の端面を位置決部とするようにし
ても良い。
尚、前記実施例においては、ローディングガイドブロッ
クがローディング完了位置に到達するのと略同時に第2
段目アームの係合縁がローディングギヤの係合壁の回転
軌跡上から外れるようにしたが、係合縁が上記回転軌跡
上から外れるタイミングは、必ずしも実施例に示したタ
イミングである必要は無く、ローディングガイドブロッ
クがローディング完了位置付近まで来た後であればどの
ようなタイミングであっても差し支えない。
そして、前記実施例においては、ローディングガイドブ
ロックがローディング完了位置近くに来るまで、ローデ
ィングギヤの係合壁とローディングアームの係合縁が互
いに稍間隔を有して対向するようにしたが、これら係合
壁と係合縁はローディングガイドブロックがローディン
グ完了位置近くに来るまでの間常時接触しているように
しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案テープローディング機構をV
TRのテープローディング機構に適用した実施の一例を
示すものであり、第1図はテープローディング動作を
(A)から(C)へ順を追って示す要部の拡大平面図、
第2図はテープカセットが装着された状態のVTRをテ
ープカセットの一部を切り欠いて示す概略平面図、第3
図はテープローディングが完了した状態における第2図
のIII−III線に沿う断面図、第4図はVTRの概略底面
図、第5図はテープローディング機構の要部を示す分解
斜視図、第6図は従来のテープローディング機構の一例
を示す要部の平面図である。 符号の説明 3……ヘッドドラム、 14……テープローディング機構、 15、15′……ローディングギヤ、 23b、23′b……係合壁、 26……モータ、 33、33′……案内部、 34、34′……位置決部、 37、38……ローディングガイドブロック、 46、47……ローディングアーム、 48、48′……基端側アーム、 50、50′……第2段目のアーム、 51a、51′a……係合縁、 51b、51′b……係合縁、 52、52′……先端側アーム、 58、58′……リミッターバネ、 64……テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの引出を開始する初期位置とヘッド
    ドラムの近くに配置された位置決部に当接するローディ
    ング完了位置との間を案内部に沿って移動するローディ
    ングガイドブロックと、モータにより回転されるローデ
    ィングギヤと、複数のアームの端部を回動自在に連結す
    ることにより折畳伸長自在とされていると共に基端側ア
    ームの基端部が上記ローディングギヤと同軸であって所
    定の範囲内で回動自在に支持され、先端側アームの先端
    部がローディングガイドブロックと連結されたローディ
    ングアームと、該ローディングアームの基端側アームと
    ローディングギヤとの間にローディングアームに一定方
    向への回動力を付勢し得るように設けられたリミッター
    バネとを備え、ローディングギヤがローディング方向へ
    回転することによりローディングアームが伸長されてロ
    ーディングガイドブロックをローディング完了位置へ向
    けて移動するようにされており、ローディングガイドブ
    ロックがローディング完了位置に来た後更にローディン
    グギヤがローディング方向へ回転することにより前記リ
    ミッターバネの弾発力がローディングアームに加えられ
    てローディングガイドブロックが前記位置決部に圧着さ
    れるようにしたテープローディング機構であって、 ローディングギヤの基端側アームと対向する側に係合壁
    を設けると共に、ローディングアームの第2段目のアー
    ムの基端部に前記係合壁に係合し得る係合縁を設け、 ローディングガイドブロックがローディング完了位置付
    近に来る以前は、第2段目のアームの係合縁が上記係合
    壁の回転軌跡上に位置し、また、ローディングガイドブ
    ロックがローディング完了位置付近に来た以後は第2段
    目のアームの係合縁が上記係合壁の回転軌跡外に外れる
    ようにした ことを特徴とするテープローディング機構
JP6471288U 1988-05-17 1988-05-17 テープローディング機構 Expired - Lifetime JPH0629806Y2 (ja)

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