JPH06298642A - 高度不飽和脂肪酸含有o/w型乳剤及びその酸化防止方法 - Google Patents
高度不飽和脂肪酸含有o/w型乳剤及びその酸化防止方法Info
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- JPH06298642A JPH06298642A JP8708293A JP8708293A JPH06298642A JP H06298642 A JPH06298642 A JP H06298642A JP 8708293 A JP8708293 A JP 8708293A JP 8708293 A JP8708293 A JP 8708293A JP H06298642 A JPH06298642 A JP H06298642A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】高度不飽和脂肪酸又はその誘導体からなる油成
分を分散相としてなるO/W型乳化液において、分散媒
としての水中に水溶性抗酸化剤を添加し、さらに必要に
応じて油成分中にも油溶性抗酸化剤を含有するO/W型
乳剤及びそのO/W型乳剤による高度不飽和脂肪酸の酸
化防止方法。 【効果】上記方法によって調製されたO/W型乳剤は、
極めて長時間にわたり高度不飽和脂肪酸の酸化が抑制さ
れた。
分を分散相としてなるO/W型乳化液において、分散媒
としての水中に水溶性抗酸化剤を添加し、さらに必要に
応じて油成分中にも油溶性抗酸化剤を含有するO/W型
乳剤及びそのO/W型乳剤による高度不飽和脂肪酸の酸
化防止方法。 【効果】上記方法によって調製されたO/W型乳剤は、
極めて長時間にわたり高度不飽和脂肪酸の酸化が抑制さ
れた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、健康飲料、医薬等に好
適な高度不飽和脂肪酸を含有するO/W型乳剤及びその
酸化防止方法に関する。更に詳しくは、健康飲料或いは
医薬品として有用なエイコサペンタエン酸(EPA)、
ドコサヘキサエン酸(DHA)、α−リノレン酸等の高
度不飽和脂肪酸を含有してなるO/W型乳剤及びその酸
化防止方法に関する。
適な高度不飽和脂肪酸を含有するO/W型乳剤及びその
酸化防止方法に関する。更に詳しくは、健康飲料或いは
医薬品として有用なエイコサペンタエン酸(EPA)、
ドコサヘキサエン酸(DHA)、α−リノレン酸等の高
度不飽和脂肪酸を含有してなるO/W型乳剤及びその酸
化防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高度不飽和脂肪酸は、いくつかの優れた
作用を有することが知られている。中でも高度不飽和脂
肪酸の1種であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ド
コサヘキサエン酸(DHA)、α−リノレン酸は高血圧
症の予防、動脈硬化の予防、血小板凝集抑制作用(特開
昭60−34947号公報)、コレステロール低下作用
(特開昭60−115522号公報)、中性脂肪酸低下
作用、脳梗塞の予防(特開昭60−49097号公
報)、心筋梗塞の予防、脳機能改善作用、学習能力の向
上、記憶力の向上、痴呆の予防及び治療(特開平2−4
9723号公報、特開平3−58926号公報)、抗ア
レルギー作用(特開平2−290812号公報)、骨粗
鬆症治療(特開平4−253908号公報)等の多種に
わたる効果を有すると報告されている。一方、これら高
度不飽和脂肪酸は極めて酸化されやすく、空気中、水中
に放置しただけでも容易に酸化される。これら高度不飽
和脂肪酸が酸化されると不快な臭いや味を呈するように
なり、更に酸化が進むと人体に有害なマロンジアルデヒ
ドのような活性アルデヒド等を生成させる。これらのア
ルデヒド等は結合組織と反応し、いわゆるセロイドリボ
フスチノースという生理学的障害を引き起こす。そのた
めに、これら高度不飽和脂肪酸の酸化防止には種々の手
段が試みられている。例えば、最も簡単な方法として
は、密閉容器のデットスペース部の空気を不活性ガスで
置換する方法や、脱酸素剤と共に密閉容器に封入する方
法が挙げられる。しかしながら、これらの方法では容器
を開封すると同時に酸化が始まり、長期にわたって安定
に保存することは不可能であった。そこで、トコフェ
ロール等の酸化防止剤を添加する方法。シクロデキス
トリン等の包接剤で包接する方法(特開昭58−135
41号公報、同60−34156号公報、特開平4−1
78348号公報)。ゼラチン等の皮膜でカプセル化
する方法(特開昭59−17949号公報、同60−4
9097号公報、同61−126016号公報)などの
工夫もなされている。しかしながら、の方法自体よく
知られているが、これは油中に直接添加するものであっ
て、ドリンク等の水溶液には適用できず、またの包接
剤を用いて包接する方法については、包接剤として例え
ばシクロデキストリンを用いた包接体は粉末状であって
のカプセルと同様、気軽に摂取できるものではなかっ
た。そこで、EPA、DHA、α−リノレン酸等を手軽
に摂取する手段として、従来のカプセル剤、粉剤等にか
えて乳剤等の水溶液状のドリンク剤が強く望まれてい
た。一方、このような乳剤タイプとして特開昭60−1
23414号公報には高度不飽和脂肪酸の乳化による安
定化方法も提案されているが、これは分散相としての油
中に抗酸化剤を配合するものであって、この方法のみで
は十分な酸化安定性を図ることはできなかった。また、
特開平2−55785号公報には茶葉のアセトン抽出物
にトコフェロールとL−アスコルビン酸エステルを配合
した抗酸化剤組成物が開示されているが、これは魚脂に
直接添加したものであり、水溶液中における有効な酸化
防止方法ではない。
作用を有することが知られている。中でも高度不飽和脂
肪酸の1種であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ド
コサヘキサエン酸(DHA)、α−リノレン酸は高血圧
症の予防、動脈硬化の予防、血小板凝集抑制作用(特開
昭60−34947号公報)、コレステロール低下作用
(特開昭60−115522号公報)、中性脂肪酸低下
作用、脳梗塞の予防(特開昭60−49097号公
報)、心筋梗塞の予防、脳機能改善作用、学習能力の向
上、記憶力の向上、痴呆の予防及び治療(特開平2−4
9723号公報、特開平3−58926号公報)、抗ア
レルギー作用(特開平2−290812号公報)、骨粗
鬆症治療(特開平4−253908号公報)等の多種に
わたる効果を有すると報告されている。一方、これら高
度不飽和脂肪酸は極めて酸化されやすく、空気中、水中
に放置しただけでも容易に酸化される。これら高度不飽
和脂肪酸が酸化されると不快な臭いや味を呈するように
なり、更に酸化が進むと人体に有害なマロンジアルデヒ
ドのような活性アルデヒド等を生成させる。これらのア
ルデヒド等は結合組織と反応し、いわゆるセロイドリボ
フスチノースという生理学的障害を引き起こす。そのた
めに、これら高度不飽和脂肪酸の酸化防止には種々の手
段が試みられている。例えば、最も簡単な方法として
は、密閉容器のデットスペース部の空気を不活性ガスで
置換する方法や、脱酸素剤と共に密閉容器に封入する方
法が挙げられる。しかしながら、これらの方法では容器
を開封すると同時に酸化が始まり、長期にわたって安定
に保存することは不可能であった。そこで、トコフェ
ロール等の酸化防止剤を添加する方法。シクロデキス
トリン等の包接剤で包接する方法(特開昭58−135
41号公報、同60−34156号公報、特開平4−1
78348号公報)。ゼラチン等の皮膜でカプセル化
する方法(特開昭59−17949号公報、同60−4
9097号公報、同61−126016号公報)などの
工夫もなされている。しかしながら、の方法自体よく
知られているが、これは油中に直接添加するものであっ
て、ドリンク等の水溶液には適用できず、またの包接
剤を用いて包接する方法については、包接剤として例え
ばシクロデキストリンを用いた包接体は粉末状であって
のカプセルと同様、気軽に摂取できるものではなかっ
た。そこで、EPA、DHA、α−リノレン酸等を手軽
に摂取する手段として、従来のカプセル剤、粉剤等にか
えて乳剤等の水溶液状のドリンク剤が強く望まれてい
た。一方、このような乳剤タイプとして特開昭60−1
23414号公報には高度不飽和脂肪酸の乳化による安
定化方法も提案されているが、これは分散相としての油
中に抗酸化剤を配合するものであって、この方法のみで
は十分な酸化安定性を図ることはできなかった。また、
特開平2−55785号公報には茶葉のアセトン抽出物
にトコフェロールとL−アスコルビン酸エステルを配合
した抗酸化剤組成物が開示されているが、これは魚脂に
直接添加したものであり、水溶液中における有効な酸化
防止方法ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき従来にお
ける高度不飽和脂肪酸の酸化防止方法はそのいずれもが
抗酸化剤を油中に直接添加するものであり、酸化防止の
点からすると効果が期待できるものの、剤型の観点から
すると、そのほとんどは油状、粉体、カプセルであって
使用に際して様々な制約を受けざるを得なかった。そこ
でEPA、DHA、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪
酸を有するドリンク等の液状のしかも酸化に対して安定
な健康飲料が強く望まれていた。
ける高度不飽和脂肪酸の酸化防止方法はそのいずれもが
抗酸化剤を油中に直接添加するものであり、酸化防止の
点からすると効果が期待できるものの、剤型の観点から
すると、そのほとんどは油状、粉体、カプセルであって
使用に際して様々な制約を受けざるを得なかった。そこ
でEPA、DHA、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪
酸を有するドリンク等の液状のしかも酸化に対して安定
な健康飲料が強く望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な要望に応えるべく鋭意検討した結果、EPA、DH
A、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又はその誘導
体からなる油成分を分散相としてなるO/W型乳化液に
おいて、分散媒としての水中に水溶性の抗酸化剤を添加
し、更に必要に応じて高度不飽和脂肪酸を含有する油成
分中にも油溶性の抗酸化剤を含有せしめることにより極
めて長時間にわたり、高度不飽和脂肪酸が酸化されずに
安定に存在することを見い出し、本発明を完成した。
な要望に応えるべく鋭意検討した結果、EPA、DH
A、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又はその誘導
体からなる油成分を分散相としてなるO/W型乳化液に
おいて、分散媒としての水中に水溶性の抗酸化剤を添加
し、更に必要に応じて高度不飽和脂肪酸を含有する油成
分中にも油溶性の抗酸化剤を含有せしめることにより極
めて長時間にわたり、高度不飽和脂肪酸が酸化されずに
安定に存在することを見い出し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は下記1〜12に関するもの
である。 1.高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分を分
散相とするO/W型乳剤において、分散媒としての水中
に抗酸化剤を含有してなる高度不飽和脂肪酸含有O/W
型乳剤。 2.分散媒としての水中に抗酸化剤を含有するととも
に、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分中に
も抗酸化剤を含有してなる上記1記載の高度不飽和脂肪
酸含有O/W型乳剤。 3.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸である上記1又は2記
載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 4.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれる上記1又
は2記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 5.水中に含有される抗酸化剤がアスコルビン酸、エリ
ソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶性抗酸化剤
である上記1乃至4記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W
型乳剤。 6.油成分中に含有される抗酸化剤がビタミンE、ビタ
ミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油又は綿実油
から選ばれる油溶性抗酸化剤である上記2乃至5記載の
高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 7.高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分を分
散相とするO/W型乳剤において、分散媒としての水中
に抗酸化剤を含有せしめることを特徴とする高度不飽和
脂肪酸含有O/W型エマルションの酸化防止方法。 8.分散剤としての水中に抗酸化剤を含有させるととも
に、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体高度不飽和脂肪酸
を含む油成分中にも抗酸化剤を含有せしめることを特徴
とする上記7記載の酸化防止方法。 9.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸である上記7記載又は
8記載の酸化防止方法。 10.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコ
サヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれる上記7
記載又は8記載の酸化防止方法。 11.水中に含有される抗酸化剤がアスコルビン酸、エ
リソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶性抗酸化
剤である上記7乃至10記載の酸化防止方法。 12.油成分中に含有される抗酸化剤がビタミンE、ビ
タミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油又は綿実
油から選ばれる油溶性抗酸化剤である上記8乃至11記
載の酸化防止方法。
である。 1.高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分を分
散相とするO/W型乳剤において、分散媒としての水中
に抗酸化剤を含有してなる高度不飽和脂肪酸含有O/W
型乳剤。 2.分散媒としての水中に抗酸化剤を含有するととも
に、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分中に
も抗酸化剤を含有してなる上記1記載の高度不飽和脂肪
酸含有O/W型乳剤。 3.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸である上記1又は2記
載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 4.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれる上記1又
は2記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 5.水中に含有される抗酸化剤がアスコルビン酸、エリ
ソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶性抗酸化剤
である上記1乃至4記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W
型乳剤。 6.油成分中に含有される抗酸化剤がビタミンE、ビタ
ミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油又は綿実油
から選ばれる油溶性抗酸化剤である上記2乃至5記載の
高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 7.高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成分を分
散相とするO/W型乳剤において、分散媒としての水中
に抗酸化剤を含有せしめることを特徴とする高度不飽和
脂肪酸含有O/W型エマルションの酸化防止方法。 8.分散剤としての水中に抗酸化剤を含有させるととも
に、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体高度不飽和脂肪酸
を含む油成分中にも抗酸化剤を含有せしめることを特徴
とする上記7記載の酸化防止方法。 9.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサ
ヘキサエン酸又はα−リノレン酸である上記7記載又は
8記載の酸化防止方法。 10.高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコ
サヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれる上記7
記載又は8記載の酸化防止方法。 11.水中に含有される抗酸化剤がアスコルビン酸、エ
リソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶性抗酸化
剤である上記7乃至10記載の酸化防止方法。 12.油成分中に含有される抗酸化剤がビタミンE、ビ
タミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油又は綿実
油から選ばれる油溶性抗酸化剤である上記8乃至11記
載の酸化防止方法。
【0006】ここで、「高度不飽和脂肪酸」とは炭素数
18〜22個で少なくとも2個以上の二重結合を有する
高度不飽和脂肪酸を意味する。具体的には例えばリノー
ル酸、α−リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタ
エン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等を
挙げることができる。好ましくはエイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、α−リノ
レン酸を挙げることができる。これらの高度不飽和脂肪
酸は単独で用いてもよく、それらの混合物であってもよ
い。
18〜22個で少なくとも2個以上の二重結合を有する
高度不飽和脂肪酸を意味する。具体的には例えばリノー
ル酸、α−リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタ
エン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等を
挙げることができる。好ましくはエイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、α−リノ
レン酸を挙げることができる。これらの高度不飽和脂肪
酸は単独で用いてもよく、それらの混合物であってもよ
い。
【0007】「高度不飽和脂肪酸誘導体」とは、上記の
如き高度不飽和脂肪酸のエステル、アミド又はリン脂質
であり、エステルとしては炭素数1乃至10個のアルキ
ルエステル好ましくは炭素数1乃至4個のアルキルエス
テル、具体的には例えばリノール酸メチル、α−リノレ
ン酸メチル、アラキドン酸メチル、エイコサペンタエン
酸メチル、ドコサヘキサエン酸メチル、リノール酸エチ
ル、α−リノレン酸エチル、アラキドン酸エチル、エイ
コサペンタエン酸エチル、ドコサヘキサエン酸エチル、
リノール酸プロピル、α−リノレン酸プロピル、アラキ
ドン酸プロピル、エイコサペンタエン酸プロピル、ドコ
サヘキサエン酸プロピル、リノール酸ブチル、α−リノ
レン酸ブチル、アラキドン酸ブチル、エイコサペンタエ
ン酸ブチル、ドコサヘキサエン酸ブチル等の各種エステ
ル及び上記高度不飽和脂肪酸の各種グリセリド等を挙げ
ることができる。アミドとしては例えばリノール酸アミ
ド、α−リノレン酸アミド、アラキドン酸アミド、エイ
コサペンタエン酸アミド、ドコサヘキサエン酸アミド等
を挙げることができる。リン脂質としては例えばホスフ
ァチジルコリン(レシチン)、ホスファチジルエタノー
ルアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノ
シトール等のグリセロリン脂質、スフィンゴミエリン等
のスフィンゴリン脂質を挙げることができる。これらの
高度不飽和脂肪酸誘導体は単独で用いてもよく、それら
の混合物であってもよい。また、上記高度不飽和脂肪酸
との混合物であってもよい。
如き高度不飽和脂肪酸のエステル、アミド又はリン脂質
であり、エステルとしては炭素数1乃至10個のアルキ
ルエステル好ましくは炭素数1乃至4個のアルキルエス
テル、具体的には例えばリノール酸メチル、α−リノレ
ン酸メチル、アラキドン酸メチル、エイコサペンタエン
酸メチル、ドコサヘキサエン酸メチル、リノール酸エチ
ル、α−リノレン酸エチル、アラキドン酸エチル、エイ
コサペンタエン酸エチル、ドコサヘキサエン酸エチル、
リノール酸プロピル、α−リノレン酸プロピル、アラキ
ドン酸プロピル、エイコサペンタエン酸プロピル、ドコ
サヘキサエン酸プロピル、リノール酸ブチル、α−リノ
レン酸ブチル、アラキドン酸ブチル、エイコサペンタエ
ン酸ブチル、ドコサヘキサエン酸ブチル等の各種エステ
ル及び上記高度不飽和脂肪酸の各種グリセリド等を挙げ
ることができる。アミドとしては例えばリノール酸アミ
ド、α−リノレン酸アミド、アラキドン酸アミド、エイ
コサペンタエン酸アミド、ドコサヘキサエン酸アミド等
を挙げることができる。リン脂質としては例えばホスフ
ァチジルコリン(レシチン)、ホスファチジルエタノー
ルアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノ
シトール等のグリセロリン脂質、スフィンゴミエリン等
のスフィンゴリン脂質を挙げることができる。これらの
高度不飽和脂肪酸誘導体は単独で用いてもよく、それら
の混合物であってもよい。また、上記高度不飽和脂肪酸
との混合物であってもよい。
【0008】「高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む
油成分」とは上記のごとき高度不飽和脂肪酸又はその誘
導体を少なくとも一つ含むものであればいかなるもので
もよく、イワシ、サバ、アジ、サンマ等から得られるこ
れらの脂肪酸類を含む魚油を用いてもよい。またその他
の動物油、植物油、合成油等との混合油であってもよ
い。これら混合油として混合可能な油(配合油)は、例
えばアマニ油、えごま油、オリーブ油、キリ油、グアヤ
ク脂、ゴマ油、サフラワー油、シソ油、大豆油、ツバキ
油、トウモロコシ油、菜種油、パーム油、ヒマシ油、ヒ
マワリ油、綿実油、落花生油等を挙げることができる。
好ましくはえごま油、ゴマ油、シソ油、綿実油である。
油成分」とは上記のごとき高度不飽和脂肪酸又はその誘
導体を少なくとも一つ含むものであればいかなるもので
もよく、イワシ、サバ、アジ、サンマ等から得られるこ
れらの脂肪酸類を含む魚油を用いてもよい。またその他
の動物油、植物油、合成油等との混合油であってもよ
い。これら混合油として混合可能な油(配合油)は、例
えばアマニ油、えごま油、オリーブ油、キリ油、グアヤ
ク脂、ゴマ油、サフラワー油、シソ油、大豆油、ツバキ
油、トウモロコシ油、菜種油、パーム油、ヒマシ油、ヒ
マワリ油、綿実油、落花生油等を挙げることができる。
好ましくはえごま油、ゴマ油、シソ油、綿実油である。
【0009】「乳剤」とは、通常のエマルション、ミセ
ル、リポソーム、可溶化液等のすべての乳濁状態にある
製剤をいう。
ル、リポソーム、可溶化液等のすべての乳濁状態にある
製剤をいう。
【0010】「抗酸化剤」としては、「水溶性抗酸化
剤」及び「油溶性抗酸化剤」を挙げることができるが、
「水溶性抗酸化剤」は分散媒としての水中に含有させる
のに適し、「油溶性抗酸化剤」は分散相としての油成分
に配合するのに適する。
剤」及び「油溶性抗酸化剤」を挙げることができるが、
「水溶性抗酸化剤」は分散媒としての水中に含有させる
のに適し、「油溶性抗酸化剤」は分散相としての油成分
に配合するのに適する。
【0011】これら「水溶性抗酸化剤」としては、具体
的には、例えばアスコルビン酸(ビタミンC)、アスコ
ルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸塩、エリソルビ
ン酸(iso−ビタミンC)、エリソルビン酸ナトリウ
ム等のエリソルビン酸塩、亜硝酸塩等を挙げることがで
きる。これら抗酸化剤はそれぞれ単独で用いてもよいが
複数の混合物として用いてもよい。その中で好ましくは
アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム等のアスコ
ルビン酸塩、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウ
ム等のエリソルビン酸塩のそれぞれの単独物或いはそれ
らの混合物である。
的には、例えばアスコルビン酸(ビタミンC)、アスコ
ルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸塩、エリソルビ
ン酸(iso−ビタミンC)、エリソルビン酸ナトリウ
ム等のエリソルビン酸塩、亜硝酸塩等を挙げることがで
きる。これら抗酸化剤はそれぞれ単独で用いてもよいが
複数の混合物として用いてもよい。その中で好ましくは
アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム等のアスコ
ルビン酸塩、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウ
ム等のエリソルビン酸塩のそれぞれの単独物或いはそれ
らの混合物である。
【0012】また、「油溶性抗酸化剤」としては、具体
的には、例えば通常のビタミンE、又は抗酸化効果を有
するビタミンEの誘導体、ブチルヒドロキシアニソール
(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、プ
ロトカテチュ酸エチル、没食子酸イソアミル、没食子酸
プロピル、ノルジヒドログアイアレチン酸(NDG
A)、オイゲノール、イソオイゲノール、ビタミン
K5、アスコルビン酸(ビタミンC)パルミテート等の
アスコルビン酸(ビタミンC)エステル、あるいは植物
油中に含まれる天然型の抗酸化剤またはそれから誘導さ
れる抗酸化剤、例えばゴマ油又は綿実油由来の、セサミ
ン、エピセサミン、シアセサミン、セサミノール、セザ
モール、セサモリン等を挙げることができる。また、こ
れらセサミノール等を含有する天然油、例えばゴマ油、
綿実油それ自体であってもよい。これら抗酸化剤はそれ
ぞれ単独で用いてもよいが複数の混合物として用いても
よい。その中で好ましくはビタミンE、アスコルビン酸
(ビタミンC)エステル、ゴマ油、綿実油等のそれぞれ
の単独物或いはそれらの混合物、特に好ましくはビタミ
ンE、アスコルビン酸(ビタミンC)エステル、ゴマ油
等のそれぞれの単独物或いはそれらの混合物である。
的には、例えば通常のビタミンE、又は抗酸化効果を有
するビタミンEの誘導体、ブチルヒドロキシアニソール
(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、プ
ロトカテチュ酸エチル、没食子酸イソアミル、没食子酸
プロピル、ノルジヒドログアイアレチン酸(NDG
A)、オイゲノール、イソオイゲノール、ビタミン
K5、アスコルビン酸(ビタミンC)パルミテート等の
アスコルビン酸(ビタミンC)エステル、あるいは植物
油中に含まれる天然型の抗酸化剤またはそれから誘導さ
れる抗酸化剤、例えばゴマ油又は綿実油由来の、セサミ
ン、エピセサミン、シアセサミン、セサミノール、セザ
モール、セサモリン等を挙げることができる。また、こ
れらセサミノール等を含有する天然油、例えばゴマ油、
綿実油それ自体であってもよい。これら抗酸化剤はそれ
ぞれ単独で用いてもよいが複数の混合物として用いても
よい。その中で好ましくはビタミンE、アスコルビン酸
(ビタミンC)エステル、ゴマ油、綿実油等のそれぞれ
の単独物或いはそれらの混合物、特に好ましくはビタミ
ンE、アスコルビン酸(ビタミンC)エステル、ゴマ油
等のそれぞれの単独物或いはそれらの混合物である。
【0013】本発明の乳剤は、ビタミンC等の水溶性抗
酸化剤を溶解してなる水を分散媒とし、EPA、DH
A、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又はその誘導
体を含む油成分を分散相として、乳化剤によって乳化さ
れる。乳剤の調製に当たっては公知のいかなる乳化方法
を採用してもよい。例えば、乳化剤を水相に溶解してお
き、これを攪拌しながら油相を添加してO/W型乳剤を
調製する方法(水中乳化法)、これとは逆に油相に乳化
剤を添加しておき、これを攪拌しながら水相を添加して
とりあえずW/O型乳剤を調製し(油中乳化法)、その
後更に水相を添加しつづけて転相させることによってO
/W型乳剤を得る方法を挙げることができる。その他、
場合によっては油相と水相を混合してその界面でインス
タントに石鹸を生成させるいわゆる石鹸生成法や油相と
水相を交互に添加する交互添加法を採用してもよい。あ
るいは1段階乳化法又は2段階乳化法によってW/O/
W型の多相エマルションとしてもよい。これらW/O/
W型乳剤は水を分散媒として、油成分をW/O型の分散
相として含むものであり、本発明に包含されることは勿
論である。これら乳剤を調製する手段として、公知のミ
キサー、コロイドミル、ホモジナイザー、超音波乳化器
等のいずれも適宜採用し得る。このようにして得られた
O/W型乳剤は必要に応じて所望濃度まで水で希釈する
ことができる。ビタミンC等の水溶性抗酸化剤の添加
は、上記のごとき乳剤調製の適宜段階で加えることがで
きる。例えば、乳化に先立って分散媒としての水中にあ
らかじめ添加しておく方法、あるいはまずこれら水溶性
抗酸化剤を含有しないO/W型乳剤を水中乳化法等によ
って調製した後にビタミンC等の水溶性抗酸化剤又はこ
れら水溶性抗酸化剤を含む水溶液を添加する方法を挙げ
ることができる。あるいは、油中乳化法によってW/O
型乳剤を調製した後、更にビタミンC等の水溶性抗酸化
剤を溶解させた水相を添加しつづけ転相させることによ
って目的のO/W型乳剤を得てもよい。ビタミンE、セ
サミノール等の油溶性抗酸化剤の添加は、乳剤調製に先
だって油成分中に適宜配合しておけばよい。また、高度
不飽和脂肪酸にゴマ油、綿実油等の植物油を混合した混
合油を用いる場合は、あらかじめこれらの植物油と高度
不飽和脂肪酸又は/及びその誘導体と混合、溶解せしめ
て均質化しておけばよい。
酸化剤を溶解してなる水を分散媒とし、EPA、DH
A、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又はその誘導
体を含む油成分を分散相として、乳化剤によって乳化さ
れる。乳剤の調製に当たっては公知のいかなる乳化方法
を採用してもよい。例えば、乳化剤を水相に溶解してお
き、これを攪拌しながら油相を添加してO/W型乳剤を
調製する方法(水中乳化法)、これとは逆に油相に乳化
剤を添加しておき、これを攪拌しながら水相を添加して
とりあえずW/O型乳剤を調製し(油中乳化法)、その
後更に水相を添加しつづけて転相させることによってO
/W型乳剤を得る方法を挙げることができる。その他、
場合によっては油相と水相を混合してその界面でインス
タントに石鹸を生成させるいわゆる石鹸生成法や油相と
水相を交互に添加する交互添加法を採用してもよい。あ
るいは1段階乳化法又は2段階乳化法によってW/O/
W型の多相エマルションとしてもよい。これらW/O/
W型乳剤は水を分散媒として、油成分をW/O型の分散
相として含むものであり、本発明に包含されることは勿
論である。これら乳剤を調製する手段として、公知のミ
キサー、コロイドミル、ホモジナイザー、超音波乳化器
等のいずれも適宜採用し得る。このようにして得られた
O/W型乳剤は必要に応じて所望濃度まで水で希釈する
ことができる。ビタミンC等の水溶性抗酸化剤の添加
は、上記のごとき乳剤調製の適宜段階で加えることがで
きる。例えば、乳化に先立って分散媒としての水中にあ
らかじめ添加しておく方法、あるいはまずこれら水溶性
抗酸化剤を含有しないO/W型乳剤を水中乳化法等によ
って調製した後にビタミンC等の水溶性抗酸化剤又はこ
れら水溶性抗酸化剤を含む水溶液を添加する方法を挙げ
ることができる。あるいは、油中乳化法によってW/O
型乳剤を調製した後、更にビタミンC等の水溶性抗酸化
剤を溶解させた水相を添加しつづけ転相させることによ
って目的のO/W型乳剤を得てもよい。ビタミンE、セ
サミノール等の油溶性抗酸化剤の添加は、乳剤調製に先
だって油成分中に適宜配合しておけばよい。また、高度
不飽和脂肪酸にゴマ油、綿実油等の植物油を混合した混
合油を用いる場合は、あらかじめこれらの植物油と高度
不飽和脂肪酸又は/及びその誘導体と混合、溶解せしめ
て均質化しておけばよい。
【0014】次に、本発明に係るO/W型乳剤の具体的
製造例について述べるが、他の方法に従って製造しても
よいことは勿論である。 製法1 まず、蒸留水等の精製水に乳化剤とビタミンC等の水溶
性抗酸化剤を、所望により等張化剤を加え、これを混合
攪拌して均質化しておく。一方、油成分としては、EP
A、DHA、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又は
その誘導体、あるいは魚油に対して必要に応じてゴマ
油、綿実油等の配合油と共にビタミンE等の油溶性抗酸
化剤を配合して攪拌し、均質化しておく。次に、上記の
ごとくして得られた水相に油成分を添加して、公知の乳
化手段、例えばホモジナイザーを用いて乳化することに
よって目的とするO/W型乳剤を得ることができる。得
られた乳剤に対して必要に応じて防腐剤、エタノール等
の配合剤を添加したり、あるいは更にビタミンC等の水
溶性抗酸化剤を含む又は含まない精製水を加えて希釈し
てもよい。
製造例について述べるが、他の方法に従って製造しても
よいことは勿論である。 製法1 まず、蒸留水等の精製水に乳化剤とビタミンC等の水溶
性抗酸化剤を、所望により等張化剤を加え、これを混合
攪拌して均質化しておく。一方、油成分としては、EP
A、DHA、α−リノレン酸等の高度不飽和脂肪酸又は
その誘導体、あるいは魚油に対して必要に応じてゴマ
油、綿実油等の配合油と共にビタミンE等の油溶性抗酸
化剤を配合して攪拌し、均質化しておく。次に、上記の
ごとくして得られた水相に油成分を添加して、公知の乳
化手段、例えばホモジナイザーを用いて乳化することに
よって目的とするO/W型乳剤を得ることができる。得
られた乳剤に対して必要に応じて防腐剤、エタノール等
の配合剤を添加したり、あるいは更にビタミンC等の水
溶性抗酸化剤を含む又は含まない精製水を加えて希釈し
てもよい。
【0015】製法2 まず、蒸留水等の精製水に乳化剤と所望により等張化剤
を加え、これを混合攪拌して均質化しておく。一方、油
成分としては、EPA、DHA、α−リノレン酸等の高
度不飽和脂肪酸又はその誘導体、あるいは魚油に対して
必要に応じてゴマ油、綿実油等の配合油と共にビタミン
E等の油溶性抗酸化剤を配合して攪拌し、均質化してお
く。次に、上記のごとくして得られた水相に油成分を添
加して、公知の乳化手段、例えばホモジナイザーを用い
て乳化する。得られた乳液に対して必要に応じて防腐
剤、エタノール等の配合剤を添加して混合した後、更に
ビタミンC等の水溶性抗酸化剤を直接添加するか、又は
これら水溶性抗酸化剤を溶解してなる精製水を加えるこ
とによって目的とするO/W型乳剤を得ることができ
る。製法1及び製法2の製造方法は不活性ガス、好適に
は窒素ガス雰囲気下で行うのが好ましい。
を加え、これを混合攪拌して均質化しておく。一方、油
成分としては、EPA、DHA、α−リノレン酸等の高
度不飽和脂肪酸又はその誘導体、あるいは魚油に対して
必要に応じてゴマ油、綿実油等の配合油と共にビタミン
E等の油溶性抗酸化剤を配合して攪拌し、均質化してお
く。次に、上記のごとくして得られた水相に油成分を添
加して、公知の乳化手段、例えばホモジナイザーを用い
て乳化する。得られた乳液に対して必要に応じて防腐
剤、エタノール等の配合剤を添加して混合した後、更に
ビタミンC等の水溶性抗酸化剤を直接添加するか、又は
これら水溶性抗酸化剤を溶解してなる精製水を加えるこ
とによって目的とするO/W型乳剤を得ることができ
る。製法1及び製法2の製造方法は不活性ガス、好適に
は窒素ガス雰囲気下で行うのが好ましい。
【0016】乳化剤としては、リン脂質あるいは非イオ
ン界面活性剤が好適に用いられ、その添加量は適宜でよ
いが、前者の場合0.001〜5%(W/V)、好まし
くは0.01〜5%(W/V)、後者の場合0.001
〜10%(W/V)、好ましくは0.01〜5%(W/
V)である。乳化剤は単独又は2種以上併用して使用さ
れる。リン脂質としては、大豆由来リン脂質、卵黄由来
リン脂質、水素添加リン脂質、牛乳由来リン脂質、リゾ
レシチン、ホスファチジルコリン(レシチン)、ホスフ
ァチジルセリン等の単独あるいは組み合わせが使用可能
であるが、特に好ましくはリゾレシチンである。非イオ
ン界面活性剤としては、分子量500〜15000のポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重
合体(例えば、プルロニックF−68)、分子量100
0〜10000のポリアルキレングリコール、分子量1
000〜20000のポリオキシアルキレン共重合体、
硬化ヒマシ油ポリオキシアルキレン誘導体、ヒマシ油ポ
リオキシアルキレン誘導体、グリセリン脂肪エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エス
テル等の単独あるいは組み合わせが好適に使用可能であ
るが、これらに限定されるものではない。
ン界面活性剤が好適に用いられ、その添加量は適宜でよ
いが、前者の場合0.001〜5%(W/V)、好まし
くは0.01〜5%(W/V)、後者の場合0.001
〜10%(W/V)、好ましくは0.01〜5%(W/
V)である。乳化剤は単独又は2種以上併用して使用さ
れる。リン脂質としては、大豆由来リン脂質、卵黄由来
リン脂質、水素添加リン脂質、牛乳由来リン脂質、リゾ
レシチン、ホスファチジルコリン(レシチン)、ホスフ
ァチジルセリン等の単独あるいは組み合わせが使用可能
であるが、特に好ましくはリゾレシチンである。非イオ
ン界面活性剤としては、分子量500〜15000のポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重
合体(例えば、プルロニックF−68)、分子量100
0〜10000のポリアルキレングリコール、分子量1
000〜20000のポリオキシアルキレン共重合体、
硬化ヒマシ油ポリオキシアルキレン誘導体、ヒマシ油ポ
リオキシアルキレン誘導体、グリセリン脂肪エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エス
テル等の単独あるいは組み合わせが好適に使用可能であ
るが、これらに限定されるものではない。
【0017】高度不飽和脂肪酸又はその誘導体の乳剤中
における含有量は、摂取目的、摂取対象となる人の年齢
差等によって変動するが、0.001〜5%(W/
V)、好ましくは0.01〜5%(W/V)である。ゴ
マ油、綿実油等のその他の配合油を使用する場合、その
含有量は同じく0.001%〜10%(W/V)、好ま
しくは0.01〜5%(W/V)である。乳化剤につい
ては前記のとおりである。分散媒としての水中に加える
水溶性抗酸化剤の添加量は0.001〜10%(W/
V)、好ましくは0.01〜5%(W/V)である。水
溶性抗酸化剤は、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体に対
し、10〜500%(W/W)、好ましくは50〜20
0%(W/W)使用するのが好ましい。また、油溶性抗
酸化剤としての配合油(ゴマ油、綿実油、しそ油)の配
合量は乳剤に対し0.001〜10%(W/V)、好ま
しくは0.01〜5%(W/V)で、ビタミンE等の油
溶性抗酸化剤を使用する場合、0.00001〜10%
(W/V)添加すればよい。
における含有量は、摂取目的、摂取対象となる人の年齢
差等によって変動するが、0.001〜5%(W/
V)、好ましくは0.01〜5%(W/V)である。ゴ
マ油、綿実油等のその他の配合油を使用する場合、その
含有量は同じく0.001%〜10%(W/V)、好ま
しくは0.01〜5%(W/V)である。乳化剤につい
ては前記のとおりである。分散媒としての水中に加える
水溶性抗酸化剤の添加量は0.001〜10%(W/
V)、好ましくは0.01〜5%(W/V)である。水
溶性抗酸化剤は、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体に対
し、10〜500%(W/W)、好ましくは50〜20
0%(W/W)使用するのが好ましい。また、油溶性抗
酸化剤としての配合油(ゴマ油、綿実油、しそ油)の配
合量は乳剤に対し0.001〜10%(W/V)、好ま
しくは0.01〜5%(W/V)で、ビタミンE等の油
溶性抗酸化剤を使用する場合、0.00001〜10%
(W/V)添加すればよい。
【0018】その他、これらのエマルションを含有する
水溶液は必要に応じてヒト及び動物が摂取したときに悪
影響を及ぼさない添加物、具体的には例えばカルシウム
剤、ビタミン剤、アミノ酸、鉄剤等の強化剤;過酸化水
素、次亜塩素酸、さらし粉等の殺菌料;保存料;グルタ
ミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム等の調味料;
ショ糖、ブドウ糖、果糖、マルチトール、アスパルチル
フェニルアラニンメチルエステル、ナリンギンジヒドロ
カルコン、グリチルリチン、フィロズルチン、ステビオ
シド等の甘味料;着色料;エステル類等の着香料;亜硫
酸ナトリウム等の漂白剤;クエン酸等の酸味料;メチル
セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム等の糊
料;消化剤;品質改良剤;エタノール等のアルコール
類;防腐剤;カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、塩素等の各種イオンを含む水;リン酸、ニコ
チン酸、コンドロイチン硫酸等のそれぞれ純粋な酸又は
それらの塩を含む水等を添加してもよい。又、これらの
添加物を水溶液中に添加した後に乳化液を混合してもよ
く、乳化液を水溶液に混合するのと共に添加してもよ
く、乳化液を水溶液に混合した後に添加してもよい。以
下に実施例を挙げて本発明を具体的に述べるが本発明は
実施例のみに限定されないことは勿論である。又、実施
例に用いた%はすべて重量%である。
水溶液は必要に応じてヒト及び動物が摂取したときに悪
影響を及ぼさない添加物、具体的には例えばカルシウム
剤、ビタミン剤、アミノ酸、鉄剤等の強化剤;過酸化水
素、次亜塩素酸、さらし粉等の殺菌料;保存料;グルタ
ミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム等の調味料;
ショ糖、ブドウ糖、果糖、マルチトール、アスパルチル
フェニルアラニンメチルエステル、ナリンギンジヒドロ
カルコン、グリチルリチン、フィロズルチン、ステビオ
シド等の甘味料;着色料;エステル類等の着香料;亜硫
酸ナトリウム等の漂白剤;クエン酸等の酸味料;メチル
セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム等の糊
料;消化剤;品質改良剤;エタノール等のアルコール
類;防腐剤;カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、塩素等の各種イオンを含む水;リン酸、ニコ
チン酸、コンドロイチン硫酸等のそれぞれ純粋な酸又は
それらの塩を含む水等を添加してもよい。又、これらの
添加物を水溶液中に添加した後に乳化液を混合してもよ
く、乳化液を水溶液に混合するのと共に添加してもよ
く、乳化液を水溶液に混合した後に添加してもよい。以
下に実施例を挙げて本発明を具体的に述べるが本発明は
実施例のみに限定されないことは勿論である。又、実施
例に用いた%はすべて重量%である。
【0019】
製造例1 ドコサヘキサエン酸(DHA)30%、エイコサペンタ
エン酸(EPA)9%を含有する魚油(ハリマ化成社
製)100gを、リゾレシチン2%、ポリグリセリン脂
肪酸エステル4%を含有した水溶液4900gと共にホ
モミキサー(10000回転/分、5分)を用いて乳化
することによりO/W型乳化液を得た。更に、この乳化
液100gを精製水4500mlに希釈溶解させてDH
A乳剤を得た。
エン酸(EPA)9%を含有する魚油(ハリマ化成社
製)100gを、リゾレシチン2%、ポリグリセリン脂
肪酸エステル4%を含有した水溶液4900gと共にホ
モミキサー(10000回転/分、5分)を用いて乳化
することによりO/W型乳化液を得た。更に、この乳化
液100gを精製水4500mlに希釈溶解させてDH
A乳剤を得た。
【0020】実施例1 精製水4500mlの代わりにアスコルビン酸(ビタミ
ンC)を50g、又は100g含有する精製水4500
ml、エリソルビン酸(iso−ビタミンC)を50
g、又は100g含有する精製水4500mlを用いる
点以外は製造例1と同様にして、アスコルビン酸を約1
%、約2%、エリソルビン酸を約1%、約2%含有する
4種のDHA乳剤を得た。
ンC)を50g、又は100g含有する精製水4500
ml、エリソルビン酸(iso−ビタミンC)を50
g、又は100g含有する精製水4500mlを用いる
点以外は製造例1と同様にして、アスコルビン酸を約1
%、約2%、エリソルビン酸を約1%、約2%含有する
4種のDHA乳剤を得た。
【0021】製造例2 ドコサヘキサエン酸(DHA)30%、エイコサペンタ
エン酸(EPA)9%を含有する魚油(ハリマ化成社
製)50g、約70%α−リノレン酸含有シソ油50
g、ゴマ油100gを混合して均質化した後、更にこれ
にエアコートEC(抗酸化剤:ビタミンE、ビタミンC
エステル含有)2.5gを混合して油相となし、これを
リゾレシチン2%、ポリグリセリン脂肪酸エステル4%
を含有した水溶液4800gと共にホモミキサー(10
000回転/分、5分)を用いて乳化することによりO
/W型乳化液を得た。更に、この乳化液100gを精製
水4500mlに希釈溶解させて、DHA乳剤を得た。
エン酸(EPA)9%を含有する魚油(ハリマ化成社
製)50g、約70%α−リノレン酸含有シソ油50
g、ゴマ油100gを混合して均質化した後、更にこれ
にエアコートEC(抗酸化剤:ビタミンE、ビタミンC
エステル含有)2.5gを混合して油相となし、これを
リゾレシチン2%、ポリグリセリン脂肪酸エステル4%
を含有した水溶液4800gと共にホモミキサー(10
000回転/分、5分)を用いて乳化することによりO
/W型乳化液を得た。更に、この乳化液100gを精製
水4500mlに希釈溶解させて、DHA乳剤を得た。
【0022】実施例2 精製水4500mlの代わりにアスコルビン酸(ビタミ
ンC)を50g、又は100g含有する精製水4500
ml、エリソルビン酸を50g、又は100g含有する
精製水4500mlを用いる点以外は製造例2と同様に
して、アスコルビン酸を約1%、約2%、エリソルビン
酸を約1%、約2%含有する4種のDHA乳剤を得た。
ンC)を50g、又は100g含有する精製水4500
ml、エリソルビン酸を50g、又は100g含有する
精製水4500mlを用いる点以外は製造例2と同様に
して、アスコルビン酸を約1%、約2%、エリソルビン
酸を約1%、約2%含有する4種のDHA乳剤を得た。
【0023】試験例 上記製造例1乃至2及び実施例1乃至2に従って得られ
た各種乳剤を60℃恒温器中に保存し、それぞれの乳剤
中に含まれるDHA及びEPAの安定性を検討した。乳
剤中のDHA及びEPA含有量をガスクロマトグラフィ
ーによって測定し、その結果を第1図乃至第4図に示し
た。本乳化剤中のDHA及びEPAの定量は、ドコサヘ
キサエン酸及びエイコサペンタエン酸をメチルエステル
化し、ガスクロマトグラフ法で分析した。試料2mlを
正確に量り取り、1/2規定水酸化ナトリウム−メタノ
ール溶液を5ml加え、80℃で10分間加熱振とう
し、冷却後三フッ化ホウ素−メタノール(51%)試薬
2mlを加え、メチルエステル化処理したものを試料溶
液とした。別に、ドコサヘキサエン酸メチルエステル約
15mg、エイコサペンタエン酸メチルエステル約5m
gを精密に量り、ヘキサンを加えて正確に250mlと
した。この液2mlを正確に量り取り、内標準溶液2m
lを正確に加えて標準溶液とした。試料溶液及び標準溶
液2μlにつき、5%フェニル−95%メチルシリコー
ン液相カラム(30m×0.25mmφ)(J&W社
製)を用い、カラム温度200〜250°(0.5℃/
分)、検出はフレイムアイオニダイション ディテクタ
ー(F.I.D)で行った。尚、各図は、乳化直後のD
HA及びEPA含有量を100%とし、その後、経時的
なDHA及びEPAの含有量%を示したものである。
た各種乳剤を60℃恒温器中に保存し、それぞれの乳剤
中に含まれるDHA及びEPAの安定性を検討した。乳
剤中のDHA及びEPA含有量をガスクロマトグラフィ
ーによって測定し、その結果を第1図乃至第4図に示し
た。本乳化剤中のDHA及びEPAの定量は、ドコサヘ
キサエン酸及びエイコサペンタエン酸をメチルエステル
化し、ガスクロマトグラフ法で分析した。試料2mlを
正確に量り取り、1/2規定水酸化ナトリウム−メタノ
ール溶液を5ml加え、80℃で10分間加熱振とう
し、冷却後三フッ化ホウ素−メタノール(51%)試薬
2mlを加え、メチルエステル化処理したものを試料溶
液とした。別に、ドコサヘキサエン酸メチルエステル約
15mg、エイコサペンタエン酸メチルエステル約5m
gを精密に量り、ヘキサンを加えて正確に250mlと
した。この液2mlを正確に量り取り、内標準溶液2m
lを正確に加えて標準溶液とした。試料溶液及び標準溶
液2μlにつき、5%フェニル−95%メチルシリコー
ン液相カラム(30m×0.25mmφ)(J&W社
製)を用い、カラム温度200〜250°(0.5℃/
分)、検出はフレイムアイオニダイション ディテクタ
ー(F.I.D)で行った。尚、各図は、乳化直後のD
HA及びEPA含有量を100%とし、その後、経時的
なDHA及びEPAの含有量%を示したものである。
【0024】第1図は、製造例1及び実施例1に従って
得られた乳剤のDHA安定性を示す図であり、第2図
は、製造例1、製造例2、実施例1及び実施例2に従っ
て得られた乳剤のDHA安定性を示す図であり、第3図
は、製造例1及び実施例1に従って得られた乳剤のEP
A安定性を示す図であり、第4図は、製造例1、製造例
2、実施例1及び実施例2に従って得られた乳剤のEP
A安定性を示す図であり、第5図は、製造例1及び実施
例1に従って得られた乳剤のDHA及びEPA安定性を
半減期で表した図である。第6図は、製造例1、製造例
2、実施例1及び実施例2に従って得られた乳剤のDH
A及びEPA安定性を半減期で表した図である。尚、第
5図の半減期は第1図又は第3図におけるDHA又はE
PA残存率/時間の勾配に基づいて外挿法により求めた
値である。第6図の半減期は第2図又は第4図から第5
図と同様に求めた値である。尚、参考までに各製造例及
び実施例における組成を第1表に示す。
得られた乳剤のDHA安定性を示す図であり、第2図
は、製造例1、製造例2、実施例1及び実施例2に従っ
て得られた乳剤のDHA安定性を示す図であり、第3図
は、製造例1及び実施例1に従って得られた乳剤のEP
A安定性を示す図であり、第4図は、製造例1、製造例
2、実施例1及び実施例2に従って得られた乳剤のEP
A安定性を示す図であり、第5図は、製造例1及び実施
例1に従って得られた乳剤のDHA及びEPA安定性を
半減期で表した図である。第6図は、製造例1、製造例
2、実施例1及び実施例2に従って得られた乳剤のDH
A及びEPA安定性を半減期で表した図である。尚、第
5図の半減期は第1図又は第3図におけるDHA又はE
PA残存率/時間の勾配に基づいて外挿法により求めた
値である。第6図の半減期は第2図又は第4図から第5
図と同様に求めた値である。尚、参考までに各製造例及
び実施例における組成を第1表に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】上記試験結果によれば、油相中に抗酸化
剤を配合するだけでは良好な安定性が得られず、水相中
に抗酸化剤を配合することによって初めて高度の安定性
が得られることが明らかである。即ち、本発明によれ
ば、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体からなる油成分を
分散相としてなるO/W型乳化液において、分散媒とし
ての水中に水溶性の抗酸化剤を添加し、更に必要に応じ
て高度不飽和脂肪酸を含有する油成分中にも油溶性の抗
酸化剤を含有せしめることにより、極めて長時間(DH
Aの半減期については1年半以上、EPAの半減期につ
いては10年以上)にわたり高度不飽和脂肪酸の酸化が
抑制された。
剤を配合するだけでは良好な安定性が得られず、水相中
に抗酸化剤を配合することによって初めて高度の安定性
が得られることが明らかである。即ち、本発明によれ
ば、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体からなる油成分を
分散相としてなるO/W型乳化液において、分散媒とし
ての水中に水溶性の抗酸化剤を添加し、更に必要に応じ
て高度不飽和脂肪酸を含有する油成分中にも油溶性の抗
酸化剤を含有せしめることにより、極めて長時間(DH
Aの半減期については1年半以上、EPAの半減期につ
いては10年以上)にわたり高度不飽和脂肪酸の酸化が
抑制された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 製造例1及び実施例1に従って得られた乳剤
のDHA安定性を示す説明図。
のDHA安定性を示す説明図。
【図2】 製造例2及び実施例2に従って得られた乳剤
のDHA安定性を示す説明図。
のDHA安定性を示す説明図。
【図3】 製造例1及び実施例1に従って得られた乳剤
のEPA安定性を示す説明図。
のEPA安定性を示す説明図。
【図4】 製造例2及び実施例2に従って得られた乳剤
のEPA安定性を示す説明図。
のEPA安定性を示す説明図。
【図5】 製造例1及び実施例1に従って得られた乳剤
のDHA及びEPAの半減期を示す説明図。
のDHA及びEPAの半減期を示す説明図。
【図6】 製造例1、製造例2、実施例1及び実施例2
に従って得られた乳剤のDHA及びEPAの半減期を示
す説明図。
に従って得られた乳剤のDHA及びEPAの半減期を示
す説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/20 ABX 9283−4C ACB 9283−4C ADN 9283−4C ADT 9283−4C 9/107 E 7329−4C 47/22 K 7433−4C C09K 15/06 (72)発明者 有元 冬紀 神奈川県横浜市金沢区副浦1丁目13番2号 日本たばこ産業株式会社医薬基礎研究所 内 (72)発明者 加納 隆弘 神奈川県横浜市金沢区副浦1丁目13番2号 日本たばこ産業株式会社医薬基礎研究所 内 (72)発明者 杉森 健一 神奈川県横浜市金沢区副浦1丁目13番2号 日本たばこ産業株式会社医薬基礎研究所 内 (72)発明者 有薗 謙蔵 福岡県築上郡吉富町大字小祝955 吉富製 薬株式会社中央研究所内
Claims (12)
- 【請求項1】高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油
成分を分散相とするO/W型乳剤において、分散媒とし
ての水中に抗酸化剤を含有してなる高度不飽和脂肪酸含
有O/W型乳剤。 - 【請求項2】分散媒としての水中に抗酸化剤を含有する
とともに、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油成
分中にも抗酸化剤を含有してなる請求項1記載の高度不
飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 - 【請求項3】高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸又はα−リノレン酸である請求
項1又は請求項2記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型
乳剤。 - 【請求項4】高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれ
る請求項1又は請求項2記載の高度不飽和脂肪酸含有O
/W型乳剤。 - 【請求項5】水中に含有される抗酸化剤がアスコルビン
酸、エリソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶性
抗酸化剤である請求項1乃至4記載の高度不飽和脂肪酸
含有O/W型乳剤。 - 【請求項6】油成分中に含有される抗酸化剤がビタミン
E、ビタミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油又
は綿実油から選ばれる油溶性抗酸化剤である請求項2乃
至5記載の高度不飽和脂肪酸含有O/W型乳剤。 - 【請求項7】高度不飽和脂肪酸又はその誘導体を含む油
成分を分散相とするO/W型乳剤において、分散媒とし
ての水中に抗酸化剤を含有せしめることを特徴とする高
度不飽和脂肪酸含有O/W型エマルションの酸化防止方
法。 - 【請求項8】分散剤としての水中に抗酸化剤を含有させ
るとともに、高度不飽和脂肪酸又はその誘導体高度不飽
和脂肪酸を含む油成分中にも抗酸化剤を含有せしめるこ
とを特徴とする請求項7記載の酸化防止方法。 - 【請求項9】高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸又はα−リノレン酸である請求
項7記載又は請求項8記載の酸化防止方法。 - 【請求項10】高度不飽和脂肪酸がエイコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸又はα−リノレン酸から選ばれ
る請求項7記載又は請求項8記載の酸化防止方法。 - 【請求項11】水中に含有される抗酸化剤がアスコルビ
ン酸、エリソルビン酸又はそれらの塩から選ばれる水溶
性抗酸化剤である請求項7乃至10記載の酸化防止方
法。 - 【請求項12】油成分中に含有される抗酸化剤がビタミ
ンE、ビタミンE誘導体、ビタミンCエステル、ゴマ油
又は綿実油から選ばれる油溶性抗酸化剤である請求項8
乃至11記載の酸化防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8708293A JPH06298642A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 高度不飽和脂肪酸含有o/w型乳剤及びその酸化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8708293A JPH06298642A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 高度不飽和脂肪酸含有o/w型乳剤及びその酸化防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298642A true JPH06298642A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13905029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8708293A Pending JPH06298642A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 高度不飽和脂肪酸含有o/w型乳剤及びその酸化防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06298642A (ja) |
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-
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- 1993-04-14 JP JP8708293A patent/JPH06298642A/ja active Pending
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