JPH0629864Y2 - 中性線開閉用スイッチ - Google Patents

中性線開閉用スイッチ

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JPH0629864Y2
JPH0629864Y2 JP15421088U JP15421088U JPH0629864Y2 JP H0629864 Y2 JPH0629864 Y2 JP H0629864Y2 JP 15421088 U JP15421088 U JP 15421088U JP 15421088 U JP15421088 U JP 15421088U JP H0629864 Y2 JPH0629864 Y2 JP H0629864Y2
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浩和 長谷川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ビルや工場等に設置される分電盤内に配設さ
れる中性線開閉用スイッチに関するものである。
【従来の技術】
従来より単相三線等の中性線を有する電路において、中
性線に挿入される中性線開閉用スイッチが提供されてい
る。たとえば、第5図に示すように、器体1の前面にハ
ンドル3が進退自在に突出する構成が知られている。器
体1内にはハンドル3の進退に伴って揺動する可動接触
子4が配設されており、端子5から突設された端子片5
1と導電バー2とに可動接触子4の両端部を離接させる
ようにしている。器体1の前面は平面であって、銘板1
9bは器体1の前面の上部に取り付けられる。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の中性線開閉用スイッチAは、第3図
に示すように、分電盤20内で用いるときには主幹ブレ
ーカ22に対して下方に設けられるのが普通であり、主
幹ブレーカ22が概して目の高さないしそのやや上方に
配設されるのに対して、中性線開閉用スイッチAは目の
高さよりも下方に配置されることが多い。したがって、
平面となっている器体1の前面に銘板19bを取り付け
る従来構成では、銘板19bが読みにくいという問題が
発生している。 また、ハンドル3の上方からのごみ、ほこりに対する対
策がなされていないから、ハンドル3を器体1から露出
させている部位からごみやほこりが器体1内に入りやす
く、器体1内のスイッチ機構部等に悪影響を及ぼすこと
がある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、銘
板を斜め上方から見易いように取り付けるとともに、上
方からのごみやほこりが、ハンドルを器体から露出させ
るハンドル挿通窓に入りにくいようにした中性線開閉用
スイッチを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、中性線の電路
上に挿入され、器体の前面に開口するハンドル挿通窓を
通して器体から突出するハンドルの起倒に伴って電路を
開閉する中性線開閉用スイッチにおいて、ハンドルを、
ハンドル挿通窓の開口面に対して略直交して突出する位
置と上記突出位置よりも先端部が下方に倒れる位置との
間で起倒自在とし、器体の前面におけるハンドル挿通窓
の上方にハンドル挿通窓の開口面よりも前方に突出する
突縁を形成し、突縁よりも上方で器体の前面に上方ほど
後方に傾斜する傾斜面を形成するとともに、傾斜面の一
部に銘板を装着する銘板受けを形成しているのである。
【作用】
上記構成によれば、銘板を装着する銘板受けが、器体の
前面においてハンドル挿通窓よりも上方において上方ほ
ど後方に傾斜した傾斜面に形成されているから、斜め上
方から見易い位置に銘板を設けることになるのである。
また、ハンドル挿通窓の上方でハンドル挿通窓の開口面
よりも突出した突縁が形成されているから、突縁が上方
からのごみやほこりに対する障壁として機能し、ハンド
ル挿通窓内にごみやほこりが入るのを抑制することがで
きるのである。
【実施例】
第1図および第2図に示すように、熱硬化性合成樹脂等
の絶縁材料よりなる器体1を有し、器体1は、一面が開
口した箱体であるボデイ11と、ボデイ11の開口面に
覆着される平板状のカバー12とで構成される。ボデイ
11とカバー12とは、一対の固定鋲13により固着さ
れる。 器体1の後部(第1図中右部)には、後面および両側面
に開放された凹所14が形成されており、この凹所14
の後面は、器体1と一体な蓋板15で覆われている。蓋
板15は、器体1から容易に外すことできるように、器
体1との連結部が比較的薄肉に形成されている。この凹
所14内には金属板等の導電材料よりなる導電バー2が
挿通され、導電バー2は凹所14の底面と上記蓋板15
との間に挟持される。導電バー2の幅方向(第1図中上
下方向)における凹所14の両側には、ボデイ11の後
面に開口する導入溝16がそれぞれ形成されており、各
導入溝16には枝分かれする形で、各一対の係合溝17
a,17bが形成されている。 器体1の前面にはハンドル3のレバー部31が露出する
ハンドル挿通窓18が形成され、ハンドル挿通窓18の
上周面は、ハンドル挿通窓18よりも前方に突出して先
端縁が突縁18aとなっている。また、ハンドル挿通窓
18の上周面は、後方に向かって上り傾斜している。ハ
ンドル挿通窓18よりも上方の器体1の前面は、上部ほ
ど後方に傾斜する傾斜面19を形成しており、傾斜面1
9には、銘板を装着することができる銘板受け19aが
形成されている。 ハンドル3は、ハンドル挿通窓18から突出するレバー
部31と、レバー部31に連続するカム部32とを備え
ていて略J形に形成されており、レバー部31とカム部
32との結合箇所には、軸孔33が形成されている。軸
孔33には、ボデイ11の内周面に突設された回動軸3
4が挿通され、ハンドル3は回動軸34を中心に回動す
る。すなわち、レバー部31は器体1の前面に略直交し
て突出する状態と、器体1の前面に沿うように下向きに
倒れる状態との間で起伏自在となっているのである。レ
バー部31とカム部32との連結部の外側面には、係止
突起35が突設されており、レバー部31が倒れた状態
では、係止突起35がハンドル挿通窓18の上周面に形
成された係止凹所36に係合して、ハンドル3が係止さ
れるようになっている。ハンドル3のカム部32は、レ
バー部31が起きたときに、可動接触子4の操作片41
を押圧する。また、レバー部31の外側面であってレバ
ー部31を起こしたときにハンドル挿通窓18内に入る
部位には、オン状態を示す文字37が表記され、レバー
部31を倒したときに、この文字37が前面に露出する
ようになっている。オフ状態を示す文字38は、器体1
の前面であって、レバー部31を起こしたときに露出
し、かつレバー部31を倒したときにレバー部31で覆
われる部位に表記される。 可動接触子4は、操作片41と、導電バー2に離接する
接触片42とが連続する略く形に形成されており、頂点
付近に枢支孔43が穿設されている。接触片42は、器
体1の内周面との間に装着された接圧ばね44により、
導電バー2に向かって付勢されている。可動接触子4の
枢支孔43には、端子5より延設された端子片51の先
端部に突設されている支点突起52が挿入され、支点突
起52の回りで可動接触子4が揺動するようになってい
る。したがって、操作片41にハンドル3のカム部32
が当接していないときには、接圧ばね44のばね力によ
り、接触片42の先端部が導電バー2に接触し、操作片
41がハンドル3のカム部32によって押圧されると、
接触片42が導電バー2から離れる。このようにしてス
イッチ機構部が構成されるのである。端子5は、端子片
51の基部に連続する端子金具53と、端子金具53に
螺合する端子ねじ54とを備えており、端子ねじ54
は、器体1の前面に開口する治具挿入孔55に臨んでい
る。また、端子5の下方において器体1には電線導入口
56が開口している。したがって、電線導入口56を通
して外部電線を導入し、治具挿入孔55からドライバを
挿入して端子ねじ54の締め付けを行えば、負荷側に接
続された外部電線を端子5に接続することができるので
ある。ここに、治具挿入孔55は、ハンドル3のレバー
部31を倒したときに、レバー部31によって覆われる
ように位置関係が設定され、オン時に異物が端子5に触
れることが防止されている。 以上の構成によれば、導電バー2を凹所14と蓋板15
との間に挿通することにより、導電バー2に器体1を取
り付けることができる。また、可動接触子4を端子5に
枢支した形で導電バー2に離接させることにより、導電
バー2と可動接触子4との間に接点部を形成して導電バ
ー2と端子5との間の1箇所のみに接点部を形成してい
るから、接点圧が接圧ばね44のバネ力のみで安定的に
決定され、動作特性の製品ごとのばらつきが防止される
のである。 以上のように形成された中性線開閉用スイッチAは、第
3図に示すように、分電盤20内に配設されるのであっ
て、分電盤20内には、左右一対の取付アングル21が
配設されている。両取付アングル21間には、主幹ブレ
ーカ22を取り付けた取付プレート23と、複数個の分
岐ブレーカ24および中性線開閉用スイッチAを取り付
けた取付プレート25とが取り付けられる。主幹ブレー
カ22は単相3線用であって、主幹ブレーカ22の負荷
側端子には、3本の主幹バー26a〜26cが結合され
ている。主幹バー26a,26cの要所には分岐バー2
7が結合されており、分岐バー27は分岐ブレーカ24
に接続されている。また、中性線である主幹バー26b
の下端には導電バー2が結合され、この導電バー2に複
数個のスイッチAが配列されるのである。したがって、
分岐ブレーカ24と、スイッチAとを適宜組み合わせて
両者の間に負荷を接続すれば、分岐ブレーカ24を介し
て負荷への給電を行うことができるのである。ここに、
主幹ブレーカ22のハンドル22aの操作に適した高さ
に分電盤20を取り付けているとすれば、スイッチAは
操作者の目の高さよりも下方に位置することになるが、
スイッチAの銘板受け19aが、上述したように傾斜面
19に形成されているから、銘板が操作者から見えやす
くなるのである。 上記実施例において、導電バー2は、凹所14の底面と
蓋板15との間に挿入されていたが、電流容量の大きな
導電バー2を用いるときには、第4図に示すように、蓋
板15を取り外し、覆い板29を取り付けて、凹所14
の底面と覆い板29との間で導電バー2を挟持するよう
にすればよい。すなわち、覆い板29は、略コ形であっ
て、両脚の先端縁から外向きに係合片29aが延設され
た形状に形成されているのであって、導入溝16に覆い
板29の脚を挿入し、各導入溝16にそれぞれ一対ずつ
形成された係合溝17a,17bの一方に係合片29a
を係合させれば、覆い板29を器体1に取り付けること
ができるのである。ここに、どちらの係合溝17a,1
7bを用いるかは、導電バー2の厚みに応じて決めれば
よい。このように、覆い板29を用いることにより、電
流容量の異なる複数種類の導電バー2に対応することが
できるのである。また、覆い板29は、導電バー2の背
面を覆うから、ごみが器体1内に入るのを防止できるの
である。上記実施例では、係合溝17a,17bを2箇
所に設けているが、さらに多数種の電流容量に対応させ
る必要があれば、係合溝の数を増やしたり、他の形状の
(たとえば、脚の長い)覆い板29を用いるようにすれ
ばよい。
【考案の効果】
本考案は上述のように、中性線の電路上に挿入され、器
体の前面に開口するハンドル挿通窓を通して器体から突
出するハンドルの起倒に伴って電路を開閉する中性線開
閉用スイッチにおいて、ハンドルを、ハンドル挿通窓の
開口面に対して略直交して突出する位置と上記突出位置
よりも先端部が下方に倒れる位置との間で起倒自在と
し、器体の前面におけるハンドル挿通窓の上方にハンド
ル挿通窓の開口面よりも前方に突出する突縁を形成し、
突縁よりも上方で器体の前面に上方ほど後方に傾斜する
傾斜面を形成するとともに、傾斜面の一部に銘板を装着
する銘板受けを形成しているものであり、銘板を装着す
る銘板受けが、器体の前面においてハンドル挿通窓より
も上方において上方ほど後方に傾斜した傾斜面に形成さ
れているから、斜め上方から見易い位置に銘板を設ける
ことになるという利点を有するのである。また、銘板受
けが傾斜面に形成されているから、比較的大きな面積の
銘板を取り付けることができ、銘板が一層見易くなる利
点がある。さらに、ハンドル挿通窓の上方でハンドル挿
通窓の開口面よりも突出した突縁が形成されているか
ら、突縁が上方からのごみやほこりに対する障壁として
機能し、ハンドル挿通窓内にごみやほこりが入るのを抑
制することができる。その結果、ハンドルにごみやほこ
りが付着しにくく、また器体内のスイッチ機構部への悪
影響が防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すカバーを外した側面図
であり、同図(a)はオン状態、同図(b)はオフ状態、第2
図は同上の分解斜視図、第3図は同上を用いた分電盤の
正面図、第4図は本考案の他の実施例を示すカバー外し
た側面図であり、同図(a)はオン状態、同図(b)はオフ状
態、第5図は従来例を示すカバーを外した状態の側面図
であり、同図(a)はオン状態、同図(b)はオフ状態を示
す。 1……器体、3……ハンドル、18……ハンドル挿通
窓、18a……突縁、19……傾斜面、19a……銘板
受け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中性線の電路上に挿入され、器体の前面に
    開口するハンドル挿通窓を通して器体から突出するハン
    ドルの起倒に伴って電路を開閉する中性線開閉用スイッ
    チにおいて、ハンドルは、ハンドル挿通窓の開口面に対
    して略直交して突出する位置と上記突出位置よりも先端
    部が下方に倒れる位置との間で起倒自在であって、器体
    の前面におけるハンドル挿通窓の上方にはハンドル挿通
    窓の開口面よりも前方に突出する突縁が形成され、突縁
    よりも上方で器体の前面が上方ほど後方に傾斜する傾斜
    面を形成するとともに、傾斜面の一部に銘板を装着する
    銘板受けが形成されて成る中性線開閉用スイッチ。
JP15421088U 1988-11-25 1988-11-25 中性線開閉用スイッチ Expired - Fee Related JPH0629864Y2 (ja)

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