JPH06298708A - アミン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
アミン誘導体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06298708A JPH06298708A JP11116793A JP11116793A JPH06298708A JP H06298708 A JPH06298708 A JP H06298708A JP 11116793 A JP11116793 A JP 11116793A JP 11116793 A JP11116793 A JP 11116793A JP H06298708 A JPH06298708 A JP H06298708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- formula
- neopentyl
- aliphatic hydrocarbon
- amine derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式
【化1】
(式中、R1 及びR2 は互いに相異なり、炭素数3〜5
の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の直鎖
状脂肪族炭化水素基である。)で表わされるアミン誘導
体及びその製造方法である。 【効果】 本発明は例えばACAT阻害作用を有する化
合物を製造する際の原料となるアミン誘導体及びその製
造方法を提供する。
の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の直鎖
状脂肪族炭化水素基である。)で表わされるアミン誘導
体及びその製造方法である。 【効果】 本発明は例えばACAT阻害作用を有する化
合物を製造する際の原料となるアミン誘導体及びその製
造方法を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式
【化3】 (式中、R1 及びR2 は、互いに相異なり炭素数3〜5
の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の直鎖
状脂肪族炭化水素基である。)で表わされるアミン誘導
体及びその製造方法に関する。前記一般式(I)で表わ
されるアミン誘導体は、例えばアシルCoA−コレステ
ロール−アシル転位酵素(Acyl CoA−Chol
esterol−Acyltransferase−以
下ACATという。)の阻害活性に優れたパントテン酸
誘導体(特開平3−218340号参照)を製造する際
の原料として有用な化合物である。
の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の直鎖
状脂肪族炭化水素基である。)で表わされるアミン誘導
体及びその製造方法に関する。前記一般式(I)で表わ
されるアミン誘導体は、例えばアシルCoA−コレステ
ロール−アシル転位酵素(Acyl CoA−Chol
esterol−Acyltransferase−以
下ACATという。)の阻害活性に優れたパントテン酸
誘導体(特開平3−218340号参照)を製造する際
の原料として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来第2級アミン化合物は、各種医薬
品、農薬等の原料として広く用いられてきたが、アミノ
基へ結合する脂肪族炭化水素基がそれぞれ異なり、少く
とも一方の基の炭素数が5以上の脂肪族炭化水素基をも
つ化合物は今まで報告されていない。またこれまで第2
級アミン化合物を製造する方法としては、例えば第1級
アミンとハロゲン化アルキルとを反応させて製造する方
法、第1級アミンとカルボン酸ハライドとを反応させア
ミド化合物を得、さらに還元する方法等が知られてい
る。
品、農薬等の原料として広く用いられてきたが、アミノ
基へ結合する脂肪族炭化水素基がそれぞれ異なり、少く
とも一方の基の炭素数が5以上の脂肪族炭化水素基をも
つ化合物は今まで報告されていない。またこれまで第2
級アミン化合物を製造する方法としては、例えば第1級
アミンとハロゲン化アルキルとを反応させて製造する方
法、第1級アミンとカルボン酸ハライドとを反応させア
ミド化合物を得、さらに還元する方法等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記一般
式(I)で表わされるアミン誘導体を製造するために、
前記ハロゲン化アルキルを用いる方法で製造する場合に
は、反応生成物中に第3級アミン、第4級アンモニウム
塩等が同時に副生するため、収率が低く、目的物を得る
ためには煩雑な精製操作を必要とするものであった。さ
らに前記したアミド化合物を経由する方法では、多量合
成には不向きな還元剤を使用する必要があるため工業的
な製造方法として満足することのできるものではなかっ
た。
式(I)で表わされるアミン誘導体を製造するために、
前記ハロゲン化アルキルを用いる方法で製造する場合に
は、反応生成物中に第3級アミン、第4級アンモニウム
塩等が同時に副生するため、収率が低く、目的物を得る
ためには煩雑な精製操作を必要とするものであった。さ
らに前記したアミド化合物を経由する方法では、多量合
成には不向きな還元剤を使用する必要があるため工業的
な製造方法として満足することのできるものではなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は、鋭
意研究した結果例えばACAT阻害作用を有する化合物
を製造する際の原料として有用である前記一般式(I)
で表わされるアミン誘導体及びその製造方法を見い出し
本発明を完成した。
意研究した結果例えばACAT阻害作用を有する化合物
を製造する際の原料として有用である前記一般式(I)
で表わされるアミン誘導体及びその製造方法を見い出し
本発明を完成した。
【0005】前記一般式(I)で表わされるアミン誘導
体において、R1 及びR2 は、互いに相異なり炭素数3
〜5の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の
直鎖状脂肪族炭化水素基である。この炭素数3〜5の分
枝鎖状の脂肪族炭化水素基としては、例えばイソプロピ
ル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イ
ソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基等を挙
げることができ、また炭素数5〜10の直鎖状の脂肪族
炭化水素基としては、例えばペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等を挙げ
ることができる。
体において、R1 及びR2 は、互いに相異なり炭素数3
〜5の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の
直鎖状脂肪族炭化水素基である。この炭素数3〜5の分
枝鎖状の脂肪族炭化水素基としては、例えばイソプロピ
ル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イ
ソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基等を挙
げることができ、また炭素数5〜10の直鎖状の脂肪族
炭化水素基としては、例えばペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等を挙げ
ることができる。
【0006】前記一般式(I)で表わされるアミン誘導
体としては、例えば、N−イソプロピル−N−ヘキシル
アミン、N−イソプロピル−N−ヘプチルアミン、N−
イソプロピル−N−オクチルアミン、N−イソプロピル
−N−ノニルアミン、N−イソプロピル−N−デシルア
ミン、N−イソプロピル−N−ウンデシルアミン、N−
イソプロピル−N−ドデシルアミン、N−t−ブチル−
N−ヘキシルアミン、N−t−ブチル−N−ペプチルア
ミン、N−t−ブチル−N−オクチルアミン、N−t−
ブチル−N−ノニルアミン、N−t−ブチル−N−デシ
ルアミン、N−ネオペンチル−N−ヘキシルアミン、N
−ネオペンチル−N−ヘプチルアミン、N−ネオペンチ
ル−N−オクチルアミン、N−ネオペンチル−N−ノニ
ルアミン、N−ネオペンチル−N−デシルアミン等を挙
げることができる。
体としては、例えば、N−イソプロピル−N−ヘキシル
アミン、N−イソプロピル−N−ヘプチルアミン、N−
イソプロピル−N−オクチルアミン、N−イソプロピル
−N−ノニルアミン、N−イソプロピル−N−デシルア
ミン、N−イソプロピル−N−ウンデシルアミン、N−
イソプロピル−N−ドデシルアミン、N−t−ブチル−
N−ヘキシルアミン、N−t−ブチル−N−ペプチルア
ミン、N−t−ブチル−N−オクチルアミン、N−t−
ブチル−N−ノニルアミン、N−t−ブチル−N−デシ
ルアミン、N−ネオペンチル−N−ヘキシルアミン、N
−ネオペンチル−N−ヘプチルアミン、N−ネオペンチ
ル−N−オクチルアミン、N−ネオペンチル−N−ノニ
ルアミン、N−ネオペンチル−N−デシルアミン等を挙
げることができる。
【0007】本発明の前記一般式(I)で表わされるア
ミン誘導体は、例えば以下に示す反応式に従い製造する
ことができる。
ミン誘導体は、例えば以下に示す反応式に従い製造する
ことができる。
【0008】
【化4】 (R1 及びR2 は前記と同じである。)
【0009】(第1工程)本工程は、前記一般式(II)
で表わされる第1級アミン誘導体と前記一般式(III)で
表わされるアルデヒド誘導体とを反応させることにより
前記一般式(IV)で表わされるイミン誘導体を製造する
ものである。
で表わされる第1級アミン誘導体と前記一般式(III)で
表わされるアルデヒド誘導体とを反応させることにより
前記一般式(IV)で表わされるイミン誘導体を製造する
ものである。
【0010】本工程は、溶媒中又は無溶媒で前記一般式
(II)で表される第1級アミン誘導体と前記一般式(II
I)で表わされるアルデヒド誘導体を混合することにより
行うことができる。溶媒を用いる場合には、例えばヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、メタノール、エタノール等のアルコール
類を用いることができる。反応は−20〜150℃で行
うことができる。また、反応は酸または塩基の存在下で
行うことが好ましく、酸としては例えばベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸類、塩化
亜鉛、三フッ化ホウ素、塩化チタン等のルイス酸等を用
いることができる。塩基としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
等を用いることができる。
(II)で表される第1級アミン誘導体と前記一般式(II
I)で表わされるアルデヒド誘導体を混合することにより
行うことができる。溶媒を用いる場合には、例えばヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、メタノール、エタノール等のアルコール
類を用いることができる。反応は−20〜150℃で行
うことができる。また、反応は酸または塩基の存在下で
行うことが好ましく、酸としては例えばベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸類、塩化
亜鉛、三フッ化ホウ素、塩化チタン等のルイス酸等を用
いることができる。塩基としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
等を用いることができる。
【0011】本工程の原料である前記一般式(II)で表
わされる第1級アミンとしては、工業的に入手可能な化
合物であり、例えばイソプロピルアミン、イソブチルア
ミン、s−ブチルアミン、t−ブチルアミン、イソペン
チルアミン、ネオペンチルアミン、t−ペンチルアミン
等を挙げることができる。前記一般式(III)で表わされ
るアルデヒド誘導体としては、例えばヘキサナール、ヘ
プタナール、オクタナール、ノナナール、デカナール等
を挙げることができる。
わされる第1級アミンとしては、工業的に入手可能な化
合物であり、例えばイソプロピルアミン、イソブチルア
ミン、s−ブチルアミン、t−ブチルアミン、イソペン
チルアミン、ネオペンチルアミン、t−ペンチルアミン
等を挙げることができる。前記一般式(III)で表わされ
るアルデヒド誘導体としては、例えばヘキサナール、ヘ
プタナール、オクタナール、ノナナール、デカナール等
を挙げることができる。
【0012】(第2工程)本工程は、前記第1工程で得
られる前記一般式(IV)で表わされるイミン誘導体を還
元することにより前記一般式(I)で表わされるアミン
誘導体を製造するものである。
られる前記一般式(IV)で表わされるイミン誘導体を還
元することにより前記一般式(I)で表わされるアミン
誘導体を製造するものである。
【0013】本工程は、例えば水素ガス雰囲気下で行
う、貴金属触媒、ラネ−ニッケル触媒等を用いる接触還
元法、水素化シアノホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナ
トリウム等の複合水素化合物、ナトリウム、ナトリウム
アマルガム、電解還元等の還元方法を採用することがで
きる。反応は、溶媒中実施することが好ましく、溶媒と
して例えばメタノール、エタノール等のアルコール類、
エーテルテトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタン等のエーテル類、酢酸、水等を単独又は
混合して用いることができる。また反応は、通常、室温
付近で行うことができる。
う、貴金属触媒、ラネ−ニッケル触媒等を用いる接触還
元法、水素化シアノホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナ
トリウム等の複合水素化合物、ナトリウム、ナトリウム
アマルガム、電解還元等の還元方法を採用することがで
きる。反応は、溶媒中実施することが好ましく、溶媒と
して例えばメタノール、エタノール等のアルコール類、
エーテルテトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタン等のエーテル類、酢酸、水等を単独又は
混合して用いることができる。また反応は、通常、室温
付近で行うことができる。
【0014】以上のように本発明の方法により得られた
前記一般式(I)で表わされるアミン誘導体は、例えば
さらにパントテン酸化合物との反応を行うことにより前
記したACAT阻害作用を有するパントテン酸誘導体を
製造することかできる。(以下参考例参照)。
前記一般式(I)で表わされるアミン誘導体は、例えば
さらにパントテン酸化合物との反応を行うことにより前
記したACAT阻害作用を有するパントテン酸誘導体を
製造することかできる。(以下参考例参照)。
【0015】
【実施例】以下実施例及び参考例により本発明を更に詳
細に説明する。 実施例1 N−ノニリデン−N−ネオペンチルアミン (CH3 )3 CCH2 NH2 +CH3 (CH2 )7 CH
O→(CH3 )3 CCH2 N=CH(CH2 )7 CH3 ネオペンチルアミン8.7g(0.1mol)に氷冷下
攪拌しながらノナナール14.2g(0.1mol)を
1.5時間かけて滴下した。更に15分間攪拌した後、
トルエンを加え、6規定水酸化カリウム水溶液で洗浄し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去
した。蒸留によりN−ノニリデン−N−ネオペンチルア
ミンを17.35g(収率82%)得た。
細に説明する。 実施例1 N−ノニリデン−N−ネオペンチルアミン (CH3 )3 CCH2 NH2 +CH3 (CH2 )7 CH
O→(CH3 )3 CCH2 N=CH(CH2 )7 CH3 ネオペンチルアミン8.7g(0.1mol)に氷冷下
攪拌しながらノナナール14.2g(0.1mol)を
1.5時間かけて滴下した。更に15分間攪拌した後、
トルエンを加え、6規定水酸化カリウム水溶液で洗浄し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去
した。蒸留によりN−ノニリデン−N−ネオペンチルア
ミンを17.35g(収率82%)得た。
【0016】沸点:87℃/4mmHg.1 H−NMR(δ,CDCl3 ):0.88(3H,
t,J=7Hz),0.90(9H,s),1.20−
1.36(10H,m),1.45−1.58(2H,
m),2.20−2.30(2H,m),3.12(2
H,s),7.57(1H,t,J=5Hz)
t,J=7Hz),0.90(9H,s),1.20−
1.36(10H,m),1.45−1.58(2H,
m),2.20−2.30(2H,m),3.12(2
H,s),7.57(1H,t,J=5Hz)
【0017】実施例2 N−ネオペンチル−N−ノニルアミン (CH3 )3 CCH2 N=CH(CH2 )7 CH3 →
(CH3 )3 CCH2 NH(CH2 )8 CH3 N−ノニリデン−N−ネオペンチルアミン10.5g
(0.05mol)をメタノールに溶解し、10%パラ
ジウム−炭素1gを加えて水素雰囲気に系内を置換し、
室温で18時間激しく攪拌した。反応終了後固体を濾過
し、溶媒を留去した。蒸留により目的とするN−ネオペ
ンチル−N−ノニルアミンを8.55g(80%)得
た。
(CH3 )3 CCH2 NH(CH2 )8 CH3 N−ノニリデン−N−ネオペンチルアミン10.5g
(0.05mol)をメタノールに溶解し、10%パラ
ジウム−炭素1gを加えて水素雰囲気に系内を置換し、
室温で18時間激しく攪拌した。反応終了後固体を濾過
し、溶媒を留去した。蒸留により目的とするN−ネオペ
ンチル−N−ノニルアミンを8.55g(80%)得
た。
【0018】沸点:86℃/2mmHg.1 H−NMR(δ,CDCl3 ):0.88(3H,
t,J=7Hz),0.92(9H,s),1.24−
1.34(12H,m),1.44−1.74(3H,
m),2.35(2H,s),2.60(2H,t,J
=7Hz).
t,J=7Hz),0.92(9H,s),1.24−
1.34(12H,m),1.44−1.74(3H,
m),2.35(2H,s),2.60(2H,t,J
=7Hz).
【0019】実施例3 N−ネオペンチリデン−N−ノニルアミン (CH3 )3 CCHO+CH3 (CH2 )8 NH2 →
(CH3 )3 CCH=N(CH2 )8 CH3 ノニルアミン14.3g(0.1mol)に氷冷下攪拌
しながらトリメチルアセトアルデヒド8.6g(0.1
mol)を1.5時間かけて滴下した。更に15分間攪
拌した後、トルエンを加え、6規定水酸化カリウム水溶
液で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を留去した。蒸留によりN−ネオペンチリデン−N
−ノニルアミンを18.57g(収率88%)得た。
(CH3 )3 CCH=N(CH2 )8 CH3 ノニルアミン14.3g(0.1mol)に氷冷下攪拌
しながらトリメチルアセトアルデヒド8.6g(0.1
mol)を1.5時間かけて滴下した。更に15分間攪
拌した後、トルエンを加え、6規定水酸化カリウム水溶
液で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を留去した。蒸留によりN−ネオペンチリデン−N
−ノニルアミンを18.57g(収率88%)得た。
【0020】沸点:92−94℃/5mmHg.1 H−NMR(δ,CDCl3 ):0.88(3H,
t,J=7Hz),1.06(9H,s),1.20−
1.36(12H,m),1.50−1.80(2H,
m),3.34(2H,t,J=7Hz),7.48
(1H,s)
t,J=7Hz),1.06(9H,s),1.20−
1.36(12H,m),1.50−1.80(2H,
m),3.34(2H,t,J=7Hz),7.48
(1H,s)
【0021】実施例4 N−ネオペンチル−N−ノニルアミン (CH3 )3 CCH=N(CH2 )8 CH3 →(C
H3 )3 CCH2 NH(CH2 )8 CH3 N−ネオペンチリデン−N−ノニルアミン18.57g
(0.087mol)をメタノールに溶解し、10%パ
ラジウム−炭素1.86gを加えて水素雰囲気に系内を
置換し、室温で18時間激しく攪拌した。反応終了後固
体を濾過し、溶媒を留去した。蒸留により目的とするN
−ネオペンチル−N−ノニルアミンを17.22g(収
率92%)得た。この化合物は、実施例2で合成した化
合物と同じ沸点とNMR測定値であった。
H3 )3 CCH2 NH(CH2 )8 CH3 N−ネオペンチリデン−N−ノニルアミン18.57g
(0.087mol)をメタノールに溶解し、10%パ
ラジウム−炭素1.86gを加えて水素雰囲気に系内を
置換し、室温で18時間激しく攪拌した。反応終了後固
体を濾過し、溶媒を留去した。蒸留により目的とするN
−ネオペンチル−N−ノニルアミンを17.22g(収
率92%)得た。この化合物は、実施例2で合成した化
合物と同じ沸点とNMR測定値であった。
【0022】参考例1 (1S,2S)−2−(3−ネオペンチル−3−ノニル
ウレイド)シクロヘキサノール
ウレイド)シクロヘキサノール
【化5】
【0023】(1S,2S)−2−N−フェノキシカル
ボニルアミノシクロヘキサノール23.5g(0.1m
ol)、N−ネオペンチル−N−ノニルアミン21.3
g(0.1mol)を攪拌しながら外温120℃で2.
5時間反応させた。反応容器に氷を入れて冷却し、トル
エンを加え、有機層を1N−塩酸水溶液、水、1N−水
酸化ナトリウム水溶液(3回)、水(3回)で順次洗浄
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留
去し、(1S,2S)−2−(3−ネオペンチル−3−
ノニルウレイド)シクロヘキサノールを27.7g(収
率78%)得た。
ボニルアミノシクロヘキサノール23.5g(0.1m
ol)、N−ネオペンチル−N−ノニルアミン21.3
g(0.1mol)を攪拌しながら外温120℃で2.
5時間反応させた。反応容器に氷を入れて冷却し、トル
エンを加え、有機層を1N−塩酸水溶液、水、1N−水
酸化ナトリウム水溶液(3回)、水(3回)で順次洗浄
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留
去し、(1S,2S)−2−(3−ネオペンチル−3−
ノニルウレイド)シクロヘキサノールを27.7g(収
率78%)得た。
【0024】1H−NMR(δ,CDCl3 ):0.8
8(3H,t,J=7Hz,0.95(9H,s),
1.16−1.36(16H,m),1.50−2.1
8(6H,m),2.40−2.60(3H,m),
2.95(1H,d,J=15Hz),3.11(1
H,dd,J=15,7Hz),3.19(1H,d,
J=15Hz),3.30−3.40(1H,m),
3.42−3.54(1H,m).
8(3H,t,J=7Hz,0.95(9H,s),
1.16−1.36(16H,m),1.50−2.1
8(6H,m),2.40−2.60(3H,m),
2.95(1H,d,J=15Hz),3.11(1
H,dd,J=15,7Hz),3.19(1H,d,
J=15Hz),3.30−3.40(1H,m),
3.42−3.54(1H,m).
【0025】参考例2 (1S,2S)−2−[3−(2,2−ジチメルプロピ
ル)−3−ノニルウレイド]シクロヘキサン−1−イル
3−[N−(2,2,5,5−テトラメチル−1,3
−ジオキサン−4−カルボニル)アミノ]プロピオネー
ト
ル)−3−ノニルウレイド]シクロヘキサン−1−イル
3−[N−(2,2,5,5−テトラメチル−1,3
−ジオキサン−4−カルボニル)アミノ]プロピオネー
ト
【化6】
【0026】パントテン酸アセトナイド(3−[N−
(2,2,5,5−テトラメチル−1,3−ジオキサン
−4−カルボニル)アミノ]プロピオネート)6.53
g(0.025mol)、参考例1で合成した(1S,
2S)−2−(3−ネオペンチル−3−ノニルウレイ
ド)シクロヘキサノール7.45g(0.021mo
l)及び4,4−ジメチルアミノピリジン7.70g
(0.063mol)を酢酸エチル300mlに溶解
し、室温で攪拌しながら、p−トルエンスルホニルクロ
リド6.01g(0.031mol)の酢酸エチル(5
0ml)溶液を滴下し、6時間攪拌した。沈澱を濾過
し、有機層を水、1N−塩酸水、水(3回)、飽和重曹
水、水(3回)、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥させ溶媒を留去した。残渣をヘキサンに
溶解し、攪拌しながら結晶化させることでACAT阻害
作用を有する(1S,2S)−2−[3−(2,2−ジ
メチルプロピル)−3−ノニルウレイド]シクロヘキサ
ン−1−イル 3−[N−(2,2,5,5−テトラメ
チル−1,3−ジオキサン−4−カルボニル)アミノ]
プロピオネートを11.8g(収率94%)を得た。
(2,2,5,5−テトラメチル−1,3−ジオキサン
−4−カルボニル)アミノ]プロピオネート)6.53
g(0.025mol)、参考例1で合成した(1S,
2S)−2−(3−ネオペンチル−3−ノニルウレイ
ド)シクロヘキサノール7.45g(0.021mo
l)及び4,4−ジメチルアミノピリジン7.70g
(0.063mol)を酢酸エチル300mlに溶解
し、室温で攪拌しながら、p−トルエンスルホニルクロ
リド6.01g(0.031mol)の酢酸エチル(5
0ml)溶液を滴下し、6時間攪拌した。沈澱を濾過
し、有機層を水、1N−塩酸水、水(3回)、飽和重曹
水、水(3回)、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥させ溶媒を留去した。残渣をヘキサンに
溶解し、攪拌しながら結晶化させることでACAT阻害
作用を有する(1S,2S)−2−[3−(2,2−ジ
メチルプロピル)−3−ノニルウレイド]シクロヘキサ
ン−1−イル 3−[N−(2,2,5,5−テトラメ
チル−1,3−ジオキサン−4−カルボニル)アミノ]
プロピオネートを11.8g(収率94%)を得た。
【0027】融点;77.1−79.4℃1 H−NMR(δ,CDCl3 ):0.88(3H,
t,J=7Hz),0.91(9H,s),0.96
(3H,s),1.04(3H,s),1.05−2.
21(22H,m),1.42(3H,s),1.47
(3H,s),2.43−2.62(2H,m),2.
91(1H,d,J=15Hz),2.97−3.10
(1H,m),3.05(1H,d,J=15Hz),
3.16−3.27(1H,m),3.28(1H,
d,J=12Hz),3.37−3.64(2H,
m),3.69(1H,J=12Hz),3.71−
3.86(1H,m),4.08(1H,s),4.5
2(1H,d,J=8Hz),4.70(1H,dd
d,J=11,11,4Hz),6.92(1H,t,
J=5Hz)IR(ν,KBr):3388,293
2,1730,1670,1618,1378,109
8cm-1 質量分析(m/z,%):595(M+,1.0) 施光度:[α]D =+32.33°(c 1.005,
CHCl3 )
t,J=7Hz),0.91(9H,s),0.96
(3H,s),1.04(3H,s),1.05−2.
21(22H,m),1.42(3H,s),1.47
(3H,s),2.43−2.62(2H,m),2.
91(1H,d,J=15Hz),2.97−3.10
(1H,m),3.05(1H,d,J=15Hz),
3.16−3.27(1H,m),3.28(1H,
d,J=12Hz),3.37−3.64(2H,
m),3.69(1H,J=12Hz),3.71−
3.86(1H,m),4.08(1H,s),4.5
2(1H,d,J=8Hz),4.70(1H,dd
d,J=11,11,4Hz),6.92(1H,t,
J=5Hz)IR(ν,KBr):3388,293
2,1730,1670,1618,1378,109
8cm-1 質量分析(m/z,%):595(M+,1.0) 施光度:[α]D =+32.33°(c 1.005,
CHCl3 )
【0028】
【発明の効果】本発明は、例えばACAT阻害作用をも
ち血中脂肪低下作用を有するパントテン酸誘導体を製造
するための原料となりうる前記一般式(I)で表わされ
るアミン誘導体と、その簡便な製造方法を提供する。
ち血中脂肪低下作用を有するパントテン酸誘導体を製造
するための原料となりうる前記一般式(I)で表わされ
るアミン誘導体と、その簡便な製造方法を提供する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 で表されるアミン誘導体(式中、R1 及びR2 は、互い
に相異なり炭素数3〜5の分枝鎖状脂肪族炭化水素基又
は炭素数5〜10の直鎖状脂肪族炭化水素基であ
る。)。 - 【請求項2】 R1 がネオペンチル基であり且つR2 が
オクチル基である請求項1記載のアミン誘導体。 - 【請求項3】 一般式 R1 −NH2 で表わされる第1級アミン誘導体と一般式 R2 −CHO で表わされるアルデヒド誘導体とを反応させ、一般式 R1 −N=CH−R2 で表わされるイミン誘導体を得、次いでこのイミン誘導
体を還元することからなる一般式 【化2】 で表わされるアミン誘導体の製造方法(式中、R1 及び
R2 は前記と同じである。)。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116793A JP3345957B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | アミン誘導体及びその製造方法 |
| DE69420757T DE69420757T2 (de) | 1993-02-23 | 1994-02-23 | Verfahren zu Herstellung von Pantothensäure Derivate und Ausgangsmaterialien zu ihrer Herstellung |
| EP94102733A EP0612740B1 (en) | 1993-02-23 | 1994-02-23 | Methods of producing pantothenic acid derivative and its starting materials for producing the same |
| US08/445,720 US5719298A (en) | 1993-02-23 | 1995-05-22 | Methods of producing pantothenic acid derivative and its starting materials for producing the same |
| US08/907,008 US5840977A (en) | 1993-02-23 | 1997-08-06 | Methods of producing pantothenic acid derivative and its starting materials for producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116793A JP3345957B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | アミン誘導体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298708A true JPH06298708A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3345957B2 JP3345957B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=14554182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11116793A Expired - Fee Related JP3345957B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-04-15 | アミン誘導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345957B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013523799A (ja) * | 2010-04-07 | 2013-06-17 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 液相中での不斉第二級tert−ブチルアミンの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2809491A1 (de) | 1977-03-09 | 1978-09-14 | Ciba Geigy Ag | Anticoccidielle und ovo-larvicide mittel |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP11116793A patent/JP3345957B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013523799A (ja) * | 2010-04-07 | 2013-06-17 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 液相中での不斉第二級tert−ブチルアミンの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3345957B2 (ja) | 2002-11-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| HU228526B1 (hu) | Eljárás szubsztituált oktanoil-amid-származékok elõállítására, valamint az elõállításhoz alkalmazott közbensõ termékek | |
| KR101018983B1 (ko) | 콤브레타스타틴의 제조방법 및 중간체 | |
| JP3345957B2 (ja) | アミン誘導体及びその製造方法 | |
| WO2008096373A2 (en) | Process for synthesizing highly pure nateglinide polymorphs | |
| US20030187296A1 (en) | Cyclic ketones, their preparation and their use in the synthesis of amino acids | |
| US5124489A (en) | Process for preparing phenethanol ethers by the reduction of corresponding phenylglyoxal acetals | |
| KR19990008411A (ko) | 4-히드록시-2-피롤리돈의 개량 제법 | |
| JPH05500214A (ja) | ターシヤリーアルキルエステル類の新規な合成方法 | |
| EP0612740B1 (en) | Methods of producing pantothenic acid derivative and its starting materials for producing the same | |
| JP3285391B2 (ja) | 2−フェノキシ安息香酸の製造法 | |
| KR20090008725A (ko) | 3-히드록시 피롤리딘 및 이의 유도체의 효율적 제조방법 | |
| US5834618A (en) | Process for the preparation of 3-amino-2-hydroxy-4-phenylbutyronitrile derivatives | |
| Satoh et al. | The first example of an amide-carbonyl stabilized oxiranyl anion: Generation from epoxysilane, its properties, and trapping with electrophiles | |
| JP2007277224A (ja) | トランス−4−アミノ−1−メチルシクロヘキサノール類の製造方法 | |
| JPWO2003062186A1 (ja) | (3s)−3−メトキシカルボニル−4−フェニル酪酸金属塩およびその使用方法 | |
| HU207711B (en) | Process for producing glutaric acid derivatives | |
| JPS6210500B2 (ja) | ||
| JP4266408B2 (ja) | 光学活性グリコールの製造方法 | |
| JP3823668B2 (ja) | スフィンゴミエリン類縁体およびその製法 | |
| JP3823787B2 (ja) | スフィンゴミエリン類縁体とその製法 | |
| JPH03176463A (ja) | ピロリジノール誘導体およびその製法 | |
| JP2833672B2 (ja) | β−ケトニトリル類の製造方法 | |
| JP2004175735A (ja) | スフィンゴミエリン類縁体およびその製法 | |
| JPS647973B2 (ja) | ||
| JP2005263774A (ja) | 光アフィニティー標識スフィンゴミエリン類縁体およびその製法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |