JPH06299538A - ソイル固結体の造成方法 - Google Patents
ソイル固結体の造成方法Info
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- JPH06299538A JPH06299538A JP8439593A JP8439593A JPH06299538A JP H06299538 A JPH06299538 A JP H06299538A JP 8439593 A JP8439593 A JP 8439593A JP 8439593 A JP8439593 A JP 8439593A JP H06299538 A JPH06299538 A JP H06299538A
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Links
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地盤の深度方向の状態に応じて掘進速度及び
固結材の吐出量を適正に保ち、引き上げ時の引き上げ速
度及び固結材の吐出量を適正に保つように自動制御す
る。 【構成】 掘進時は、地盤3の土質調査結果から事前に
得た深度方向の地盤3のデータに基づいて深度方向を複
数区分し、区分毎に回転軸2の掘進速度を設定すると共
に区分毎の掘進速度に応じた単位時間当たりの固結材の
注入量を設定し、これに基づき制御手段で自動制御す
る。引き上げ時は、回転軸2の攪拌手段1が地上におけ
る土砂排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸2のロ
ッド2a部分のみが地上の土砂排除位置を通過する時は
速くなるように使用する回転軸2の種類により回転軸2
の引き上げ速度を予め設定すると共に引き上げ速度に応
じた固結材の単位時間当たりの注入量を設定し、これに
基づき制御手段で自動制御する。
固結材の吐出量を適正に保ち、引き上げ時の引き上げ速
度及び固結材の吐出量を適正に保つように自動制御す
る。 【構成】 掘進時は、地盤3の土質調査結果から事前に
得た深度方向の地盤3のデータに基づいて深度方向を複
数区分し、区分毎に回転軸2の掘進速度を設定すると共
に区分毎の掘進速度に応じた単位時間当たりの固結材の
注入量を設定し、これに基づき制御手段で自動制御す
る。引き上げ時は、回転軸2の攪拌手段1が地上におけ
る土砂排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸2のロ
ッド2a部分のみが地上の土砂排除位置を通過する時は
速くなるように使用する回転軸2の種類により回転軸2
の引き上げ速度を予め設定すると共に引き上げ速度に応
じた固結材の単位時間当たりの注入量を設定し、これに
基づき制御手段で自動制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤に山止め壁、止水
壁、基礎杭を形成したり、あるいは地盤改良を行うため
に地盤にソイル固結体を造成する方法に関するものであ
る。
壁、基礎杭を形成したり、あるいは地盤改良を行うため
に地盤にソイル固結体を造成する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から攪拌手段と固結材の噴出手段と
を備えた回転軸により地盤を掘進すると共にセメントミ
ルクのような固結材を噴出しながら掘削土砂と固結材を
攪拌手段により攪拌混合し、所定深度まで掘進した後に
固結材を噴出しながら回転軸を引き上げてソイル固結体
を造成して地盤に山止め壁、止水壁、基礎杭を形成した
り、あるいは地盤改良を行うことが知られている。
を備えた回転軸により地盤を掘進すると共にセメントミ
ルクのような固結材を噴出しながら掘削土砂と固結材を
攪拌手段により攪拌混合し、所定深度まで掘進した後に
固結材を噴出しながら回転軸を引き上げてソイル固結体
を造成して地盤に山止め壁、止水壁、基礎杭を形成した
り、あるいは地盤改良を行うことが知られている。
【0003】そして、従来、上記のようなソイル固結体
を造成するには、掘削混練機のような装置を操作するオ
ペレータが、個々の表示装置に表示される施工深度、回
転軸の昇降速度、装置の電流及び電力、回転軸の吊り荷
重、セメントミルクのような固結材の吐出量等を目視に
より確認しながら、オペレータの感によって手操作で回
転軸の昇降速度やセメントミルクのような固結材の噴出
量等の調整を行っている。また、回転軸を引き上げる際
に、回転軸のロッドや回転軸に設けた攪拌手段に付着し
た掘削土砂と固結体との混合物を掃除して除去する必要
があり、例えば、圧力水を噴射して回転軸のロッドや回
転軸に設けた攪拌手段に付着した掘削土砂と固結体との
混合物を除去するのであるが、オペーレータは回転軸の
状態を見ながら引き上げ速度を手操作で調整したり、固
結材の引き上げ時吐出量を手操作で調整したりしてい
た。
を造成するには、掘削混練機のような装置を操作するオ
ペレータが、個々の表示装置に表示される施工深度、回
転軸の昇降速度、装置の電流及び電力、回転軸の吊り荷
重、セメントミルクのような固結材の吐出量等を目視に
より確認しながら、オペレータの感によって手操作で回
転軸の昇降速度やセメントミルクのような固結材の噴出
量等の調整を行っている。また、回転軸を引き上げる際
に、回転軸のロッドや回転軸に設けた攪拌手段に付着し
た掘削土砂と固結体との混合物を掃除して除去する必要
があり、例えば、圧力水を噴射して回転軸のロッドや回
転軸に設けた攪拌手段に付着した掘削土砂と固結体との
混合物を除去するのであるが、オペーレータは回転軸の
状態を見ながら引き上げ速度を手操作で調整したり、固
結材の引き上げ時吐出量を手操作で調整したりしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては上記のようにオペレータの感によって手操作で回転
軸の昇降速度やセメントミルクのような固結材の噴出量
等の調整を行っているため、造成されるソイル固結体の
精度はオペーレータの技量により大きく左右され、ま
た、技量の優れたオペーレータであっても操作遅れ、見
落とし、勘違い等による誤動作が生じるものであった。
このため、どうしても、安全を見込んで固結材の噴出量
を掘進時も引き上げ時も共に割り増しして注入すること
になり、固結材の使用量が増加して不経済となる問題が
あった。また、掘進速度や引き上げ速度も一般的に遅く
なりがちで、施工時間が長くかかるという問題があっ
た。
ては上記のようにオペレータの感によって手操作で回転
軸の昇降速度やセメントミルクのような固結材の噴出量
等の調整を行っているため、造成されるソイル固結体の
精度はオペーレータの技量により大きく左右され、ま
た、技量の優れたオペーレータであっても操作遅れ、見
落とし、勘違い等による誤動作が生じるものであった。
このため、どうしても、安全を見込んで固結材の噴出量
を掘進時も引き上げ時も共に割り増しして注入すること
になり、固結材の使用量が増加して不経済となる問題が
あった。また、掘進速度や引き上げ速度も一般的に遅く
なりがちで、施工時間が長くかかるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、地盤の
深度方向の状態に応じて掘進速度及び固結材の掘進時吐
出量を適正に保つと共に引き上げ時における引き上げ速
度及び固結材の引き上げ時吐出量を適正に保って良品質
のソイル固結体を自動制御により造成することができる
ソイル固結体の造成方法を提供するにある。
明したものであって、その目的とするところは、地盤の
深度方向の状態に応じて掘進速度及び固結材の掘進時吐
出量を適正に保つと共に引き上げ時における引き上げ速
度及び固結材の引き上げ時吐出量を適正に保って良品質
のソイル固結体を自動制御により造成することができる
ソイル固結体の造成方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を解決して本発明の目的を達成するため、本発明のソイ
ル固結体の造成方法は、攪拌手段1と固結材の噴出手段
とを備えた回転軸2により地盤3を掘進すると共に固結
材を噴出しながら掘削土砂と固結材を攪拌手段1により
攪拌混合し、所定深度まで掘進した後に固結材を噴出し
ながら回転軸2を引き上げると共に回転軸2の引き上げ
時に回転軸2に付着した掘削土砂と固結材との混合物を
地上において排除手段30により排除するようにして地
盤3中にソイル固結体を造成する方法において、回転軸
2を掘進する際には、対象地盤3の土質調査結果から事
前に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度
方向を複数区分に分割を行い、この区分のデータに基づ
いた区分毎の回転軸2の掘進速度及び区分毎の最適掘進
速度に応じた単位時間当たりの固結材の掘進時注入量と
なるように制御手段により自動制御し、回転軸2を引き
上げる際には、引き上げ時に回転軸2の攪拌手段1が地
上における排除手段30による排除位置を通過する時は
遅く且つ、回転軸2の攪拌手段1を設けてないロッド2
a部分のみが地上における排除手段30による排除位置
を通過する時は速くなるように使用する回転軸2の種類
により回転軸2の引き上げ速度を攪拌手段1が排除位置
を通過しているときか否かにより自動的に変化させると
共に該引き上げ速さに応じた単位時間当たりの固結材の
引き上げ時注入量を自動的に変化させるように制御手段
により自動制御することを特徴とするものである。
を解決して本発明の目的を達成するため、本発明のソイ
ル固結体の造成方法は、攪拌手段1と固結材の噴出手段
とを備えた回転軸2により地盤3を掘進すると共に固結
材を噴出しながら掘削土砂と固結材を攪拌手段1により
攪拌混合し、所定深度まで掘進した後に固結材を噴出し
ながら回転軸2を引き上げると共に回転軸2の引き上げ
時に回転軸2に付着した掘削土砂と固結材との混合物を
地上において排除手段30により排除するようにして地
盤3中にソイル固結体を造成する方法において、回転軸
2を掘進する際には、対象地盤3の土質調査結果から事
前に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度
方向を複数区分に分割を行い、この区分のデータに基づ
いた区分毎の回転軸2の掘進速度及び区分毎の最適掘進
速度に応じた単位時間当たりの固結材の掘進時注入量と
なるように制御手段により自動制御し、回転軸2を引き
上げる際には、引き上げ時に回転軸2の攪拌手段1が地
上における排除手段30による排除位置を通過する時は
遅く且つ、回転軸2の攪拌手段1を設けてないロッド2
a部分のみが地上における排除手段30による排除位置
を通過する時は速くなるように使用する回転軸2の種類
により回転軸2の引き上げ速度を攪拌手段1が排除位置
を通過しているときか否かにより自動的に変化させると
共に該引き上げ速さに応じた単位時間当たりの固結材の
引き上げ時注入量を自動的に変化させるように制御手段
により自動制御することを特徴とするものである。
【0007】また、対象地盤3の土質調査結果から事前
に得られた地盤3のデータに基づいて、所定深度まで掘
進する工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き
上げる前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に
移動させるか、あるいは上下移動を停止して回転させる
かして再攪拌するように自動制御することも好ましい。
に得られた地盤3のデータに基づいて、所定深度まで掘
進する工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き
上げる前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に
移動させるか、あるいは上下移動を停止して回転させる
かして再攪拌するように自動制御することも好ましい。
【0008】
【作用】本発明は、先ず対象地盤3の土質調査から事前
に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度方
向を複数区分に分割を行う。この地盤3を深度方向に複
数区分に分割するには目的とするソイル固結体を造成す
る為の回転軸2の掘進速度や硬化材の噴出についての均
一な処理が可能な範囲毎に区分を分割する。そして、こ
の対象地盤3における深度方向のデータを制御手段20
に入力する。このデータに基づいて対象地盤3の深度方
向に分割した区分毎に回転軸2の掘進速度が設定される
と共にその区分毎の掘進速度に応じた単位時間当たりの
固結材の掘進時注入量が設定されるので、制御手段20
により対象地盤3の深度方向の状態に応じて各区分毎に
回転軸2の掘進速度及びこれに対応した掘進時注入量を
自動的に制御しながら掘進するのである。また、引き上
げ時には、回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手
段30による排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸
2の攪拌手段1を設けてないロッド2a部分のみが地上
における排除手段30による排除位置を通過する時は速
くなるように使用する回転軸2の種類により回転軸2の
上下方向における各部の引き上げ速度をあらかじめ設定
すると共にその引き上げ速さに応じた単位時間当たりの
固結材の引き上げ時注入量を設定し、このデータを制御
手段20に入力して該入力されたデータに基づいて回転
軸2を自動的に引き上げるものであり、このことにより
回転軸2に付着した混合物を引き上げ時に掃除しながら
回転軸2の種類に応じた最適な引き上げ速度及び固結材
の引き上げ時吐出量を確保しながら引き上げることがで
きるようになっている。
に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度方
向を複数区分に分割を行う。この地盤3を深度方向に複
数区分に分割するには目的とするソイル固結体を造成す
る為の回転軸2の掘進速度や硬化材の噴出についての均
一な処理が可能な範囲毎に区分を分割する。そして、こ
の対象地盤3における深度方向のデータを制御手段20
に入力する。このデータに基づいて対象地盤3の深度方
向に分割した区分毎に回転軸2の掘進速度が設定される
と共にその区分毎の掘進速度に応じた単位時間当たりの
固結材の掘進時注入量が設定されるので、制御手段20
により対象地盤3の深度方向の状態に応じて各区分毎に
回転軸2の掘進速度及びこれに対応した掘進時注入量を
自動的に制御しながら掘進するのである。また、引き上
げ時には、回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手
段30による排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸
2の攪拌手段1を設けてないロッド2a部分のみが地上
における排除手段30による排除位置を通過する時は速
くなるように使用する回転軸2の種類により回転軸2の
上下方向における各部の引き上げ速度をあらかじめ設定
すると共にその引き上げ速さに応じた単位時間当たりの
固結材の引き上げ時注入量を設定し、このデータを制御
手段20に入力して該入力されたデータに基づいて回転
軸2を自動的に引き上げるものであり、このことにより
回転軸2に付着した混合物を引き上げ時に掃除しながら
回転軸2の種類に応じた最適な引き上げ速度及び固結材
の引き上げ時吐出量を確保しながら引き上げることがで
きるようになっている。
【0009】また、対象地盤3の土質調査結果から事前
に得られた地盤3のデータに基づいて、所定深度まで掘
進する工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き
上げる前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に
移動させるか、あるいは上下移動を停止して回転させる
かして再攪拌するように自動制御するものにおいては、
掘削して攪拌混合する地盤3の状態に応じて再攪拌を最
適な状態になるように自動的に行って、必要とする混合
攪拌が行うことができるようになっている。
に得られた地盤3のデータに基づいて、所定深度まで掘
進する工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き
上げる前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に
移動させるか、あるいは上下移動を停止して回転させる
かして再攪拌するように自動制御するものにおいては、
掘削して攪拌混合する地盤3の状態に応じて再攪拌を最
適な状態になるように自動的に行って、必要とする混合
攪拌が行うことができるようになっている。
【0010】
【実施例】以下本発明を添付図面い基づいて詳述する。
図1には本発明に用いる装置の一例の構成図が示してあ
る。この装置は掘削混練機4と固結材用プラント5とで
構成してある。掘削混練機4はリーダ6に沿って回転軸
2を上下移動自在に取付けて構成してある。回転軸2の
下端部にはビット7が設けてあり、ビット7または回転
軸1の下端部付近には下方に向けて固結材を噴射するた
めの噴射口が設けてあり、また、回転軸2の長手方向の
任意の位置には攪拌翼1aやスクリュー1b等の攪拌手
段1が形成してある。この回転軸2は単軸であってもよ
いが、また、多軸であってもよい。実施例においては多
軸の場合を示しており(図1においては側面から見てい
るので回転軸2は1本しか見えないが、正面から見ると
図4の各例に示すように複数本並設してある)、図1に
おいて8は多軸装置であり、9は電動機のような回転装
置であり、回転装置9を回転駆動することで多軸装置8
を介して複数の回転軸2を回転するようになっている。
前記、回転装置9は昇降体10に取付けてあり、この昇
降体10がリーダ6に沿って上下するようにワイヤー1
1により吊り下げてあり、昇降体10を昇降することで
回転軸2がリーダ6に沿って上下移動するのである。ま
た、回転軸2は単軸の場合であれ、多軸の場合であれ、
着脱自在となっていて、種々の形態の回転軸2と交換で
きるようになっている。図4には回転軸1の種類の各例
を示しているが、必ずしもこれらの実施例にのみ限定さ
れるものではない。
図1には本発明に用いる装置の一例の構成図が示してあ
る。この装置は掘削混練機4と固結材用プラント5とで
構成してある。掘削混練機4はリーダ6に沿って回転軸
2を上下移動自在に取付けて構成してある。回転軸2の
下端部にはビット7が設けてあり、ビット7または回転
軸1の下端部付近には下方に向けて固結材を噴射するた
めの噴射口が設けてあり、また、回転軸2の長手方向の
任意の位置には攪拌翼1aやスクリュー1b等の攪拌手
段1が形成してある。この回転軸2は単軸であってもよ
いが、また、多軸であってもよい。実施例においては多
軸の場合を示しており(図1においては側面から見てい
るので回転軸2は1本しか見えないが、正面から見ると
図4の各例に示すように複数本並設してある)、図1に
おいて8は多軸装置であり、9は電動機のような回転装
置であり、回転装置9を回転駆動することで多軸装置8
を介して複数の回転軸2を回転するようになっている。
前記、回転装置9は昇降体10に取付けてあり、この昇
降体10がリーダ6に沿って上下するようにワイヤー1
1により吊り下げてあり、昇降体10を昇降することで
回転軸2がリーダ6に沿って上下移動するのである。ま
た、回転軸2は単軸の場合であれ、多軸の場合であれ、
着脱自在となっていて、種々の形態の回転軸2と交換で
きるようになっている。図4には回転軸1の種類の各例
を示しているが、必ずしもこれらの実施例にのみ限定さ
れるものではない。
【0011】固結材用プラント5は、例えばセメントミ
ルク、セメントミルクを主体とする混合液、その他の薬
材等の固結材を調製するためのものであり、この固結材
用プラント5には固結材を圧送するためのポンプ12が
設けてあり、ポンプ12から圧送された固結材は供給ホ
ース13により掘削混練機4に送られ、回転軸2に設け
た噴射口から噴射されるようになっている。図中14は
固結材を製造するためのアジテータである。
ルク、セメントミルクを主体とする混合液、その他の薬
材等の固結材を調製するためのものであり、この固結材
用プラント5には固結材を圧送するためのポンプ12が
設けてあり、ポンプ12から圧送された固結材は供給ホ
ース13により掘削混練機4に送られ、回転軸2に設け
た噴射口から噴射されるようになっている。図中14は
固結材を製造するためのアジテータである。
【0012】本発明の装置には運転時の各種データを採
取するための各種検知手段が備えてある。掘削混練機4
には、回転軸2のリーダ6に深度計15及び荷重計16
が設けてあって、回転軸2の下端に設けたビット7の深
度及び回転軸2の荷重を測定できるようになっている。
回転軸2を回転駆動用の電動機のような回転装置9のた
めの配電盤29が掘削混練機4に設けてあり、この配電
盤29には電流計17、電力計18が設けてある。ま
た、固結材を回転軸2に供給するための供給ホース13
の途中には固結材の流量を計測するための流量計19が
設けてある。
取するための各種検知手段が備えてある。掘削混練機4
には、回転軸2のリーダ6に深度計15及び荷重計16
が設けてあって、回転軸2の下端に設けたビット7の深
度及び回転軸2の荷重を測定できるようになっている。
回転軸2を回転駆動用の電動機のような回転装置9のた
めの配電盤29が掘削混練機4に設けてあり、この配電
盤29には電流計17、電力計18が設けてある。ま
た、固結材を回転軸2に供給するための供給ホース13
の途中には固結材の流量を計測するための流量計19が
設けてある。
【0013】制御手段20は図3に示されるように、上
記各検知手段が接続してあり、更に、表示及び設定操作
部21、記録及び読み取り部22、回転軸2の昇降操作
信号用出力端子、及び固結材用プラント5に設置された
ポンプ制御部23に接続される出力端子及び該出力を記
録するレコーダ(アナログ記録計)24とに接続してあ
る。
記各検知手段が接続してあり、更に、表示及び設定操作
部21、記録及び読み取り部22、回転軸2の昇降操作
信号用出力端子、及び固結材用プラント5に設置された
ポンプ制御部23に接続される出力端子及び該出力を記
録するレコーダ(アナログ記録計)24とに接続してあ
る。
【0014】表示及び設定操作部21では、各種のデー
タを手入力で入力し、また、データを手操作で消去する
ことができるようになっており、また、ディスプレーに
種々の表示がなされるようになっている。すなわち、あ
らかじめ事前に行った対象地盤3の土質調査結果から事
前に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度
方向を複数区分に分割を行い、このデータを表示及び設
定操作部21に入力する。また、回転軸2の引き上げ時
に回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手段30に
よる排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸2の攪拌
手段1を設けてないロッド2a部分のみが地上における
排除手段30による排除位置を通過する時は速くなるよ
うに使用しようとする多数の回転軸2の種類毎の回転軸
2の引き上げ速度及びその引き上げ速さに応じた単位引
き上げ長さ当たりの固結材の引き上げ時注入量を求めて
おき、対象地盤3で使用する回転軸2のデータを入力す
る。そして、上記入力されたデータに基づき、本発明に
おいては、対象地盤3の深度方向の区分に応じて掘進時
における回転軸2の掘進速度と固結材の掘進時注入量を
制御手段20により自動制御し、また、引き上げ時にお
ける回転軸2の種類に応じた引き上げ速度と固結材の引
き上げ時注入量を自動制御するようになっている。
タを手入力で入力し、また、データを手操作で消去する
ことができるようになっており、また、ディスプレーに
種々の表示がなされるようになっている。すなわち、あ
らかじめ事前に行った対象地盤3の土質調査結果から事
前に得られた深度方向の地盤3のデータに基づいて深度
方向を複数区分に分割を行い、このデータを表示及び設
定操作部21に入力する。また、回転軸2の引き上げ時
に回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手段30に
よる排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸2の攪拌
手段1を設けてないロッド2a部分のみが地上における
排除手段30による排除位置を通過する時は速くなるよ
うに使用しようとする多数の回転軸2の種類毎の回転軸
2の引き上げ速度及びその引き上げ速さに応じた単位引
き上げ長さ当たりの固結材の引き上げ時注入量を求めて
おき、対象地盤3で使用する回転軸2のデータを入力す
る。そして、上記入力されたデータに基づき、本発明に
おいては、対象地盤3の深度方向の区分に応じて掘進時
における回転軸2の掘進速度と固結材の掘進時注入量を
制御手段20により自動制御し、また、引き上げ時にお
ける回転軸2の種類に応じた引き上げ速度と固結材の引
き上げ時注入量を自動制御するようになっている。
【0015】記録及び読み取り部22には、前記検知手
段の記録、設定の記録を行うための1Cカード25及び
プリンタ26が設けられる。そして、上記手入力だけで
なくこのICカード25により記録及び読み取り部22
に各種データを読み取らせて入力することもできる。ま
た、固結材用プラント5には、制御手段20からの信号
から信号線27や無線により掘進時には現在深度と区分
深さ毎に設定された単位時間当たりの固結材圧送量信号
を受信し又は引き上げ時には現在深度と攪拌手段1が地
上の除去手段30により掃除される位置に位置している
か否かによる単位時間当たりの固結材圧送量信号を受信
し、受信内容を表示し、受信した圧送量信号によりポン
プ12の圧送量を制御するポンプ制御部23が設けら
れ、ポンプ制御部23の受信内容が電気的に妥当か否
か、固結材圧送が受信した圧送量信号によるのか手動調
節によるのか、固結材用プラント5内のアジテータ14
が空になっていないかどうか等を離れた地点から識別で
きる状況表示部28が接続してある。
段の記録、設定の記録を行うための1Cカード25及び
プリンタ26が設けられる。そして、上記手入力だけで
なくこのICカード25により記録及び読み取り部22
に各種データを読み取らせて入力することもできる。ま
た、固結材用プラント5には、制御手段20からの信号
から信号線27や無線により掘進時には現在深度と区分
深さ毎に設定された単位時間当たりの固結材圧送量信号
を受信し又は引き上げ時には現在深度と攪拌手段1が地
上の除去手段30により掃除される位置に位置している
か否かによる単位時間当たりの固結材圧送量信号を受信
し、受信内容を表示し、受信した圧送量信号によりポン
プ12の圧送量を制御するポンプ制御部23が設けら
れ、ポンプ制御部23の受信内容が電気的に妥当か否
か、固結材圧送が受信した圧送量信号によるのか手動調
節によるのか、固結材用プラント5内のアジテータ14
が空になっていないかどうか等を離れた地点から識別で
きる状況表示部28が接続してある。
【0016】回転軸2の掘進時における固結材の単位時
間当たりの圧送量は、単位掘進長当たりの注入量に基づ
いて、回転軸2の掘進速度に応じて自動的に変化するよ
うに設定してある。つまり、回転軸2の掘進速度が変化
するとこれに対応して固結材の噴射量も自動的に変化す
るように設定してある。また、回転軸2の引き上げ時に
おける固結材の単位時間当たりの圧送量は、単位引き上
げ長さ当たりの注入量に基づいて、自動的に変化するよ
うに設定してある。
間当たりの圧送量は、単位掘進長当たりの注入量に基づ
いて、回転軸2の掘進速度に応じて自動的に変化するよ
うに設定してある。つまり、回転軸2の掘進速度が変化
するとこれに対応して固結材の噴射量も自動的に変化す
るように設定してある。また、回転軸2の引き上げ時に
おける固結材の単位時間当たりの圧送量は、単位引き上
げ長さ当たりの注入量に基づいて、自動的に変化するよ
うに設定してある。
【0017】ここで、すでに述べたように、掘進時にお
ける回転軸2の掘進速度は、あらかじめ事前に行った対
象地盤3の土質調査結果から事前に得られた深度方向の
地盤3のデータに基づいて深度方向を複数区分に分割を
行い、その区分毎に回転軸2の掘進速度を設定するので
あるが、この場合、地盤3は一般的に深度方向におい
て、N値(硬さ)及び土質(粘性土、砂質土等)が異な
るので、これらの深さ方向における地盤3の状態の変化
を深度方向に複数区分し、各区分に応じて使用する掘削
混練機4における最適の掘進速度を求めるのである。こ
の場合、対象地盤3の深度方向を複数区分するには例え
ば、N値(硬さ)、土質(粘性土、砂質土等)等の諸要
素を考慮して求める場合と、N値(硬さ)のみを考慮し
て求める場合とがある。いずれにしても、掘進に当たり
深度方向の区分をするには地盤3の深度方向の硬さを主
たる要素として求めるものであり、N値が小さいと掘進
速度を速く、N値が大きいと掘進速度を遅くする。
ける回転軸2の掘進速度は、あらかじめ事前に行った対
象地盤3の土質調査結果から事前に得られた深度方向の
地盤3のデータに基づいて深度方向を複数区分に分割を
行い、その区分毎に回転軸2の掘進速度を設定するので
あるが、この場合、地盤3は一般的に深度方向におい
て、N値(硬さ)及び土質(粘性土、砂質土等)が異な
るので、これらの深さ方向における地盤3の状態の変化
を深度方向に複数区分し、各区分に応じて使用する掘削
混練機4における最適の掘進速度を求めるのである。こ
の場合、対象地盤3の深度方向を複数区分するには例え
ば、N値(硬さ)、土質(粘性土、砂質土等)等の諸要
素を考慮して求める場合と、N値(硬さ)のみを考慮し
て求める場合とがある。いずれにしても、掘進に当たり
深度方向の区分をするには地盤3の深度方向の硬さを主
たる要素として求めるものであり、N値が小さいと掘進
速度を速く、N値が大きいと掘進速度を遅くする。
【0018】回転軸2の引き上げ時における固結材の単
位時間当たりの圧送量は、単位引き上げ長さ当たりの注
入量に基づいて、回転軸2の引き上げ速度が変化すると
これに対応して固結材の噴射量も自動的に変化するよう
に設定してある。この場合、固結材の引き上げ時注入量
は、回転軸2の単位引き上げ長さに相当する体積とほぼ
同じ量である。つまり、回転軸2を単位引き上げ長さ分
引き上げるとき同時に引き上げた回転軸2の体積分を固
結材を注入することで補うのであり、これが引き上げ時
注入量となっている。
位時間当たりの圧送量は、単位引き上げ長さ当たりの注
入量に基づいて、回転軸2の引き上げ速度が変化すると
これに対応して固結材の噴射量も自動的に変化するよう
に設定してある。この場合、固結材の引き上げ時注入量
は、回転軸2の単位引き上げ長さに相当する体積とほぼ
同じ量である。つまり、回転軸2を単位引き上げ長さ分
引き上げるとき同時に引き上げた回転軸2の体積分を固
結材を注入することで補うのであり、これが引き上げ時
注入量となっている。
【0019】また、回転軸2の引き上げ速度はすでに述
べたように、回転軸2の引き上げ時に回転軸2の攪拌手
段1が地上における排除手段30による排除位置を通過
する時は遅く且つ、回転軸2の攪拌手段1を設けてない
ロッド2a部分のみが地上における排除手段30による
排除位置を通過する時は速くなるように使用する回転軸
2の種類に応じて引き上げ速度を求めるものである。こ
こで、排除手段30は、例えば、引き上げてくる回転軸
2に地上において水や空気を加圧して噴射して回転軸2
のロッド2a部分及び回転軸2に設けた攪拌手段1に付
着した掘削土砂と固結材との混合物を洗い流すようにし
たもの、あるいは、地上においてブラシにより回転軸2
のロッド2a部分及び回転軸2に設けた攪拌手段1に付
着した掘削土砂と固結材との混合物を払い落とすように
したもの等種々の手段が考えられるが、いずれにして
も、地上において掘削土砂と固結材との混合物を排除す
るに当たり、回転軸2の攪拌手段1に付着した混合物を
掃除して排除する場合が、回転軸2のロッド2a部分の
みに付着した混合物を掃除して排除する場合よりも時間
がかかるので、図2(a)のように回転軸2の引き上げ
時に回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手段30
による排除位置を通過する時は遅く且つ、図2(b)の
ように回転軸2の攪拌手段1を設けてないロッド2a部
分のみが地上における排除手段30による排除位置を通
過する時は速くなるようにするものであり、この場合に
おける回転軸2の引き上げ速度は、回転軸2の種類に応
じて予め求めておくものである。そして、例えば、引き
上げ時における回転軸2の深度を深度計10により求め
ることで、地上における排除手段30により混合物を排
除する位置に攪拌手段1が位置しているのか、あるいは
ロッド2aのみが位置しているのかが判明するので、回
転軸2の深度データに基づいて制御手段20により引き
上げ速度を制御するのである。ところで、排除手段30
は掘削混練機4に装備しておいてもよいが、排除手段3
0を構成する水や空気を噴射するノズルを作業者が手に
持って混合物の除去を行ってもよい。このように作業者
が手に持って混合物の除去を行う場合には、地上におけ
る排除手段30による排除位置は地面から約1m前後に
設定するものである。
べたように、回転軸2の引き上げ時に回転軸2の攪拌手
段1が地上における排除手段30による排除位置を通過
する時は遅く且つ、回転軸2の攪拌手段1を設けてない
ロッド2a部分のみが地上における排除手段30による
排除位置を通過する時は速くなるように使用する回転軸
2の種類に応じて引き上げ速度を求めるものである。こ
こで、排除手段30は、例えば、引き上げてくる回転軸
2に地上において水や空気を加圧して噴射して回転軸2
のロッド2a部分及び回転軸2に設けた攪拌手段1に付
着した掘削土砂と固結材との混合物を洗い流すようにし
たもの、あるいは、地上においてブラシにより回転軸2
のロッド2a部分及び回転軸2に設けた攪拌手段1に付
着した掘削土砂と固結材との混合物を払い落とすように
したもの等種々の手段が考えられるが、いずれにして
も、地上において掘削土砂と固結材との混合物を排除す
るに当たり、回転軸2の攪拌手段1に付着した混合物を
掃除して排除する場合が、回転軸2のロッド2a部分の
みに付着した混合物を掃除して排除する場合よりも時間
がかかるので、図2(a)のように回転軸2の引き上げ
時に回転軸2の攪拌手段1が地上における排除手段30
による排除位置を通過する時は遅く且つ、図2(b)の
ように回転軸2の攪拌手段1を設けてないロッド2a部
分のみが地上における排除手段30による排除位置を通
過する時は速くなるようにするものであり、この場合に
おける回転軸2の引き上げ速度は、回転軸2の種類に応
じて予め求めておくものである。そして、例えば、引き
上げ時における回転軸2の深度を深度計10により求め
ることで、地上における排除手段30により混合物を排
除する位置に攪拌手段1が位置しているのか、あるいは
ロッド2aのみが位置しているのかが判明するので、回
転軸2の深度データに基づいて制御手段20により引き
上げ速度を制御するのである。ところで、排除手段30
は掘削混練機4に装備しておいてもよいが、排除手段3
0を構成する水や空気を噴射するノズルを作業者が手に
持って混合物の除去を行ってもよい。このように作業者
が手に持って混合物の除去を行う場合には、地上におけ
る排除手段30による排除位置は地面から約1m前後に
設定するものである。
【0020】なお、ここで、攪拌手段1の種類の違い
(例えば、攪拌翼1aやスクリュー1b、あるいはこれ
らの形状の違い等)により混合物の排除時間に目立つよ
うな差がある場合には、攪拌手段1の違いに応じて引き
上げ速度をさらに変えてもよいものである。しかして、
本発明においては、まず、対象地盤3の土質調査を事前
に行い、このあらかじめ事前に行った対象地盤3の土質
調査結果から事前に得られた深度方向の地盤3のデータ
に基づいて深度方向を複数区分に分割を行う。そして、
この分割した区分のデータを表示及び設定操作部21に
入力し、また、使用する回転軸2のデータ(攪拌手段1
が回転軸2の上下方向のどの位置に設けてあるかといっ
たデータ)を表示及び設定操作部21に入力する。これ
らの入力されたデータに基づいて回転軸2により対象地
盤3を掘進すると共に固結材を噴出しながら掘削土砂と
固結材を攪拌手段1により攪拌混合し、所定深度まで掘
進した後に固結材を噴出しながら回転軸2を引き上げる
と共に回転軸2の引き上げ時に回転軸2に付着した掘削
土砂と固結材との混合物を地上において排除手段30に
より排除するようにして地盤3中にてソイル固結体を造
成するものであり、この場合に、上記掘進、引き上げに
当たり、掘進時における地盤の深度方向の状態に応じて
回転軸2の掘進速度及び区分毎の掘進速度に応じた単位
時間当たりの固結材の掘進時注入量となるように制御手
段により自動制御し、また、引き上げ時には回転軸2の
引き上げ速度を攪拌手段1が排除位置を通過していると
きか否かにより自動的に変化させると共に該引き上げ速
さに応じた単位時間当たりの固結材の引き上げ時注入量
を自動的に変化させるように制御手段20により自動制
御するのである。
(例えば、攪拌翼1aやスクリュー1b、あるいはこれ
らの形状の違い等)により混合物の排除時間に目立つよ
うな差がある場合には、攪拌手段1の違いに応じて引き
上げ速度をさらに変えてもよいものである。しかして、
本発明においては、まず、対象地盤3の土質調査を事前
に行い、このあらかじめ事前に行った対象地盤3の土質
調査結果から事前に得られた深度方向の地盤3のデータ
に基づいて深度方向を複数区分に分割を行う。そして、
この分割した区分のデータを表示及び設定操作部21に
入力し、また、使用する回転軸2のデータ(攪拌手段1
が回転軸2の上下方向のどの位置に設けてあるかといっ
たデータ)を表示及び設定操作部21に入力する。これ
らの入力されたデータに基づいて回転軸2により対象地
盤3を掘進すると共に固結材を噴出しながら掘削土砂と
固結材を攪拌手段1により攪拌混合し、所定深度まで掘
進した後に固結材を噴出しながら回転軸2を引き上げる
と共に回転軸2の引き上げ時に回転軸2に付着した掘削
土砂と固結材との混合物を地上において排除手段30に
より排除するようにして地盤3中にてソイル固結体を造
成するものであり、この場合に、上記掘進、引き上げに
当たり、掘進時における地盤の深度方向の状態に応じて
回転軸2の掘進速度及び区分毎の掘進速度に応じた単位
時間当たりの固結材の掘進時注入量となるように制御手
段により自動制御し、また、引き上げ時には回転軸2の
引き上げ速度を攪拌手段1が排除位置を通過していると
きか否かにより自動的に変化させると共に該引き上げ速
さに応じた単位時間当たりの固結材の引き上げ時注入量
を自動的に変化させるように制御手段20により自動制
御するのである。
【0021】上記のようにして単体のソイル固結体を形
成したり、あるいは、上記方法を繰り返して行うことで
連続したソイル固結体を形成したりすることで、地盤に
山止め壁、止水壁、基礎杭を形成したり、あるいは地盤
改良を行うのである。次に、本発明の他の実施例につき
述べる。この実施例においては、上記した掘進時におけ
る自動制御及び引き上げ時における自動制御に加えて、
更に、掘削土砂と固結材との再攪拌を自動的に行うよう
にしたものである。すなわち、この実施例においては、
対象地盤3の土質調査結果から事前に得られた地盤3の
データに基づいて、所定深度まで掘進する途中において
回転軸2を上下に移動しながら回転したり、あるいは上
下に移動することなく回転したりすることで、掘進途中
における再攪拌を行ったり、あるいは、所定深度まで掘
進した後で且つ引き上げる前の間において、回転軸2を
上下に移動しながら回転したり、あるいは上下に移動す
ることなく回転したり、あるいは、引き上げ工程中に回
転軸2を上下に移動しながら回転させるか、あるいは上
下移動を停止して回転させるかして再攪拌するように制
御手段20により自動制御するようになっている。特
に、この再攪拌においては、回転軸2が所定深度まで掘
進した後で且つ引き上げる前の間において上下に移動し
ながら回転することで再攪拌を行うのが好ましい。これ
は、地盤3によっては礫等が底部に溜りやすく、これを
一定程度上に上げて再攪拌するのが好ましいような場
合、あるいは、回転軸2を掘進し且つ引き上げる場合、
回転軸2が位置する時間は底部が最も少ないので、底部
を特に再攪拌する必要がある場合等に特に有効である。
再攪拌時に回転軸2を上下移動する場合、10m以下、
好ましくは1〜5m程度とするが、地盤の状態や深度等
によりこれらの上下移動距離は設定する。ここで、再攪
拌する場合に固結材は最低必要量以上噴出しながら再攪
拌するものである。この再攪拌する場合における固結材
の最低必要量とは、掘削穴内に充填されている未硬化の
掘削土砂と固結材との混合物が固結材を噴射するための
噴射口から逆流しないように一定噴射圧以上で固結材を
噴射するようになっており、このように噴射口から逆流
しないようにするために必要な最低噴射量を再攪拌時に
おける最低必要噴射量として求めるものである。そし
て、この最低必要量以上の設定された噴射量が再攪拌時
に制御手段20により自動制御されて噴射されるもので
ある。
成したり、あるいは、上記方法を繰り返して行うことで
連続したソイル固結体を形成したりすることで、地盤に
山止め壁、止水壁、基礎杭を形成したり、あるいは地盤
改良を行うのである。次に、本発明の他の実施例につき
述べる。この実施例においては、上記した掘進時におけ
る自動制御及び引き上げ時における自動制御に加えて、
更に、掘削土砂と固結材との再攪拌を自動的に行うよう
にしたものである。すなわち、この実施例においては、
対象地盤3の土質調査結果から事前に得られた地盤3の
データに基づいて、所定深度まで掘進する途中において
回転軸2を上下に移動しながら回転したり、あるいは上
下に移動することなく回転したりすることで、掘進途中
における再攪拌を行ったり、あるいは、所定深度まで掘
進した後で且つ引き上げる前の間において、回転軸2を
上下に移動しながら回転したり、あるいは上下に移動す
ることなく回転したり、あるいは、引き上げ工程中に回
転軸2を上下に移動しながら回転させるか、あるいは上
下移動を停止して回転させるかして再攪拌するように制
御手段20により自動制御するようになっている。特
に、この再攪拌においては、回転軸2が所定深度まで掘
進した後で且つ引き上げる前の間において上下に移動し
ながら回転することで再攪拌を行うのが好ましい。これ
は、地盤3によっては礫等が底部に溜りやすく、これを
一定程度上に上げて再攪拌するのが好ましいような場
合、あるいは、回転軸2を掘進し且つ引き上げる場合、
回転軸2が位置する時間は底部が最も少ないので、底部
を特に再攪拌する必要がある場合等に特に有効である。
再攪拌時に回転軸2を上下移動する場合、10m以下、
好ましくは1〜5m程度とするが、地盤の状態や深度等
によりこれらの上下移動距離は設定する。ここで、再攪
拌する場合に固結材は最低必要量以上噴出しながら再攪
拌するものである。この再攪拌する場合における固結材
の最低必要量とは、掘削穴内に充填されている未硬化の
掘削土砂と固結材との混合物が固結材を噴射するための
噴射口から逆流しないように一定噴射圧以上で固結材を
噴射するようになっており、このように噴射口から逆流
しないようにするために必要な最低噴射量を再攪拌時に
おける最低必要噴射量として求めるものである。そし
て、この最低必要量以上の設定された噴射量が再攪拌時
に制御手段20により自動制御されて噴射されるもので
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、回転
軸を掘進する際には、対象地盤の土質調査結果から事前
に得られた深度方向の地盤のデータに基づいて深度方向
を複数区分に分割を行い、この区分のデータに基づいた
区分毎の回転軸の掘進速度及び区分毎の掘進速度に応じ
た単位時間当たりの固結材の掘進時注入量となるように
制御手段により自動制御し、回転軸を引き上げる際に
は、引き上げ時に回転軸の攪拌手段が地上における排除
手段による排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸の
攪拌手段を設けてないロッド部分のみが地上における排
除手段による排除位置を通過する時は速くなるように使
用する回転軸の種類により回転軸の引き上げ速度を攪拌
手段が排除位置を通過しているときか否かにより自動的
に変化させると共に該引き上げ速さに応じた単位時間当
たりの固結材の引き上げ時注入量を自動的に変化させる
ように制御手段により自動制御するので、掘進及び引き
上げを地盤の深度方向の状態や使用する回転軸の種類に
応じて、最適の速度及び固結材の注入量となるように自
動的に変化させながら施工できるものであり、この結
果、最短時間で且つ固結材の最適の使用量で目的とする
ソイル固結体を自動的に造成できるものである。
軸を掘進する際には、対象地盤の土質調査結果から事前
に得られた深度方向の地盤のデータに基づいて深度方向
を複数区分に分割を行い、この区分のデータに基づいた
区分毎の回転軸の掘進速度及び区分毎の掘進速度に応じ
た単位時間当たりの固結材の掘進時注入量となるように
制御手段により自動制御し、回転軸を引き上げる際に
は、引き上げ時に回転軸の攪拌手段が地上における排除
手段による排除位置を通過する時は遅く且つ、回転軸の
攪拌手段を設けてないロッド部分のみが地上における排
除手段による排除位置を通過する時は速くなるように使
用する回転軸の種類により回転軸の引き上げ速度を攪拌
手段が排除位置を通過しているときか否かにより自動的
に変化させると共に該引き上げ速さに応じた単位時間当
たりの固結材の引き上げ時注入量を自動的に変化させる
ように制御手段により自動制御するので、掘進及び引き
上げを地盤の深度方向の状態や使用する回転軸の種類に
応じて、最適の速度及び固結材の注入量となるように自
動的に変化させながら施工できるものであり、この結
果、最短時間で且つ固結材の最適の使用量で目的とする
ソイル固結体を自動的に造成できるものである。
【0023】また、対象地盤の土質調査結果から事前に
得られた地盤のデータに基づいて、所定深度まで掘進す
る工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き上げ
る前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に移動
させるか、あるいは上下移動を停止して回転させるかし
て再攪拌するように自動制御するものにおいては、掘削
して攪拌混合する地盤の状態に応じて再攪拌を最適な状
態になるように制御手段により自動的に行って、必要と
する混合攪拌を行い、上下方向において良好な攪拌混合
を自動的に行って目的とするソイル固結体をより正確に
造成できるものである。
得られた地盤のデータに基づいて、所定深度まで掘進す
る工程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き上げ
る前の間、又は引き上げ工程中に回転軸2を上下に移動
させるか、あるいは上下移動を停止して回転させるかし
て再攪拌するように自動制御するものにおいては、掘削
して攪拌混合する地盤の状態に応じて再攪拌を最適な状
態になるように制御手段により自動的に行って、必要と
する混合攪拌を行い、上下方向において良好な攪拌混合
を自動的に行って目的とするソイル固結体をより正確に
造成できるものである。
【図1】本発明のソイル固結体の造成方法に用いる装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】(a)は同上の回転軸の引き上げ時における攪
拌手段部分を掃除している状態の説明図であり、(b)
は同上の回転軸の引き上げ時におけるロッド部分を掃除
している状態の説明図である。
拌手段部分を掃除している状態の説明図であり、(b)
は同上の回転軸の引き上げ時におけるロッド部分を掃除
している状態の説明図である。
【図3】同上の制御手段の構成図である。
【図4】(a)(b)(c)(d)は同上に用いる回転
軸の各例を示す正面図である。
軸の各例を示す正面図である。
1 攪拌手段 2 回転軸 2a ロッド 3 地盤 20 制御手段 30 排除手段
Claims (2)
- 【請求項1】 攪拌手段と固結材の噴出手段とを備えた
回転軸により地盤を掘進すると共に固結材を噴出しなが
ら掘削土砂と固結材を攪拌手段により攪拌混合し、所定
深度まで掘進した後に固結材を噴出しながら回転軸を引
き上げると共に回転軸の引き上げ時に回転軸に付着した
掘削土砂と固結材との混合物を地上において排除手段に
より排除するようにして地盤中にソイル固結体を造成す
る方法において、回転軸を掘進する際には、対象地盤の
土質調査結果から事前に得られた深度方向の地盤のデー
タに基づいて深度方向を複数区分に分割を行い、この区
分のデータに基づいた区分毎の回転軸の掘進速度及び区
分毎の掘進速度に応じた単位時間当たりの固結材の掘進
時注入量となるように制御手段により自動制御し、回転
軸を引き上げる際には、引き上げ時に回転軸の攪拌手段
が地上における排除手段による排除位置を通過する時は
遅く且つ、回転軸の攪拌手段を設けてないロッド部分の
みが地上における排除手段による排除位置を通過する時
は速くなるように使用する回転軸の種類により回転軸の
引き上げ速度を攪拌手段が排除位置を通過しているとき
か否かにより自動的に変化させると共に該引き上げ速さ
に応じた単位時間当たりの固結材の引き上げ時注入量を
自動的に変化させるように制御手段により自動制御する
ことを特徴とするソイル固結体の造成方法。 - 【請求項2】 対象地盤の土質調査結果から事前に得ら
れた地盤のデータに基づいて、所定深度まで掘進する工
程中、又は所定深度まで掘進した後で且つ引き上げる前
の間、又は引き上げ工程中に回転軸を上下に移動させる
か、あるいは上下移動を停止して回転させるかして再攪
拌するように自動制御することを特徴とする請求項1記
載のソイル固結体の造成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8439593A JPH0823139B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ソイル固結体の造成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8439593A JPH0823139B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ソイル固結体の造成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06299538A true JPH06299538A (ja) | 1994-10-25 |
| JPH0823139B2 JPH0823139B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=13829393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8439593A Expired - Lifetime JPH0823139B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ソイル固結体の造成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823139B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307628A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-09 | Tenox Corp | コラムの置換築造方法及び置換コラム |
| IT201700097666A1 (it) * | 2017-08-30 | 2019-03-02 | Mc Drill Tech S R L | Apparato e metodo di consolidamento del terreno |
| JP2019124050A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社フローリック | 土質改良工法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010042263A1 (de) | 2010-10-11 | 2012-04-12 | Hilti Aktiengesellschaft | Sensoranordnung, beispielsweise an einem Ankerbolzen |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8439593A patent/JPH0823139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307628A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-11-09 | Tenox Corp | コラムの置換築造方法及び置換コラム |
| IT201700097666A1 (it) * | 2017-08-30 | 2019-03-02 | Mc Drill Tech S R L | Apparato e metodo di consolidamento del terreno |
| JP2019124050A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社フローリック | 土質改良工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0823139B2 (ja) | 1996-03-06 |
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