JPH0629U - コンバインのエンジン装置 - Google Patents
コンバインのエンジン装置Info
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- JPH0629U JPH0629U JP4639692U JP4639692U JPH0629U JP H0629 U JPH0629 U JP H0629U JP 4639692 U JP4639692 U JP 4639692U JP 4639692 U JP4639692 U JP 4639692U JP H0629 U JPH0629 U JP H0629U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コンバイン用エンジンの低騒音化を可能とす
る。 【構成】 エンジン21とこの前方のエンジンラジエー
タ22間に、ラジエータ22送風冷却用のファン26
を、またラジエータ22の前面側にオイルクーラ47を
それぞれ配設すると共に、前記ラジエータ22に対しオ
イルクーラ47及びファン26を左右一側に偏位させ
る。
る。 【構成】 エンジン21とこの前方のエンジンラジエー
タ22間に、ラジエータ22送風冷却用のファン26
を、またラジエータ22の前面側にオイルクーラ47を
それぞれ配設すると共に、前記ラジエータ22に対しオ
イルクーラ47及びファン26を左右一側に偏位させ
る。
Description
【0001】
本考案はコンバインの走行部及び刈取脱穀部など各部の駆動を行うエンジン装 置に関する。
【0002】
現行のコンバインにあっては、エンジンラジエータは機体外側位置となるエン ジンの左右一側に、エンジンとは近接した位置で一体的に設けられていて、ラジ エータを送風冷却する冷却ファンもラジアル形ファンが一般的に用いられている 。
【0003】
しかし乍らこのようなエンジン構造の場合、ラジエータの冷却風開口部を閉塞 することができないため、エンジンを収納するエンジンルームの開口率も高いも のとなって、エンジンやファンの駆動音もうるさく、低騒音型コンバインが望ま れる昨今の実情にはそぐわないという欠点があった。
【0004】
したがって本考案は、エンジンとこの前方のエンジンラジエータ間に、ラジエ ータ送風冷却用のファンを、またラジエータの前面側にオイルクーラをそれぞれ 配設すると共に、前記ラジエータに対しオイルクーラ及びファンを左右一側に偏 位させることによって、エンジンをラジエータより離してエンジンルームの密閉 度を大とさせての低騒音構造とさせることが可能なもので、この場合ファンの一 側の余剰スペースに走行用ミッションケースや油圧式無段変速機構のコンパクト な配設が可能となると共に、ファンやオイルクーラ一側の余剰スペースにこれら の配管系のコンパクトな組込みも可能にでき、しかもオイルクーラの冷却効率の 向上も図れるものである。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はエンジン部の平面説 明図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走 行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム (1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6 )及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機 構(10)などを備える刈取部、(11)はメーンフレーム(12)を介して刈 取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨 ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し て搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する 排出オーガ、(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転部 、(21)は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取 って脱穀するように構成している。
【0006】 図4乃至図9にも示す如く、前記エンジン(21)は該エンジン(21)燃焼 室の冷却を行うエンジンラジエータ(22)とは隔離させたもので、該ラジエー タ(22)を運転操作部(19)の運転操作コラム(23)の下方に配設すると 共に、前記運転席(20)を上面に支持する略密閉箱形状のシートコラムケース であるシートコラム(24)内にエンジン(21)を配設し、前記シートコラム (24)と操作コラム(23)間のステップ(25)下部に、前記ラジエータ( 22)に空気を送風してラジエータ(22)の放熱冷却を行うシロッコファン( 26)を配設して、エンジン(21)やラジエータ冷却用ファンの騒音の低減化 を図るように構成している。
【0007】 また、前記シートコラム(24)の右側には内部を空洞に形成する側板部であ る右サイドコラム(27)を配設していて、該コラム(27)の右外壁に開設す る外気吸込口(28)から取入れる空気を、コラム(27)左内壁の下部前端に 開設する排出口(29)よりシロッコファン(26)のファンケーシング(30 )の右外側面に開設する右吸込口(31a)を介してファン(26)に送り込ん で、前面側のラジエータ(22)に空気を送風させラジエータ(22)の放熱冷 却を行うように構成するもので、該コラム(27)の内部を前記シロッコファン (26)の空気吸込風路(32)に形成している。
【0008】 さらに、前記ファンケーシング(30)の左外側面にも右側同様の左吸込口( 31b)を開設すると共に、該ケーシング(30)左外側面に固設するフランジ (33)の2つの吸込口(34)に比較的大径の2本の風路管である弾性ホース (35)を接続させ、該ホース(35)の中間部をシートコラム(24)の左外 壁に沿わせる如く大きく迂回させ、コラム(24)左外壁の後端上部よりコラム (24)内の右横方向に挿通させて前記サイドコラム(27)の風路(32)内 にこのホース(35)の他端吸込口(35a)を臨ませるように設けて、前記シ ロッコファン(26)の左右吸込口(31a)(31b)の両方がサイドコラム (27)の外気吸込口(28)よりの空気を取入れることによって、地上高も低 くシロッコファン(26)真横の刈取部(8)からの塵などの影響を受け易い配 設位置でのラジエータ(22)など防塵網の目詰まり防止を図るように構成して いる。
【0009】 またさらに、前記シロッコファン(26)からの冷却風をラジエータ(22) に案内する風路ケーシング(36)を、ファンケーシング(30)とラジエータ (22)間に三者一体に設けるもので、ファンケーシング(30)の送風口(3 1c)を風路ケーシング(36)の後部にボルト(37)を介して一体連結させ ると共に、風路ケーシング(36)及びラジエータ(22)の左右側部にそれぞ れ固設する枢着板(38)(39)をボルト(40)を介して一体連結させてい る。そして前記風路ケーシング(36)の上下両端部に固設する上下支板(41 )(42)を、操作コラム(23)の左右側面及び機台(3)の前端側に固設す る受部材(43)(44)に防振ゴム(45)を介して連結支持させて、ラジエ ータ(22)及び各ケーシング(30)(36)の三者をステップ(25)の下 部で一体的に防振支持して、ステップ(25)にこれらの振動が伝達されるのを 防止するように構成している。
【0010】 また、走行速度の変速を行う油圧式無段変速機構(HST)(46)のオイル クーラ(47)を前記ラジエータ(22)の前方位置に配設し、ラジエータ(2 2)に対しファンケーシング(30)及びオイルクーラ(47)を平面視右側端 を揃えて偏位させ、偏位させたファンケーシング(30)左側の余剰スペースに 、シロッコファン(26)のファン軸(26a)に固設する入力プーリ(48) などの駆動系やミッションケース(49)に一体装設する前記変速機構(46) を配設すると共に、ファンケーシング(30)及びオイルクーラ(47)の左側 余剰スペースを、エンジン(21)とラジエータ(22)間を略平行に接続する 2本のウオータホース(50)及び変速機構(46)とオイルクーラ(47)間 を接続する油圧ホース(51)などのホース経路に用いて、これらのコンパクト 配置を可能に構成している。
【0011】 さらに、前記ラジエータ(22)は上端程前方に傾ける前傾姿勢に設けて、ウ オータホース(50)を接続するラジエータ(22)の冷却水用入出口(52a )(52b)とドレン口(53)とをラジエータ(22)の前面側で前方に突設 させて、ラジエータ(22)のメンテナンスや、ドレン口(53)を用いた排水 作業などでの作業性向上を図るように構成している。
【0012】 前記シロッコファン(26)のファン軸(26a)とエンジン(21)のフラ イホイル(54)を介するクランク出力軸(21a)とを左右横方向に略平行に 配設して、前記出力軸(21a)に自在継手軸(55)を介して連結するカウン タ軸(56)にファン軸(26a)を連動連結するもので、機台(3)側に固設 するカウンタ軸受(56a)に前記カウンタ軸(56)を支持させ、該カウンタ 軸(56)に一体連結する出力プーリ(57)に前記変速機構(46)の入力プ ーリ(58)をベルト(59)を介して連動連結すると共に、前記シロッコファ ン(26)の入力プーリ(48)にベルト(60)及びプーリ(61)を介して 連動連結するファン軸(26a)に平行な伝達軸(62)に、前記出力プーリ( 57)をプーリ(63)及びベルト(64)を介して連動連結させて、エンジン エンクローズルーム(65)(エンジン(21)全体を略密閉状に覆うエンジン ルームを以下このように称する)を形成するシートコラム(24)外側でカウン タ軸(55)の回転を各部にベルト伝達させることにより、ベルト張力の影響を 受けることのない適正なエンジン(21)の防振ゴム(66)の選定を可能とす ると共に、シートコラム(24)の左外壁に開設する前記継手軸(55)の挿通 穴(67)の開口率を小に抑えて、このエンクローズルーム(65)の密閉度を 向上させ、ギヤなど用いることなくベルト伝達を用いる相乗的効果によって低騒 音を促進するように構成している。
【0013】 また、前記シートコラム(24)の前側壁を最大ミッションケース(49)に 近接させるように設け、該コラム(24)の前側壁に前記伝達軸(62)が左右 方向に挿通する側面視三角形状の凹部挿通溝(68)を形成すると共に、コラム (24)の後側壁も穀物タンク(15)に最大近接させるように設けて、コラム (24)内に形成されるエンジンエンクローズルーム(65)の内部容積を最大 に拡張させることによって、エンジン騒音のコラム(24)外側への伝播を小さ なものに抑えて一層の騒音低減を図るように構成している。
【0014】 さらに、前記吸引風路(32)とエンジンエンクローズルーム(65)とを隔 離する隔壁(27a)には風路(32)とルーム(65)とを連通する連通穴( 69)を開設して、前記挿通穴(67)を外気を取入れる換気穴として兼用させ 、低位置に設ける挿通穴(67)よりルーム(65)内に取入れる空気を、この 反対サイド上方の連通穴(69)より風路(32)に流出させることによって、 ルーム(65)内の雰囲気温度を下降させてエンジン性能の安定維持を可能とす ると共に、連通穴(69)より流出する暖気と風路(32)内における前記吸込 口(28)からの冷気との合流によって冷熱効果を促進するように構成している 。
【0015】 本実施例は上記の如く構成するものにして、大きな冷却風用開口を必要とする ラジエータ(22)をエンジン(21)配置位置より離して配設することによっ て、エンジン(21)を収納するエンジンエンクローズルーム(65)を最大に 密閉状のものとさせることが可能となってエンジン騒音の低減を図ることができ るもので、また前記ラジエータ(22)を送風冷却するラジエータ冷却用ファン に、シロッコファン(26)を用いることによって従来のラジアル式ファンに比 べ静動で騒音の一層の低減化が図れる。
【0016】 また、前記ラジエータ(22)を機体前面側に設けることによって、シートコ ラムなどその都度取外すことなくこのメンテナンスなどが容易に行えると共に、 前記シロッコファン(26)における空気の吸込も、塵の発生率の高いファン( 26)近傍を回避させ、前記コラム(27)の外気吸込口(28)より取入れら れる刈取作業などの影響を受けない機体右側よりの外気を吸込むことによって、 該ファン(26)やラジエータ(22)に塵や藁屑などの詰まり事故のない良好 な作業が行えるものである。
【0017】 さらに、前記ラジエータ(22)に対しシロッコファン(26)及びオイルク ーラ(22)を一側に偏位させて設けることによって、これらの反対側にあいた 余剰スペースに水や油圧の配管系及び変速機構(46)などの装置類を収納配設 できて、構造のコンパクト化が図れる。またシロッコファン(26)とオイルク ーラ(22)とが同一方向に偏位することによってオイルクーラ(22)の冷却 効率も良い。
【0018】 なお、ラジエータ冷却用ファンとしてシロッコファン(26)の他横断流ファ ンなど遠心ファンを用いることが望ましいが、軸流ファンを用いても良い。
【0019】
以上実施例からも明らかなように本考案は、エンジン(21)とこの前方のエ ンジンラジエータ(22)間に、ラジエータ(22)送風冷却用のファン(26 )を、またラジエータ(22)の前面側にオイルクーラ(47)をそれぞれ配設 すると共に、前記ラジエータ(22)に対しオイルクーラ(47)及びファン( 26)を左右一側に偏位させたものであるから、エンジン(21)をラジエータ (22)より離してエンジン(21)を収納するエンジンルーム(65)の密閉 度を大とさせての低騒音構造とさせることが可能なもので、この場合ファン(2 6)の一側の余剰スペースに走行用ミッションケース(49)や油圧式無段変速 機構(46)などのコンパクトな配設が可能となると共に、ファン(26)やオ イルクーラ(47)一側の余剰スペースにこれらの配管系のコンパクトな組込み も可能にでき、しかもオイルクーラの冷却効率の向上も図れるなど顕著な効果を 奏する。
【図1】エンジン部の平面説明図である。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】エンジン部の斜視説明図である。
【図5】エンジン部の側面説明図である。
【図6】エンジン部の正面説明図である。
【図7】エンジン部の平面説明図である。
【図8】ラジエータ部の側面説明図である。
【図9】サイドコラム部の側面説明図である。
(21) エンジン (22) ラジエータ (26) ファン (47) オイルクーラ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンとこの前方のエンジンラジエー
タ間に、ラジエータ送風冷却用のファンを、またラジエ
ータの前面側にオイルクーラをそれぞれ配設すると共
に、前記ラジエータに対しオイルクーラ及びファンを左
右一側に偏位させたことを特徴とするコンバインのエン
ジン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046396U JP2590582Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | コンバインのエンジン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046396U JP2590582Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | コンバインのエンジン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629U true JPH0629U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2590582Y2 JP2590582Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12745990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992046396U Expired - Lifetime JP2590582Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | コンバインのエンジン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590582Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017169544A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6206561B1 (ja) * | 2016-07-26 | 2017-10-04 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP1992046396U patent/JP2590582Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017169544A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2590582Y2 (ja) | 1999-02-17 |
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