JPH0630202Y2 - 中空糸型血液浄化装置 - Google Patents

中空糸型血液浄化装置

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JPH0630202Y2
JPH0630202Y2 JP1989122671U JP12267189U JPH0630202Y2 JP H0630202 Y2 JPH0630202 Y2 JP H0630202Y2 JP 1989122671 U JP1989122671 U JP 1989122671U JP 12267189 U JP12267189 U JP 12267189U JP H0630202 Y2 JPH0630202 Y2 JP H0630202Y2
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JP
Japan
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hollow fiber
blood
casing body
fiber bundle
blood purification
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Application number
JP1989122671U
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JPH0360958U (ja
Inventor
敏昭 千葉
勝美 五十右
樹生 圓尾
和也 坂本
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は中空糸型血液浄化装置に関し、更に詳しく言う
と、中空糸束の端部の加工が容易で、しかもこの中空糸
束の端部と血液導出入部材との間のシール効果の大きい
中空糸型血液浄化装置に関する。
[従来の技術] 第3図は従来の中空糸型血液浄化装置の端部付近の断面
図である。
同図に示すように、中空糸型血液浄化装置10は、中空
糸束20と、中空糸束20を収納するケーシング30と
を有する。
中空糸束20は、複数の中空糸21を束ねたものからな
る。
ケーシング30は、両端部が開口した筒状のケーシング
本体31と、ケーシング本体31の両端部に各々取り付
けられた一対の略キャップ状の血液導出入部材32とか
らなっている。血液導出入部材32には筒状の血液導出
入口33が突出形成されている。
中空糸束20の両端部付近は各中空糸21の隙間に充填
されたシーラント22によって一体化されるとともに、
ケーシング本体31の両端内部で各々一体に固着されて
いる。
中空糸束20の各中空糸21の両端部は、この中空糸束
20の両端部の端面において各々開口している。
ケーシング本体31の両端部の外周面と、血液導出入部
材32の内周面とは接着剤36または超音波によって接
合一体化され、あるいは螺合により接合一体化されてい
る。
第4図は、従来の中空糸型血液浄化装置の他の例の端部
付近の断面図である。
この中空糸型血液浄化装置の基本構成は上記した従来の
中空糸型血液浄化装置と略同一である。
ただし、この例の中空糸型血液浄化装置10において
は、血液導出入部材32の内側にリング状の突起34が
形成されている。
このリング状の突起34は、血液導出入部材32がケー
シング本体31に嵌合した場合、中空糸束20の端面に
当接して、血液が突起34内だけを流れるようにするも
のである。
[考案が解決しようとする課題] しかし、第3図に示した中空糸型血液浄化装置では、血
液の流れる流路から離れた位置にも空間37が形成され
ているので、血液がこの空間37で滞留し易く、この空
間37で血液の凝固物が形成され易かった。
また、第4図に示す中空糸型血液浄化装置は、血液導出
入部材32の内側に形成されたリング状の突起34の高
さが高過ぎたり、また中空糸束20の端部がケーシング
本体31の端部から突出し過ぎていた場合、血液導出入
部材32とケーシング本体31との結合部分が少なくな
り、血液導出入部材32の取り付け強度が低下し、場合
によっては、血液導出入部材32とケーシング本体31
との結合部分から血液が漏れてしまうなどの事故を生ず
るおそれがあった。
また、血液導出入部材32の内側に形成されたリング状
の突起34の高さが低過ぎたり、中空糸束20のケーシ
ング本体31から突出している部分の高さが低過ぎたり
した場合は、リング状の突起34と中空糸束20の端面
との間に隙間が形成されてしまい、この隙間から血液が
漏れ、リング状の突起34の外側に形成された空間38
内に血液が滞留し、ここで血液の凝固物が形成されてし
まうおそれがあった。
本考案の目的は、中空糸束の端部の加工が容易で、しか
もこの中空糸束の端部と血液導出入部材との間のシール
効果の大きい中空糸型血液浄化装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための本考案は、両端部が開口した
筒状のケーシング本体と、このケーシング本体の両端部
に各々装着された一対の血液導出入部材とを備え、前記
ケーシング本体内部に、束ねられた中空糸束を収納する
とともに、前記ケーシング本体の開口部近傍で前記中空
糸束をシーラントで固定してなる中空糸型血液浄化装置
において、 前記中空糸束を前記ケーシング本体の開口部近傍で固定
してなるシーラント固化部の端部を前記ケーシング本体
の開口部から突出させ、その外周面を、前記血液導出入
部材の内周壁面と実質的に同じ傾斜のテーパ面に形成し
てなることを特徴とする中空糸型血液浄化装置である。
[作用] 本考案においては、中空糸束をシーラントで固化してな
るシーラント固化部をケーシング本体の開口部からわず
かに突出させるとともにその突出したシーラント固化部
の外周面を、血液導出入部材の内周壁面と実質的に同じ
傾斜のテーパ面に形成しているので、ケーシング本体の
開口部に血液導出入部材を装着したときに、シーラント
固化部のテーパ面に血液導出入部材の内周壁面に密着す
る。したがって、たとえ、血液導出入部材をケーシング
本体に接着剤や超音波等により密着接合しなくても、血
液導出入部材とケーシング本体との密着性、ないし密封
性が保証される。このように、密着性ないし密封性が保
証されると、従来のように、血液導出入部材とシーラン
ト本体との合せ部分からの血液の漏洩を防止するために
Oリングを設けたり、Oリングに代わる突起を血液導出
入部材の内部に設けたりする必要がなくなる。したがっ
て、前記Oリングないし突起の位置とシーラント固化部
の端面に開口する中空糸の開口部の位置との関係が不適
当であることにより生じる、血液の滞留、血液の漏出等
の問題がなくなる。
また、シーラント固化部の外周面がテーパ面に形成され
ている限り、シーラント固化部のケーシング本体の開口
部から突出する長さは厳密に設定される必要がなく、し
たがって、シーラント固化部形成後にシーラント固化部
をの端面を切り揃える際に切断位置を厳密に決定するた
めの煩雑さがなくなる。換言すると、シーラント固化部
の切断につきある程度の自由度が生じて、製造が楽にな
る。
[実施例] 次に本考案の一実施例を添付図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る中空糸型血液浄化装置
の一方の端部の断面を示す部分断面図である。
この図に示すように、中空糸型血液浄化装置10は、中
空糸束20と、中空糸束20を収納するケーシング30
とを有する。
中空糸束20は、複数の中空糸21を束ねたものからな
る。
ケーシング30は、両端部が開口した筒状のケーシング
本体31と、ケーシング本体31の両端部に各々取り付
けられた一対の略キャップ状の血液導出入部材32とか
らなっている。血液導出入部材32には筒状の血液導出
入口33が突出形成されている。
ケーシング本体31を構成する材質としては、ケーシン
グ本体31が加圧または減圧下におかれることから、耐
圧強度を考慮して、適宜に決定される。
そのような材質としては、例えば、ポリカーボネート、
ポリスチレン、アクリロニトリルとポリスチレンとの共
重合体、ポリメチルメタクリレート、ABS樹脂、AB
樹脂が好適である。
更に使用の目的に応じて、他の通常の高分子材料、金属
材料を適宜に採用することも可能である。
中空糸束20の両端部付近は、各中空糸21の隙間に充
填されたシーラント22によって一体化されるととも
に、ケーシング本体31の両端部に内側から各々一体に
固着されている。
中空糸束20の各中空糸21の両端部は、この中空糸束
20の両端部の端面において開口している。
中空糸21としては、その素材および形状などの特性に
よって、限定されることはないが、例えばセルロース、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテート
等、セルロースエーテル類等のセルロース誘導体、ポリ
アミド系誘導体、ポリエステル系誘導体、ポリメチルメ
タクリレート等のメタクリル系もしくはアクリル系重合
体、ポリ塩化ビニル等のポリビニル系重合体、ポリウレ
タン、ならびにポリエチレン、ポリプロピレンのような
ポリオレフィン等の中空繊維が挙げられる。中空糸の外
径は通常、10〜600μm程度である。
シーラント22としては、たとえば、ポリウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂用の硬化性重合体組
成物を使用することができる。
第2図は第1図のA部拡大図である。
同図に示すように、中空糸束20の端部はケーシング本
体31の端部から所定長さをもって突出した突出端部2
3を形成し、この突出端部23の外周面24にはテーパ
ーが形成されている。
このテーパーの角度α(ケーシング本体の軸線とテーパ
ー面との交差する角度)としては、5〜30°、好まし
くは15°程度が良い。
また、血液導出入部材32の内周側で、突出端部23の
外周面24と対向した部分には、突出端部23の外周面
24のテーパーと同一傾斜角度のテーパーを有する密着
面35が形成されている。
なお、血液導出入部材32の内周面と、ケーシング本体
32の外周面とは接合手段例えば接着剤36により接合
一体化されている。なお、接合手段は、接着剤に限ら
ず、超音波によるシーリング、螺合による機械的装着等
を適宜に採用することができる。
次に、この中空糸型血液浄化装置を製造する場合につい
て説明する。
まず、ケーシング本体31内に中空糸束20を収納させ
る。
その後、ケーシング本体31内に液状のシーラントを入
れ、内面が円錐台形状に形成された成形用型枠を装着し
たケーシング本体31を高速回転させ、液状のシーラン
トを中空糸束20およびケーシング本体31の端部側に
移動させる。
シーラントの固化後に、前記した成形用型枠をケーシン
グ本体31から取り外す。
このとき、前記成形用型枠の内周面が円錐台形状に形成
されているので、シーラント22で固化した中空糸束2
0の突出端部23の外周面24がに所定角度のテーパー
面に形成されている。
次に、この突出端部23の外周面24に中空糸21が露
出または接近している位置よりケーシング本体31に近
い位置で中空糸束20の端部を切断する(第2図のライ
ンa,b,c参照)。
そして、ケーシング本体31の端部に血液導出入部材3
2を嵌合させる。
そして、ケーシング本体31の端部の外周面と血液導出
入部材32の内周面とを接着材36または超音波により
相互に接合一体化させる。
ここで、中空糸束20の突出長さは、血液導出入部材3
2がケーシング本体31に嵌合する深さとは関係しない
ので、中空糸束20の突出端部23の外周面24と、血
液導出入部材32の密着面35とは常に密着する。
例えば、中空糸束20の突出端部23を位置aで切断し
ても、位置bで切断しても、また位置cで切断しても、
中空糸束20の突出端部23の外周面24と血液導出入
部材32の内周側の密着面とは常に密着する。
従って、中空糸束20の突出端部23の外周面24と血
液導出入部材32の内周側の密着面との間から血液が漏
れることはない。しかも血液導出入部材32の取り付け
強度が不十分になることはない。
[考案の効果] 本考案によると、中空糸束の突出長さによって、血液導
出入部材の装着深さが影響されることはないので、従来
のように、中空糸束の切断位置の精度を厳格に管理する
必要がなくなり、従って中空糸型血液浄化装置の製造が
容易になる。
また、従来は中空糸の束を端部で緊密に束ねてから樹脂
で固め、中空糸の端部が突出端部の内側にくるように
し、血液導出入部材の内側に形成する突起が中空糸の端
部の外側に位置するように注意しなければならなかった
が、この考案ではそのような厳密な管理が不要になる。
すなわち、この考案では、中空糸の端面が突出端部端面
のいずれに開口していても、従来におけるような血液の
滞留等の不都合を生じることがない。
また、この考案では、血液導出入部材の内側に突起を形
成するというような構成をとらないので、中空糸の端部
をかなり広げた状態で固めることができ、従って血液が
滞留する空間が形成されなくなる。
また、突出端部の外周面すなわちテーパ面で血液導出入
部材が接合しているので、密着性および密封性が良好で
あり、シール効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す部分断面図、第2図
は第1図のA部拡大図、第3図および第4図は従来の中
空糸型血液浄化装置の部分断面図である。 10…中空糸型血液浄化装置、20…中空糸束、21…
中空糸、22…シーラント、23…突出端部、24…外
周面、30…ケーシング、31…ケーシング本体、32
…血液導出入部材、33…血液導出入口、34…突起、
35…密着面、36…接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部が開口した筒状のケーシング本体
    と、このケーシング本体の両端部に各々装着された一対
    の血液導出入部材とを備え、前記ケーシング本体内部
    に、束ねられた中空糸束を収納するとともに、前記ケー
    シング本体の開口部近傍で前記中空糸束をシーラントで
    固定してなる中空糸型血液浄化装置において、 前記中空糸束を前記ケーシング本体の開口部近傍で固定
    してなるシーラント固化部の端部を前記ケーシング本体
    の開口部から突出させ、その外周面を、前記血液導出入
    部材の内周壁面と実質的に同じ傾斜のテーパ面に形成し
    てなることを特徴とする中空糸型血液浄化装置。
JP1989122671U 1989-10-18 1989-10-18 中空糸型血液浄化装置 Expired - Lifetime JPH0630202Y2 (ja)

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JPH0360958U JPH0360958U (ja) 1991-06-14
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JP2019051459A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 日機装株式会社 中空糸膜モジュール及び中空糸膜モジュールの製造方法

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