JPH06303055A - 電圧制限機能付き演算増幅回路 - Google Patents
電圧制限機能付き演算増幅回路Info
- Publication number
- JPH06303055A JPH06303055A JP5106039A JP10603993A JPH06303055A JP H06303055 A JPH06303055 A JP H06303055A JP 5106039 A JP5106039 A JP 5106039A JP 10603993 A JP10603993 A JP 10603993A JP H06303055 A JPH06303055 A JP H06303055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- section
- operational amplifier
- amplifier circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力電圧の制限値を連続的に任意に設定で
き、且つ演算増幅回路としての応用に制限を与えない電
圧制限機能付き演算増幅回路を提供する。 【構成】 非反転入力端子1と反転入力端子2への入力
信号の差電圧を検出する差動入力部4と、その出力信号
を増幅する増幅部5と、その出力信号を低インピーダン
スに変換し出力信号を取り出す出力部6とからなる演算
増幅回路において、前記増幅部5の出力端と前記出力部
6の入力端との間に、基準電圧入力端子8から基準電圧
VR が印加され、該基準電圧VR と前記増幅部5の出力
電圧とを比較し、いずれかの電圧を選択して出力する電
圧制限部7を設け、該電圧制限部7により選択出力され
た電圧を前記出力部6に入力し、出力端子3より基準電
圧VR に制限された低インピーダンスの出力電圧を出力
する。
き、且つ演算増幅回路としての応用に制限を与えない電
圧制限機能付き演算増幅回路を提供する。 【構成】 非反転入力端子1と反転入力端子2への入力
信号の差電圧を検出する差動入力部4と、その出力信号
を増幅する増幅部5と、その出力信号を低インピーダン
スに変換し出力信号を取り出す出力部6とからなる演算
増幅回路において、前記増幅部5の出力端と前記出力部
6の入力端との間に、基準電圧入力端子8から基準電圧
VR が印加され、該基準電圧VR と前記増幅部5の出力
電圧とを比較し、いずれかの電圧を選択して出力する電
圧制限部7を設け、該電圧制限部7により選択出力され
た電圧を前記出力部6に入力し、出力端子3より基準電
圧VR に制限された低インピーダンスの出力電圧を出力
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出力振幅に制限を与
えることが可能な電圧制限機能を備えた演算増幅回路に
関する。
えることが可能な電圧制限機能を備えた演算増幅回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧制限機能を備えた演算増幅回
路としては、図4に示すような構成のものが知られてい
る。図4において、入力端子101 は入力抵抗Rs を介し
て、演算増幅器102 の反転入力端子に接続され、更に、
この反転入力端子は帰還抵抗Rf を介して、出力端子10
3 に接続されている。そして逆向きに直列接続された2
つのツェナーダイオードDZ1,DZ2を前記帰還抵抗Rf
に並列に接続して、演算増幅回路を構成している(岡村
廸夫著「OPアンプ回路の設計」、1990年9月30日CQ
出版社発行、第300 〜301 頁参照)。
路としては、図4に示すような構成のものが知られてい
る。図4において、入力端子101 は入力抵抗Rs を介し
て、演算増幅器102 の反転入力端子に接続され、更に、
この反転入力端子は帰還抵抗Rf を介して、出力端子10
3 に接続されている。そして逆向きに直列接続された2
つのツェナーダイオードDZ1,DZ2を前記帰還抵抗Rf
に並列に接続して、演算増幅回路を構成している(岡村
廸夫著「OPアンプ回路の設計」、1990年9月30日CQ
出版社発行、第300 〜301 頁参照)。
【0003】このように構成された電圧制限機能付き演
算増幅回路において、2つのツェナーダイオードDZ1,
DZ2がなければ、この回路は入力端子電圧VINに対して
出力電圧VOUT は、次式(1)で表され、通常の反転増
幅器として動作する。 VOUT =−(Rf /Rs )×VIN ・・・・・(1)
算増幅回路において、2つのツェナーダイオードDZ1,
DZ2がなければ、この回路は入力端子電圧VINに対して
出力電圧VOUT は、次式(1)で表され、通常の反転増
幅器として動作する。 VOUT =−(Rf /Rs )×VIN ・・・・・(1)
【0004】これに対して、ツェナーダイオードDZ1及
びDZ2を、仮想接地点である演算増幅器102 の反転入力
端子と出力端子103 との間に挿入されると、出力電圧V
OUTは振幅の制限を受ける。すなわち、2つのツェナー
ダイオードDZ1,DZ2のそれぞれのツェナー電圧を
VZ1,VZ2とし、またそれぞれの順方向電圧をVD1,V
D2とすると、演算増幅器102 の出力電圧VOUT は、上限
が(VZ1+VD2)に、下限が−(VZ2+VD1)に制限さ
れる。したがって、図4に示す演算増幅回路の入力電圧
VINと出力電圧VOUT の関係は、理想状態において、図
5において実線で示すような特性となる。
びDZ2を、仮想接地点である演算増幅器102 の反転入力
端子と出力端子103 との間に挿入されると、出力電圧V
OUTは振幅の制限を受ける。すなわち、2つのツェナー
ダイオードDZ1,DZ2のそれぞれのツェナー電圧を
VZ1,VZ2とし、またそれぞれの順方向電圧をVD1,V
D2とすると、演算増幅器102 の出力電圧VOUT は、上限
が(VZ1+VD2)に、下限が−(VZ2+VD1)に制限さ
れる。したがって、図4に示す演算増幅回路の入力電圧
VINと出力電圧VOUT の関係は、理想状態において、図
5において実線で示すような特性となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電圧
制限機能付き演算増幅回路における制限電圧は、使用す
るツェナーダイオードのツェナー電圧により決定される
が、所望のツェナー電圧をもつツェナーダイオードを半
導体集積回路上に実現させることは極めて困難であり、
したがってモノリシック化に適しないものである。
制限機能付き演算増幅回路における制限電圧は、使用す
るツェナーダイオードのツェナー電圧により決定される
が、所望のツェナー電圧をもつツェナーダイオードを半
導体集積回路上に実現させることは極めて困難であり、
したがってモノリシック化に適しないものである。
【0006】またツェナーダイオードのツェナー電圧を
低く設定すると、ツェナーブレイクダウン特性がソフト
な特性になる。更に、ツェナーダイオードのオン抵抗成
分も関与し、図5の破線で示すようなソフトな電圧制限
特性となり、ハードな電圧制限を要求する回路には適し
ない。またツェナー電圧の温度特性により、安定した制
限電圧値が得られないという問題点がある。
低く設定すると、ツェナーブレイクダウン特性がソフト
な特性になる。更に、ツェナーダイオードのオン抵抗成
分も関与し、図5の破線で示すようなソフトな電圧制限
特性となり、ハードな電圧制限を要求する回路には適し
ない。またツェナー電圧の温度特性により、安定した制
限電圧値が得られないという問題点がある。
【0007】また図4に示した演算増幅器は、帰還抵抗
Rf の両端に発生する電位差が、一方のツェナーダイオ
ードのツェナー電圧と他方のツェナーダイオードの順方
向電圧の和に達したときに、電圧制限が加わるものであ
り、したがって帰還抵抗Rfを用いないような演算増幅
器の応用、例えば、ボルテージフォロア回路での電圧制
限には利用できないという問題点がある。
Rf の両端に発生する電位差が、一方のツェナーダイオ
ードのツェナー電圧と他方のツェナーダイオードの順方
向電圧の和に達したときに、電圧制限が加わるものであ
り、したがって帰還抵抗Rfを用いないような演算増幅
器の応用、例えば、ボルテージフォロア回路での電圧制
限には利用できないという問題点がある。
【0008】本発明は、従来の電圧制限機能付き演算増
幅回路における上記問題点を解消するためになされたも
ので、出力の制限電圧を任意に設定でき、且つ電圧制限
特性がハードな特性で温度に対しても安定な特性であ
り、しかも半導体集積回路として実現し易く、演算増幅
器としての応用に制限を与えない電圧制限機能付き演算
増幅回路を提供することを目的とする。
幅回路における上記問題点を解消するためになされたも
ので、出力の制限電圧を任意に設定でき、且つ電圧制限
特性がハードな特性で温度に対しても安定な特性であ
り、しかも半導体集積回路として実現し易く、演算増幅
器としての応用に制限を与えない電圧制限機能付き演算
増幅回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、図1の概念図に示すように、非
反転入力端子1と反転入力端子2に入力された信号の差
電圧を検出する差動入力部4と、この差動入力部4の出
力信号を更に増幅する増幅部5と、この増幅部5の出力
信号を低インピーダンスに変換し出力信号を取り出すた
めの出力部6とからなる演算増幅回路において、前記増
幅部5の出力端と前記出力部6の入力端との間に、基準
電圧入力端子8から基準電圧VR が印加され、該基準電
圧VR と前記増幅部5の出力電圧とを比較し、いずれか
の電圧を選択して出力する電圧制限部7を設け、該電圧
制限部7により選択出力された電圧を前記出力部6に入
力し、電圧制限機能を付与するように構成するものであ
る。
決するため、本発明は、図1の概念図に示すように、非
反転入力端子1と反転入力端子2に入力された信号の差
電圧を検出する差動入力部4と、この差動入力部4の出
力信号を更に増幅する増幅部5と、この増幅部5の出力
信号を低インピーダンスに変換し出力信号を取り出すた
めの出力部6とからなる演算増幅回路において、前記増
幅部5の出力端と前記出力部6の入力端との間に、基準
電圧入力端子8から基準電圧VR が印加され、該基準電
圧VR と前記増幅部5の出力電圧とを比較し、いずれか
の電圧を選択して出力する電圧制限部7を設け、該電圧
制限部7により選択出力された電圧を前記出力部6に入
力し、電圧制限機能を付与するように構成するものであ
る。
【0010】このように構成した電圧制限機能付き演算
増幅回路においては、電圧制限部7により、基準電圧入
力端子8に印加された基準電圧VR と増幅部5の出力電
圧とが比較され、基準電圧VR 又は増幅部5の出力電圧
のいずれかが選択出力される。したがって基準電圧VR
の設定により、出力部6を通して低インピーダンスで、
且つ制限値が任意に設定された出力電圧が得られる。ま
た出力電圧の制限値に関して、トランジスタやダイオー
ドのオン抵抗が関与しないように構成できるので、ハー
ドな出力電圧の制限特性を得ることが可能となる。また
基本的な半導体プロセス工程で実現可能なデバイスで構
成することができるため、半導体集積回路として容易に
実現可能であり、また演算増幅器の応用として接続され
る外部素子に依存しないで出力電圧制限機能をもたせる
ことができるので、演算増幅回路の応用への制限を与え
ない電圧制限機能付き演算増幅回路を実現することがで
きる。
増幅回路においては、電圧制限部7により、基準電圧入
力端子8に印加された基準電圧VR と増幅部5の出力電
圧とが比較され、基準電圧VR 又は増幅部5の出力電圧
のいずれかが選択出力される。したがって基準電圧VR
の設定により、出力部6を通して低インピーダンスで、
且つ制限値が任意に設定された出力電圧が得られる。ま
た出力電圧の制限値に関して、トランジスタやダイオー
ドのオン抵抗が関与しないように構成できるので、ハー
ドな出力電圧の制限特性を得ることが可能となる。また
基本的な半導体プロセス工程で実現可能なデバイスで構
成することができるため、半導体集積回路として容易に
実現可能であり、また演算増幅器の応用として接続され
る外部素子に依存しないで出力電圧制限機能をもたせる
ことができるので、演算増幅回路の応用への制限を与え
ない電圧制限機能付き演算増幅回路を実現することがで
きる。
【0011】
【実施例】次に実施例について説明する。図2は、本発
明に係る電圧制限機能付き演算増幅回路の第1実施例を
示す回路構成図である。図において、1,2は、PNP
トランジスタQ3,Q4及びNPNトランジスタQ5,
Q6からなる差動入力部の非反転入力端子及び反転入力
端子で、それぞれPNPトランジスタQ4,Q3のベー
スに接続されている。PNPトランジスタQ3,Q4の
エミッタは共通に接続され、一端を正側電源端子11(V
CC)に接続した電流源13の他端に接続されている。差動
入力部の出力端となるPNPトランジスタQ4のコレク
タは、増幅部を構成するNPNトランジスタQ7のベー
スに接続されており、該トランジスタQ7のエミッタは
負側電源端子12(VEE)に接続され、コレクタは一端を
電源端子11(VCC)に接続した電流源14の他端と接続さ
れている。
明に係る電圧制限機能付き演算増幅回路の第1実施例を
示す回路構成図である。図において、1,2は、PNP
トランジスタQ3,Q4及びNPNトランジスタQ5,
Q6からなる差動入力部の非反転入力端子及び反転入力
端子で、それぞれPNPトランジスタQ4,Q3のベー
スに接続されている。PNPトランジスタQ3,Q4の
エミッタは共通に接続され、一端を正側電源端子11(V
CC)に接続した電流源13の他端に接続されている。差動
入力部の出力端となるPNPトランジスタQ4のコレク
タは、増幅部を構成するNPNトランジスタQ7のベー
スに接続されており、該トランジスタQ7のエミッタは
負側電源端子12(VEE)に接続され、コレクタは一端を
電源端子11(VCC)に接続した電流源14の他端と接続さ
れている。
【0012】またトランジスタQ7のコレクタは、PN
PトランジスタQ1,Q2及び電流源15からなる電圧制
限部のトランジスタQ1のベースに接続されており、ト
ランジスタQ2のベースには基準電圧入力端子8が接続
され、基準電圧VR が入力されるようになっている。そ
して、トランジスタQ1,Q2の共通に接続されたエミ
ッタとトランジスタQ7のベースとの間には、容量素子
C1 が接続されており、またトランジスタQ1,Q2の
各エミッタは、出力部を構成するNPNトランジスタQ
8のベースに接続されており、トランジスタQ8のコレ
クタは電源端子11(VCC)に、エミッタは一端を電源端
子12(VEE)に接続した電流源16の他端に接続して、電
圧制限機能付き演算増幅回路を構成している。
PトランジスタQ1,Q2及び電流源15からなる電圧制
限部のトランジスタQ1のベースに接続されており、ト
ランジスタQ2のベースには基準電圧入力端子8が接続
され、基準電圧VR が入力されるようになっている。そ
して、トランジスタQ1,Q2の共通に接続されたエミ
ッタとトランジスタQ7のベースとの間には、容量素子
C1 が接続されており、またトランジスタQ1,Q2の
各エミッタは、出力部を構成するNPNトランジスタQ
8のベースに接続されており、トランジスタQ8のコレ
クタは電源端子11(VCC)に、エミッタは一端を電源端
子12(VEE)に接続した電流源16の他端に接続して、電
圧制限機能付き演算増幅回路を構成している。
【0013】次に、このように構成された第1実施例の
動作について説明する。非反転入力端子1と反転入力端
子2に印加された信号の差電圧は、PNPトランジスタ
Q3,Q4及びNPNトランジスタQ5,Q6からなる
差動入力部においてトランジスタQ4のコレクタに検出
され、その検出された差電圧信号はNPNトランジスタ
Q7からなる増幅部で増幅され、該トランジスタQ7の
コレクタに出力される。そして、PNPトランジスタQ
1,Q2と電流源15からなる電圧制限部において、トラ
ンジスタQ2のベースに印加された基準電圧VR と、ト
ランジスタQ1のベースに印加された前記トランジスタ
Q7のコレクタ出力電圧とが比較され、いずれかの電圧
を選択して出力部を構成するトランジスタQ8のベース
に出力される。
動作について説明する。非反転入力端子1と反転入力端
子2に印加された信号の差電圧は、PNPトランジスタ
Q3,Q4及びNPNトランジスタQ5,Q6からなる
差動入力部においてトランジスタQ4のコレクタに検出
され、その検出された差電圧信号はNPNトランジスタ
Q7からなる増幅部で増幅され、該トランジスタQ7の
コレクタに出力される。そして、PNPトランジスタQ
1,Q2と電流源15からなる電圧制限部において、トラ
ンジスタQ2のベースに印加された基準電圧VR と、ト
ランジスタQ1のベースに印加された前記トランジスタ
Q7のコレクタ出力電圧とが比較され、いずれかの電圧
を選択して出力部を構成するトランジスタQ8のベース
に出力される。
【0014】すなわち、NPNトランジスタQ7のコレ
クタ端子の出力電位をVC7、NPNトランジスタQ8の
ベース端子及びPNPトランジスタQ1,Q2のエミッ
タ端子の電位をVB8とすると、PNPトランジスタQ2
のベースに印加される基準電圧VR とVC7が、VR >V
C7の関係を満たす状態にあるときは、PNPトランジス
タQ2はオフし、PNPトランジスタQ1がオンする。
これにより、VB8はVC7よりトランジスタQ1のエミッ
タ・ベース間電圧VEB1 だけシフトされ、VB8=VC7+
VEB1 となる。更にトランジスタQ8のベース・エミッ
タ間電圧をVBE8 とすると、出力端子3の出力電圧V
OUT は、次式(2)で表される。 VOUT =VB8−VBE8 =VC7+VEB1 −VBE8 ・・・・・(2)
クタ端子の出力電位をVC7、NPNトランジスタQ8の
ベース端子及びPNPトランジスタQ1,Q2のエミッ
タ端子の電位をVB8とすると、PNPトランジスタQ2
のベースに印加される基準電圧VR とVC7が、VR >V
C7の関係を満たす状態にあるときは、PNPトランジス
タQ2はオフし、PNPトランジスタQ1がオンする。
これにより、VB8はVC7よりトランジスタQ1のエミッ
タ・ベース間電圧VEB1 だけシフトされ、VB8=VC7+
VEB1 となる。更にトランジスタQ8のベース・エミッ
タ間電圧をVBE8 とすると、出力端子3の出力電圧V
OUT は、次式(2)で表される。 VOUT =VB8−VBE8 =VC7+VEB1 −VBE8 ・・・・・(2)
【0015】また、VR <VC7の関係を満たす状態にあ
るときは、PNPトランジスタQ1がオフし、PNPト
ランジスタQ2がオンする。これにより、VB8は、トラ
ンジスタQ2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 だけシフ
トされ、VB8=VR +VEB2となる。そして、この時の
出力電圧VOUT は、次式(3)で表される。 VOUT =VB8−VBE8 =VR +VEB2 −VBE8 ・・・・・(3)
るときは、PNPトランジスタQ1がオフし、PNPト
ランジスタQ2がオンする。これにより、VB8は、トラ
ンジスタQ2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 だけシフ
トされ、VB8=VR +VEB2となる。そして、この時の
出力電圧VOUT は、次式(3)で表される。 VOUT =VB8−VBE8 =VR +VEB2 −VBE8 ・・・・・(3)
【0016】ここで、VEB1 ≒VEB2 ≒VBE8 であるの
で、VR >VC7のときは、VOUT ≒VC7となり、VC7を
出力電圧VOUT として出力し、VR <VC7のときは、V
OUT≒VR となり、基準電圧VR に制限された出力電圧
VOUT が出力されることになる。
で、VR >VC7のときは、VOUT ≒VC7となり、VC7を
出力電圧VOUT として出力し、VR <VC7のときは、V
OUT≒VR となり、基準電圧VR に制限された出力電圧
VOUT が出力されることになる。
【0017】このようにして、基準電圧VR を制限電圧
値とした増幅部の出力電圧VC7は、NPNトランジスタ
Q8からなる出力部によりインピーダンス変換を受け、
低い出力インピーダンスとして出力端子3より出力され
る。
値とした増幅部の出力電圧VC7は、NPNトランジスタ
Q8からなる出力部によりインピーダンス変換を受け、
低い出力インピーダンスとして出力端子3より出力され
る。
【0018】したがって、この実施例においては、出力
電圧VOUT の制限値を、基準電圧VR を可変にすること
により、連続的な任意の値に設定することができる。ま
た出力電圧の制限に関して、トランジスタやダイオード
のオン抵抗は関与していないため、ハードな出力電圧の
制限特性を得ることが可能となる。
電圧VOUT の制限値を、基準電圧VR を可変にすること
により、連続的な任意の値に設定することができる。ま
た出力電圧の制限に関して、トランジスタやダイオード
のオン抵抗は関与していないため、ハードな出力電圧の
制限特性を得ることが可能となる。
【0019】また、出力端子3に出力される制限値(=
基準電圧VR )の温度依存性は、PNPトランジスタQ
2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 と、トランジスタQ
8のベース・エミッタ間電圧VBE8 の差(VEB2 −V
BE8 )の温度変動によるものだけであり、微小に抑える
ことができる。また本実施例の各構成部材は、基本的な
半導体プロセス工程で実現可能なデバイスにより構成さ
れているため、半導体集積回路として容易に作成可能で
ある。
基準電圧VR )の温度依存性は、PNPトランジスタQ
2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 と、トランジスタQ
8のベース・エミッタ間電圧VBE8 の差(VEB2 −V
BE8 )の温度変動によるものだけであり、微小に抑える
ことができる。また本実施例の各構成部材は、基本的な
半導体プロセス工程で実現可能なデバイスにより構成さ
れているため、半導体集積回路として容易に作成可能で
ある。
【0020】更に、本実施例における電圧制限部は、演
算増幅器の応用として接続される外部の素子に依存して
いないため、反転増幅器,非反転増幅器,ボルテージフ
ォロアへの応用など、演算増幅回路の一般的な応用に対
しても適用可能である。
算増幅器の応用として接続される外部の素子に依存して
いないため、反転増幅器,非反転増幅器,ボルテージフ
ォロアへの応用など、演算増幅回路の一般的な応用に対
しても適用可能である。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。この実施例は、図2に示した実施例におけ
る電圧制限部を構成するPNPトランジスタQ1,Q2
のエミッタと電流源15との間に、コレクタとベースを短
絡接続したNPNトランジスタQ9を順方向に接続し、
NPNトランジスタQ9のコレクタ及びベースと出力部
を構成するトランジスタQ8のベースとの間に、ベース
とコレクタを短絡接続したPNPトランジスタQ10を順
方向に接続して構成したものである。
て説明する。この実施例は、図2に示した実施例におけ
る電圧制限部を構成するPNPトランジスタQ1,Q2
のエミッタと電流源15との間に、コレクタとベースを短
絡接続したNPNトランジスタQ9を順方向に接続し、
NPNトランジスタQ9のコレクタ及びベースと出力部
を構成するトランジスタQ8のベースとの間に、ベース
とコレクタを短絡接続したPNPトランジスタQ10を順
方向に接続して構成したものである。
【0022】この実施例においても、図2に示した第1
実施例と同様に、出力端子3の出力電圧VOUT に基準電
圧VR の制限を与えることは、説明するまでもなく明ら
かである。但し、この実施例における出力端子3に出力
される制限値(=基準電圧VR )の温度依存性は、NP
NトランジスタQ9のベース・エミッタ間電圧V
BE9と、PNPトランジスタQ10のエミッタ・ベース間
電圧VEB10の温度変動が、それぞれNPNトランジスタ
Q8のベース・エミッタ間電圧VBE8 とPNPトランジ
スタQ2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 の温度変動分
をキャンセルするように働くため、殆ど零にすることが
できる。
実施例と同様に、出力端子3の出力電圧VOUT に基準電
圧VR の制限を与えることは、説明するまでもなく明ら
かである。但し、この実施例における出力端子3に出力
される制限値(=基準電圧VR )の温度依存性は、NP
NトランジスタQ9のベース・エミッタ間電圧V
BE9と、PNPトランジスタQ10のエミッタ・ベース間
電圧VEB10の温度変動が、それぞれNPNトランジスタ
Q8のベース・エミッタ間電圧VBE8 とPNPトランジ
スタQ2のエミッタ・ベース間電圧VEB2 の温度変動分
をキャンセルするように働くため、殆ど零にすることが
できる。
【0023】上記各実施例においては、出力電圧は高電
位側で制限を受けるようにしたものを示したが、図2及
び図3に示した実施例における各トランジスタの極性及
び電源端子の正負を逆にすれば、低電位側での電圧制限
機能を有する演算増幅回路が得られることは言うまでも
ない。
位側で制限を受けるようにしたものを示したが、図2及
び図3に示した実施例における各トランジスタの極性及
び電源端子の正負を逆にすれば、低電位側での電圧制限
機能を有する演算増幅回路が得られることは言うまでも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明したよう
に、本発明によれば、出力電圧の制限値を連続的に任意
に設定でき、且つ演算増幅回路の応用への制約を与えな
い出力電圧制限機能付きの演算増幅回路を提供すること
ができる。また、増幅部と出力部との間に、基準電圧が
印加され、該基準電圧と増幅部の出力電圧とを比較し、
いずれかを選択して出力する電圧制限部を設けているの
で、電圧制限の範囲が広く、したがって低い電圧での制
限において有利であり、また周波数帯域を高くすること
ができ、動作速度を大にすることができる等の利点があ
る。
に、本発明によれば、出力電圧の制限値を連続的に任意
に設定でき、且つ演算増幅回路の応用への制約を与えな
い出力電圧制限機能付きの演算増幅回路を提供すること
ができる。また、増幅部と出力部との間に、基準電圧が
印加され、該基準電圧と増幅部の出力電圧とを比較し、
いずれかを選択して出力する電圧制限部を設けているの
で、電圧制限の範囲が広く、したがって低い電圧での制
限において有利であり、また周波数帯域を高くすること
ができ、動作速度を大にすることができる等の利点があ
る。
【図1】本発明に係る電圧制限機能付き演算増幅回路を
説明するための概念図である。
説明するための概念図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路構成図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路構成図である。
【図4】従来の電圧制限機能付き演算増幅回路を示す回
路構成図である。
路構成図である。
【図5】図4に示した従来例における入力電圧に対する
出力電圧の特性を示す図である。
出力電圧の特性を示す図である。
1 非反転入力端子 2 反転入力端子 3 出力端子 4 差動入力部 5 増幅部 6 出力部 7 電圧制限部 8 基準電圧入力端子 11 正側電源端子 12 負側電源端子 13,14,15,16 電流源
Claims (1)
- 【請求項1】 非反転入力端子と反転入力端子に入力さ
れた信号の差電圧を検出する差動入力部と、該差動入力
部の出力信号を増幅する増幅部と、該増幅部の出力信号
をインピーダンス変換する出力部とからなる演算増幅回
路において、前記増幅部の出力端と前記出力部の入力端
との間に、基準電圧が印加され、該基準電圧と前記増幅
部の出力電圧とを比較し、いずれかの電圧を選択して出
力する電圧制限部を設け、該電圧制限部により選択出力
された電圧を前記出力部に入力し、電圧制限機能を付与
するようにしたことを特徴とする電圧制限機能付き演算
増幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106039A JPH06303055A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電圧制限機能付き演算増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106039A JPH06303055A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電圧制限機能付き演算増幅回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06303055A true JPH06303055A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14423503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5106039A Pending JPH06303055A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電圧制限機能付き演算増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06303055A (ja) |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5106039A patent/JPH06303055A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5081378A (en) | Logarithmic amplifier | |
| JPH0770935B2 (ja) | 差動電流増幅回路 | |
| EP1110322B1 (en) | Electronic circuit | |
| JPH06303055A (ja) | 電圧制限機能付き演算増幅回路 | |
| JPS60254905A (ja) | バイポーラ増幅器回路 | |
| JPH0321927B2 (ja) | ||
| JPH06303054A (ja) | 電圧制限機能付き演算増幅回路 | |
| JPH0794971A (ja) | 差動増幅器 | |
| JPH03112214A (ja) | 電圧比較回路 | |
| JP2711411B2 (ja) | 演算増幅回路 | |
| JP2902277B2 (ja) | エミッタホロワ出力電流制限回路 | |
| JPH07274039A (ja) | 画像信号補正器及び信号変換器 | |
| JP2853485B2 (ja) | 電圧電流変換回路 | |
| JP2623954B2 (ja) | 利得可変増幅器 | |
| JP2776019B2 (ja) | 定電圧回路 | |
| JP3406468B2 (ja) | 定電圧発生回路 | |
| JP2809157B2 (ja) | 電圧−電流変換回路 | |
| JP3290264B2 (ja) | ガンマ補正回路 | |
| JPS604613B2 (ja) | 差動増幅器 | |
| JPH09260956A (ja) | 掛算処理回路 | |
| JP2000114892A (ja) | 増幅回路 | |
| JPH0332924B2 (ja) | ||
| JPH04109715A (ja) | ディジタル入力回路 | |
| JPH09162666A (ja) | リミッタ回路 | |
| JPH04175007A (ja) | コンパレータ回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020924 |