JPH0630322B2 - コンデンサアレイ - Google Patents

コンデンサアレイ

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JPH0630322B2
JPH0630322B2 JP63011577A JP1157788A JPH0630322B2 JP H0630322 B2 JPH0630322 B2 JP H0630322B2 JP 63011577 A JP63011577 A JP 63011577A JP 1157788 A JP1157788 A JP 1157788A JP H0630322 B2 JPH0630322 B2 JP H0630322B2
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capacitor
dielectric substrate
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capacitor electrodes
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克己 西山
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1つの誘電体基板に複数のコンデンサを構成
してなるコンデンサアレイに関し、特に隣接するコンデ
ンサ電極の間隔を浮遊容量を増大させることなく狭める
ことにより、部品の小型化,コスト低減を実現できるよ
うにしたコンデンサアレイの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、コンデンサは、抵抗やコイル等と組み合わせ
て、電子回路のなかで基本的な機能を果たす部品として
多用されている。このようなコンデンサの一例として、
従来、第4図に示すコンデンサアレイがある。このコン
デンサアレイ1は、セラミックス製誘電体基板2の上面
に所定間隔をあけて3個の第1コンデンサ電極3を形成
し、上記誘電体基板2の下面の略全面に上記第1コンデ
ンサ電極3と該基板2を挟んで対向する共通電極として
の第2コンデンサ電極4を形成するとともに、上記それ
ぞれの第1,第2コンデンサ電極3,4にリード端子5
を半田付け接続して構成されている。これにより1つの
部品素子内に3個のコンデンサが構成されている。
また、上記コンデンサアレイ1は、誘電体基板2上に複
数のコンデンサ電極3を並列させることから、できるだ
け該電極3間の距離lを接近させることにより誘電体基
板2の面積を小さくして、部品の小型化の要請に応える
ようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のコンデンサアレイ1において
は、一般的に静電容量を大きくするために、上記誘電体
基板2に高い誘電率のBaTiO系セラミックスを採
用している。そのため上記隣合うコンデンサ電極3,3
間が高誘電率の物質で充填された構造となることから、
上記コンデンサ電極3間の距離lが近づくほど該電極3
間の浮遊容量Cが増大し、その結果コンデンサ同士を交
流的に分離できなくなるという問題点がある。即ち、上
記コンデンサアレイ1の理想の等価回路(第5図(a)参
照)に対して、実際の等価回路(第5図(b)参照)には
余分の浮遊容量Cが存在していることになり、特性に悪
影響を与える場合がある。従って、上記コンデンサ同士
の分離をはかるために上記浮遊容量Cの発生を抑えられ
る距離lを確保する必要があることから、それだけ上記
誘電体基板2の面積が大きくなり、結局、部品の小型化
の要請に十分応えられていない。また、上記誘電体基板
は面積が増大した分割れやすくなるとともに、部品コス
トが上昇するという問題点もある。
本発明の目的は、上記浮遊容量を増大させることなくコ
ンデンサ電極を近接して配置でき、ひいては部品の小型
化を実現できるとともに、部品コストを低減できるコン
デンサアレイを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、セラミスク製誘電体基板の表面に所定
の間隔をあけて複数の第1コンデンサ電極が、裏面に上
記第1コンデンサ電極と上記基板を挟んで対向する第2
コンデンサ電極がそれぞれ形成されたコンデンサアレイ
において、上記誘電体基板の上記隣合う第1コンデンサ
電極の間の部分に、還元性雰囲気中でレーザー照射する
ことにより、誘電体基板を溶融させてなる空隙部と、誘
電体基板中の導電性金属を溶融析出させてなり、上記空
隙部を充填する導電体とを同時に形成し、該導電体が上
記第2コンデンサ電極に接続されていることを特徴とし
ている。ここで上記レーザー照射によって、例えば基板
のBaTiOが金属Ba,Tiになり、これが導電体
となるものである。
〔作用〕
本発明に係るコンデンサアレイによれば、隣合う第1コ
ンデンサ電極間の誘電体基板に形成された空隙部内に、
導電体を第2コンデンサ電極に接続されるよう形成した
ので、上記隣合う第1コンデンサ電極間に、容量結合を
遮断するシールドが形成されることになり、その結果上
記コンデンサ電極同士を近接させても浮遊容量の増大を
回避でき、コンデンサ同士の分離ができる。従って、従
来のものよりコンデンサ電極間の距離を狭めることがで
きる分、誘電体基板の面積を小さくでき、ひいては部品
の小型化を実現できるとともに、割れの発生を回避で
き、しかも部品コストを低減できる。
また、誘電体基板の第1コンデンサ電極間部分に、還元
性雰囲気中でレーザーを照射し、誘電体基板を溶融させ
るとともに、誘電体基板中の導体金属を析出させるよう
にしたので、誘電体基板の第1コンデンサ電極間部分
に、空隙部と導電体とからなる容量結合遮断シールドを
容易確実に形成できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるコンデンサアレイを説
明するための図であり、図中、第4図と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
本実施例のコンデンサアレイ1は、例えばBaTiO
系セラミックスを主成分とする誘電体基板2の上面,下
面に、それぞれAg厚膜ペースト等をスクリーン印刷し
て複数の第1コンデンサ電極3,共通電極としての第2
コンデンサ電極4を形成するとともに、これらの第1,
第2コンデンサ電極3,4にリード端子(図示せず)を
半田付け接続して構成されており、基本的構造は従来と
同様である。なお、必要により、前記誘電体基板2の外
表面を絶縁性樹脂により被覆してもよい。
そして、本実施例の上記隣合う第1コンデンサ電極3の
間には空隙部6が形成されている。この空隙部6は、上
記誘電体基板2に、幅方向に延びる第1コンデンサ電極
3の縁部3aに沿って等間隔ごとに形成されたミシン目
状の孔部7により構成されており、該孔部7は上記基板
2を貫通して形成されている。また、上記孔部7内に
は、導電体としての電極12が形成されており、該電極
12は上記第2コンデンサ電極4に接続されている。上
記孔部7は還元性雰囲気中でレーザーを照射することに
よって誘電体基板2を溶融させてなるものであり、また
上記電極12は上記レーザーの照射によってBa,Ti
を析出させてなるものである。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例のコンデンサアレイ1によれば、隣接する第1
コンデンサ電極3間の誘電体基板2に、複数の孔部7に
より空隙部6を構成し、該空隙部6内に第2コンデンサ
電極4に接続された電極12を形成したので、上記各孔
部7内の電極12によって、上記隣合うコンデンサ電極
3同士の容量結合がシールドされることとなり、その結
果浮遊容量を減少できるから、上記コンデンサ電極3同
士を近接させても浮遊容量の増大を抑制でき、コンデン
サ同士を分離してチャンネルセパレーションを良好にで
きる。従って、従来のものよりコンデンサ電極間の距離
を狭めることができる分、誘電体基板2の面積を小さく
できるから、ひいては部品の小型化の要請に応じられる
とともに、部品コストを低減できる。しかもこの場合、
上記第1,第2コンデンサ電極3,4間では、高誘電率
の誘電体基板2により大きな静電容量が確保されてお
り、コンデンサ機能を損なうことはない。
第2図は上記実施例の変形例を示し、これは上記誘電体
基板2の第2コンデンサ電極4側に、還元性雰囲気での
レーザー照射によって、幅方向に延びる溝部8を形成し
て上記空隙部6を構成するとともに、該空隙部6内に第
2コンデンサ電極4に接続されるよう電極13を形成し
た例である。この場合においても、隣合うコンデンサ電
極3間をシールドできるので、上記実施例と同様の効果
が得られるとともに、上記孔部7に比べ折れ損に対する
強度を向上できる効果がある。
また、第3図は上記実施例の他の変形例を示し、これ
は、例えばN,N等の還元性雰囲気中において、レ
ーザー10を照射することにより、誘電体基板2に幅方
向に延びる切り欠き部9を溶融形成すると同時に金属B
a,Tiの導電体11を析出させたものである。
この例においても、上記第1コンデンサ電極3間にシー
ルドが設けられ、これにより、浮遊容量の増大を防止で
き、上記実施例と同様の効果が得られる。この場合、上
記レーザー10による照射は、誘電体基板2上に第1コ
ンデンサ電極3を形成した後、また該電極3を形成する
前のどちらでもよい。
また、上記照射する際に、導電体11が析出しやすいよ
うに、誘電体基板2に、あらかじめ添加物を塗布しても
よい。さらに、上記切り欠き部9にかえて、ミシン目状
の孔部としてもよい。さらにまた、上記レーザー10は
上記誘電体基板2の裏面側から照射してもよく、この場
合は上記基板2の途中までの深さにすることにより溝部
を形成できる。
なお、上記実施例では、BaTiOからなる誘電体基
板を例にとって説明したが、本発明は勿論、SrTiO
を主成分とするもの等他のセラミックス製基板にも採
用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るコンデンサアレイによれば、
隣合う第1コンデンサ電極間に形成された空隙部内に、
第2コンデンサ電極に接続された導電体を形成したの
で、該導電体のシールド効果により、隣接するコンデン
サ電極間の浮遊容量の増大を防止できるから該電極間を
狭めることができ、ひいては部品の小型化を実現できる
とともに、部品コストを低減できる効果がある。また上
記空隙部,導電体をレーザー照射によって同時に形成し
たので、この空隙部,導電体の形成が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるコンデンサアレイを説
明するための図であり、第1図(a)はその平面図、第1
図(b)はその断面図、第2図は上記実施例の変形例を示
す断面図、第3図(a),(b)はそれぞれ上記実施例の他の
変形例を示す断面図、第4図(a),(b)はそれぞれ従来の
コンデンサアレイを示す平面図,正面図、第5図(a),
(b)はそれぞれ上記コンデンサアレイの等価回路図であ
る。 図において、1はコンデンサアレイ、2は誘電体基板、
3は第1コンデンサ電極、4は第2コンデンサ電極、6
は空隙部、7は孔部、8は溝部、9は切り欠き部、11
は導電体、12,13は電極(導電体)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミクス製誘電体基板の一主面に所定の
    間隔をあけて複数の第1コンデンサ電極を形成し、他主
    面に上記第1コンデンサ電極と上記基板を挟んで対向す
    る第2コンデンサ電極を形成してなるコンデンサアレイ
    において、上記誘電体基板の上記隣合う第1コンデンサ
    電極の間の部分に、還元性雰囲気中でレーザー照射する
    ことにより、誘電体基板を溶融させてなる空隙部と、誘
    電体基板中の導電性金属を溶融析出させてなり、上記空
    隙部を充填する導電体とを同時に形成し、該導電体が上
    記第2コンデンサ電極に接続されていることを特徴とす
    るコンデンサアレイ。
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