JPH06303462A - 画質補正装置 - Google Patents
画質補正装置Info
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- JPH06303462A JPH06303462A JP5113933A JP11393393A JPH06303462A JP H06303462 A JPH06303462 A JP H06303462A JP 5113933 A JP5113933 A JP 5113933A JP 11393393 A JP11393393 A JP 11393393A JP H06303462 A JPH06303462 A JP H06303462A
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- 230000001934 delay Effects 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンダーシュート,オーバーシュートがつか
ない自然な画像が得られる高域周波数特性改善のための
画質補正装置を提供する。 【構成】 遅延装置10は輝度信号を遅延する。1次微
分演算装置20は遅延装置10の出力より1次微分信号
を得、2次微分演算装置30は遅延装置10の出力より
2次微分信号を得る。画素補間演算装置40は遅延装置
10の出力より補正対象画素データと隣接する左右の画
素データとの間の左右の補間画素データを生成し、1次
微分信号及び2次微分信号より左右の補間画素データの
いずれかを選択して出力することにより、補正対象画素
データを右または左に寄せる。これにより、輝度信号を
傾斜を立たせることができ、画質が補正される。
ない自然な画像が得られる高域周波数特性改善のための
画質補正装置を提供する。 【構成】 遅延装置10は輝度信号を遅延する。1次微
分演算装置20は遅延装置10の出力より1次微分信号
を得、2次微分演算装置30は遅延装置10の出力より
2次微分信号を得る。画素補間演算装置40は遅延装置
10の出力より補正対象画素データと隣接する左右の画
素データとの間の左右の補間画素データを生成し、1次
微分信号及び2次微分信号より左右の補間画素データの
いずれかを選択して出力することにより、補正対象画素
データを右または左に寄せる。これにより、輝度信号を
傾斜を立たせることができ、画質が補正される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン画像にお
ける映像信号の水平方向への高域周波数特性改善のため
に用いられる画質補正装置に関する。
ける映像信号の水平方向への高域周波数特性改善のため
に用いられる画質補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン画像における映像信号、例
えば輝度信号の水平方向への高域周波数特性を改善する
ための従来の画質補正装置としては、アナログ信号処理
やデジタル信号処理による水平のエンハンサが用いられ
ている。図11は従来の画質補正装置の一例、即ちエン
ハンサの一例の構成を示すブロック図である。このエン
ハンサは、図11に示すように、遅延回路1及び2,加
算器3及び6,減算器4,乗算器5,リミッタ回路7よ
り構成されている。図11において、入力された図12
(a)に示す輝度信号は遅延回路1及び加算器3に入力
される。遅延回路1に入力された輝度信号は所定量遅延
され、その出力は減算器4,遅延回路2,加算器6に入
力される。遅延回路2は遅延回路1の出力を所定量遅延
し、加算器3に入力する。この加算器3は入力された図
12(a)に示す輝度信号と遅延回路2の出力とを加算
し1/2倍して、減算器4に入力する。
えば輝度信号の水平方向への高域周波数特性を改善する
ための従来の画質補正装置としては、アナログ信号処理
やデジタル信号処理による水平のエンハンサが用いられ
ている。図11は従来の画質補正装置の一例、即ちエン
ハンサの一例の構成を示すブロック図である。このエン
ハンサは、図11に示すように、遅延回路1及び2,加
算器3及び6,減算器4,乗算器5,リミッタ回路7よ
り構成されている。図11において、入力された図12
(a)に示す輝度信号は遅延回路1及び加算器3に入力
される。遅延回路1に入力された輝度信号は所定量遅延
され、その出力は減算器4,遅延回路2,加算器6に入
力される。遅延回路2は遅延回路1の出力を所定量遅延
し、加算器3に入力する。この加算器3は入力された図
12(a)に示す輝度信号と遅延回路2の出力とを加算
し1/2倍して、減算器4に入力する。
【0003】そして、減算器4は遅延回路1の出力より
加算器3の出力を減算し1/2倍することにより、所要
のエンハンス周波数領域が分離された図12(b)に示
す信号が得られる。なお、遅延回路1及び2,加算器
3,減算器4はバンドパスフィルタとして動作してい
る。減算器4より出力された図12(b)に示す信号は
乗算器5に入力される。乗算器5は設定されたゲインを
入力された減算器4の出力に乗じ、加算器6に入力す
る。加算器6は遅延回路1の出力と乗算器5の出力とを
加算し、図12(c)に示すような輝度信号が得られ
る。加算器6より出力された図12(c)に示す輝度信
号はリミッタ回路7により設定されたビット数(例えば
8ビット)以上のビットが制限されて出力される。これ
により、図12(a)に示す輝度信号のエッジ部にアン
ダーシュート,オーバーシュートがつき、高域成分の補
強される。
加算器3の出力を減算し1/2倍することにより、所要
のエンハンス周波数領域が分離された図12(b)に示
す信号が得られる。なお、遅延回路1及び2,加算器
3,減算器4はバンドパスフィルタとして動作してい
る。減算器4より出力された図12(b)に示す信号は
乗算器5に入力される。乗算器5は設定されたゲインを
入力された減算器4の出力に乗じ、加算器6に入力す
る。加算器6は遅延回路1の出力と乗算器5の出力とを
加算し、図12(c)に示すような輝度信号が得られ
る。加算器6より出力された図12(c)に示す輝度信
号はリミッタ回路7により設定されたビット数(例えば
8ビット)以上のビットが制限されて出力される。これ
により、図12(a)に示す輝度信号のエッジ部にアン
ダーシュート,オーバーシュートがつき、高域成分の補
強される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画質補正装置は
上述のようにエンハンス法を用いて映像信号の高域成分
の補強を行っているが、図12(c)より明らかなよう
に、原理的に信号のエッジ部にアンダーシュート,オー
バーシュートがつき、不自然な画像となることが多いと
いう問題点があった。それゆえ、アンダーシュート,オ
ーバーシュートがつかない映像信号の高域成分の補強手
段が望まれていた。本発明はこのような問題点に鑑みな
されたものであり、アンダーシュート,オーバーシュー
トがつかない自然な画像が得られる高域周波数特性改善
のための画質補正装置を提供することを目的とする。
上述のようにエンハンス法を用いて映像信号の高域成分
の補強を行っているが、図12(c)より明らかなよう
に、原理的に信号のエッジ部にアンダーシュート,オー
バーシュートがつき、不自然な画像となることが多いと
いう問題点があった。それゆえ、アンダーシュート,オ
ーバーシュートがつかない映像信号の高域成分の補強手
段が望まれていた。本発明はこのような問題点に鑑みな
されたものであり、アンダーシュート,オーバーシュー
トがつかない自然な画像が得られる高域周波数特性改善
のための画質補正装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、テレビジョン信号の高域
周波数特性を改善するための画質補正装置であって、入
力されたテレビジョン信号を遅延する遅延装置と、前記
遅延装置より出力されたテレビジョン信号より1次微分
信号を得る1次微分演算装置と、前記遅延装置より出力
されたテレビジョン信号より2次微分信号を得る2次微
分演算装置と、前記遅延装置より出力されたテレビジョ
ン信号より補正対象画素データの左右の補間画素データ
を生成すると共に、前記1次微分信号及び2次微分信号
より前記左右の補間画素データのいずれかを選択して出
力する画素補間演算装置とを備えて構成されることを特
徴とする画質補正装置を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、テレビジョン信号の高域
周波数特性を改善するための画質補正装置であって、入
力されたテレビジョン信号を遅延する遅延装置と、前記
遅延装置より出力されたテレビジョン信号より1次微分
信号を得る1次微分演算装置と、前記遅延装置より出力
されたテレビジョン信号より2次微分信号を得る2次微
分演算装置と、前記遅延装置より出力されたテレビジョ
ン信号より補正対象画素データの左右の補間画素データ
を生成すると共に、前記1次微分信号及び2次微分信号
より前記左右の補間画素データのいずれかを選択して出
力する画素補間演算装置とを備えて構成されることを特
徴とする画質補正装置を提供するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の画質補正装置について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の画質補正装置
の一実施例を示すブロック図、図2は図1中の遅延装置
10及び1次微分演算装置20の具体的構成を示すブロ
ック図、図3は図1中の2次微分演算装置30の具体的
構成を示すブロック図、図4は画素補間演算装置40の
具体的構成を示すブロック図、図5は1次微分演算装置
20及び2次微分演算装置30内のコアリング回路2
2,33の特性を示す図、図6は1次微分演算装置20
及び2次微分演算装置30内のリミッタ回路23,34
の特性を示す図、図7は2次微分演算装置30内のロー
パスフィルタ32の特性とその効果を示す図、図8は画
素補間演算装置40内のリミッタ回路42の特性を示す
図、図9は本発明の画質補正装置を説明するための波形
図、図10は本発明の画質補正装置の原理を説明するた
めの図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明の画質補正装置
の一実施例を示すブロック図、図2は図1中の遅延装置
10及び1次微分演算装置20の具体的構成を示すブロ
ック図、図3は図1中の2次微分演算装置30の具体的
構成を示すブロック図、図4は画素補間演算装置40の
具体的構成を示すブロック図、図5は1次微分演算装置
20及び2次微分演算装置30内のコアリング回路2
2,33の特性を示す図、図6は1次微分演算装置20
及び2次微分演算装置30内のリミッタ回路23,34
の特性を示す図、図7は2次微分演算装置30内のロー
パスフィルタ32の特性とその効果を示す図、図8は画
素補間演算装置40内のリミッタ回路42の特性を示す
図、図9は本発明の画質補正装置を説明するための波形
図、図10は本発明の画質補正装置の原理を説明するた
めの図である。
【0007】まず、図10を用いて本発明の画質補正装
置の原理について説明する。なお、図10において、丸
印をデータポイントとする。一例として、図10(a)
に示す入力信号(輝度信号)を想定する。図10(b)
は図10(a)に示す入力信号を1次微分した信号であ
り、傾斜の上り,下りでそれぞれ正,負の値が生じる。
図10(c)は図10(a)に示す入力信号を2次微分
した信号であり、図10(b)に示す1次微分信号の傾
斜の上り,下りでそれぞれ負,正の値が生じる。なお、
ここで、1次微分信号及び2次微分信号の符号は、減算
する方向により符号が変わるが、ここでは2次微分の方
向は1次微分の方向とは異なっているので、2次微分信
号は1次微分信号を微分した信号を反転したような波形
となされている。この結果を領域ごとにまとめたものが
図10(d)である。従来のエンハンス法によらず高域
周波数特性を改善するためには、図10(a)に示す入
力信号の傾斜を立たせればよい。そこで、1次微分の符
号が+、2次微分の符号が−の所は左から右にデータを
寄せ、また1次微分の符号が+、2次微分の符号が+の
所は右から左にデータを寄せ、同様に1次微分の符号が
−、2次微分の符号が+の所は左から右にデータを寄
せ、また1次微分の符号が−、2次微分の符号が−の所
は右から左にデータを寄せるようにする。
置の原理について説明する。なお、図10において、丸
印をデータポイントとする。一例として、図10(a)
に示す入力信号(輝度信号)を想定する。図10(b)
は図10(a)に示す入力信号を1次微分した信号であ
り、傾斜の上り,下りでそれぞれ正,負の値が生じる。
図10(c)は図10(a)に示す入力信号を2次微分
した信号であり、図10(b)に示す1次微分信号の傾
斜の上り,下りでそれぞれ負,正の値が生じる。なお、
ここで、1次微分信号及び2次微分信号の符号は、減算
する方向により符号が変わるが、ここでは2次微分の方
向は1次微分の方向とは異なっているので、2次微分信
号は1次微分信号を微分した信号を反転したような波形
となされている。この結果を領域ごとにまとめたものが
図10(d)である。従来のエンハンス法によらず高域
周波数特性を改善するためには、図10(a)に示す入
力信号の傾斜を立たせればよい。そこで、1次微分の符
号が+、2次微分の符号が−の所は左から右にデータを
寄せ、また1次微分の符号が+、2次微分の符号が+の
所は右から左にデータを寄せ、同様に1次微分の符号が
−、2次微分の符号が+の所は左から右にデータを寄
せ、また1次微分の符号が−、2次微分の符号が−の所
は右から左にデータを寄せるようにする。
【0008】即ち、1次微分の符号及び2次微分の符号
を判定する手段として、例えばEXOR(エクスクルー
シブオア)回路を用い、それらの排他的論理和をとれ
ば、図10(f)に示すように、1の所は補正対象画素
の左からデータを補間し、0の所は補正対象画素の右か
らデータを補間するという制御信号が得られる。この制
御信号によりデータを補間すると、図10(e)に示す
ような信号が得られ、傾斜が立って高域周波数特性が改
善されることとなる。また、図10(b)に示す1次微
分の値が0の所は平坦な部分であるのでそのままでよ
い。従って、1次微分の0値検出の部分はデータを補正
せずそのまま出力する制御信号として用いればよい。な
お、全ての部分で補正を行っても画質に大きな影響はな
いので、0値検出とその制御はなくても本発明の主要な
効果は得られる。
を判定する手段として、例えばEXOR(エクスクルー
シブオア)回路を用い、それらの排他的論理和をとれ
ば、図10(f)に示すように、1の所は補正対象画素
の左からデータを補間し、0の所は補正対象画素の右か
らデータを補間するという制御信号が得られる。この制
御信号によりデータを補間すると、図10(e)に示す
ような信号が得られ、傾斜が立って高域周波数特性が改
善されることとなる。また、図10(b)に示す1次微
分の値が0の所は平坦な部分であるのでそのままでよ
い。従って、1次微分の0値検出の部分はデータを補正
せずそのまま出力する制御信号として用いればよい。な
お、全ての部分で補正を行っても画質に大きな影響はな
いので、0値検出とその制御はなくても本発明の主要な
効果は得られる。
【0009】次に、以上のような原理に基づく本発明の
画質補正装置の構成及び動作について説明する。本発明
の画質補正装置は、図1に示すように、遅延装置10,
1次微分演算装置20,2次微分演算装置30,画素補
間演算装置40より概略構成されている。遅延装置10
は、後に図2を参照して説明するように、4つの遅延回
路11〜14より構成され、1次微分演算装置20は1
次微分回路21,コアリング回路22,リミッタ回路2
3,OR回路24より構成され、2次微分演算装置30
は2次微分回路31,ローパスフィルタ(LPF)3
2,コアリング回路33,リミッタ回路34より構成さ
れ、画素補間演算装置40は補間フィルタ41,リミッ
タ回路42,遅延回路43,判定回路44,スイッチ4
5及び46より構成されている。なお、図1において
は、遅延装置10から1次微分演算装置20,2次微分
演算装置30,画素補間演算装置40への信号線を簡略
化して1本で描いている。また、以下説明する本実施例
では、入力信号を輝度信号とし、例えば図9(a)に示
す波形とする。
画質補正装置の構成及び動作について説明する。本発明
の画質補正装置は、図1に示すように、遅延装置10,
1次微分演算装置20,2次微分演算装置30,画素補
間演算装置40より概略構成されている。遅延装置10
は、後に図2を参照して説明するように、4つの遅延回
路11〜14より構成され、1次微分演算装置20は1
次微分回路21,コアリング回路22,リミッタ回路2
3,OR回路24より構成され、2次微分演算装置30
は2次微分回路31,ローパスフィルタ(LPF)3
2,コアリング回路33,リミッタ回路34より構成さ
れ、画素補間演算装置40は補間フィルタ41,リミッ
タ回路42,遅延回路43,判定回路44,スイッチ4
5及び46より構成されている。なお、図1において
は、遅延装置10から1次微分演算装置20,2次微分
演算装置30,画素補間演算装置40への信号線を簡略
化して1本で描いている。また、以下説明する本実施例
では、入力信号を輝度信号とし、例えば図9(a)に示
す波形とする。
【0010】図2に示すように、遅延装置10は遅延時
間Pなる4つの遅延回路11〜14より構成されてお
り、遅延回路11は入力された8ビットの画素データD
(−2)を遅延してD(−1)を出力し、遅延回路12
はD(−1)を遅延してD(0)を出力し、遅延回路1
3はD(0)を遅延してD(1)を出力し、遅延回路1
4はD(1)を遅延してD(2)を出力する。これらの
遅延回路11〜14は例えばサブキャリアの4倍のサン
プリングであれば、1画素分の遅延で約70nsとす
る。今、演算の中心画素をD(0)とすると、1次微分
は{D(−1)−D(1)}によって得られる。そこ
で、遅延装置10内の遅延回路11及び遅延回路13よ
り出力されたD(−1)及びD(1)は1次微分演算装
置20内の1次微分回路(減算回路)21に入力され、
1次微分回路21はD(−1)よりD(1)を減じて1
次微分信号(図10(b)に相当)を出力する。
間Pなる4つの遅延回路11〜14より構成されてお
り、遅延回路11は入力された8ビットの画素データD
(−2)を遅延してD(−1)を出力し、遅延回路12
はD(−1)を遅延してD(0)を出力し、遅延回路1
3はD(0)を遅延してD(1)を出力し、遅延回路1
4はD(1)を遅延してD(2)を出力する。これらの
遅延回路11〜14は例えばサブキャリアの4倍のサン
プリングであれば、1画素分の遅延で約70nsとす
る。今、演算の中心画素をD(0)とすると、1次微分
は{D(−1)−D(1)}によって得られる。そこ
で、遅延装置10内の遅延回路11及び遅延回路13よ
り出力されたD(−1)及びD(1)は1次微分演算装
置20内の1次微分回路(減算回路)21に入力され、
1次微分回路21はD(−1)よりD(1)を減じて1
次微分信号(図10(b)に相当)を出力する。
【0011】この1次微分値(8ビット)は検出感度の
調整及びノイズの影響を避けるためコアリング回路22
に入力され、図5にその特性を示すように、入力が±a
の範囲では出力が0となるようにコアリングされて出力
される。なお、ここでは一例としてコアリング回路22
の特性を直線としているが、曲線でもよく、また、その
曲線形状とaを任意に設定できればさらによい。±a以
下の微小レベル信号が除かれたコアリング回路22の出
力(9ビット)はリミッタ回路23に入力される。な
お、コアリング回路22の入力が8ビットであるのに対
し、その出力が9ビットとなるのは、8ビットにキャリ
ーあるいはボローが加わって演算として9ビットとなる
ためである。
調整及びノイズの影響を避けるためコアリング回路22
に入力され、図5にその特性を示すように、入力が±a
の範囲では出力が0となるようにコアリングされて出力
される。なお、ここでは一例としてコアリング回路22
の特性を直線としているが、曲線でもよく、また、その
曲線形状とaを任意に設定できればさらによい。±a以
下の微小レベル信号が除かれたコアリング回路22の出
力(9ビット)はリミッタ回路23に入力される。な
お、コアリング回路22の入力が8ビットであるのに対
し、その出力が9ビットとなるのは、8ビットにキャリ
ーあるいはボローが加わって演算として9ビットとなる
ためである。
【0012】リミッタ回路23の特性は図6に示す如く
であり、一例として9ビットの入力を4ビットに制限す
るものである。ここでは、コアリング回路22とリミッ
タ回路23を別のブロックで構成しているが、コアリン
グとリミッタの双方の特性を合わせて持つものでもよ
い。リミッタ回路23より出力された4ビットの内、最
上位ビット(MSB)の1ビットを極性検出信号(図1
0(d)の1次微分符号に相当)とし、また、リミッタ
回路23の出力4ビット全てをOR回路24に入力して
論理ORをとり、平坦な部分(0値)を表す0検出信号
とする。従って、OR回路24は0検出信号出力手段と
して動作している。なお、本実施例ではリミッタ回路2
3を設けているが、リミッタ回路はなくても極性検出及
び0検出は可能である。また、ここで符号付きデータの
扱いは2の補数を例としている。
であり、一例として9ビットの入力を4ビットに制限す
るものである。ここでは、コアリング回路22とリミッ
タ回路23を別のブロックで構成しているが、コアリン
グとリミッタの双方の特性を合わせて持つものでもよ
い。リミッタ回路23より出力された4ビットの内、最
上位ビット(MSB)の1ビットを極性検出信号(図1
0(d)の1次微分符号に相当)とし、また、リミッタ
回路23の出力4ビット全てをOR回路24に入力して
論理ORをとり、平坦な部分(0値)を表す0検出信号
とする。従って、OR回路24は0検出信号出力手段と
して動作している。なお、本実施例ではリミッタ回路2
3を設けているが、リミッタ回路はなくても極性検出及
び0検出は可能である。また、ここで符号付きデータの
扱いは2の補数を例としている。
【0013】一方、図2に示す遅延装置10からのD
(−2),D(0),D(2)なる出力データA,B,
Cは、2次微分演算装置30に入力される。2次微分演
算装置30内の2次微分回路31は、図3に示すよう
に、加算器311及び減算器312より構成され、LP
F32は、同じく図3に示すように、遅延回路321及
び322,加算器323及び324より構成されてい
る。今、演算の中心画素はD(0)であるデータBであ
るので、2次微分は{D(0)−0.5×(D(−2)
+D(2))}によって得られる。そこで、図3に示す
ように、加算器311はデータA(D(−2))及びデ
ータC(D(2))を加算し1/2倍し、減算器312
はデータB(D(0))より加算器311の出力を減算
し1/2倍し、2次微分信号(図10(c)に相当)を
出力する。
(−2),D(0),D(2)なる出力データA,B,
Cは、2次微分演算装置30に入力される。2次微分演
算装置30内の2次微分回路31は、図3に示すよう
に、加算器311及び減算器312より構成され、LP
F32は、同じく図3に示すように、遅延回路321及
び322,加算器323及び324より構成されてい
る。今、演算の中心画素はD(0)であるデータBであ
るので、2次微分は{D(0)−0.5×(D(−2)
+D(2))}によって得られる。そこで、図3に示す
ように、加算器311はデータA(D(−2))及びデ
ータC(D(2))を加算し1/2倍し、減算器312
はデータB(D(0))より加算器311の出力を減算
し1/2倍し、2次微分信号(図10(c)に相当)を
出力する。
【0014】この2次微分値(8ビット)は位相ずれの
弊害が生じる3.58MHz近傍を補正対象から除くた
め、LPF32に入力されて処理される。即ち、減算器
312より出力された2次微分値は、遅延時間Qなる遅
延回路321及び322により順次遅延され、加算器3
23は減算器312より出力された2次微分値と遅延回
路322の出力を加算し1/2倍し、加算器324は加
算器323の出力と遅延回路321の出力を加算し1/
2倍して出力する。2次微分回路31からの2次微分信
号の周波数特性は図7(a)に示す如くであり、図7
(b)は上記したLPF32の周波数特性である。従っ
て、結果として得る検出領域(画質改善領域)は、図7
(c)に斜線で示す領域となる。なお、遅延回路321
及び322は例えばサブキャリアの4倍のサンプリング
であれば、2画素分の遅延で約140nsである。
弊害が生じる3.58MHz近傍を補正対象から除くた
め、LPF32に入力されて処理される。即ち、減算器
312より出力された2次微分値は、遅延時間Qなる遅
延回路321及び322により順次遅延され、加算器3
23は減算器312より出力された2次微分値と遅延回
路322の出力を加算し1/2倍し、加算器324は加
算器323の出力と遅延回路321の出力を加算し1/
2倍して出力する。2次微分回路31からの2次微分信
号の周波数特性は図7(a)に示す如くであり、図7
(b)は上記したLPF32の周波数特性である。従っ
て、結果として得る検出領域(画質改善領域)は、図7
(c)に斜線で示す領域となる。なお、遅延回路321
及び322は例えばサブキャリアの4倍のサンプリング
であれば、2画素分の遅延で約140nsである。
【0015】そして、LPF32の出力(8ビット)は
検出感度の調整及びノイズの影響を避けるためコアリン
グ回路33に入力され、図5にその特性を示すように、
入力が±aの範囲では出力が0となるようにコアリング
されて出力される。なお、ここでは一例としてコアリン
グ回路33の特性を直線としているが、曲線でもよく、
また、その曲線形状とaを任意に設定できればさらによ
い。±a以下の微小レベル信号が除かれたコアリング回
路33の出力(9ビット)はリミッタ回路34に入力さ
れる。なお、コアリング回路33の入力が8ビットであ
るのに対し、その出力が9ビットとなるのは、前述と同
様、8ビットにキャリーあるいはボローが加わって演算
として9ビットとなるためである。
検出感度の調整及びノイズの影響を避けるためコアリン
グ回路33に入力され、図5にその特性を示すように、
入力が±aの範囲では出力が0となるようにコアリング
されて出力される。なお、ここでは一例としてコアリン
グ回路33の特性を直線としているが、曲線でもよく、
また、その曲線形状とaを任意に設定できればさらによ
い。±a以下の微小レベル信号が除かれたコアリング回
路33の出力(9ビット)はリミッタ回路34に入力さ
れる。なお、コアリング回路33の入力が8ビットであ
るのに対し、その出力が9ビットとなるのは、前述と同
様、8ビットにキャリーあるいはボローが加わって演算
として9ビットとなるためである。
【0016】リミッタ回路34の特性は図6に示す如く
であり、一例として9ビットの入力を4ビットに制限す
るものである。ここでは、コアリング回路33とリミッ
タ回路34を別のブロックで構成しているが、コアリン
グとリミッタの双方の特性を合わせて持つものでもよ
い。リミッタ回路34より出力された4ビットの内、最
上位ビット(MSB)の1ビットを極性検出信号(図1
0(d)の2次微分符号に相当)とする。なお、本実施
例ではリミッタ回路34を設けているが、リミッタ回路
はなくても極性検出は可能である。また、ここで符号付
きデータの扱いは2の補数を例としている。
であり、一例として9ビットの入力を4ビットに制限す
るものである。ここでは、コアリング回路33とリミッ
タ回路34を別のブロックで構成しているが、コアリン
グとリミッタの双方の特性を合わせて持つものでもよ
い。リミッタ回路34より出力された4ビットの内、最
上位ビット(MSB)の1ビットを極性検出信号(図1
0(d)の2次微分符号に相当)とする。なお、本実施
例ではリミッタ回路34を設けているが、リミッタ回路
はなくても極性検出は可能である。また、ここで符号付
きデータの扱いは2の補数を例としている。
【0017】なお、図10(d)に示す1次及び2次微
分符号は、図2に示す1次微分演算装置20内の1次微
分回路(減算回路)21と、図3に示す2次微分演算装
置30内の2次微分回路31の減算回路312の減算の
方向を変えることにより符号が変わる。上記した本実施
例では、後に詳述する画素補間演算装置40内の判定回
路44が構成しやすいように、その符号を設定してい
る。
分符号は、図2に示す1次微分演算装置20内の1次微
分回路(減算回路)21と、図3に示す2次微分演算装
置30内の2次微分回路31の減算回路312の減算の
方向を変えることにより符号が変わる。上記した本実施
例では、後に詳述する画素補間演算装置40内の判定回
路44が構成しやすいように、その符号を設定してい
る。
【0018】次に、画素補間演算装置40について説明
する。本発明の原理で説明したように、補正対象画素デ
ータはその補正前の左右の値を補正値として得るため、
まず左右のデータをそのまま変換する方法が考えられ
る。この場合、効果が著しい場合があるので、隣接する
画素間の値を補間しその結果を引き出すのが良好であ
る。また、このように構成すれば1画素の範囲内で補正
の効果を調整できるという特徴がある。画素補間演算装
置40内の補間フィルタ41は、図4に示すように、デ
ータD〜Gが入力される乗算器411〜414、及び乗
算器411〜414の出力を加算する加算器415より
構成されている。図2に示す遅延装置10からのD(−
2),D(−1),D(0),D(1)なる出力データ
D,E,F,Gが、画素補間演算装置40内の補間フィ
ルタ41に入力される。
する。本発明の原理で説明したように、補正対象画素デ
ータはその補正前の左右の値を補正値として得るため、
まず左右のデータをそのまま変換する方法が考えられ
る。この場合、効果が著しい場合があるので、隣接する
画素間の値を補間しその結果を引き出すのが良好であ
る。また、このように構成すれば1画素の範囲内で補正
の効果を調整できるという特徴がある。画素補間演算装
置40内の補間フィルタ41は、図4に示すように、デ
ータD〜Gが入力される乗算器411〜414、及び乗
算器411〜414の出力を加算する加算器415より
構成されている。図2に示す遅延装置10からのD(−
2),D(−1),D(0),D(1)なる出力データ
D,E,F,Gが、画素補間演算装置40内の補間フィ
ルタ41に入力される。
【0019】補間対象画素データはD(0)であるデー
タFにあり、その左右の成分はそれぞれE−F間,F−
G間にある。このE−F間,F−G間のデータを4点補
間によって作り出すのがこの画素補間演算装置40の機
能である。まず、補間フィルタ41によってE−F間の
補間データを生成するには、データD,E,F,Gの全
てのデータを使用する。乗算器411及び414の係数
はβであり、乗算器412及び413の係数はαであ
る。これら係数α,βは例えば次の2通りである。 α=5/8,β=−1/8 …(1) α=1/2,β=0 …(2) 乗算器411〜414の係数α,βを(1)のようにす
ると、この補間フィルタ41は高域の再現性が良好とな
り、(2)のようにすると、この補間フィルタ41は高
域の再現性はよくないが、約3dBのノイズ抑制効果を
持つ。
タFにあり、その左右の成分はそれぞれE−F間,F−
G間にある。このE−F間,F−G間のデータを4点補
間によって作り出すのがこの画素補間演算装置40の機
能である。まず、補間フィルタ41によってE−F間の
補間データを生成するには、データD,E,F,Gの全
てのデータを使用する。乗算器411及び414の係数
はβであり、乗算器412及び413の係数はαであ
る。これら係数α,βは例えば次の2通りである。 α=5/8,β=−1/8 …(1) α=1/2,β=0 …(2) 乗算器411〜414の係数α,βを(1)のようにす
ると、この補間フィルタ41は高域の再現性が良好とな
り、(2)のようにすると、この補間フィルタ41は高
域の再現性はよくないが、約3dBのノイズ抑制効果を
持つ。
【0020】補間フィルタ41の出力は、図8に示すよ
うな特性のリミッタ回路42に入力され、8ビットに振
幅制限されて出力される。これにより、E−F間の補間
データ(補間値)が生成される。F−G間の補間データ
(補間値)は、E−F間の補間データ(補間値)を1画
素分の時間、遅延したものであるから、リミッタ回路4
2の出力を遅延時間Pなる遅延回路43に入力し、1画
素分の時間、遅延する。そして、スイッチ45の一方の
端子45aにはF−G間の補間値、即ち、図9あるいは
図10(a)における補間対象画素データの右側の補間
値が得られ、もう一方の端子45bにはE−F間の補間
値、即ち、図9あるいは図10(a)における補間対象
画素データの左側の補間値が得られる。EXOR回路で
ある判定回路44には、1次微分演算装置20より得ら
れる極性検出信号と2次微分演算装置30より得られる
極性検出信号が入力され、判定回路44はこれらのEX
ORをとることにより、いずれの補間値を選択すべきか
の判定信号を出力する。
うな特性のリミッタ回路42に入力され、8ビットに振
幅制限されて出力される。これにより、E−F間の補間
データ(補間値)が生成される。F−G間の補間データ
(補間値)は、E−F間の補間データ(補間値)を1画
素分の時間、遅延したものであるから、リミッタ回路4
2の出力を遅延時間Pなる遅延回路43に入力し、1画
素分の時間、遅延する。そして、スイッチ45の一方の
端子45aにはF−G間の補間値、即ち、図9あるいは
図10(a)における補間対象画素データの右側の補間
値が得られ、もう一方の端子45bにはE−F間の補間
値、即ち、図9あるいは図10(a)における補間対象
画素データの左側の補間値が得られる。EXOR回路で
ある判定回路44には、1次微分演算装置20より得ら
れる極性検出信号と2次微分演算装置30より得られる
極性検出信号が入力され、判定回路44はこれらのEX
ORをとることにより、いずれの補間値を選択すべきか
の判定信号を出力する。
【0021】そして、スイッチ45は判定回路44より
出力される1または0の判定信号により切り換えられ
る。即ち、判定信号が1のときは、データを左から右に
寄せるために遅延回路43の出力を選択し、判定信号が
0のときは、データを右から左に寄せるためにリミッタ
回路42の出力を選択する。さらに、スイッチ46の一
方の端子46aにはデータFが入力され、スイッチ46
のもう一方の端子46bにはスイッチ45の出力が入力
される。前述のように、1次微分の値が0の所は平坦な
所であり、そのデータには補正を行う必要がないので、
1次微分演算装置20より得られる0検出信号によって
スイッチ46が切り換えられる。即ち、1次微分演算装
置20内のOR回路24より出力される0検出信号が0
のときは、スイッチ46は端子46aに接続され、0検
出信号が1のときは、スイッチ46は端子46bに接続
される。なお、画質補正を行わないのであれば、スイッ
チ46を強制的に端子46aに接続すればよい。
出力される1または0の判定信号により切り換えられ
る。即ち、判定信号が1のときは、データを左から右に
寄せるために遅延回路43の出力を選択し、判定信号が
0のときは、データを右から左に寄せるためにリミッタ
回路42の出力を選択する。さらに、スイッチ46の一
方の端子46aにはデータFが入力され、スイッチ46
のもう一方の端子46bにはスイッチ45の出力が入力
される。前述のように、1次微分の値が0の所は平坦な
所であり、そのデータには補正を行う必要がないので、
1次微分演算装置20より得られる0検出信号によって
スイッチ46が切り換えられる。即ち、1次微分演算装
置20内のOR回路24より出力される0検出信号が0
のときは、スイッチ46は端子46aに接続され、0検
出信号が1のときは、スイッチ46は端子46bに接続
される。なお、画質補正を行わないのであれば、スイッ
チ46を強制的に端子46aに接続すればよい。
【0022】このようにしてスイッチ46から図9
(c)に示すような画質補正された輝度信号が出力され
る。図9(a)に示す入力輝度信号と図9(c)に示す
出力輝度信号を比較すれば、傾斜部分が急峻化して高域
成分が補強されていることが分かる。また、図9(b)
には比較のため従来の画質補正装置(エンハンサ)によ
る画質補正後の輝度信号を示している。この図9(b)
と図9(c)を比較すれば明らかなように、本発明の画
質補正装置によれば、アンダーシュート,オーバーシュ
ートがつくことなく高域周波数特性が改善され、自然な
画像が得られる。また、本発明の画質補正装置において
は、画質補間演算装置40内に補間フィルタ41を有す
るので、高域ノイズ減衰効果も合わせて持っている。
(c)に示すような画質補正された輝度信号が出力され
る。図9(a)に示す入力輝度信号と図9(c)に示す
出力輝度信号を比較すれば、傾斜部分が急峻化して高域
成分が補強されていることが分かる。また、図9(b)
には比較のため従来の画質補正装置(エンハンサ)によ
る画質補正後の輝度信号を示している。この図9(b)
と図9(c)を比較すれば明らかなように、本発明の画
質補正装置によれば、アンダーシュート,オーバーシュ
ートがつくことなく高域周波数特性が改善され、自然な
画像が得られる。また、本発明の画質補正装置において
は、画質補間演算装置40内に補間フィルタ41を有す
るので、高域ノイズ減衰効果も合わせて持っている。
【0023】以上説明した本発明となる本実施例の画質
補正装置においては、入力信号として輝度信号を例にし
て説明したが、入力信号としてはR,G,B信号や復調
後の色差信号でもよい。さらに、本実施例の画質補正装
置においては、遅延装置10を構成する4つの遅延回路
11〜14の遅延時間を1画素分の遅延時間とし、高域
周波数成分の補正を行っているが、本発明の画質補正装
置を応用し、入力信号が低域の周波数成分を多く含む場
合には、画素遅延の時間を長くし遠くの画素より補間す
るようにすれば、低域の強調効果を得ることも可能であ
る。この際は1次微分演算装置20及び2次微分演算装
置30においても目的とする帯域の検出が行われる。ま
た、このとき2次微分演算装置30内のLPF32の帯
域制限特性はそれに合わせて変更する。
補正装置においては、入力信号として輝度信号を例にし
て説明したが、入力信号としてはR,G,B信号や復調
後の色差信号でもよい。さらに、本実施例の画質補正装
置においては、遅延装置10を構成する4つの遅延回路
11〜14の遅延時間を1画素分の遅延時間とし、高域
周波数成分の補正を行っているが、本発明の画質補正装
置を応用し、入力信号が低域の周波数成分を多く含む場
合には、画素遅延の時間を長くし遠くの画素より補間す
るようにすれば、低域の強調効果を得ることも可能であ
る。この際は1次微分演算装置20及び2次微分演算装
置30においても目的とする帯域の検出が行われる。ま
た、このとき2次微分演算装置30内のLPF32の帯
域制限特性はそれに合わせて変更する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
質補正装置は、テレビジョン信号の1次微分信号を得る
1次微分演算装置と、2次微分信号を得る2次微分演算
装置と、補正対象画素データの左右の補間画素データを
生成して1次微分信号及び2次微分信号よりその左右の
補間画素データのいずれかを選択する画素補間演算装置
とを備えて構成したので、テレビジョン信号の傾斜部分
を急峻化することができ、よって、従来のエンハンサの
ように信号のエッジ部にアンダーシュート,オーバーシ
ュートがつくことがなく、自然な画像が得られるという
特長を有する。さらに、補間画素データを補正対象画素
データと隣接する左右の画素データとの間に設定すれ
ば、画質補正の効果を1画素の範囲内で調整することが
でき、1次微分演算装置及び2次微分演算装置にコアリ
ング回路を設ければ、感度が調整されてノイズによる影
響を避けることが可能となる。また、画素補間演算装置
は、補間画素データを生成するための補間フィルタを備
えているので、高域ノイズに対する減衰効果も合わせて
持っているという副次的効果も有する。
質補正装置は、テレビジョン信号の1次微分信号を得る
1次微分演算装置と、2次微分信号を得る2次微分演算
装置と、補正対象画素データの左右の補間画素データを
生成して1次微分信号及び2次微分信号よりその左右の
補間画素データのいずれかを選択する画素補間演算装置
とを備えて構成したので、テレビジョン信号の傾斜部分
を急峻化することができ、よって、従来のエンハンサの
ように信号のエッジ部にアンダーシュート,オーバーシ
ュートがつくことがなく、自然な画像が得られるという
特長を有する。さらに、補間画素データを補正対象画素
データと隣接する左右の画素データとの間に設定すれ
ば、画質補正の効果を1画素の範囲内で調整することが
でき、1次微分演算装置及び2次微分演算装置にコアリ
ング回路を設ければ、感度が調整されてノイズによる影
響を避けることが可能となる。また、画素補間演算装置
は、補間画素データを生成するための補間フィルタを備
えているので、高域ノイズに対する減衰効果も合わせて
持っているという副次的効果も有する。
【図1】本発明の画質補正装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1中の遅延装置10及び1次微分演算装置2
0の具体的構成を示すブロック図である。
0の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】図1中の2次微分演算装置30の具体的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】画素補間演算装置40の具体的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】1次微分演算装置20及び2次微分演算装置3
0内のコアリング回路22,33の特性を示す図であ
る。
0内のコアリング回路22,33の特性を示す図であ
る。
【図6】1次微分演算装置20及び2次微分演算装置3
0内のリミッタ回路23,34の特性を示す図である。
0内のリミッタ回路23,34の特性を示す図である。
【図7】2次微分演算装置30内のローパスフィルタ3
2の特性とその効果を示す図である。
2の特性とその効果を示す図である。
【図8】画素補間演算装置40内のリミッタ回路42の
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図9】本発明の画質補正装置を説明するための波形図
である。
である。
【図10】本発明の画質補正装置の原理を説明するため
の図である。
の図である。
【図11】従来の画質補正装置の一例を示すブロック図
である。
である。
【図12】従来の画質補正装置を説明するための波形図
である。
である。
10 遅延装置 11〜14,43 遅延回路 20 1次微分演算装置 21 1次微分回路 22,33 コアリング回路 23,34,42 リミッタ回路 24 OR回路(検出信号出力手段) 30 2次微分演算装置 31 2次微分回路 32 ローパスフィルタ 40 画素補間演算装置 41 補間フィルタ 44 判定回路(EXOR回路) 45,46 スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】テレビジョン信号の高域周波数特性を改善
するための画質補正装置であって、 入力されたテレビジョン信号を遅延する遅延装置と、 前記遅延装置より出力されたテレビジョン信号より1次
微分信号を得る1次微分演算装置と、 前記遅延装置より出力されたテレビジョン信号より2次
微分信号を得る2次微分演算装置と、 前記遅延装置より出力されたテレビジョン信号より補正
対象画素データの左右の補間画素データを生成すると共
に、前記1次微分信号及び2次微分信号より前記左右の
補間画素データのいずれかを選択して出力する画素補間
演算装置とを備えて構成されることを特徴とする画質補
正装置。 - 【請求項2】前記遅延装置は、前記入力されたテレビジ
ョン信号を順次遅延する第1〜第4の遅延回路を有し、 前記1次微分演算装置は、前記補正対象画素データに隣
接する左右の画素データより1次微分信号を得る1次微
分回路と、感度調整のために前記1次微分信号の微小レ
ベル以下をコアリングする第1のコアリング回路と、前
記1次微分信号の正負の極性を判定するための第1の極
性検出信号を得る手段とを有し、 前記2次微分演算装置は、前記補正対象画素データから
2画素離れた左右の画素データより2次微分信号を得る
2次微分回路と、前記2次微分信号を帯域を制限するロ
ーパスフィルタと、感度調整のために前記ローパスフィ
ルタの出力の微小レベル以下をコアリングする第2のコ
アリング回路と、前記2次微分信号の正負の極性を判定
するための第2の極性検出信号を得る手段とを有し、 前記画素補間演算装置は、前記遅延装置の前記第1〜第
4の遅延回路より出力されたテレビジョン信号より、前
記補正対象画素データと隣接する左右の画素データとの
間の左右の補間画素データを生成する補間フィルタと、
前記左右の補間画素データを選択する第1のスイッチ
と、前記第1の極性検出信号及び第2の極性検出信号よ
り前記第1のスイッチを制御する判定回路とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の画質補正装置。 - 【請求項3】前記1次微分演算装置に前記入力されたテ
レビジョン信号の平坦な部分を検出して検出信号を出力
する検出信号出力手段を設ると共に、前記画素補間演算
装置に前記補正対象画素データと前記第1のスイッチよ
り出力された前記補間画素データとを選択する第2のス
イッチを設け、 前記検出信号出力手段より出力される検出信号によって
前記第2のスイッチを制御することにより、前記入力さ
れたテレビジョン信号の平坦な部分では前記補正対象画
素データをそのまま出力させることを特徴とする請求項
2記載の画質補正装置。 - 【請求項4】前記第1の極性検出信号及び第2の極性検
出信号は、それぞれ前記1次微分信号及び2次微分信号
あるいはこれをビット制限した信号の最上位ビットであ
ることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載
の画質補正装置。 - 【請求項5】前記検出信号出力手段は、前記1次微分信
号あるいはこれをビット制限した信号の論理和をとるO
R回路であることを特徴とする請求項3記載の画質補正
装置。 - 【請求項6】前記判定回路は、前記第1の極性検出信号
及び第2の極性検出信号の排他的論理和をとるEXOR
回路であることを特徴とする請求項2ないし5記載の画
質補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113933A JP2760255B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 画質補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113933A JP2760255B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 画質補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06303462A true JPH06303462A (ja) | 1994-10-28 |
| JP2760255B2 JP2760255B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=14624838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5113933A Expired - Fee Related JP2760255B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 画質補正装置 |
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| JP (1) | JP2760255B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100425309B1 (ko) * | 2001-11-22 | 2004-03-30 | 삼성전자주식회사 | 화질 개선 장치 |
| US7756361B2 (en) | 2004-06-23 | 2010-07-13 | Samsung Electronics Co. Ltd | Image interpolation apparatus |
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1993
- 1993-04-16 JP JP5113933A patent/JP2760255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100425309B1 (ko) * | 2001-11-22 | 2004-03-30 | 삼성전자주식회사 | 화질 개선 장치 |
| US7756361B2 (en) | 2004-06-23 | 2010-07-13 | Samsung Electronics Co. Ltd | Image interpolation apparatus |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2760255B2 (ja) | 1998-05-28 |
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