JPH0630410U - ブローバイガス還元バルブ - Google Patents

ブローバイガス還元バルブ

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JPH0630410U
JPH0630410U JP7296492U JP7296492U JPH0630410U JP H0630410 U JPH0630410 U JP H0630410U JP 7296492 U JP7296492 U JP 7296492U JP 7296492 U JP7296492 U JP 7296492U JP H0630410 U JPH0630410 U JP H0630410U
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブローバイガス中のオイル分による詰まり等
を確実に防止するとともに、エンジンへの搭載性を向上
させる。 【構成】 バルブボディ21、22の流路23、24内
における突出部26の上流側(図中右側)には、オイル
セパレート部40が設けられる。オイルセパレート部4
0には、第1〜第4の円形の仕切板41〜44が設けら
れ、各仕切板41〜44の間にはそれぞれ、第1〜第3
のリング45〜47が配置される。各仕切板41〜44
とリング45〜47によって囲まれた部分にはそれぞ
れ、第1〜第3の分離室52〜54が形成される。クラ
ンクケースから流入するブローバイガスは、これら分離
室52〜54においてオイル分を分離される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンの吸気系に還流させるブローバイガスの量を制御するブロ ーバイガス還元バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にブローバイガス還元バルブとして、バルブボディのブローバイガス流路 内に、ブローバイガスの量を制御するためのニードルバルブを、ブローバイガス の流れ方向に沿って移動可能に設けたものがある。ニードルバルブは、エンジン のインテークマニホールド内に生ずる負圧(以下、マニホールド負圧という)が 大きくなるにつれて、このマニホールド負圧の作用を受けてブローバイガス流路 内を移動し、ブローバイガスの流路面積を小さくする。またニードルバルブは、 マニホールド負圧が小さくなると、バルブボディとの間に設けられたスプリング のバネ力によって元の位置まで戻され、ブローバイガスの流路面積を大きくする 。これにより、ニードルバルブは、インテークマニホールドに吸入されるブロー バイガスの量を制御する。
【0003】 このようなブローバイガス還元バルブでは、ブローバイガス中に含まれるエン ジンオイル(以下、単にオイルという)およびオイルスラッジ等が、ニードルバ ルブ外面および流路内壁等に付着して詰まりを生じ、ニードルバルブの作動が阻 害されてブローバイガスの流量制御に異常を来すという問題がある。また、イン テークマニホールド内に還流されたブローバイガス中のオイルおよびオイルスラ ッジ等(以下、単にオイル分という)が、エアクリーナ側へ逆流してしまい、エ アフィルターエレメントのオイル汚損等を生ずるとともに、オイルの損失を生ず るという問題がある。
【0004】 そこで従来、ブローバイガス中のオイル分によるブローバイガス還元バルブの 詰まりやオイル汚損等の問題を解消したブローバイガス還元装置として、シリン ダヘッドカバーにブローバイガス中のオイルおよびオイルスラッジを分離するオ イルセパレータを設け、このオイルセパレータおよびブローバイガス還元バルブ を介して、シリンダヘッドカバー内とエアクリーナを連通させるものがある(実 公昭62−11302号公報参照)。また、クランクケースにオイルセパレータ を設け、このオイルセパレータおよびブローバイガス還元バルブを介して、クラ ンクケースとインテークマニホールドを連通させるものもある(実開昭61−1 87907号公報および実開昭61−118910号公報参照)。
【0005】 これらの装置において、シリンダヘッドカバー内またはクランクケース内のブ ローバイガスは、オイルセパレータによってオイル分を分離された後、ブローバ イガス還元バルブに流入し、流量を制御されながらエアクリーナまたはインテー クマニホールドに還流する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のブローバイガス還元装置では、シリンダヘッドカバー内または クランクケース内のブローバイガスを、オイルセパレータを介してブローバイガ ス還元バルブに流入させるため、オイルセパレータにおいてブローバイガス中の オイル分が分離・除去される。これにより、ブローバイガス還元バルブに、ブロ ーバイガス中のオイル分による詰まりを生ずることはなく、したがってブローバ イガス流量の制御に異常を来す等の問題は生じない。
【0007】 しかし、シリンダヘッドカバーまたはクランクケース等のエンジン側部品にオ イルセパレータを設けるため、部品点数および組付け工数の増大、それに伴うコ スト上昇を招くという問題がある。さらにエンジン側部品の構造に、オイルセパ レータを設けるための変更を要する場合があり、エンジンへの搭載性に問題があ る。
【0008】 本考案は、ブローバイガス中のオイル分による詰まり等を生ずることがなく、 省スペースで、しかもエンジンへの搭載性が良好なブローバイガス還元バルブを 提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るブローバイガス還元バルブは、エンジンの吸気系に還流させるブ ローバイガスの量を制御するブローバイガス還元バルブであって、ブローバイガ スの流路を有するバルブボディと、マニホールド負圧の作用によってバルブボデ ィの流路内を移動し、流路面積を変化させるバルブ部材と、バルブボディの流路 内におけるバルブ部材の上流側に設けられ、ブローバイガス中の特定物質を分離 させる分離手段とを備えることを特徴としている。
【0010】
【実施例】
以下図示実施例により、本考案を説明する。 図1は、本考案の一実施例であるブローバイガス還元バルブ20を適用したブ ローバイガス還元システムを示す図である。この図において、エンジンの燃焼室 10からの漏れ等によりクランクケース11内に生じたガス、すなわちブローバ イガスは、マニホールド負圧の作用によってホース12を介してインテークマニ ホールド13に吸入される。ホース12には、ブローバイガス還元バルブ20が 設けられており、このブローバイガス還元バルブ20によってインテークマニホ ールド13へ還流するブローバイガスの量が制御される。なお図中の矢印は、ブ ローバイガスの流れを示す。
【0011】 図2は、ブローバイガス還元バルブ20の構成を示すものである。この図に示 すように、ニードルバルブ30は、マニホールド負圧の作用によってバルブボデ ィ21、22の流路23、24内を移動し、オリフィス部25との相対位置を変 える。これによりブローバイガスの流量が制御される。バルブボディ21、22 の流路23、24内における突出部26の上流側(図中右側)には、オイルセパ レート部40が設けられており、このオイルセパレート部40においてクランク ケース11(図1)から流入するブローバイガス中のオイル分が分離される。
【0012】 バルブボディは、左右のボディ21、22を、それぞれの内方に設けられたブ ローバイガスの流路23、24が連通するように組付けて構成される。ボディ2 1の左端部には、インテークマニホールド13(図1)に連通するホース12( 図1)が接続される。ボディ22の右端部には、クランクケース11(図1)に 連通するホース12(図1)が接続される。
【0013】 オリフィス部25は、ボディ21の流路23内に設けられる。オリフィス部2 5には、ニードルバルブ30が嵌挿される。このニードルバルブ30の移動に伴 って、オリフィス部25におけるブローバイガスの流路面積が変化し、ブローバ イガスの流量が制御される。
【0014】 突出部26は、ボディ22の流路24内に突出するように設けられる。突出部 26は、ニードルバルブ30の右方への移動を所定の位置で係止する。
【0015】 ニードルバルブ30は、その外径が先端部(図2中左端部)ほど小さく、全体 としてテーパー状に形成される。ニードルバルブ30の基端部(図2中右端部) には、ニードルバルブ30の長手方向と鉛直な方向に突出するように、傘部31 が形成される。この傘部31は、流路24の内壁にわずかな間隔をあけて内接す るようにほぼ三角形状に形成される。傘部31の左側面とボディ21との間には 、スプリング28が縮設されており、このスプリング28によりニードルバルブ 30は図2中右方に常時付勢される。
【0016】 オイルセパレート部40には、図2および図3に示すように、第1〜第4の円 形の仕切板41〜44が設けられ、各仕切板41〜44の間にはそれぞれ、第1 〜第3のリング45〜47が配置される。これら仕切板41〜44およびリング 45〜47によって囲まれた部分にはそれぞれ、第1〜第3の分離室52〜54 が形成される。クランクケース11(図1)から流入するブローバイガス中のオ イル分は、これら分離室52〜54において、その内壁面に付着して分離される 。
【0017】 第1〜第4の仕切板41〜44および第1〜第3のリング45〜47はそれぞ れ、外径がボディ22の流路24の内径よりもわずかに小さくなるように形成さ れており、流路24内に嵌合可能である。第1の仕切板41は、左側面を突出部 26の右側面に係合された状態で流路24内に嵌合される。この第1の仕切板4 1の右側には、第1のリング45が、左側面を第1の仕切板41の右側面に係合 された状態で流路24内に嵌合される。以下同様にして、第2の仕切板42、第 2のリング46、第3の仕切板43、第3のリング47、第4の仕切板44の順 でそれぞれ流路24内に嵌合される。
【0018】 各仕切板41〜44にはそれぞれ、ブローバイガスの流路となる貫通孔48〜 51が、その中心よりも放射方向にオフセットして設けられる。すなわち各仕切 板41〜44の貫通孔48〜51は、リングを挟んで隣合う仕切板の貫通孔が、 流路23、24の中心となる仮想線Qを挟んでその上下側に対向する位置となる ように設けられる。
【0019】 第1の分離室52は、第1、第2の仕切板41、42および第1のリング45 によって囲まれた部分で形成される。第2の分離室53は、第2、第3の仕切板 43、44および第2のリング46によって囲まれた部分で形成される。第3の 分離室54は、第3、第4の仕切板43、44および第3のリング47によって 囲まれた部分で形成される。
【0020】 本実施例の作用を説明する。 マニホールド負圧の小さいエンジンの高負荷運転時には、マニホールド負圧の 作用によってニードルバルブ30に生ずる力が、スプリング28のバネ力より小 さくなる。したがってニードルバルブ30は、図2に示すように、傘部31をボ ディ22の突出部26に係止されるまで、スプリング28のバネ力によって右方 に移動される。これによりボディ22の流路24が閉塞され、ブローバイガスは インテークマニホールド13に吸入されない。
【0021】 マニホールド負圧の大きいエンジンの低負荷運転時には、マニホールド負圧の 作用によってニードルバルブ30に生ずる力が、スプリング28のバネ力より大 きくなる。したがってニードルバルブ30は、スプリング28を圧縮して左方に 移動する。このとき、クランクケースから流入するブローバイガスは、オイルセ パレート部40でオイル分を分離された後、オリフィス部25においてニードル バルブ30によって流量を制御され、インテークマニホールド13に吸入される 。
【0022】 オイルセパレート部40におけるブローバイガスは、第4の仕切板44の貫通 孔51から、第3の分離室54、第3の仕切板43の貫通孔50、第2の分離室 53、第2の仕切板42の貫通孔49、および第1の分離室52を経て、第1の 仕切板41の貫通孔48からニードルバルブ30側に流れる。
【0023】 以上のように上記実施例によれば、オイルセパレート部40においてブローバ イガス中のオイル分を確実に分離させることができるので、シリンダヘッドカバ ーあるいはクランクケース等のエンジン側部品に、オイルセパレータを設ける必 要がない。したがって、エンジン側部品の構造変更を必要とせず、エンジンへの 搭載性が良好である。
【0024】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ブローバイガス中のオイル分による詰まり等を 生ずることがなく、省スペースで、しかもエンジンへの搭載性が良好なブローバ イガス還元バルブが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るブローバイガス還元バ
ルブを適用したブローバイガス還元システムを示す図で
ある。
【図2】図1のブローバイガス還元バルブを示す断面図
である。
【図3】図1のブローバイガス還元バルブのオイルセパ
レート部の仕切板およびリングを示す斜視図である。
【符号の説明】
20 ブローバイガス還元バルブ 21、22 バルブボディ 23、24 流路 30 ニードルバルブ(バルブ部材) 40 オイルセパレート部(分離手段) 41〜44 仕切板(仕切部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気系に還流させるブローバ
    イガスの量を制御するブローバイガス還元バルブであっ
    て、ブローバイガスの流路を有するバルブボディと、マ
    ニホールド負圧の作用によってバルブボディの流路内を
    移動し、流路面積を変化させるバルブ部材と、バルブボ
    ディの流路内におけるバルブ部材の上流側に設けられ、
    ブローバイガス中の特定物質を分離させる分離手段とを
    備えることを特徴とするブローバイガス還元バルブ。
  2. 【請求項2】 上記分離手段は、ブローバイガスの流れ
    を一部阻害するように、その流れ方向に沿って所定の間
    隔をあけて複数設けられた仕切部材から構成され、ブロ
    ーバイガス中のオイル分を分離させることを特徴とする
    請求項1記載のブローバイガス還元バルブ。
JP1992072964U 1992-09-25 1992-09-25 ブローバイガス還元バルブ Expired - Lifetime JP2578382Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122007A (en) * 1977-01-31 1978-10-25 Bachmann Max Crank case ventilation valve for internal combustion engine
JPS6114708U (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 日野自動車株式会社 クロ−ズド式ベンチレ−タの油切り構造

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