JPH06304359A - 縫製機及びその刺繍製品 - Google Patents

縫製機及びその刺繍製品

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JPH06304359A
JPH06304359A JP5098153A JP9815393A JPH06304359A JP H06304359 A JPH06304359 A JP H06304359A JP 5098153 A JP5098153 A JP 5098153A JP 9815393 A JP9815393 A JP 9815393A JP H06304359 A JPH06304359 A JP H06304359A
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JP
Japan
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thread
embroidery
cloth
dyeing
sewing machine
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JP5098153A
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Takeshi Mikoshiba
剛 御子柴
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B11/00Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
    • D06B11/002Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns
    • D06B11/0023Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns by spraying or pouring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刺繍に使用する糸を染色しながら刺繍するこ
とにより、色ごとに発生する糸交換の手間をなくした縫
製機及びその刺繍製品を提供することを目的とする。 【構成】 入力部21により入力されたパターン情報
と、読取部22で検出された布帛の厚み及びサイズに基
づいて、その布帛の刺繍に使用する糸の色及び長さを判
別する。この判別結果に基づいて染色装置24で糸を染
色し、その染色された糸を用いて、刺繍部25において
パターン情報に基づいて布帛に刺繍を行うように動作す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターン情報に基づき
糸を染色させて刺繍を行う縫製機及びその刺繍製品に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーの刺繍を行う縫製機では、
その刺繍するパターンに応じて、それぞれ異なる色の糸
を使用して刺繍を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の縫製
機では、各色の刺繍を行う毎に、対応する色の糸に交換
しなければならなかった。例えば複数の色からなる図柄
を刺繍する場合には、刺繍する色を変えるために、各色
毎に作業者がそれまで使用していた色の糸を切断した
後、その糸を縫製機より外す。そして次の色の糸を縫製
機にセットして、縫製用の針にその糸を通すといった作
業を行わねばらず、極めて手間がかかるという問題があ
った。この問題は、刺繍する色が増えれば増えるほどよ
り深刻となっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、刺繍に使用する糸を染色しながら刺繍することによ
り、色ごとに発生する糸交換の手間をなくした縫製機及
びその刺繍製品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の縫製機は以下の様な構成を備える。即ち、刺
繍が可能な裁縫機であって、刺繍するパターン情報を入
力する入力手段と、刺繍される布帛の厚みを検出する検
出手段と、前記入力手段より入力したパターン情報と前
記検出手段で検出された前記布帛の厚み及びサイズに基
づいて刺繍に使用する糸の色及び長さを判別する判別手
段と、前記判別手段による判別結果に基づいて前記糸を
染色する染色手段と、前記染色手段により染色された糸
を用いて、前記パターン情報に基づいて前記布帛に刺繍
を行う刺繍手段とを有する。
【0006】
【作用】以上の構成において、入力手段により入力され
たパターン情報と、検出手段で検出された布帛の厚み及
びサイズに基づいて、その布帛の刺繍に使用する糸の色
及び長さを判別する。この判別結果に基づいて糸を染色
し、その染色された糸を用いて、パターン情報に基づい
て布帛に刺繍を行うように動作する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0008】図1は本実施例の縫製機の構成を示すブロ
ック図で、このブロック図を参照して、刺繍糸が搬送さ
れる大まかな経路を説明する。
【0009】ボビン11に巻かれている刺繍糸2は、エ
ンコーダ12を通り捺染装置24のインクジェット印捺
装置7で色づけされる。この刺繍糸2は、続いて発色さ
せるため蒸気熱処理装置8でスチーム処理され、洗浄装
置9で水洗いされる。そして、乾燥装置10で乾燥され
て捺染の行程が終了する。こうして捺染された刺繍糸2
は針3の穴に通され、アーム5にセットされた布ホルダ
6上の布に、この刺繍糸2による刺繍が施される。13
は布ホルダ6上の布を押さえるための布押さえである。
【0010】この一連の流れを図2に示すブロック図を
参照して説明する。
【0011】実際に刺繍をするパターン情報を入力部2
1より入力する。その入力方法としては、パターン情報
を記憶しているメモリカードを使用し、そのメモリカー
ドを読み取ることにより所望のパターン情報を入力す
る。このメモリカードには、ユーザにより、スキャナ等
によって読み取られた所望の図柄やパターン、或いはコ
ンピュータ等を用いて作成された図柄やパターン等を記
憶することができる。また或いは、既にキャラクタなど
が登録されているメモリカードを使用することもでき
る。
【0012】続いて、読取部22により、アーム5に取
付けられた布ホルダ6にセットされた布41(図6参
照)の厚さを読取り、編集部23の操作パネルより、パ
ターン情報を刺繍するサイズ情報を入力する。こうして
読取部22で読み取った布厚と、編集部23で入力され
たサイズ情報とにより、どの色の順序で刺繍を行うか、
また、刺繍に要する各色の糸の長さを求め、糸2をどの
色でどれだけの長さ分染めるかを判断して決定する。
【0013】こうして決定されたデータを記憶部27に
記憶させ、その記憶させたデータに基づき捺染装置24
で糸2を染める。こうして染色された糸2は、刺繍部2
5で刺繍される。さらに、制御部26により現在の刺繍
位置を確認し、あと残りどれだけの長さ、どの色で糸2
を染めればよいかを判断する。このようにして記憶部2
7に記憶させておいたデータと、実際に染めるべき長さ
との誤差とを随時補正しながら捺染装置24で糸を染め
るフィードバック制御を行い、刺繍部25で刺繍を行っ
ていく。
【0014】次に図6を参照して、布厚の読み取り方法
について詳しく説明をする。
【0015】布41はアーム5にセットされた布ホルダ
(外)62と布ホルダ(内)63とで狭まれてピンと張
った状態になる。そして上下に移動が可能な布押さえ1
3が下降して布41を押さえたところで布厚を測定す
る。布押さえ13は、布41を押さえることと、布厚を
測定するのに使用される。そして、その測定した布厚デ
ータは編集部23に送られて、使用する糸の長さを求め
るのに使用される。
【0016】次に、図4及び図5を参照して捺染データ
の補正方法について説明する。
【0017】布41を挟んだ布ホルダ6は、アーム5上
を矢印43の方向に移動が可能で、アーム5は案内溝4
2に沿って矢印44の方向に移動が可能である。つま
り、布41はX方向とY方向に移動が可能となる。
【0018】いま、図5に示す花の模様を刺繍する場合
で説明する。現在の針の位置(刺繍位置)が黒丸50の
点であるとする。赤の未刺繍部分51の面積は予め分か
っており、また布41の厚さも分かっているため、残り
の未刺繍部分51に刺繍を施すのに必要な赤糸の長さも
判別できることになる。つまり、赤く染めるべき糸の長
さを判別できるため、この糸の長さを示すデータを捺染
部24に随時与えることによって、予め記憶部27に記
憶されているデータ(糸の色とそれに対応する長さ)
と、実際に染めるべき糸の長さとの誤差を補正する。こ
うして補正された値に基づいて制御部26による制御を
行って、糸の捺染及びその糸を使用した刺繍を行う。
尚、52は緑色の糸を用いて、緑色の刺繍が施される部
分を示している。
【0019】図3は本実施例のインクジェット印捺装置
7による染色を説明するための図である。
【0020】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(K)の4本一組のインクジェットヘ
ッドを上側と下側に一組づつ糸2を挟んで互い違いに対
向させ、さらに各インクジェットヘッドのオリフィス面
が向かい合うように配置する。そして、各インクジェッ
トヘッドのオリフィス面の向かい側にはミストを吸収す
るためのエアー吸引器31を設けている。
【0021】例えば、糸2を黄色に染める場合、送られ
てきた糸2は先ず上側のイエローヘッド35で上半分だ
け黄色に染色される。続いて下側のイエローヘッド36
で残りの下半分を同じく黄色に染めることにより、糸2
の全体が黄色に染められる。これを染色したい色に応じ
て、各色のインクジェットヘッドを使用して糸を染色す
ることにより、糸2をあらゆる色に染めることができ
る。その際、上側ヘッドのミストが下側ヘッドのオリフ
ィス面に付着することがないように、エアー吸引器31
でミストを吸い込み、下側ヘッドについても同様にエア
ー吸引器31でミストを吸い込むようにしている。
【0022】以上説明したように本実施例によれば、縫
製機本体の中に捺染部を設けているため、刺繍用の糸交
換に要していた時間と手間とが不要になる。また、糸に
染色する色を調整することにより、刺繍模様にグラデー
ションをつけることが可能となった。
【0023】また、使用する糸の長さを補正するため
に、随時フィードバック制御を行っているため、捺染の
誤差も少なく鮮やかで奇麗な刺繍を行うことができる。
また、糸の染色に際して、ミストを吸い込むエアー吸引
器を設けているため、糸の色が混色されること無く、鮮
明な捺染が可能となる。
【0024】[他の実施例2]前記実施例では、入力し
たパターン情報と動作中の刺繍位置とを比較してバック
フィード制御しているが本発明はこれに限定されるもの
でなく、例えば入力したパターン情報と、実際に刺繍を
行う際に単位面積当たりどれだけの糸を使用しているか
を計算し、残りの未刺繍面積からどれだれの糸を使用す
るかを求めてバックフィード制御させることも可能であ
る。
【0025】[他の実施例3]また前記実施例では、捺
染方法にインクジェット印捺装置、蒸気熱処理装置、洗
浄装置および乾燥装置の4行程を必要としているが、糸
に印捺して乾燥工程を行った後、その糸を用いて布に刺
繍を施し、刺繍作業が全て終了した時点で、発色、洗浄
および乾燥させるようにもできる。これにより縫製機本
体に組み込まれる捺染装置を小型化でき、縫製機本体も
小型化が可能となる。
【0026】[他の実施例4]捺染装置と針までの間に
色識別センサを取り付けておき、糸の色が変わる所を検
知する。ここで、この色識別センサと針までの距離は予
め分かっているので、残りの刺繍部分の面積より糸が長
ければ縫い方を細かくして、逆に糸の方が長ければ縫い
方を粗くして、刺繍される色の境をより鮮明にすること
もできる。
【0027】本実施例のインクジェット印捺装置は、特
にインクジェット記録方式の中でも熱エネルギーを利用
して飛翔的液滴を形成し、記録を行うインクジェット方
式の記録ヘッドを使用することにより優れた効果をもた
らすものである。その代表的な構成や原理については、
例えば、米国特許第4723129号明細書、同第47
40796号明細書に開示されている基本的な原理を用
いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマ
ンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であ
るが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動
信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネル
ギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生
じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液
体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。こ
の気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イ
ンク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。
この駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0028】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、優れた記録を行うことができる。記録ヘッドの
構成としては、上述の各明細書に開示されているような
吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状
液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈曲する領
域に配置されている構成を開示する米国特許第4558
333号明細書、米国特許第4459600号明細書を
用いた構成としても良い。
【0029】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
とすることもできる。さらに、記録装置が記録できる最
大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイ
プの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されて
いるような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長
さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッ
ドとしての構成のいずれでもよい。
【0030】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
また、本実施例の印捺装置の構成として設けられる、記
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定にできるので好ま
しいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッ
ドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加
圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別
の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこ
とも安定した記録を行うために有効である。
【0031】以上説明した本発明の実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化するもの、もしく
は液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式
ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で
温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよ
うに温度制御するものが一般的であるから、使用記録信
号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0032】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0033】さらに加えて、本実施例に係る印捺装置の
形態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情
報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設け
られるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さ
らには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取
るものであっても良い。また、このようなインクジェッ
ト法による布帛への捺染としては、 (1)インクを充分な濃度に発色させ得ること。 (2)インクの染着率が高いこと。 (3)インクが布帛上で速やかに乾燥すること。 (4)布帛上での不規則なインクの滲みの発生が少ない
こと。 (5)装置内での搬送性に優れていること。 等の性能が要求される。これら要求性能を満足させるた
めに、必要に応じて布帛に対し、予め前処理を施してお
くことができる。例えば、特開昭62−53492号公
報においてはインク受容層を有する布帛類が開示され、
また特公平3−46589号公報においては還元防止剤
やアルカリ性物質を含有させた布帛の提案がなされてい
る。このような前処理の例としては、布帛に、アルカリ
性物質、水溶性高分子、合成高分子、水溶性金属塩、尿
素及びチオ尿素から選ばれる物質を含有させる処理を挙
げることができる。
【0034】アルカリ性物質としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ、ジ、トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニア及びアンモニア化合物等がある。また、スチーミン
グ及び乾燥下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸ナト
リウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質とし
ては、反応性染料に染色に用いられる炭酸ナトリウム及
び重炭酸ナトリウムがある。
【0035】水溶性高分子としては、トウモロコシ、小
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、
ローカスイトビーンガム、トラガントガム、グアガム、
タマリンド種子等の多糖性、ゼラチン、カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質、リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
【0036】また、合成高分子としては、例えば、ポリ
ビニルアルコール系化合物、ポリエチレンオキサイゾ系
化合物、アクリル酸系水溶性高分子、無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。水溶性金属塩
としては、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属の
ハロゲン化物のように、典型的なイオン結晶を作るもの
であって、pH4〜10である化合物が挙げられる。か
かる化合物の代表的な例としては、例えば、アルカリ金
属では、NaCl,Na2 SO4 ,KCl及びCH3
OONa等が挙げられ、また、アルカリ土類金属として
は、CaCl2 及びMgCl2 等が挙げられる。中でも
Na,K及びCaの塩類が好ましい。
【0037】前処理において上記物質等を布帛に含有さ
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法、バッド法、コーティング法、スプレー法などを挙げ
ることができる。さらに、インクジェット捺染用布帛に
付与される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単
に付着しているに過ぎないので、引き続き繊維への染料
の反応定着工程(染着工程)を施すのが好ましい。この
ような反応定着工程は、従来公知の方法で良く、例え
ば、スチーミング法、HTスチーミング法、サーモフィ
ックス法、あらかじめアルカリ処理した布帛を用いない
場合は、アルカリパッドスチーム法、アルカリブロッチ
スチーム法、アルカリショック法、アルカリコールドフ
ィックス法等が挙げられる。
【0038】さらに未反応の染料の除去及び前処理に用
いた物質の除去は、上記反応定着工程の後に従来公知の
方法に準じ、洗浄により行うことができる。尚、この洗
浄の際に、従来のフィックス処理を併用することが好ま
しい。尚、本発明は複数の機器から構成されるシステム
に適用しても、1つの機器からなる装置に適用しても良
い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明を実施
するプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、刺
繍に使用する糸を染色しながら刺繍することにより、色
ごとに発生する糸交換の手間をなくすことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の縫製機の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施例の縫製器における機能構成を示すブロ
ック図である。
【図3】実施例のインクジェット印捺装置の印捺部の概
略図である。
【図4】アームを含む刺繍部の一部上面図である。
【図5】刺繍パターンの一具体例を示す図である。
【図6】布を取り付けたときのアームを含む刺繍部の側
面図である。
【符号の説明】
1 縫製機 2 糸 3 針 5 アーム 6 布ホルダ 7 インクジェット印捺装置 8 蒸気熱処理装置 9 洗浄装置 10 乾燥装置 13 布押さえ 21 入力部 22 読取部 23 編集部 24 捺染装置 25 刺繍部 26 制御部 27 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D05C 11/24 17/00 D06P 5/00 111 A 9356−4H 7/00 9356−4H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍が可能な裁縫機であって、 刺繍するパターン情報を入力する入力手段と、 刺繍される布帛の厚みを検出する検出手段と、 前記入力手段より入力したパターン情報と前記検出手段
    で検出された前記布帛の厚み及びサイズに基づいて刺繍
    に使用する糸の色及び長さを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて前記糸を染色す
    る染色手段と、 前記染色手段により染色された糸を用いて、前記パター
    ン情報に基づいて前記布帛に刺繍を行う刺繍手段と、を
    有することを特徴とする縫製機。
  2. 【請求項2】 前記判別手段により判別された糸の色及
    び長さを記憶する記憶手段と、前記刺繍手段による刺繍
    位置を示す位置データから前記染色手段により染色すべ
    き糸の長さを判断する判断手段と、前記判断手段により
    判断された糸の長さに応じて前記記憶手段に記憶されて
    いる糸の長さ情報を補正する補正手段を更に有し、前記
    染色手段は前記記憶手段に記憶された情報に従って糸の
    染色を行うことを特徴とする請求項1に記載の縫製機。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、セットされた布帛を布
    押さえ部材によって押圧することにより、前記布帛の厚
    みを検出することを特徴とする請求項1に記載の縫製
    機。
  4. 【請求項4】 前記染色手段は、インクジェット法によ
    り糸を染色するインクジェット印捺手段と、前記印捺手
    段により印捺した糸を発色させるための蒸気熱処理手段
    と、発色した糸を水洗いするための洗浄手段と、前記洗
    浄手段により洗浄された糸を乾かすための乾燥手段とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の縫製機。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット印捺手段は、イエロ
    ー,マゼンタ,シアン,ブラックの4本のインクジェッ
    トヘッドを上側と下側に各一組ずつ、それぞれのインク
    ジェットヘッド同士が互い違いになるように対向させ、
    各インクジェットヘッドのオリフィス面の反対側にはミ
    ストを吸収するためのエアー吸引器を備えることを特徴
    とする請求項4に記載の縫製機。
  6. 【請求項6】 前記インクジェット印捺手段は熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出する記録ヘッドを有し、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー変換体を備えていることを特徴とする請求項5に記載
    の縫製機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の刺繍
    装置を用いて刺繍されたことを特徴とする刺繍製品。
JP5098153A 1993-04-23 1993-04-23 縫製機及びその刺繍製品 Withdrawn JPH06304359A (ja)

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