JPH06304365A - 筒状生地の自動ヘミング装置 - Google Patents

筒状生地の自動ヘミング装置

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JPH06304365A
JPH06304365A JP5094380A JP9438093A JPH06304365A JP H06304365 A JPH06304365 A JP H06304365A JP 5094380 A JP5094380 A JP 5094380A JP 9438093 A JP9438093 A JP 9438093A JP H06304365 A JPH06304365 A JP H06304365A
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JP
Japan
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fabric
cloth
tubular
sewing machine
hem
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Application number
JP5094380A
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Hirochika Mukai
裕親 向井
Tomoyuki Nakashiro
智之 中城
Toshihito Negoro
利人 根来
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Pegasus Co Ltd
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Pegasus Sewing Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05B—SEWING
    • D05B35/00—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02—Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05B—SEWING
    • D05B33/00—Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05B—SEWING
    • D05B41/00—Work-collecting devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状生地をミシンベッドの前後の掛渡し部間
にわたって掛け渡すだけで、その後は作業者による補助
作業を全く要することなく、裾端部の折り返し、およ
び、その折り返し裾端部の伏せ縫いを確実、良好に行な
えて、能率および生産性の向上を図れるようにする。 【構成】 ミシンベッド6の外側に、生地送り装置16
と同一方向の送り作用を有する補助生地送りベルト装置
26がその送り速度を相対的に変更可能な状態に設けら
れているとともに、生地端検出センサ17の検出信号に
基づいて生地送り方向に交差する方向に並列配置し、か
つ円周面を傾斜して設置された複数個のフリー回転ロー
ラ22A〜22Dの生地送り方向に対する傾斜角度を変
更可能とした生地裾端位置制御装置21が設けられてお
り、これら両装置26,21による位置および姿勢制御
によって生地をその裾端部が一定位置に沿って移動する
ように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばTシャツや肌
着、ジョッギングパンツ、フリーサイズのスカート、ズ
ボンなどの筒状生地の裾端部を内側へ折り返して、その
折り返し端部をミシンベッドに設けた送り歯とこれに対
向して設けた押え金との間に供給して縫製する、いわゆ
る裾伏せ縫いを行なう際に用いられる筒状生地の自動ヘ
ミング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の筒状生地の裾伏せ縫製にあたっ
て、最も重要なことは、生地の折り返し端部をミシン針
から所定寸法離れた位置に案内させて、縫目が生地端部
に沿って平行に形成されるように生地端部の位置を適正
に制御することであり、そのような目的を達成するため
の装置として、従来から、例えば特開平2−95396
号公報、特開平4−256780号公報、特開平4−2
56781号公報、特開平2−23987号公報、特公
昭64−1155号公報、米国特許第4,825,78
7号明細書などに開示されているように、生地端部の位
置ずれを光電センサなどにより検出し、その検出したず
れ量に応じて生地端部を所定の位置に強制的に移動させ
るようになした種々の生地端部の位置制御技術が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような構成の生地端部位置制御装置をもつ従来の筒状
生地のヘミング装置は、あくまでも半自動的なものであ
って、生地の材質や性状などにかかわらず、生地端部を
確実に所定の位置に案内させるためには、作業者による
手さばきや生地の保持などの補助作業が必要不可欠であ
る。そのような生地端部の案内補助は手作業であるため
に、作業(縫製)能率の面で十分な結果が得られず、ま
た、それ相当の経験や熟練を要するものであり、この点
の解決が強く望まれている。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、筒状生地をミシンベッドに掛け渡しするだけ
で、その後は手ばなしのままでも、生地裾端部の所定位
置に沿っての折り返し、および、その折り返し端部に沿
っての縫製を確実、良好に行なえて作業能率および生産
性の著しい向上を達成することができる筒状生地の自動
ヘミング装置を提供することを主たる目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、縫製後の筒状生地を
受け止めて複数枚の生地を積み重ねるスタッカーの動き
を合理的なものとして、1人の作業者にても楽に2台の
装置を操作することができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の主目的を達成する
ため、本発明の請求項1に係る筒状生地の自動ヘミング
装置は、ミシンベッドと、このミシンベッドの前端部お
よび後端部にそれぞれ設定された筒状生地の掛渡し部
と、これら前後の掛渡し部に掛け渡された筒状生地を上
記ミシンベッドに沿わせて前部から後部へ移送する生地
送り装置と、上記前後の掛渡し部に掛け渡された筒状生
地の裾端部を検出する生地端検出センサと、上記押え金
の手前に配置されて上記生地送り装置により移送される
筒状生地の裾端部を生地の内側に折り返す生地ガイド
と、上記前端側の掛渡し部近くに配置されて筒状生地の
裾端部を生地送り方向に対して交差する方向に位置制御
する生地裾端位置制御装置とを備えた筒状生地の自動ヘ
ミング装置であって、上記ミシンベッドの外側に、上記
生地送り装置による送り方向と同一方向の送り作用を有
し、かつ、生地送り装置とは駆動源を異にした補助生地
送りベルト装置が設けられているとともに、上記生地裾
端位置制御装置が、生地送り方向に直交する方向に並列
配置されるとともに、円周面が生地送り方向に対し傾斜
して設けられて、その円周面を生地に接するようにした
複数個のフリー回転ローラと、上記生地端検出センサの
検出信号に基づいてそれら複数個のフリー回転ローラの
生地送り方向に対する傾斜角度を変更するローラ角度変
更機構とから構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】上記生地裾端位置制御装置におけるローラ
角度変更機構としては、請求項2のように、ステッピン
グモータと、該ステッピングモータの駆動軸と上記複数
個のフリー回転ローラの支持杆とを連係するリンクとか
ら構成されているものが好ましく、また、請求項3のよ
うに、上記補助生地送りベルト装置の外側に、昇降可能
なベルトガイドを設けることが好ましい。
【0008】また、上記した本発明の他の目的を達成す
るために、請求項4に係る筒状生地の自動ヘミング装置
は、上記ミシンベッドの外側位置に、縫製後にミシンか
ら外側へ向けて排出される筒状生地を積み重ねる生地受
けテーブルをもつスタッカーが配置されており、このス
タッカーは、生地受けテーブルをミシンの外側でかつ後
方へ離れた待機位置から生地送り方向とは逆方向に移動
させてミシンベッドに対向する位置へ移動させる機構
と、その対向位置からミシンに近付く方向に向って移動
させて排出される筒状生地を受け取る位置へ移動させる
機構と、その生地受け取り位置から上記の待機位置に向
って斜めに移動させる機構とを備え、それら各移動機構
を一枚の筒状生地の縫製毎にそのサイクルが繰り返えさ
れるように構成されたものである。
【0009】さらに、本発明の請求項5に係る筒状生地
の自動ヘミング装置は、ミシンベッドと、このミシンベ
ッドの前端部および後端部にそれぞれ設定された筒状生
地の掛渡し部と、これら前後の掛渡し部に掛け渡された
筒状生地を上記ミシンベッドに沿わせて前部から後部へ
移送する生地送り装置と、上記前後の掛渡し部に掛け渡
された筒状生地の裾端部を検出する生地端検出センサ
と、上記押え金の手前に配置されて上記生地送り装置に
より移送される筒状生地の裾端部を生地の内側に折り返
す生地ガイドと、上記前端側の掛渡し部近くに配置され
て筒状生地の裾端部を生地送り方向に対して交差する方
向に位置制御する生地裾端位置制御装置とを備えた筒状
生地の自動ヘミング装置であって、上記生地ガイドによ
り裾端部が折り返されたことを検出する生地折れ確認セ
ンサと、この生地折れ確認センサの検出信号に基づいて
上記端検出センサを生地折曲げ線検出位置に移動させる
駆動部材とを備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、筒状生地をミシンベ
ッドの前後に設定された掛渡し部に掛け渡した上で動作
を開始すれば、生地送り装置および補助生地送りベルト
装置が作動して、その筒状生地がミシンベッドに沿って
前部から後部へ移送される。この移送時に生地の裾端部
の位置が生地端検出センサにより検出され、その検出信
号に基づいて、生地裾端位置制御装置部を構成する複数
個のフリー回転ローラの生地送り方向に対する傾斜角度
がローラ角度変更機構を介して変更されることになり、
このローラの円周面と接する生地が、例えば自動車の操
向前輪のように生地端検出センサに対して一定の位置に
制御される。同時に、筒状生地の材質や性状に応じて上
記補助生地送りベルト装置の送り速度が生地送り装置に
対して相対的に変更されて、生地全体の姿勢が送り方向
に対して左または右に制御され、このような生地全体の
姿勢制御と上述のような裾端部の位置制御との相乗作用
により、作業者が手作業によって案内を補助しなくて
も、生地の裾端部を生地ガイドにて一定の位置に沿って
内側に折り返すとともに、その折り返し端部の一定位置
を縫製して、所定の裾伏せ縫いを全自動的に、かつ確実
に行なわせることができる。
【0011】また、請求項2のように、ステッピングモ
ータを使用してフリー回転ローラの傾斜角度を可変にす
る場合は、これらフリー回転ローラによる生地端部の位
置制御を速効的に行なえる。また、請求項3のように、
補助生地送りベルト装置の外側に昇降可能なベルトガイ
ドを設ける場合は、縫製時に生地が重みによって外側へ
逃げることを防いで、所定の位置制御および姿勢制御を
一層効果的に行なえるという効果を奏する。
【0012】さらに、請求項4の発明によれば、上述の
ようにして縫製された筒状生地がミシンから外側へ向け
て排出される際は、スタッカーの生地受けテーブルが生
地を受け取る位置に移動されているため、縫製後の生地
はそのテーブル上に掛け姿勢に受け止められる。そし
て、生地受け止め後は、上記テーブルがその受け取り位
置から斜めに移動して、ミシンの外側でかつ後方へ離れ
た待機位置に移動し停止することになるため、縫製作業
時にミシンベッドの外側に対向する箇所には作業者が行
動するに十分な作業空間を確保することが可能であり、
したがって、1人の作業者が同時に2台の自動縫製装置
を操作しやすくて、生産性の向上を図ることができる。
【0013】さらにまた、請求項5の発明によれば、生
地ガイドにより裾端部が折り返されたことを生地折れ確
認センサが検出したときは、その生地折れ確認センサの
検出信号に基づいて上記端検出センサが生地折曲げ線検
出位置に移動されることになる。したがって、生地の裾
端部の折り返し後においても、生地の位置制御を連続し
て良好に行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明による筒状生地の自動ヘミング装
置の一実施例を示す全体の斜視図であり、大別して、押
え金1、ミシン針2および生地センサ3を備えた偏平縫
いミシン4と、該ミシン4の上記押え金1の前後に亘る
長さをもち、支持台5の上端部に固定されたミシンベッ
ド6と、このミシンベッド6の外側位置に配置されたス
タッカー7とからなる。
【0015】上記ミシンベッド6の手前部には、図7〜
図9に明示されているように、後述する生地裾端位置制
御装置を装着するための偏平筒状のカバー8が配置固定
されており、このカバー8の湾曲外面が筒状生地Aを掛
け渡すための前部掛渡し部9に設定されている。また、
上記ミシンヘッド6の後部には、図2に明示するような
後部ローラ10が回転自在に支承されており、この後部
ローラ10の周面が上記筒状生地Aを掛け渡すための後
部掛渡し部11に設定されている。
【0016】上記後部ローラ10の上部の対向位置に
は、シリンダ12を介して後部ローラ10の周面に対し
て遠近移動自在な後部可動ローラ13が設けられている
とともに、上記後部ローラ10がベルト14を介して第
1の生地送り用モータ15に連動されており、上記後部
ローラ10および後部可動ローラ13により、上記前後
の掛渡し部9,11に亘って掛け渡された筒状生地Aを
ミシンベッド6に沿わせて前部から後部へ移送する生地
送り装置16が構成されている。この生地送り装置16
によって移送される筒状生地Aの移送経路脇の前部寄り
位置には、筒状生地Aの裾端部を検出する生地端検出セ
ンサ17が設けられているとともに、この生地端検出セ
ンサ17よりも生地送り方向の少し後部位置には、エア
シリンダ18を介して作用位置と非作用位置とに出退移
動可能で、図8のように、作用位置に突出された状態で
図4に示すように、筒状生地Aの裾端部aを生地の内側
へ折り返すエアブロワワイパ付き生地ガイド19が配置
されている。なお、図2において、20は内側へ折り返
された生地Aの折曲げ線部aの移動を案内するガイドで
あり、また、33は生地Aの折り返し裾端部aを一定に
切り揃えるためのカマメスである。図4において、32
は上記生地ガイド19により内側へ折り返された生地A
の裾端部aを検出して、折り返しを確認する生地折れ確
認センサで、ミシンベッド6上から手前に設けられたガ
イド土台34の下部に配置されている。
【0017】21は上記偏平筒状ケース8内に装備され
た生地裾端位置制御装置であって、これは、図3に明示
するように、矢印xで示す生地送り方向に対して直交す
る方向に沿って適当間隔を隔てて並列配置された複数個
(この実施例では4個で示すが、3個でも5個以上であ
ってもよい)のフリー回転ローラ22A〜22Dと、こ
れら複数個のフリー回転ローラ22A〜22Dの生地送
り方向xに対する傾斜角度を変更するローラ角度変更機
構23とから構成されており、筒状生地Aに接してその
生地を生地送り方向xに対して交差する方向に位置制御
するものである。この生地裾端位置制御装置21におけ
るローラ角度変更機構23は、上記生地端検出センサ1
7の検出信号に基づいて正逆回転されるステッピングモ
ータ24と、該ステッピングモータ24の駆動軸24a
と各フリー回転ローラ22A〜22Dをその回転軸芯に
対して直交する軸芯まわりに回転可能に支承する支持杆
22a〜22dとを連係するリンク25とから構成され
ている。なお、各フリー回転ローラ22A〜22Dの外
周面はゴムなどの摩擦係数の大きい部材で覆われている
ことが望ましい。また、これら各フリー回転ローラ22
A〜22Dの上部には、生地Aをしっかりと各ローラ2
2A〜22Dの周面に接触させるようにする板ばね製の
押付け板35が配設されている。図3において、生地端
検出センサ17と反射板17aとの間に筒状生地Aがあ
ると、フリー回転ローラ22A〜22Dが図のように、
左上斜め向きとなって、生地Aを左に向って導き、セン
サ17と反射板17aとの間に生地がなくなると、ステ
ッピングモータ24が時計向きに回動して各フリー回転
ローラ22A〜22Dの向きを右上斜め向きに変える。
【0018】また、上記ミシンベッド6の外側には、上
記生地送り装置16による生地送り方向と同一方向の送
り作用を有する補助生地送りベルト装置26が設けられ
ている。この補助生地送りベルト装置26は、図2に明
示するように、その送り方向の終端部のプーリ26aを
固定した回転軸27が上記生地送り装置16を構成する
後部ローラ10の中心部に形成した貫通孔10a内を貫
通されており、その突出軸端部がベルト28を介して第
2の生地送り用モータ29に連動されており、この第2
の生地送り用モータ29の回転制御によって、上記の生
地送り装置16に対して相対的に送り速度が変更可能に
構成されている。なお、上記ベルト装置26は外周に凹
凸面を形成して生地送り効率を高くしてある。このよう
な補助生地送りベルト装置26の外側にはベルトガイド
30が設けられ、エアシリンダ31により昇降可能に構
成されている。
【0019】さらに、上記前部掛渡し部9の近くには、
筒状生地Aの折り返し裾端部aの始端部が到達したか否
かを光の透過量によって検出する生地重なり検出センサ
(以下、SDセンサと称する)36が配置されている。
筒状生地Aの裾端部aの全周にわたるヘミングが終りに
近付き、このSDセンサ36の検出位置に折り返し裾端
部aの始端部が到達すると、エアシリンダ57が作動し
て生地端検出センサ17の検出位置を左方に移動させ、
以後、筒状生地Aの折曲げ線を制御するようにしてい
る。また、このSDセンサ36の信号に基づいて、それ
以降の残りの縫製時間(または針数)を決定する。以上
の構成要素の他に、生地Aの折り返しを助けたり、カー
ルの発生を防ぐために、生地に向かってエアを吹き付け
る複数のエアブロワー37が適宜に配置され、これらの
エアブロワー37およびSDセンサ36はエアシリンダ
57を介して作用位置と退避位置とに位置変更自在に構
成されているとともに、縫製部の最も手前の位置にはス
タートスイッチ38が設けられている。
【0020】さらにまた、上記スタッカー7はつぎのよ
うに構成されている。すなわち、図1に示すように、土
台40から上方へ向けて立設された一対の筒状支脚41
の上端部に裁断生地置き台42が上下にスライド固定自
在に取り付けられているとともに、図6に明示されてい
るように、上記土台40の上面に形成したガイドレール
43に沿ってエアシリンダ45aを介して上記ミシンベ
ッド6に対し遠近方向にスライド移動自在に嵌合された
可動台44から上方へ向けて一対の生地受けテーブル用
支脚45が立設されている。この一対の生地受けテーブ
ル用支脚45間には、一枚の生地をスタックする毎に定
量単位で降下するボールネジ式の駆動機構(図示省略す
る)を内蔵した角筒型の昇降支持脚46が配置され、こ
の昇降支持脚46の上端部に、縫製後にミシンから外側
へ向けて排出される筒状生地Aを掛け姿勢に受け止めて
複数枚の生地を積み重ねる生地受けテーブル(スタッカ
ーテーブル)47が取り付けられている。
【0021】上記スタッカーテーブル47は、図6に示
しているように、上記昇降支持脚46の上端部に固定さ
れた台板48に対してレール49およびエアシリンダ5
0を介して、上記生地送り方向と平行な方向に移動自在
に構成されている。以上の構成によって、上記スタッカ
ーテーブル47は、図5の実線で示すように、ミシンの
外側でかつ後方へ離れた位置を待機位置(ホームポジシ
ョン)とし、この位置からエアシリンダ50を介して矢
印d1で示すように生地送り方向とは逆方向に移動させ
てミシンの外側に対向する位置へ移動させる第1行程
と、その対向位置からエアシリンダ45aを介して矢印
d2で示すようにミシンに近付く方向に向って移動させ
て排出される生地Aを受け取る位置へ移動させる第2行
程と、その受け取り位置から上記両シリンダ50,45
aの合成運動を介して矢印d3で示すように上記のホー
ムポジションに向って移動させる第3行程とにわたる循
環動作サイクルを一枚の筒状生地Aの縫製毎に繰り返す
ように構成されている。
【0022】なお、上記スタッカーテーブル47は、複
数枚の筒状生地Aを積み重ね保持するものであるから、
1回の動作毎に、少しづつ第2行程での停止位置をずら
せる必要があり、そのための構成として、例えば実公昭
60−38467号公報などにみられるように、バネと
エキセンとを利用して1サイクル毎にテーブル47が外
側に後退して停止するような構造が採用されているが、
その詳細については周知であるため省略する。
【0023】また、上記のような構成のスタッカー7に
対応させて、ミシンベッド6側には、図11および図1
2で最も明瞭に示されているように、縫製が終了した筒
状生地Aの後端部側をさらに後部に引き延ばすように作
動する生地延ばし棒51と、ミシンベッド6の下方から
内外方向に出退移動自在で、その突出状態において筒状
生地Aの中間部位を上記スタッカー7におけるスタッカ
ーテーブル47の内面に押し付ける生地押え52と、こ
の生地押え52よりも少し上部の筒状生地A部分を外方
へ向けて払い出すように内外方向に移動自在な生地払い
棒53と、この生地払い棒53よりも少し遅れたタイミ
ングで筒状生地Aの裾端部aに向けてエアーを吹き出し
て筒状生地Aを上記スタッカーテーブル47上に掛け垂
らすスタッカーエアーパイプ54とが装着されている。
なお、図1および図10〜図12において、55はスタ
ッカー7の土台40とミシン側の土台56との間に亘っ
て介装された間隔保持機構であって、両者40,56の
間隔を調整し、かつ固定保持するものである。
【0024】次に、上記構成の筒状生地の自動ヘミング
装置の動作について、図13のタイムチャートおよび図
7〜図12の工程図を参照して説明する。スタッカー7
におけるスタッカーテーブル47が図5および図10の
実線に示すホームポジションに位置されている状態で、
作業者が手作業によって生地置き台42から筒状生地A
を取上げてその裾端部a側から前後の掛渡し部9,11
間に亘ってとり囲むように掛け渡しセットする。この掛
け渡しにともない、生地センサ3がONすると、エアシ
リンダ12を介して後部可動ローラ13が下降するとと
もに、エアシリンダ31を介してベルトガイド30が上
昇する。
【0025】この状態で、スタートスイッチ38をON
すると、第1および第2の生地送り用モータ15,29
が駆動開始されて生地送り装置16および補助生地送り
ベルト装置26が作動して、筒状生地Aがミシンベッド
6に沿って移送される。このとき、上記補助生地送りベ
ルト装置26は筒状生地Aがそれの重みによって外方へ
逃げることを防ぐ働きをするものであって、生地の材質
や性状に応じて第2の生地送りモータ29の送り速度を
相対的に変更することによって、生地の材質や性状にか
かわらず、筒状生地A全体の送り方向の姿勢を適正に制
御することが可能である。すなわち、ベルト装置26を
ローラ10よりも速くすると、筒状生地Aは全体として
左側(外側)に、かつ遅くすると、右側(内側)に寄っ
ていく。
【0026】上記のような生地送りの開始と同時に、エ
アシリンダ18,57が作動して生地ガイド19,エア
ブロワー37などがそれぞれ図8に示す作用位置に移動
し、これらにより裾端部aが所定の形に折曲げられてゆ
く。そして、移送される筒状生地Aの裾端部aの位置が
生地端センサ17により検出され、その検出信号に基づ
いて生地裾端位置制御装置21におけるローラ角度変更
機構23のステッピングモータ24が正逆回転されて、
複数個のフリー回転ローラ22A〜22Dの生地送り方
向xに対する傾斜角度が変更される。これによって、筒
状生地Aの裾端部aは生地送り方向xに対して交差する
方向に位置制御されながら、上記補助生地送りベルト装
置26による生地の姿勢制御と相まって所定の方向へ移
送され、その移送中に生地ガイド19により、裾端部a
が生地内側に折り返される。
【0027】その折り返し裾端部aが生地折れ確認セン
サ32で検出されると、上記第1および第2の生地送り
用モータ15,29の作動が停止されて、生地送りが停
止し空運転が終了する。このような空運転の停止直後
に、押え金1が下降して生地Aを押圧した後、上記第1
および第2の生地送り用モータ15,29が駆動開始さ
れて生地送り装置16および補助生地送りベルト装置2
6が作動して、筒状生地Aがミシンベッド6に沿って再
び移送されると同時にミシンモータが作動されて、折り
返し裾端部aに対するヘミングが開始される。
【0028】このヘミング時にも、上記空運転時と同様
に、筒状生地Aの裾端部aの位置を検出する生地端セン
サ17による検出信号に基づいて生地裾端位置制御装置
21におけるローラ角度変更機構23のステッピングモ
ータ24が正逆回転されて、複数個のフリー回転ローラ
22A〜22Dの生地送り方向xに対する傾斜角度の変
更によって、筒状生地Aの裾端部aの生地送り方向xに
対して交差する方向の位置が自動制御されながら、折り
返し裾端部aがミシン針2の上下運動により縫製され
る。そして、その縫製された裾端部aがSDセンサ36
により検出された場合、エアシリンダ18,57が作動
して生地ガイド19,エアブロワー37がそれぞれ作用
位置から退避位置へ移動するとともに、その検出時点か
ら設定時間に亘って残り縫製が行なわれ、設定時間が経
過すると、上記第1および第2の生地送り用モータ1
5,29の作動およびミシンモータの作動が停止し、か
つ糸切り動作が行なわれて裾伏せ縫いが終了する。
【0029】以上のような筒状生地Aの裾伏せ縫いの終
了後はスタッカー動作に移行するが、上記SDセンサ3
6による検出時点から、その検出信号を受けてスタッカ
ー7におけるスタッカーテーブル47は図5の矢印d1
〜d3の方向に向けて既に移動しており、縫製が終了し
た直後には、図11に示すように、生地延ばし棒51が
作動して筒状生地Aの後端部をその後部側に引き延ばす
とともに、生地押え52が外側へ突出移動して、ミシン
ベッド6の外側に対向する位置から同時に近接してくる
スタッカーテーブル47とで筒状生地Aの中間部位を挟
持する。つづいて、図12に示すように、生地払い棒5
3が矢印yで示す外方へ向って移動することに少し遅れ
て、スタッカーエアーパイプ54から矢印zで示すよう
に、筒状生地Aの裾端部aに向けてエアが吹き出され
る。これによって、筒状生地Aが上記スタッカーテーブ
ル47上に掛け垂らされて保持される。その後、生地延
ばし棒51、生地押え52、可動台44のエアシリンダ
45a、スタッカーテーブル47のエアシリンダ50が
同時に作動し、スタッカーテーブル47は図5の矢印d
3で示すように斜め方向に移動してホームポジションに
復帰し、次の縫製が完了するまで待機する。このような
スタッカー動作を繰り返すことにより、複数枚の裾伏せ
縫いの終了した筒状生地Aがスタッカーテーブル47上
に積み重ね保持されるに至る。
【0030】なお、上記の生地払い棒53が矢印yで示
す外方へ向って移動するとき、ベルトガイド30はエア
シリンダ31によって下降されて、生地の払い出しの邪
魔にならないような位置に退避されている。また、前部
の掛渡し部9を形成する偏平筒状カバー8の外側端部
に、図3に示すような傾斜面8aを形成する場合は、筒
状生地Aの掛け渡しセットがやりやすくなるとともに、
筒状生地Aの垂れ下がり部に生じるしわがベッド上にま
で波及することを防ぎ、生地送りが円滑に行われる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、筒状生地をミシンベッドの前後に設定された掛渡し
部に掛け渡すといった極く簡単な操作を行なうだけで、
その後は生地端検出センサの検出信号に基づく生地裾端
位置制御装置部における複数個のフリー回転ローラの生
地送り方向に対する傾斜角度の変更にともなう生地の裾
端部の位置制御と、筒状生地の材質や性状に応じた補助
生地送りベルト装置の送り速度の変更にともなう生地全
体の送り方向に対する姿勢制御との相乗作用により、作
業者が手作業によって生地送り案内を補助しなくても、
生地の裾端部を一定の位置に沿って内側に折り返すとと
もに、その折り返し端部の一定位置を縫製して、所定の
ヘミングを全自動的に、かつ確実、良好に行なわせるこ
とができる。したがって、2台以上のミシンを1人の作
業員で効率よく操作でき、ヘミング作業の能率および生
産性の著しい向上を達成することができるという効果を
奏する。
【0032】また、請求項2の構成によれば、上記複数
個のフリー回転ローラの傾斜角度の変更による生地端部
の位置制御を速効的に行なえ、また、請求項3の構成に
よれば、縫製時に生地が重みによって外側へ逃げること
を防いで、所定の位置制御および姿勢制御を一層効果的
に行なうことができる。
【0033】さらに、請求項4の発明によれば、上述の
ようにして縫製された筒状生地をミスなく確実にスタッ
カーの生地受けテーブル上に掛け保持させることができ
るのはもちろん、生地受け止め後は、上記テーブルをそ
の受け取り位置から斜めに移動させて、ミシンの外側で
かつ後方へ離れた待機位置に移動させ停止させることが
できるため、縫製作業時にミシンベッドの外側に対向す
る箇所に作業者が行動するに十分な作業空間を確保する
ことが可能であり、したがって、1人の作業者が同時に
2台の自動縫製装置を操作しやすくして、生産性の著し
い向上を図ることができるという効果を奏する。
【0034】さらにまた、請求項5の発明によれば、生
地の裾端部の折り返し後においても、生地の位置制御を
連続して良好に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による筒状生地の自動ヘミング装置の一
実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】同上実施例における要部の拡大一部切欠き平面
図である。
【図3】生地裾端位置制御装置を示す要部の正面図であ
る。
【図4】要部の拡大縦断面図である。
【図5】ミシンを含む縫製部に対するスタッカーの動作
を説明する概略平面図である。
【図6】スタッカーにおけるスタッカーテーブルの構成
を説明する要部の拡大一部省略斜視図である。
【図7】縫製部の第1工程動作を説明するための要部の
斜視図である。
【図8】縫製部の第2工程動作を説明するための要部の
斜視図である。
【図9】縫製部の第3工程動作を説明するための要部の
斜視図である。
【図10】スタッカーの第1行程動作を説明するための
全体の斜視図である。
【図11】スタッカーの第2行程動作を説明するための
全体の斜視図である。
【図12】スタッカーの第3行程動作を説明するための
全体の斜視図である。
【図13】全体の動作を表すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 押え金 2 針 4 ミシン 6 ミシンベッド 7 スタッカー 9 前部掛渡し部 11 後部掛渡し部 16 生地送り装置 17 生地端検出センサ 19 生地ガイド 21 生地裾端位置制御装置 22A〜22D フリー回転ローラ 23 ローラ角度変更機構 24 ステッピングモータ 24a 駆動軸 25 リンク 26 補助生地送りベルト装置 42 スタッカーテーブル A 筒状生地 a 裾端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンベッドと、このミシンベッドの前
    端部および後端部にそれぞれ設定された筒状生地の掛渡
    し部と、これら前後の掛渡し部に掛け渡された筒状生地
    を上記ミシンベッドに沿わせて前部から後部へ移送する
    生地送り装置と、上記前後の掛渡し部に掛け渡された筒
    状生地の裾端部を検出する生地端検出センサと、上記押
    え金の手前に配置されて上記生地送り装置により移送さ
    れる筒状生地の裾端部を生地の内側に折り返す生地ガイ
    ドと、上記前端側の掛渡し部近くに配置されて筒状生地
    の裾端部を生地送り方向に対して交差する方向に位置制
    御する生地裾端位置制御装置とを備えた筒状生地の自動
    ヘミング装置であって、上記ミシンベッドの外側に、上
    記生地送り装置による送り方向と同一方向の送り作用を
    有し、かつ、生地送り装置とは駆動源を異にした補助生
    地送りベルト装置が設けられているとともに、上記生地
    裾端位置制御装置が、生地送り方向に直交する方向に並
    列配置されるとともに、円周面が生地送り方向に対し傾
    斜して設けられ、その円周面を生地に接するようにした
    複数個のフリー回転ローラと、上記生地端検出センサの
    検出信号に基づいてそれら複数個のフリー回転ローラの
    生地送り方向に対する傾斜角度を変更するローラ角度変
    更機構とから構成されていることを特徴とする筒状生地
    の自動ヘミング装置。
  2. 【請求項2】 上記生地裾端位置制御装置におけるロー
    ラ角度変更機構が、ステッピングモータと、該ステッピ
    ングモータの駆動軸と上記複数個のフリー回転ローラの
    支持杆とを連係するリンクとから構成されている請求項
    1の筒状生地の自動ヘミング装置。
  3. 【請求項3】 上記補助生地送りベルト装置の外側に
    は、昇降可能なベルトガイドが設けられている請求項1
    の筒状生地の自動ヘミング装置。
  4. 【請求項4】 上記ミシンベッドの外側位置には、縫製
    後にミシンから外側へ向けて排出される筒状生地を積み
    重ねる生地受けテーブルをもつスタッカーが配置されて
    おり、このスタッカーは、生地受けテーブルをミシンの
    外側でかつ後方へ離れた待機位置から生地送り方向とは
    逆方向に移動させてミシンベッドに対向する位置へ移動
    させる機構と、その対向位置からミシンに近付く方向に
    向って移動させて排出される筒状生地を受け取る位置へ
    移動させる機構と、その生地受け取り位置から上記の待
    機位置に向って斜めに移動させる機構とを備え、それら
    各移動機構を一枚の筒状生地の縫製毎にそのサイクルが
    繰り返えされるように構成されていることを特徴とする
    請求項1の筒状生地の自動ヘミング装置。
  5. 【請求項5】 ミシンベッドと、このミシンベッドの前
    端部および後端部にそれぞれ設定された筒状生地の掛渡
    し部と、これら前後の掛渡し部に掛け渡された筒状生地
    を上記ミシンベッドに沿わせて前部から後部へ移送する
    生地送り装置と、上記前後の掛渡し部に掛け渡された筒
    状生地の裾端部を検出する生地端検出センサと、上記押
    え金の手前に配置されて上記生地送り装置により移送さ
    れる筒状生地の裾端部を生地の内側に折り返す生地ガイ
    ドと、上記前端側の掛渡し部近くに配置されて筒状生地
    の裾端部を生地送り方向に対して交差する方向に位置制
    御する生地裾端位置制御装置とを備えた筒状生地の自動
    ヘミング装置であって、上記生地ガイドにより裾端部が
    折り返されたことを検出する生地折れ確認センサと、こ
    の生地折れ確認センサの検出信号に基づいて上記端検出
    センサを生地折曲げ線検出位置に移動させる駆動部材と
    を備えている筒状生地の自動ヘミング装置。
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