JPH06304796A - 汚泥脱水装置 - Google Patents

汚泥脱水装置

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JPH06304796A
JPH06304796A JP5120393A JP12039393A JPH06304796A JP H06304796 A JPH06304796 A JP H06304796A JP 5120393 A JP5120393 A JP 5120393A JP 12039393 A JP12039393 A JP 12039393A JP H06304796 A JPH06304796 A JP H06304796A
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JP
Japan
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filter cloth
cloth belt
sludge
belt portion
roller
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Application number
JP5120393A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Motohashi
寛 本橋
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5120393A priority Critical patent/JPH06304796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、1本の濾布ベルトで屈曲させて汚
泥脱水部を構成し、且つ瀘布ベルトの両面に汚泥が交互
に接触するように構成し、濾布ベルトの寿命を長く且つ
濾過能力の低下を防止できる汚泥脱水装置を提供する。 【構成】 本発明は、1本の無端濾布ベルト30をロー
ラ31,32,33に走行可能にそれぞれ掛装して第一
濾布ベルト部分36と第2濾布ベルト部分37とを構成
して途中でそれぞれ180度反転させ、各濾布ベルト部
分36,37間に剪断脱水部Sを構成する。剪断脱水部
Sにおける剪断ローラ35で汚泥1を挟圧して剪断脱水
し、脱水ケーキ42となって剥離する。濾布ベルト部分
36,37はそれぞれ反転し、汚泥1は各濾布ベルト部
分36,37の各面の表と裏に接触し、4周して元の位
置に戻るので、無端濾布ベルト30の損傷は低減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下水、産業排水そ
の他の水処理において発生する汚泥を連続的に脱水する
汚泥脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無端状の2本の濾布ベルトを対面重合状
態で複数個のローラ群に走行可能に掛装し、これら濾布
ベルト間に汚泥を挟持して加圧脱水する汚泥脱水装置に
は、種々のものがある。中でも近年、加圧脱水部に加え
て、さらに複数個の剪断ローラを備えた剪断脱水部を設
けた汚泥脱水装置が注目されている。これらの汚泥脱水
装置は濾布ベルト間で加圧脱水された汚泥に剪断ローラ
による剪断力を与えて剪断脱水し、脱水効果を更に向上
させたものである。
【0003】上記汚泥脱水装置としては、例えば、特公
昭64−3600号公報、実公平2−34000号公報
等に開示されたものがある。図12に示すように、従来
の汚泥脱水装置は、供給部52から汚泥51の供給を受
ける無端状の濾布ベルト53と、汚泥51の供給を受け
ない無端状の濾布ベルト54とが、駆動装置55に連結
された同一速度で回転する駆動ローラ56及び複数個の
ローラ群57に、対面重合状態で平行走行可能に掛装さ
れたものである。汚泥51は、濾布ベルト53と54の
重合部に対向して設けられた加圧ローラ58で加圧脱水
され、さらに濾布ベルト53,54の走行方向下流側に
設けられた太陽ローラ63と複数の遊星ローラ64とか
らなる剪断脱水部Sで剪断脱水される。そして、剪断脱
水によって得られた脱水ケーキ60は、圧搾ローラ59
を経た後、濾布ベルト53と54が離れるのに伴って、
濾布ベルト53,54から剥離してコンベヤ61上に落
下する。また、汚泥剥離後に、汚泥51が付着した濾布
ベルト53,54は、濾過能力の低下防止のため、洗浄
装置62で洗浄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記汚
泥脱水装置で使用されている従来の濾布ベルト53,5
4は、図13に示すような、帯状濾布ベルト部材の両端
A,CとB,Dとを連結して作製した無端状の濾布ベル
トであるため、以下のような問題点がある。即ち、上記
汚泥脱水装置では、最少でも上下2本のベルトを支持す
るローラが必要になり、気候が複雑になると共に、設備
そのものが大型化するという問題を有している。
【0005】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、1本の濾布ベルトを少なくとも3
個のローラを使用して屈曲させて重合する汚泥脱水部を
形成し、濾布ベルトを二重にして用いることにより1本
の濾布ベルトで汚泥の脱水を可能にしし、ローラ等の部
品点数を低減して装置そのものを簡単に且つコンパクト
に構成した汚泥脱水装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、以下のように構成されている。即
ち、この発明は、複数個のローラに走行可能にそれぞれ
掛装され且つ途中でそれぞれ180度反転した状態の第
一濾布ベルト部分と第2濾布ベルト部分とが無端状に連
結された1本の無端濾布ベルト、該無端濾布ベルトの前
記第一濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分との一
部を互いに対面重合させて前記第一濾布ベルト部分と前
記第2濾布ベルト部分との間に構成された剪断脱水部、
及び前記第一濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分
との間の前記剪断脱水部を走行する汚泥に挟圧すること
によって剪断脱水を行うため前記汚泥に剪断力を与える
複数の剪断ローラ、を有することを特徴とする汚泥脱水
装置に関する。
【0007】また、この汚泥脱水装置において、180
度反転した状態の前記第一濾布ベルト部分と前記第2濾
布ベルト部分は、重ね合わせた2本の濾布ベルト部材を
それぞれ180度反転させ、一方の前記濾布ベルト部材
の両端を他方の濾布ベルト単位の両端にそれぞれ連結し
て構成されるものである。
【0008】或いは、この汚泥脱水装置において、18
0度反転した状態の前記第一濾布ベルト部分と前記第2
濾布ベルト部分は、1本の濾布ベルト単位を360度反
転させて端部を互いに連結し、且つ360度の反転を前
記第一濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分とで1
80度の反転に分担させることで構成されるものであ
る。
【0009】なお、この汚泥脱水装置において、前記剪
断脱水部には、太陽ローラと、該太陽ローラに外接して
自転自在に構成すると共に前記太陽ローラの回りに公転
可能に支持された汚泥に剪断力を付与する複数の遊星ロ
ーラとが設けられているものである。
【0010】
【作用】この発明による汚泥脱水装置は、上記のように
構成されているので、次のように作用する。即ち、この
汚泥脱水装置は、上記のように、1本の無端濾布ベルト
を反転させて二重に使用し、第一濾布ベルト部分と第2
濾布ベルト部分との間で汚泥を挟圧することによって剪
断脱水を行うように構成できる。これに対して、従来の
汚泥脱水装置ように、2枚の濾布ベルトを二重にして用
いると、微妙な濾布ベルトの整合調整が必要となり、実
用に供し難いものとなる。また、従来の汚泥脱水装置
は、運転中に濾布ベルトがローラの軸線方向に蛇行する
ということがあったが、この発明による汚泥脱水装置で
は、濾布ベルトが蛇行した場合に、元に戻る力が働くの
で、濾布ベルトの走行について安定した運転が可能とな
った。更に、この汚泥脱水装置は、1枚の濾布ベルトを
二重に用いるので次のような作用を生じることができ
る。
【0011】即ち、従来の汚泥脱水装置では、濾布ベル
トの洗浄を、濾布ベルトの両面から行おうとすれば、当
然、濾布の内側面と外側面のそれぞれに洗浄装置を設置
する必要があり、洗浄装置の台数が多くなるという問題
点があったが、この汚泥脱水装置では、洗浄装置を一箇
所に設置するだけで両方の第一濾布ベルト部分と第2濾
布ベルト部分とを洗浄できるので、洗浄装置の設置台数
が少なくなり、装置全体のコストの低減を図ることがで
きる。また、従来の汚泥脱水装置では、供給される汚泥
が流動状態の場合、濾布ベルトが水平状態に維持されて
いなければ、汚泥が濾布ベルトの幅方向に流出してしま
うという問題があったが、この汚泥脱水装置によれば、
汚泥反転部に形成される水平な部分において汚泥を供給
するようにでき、また、濾布ベルトを鉛直状態で走行す
るように構成しても、汚泥が濾布ベルトの幅方向に流出
する問題は生じない。
【0012】しかも、濾過能力を向上させるためには、
従来は濾幅を大きくとるよう設計せざるをえず、それ故
に、汚泥脱水装置の設置スペースが非常に大きくなって
いたが、この汚泥脱水装置では、濾布ベルトの幅を大き
くしても、濾布ベルトが鉛直状態で走行する構造に構成
できるので、設置面積はほとんど増大しない。しかも、
濾布ベルトを鉛直状態で走行させるように構成すると、
脱水濾液は鉛直方向に流出し易くなると共に、汚泥剥離
も重力方向のため剥離し易くなる。
【0013】更に、この汚泥脱水装置は、水切りローラ
の軸線が鉛直方向又は傾斜方向になるように水切りロー
ラを配置することができ、濾布ベルトを水切りローラ間
で圧搾することにより、濾布から表出した洗浄水が鉛直
方向にスムーズに排出され、洗浄水の水切りが円滑に行
えるようになる。
【0014】以上のように、この発明による汚泥脱水装
置は、ローラや洗浄装置等の部品点数を減らすことがで
きる上に、設置スペースも非常に削減することができ、
汚泥脱水装置全体を非常に小型化することができると共
に、コスト低減を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
汚泥脱水装置について説明する。図1〜図11はこの発
明による汚泥脱水装置の第一実施例を示している。
【0016】次に、この発明による汚泥脱水装置の別の
実施例について、図1〜図11を参照して説明する。図
1〜図11は濾布ベルトの製作工程を示す説明図であ
り、図1は濾布ベルトの製造に用いられる長方形の帯を
示す正面図、図2は長方形の帯を180度ねじった時の
状態を示す正面図、及び図3は完成した濾布ベルトの斜
視図である。
【0017】この実施例の濾布ベルト30は、図1に示
すような、濾布ベルト部材28(中心線をCL1 で表す
ことにする)と濾布ベルト部材29(中心線をCL2
表すことにする)とを互いに重ね合わせて製作される。
即ち、図2に示すように、2枚の濾布ベルト部材28,
29を180度ねじって即ち反転して、点Gと点N、点
Hと点M、点Jと点K、点Iと点Lを重ね合わせて、端
部の辺を連結することにより、図3に示すような1本の
無端状の濾布ベルト30が製作される。この濾布ベルト
30の各辺をたどると、上辺はG→I→L→N→Gとな
る。そして、G→IとL→Nで反転する。また、下辺は
H→J→K→M→Hとなる。そして、H→JとK→Mで
反転する。中心線はL1 →L2 →L3 →L4 となる。
【0018】この実施例の汚泥脱水装置は、図3に示し
た無端状の濾布ベルト30を、図4に示したように、少
なくとも3本のローラ31,32,33に掛装したもの
を基本的な構造とするものである。図4では、3本のロ
ーラ31,32,33は鉛直方向に設置されている。図
5はこの発明による汚泥脱水装置の一実施例を示す説明
図である。1本の無端濾布ベルト30は、少なくとも3
本のローラに相当する駆動圧搾ローラ31、内側従動ロ
ーラ32及び外側従動ローラ33に掛装された内側濾布
ベルト部分36と外側濾布ベルト部分37とが無端状に
連結されたものであり、内側濾布ベルト部分36と外側
濾布ベルト部分37との途中でそれぞれ180度反転し
た状態に構成されている。なお、図5中の矢印は、各種
ローラの回転方向、及び濾布ベルト30の走行方向を示
している。
【0019】この汚泥脱水装置において、無端状の濾布
ベルト30を屈曲させて内側濾布ベルト部分36と外側
濾布ベルト部分37とを構成し、それぞれの部分36,
37で反転させているので、汚泥1は各濾布ベルト部分
36,37の各面の表と裏に接触し、4周して元の位置
に戻ることになり、各面の汚泥1に接する回数は4周で
間欠的に2回であり、無端濾布ベルト30の損傷は低減
される。また、駆動圧搾ローラ31は、太陽ローラであ
り、剪断脱水部Sに相当する機能を有していると同時
に、濾布ベルト30を走行させる機能を有している。従
って、この実施例では、一つの装置で二つの機能を果た
すので、部品点数が少なくなる。なお、駆動圧搾ローラ
31の構造は、後述の剪断脱水部Sとほぼ同じである。
【0020】剪断脱水部Sの構造は、図10及び図11
に示すとおりであり(特公昭64−3600号公報参
照)、太陽ローラ13とこれに外装する複数の遊星ロー
ラ14を備え、太陽ローラ13の回転軸15の両端部が
フレーム16に回転可能に保持されている。太陽ローラ
13と遊星ローラ14とは共に、外周に歯車を形成した
円形の支持部材17にそれぞれ自転自在に支持されてい
る。この支持部材17の外周歯車部はピニオン歯車20
に噛み合っており、ピニオン歯車20は、図示しない可
変速モータにチェーン19を介して連なる鎖車18と一
体回転する。即ち、可変速モータによって、鎖車18及
びピニオン歯車20を介して支持部材17が回転し、そ
の回転に伴って遊星ローラ14が太陽ローラ13に対し
て公転することになる。
【0021】この汚泥脱水装置において、無端濾布ベル
ト30の第1濾布ベルト部分即ち内側濾布ベルト部分3
6は、太陽ローラの駆動圧搾ローラ31で方向転換した
後、内側従動ローラ32で方向変換し、次いで180度
反転しする。また、第2濾布ベルト部分即ち外側濾布ベ
ルト部分37は、駆動圧搾ローラ31で方向転換した
後、外側従動ローラ33で方向変換し、次いで180度
反転する。しかも、内側濾布ベルト部分36と外側濾布
ベルト部分37とは、駆動圧搾ローラ31の領域で互い
に対面重合させられ、内側濾布ベルト部分36と外側濾
布ベルト部分37との間に剪断脱水部Sが構成される。
この剪断脱水部Sを走行する汚泥1は、複数の遊星ロー
ラである剪断ローラ35によって汚泥1に剪断力を与え
るように内側濾布ベルト部分36と外側濾布ベルト部分
37との間で挟圧され剪断脱水が行われる。
【0022】この汚泥脱水装置は、内側濾布ベルト部分
36が外側濾布ベルト部分37の内側を並行走行するよ
うに二重構造にしたものであるから、設置スペースが従
来のものに比べて非常に小さくなる。従って、この汚泥
脱水装置は、従来のものに比べて非常に小型なものにな
る。また、濾布ベルト30は濾布反転部38を除いて鉛
直方向に設置されているので、たとえ濾布幅を大きくし
ても設置面積はほとんど変化しない。
【0023】また、汚泥1は、濾布反転部38の内側濾
布ベルト部分36と外側濾布ベルト部分37との間の隙
間、図5で矢印Fで示す領域で供給される。濾布ベルト
30は、濾布反転部38において反転ガイドローラ39
に案内されて徐々に鉛直状態から水平状態になり、次い
で同じ方向に回転して鉛直状態になって結果として18
0度反転する。このように濾布反転部38の水平部にお
いて汚泥1を供給するので、汚泥1を濾布ベルト30の
幅方向に均一に流入することができる。
【0024】供給された汚泥1は、内側濾布ベルト部分
36と外側濾布ベルト部分37との間に挟持され、その
挟持状態のまま濾布ベルト30は水平状態から鉛直状態
に変化する。従って、汚泥1は濾布ベルト30の両辺か
ら流出しない。汚泥1は、剪断脱水部Sで駆動圧搾ロー
ラ31で剪断力を受けながら圧搾され、その間に脱水が
行われる。濾布ベルト30は、鉛直状態で走行している
ので、脱水された濾液は重力方向に流れ出し、円滑に除
去される。
【0025】濾布ベルト30は駆動圧搾ローラ31から
汚泥剥離用ローラ41に至る部分では内側濾布ベルト部
分36と外側濾布ベルト部分37が互いに重合した状態
にあるが、内側従動ローラ32の直径が外側従動ローラ
33の直径よりも小さく構成されているので、汚泥剥離
用ローラ41から内側従動ローラ32及び外側従動ロー
ラ33に至る汚泥剥離部40においては、内側濾布ベル
ト部分36と外側濾布ベルト部分37は互いに離れる。
この汚泥剥離部40において、鉛直走行する内側濾布ベ
ルト部分36と外側濾布ベルト部分37の間隔が離れる
ことによって、脱水ケーキ42は濾布ベルト30から剥
離して自重で落下する。
【0026】汚泥剥離部40には洗浄装置43が設置さ
れている。洗浄装置43で洗浄された濾布ベルト30
は、対向して配置された一対の水切りローラ44によっ
て挟持され、圧搾される。この圧搾により濾布ベルト3
0から洗浄水が除去される。水切りローラ44は、図8
及び図9に示すような構造を有している。図8は水切り
ローラの斜視図、図9は図8のP−P線における断面図
である。水切りローラ44の溝47は、軸線に対して傾
斜しており、その傾斜方向は水切りローラ44の回転速
度と水の落下速度とを合成した方向に一致させているの
で、水切りが円滑に行われる。なお、水切りローラ44
の構造としては、その他に図7〜図9に示した構造のも
のであってもよい。また、反転ガイドローラ39に水切
りローラ44の機能を持たせてもよい。
【0027】この汚泥脱水装置は、以上のような構成を
有しており、以下のように作動する。まず、モータのス
イッチを入れると、駆動圧搾ローラ31が回転し、濾布
ベルト30が走行する。濾布反転部38の水平部におい
て符号Fで示す領域で供給された汚泥1は、濾布ベルト
30の内側濾布ベルト部分36と外側濾布ベルト部分3
7との間に挟持されたまま、駆動圧搾ローラ31に移送
される。駆動圧搾ローラ31は汚泥1を加圧しつつ脱水
し、脱水された脱水ケーキ42は汚泥剥離部40へ移送
される。汚泥剥離部40では、重合していた濾布ベルト
30の内側濾布ベルト部分36と外側濾布ベルト部分3
7とが二手に離れるので、脱水ケーキ42は自重で簡単
に剥離してコンベヤに落下する。次いで、濾布ベルト3
0は洗浄装置43によって洗浄される。濾布ベルト30
に含まれた洗浄水は水切りローラ44で除去される。続
いて濾布ベルト30は反転ガイドローラ39に案内され
ながら反転する。この反転によって、汚泥1を挟持して
いた面が外側に向き、汚泥1を挟持していなかった外側
の面が内側の面に向いて汚泥1を挟持するようになる。
【0028】この汚泥脱水装置では、汚泥剥離用ローラ
41を一個設けただけであるが、例えば、図6に示すよ
うに、複数個の汚泥剥離用ローラ41を設置すれば、汚
泥剥離時に、重合濾布ベルト30を速やかに二つに引き
離すことができるので、汚泥剥離がより一層良好に行え
るようになる。
【0029】また、難脱水の場合、汚泥剥離後に濾布ベ
ルト30に付着した汚泥を掻き取るために、掻き取り用
スクレパーを設置してもよい。
【0030】また、この汚泥脱水装置では、駆動圧搾ロ
ーラ31を設けたが、図7に示すように、駆動圧搾ロー
ラ31を一個の駆動ローラ45と複数個の圧搾ローラ4
6から構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明による汚泥脱水装置は、上記の
ように構成されているので、次のような効果を有する。
即ち、この発明による汚泥脱水装置は、上記のように構
成したので、従来の汚泥脱水装置が運転中に濾布ベルト
がローラの軸線方向に蛇行するということがあったが、
この発明による汚泥脱水装置では、濾布ベルトが蛇行し
た場合に、元に戻る力が働くので、濾布ベルトの走行に
ついて安定した運転が可能となった。
【0032】また、従来は、濾布ベルトの洗浄を、濾布
ベルトの両面から行おうとすれば、当然、濾布の内側面
と外側面のそれぞれに洗浄装置を設置する必要があり、
洗浄装置の台数が多くなるという問題点があったが、こ
の汚泥脱水装置では、洗浄装置を一箇所に設置するだけ
で第1濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分の両者
を洗浄できるので、洗浄装置の設置台数が少なくなり、
装置全体のコストの低減を図ることができる。
【0033】また、従来の汚泥脱水装置では、供給され
る汚泥が流動状態の場合、濾布ベルトが水平状態に維持
されていなければ、汚泥が濾布ベルトの幅方向に流出し
てしまうという問題があったが、この汚泥脱水装置によ
れば、汚泥反転部に形成される水平な部分において汚泥
を供給するようにでき、また、濾布ベルトを鉛直状態で
走行するように構成しても、汚泥が濾布ベルトの幅方向
に流出する問題は生じない。
【0034】しかも、濾過能力を向上させるためには、
従来は濾幅を大きくとるよう設計せざるをえず、それ故
に、汚泥脱水装置の設置スペースが非常に大きくなって
いたが、この汚泥脱水装置では、濾布ベルトの幅を大き
くしても、濾布ベルトが鉛直状態で走行する構造に構成
できるので、設置面積はほとんど増大しない。しかも、
濾布ベルトを鉛直状態で走行させるように構成すると、
脱水濾液は鉛直方向に流出し易くなると共に、汚泥剥離
も重力方向のため剥離し易くなる。
【0035】更に、この汚泥脱水装置は、水切りローラ
の軸線が鉛直方向又は傾斜方向になるように水切りロー
ラを配置することができ、濾布ベルトを水切りローラ間
で圧搾することにより、濾布から表出した洗浄水が鉛直
方向にスムーズに排出され、洗浄水の水切りが円滑に行
えるようになる。
【0036】以上のように、この発明による汚泥脱水装
置は、ローラや洗浄装置等の部品点数を減らすことがで
きる上に、設置スペースも非常に削減することができ、
汚泥脱水装置全体を非常に小型化することができると共
に、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による汚泥脱水装置の一実施例におけ
る無端濾布ベルトを製作するために使用される濾布ベル
ト部材を示す正面図である。
【図2】図1の濾布ベルト部材を180度ねじった即ち
反転した状態を示す正面図である。
【図3】この発明による汚泥脱水装置に使用される完成
した無端濾布ベルトの一実施例を示す斜視図である。
【図4】この汚泥脱水装置における無端濾布ベルトの蛇
行を説明するための説明図である。
【図5】この発明による汚泥脱水装置の一実施例を示す
説明図である。
【図6】汚泥剥離用ローラを多数設けた例を示す部分平
面図である。
【図7】多数の圧搾ローラを設けた例を示す部分平面図
である。
【図8】水切りローラの一例を示す斜視図である。
【図9】図8のP−P線における断面図である。
【図10】この汚泥脱水装置における剪断脱水部の部分
断面正面図である。
【図11】図10のQ−Q線における断面図である。
【図12】従来の汚泥脱水装置の一例を示す側面図であ
る。
【図13】従来の濾布ベルトを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 汚泥 30 濾布ベルト 32 内側従動ローラ 33 外側従動ローラ 36 内側濾布ベルト部分(第1濾布ベルト部分) 37 外側濾布ベルト部分(第2濾布ベルト部分) 38 濾布反転部 39 反転ガイドローラ 40 汚泥剥離部 41 汚泥剥離用ローラ 42 脱水ケーキ 43 洗浄装置 S 剪断脱水部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のローラに走行可能にそれぞれ掛
    装され且つ途中でそれぞれ180度反転した状態の第一
    濾布ベルト部分と第2濾布ベルト部分とが無端状に連結
    された1本の無端濾布ベルト、該無端濾布ベルトの前記
    第1濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分との一部
    を互いに対面重合させて前記第1濾布ベルト部分と前記
    第2濾布ベルト部分との間に構成された剪断脱水部、及
    び前記第1濾布ベルト部分と前記第2濾布ベルト部分と
    の間の前記剪断脱水部で走行する汚泥を挟圧して剪断脱
    水を行うため前記汚泥に剪断力を与える複数の剪断ロー
    ラ、を有することを特徴とする汚泥脱水装置。
  2. 【請求項2】 180度反転した状態の前記第一濾布ベ
    ルト部分と前記第2濾布ベルト部分は、重ね合わせた2
    本の濾布ベルト部材をそれぞれ180度反転させ、一方
    の前記濾布ベルト部材の両端を他方の濾布ベルト部材の
    両端にそれぞれ連結して構成されることを特徴とする請
    求項1に記載の汚泥脱水装置。
  3. 【請求項3】 180度反転した状態の前記第一濾布ベ
    ルト部分と前記第2濾布ベルト部分は、1本の濾布ベル
    ト部材を360度反転させて端部を互いに連結し、且つ
    360度の反転を前記第一濾布ベルト部分と前記第2濾
    布ベルト部分とで180度ずつの反転に分担させること
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載の汚泥脱
    水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5656165A (en) * 1993-02-23 1997-08-12 Yamamoto Kogyo Kabushiki Kaisha Dewatering apparatus of filter belt type

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5656165A (en) * 1993-02-23 1997-08-12 Yamamoto Kogyo Kabushiki Kaisha Dewatering apparatus of filter belt type

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