JPH06304833A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH06304833A
JPH06304833A JP5120778A JP12077893A JPH06304833A JP H06304833 A JPH06304833 A JP H06304833A JP 5120778 A JP5120778 A JP 5120778A JP 12077893 A JP12077893 A JP 12077893A JP H06304833 A JPH06304833 A JP H06304833A
Authority
JP
Japan
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mounting table
glass block
workpiece
clamp
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5120778A
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English (en)
Inventor
Keiichi Uekusa
敬一 植草
Masahide Noguchi
正英 野口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被加工材の装着と取外しが容易な構造にして
加工作業工数の削減を図り、かつ、被加工材の製品コス
トとランニングコストの低減を図り、作業環境を向上さ
せるクランプ装置を提供する。 【構成】 複数の切削刃300によって切削される被加
工材200を載置するため載置台10と、複数の切削刃
300が各々入り込む複数の通過溝26が形成された爪
部21を有し、この爪部21の当接によって被加工材2
00を載置台10上に固定する支持部20とを備える。
支持部20は、複数の切削刃300によって切り離され
るべき複数の被加工材片210に各々対応して複数別個
に設けられており、各支持部20は付勢手段30によっ
て、爪部21の当接方向に付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺状の被加工材を所
定幅で切断するときに使用するクランプ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、長尺状の被加工材を切断する技術
として、例えば、光学部品であるプリズムを切断形成す
る技術がある。この切断加工技術は、加工用の載置台上
に接着剤の一種であるワックスを塗り、このワックスの
接着力で長尺状のガラスブロックを載置台上に固定した
後、切削刃としての砥石で長さ方向にガラスブロックを
所定間隔で切り刻んでいく方法をとっている。
【0003】具体的には、ワックスを加熱,溶解して載
置台上に塗布し、ワックス上にガラスブロックを載せた
後、ワックスを冷却固化させて、ガラスブロックを載置
台上に接着固定する。次に、固定されたガラスブロック
を砥石によって長さ方向に所定間隔で切断することによ
り、複数のプリズムを形成する。そして、最後に、各プ
リズムに接着しているワックスを溶融軟化させて、各プ
リズムをワックスから剥がし取るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、次のような問題があった。ガラスブロック
の載置台上への固定作業の際には、ワックスの加熱,溶
解,塗布,冷却固化,及ガラスブロックの載置台上への
接着固定という複数の作業が必要である。
【0005】そして、砥石で切断形成された各プリズム
の剥離作業として、各プリズムに接着しているワックス
の溶解軟化,および各プリズムの剥離という複数の作業
が必要である。すなわち、従来の技術では、プリズムを
形成するまでに、非常に多くの作業工数が必要であり、
しかも、各作業に相当の熟練を要するので、製造効率が
劣り、この結果、プリズムの製品コストが高く付いてし
まう。
【0006】また、各プリズムを載置台から剥離する
際、有機溶剤を使用してワックスを溶解しなければなら
ないので、この有機溶剤をプリズムから洗い落とす作業
がさらに必要であると共に、有機溶剤によって作業環境
が著しく悪化するという問題もあった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、被加工材の装着と取外しが容易な構造にして
加工作業工数の削減を図り、かつ、被加工材の製品コス
トとランニングコストの低減を図ることができ、しか
も、作業環境を向上させることができるクランプ装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の切削
刃によって切削される被加工材を載置するための載置台
と、上記複数の切削刃が各々入り込む複数の通過溝が形
成された支持部を有し、この支持部によって上記被加工
材を上記載置台上に固定する構成としたクランプ装置に
より、達成される。
【0009】また、好ましくは、前記支持部が爪部を有
し、この爪部を前記被加工材に接離させて、被加工材の
前記載置台上での固定,解除を行うことができる固定解
除手段を備える構成とすることができる。
【0010】また、前記支持部は、前記複数の切削刃に
よって切り離されるべき複数の被加工材片に各々対応し
て複数別個に設けられているものである構成とすること
ができる。
【0011】また、好ましくは、前記支持部の爪部を前
記当接方向に付勢する付勢手段を備える構成とすること
ができる。
【0012】そして、前記爪部は、その当接部分に弾性
部材を有するものである構成とすることができる。
【0013】また、上記目的は、本発明にあっては、複
数の切削刃によって切削される被加工材を載置するため
載置台と、上記複数の切削刃が各々入り込む複数の通過
溝が形成された支持部を有し、この支持部によって上記
被加工材を上記載置台上に固定するとともに、偏心カム
の回転動作により、上記支持部の爪部を上記被加工材に
接離移動させて、被加工材の上記載置台上での固定,解
除を行う固定解除手段とを備えるクランプ装置により、
達成される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、載置台に被加工材を載せ、
この被加工材に支持部を当接させることにより、被加工
材が載置台に固定される。そして、複数の切削刃を爪部
の複数の通過溝に入り込ませることによって、被加工材
が所定間隔で切断される。
【0015】また、固定解除手段を用いることによっ
て、被加工材の装着と取外しを容易に行うことができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0017】尚、以下に述べる実施例は、本発明の好適
な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付
されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特
に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様
に限られるものではない。例えば、以下の実施例におい
ては、被加工材としてガラスブロックを適用している
が、これに限らず、金属棒等あらゆる被加工材に適用す
ることができることは勿論である。
【0018】図1は、本発明の第一実施例に係るクラン
プ装置を示す図である。図2は被加工材の装着状態を示
す図であり、図3は被加工材片の取外し状態を示す図で
ある。
【0019】図1において、符号1はクランプ装置であ
り、このクランプ装置1は、図4にも示すように、被加
工材としての長尺状かつ断面台形のガラスブロック20
0を保持し、このガラスブロック200を切断すること
によって、光学ピックアップのプリズム210の切断形
成を可能にしたものである。
【0020】このクランプ装置1は、ガラスブロック2
00を載せる載置台10と、ガラスブロック200をこ
の載置台10上に固定する支持部20と、この支持体2
0に作用してガラスブロック200の固定,解除を行わ
せる固定解除機構40とを備えている。
【0021】載置台10は、その上面にガラスブロック
200を載置するための載置面部11を有している。こ
の載置面部11は、ガラスブロック200の底面形状に
対応した長状の水平面で構成されており、その側端部に
は、長さ方向に沿って位置決め部13が突出形成されて
いる。
【0022】この位置決め部13は、ガラスブロック2
00の側面を位置決めする部位であり、その長さ方向に
は、載置面部11上面と連続する複数の切り欠き溝14
が削設されている。また、載置面部11の一方の端部に
は、ガラスブロック200の端面を係止する係止部16
が突設されている。
【0023】一方、支持部20は、上部に一体にクラン
プ爪21を有した鉤状部材であり、上記位置決め部13
に対向して複数取り付けられている。具体的には、各支
持部20のクランプ爪21には、ガラスブロック200
の斜面201に当接させるゴム22が取り付けられてお
り、支持部20中央部には、載置台10側を向く一対の
取付部23が突設されている。
【0024】そして、クランプ爪21が位置決め部13
側に向けられて、取付部23が載置台10の凹部18内
に嵌められた状態で、取付部23間が軸25により、載
置台10に対して回動自在に連結されている。
【0025】これにより、複数の支持部20が載置面部
11の側端部長さ方向に所定間隔で配され、これら支持
部20間の間隙でなる複数の通過溝26が形成されてい
る。各通過溝26は、載置面部11上面と連通するよう
に設定されている。すなわち、互に連通する通過溝2
6,載置面部11上面,切り欠き溝14によって、各砥
石300の刃先を通すことができる砥石用通路が構成さ
れ、この砥石用通路が砥石300の数に対応して複数形
成されている。
【0026】各支持部20は、クランプ爪21がガラス
ブロック200に当接する方向に、コイルバネ30によ
って付勢されている。すなわち、図2に示すように、載
置台10の凹部18下側に、支持部20側に開口するバ
ネ収納部31が支持部20の数だけ穿設され、これらの
バネ収納部31内に各々収納された複数のコイルバネ3
0によって、複数の支持部20の各下端部が外方に付勢
されている。
【0027】これにより、クランプ爪21がゴム22を
介してガラスブロック200の斜面201を押圧し、ガ
ラスブロック200の固定がなされるようになってい
る。そして、この固定動作は、固定解除機構40によっ
て解除することができるようになっている。
【0028】固定解除機構40は、図1に示すように、
調整ネジ45によって載置台10に取り付けられたコ字
状の枠体41と、この枠体41の中央部に装着された操
作ネジ43とを有している。
【0029】操作ネジ43は、図2に示すように、支持
部20の固定部27方向を向いて開口するように枠体4
1に穿設されたネジ孔42内に螺入されており、つまみ
44を回転させることによって、操作ネジ43が固定部
27を進退させるようになっている。
【0030】すなわち、操作ネジ43を進め、コイルバ
ネ30の付勢力に抗して固定部27を押すと、図3に示
すように、クランプ爪21がガラスブロック200から
離反する方向に、支持部20が回転する。逆に、操作ネ
ジ43をゆるめると、クランプ爪21がガラスブロック
200に当接する方向に支持部20が回転するようにな
っている。
【0031】次いで、クランプ装置1の使用例について
説明する。ガラスブロック200をクランプ装置1に装
着する際には、図3に示すように、つまみ44を回して
操作ネジ43を進め、操作ネジ43の先端でコイルバネ
30の付勢力に抗して固定部27を押す。すると、矢印
Bで示すように、支持部20が軸25の周りで回転し、
クランプ爪21が開く。
【0032】この状態で、図1および図3に示すよう
に、ガラスブロック200を載置面部11上に載置す
る。すなわち、ガラスブロック200の斜面201をク
ランプ爪21側に向け、側面を位置決め部13に当接し
位置決めした状態で、ガラスブロック200の端面を係
止部16に係止させる。
【0033】このようにガラスブロック200を載置面
部11上に載置した後、つまみ44を逆に回して操作ネ
ジ43を後退させ、支持部20に対する操作ネジ43の
押圧力を解放する。すると、図2に示すように、コイル
バネ30の付勢力によって、支持部20が軸25の周り
で矢印A方向に回転し、クランプ爪21が閉じて、ガラ
スブロック200の斜面201に当接する。
【0034】これにより、ガラスブロック200がゴム
22を介してクランプ爪21により押圧される。具体的
には、ガラスブロック200は、斜面201に加わって
いる押圧力の水平分力によって、位置決め部13に押し
付けられ、下方への垂直分力によって、載置面部11に
押さえ付けられる。しかも、ゴム22の摩擦力でガラス
ブロック200が保持されるので、ガラスブロック20
0は載置面部11上に強固に固定される。
【0035】このようにガラスブロック200を載置面
部11に装着固定した後、回転する複数の砥石300に
よってガラスブロック200を切断する。これは、図1
に示すように、砥石300の刃先を、矢印方向から支持
部20間の通過溝26内に進入させ、砥石300または
クランプ装置1の一方を水平に移動させることにより行
う。
【0036】これにより、各砥石300の刃先が、互に
連通する通過溝26,載置面部11上面,位置決め部1
3の切り欠き溝14で構成される前記各砥石用通路内に
入り込み、ガラスブロック200を切断しながら、これ
らの砥石用通路から抜け出る。
【0037】このとき、砥石300の回転振動がガラス
ブロック200に伝わり、その振動による衝撃がガラス
ブロック200に加わるが、ガラスブロック200はク
ランプ爪21のゴム22によって保持されているので、
前記衝撃はこのゴム22によって吸収され、ガラスブロ
ック200が衝撃によってずれたり,破損したりするこ
とはない。
【0038】複数の砥石300が前記複数の砥石用通路
を通り抜けると、図1および図4の二点鎖線で示すよう
に、ガラスブロック200が切断され、複数のプリズム
210が形成される。この際、切断形成される複数のプ
リズム210は、各支持部20によって独立に押圧され
ているので、各プリズム210は各支持部20の押圧力
によって、強固に固定されている。
【0039】そして、図3に示したように、つまみ44
を回し、操作ネジ43で固定部27を押して、矢印Bで
示すように、支持部20を回転させる。クランプ爪21
を開いてプリズム210に対する押圧力を解放した後、
形成された複数のプリズム210を載置面部11から取
り出す。
【0040】以上のように、本実施例によれば、ガラス
ブロック200を載置面部11に載置し、固定解除機構
40の操作で支持部20を閉じることにより、ガラスブ
ロック200を載置面部11上に容易に固定することが
でき、また、固定解除機構40の操作で支持部20を開
くことにより、形成された複数のプリズム210を載置
面部11から容易に取外すことができるので、上述した
従来例のようなワックスを用いる必要がない。
【0041】したがって、ワックスの加熱,溶解等の多
数かつ熟練を要する作業が不要となるので、ガラスブロ
ック200の装着作業と取外し作業の工数を著しく削減
することができ、プリズム210の製品コストを低くす
ることができる。
【0042】また、プリズム210を取外す際、有機溶
剤を使用する必要がないので、プリズム210の洗浄作
業工数を削減することができ、かつ、プリズム製造工場
の作業環境の改善,向上を図ることができる。そして、
ワックスや有機溶剤等の副資材を必要としなくなること
から、ランニングコストを大きく下げることができる。
【0043】次に、本発明の第二実施例に係るクランプ
装置について説明する。図5は、本実施例のクランプ装
置を示す図である。図5において、符号2がクランプ装
置であり、このクランプ装置2は、マグネットチャック
90上に取り付けられたメカニカルチャック50によ
り、複数のガラスブロック200を保持する構成になっ
ている。
【0044】メカニカルチャック50は、マグネットチ
ャック90上に着脱自在に複数取り付けられており、各
メカニカルチャック50は、治具収納箱51と、治具収
納箱51に収納されガラスブロック200を保持する複
数の個別のクランプ装置である治具52と、これら治具
52の固定解除動作を行う固定解除機構80とを有して
いる。
【0045】治具52はそれぞれが第1の実施例で説明
した個別のクランプ装置と近似するものである。そし
て、治具52は、図6に示すように、ガラスブロック2
00を載せる載置台60と、ガラスブロック200を載
置台60上に固定する支持部70とを備えている。
【0046】載置台60は、上記第一実施例の載置台1
0と同様に、ガラスブロック200を載置するための載
置面部61と、この載置面部61の側端部に突出形成さ
れた位置決め部63とを有している。そして、位置決め
部63には、載置面部61上面と連続する複数の切り欠
き溝64が削設されている。
【0047】一方、支持部70も、上記第一実施例の支
持部20と同様に、ゴム72付きのクランプ爪71を有
し、上記位置決め部63に対向して複数取り付けられて
いる。すなわち、複数の支持部70は、治具収納箱51
に架けられた軸75に回動自在に取り付けられ、複数の
支持部70の間隙でなる複数の通過溝76が形成されて
いる。これにより、この通過溝76,載置面部61上
面,切り欠き溝64によって、各砥石300の刃先を通
すことができる砥石用通路が構成されている。
【0048】このような支持部70も各々、図6および
図7に示すように、載置台60のバネ収納部79内に収
納されたコイルバネ78によって付勢されている。すな
わち、バネ収納部79内のコイルバネ78が支持部70
の各下端部を外方に付勢し、これにより、クランプ爪7
1がゴム72を介してガラスブロック200の斜面20
1を押圧し、ガラスブロック200の固定がなされるよ
うになっている。
【0049】このような治具52が治具収納箱51内に
複数取り付けられて、1つのメカニカルチャック50が
構成されている。そして、各メカニカルチャック50の
治具52に保持される複数のガラスブロック200の固
定,解除は、各メカニカルチャック50に装着された固
定解除機構80によって同時に行われるようになってい
る。
【0050】固定解除機構80は、図7に示すように、
クランプ解除バー81と、クランプ解除バー81を図の
左方向に移動させるための偏心カム85と、偏心カム8
5を回転操作するためのクランプ解除レバー88(二点
鎖線)とにより構成されている。
【0051】クランプ解除バー81は、その上面に凹設
された複数の係合部82を有しており、これら係合部8
2を支持部70の下端に係合させた状態で、複数の治具
52の下方または下側に水平に配されている。そして、
このクランプ解除バー81の先端側にはコイルバネ83
が配設されており、このコイルバネ83によって、クラ
ンプ解除バー81が図の右方向に付勢されている。
【0052】偏心カム85は、クランプ解除バー81の
右端部近傍に配設されている。具体的には、回転軸86
が治具収納箱51に回転自在に取り付けられており、こ
の回転軸86に偏心状態で偏心カム85が固着されてい
る。
【0053】クランプ解除レバー88は、回転軸86に
固着されており、このクランプ解除レバー88を回転さ
せると、偏心カム85が一体回転してクランプ解除バー
81を図の左方向に押圧するようになっている。
【0054】このような固定解除機構80を各々有する
複数のメカニカルチャック50は、上述したように、マ
グネットチャック90上に取り付けられている。マグネ
ットチャック90は、図5および図7に示すように、そ
の水平面91内に埋め込まれた複数のマグネット92を
有しており、このマグネット92の磁力によって、載置
されたメカニカルチャック50を固定することができる
ようになっている。
【0055】また、マグネットチャック90の側部に
は、位置決め壁部93が形成されており、この位置決め
壁部93にマグネットチャック90を当てることによっ
てマグネットチャック90の位置決めが行われるように
なっている。このマグネットチャック90は、図示しな
いACサーボモーターによって、図7の矢印方向に水平
に搬送されるようになっている。
【0056】次に、クランプ装置2の使用例について説
明する。まず、ガラスブロック200のクランプ装置2
への装着を行う。この装着は、メカニカルチャック50
をマグネットチャック90から取外した状態で行う。す
なわち、複数のメカニカルチャック50をマグネットチ
ャック90から取外し、固定解除機構80のクランプ解
除レバー88を持上げ回転させて、各メカニカルチャッ
ク50内の支持部70を、図8に示すように、解除状態
にしておく(解除動作については後述する)。
【0057】この状態で、複数のガラスブロック200
−1〜200−4を複数の治具52−1〜52−4の各
載置面部11上に配置する。その後、固定解除機構80
のクランプ解除レバー88を、図7に示すように、回転
させて寝かせる。
【0058】これにより、クランプ解除バー81に対す
る偏心カム85の押圧力が解放され、コイルバネ83の
付勢力によって、クランプ解除バー81が図7の右方向
に移動する。このクランプ解除バー81の右移動によっ
て、治具52−1〜52−4の支持部70の下端部が右
方向に引っ張られ、支持部70のクランプ爪71が左方
向に閉じる。この結果、クランプ爪71がゴム72を介
してガラスブロック200−1〜200−4の斜面20
1を押圧する。
【0059】このように、複数のメカニカルチャック5
0−1〜50−4に複数のガラスブロック200を装着
した後、図5および図7に示すように、メカニカルチャ
ック50−1〜50−4を砥石300の方向に向けてマ
グネットチャック90の水平面91上に載置する。
【0060】この載置を行うと、メカニカルチャック5
0−1〜50−4は、マグネット92の磁力によって、
水平面91上に圧着され、固定される。この状態から、
メカニカルチャック50−1〜50−4全体を位置決め
壁部93に押し当てて、位置決めを行う。
【0061】このように、メカニカルチャック50−1
〜50−4をマグネットチャック90に位置決め固定し
た後、図7の矢印で示すように、図示しない上記ACサ
ーボモーターによって、マグネットチャック90を回転
している砥石300の方向に水平に搬送する。
【0062】この搬送により、複数の砥石300の刃先
が、最左端に位置するメカニカルチャック50−1にお
ける治具52−1の通過溝76内に進入し、砥石300
の刃先がガラスブロック200−1を切断する。続い
て、順に、治具52−2〜52−4に装着されているガ
ラスブロック200−2〜200−4を切断する。な
お、図5において、符号310は研削液噴出ノズルであ
り、符号311は研削液供給ブラケットである。
【0063】この搬送は、メカニカルチャック50−2
〜50−4のガラスブロック200を順次切断し切るま
で行われ、かかる切断が終了した時点で、上記ACサー
ボモーターを止めてマグネットチャック90の搬送を停
止する。
【0064】このように、クランプ装置2によれば、マ
グネットチャック90を一回搬送するだけで、複数のメ
カニカルチャック50−1〜50−4内に装着された複
数のガラスブロック200−1〜200−4を切断する
ことができるので、多量のプリズム210(図6参照)
を一度に形成することができる。
【0065】マグネットチャック90の搬送停止後、メ
カニカルチャック50をマグネット92の磁力に抗して
マグネットチャック90から取外し、切断形成されたプ
リズム210を各メカニカルチャック50から取り出
す。
【0066】この取り出しは、固定解除機構80のクラ
ンプ解除レバー88を、図8に示すように、持上げ回転
させることによって行う。すなわち、クランプ解除レバ
ー88を持上げて、偏心カム85を回転させることによ
り、偏心カム85が、コイルバネ83に付勢力に抗し
て、クランプ解除バー81の右端部を図において左方向
に押圧し、クランプ解除バー81が左方向に水平に移動
する。このクランプ解除バー81の左移動によって、治
具52−1〜52−4の支持部70の下端部が図におい
て左方向に引っ張られ、支持部70のクランプ爪71が
右方向に開く。
【0067】この結果、クランプ爪71がプリズム21
0の斜面201から離れて、プリズム210の固定が解
除されるので、この状態で、プリズム210をメカニカ
ルチャック50から取り出すことができる。
【0068】以上のように、本実施例によれば、複数の
ガラスブロック200−1〜200−4を複数のメカニ
カルチャック50に各々装着して、切断することができ
るので、非常に多量のプリズム210を能率的に形成す
ることができる。
【0069】さらに、メカニカルチャック50−1〜5
0−4を2組準備し、一方の組のガラスブロック200
の切断加工をしている最中に、他方の組のガラスブロッ
ク200の装着またはプリズム210の取外しをするよ
うにすれば、更に加工稼働率を上げることができる。そ
の他の構成,作用効果については上記第一実施例と略同
様であるので、その記載は省略する。
【0070】次に、本発明の第三実施例に係るクランプ
装置について説明する。図9は、本実施例のクランプ装
置を示す図である。このクランプ装置3も、上記第一実
施例および第二実施例と略同様に、ダイプレート100
上のフランジ130に取り付けられた載置台110と、
ガラスブロック200を載置台110上に固定する支持
部120と、支持部120に作用してガラスブロック2
00の固定,解除を行わせる固定解除機構140とを備
えている。
【0071】しかしながら、載置台110に、ガラスブ
ロック200を吸着させるバキューム118を備えてい
る点と、固定解除機構140の偏心カム145を支持部
120に直接作用させてガラスブロック200の固定,
解除を行うようになっている点が上記第一および第二実
施例と異なる。
【0072】バキューム118は、載置台110に取り
付けられており、その吸引口は孔119を介して、載置
面部111の開口117に連通している。
【0073】これにより、ガラスブロック200を、位
置決め部113に当てた状態で開口117上に載置し、
バキューム118を作動させれば、開口117,孔11
9内が真空状態になり、ガラスブロック200が載置面
部111上に強固に吸着固定される。
【0074】一方、固定解除機構140の偏心カム14
5は、支持部120の下端部近傍に配設されている。具
体的には、回転軸146がダイプレート100上のカム
取付部141に回転自在に取り付けられており、この回
転軸146に偏心カム145が固着されている。
【0075】クランプ解除レバー148は、この偏心カ
ム145と一体に回転軸146に固着されている。
【0076】これにより、 二点鎖線で示すように、ク
ランプ解除レバー148を左に寝かせると、二点鎖線で
示すように、偏心カム145が、フランジフランジ13
0のバネ収納部132に収納されたコイルバネ131の
付勢力に抗して、支持部120の下端部を図において右
方向に押圧し、支持部120のクランプ爪121が左方
向に開く。
【0077】この結果、クランプ爪121がガラスブロ
ック200から離れて、ガラスブロック200の固定が
解除される。また、逆に、一点鎖線で示すように、クラ
ンプ解除レバー148を右に寝かせると、実線で示すよ
うに、偏心カム145が、支持部120下端部に対する
押圧力を解放する方向に回転し、コイルバネ131の付
勢力によって、クランプ爪121が右方向に閉じる。
【0078】この結果、クランプ爪121がゴム122
を介してガラスブロック200に当接し、ガラスブロッ
ク200が載置面部111上に固定されるようになって
いる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、被加工材
に支持部のを当接させるという機械的な操作で、被加工
材を載置台に装着,取外しすることができるので、従来
例のようなワックスが不要となる。したがって、ワック
スの加熱,溶解,塗布,冷却固化,及被加工材の接着固
定,ワックスの溶解軟化,および切断された各被加工材
片の剥離という多数かつ熟練を要する作業が不要となる
ので、被加工材の装着作業と取外し作業の工数を著しく
削減することができる。この結果、被加工材の製品コス
トを低くすることができる。また、各被加工材片を取外
す際、有機溶剤を使用する必要がないので、被加工材片
の洗浄作業工数を削減することができると共に、作業環
境の改善,向上を図ることができる。そして、ワックス
や有機溶剤等の副資材が必要となくなることから、ラン
ニングコストを大きく下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るクランプ装置を示す
斜視図である。
【図2】ガラスブロックの固定状態を示す側面図であ
る。
【図3】プリズムの解除状態を示す側面図である。
【図4】ガラスブロックを示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施例に係るクランプ装置を示す
斜視図である。
【図6】治具を示す斜視図である。
【図7】ガラスブロックの固定状態を示す概略断面図で
ある。
【図8】ガラスブロックを示す概略断面図である。
【図9】本発明の第三実施例に係るクランプ装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 クランプ装置 10 載置台 20 支持部 21 クランプ爪 22 ゴム 26 通過溝 30 コイルバネ 40 固定解除機構 200 ガラスブロック 210 プリズム 300 砥石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切削刃によって切削される被加工
    材を載置するための載置台と、 上記複数の切削刃が各々入り込む複数の通過溝が形成さ
    れた支持部を有し、この支持部によって上記被加工材を
    上記載置台上に固定する構成としたことを特徴とする、
    クランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部には、爪部が備えられてお
    り、この爪部を前記被加工材に接離させて、被加工材の
    前記載置台上での固定,解除を行うことができる固定解
    除手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のク
    ランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部は、前記複数の切削刃によっ
    て切り離されるべき複数の被加工材片に各々対応して複
    数別個に設けられているものであることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部の爪部を前記当接方向に付勢
    する付勢手段を備えることを特徴とする、請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載のクランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記爪部は、その当接部分に弾性部材を
    有するものであることを特徴とする、請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載のクランプ装置。
  6. 【請求項6】 複数の切削刃によって切削される被加工
    材を載置するため載置台と、 上記複数の切削刃が各々入り込む複数の通過溝が形成さ
    れた支持部を有し、この支持部によって上記被加工材を
    上記載置台上に固定するとともに、 偏心カムの回転動作により、上記支持部の爪部を上記被
    加工材に接離移動させて、被加工材の上記載置台上での
    固定,解除を行う固定解除手段とを備えることを特徴と
    する、クランプ装置。
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