JPH06304842A - クーラント供給装置 - Google Patents

クーラント供給装置

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Publication number
JPH06304842A
JPH06304842A JP11647193A JP11647193A JPH06304842A JP H06304842 A JPH06304842 A JP H06304842A JP 11647193 A JP11647193 A JP 11647193A JP 11647193 A JP11647193 A JP 11647193A JP H06304842 A JPH06304842 A JP H06304842A
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JP
Japan
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coolant
supply device
coolant supply
reservoir
chamber
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Application number
JP11647193A
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English (en)
Inventor
Akinori Yamazaki
昭紀 山崎
Mitsunori Yoshihara
光則 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINANO KIKO KK
MIYANO KK
Original Assignee
SHINANO KIKO KK
MIYANO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化および低価格化が可能な高圧クーラン
ト供給装置を提供すること。 【構成】 クーラント供給装置10は、刃具の切削ポイ
ントにクーラントCを噴射し、工具の寿命の延長と切削
効率の向上とを図るための装置であって、クーラント貯
留部20とピストンポンプ30とが一体に構成されてい
る。クーラント貯留部20は、多段のクーラント室21
〜23を有し、上段側から下段側に移動するクーラント
Cに対しては、切屑を濾過分別するフィルタ51と、金
属屑を磁石により吸着、除去するマグネットセパレータ
53、スラッジコレクタ54とを設けてある。クーラン
ト供給経路40には、クーラントCの供給、停止を制御
するエアーオンオフバルブ60が介挿されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC旋盤などの工作機
械にクーラントを供給するためのクーラント供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械による加工の自動化を進めるに
は、工具の長寿命化を図ると共に、絡まった切屑を効率
よく排除する必要がある。そこで、工具に向けて超高圧
のクーラントを供給することによって、工具の寿命を延
ばすと共に、難削材の切屑を強制的に破砕して排出しや
すくする高圧クーラント供給装置が開発されており、そ
の代表的なものを図8に示す。この装置は、クーラント
を貯留しておくためのクーラント貯留部80と、このク
ーラント貯留部80とは別体の超高圧ポンプ90とを組
み合わせて構成されている。ここで、超高圧ポンプ90
は、内部に微細な切屑が混入しただけでも、吐出圧が低
下するだけでなく、それ自身が損傷する場合もある。こ
のため、クーラントを工作機械の側から還流させて再使
用可能とするには、クーラント貯留部80の側に高性能
の異物除去装置が必要であり、図8に示す装置では、ク
ーラント貯留部80を複数のクーラント室81、82、
83に分割し、前段から後段に向かってクーラントを送
りポンプ88で圧送する際にフィルタ84、85に通し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クーラント供給装置100においては、クーラント貯留
部80と超高圧ポンプ90とが別体であるため、大きな
装置であると共に、部品点数が多いので、安価なものを
提供できないという問題点がある。
【0004】また、難削材の切屑を強制的に破砕する目
的に構成されていることに加えて、クーラント貯留部8
0と超高圧ポンプ90とが別体であって、それらの間の
経路91に起因する圧力損失を補う必要があることか
ら、超高圧ポンプ90に高性能のものが使用されてい
る。しかも、超高圧ポンプ90に高い吐出圧を求める
程、クーラント貯留部80の側に高い異物除去能力が求
められるため、クーラント室を増やして濾過回数を多く
する必要があり、装置の小型化および低価格化が困難で
ある。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
小型化および低価格化が可能なクーラント供給装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るクーラント供給装置は、工具の寿命を
延ばすと共に、切屑の破砕を促進するための装置であっ
て、図1に示すように、工作機械1に供給されるクーラ
ントCを貯留しておくクーラント貯留部20と、このク
ーラント貯留部20と一体に設けられ、そこに貯留され
ているクーラントCを吐出するための高圧のクーラント
吐出源、たとえば、ピストンポンプ30(往復ポンプ)
と、このピストンポンプ30から吐出されたクーラント
Cが通るクーラント供給経路40とを設けてある。すな
わち、本発明のクーラント供給装置10は、クーラント
貯留部20とクーラント吐出源(ピストンポンプ30)
とが一体であることに特徴を有する。
【0007】ここで、クーラント貯留部20には、上方
側のクーラント入口から下方側のクーラント出口までの
間に多段に区画形成された複数のクーラント室21、2
2、23と、その上段側のクーラント室から下段側のク
ーラント室に向かって自重によって落下するクーラント
Cから切屑などの異物を除去する異物除去手段50を設
けることが好ましい。ここで、異物除去手段50として
は、クーラントC中の異物を濾過分別するフィルタ51
(濾過手段)、クーラントC中の金属屑を磁力により吸
着して除去するマグネットセパレータ53、スラッジコ
レクタ54などの異物吸着手段を用いることができる。
【0008】本発明においては、クーラントCの吐出の
開始および停止を応答よく制御できるように、クーラン
ト供給経路40を開閉してクーラントCの供給動作およ
び停止動作を制御する経路開閉手段、たとえばエアーオ
ンオフバルブ60を設けることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明に係るクーラント供給装置10において
は、クーラント貯留部20とクーラント吐出源(ピスト
ンポンプ30)とを一体にしてあるため、装置の小型化
を図れる。また、部品点数を削減しやすいので、製造コ
ストを低減できる。さらに、本発明に係るクーラント供
給装置10は、工具の長寿命化と切屑の破砕を促進する
ことに目的を設定してある。それに加えて、クーラント
貯留部20とクーラント吐出源とが一体に形成され、そ
れらの間の経路に起因する圧力損失が小さいことから、
クーラント吐出源に高価な超高圧ポンプが用いる必要が
ない。従って、ピストンポンプ30のように、細かな切
屑が混入しても大きな支障のないタイプのポンプを用い
ることができるため、フィルタ51、マグネットセパレ
ータ53などの小型で安価な異物除去手段で充分であ
る。
【0010】また、本発明において、クーラント貯留部
20に多段のクーラント室21、22、23を設け、ク
ーラントCが下段側に溢れ落ちることを利用してクーラ
ントCを移動させ、その途中でクーラントCから異物を
除去する構成を採用した場合には、クーラント貯留部2
0内でクーラントCを移送するための送りポンプが不要
である。
【0011】
【実施例】次に、図面に基づいて、本発明の実施例に係
るクーラント供給装置を説明する。
【0012】図1は、本例のクーラント供給装置の全体
構成を示す概略構成図、図2は、その本体側の正面断面
図、図3は、その平面断面図、図4は、その側面断面
図、図5は、そのクーラント貯留部内部の平面図であ
る。
【0013】(クーラント供給装置の全体構成)これら
の図において、本例のクーラント供給装置10は、装置
本体側に、クーラントCを貯留しておくためのクーラン
ト貯留部20と、このクーラント貯留部20の貯留され
ているクーラントCをクーラント供給経路40を介して
工作機械1の側に吐出するためのピストンポンプ30
(クーラント吐出源、往復ポンプ)とを有する。ピスト
ンポンプ30は、クーラント貯留部20の側面壁203
に固定され、クーラント供給装置10は、ピストンポン
プ30とクーラント貯留部20とが一体型の装置になっ
ている。
【0014】(クーラント貯留部の構成)クーラント貯
留部20は、SUS製の角形容器であって、その内部
は、上段のクーラント室21、中段のクーラント室2
2、下段のクーラント室23に区画されており、そのう
ちの上段のクーラント室21は、カバー204で覆われ
ている。
【0015】上段のクーラント室21の側面部211に
はバルブ201(クーラント入口)が取り付けられ、こ
のバルブ201を介して、工作機械1の側からクーラン
トCが還流するようになっている。上段のクーラント室
21は、金網状の仕切り板213などで3つの空間に仕
切られており、そのうちの1つの空間には、マグネット
セパレータ53を有している。マグネットセパレータ5
3は、水平に配置されたマグネットローラ531と、そ
のローラ面に先端が接するように配置されたスキージ5
32とを有し、マグネットローラ531は、その下側が
クーラントCに浸漬する状態に配置され、駆動源(図示
せず。)からの回転駆動力によって回転可能になってい
る。スキージ532の下端側には、切屑排出部533が
設けられマグネットローラ531に付着した切屑をスキ
ージ532で掻き落として、切屑排出部533に排出可
能である。マグネットローラ531の上方位置には、押
圧ローラ535を有し、押圧ローラ535は、支持片5
37の先端側で回転可能に支持されている。支持片53
7には支持軸538を介してコイルバネ536が取り付
けられ、コイルバネ536は、押圧ローラ535をマグ
ネットローラ531の側に付勢している。ここで、コイ
ルバネ536の付勢力は、支持軸538の支持片537
に対するねじ込み量で調整可能である。
【0016】上段のクーラント室21と中段のクーラン
ト室22とは、連通管212で接続され、クーラントC
は、上段のクーラント室21から中段のクーラント室2
2に溢れ落ちるようになっている。中段のクーラント室
22は、連通管212の出口に対応する位置にフィルタ
51を有する。このフィルタ51は、3重構造になって
おり、金属製の枠体511、512、513の下面にフ
ィルタ部材514、515、516を備える。
【0017】中段のクーラント室22と下段のクーラン
ト室23とは、連通部222で接続され、クーラントC
は、中段のクーラント室22から下段のクーラント室2
3に溢れ落ちるようになっている。下段のクーラント室
23は、連通部222付近に設けられた支持部223
と、この支持部223に対して着脱自在なスラッジコレ
クタ54を有する。スラッジコレクタ54は、マグネッ
ト軸またはマグネット管であって、それを伝って落ちる
クーラントCおよび下段のクーラント室23に貯留する
クーラントCから金属屑を吸着して除去可能である。ま
た、スラッジコレクタ54は、支持部223に対して着
脱自在であるため、金属屑が付着した後には、支持部2
23から取外した状態で、そこに吸着している金属屑を
除去可能である。
【0018】下段のクーラント室23には、その底面側
にL字形の配管231が設けられ、配管231は、下段
のクーラント室23の側面壁232にクーラント出口2
02として開口している。また、配管231は、その基
端側が3つに分岐し、それぞれの端部にサクションフィ
ルタ52を備える。下段のクーラント室23の側方位置
には、その内部に連通する空間71があり、そこには、
下段のクーラント室23の液位を監視するフロートスイ
ッチ72が設けられている。
【0019】(クーラント吐出源およびクーラント供給
経路の構成)下段のクーラント室23のクーラント出口
202は、クーラント吸入経路300を介してピストン
ポンプ30の吸入口311に接続されている。ピストン
ポンプ30は、モータ32からの回転駆動力が動力伝達
ベルト321およびピストン・クランク機構322を介
して単数または複数のプランジャに伝達されてクーラン
トCを高圧で吐出する。ここで、ピストンポンプ30
は、ポンプ本体31およびモータ32がクーラント貯留
部20の側面壁203に上下に固定されて、ピストンポ
ンプ30とクーラント貯留部20とが一体になってい
る。このため、クーラント吸入経路300の配管距離が
短いと共に、クーラント供給装置10の幅寸法が小さく
なっている。なお、ピストンポンプ30の側方位置に
は、側面カバー33を有する。
【0020】ピストンポンプ30の吐出口34には、ク
ーラント供給経路40が接続され、このクーラント供給
経路40の途中位置には、クーラント供給経路40を開
閉してクーラントCの供給動作および停止動作を制御す
るエアーオンオフバルブ60(経路開閉手段)が介挿さ
れている。クーラント供給経路40は、その先端側が工
作機械1のタレットヘッド2にまで延設されている。
【0021】本例では、クーラント供給経路40の先端
側において、工作機械1のタレットヘッド2を改造し、
図6に示すように、タレットヘッド2のツールホルダー
2aの側のブシュ5などにノズル3を組み込んであり、
ノズル3の先端は、工具4と被加工物Wとの加工点Pに
向かっている。クーラント供給経路40の先端側は、タ
レットボックス2bの側に固定されており、その開口端
40aは、タレットヘッド2の側の通路41の開口端4
1aに接続した状態にある。このため、ノズル3は、ク
ーラント供給経路40および通路41を介して供給され
たクーラントCを加工点Pに向けて直接に吐出可能であ
る。ここで、タレットヘッド2には、工具の取り付け位
置毎に通路およびノズルが設けられている。使用する工
具を変更するときには、図6に示す状態から、タレット
ヘッド2が矢印Bの方向に一旦前進した後に矢印Aの方
向に回転し、たとえば、図7に示す状態になっても、再
び、タレットヘッド2の別の通路41がクーラント供給
経路40に連通可能である。なお、タレットヘッド2が
矢印Bの方向に前進したときの液漏れを防止するため
に、クーラント供給経路40は、開口端40a側に弁機
構40bを備える。
【0022】(クーラント供給装置の動作)このように
構成した本例のクーラント供給装置10の動作を説明す
る。
【0023】まず、クーラント貯留部20には、クーラ
ントCを貯留しておく。また、エアーオンオフバルブ6
0は、オフ状態にあって、クーラント供給経路40が閉
じた状態にある。この状態から、工作機械1の側で加工
を開始する直前にピストンポンプ30を作動させる。
【0024】次に、工作機械1の側で工具4によって被
加工物Wに加工を開始すると同時に、エアーオンオフバ
ルブ60をオン状態に切り換えて、クーラント供給経路
40を開放状態にする。それ以降、ピストンポンプ30
は、下段のクーラント室23からクーラント吸入経路3
00を介してクーラントCを吸い込み、高圧のクーラン
トCをクーラント供給経路40に供給する。ノズル3
は、クーラント供給経路40を介して供給された高圧の
クーラントCを約40kg/cm2 〜約60kg/cm
2 の吐出圧をもって工具4と被加工物Wとの加工点Pに
向けて吐出する。その結果、クーラントCは、加工点P
で工具4および被加工物Wを冷却すると共に、工具4お
よび被加工物Wから切屑を強制的に除去する。また、ク
ーラントCは、それ自身の圧力で切屑を排出すると共
に、工具4が切屑を破砕するのを促進し、切屑を工具4
および被加工物Wから除去しやすくする。
【0025】その後に、クーラントCは、工作機械1の
加工エリアの下方位置に設けられたクーラントタンクな
どに集められ、粗い切屑のみが除去された後に、クーラ
ント供給装置10のバルブ201を介してクーラント貯
留部20に還流する。
【0026】そして、クーラントCは、まず、上段のク
ーラントラント室21で金網状の仕切り板213を通過
する際に粗い切屑が除去される。また、クーラントCに
混入している切屑は、マグネットセパレータ53のマグ
ネットローラ531に吸着し、クーラントCから除去さ
れる。マグネットローラ531に吸着した切屑は、マグ
ネットローラ531の回転によりスキージ532により
掻き落とされ、その上面側を通って切屑排出部533に
排出され、集められる。ここで、切屑は、マグネットロ
ーラ531と押圧ローラ535との間を通過するときに
押圧ローラ535によって押しつぶされ、圧縮された状
態で切屑排出部533に集められる。
【0027】一方、クーラントCは、連通管212を通
って中段のクーラント室22に落ちる。ここで、クーラ
ントCは、フィルタ51の3重のフィルタ部材514、
515、516で濾過される。
【0028】濾過されたクーラントCは、連通部222
の中をスラッジコレクタ54を伝って下段のクーラント
室23に落ちる。ここで、フィルタ51を通り抜けてき
た細かな切屑は、スラッジコレクタ54に吸着し、クー
ラントCから除去される。
【0029】下段のクーラント室23に移ったクーラン
トCは、サクションフィルタ52およびクーラント吸入
経路300を介してピストンポンプ30に吸い込まれ、
工作機械1に向かって高圧のクーラントCとして再び供
給される。
【0030】(実施例の効果)以上のとおり、本例のク
ーラント供給装置1は、クーラント貯留部20とピスト
ンポンプ30とを一体にしてあるため、小型である。ま
た、クーラント貯留部20の側とピストンポンプ30の
側で共通な部品、たとえば、ハウジングや固定台などを
共用できるため、部品点数を削減できる。
【0031】また、本例に係るクーラント供給装置10
は、工具の長寿命化と切屑の破砕を促進することに目的
を設定し、クーラントCの吐出圧を適正な値に設定して
ある。また、クーラント貯留部20とピストンポンプ3
0とが一体に形成されているため、それらの間のクーラ
ント吸入経路300に起因する圧力損失が小さい。従っ
て、クーラント吐出源に高価な超高圧ポンプが用いる必
要がなく、ピストンポンプ30のような一般的なポンプ
で充分である。しかも、ピストンポンプ30は、細かな
切屑が混入しても大きな支障がないため、フィルタ5
1、マグネットセパレータ53、スラッジコレクタ54
などの小型で安価な異物除去手段で充分である。また、
フィルタ51およびスラッジコレクタ54は、いずれも
各クーラント室22、23から着脱自在であるため、定
期的な交換や清掃が容易である。さらに、フィルタ51
およびスラッジコレクタ54を取り外すことによって、
クーラント貯留部20内部の清掃も容易である。
【0032】また、クーラント貯留部20に多段のクー
ラント室21、22、23を設け、クーラントCが下段
に溢れ落ちることを利用してクーラントCを移動させ、
その途中でクーラントCから異物を除去する構成にして
ある。従って、クーラント貯留部20内でクーラントC
を移送するための送りポンプや各クーラント室毎の液位
監視装置などが不要であるので、クーラント供給装置1
0の小型化および低価格化に有利である。
【0033】さらに、クーラント貯留部20を多段のク
ーラント室21、22、23で構成すると共に、ピスト
ンポンプ30のポンプ本体31およびモータ32を上下
に配置してある。従って、クーラント供給装置10は、
幅寸法および占有面積が小さいので、クーラント供給装
置10を工作機械1の近傍に容易に配置できる。また、
クーラント供給装置10を工作機械1に一体に組み込む
ことも容易である。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るクーラント
供給装置は、クーラント貯留部とクーラント吐出源とを
一体にしてあることに特徴を有する。従って、本発明に
よれば、装置の小型化を図れると共に、部品点数を削減
しやすいので、製造コストを低減することができる。
【0035】また、本発明に係るクーラント供給装置で
は、工具の長寿命化と切屑の破砕を促進することを目的
とし、クーラントの吐出圧を適正な値に設定してある。
それに加えて、クーラント貯留部とクーラント吐出源と
を一体にして、それらの間の経路に起因する圧力損失を
小さくしてある。従って、クーラント吐出源に超高圧ポ
ンプを用いる必要がなく、往復ポンプのような一般的な
ポンプで充分である。しかも、ピストンポンプなどの往
復ポンプは、微細な切粉が混入しても大きな支障がない
ため、クーラント貯留部に設ける異物除去手段は、フィ
ルタやマグネットなどを利用した小型で安価なものでよ
い。
【0036】さらに、クーラント貯留部に多段のクーラ
ント室を設け、クーラントを落下させながら、クーラン
トから異物を除去する構成にした場合には、クーラント
貯留部にクーラントの送りポンプなどが不要であるの
で、クーラント供給装置の小型化および低価格化に有利
である。しかも、複数のクーラント室を重ね合わせた構
造になっているので、クーラント供給装置の幅寸法が小
さい。それ故、クーラント供給装置を工作機械の近傍に
容易に配置できる。また、クーラント供給装置を工作機
械に一体に組み込むことも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るクーラント供給装置の全
体構成を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すクーラント供給装置の本体側の正面
断面図である。
【図3】図1に示すクーラント供給装置の本体側の平面
断面図である。
【図4】図1に示すクーラント供給装置の本体側の側面
断面図である。
【図5】図1に示すクーラント供給装置のクーラント貯
留部の平面図である。
【図6】図1に示すクーラント供給装置からクーラント
が供給される工作機械の加工エリアの構成を模式的に示
す説明図である。
【図7】図1に示すクーラント供給装置からクーラント
が供給される工作機械において、図6とは別の工具で加
工する状態を模式的に示す説明図である。
【図8】従来の超高圧クーラント供給装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1・・・工作機械 2・・・タレットヘッド 3・・・ノズル 4・・・工具 10・・・クーラント供給装置 20・・・クーラント貯留部 21、22、23・・・クーラント室 30・・・ピストンポンプ 40・・・クーラント供給経路 50・・・異物除去手段 51・・・フィルタ 52・・・サクションフィルタ 53・・・マグネットセパレータ 54・・・スラッジコレクタ 60・・・エアーオンオフバルブ(経路開閉手段) 300・・・クーラント吸入経路 532・・・スキージ C・・・クーラント P・・・加工点 W・・・被加工物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械に供給されるクーラントを貯留
    しておくクーラント貯留部と、このクーラント貯留部と
    一体に設けられ、そこに貯留されているクーラントを吐
    出する高圧のクーラント吐出源と、このクーラント吐出
    源から吐出されたクーラントを工作機械に供給するため
    のクーラント供給経路とを有することを特徴とするクー
    ラント供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記クーラント吐出
    源は、往復ポンプであることを特徴とするクーラント供
    給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記クーラ
    ント貯留部は、上方側のクーラント入口から下方側のク
    ーラント出口までの間で多段に区画形成されてクーラン
    トが上段側から下段側に向かって自重で移動可能な複数
    のクーラント室と、その上段側のクーラント室から下段
    側のクーラント室までの間において、クーラントから異
    物を除去可能な異物除去手段とを有することを特徴とす
    るクーラント供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記異物除去手段
    は、クーラントから異物を濾過分別する濾過手段と、ク
    ーラントから金属屑を磁力により吸着して除去する異物
    吸着手段とを備えていることを特徴とするクーラント供
    給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかの項におい
    て、前記クーラント供給経路には、それを介してのクー
    ラントの供給動作および停止動作を制御する経路開閉手
    段が介挿されていることを特徴とするクーラント供給装
    置。
JP11647193A 1993-04-20 1993-04-20 クーラント供給装置 Pending JPH06304842A (ja)

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JP11647193A JPH06304842A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 クーラント供給装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11276818A (ja) * 1998-04-01 1999-10-12 Yamaha Motor Co Ltd クーラント浄化システム
CN104084992A (zh) * 2014-06-30 2014-10-08 浙江长兴天辰磁业有限公司 用于木工冷却系统的冷却液供给装置
JP2021154422A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 株式会社Fuji 工作機械
KR20220064532A (ko) * 2020-11-12 2022-05-19 서명석 폐연마액 정화장치

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