JPH0630636Y2 - 自転車用ハブ - Google Patents
自転車用ハブInfo
- Publication number
- JPH0630636Y2 JPH0630636Y2 JP1987179421U JP17942187U JPH0630636Y2 JP H0630636 Y2 JPH0630636 Y2 JP H0630636Y2 JP 1987179421 U JP1987179421 U JP 1987179421U JP 17942187 U JP17942187 U JP 17942187U JP H0630636 Y2 JPH0630636 Y2 JP H0630636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- cable
- ratchet
- bicycle
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
この考案は、切換え機構を操作することにより、乗者の
駆動力を受ける駆動体からハブ体への動力伝達経路を変
更して、種々の走行モードを選択することができるよう
に構成された自転車用ハブに関する。
駆動力を受ける駆動体からハブ体への動力伝達経路を変
更して、種々の走行モードを選択することができるよう
に構成された自転車用ハブに関する。
この種の自転車用ハブとしては、たとえば自転車用内装
変速機があり、これは、通常、ハブ軸に固定された太陽
歯車と、この太陽歯車に噛合しつつその回りを公転およ
び自転する複数個の遊星歯車と、この複数個の遊星歯車
とその外側において噛合しつつ回転するギヤリング(環
状歯車)とからなるいわゆる遊星歯車機構を備え、乗者
の駆動力を受ける駆動体からハブ体へは、動力伝達機構
たる上記遊星歯車機構を介して回転力が伝達される。ま
た、切換え機構を操作して、ハブ軸に対して軸方向に移
動可能に設けられた切換え作動体(クラッチ)をハブ軸
方向に移動させてそのハブ軸方向位置を変えることによ
り、上記遊星歯車機構における動力伝達経路を変更し
て、変速操作を行いうるように構成されている。 また、実公昭56−31517号公報の第3図に示され
ているように、上記切換え作動体をハブ軸方向に所定移
動させるための上記切換え機構は、一般的に、ハブ軸の
軸方向貫通孔にスライド可能に通挿され、かつ上記切換
え作動体に連結されたコントロールロッドと、制御ワイ
ヤに一端を、上記コントロールロッドに他端をそれぞれ
連結され、制御ワイヤの牽引操作により揺動させられる
ベルクランクとをもって構成されることが多い。この切
換え機構においては、制御ワイヤを牽引操作して上記ベ
ルクランクを揺動させ、これにより、コントロールロッ
ドに軸方向動を与えて、上記切換え作動体をハブ軸方向
に移動させることができるのである。
変速機があり、これは、通常、ハブ軸に固定された太陽
歯車と、この太陽歯車に噛合しつつその回りを公転およ
び自転する複数個の遊星歯車と、この複数個の遊星歯車
とその外側において噛合しつつ回転するギヤリング(環
状歯車)とからなるいわゆる遊星歯車機構を備え、乗者
の駆動力を受ける駆動体からハブ体へは、動力伝達機構
たる上記遊星歯車機構を介して回転力が伝達される。ま
た、切換え機構を操作して、ハブ軸に対して軸方向に移
動可能に設けられた切換え作動体(クラッチ)をハブ軸
方向に移動させてそのハブ軸方向位置を変えることによ
り、上記遊星歯車機構における動力伝達経路を変更し
て、変速操作を行いうるように構成されている。 また、実公昭56−31517号公報の第3図に示され
ているように、上記切換え作動体をハブ軸方向に所定移
動させるための上記切換え機構は、一般的に、ハブ軸の
軸方向貫通孔にスライド可能に通挿され、かつ上記切換
え作動体に連結されたコントロールロッドと、制御ワイ
ヤに一端を、上記コントロールロッドに他端をそれぞれ
連結され、制御ワイヤの牽引操作により揺動させられる
ベルクランクとをもって構成されることが多い。この切
換え機構においては、制御ワイヤを牽引操作して上記ベ
ルクランクを揺動させ、これにより、コントロールロッ
ドに軸方向動を与えて、上記切換え作動体をハブ軸方向
に移動させることができるのである。
ところが、このような従来の一般的な切換え機構におい
ては、次のような問題点があった。 すなわち、ベルクランクの枢支点はハブ軸より前方に設
けられるため、このベルクランクの一端に前方から導入
されて連結される制御ワイヤのアウタワイヤ受けが上記
枢支点よりさらに前方に配置されることになり、上記ア
ウタワイヤ受けないしベルクランク機構の構成が前後方
向に大型化するのである。また、制御ワイヤからこれに
連結されたベルクランクへ、このベルクランクからこれ
に連結されたコントロールロッドへ、さらにコントロー
ルロッドから切換え作動体へといった運動伝達経路をと
るため、機構が非常に複雑化する。さらに、自転車の転
倒時には、変速機のハブ軸方向端に位置するベルクラン
クが、真先に地面に接触することになるため、ベルクラ
ンクの破損に伴う故障の発生が危惧される問題もあった
のである。 また、切換え機構を簡易に構成しうる手法として、操作
ケーブルを、ハブ軸の軸方向貫通孔に通挿するととも
に、その一端を上記切換え操作体に連結して、操作レバ
ーの操作等をもって操作ケーブルを牽引操作することに
より、上記切換え操作体をハブ軸方向に移動させうるよ
うにする方法が考えられる。しかしながら、この場合に
おいても、自転車の転倒時には、ハブ軸端から露出する
操作ケーブルがハブ軸端部に押し付けられる格好で地面
と接触することになるため、操作ケーブルが切損させら
れて、上記と同じように、切換え機構の故障を招き易い
問題があるのである。 本考案は、以上のような事情の下で考え出されたもので
あって、たとえば上記自転車用内装変速機のように、切
換え機構を操作することにより、駆動体からハブ体への
動力伝達経路を変更して、種々の走行モードを選択しう
るように構成される自転車用ハブにおいて、上記切換え
機構を簡易な構造をもって構成でき、かつ自転車転倒時
等においても上記切換え機構の故障を防止することがで
きるようにすることをその目的とする。
ては、次のような問題点があった。 すなわち、ベルクランクの枢支点はハブ軸より前方に設
けられるため、このベルクランクの一端に前方から導入
されて連結される制御ワイヤのアウタワイヤ受けが上記
枢支点よりさらに前方に配置されることになり、上記ア
ウタワイヤ受けないしベルクランク機構の構成が前後方
向に大型化するのである。また、制御ワイヤからこれに
連結されたベルクランクへ、このベルクランクからこれ
に連結されたコントロールロッドへ、さらにコントロー
ルロッドから切換え作動体へといった運動伝達経路をと
るため、機構が非常に複雑化する。さらに、自転車の転
倒時には、変速機のハブ軸方向端に位置するベルクラン
クが、真先に地面に接触することになるため、ベルクラ
ンクの破損に伴う故障の発生が危惧される問題もあった
のである。 また、切換え機構を簡易に構成しうる手法として、操作
ケーブルを、ハブ軸の軸方向貫通孔に通挿するととも
に、その一端を上記切換え操作体に連結して、操作レバ
ーの操作等をもって操作ケーブルを牽引操作することに
より、上記切換え操作体をハブ軸方向に移動させうるよ
うにする方法が考えられる。しかしながら、この場合に
おいても、自転車の転倒時には、ハブ軸端から露出する
操作ケーブルがハブ軸端部に押し付けられる格好で地面
と接触することになるため、操作ケーブルが切損させら
れて、上記と同じように、切換え機構の故障を招き易い
問題があるのである。 本考案は、以上のような事情の下で考え出されたもので
あって、たとえば上記自転車用内装変速機のように、切
換え機構を操作することにより、駆動体からハブ体への
動力伝達経路を変更して、種々の走行モードを選択しう
るように構成される自転車用ハブにおいて、上記切換え
機構を簡易な構造をもって構成でき、かつ自転車転倒時
等においても上記切換え機構の故障を防止することがで
きるようにすることをその目的とする。
上記問題を解決するため、本考案では、次の技術的手段
を講じている。 すなわち、軸方向貫通孔をもつハブ軸に対して可回転に
支持されるハブ体と、このハブ体の一側においてハブ軸
に対して可回転に支持され、かつ乗者による駆動力を受
ける駆動体と、上記ハブ軸に対して軸方向に移動可能に
支持された切換え作動体のハブ軸方向位置を変更するこ
とにより、上記駆動体からハブ体への動力伝達経路を変
更するように構成された切換え機構とを備える自転車用
ハブにおいて、 上記ハブ軸端部に支持され、かつハブ軸方向に所定長さ
を有するケーブルガイドを設けるとともに、 上記ケーブルガイドは、筒状のアウタケーブルにインナ
ケーブルを通挿してなる二重ケーブルを側面から導入
し、かつ上記アウタケーブルを支承するアウタ受け部
と、このアウタ受け部から上記ハブ軸の軸方向貫通孔に
上記インナケーブルを導入するインナ通挿孔とを備える
一方、 上記切換え作動体が、上記軸方向貫通孔内に導入される
上記インナケーブルに実質的に連結されている。
を講じている。 すなわち、軸方向貫通孔をもつハブ軸に対して可回転に
支持されるハブ体と、このハブ体の一側においてハブ軸
に対して可回転に支持され、かつ乗者による駆動力を受
ける駆動体と、上記ハブ軸に対して軸方向に移動可能に
支持された切換え作動体のハブ軸方向位置を変更するこ
とにより、上記駆動体からハブ体への動力伝達経路を変
更するように構成された切換え機構とを備える自転車用
ハブにおいて、 上記ハブ軸端部に支持され、かつハブ軸方向に所定長さ
を有するケーブルガイドを設けるとともに、 上記ケーブルガイドは、筒状のアウタケーブルにインナ
ケーブルを通挿してなる二重ケーブルを側面から導入
し、かつ上記アウタケーブルを支承するアウタ受け部
と、このアウタ受け部から上記ハブ軸の軸方向貫通孔に
上記インナケーブルを導入するインナ通挿孔とを備える
一方、 上記切換え作動体が、上記軸方向貫通孔内に導入される
上記インナケーブルに実質的に連結されている。
一端側を切換え作動体に連結されたインナケーブルの他
端をたとえばハンドル等の自転車フレーム適部に取付け
た操作レバー等に連結することにより、上記操作レバー
の操作を通じてインナケーブルを牽引操作することがで
き、また、このインナーケーブルの牽引操作により切換
え作動体をハブ軸方向に移動させて、切換え作動体のハ
ブ軸方向位置、およひ駆動体からハブ体への動力伝達経
路を変更することができる。すなわち、本考案では、上
記動力伝達経路の変更を行うにあたって不可欠な切換え
機構を、切換え作動体に単にケーブルを連結する簡単な
構造をもって構成できる。 ところで、このようにハブ軸内にケーブルを挿入する構
成をとる場合、ハブ軸端から露出するケーブルが、自転
車転倒時にハブ軸端部に押し付けられた格好で地面に接
触し、このためにケーブルの切損およびこれによる切換
え機構の作動不能状態が招来されるといった危惧があ
る。しかしながら、本考案の場合、この切換え作動体に
連結されるケーブルは、ハブ軸端部に支持されるケーブ
ルガイド内を通されてハブ軸の軸方向貫通孔に挿入さ
れ、そして、ケーブルガイド内へは、その側面からすな
わちケーブルガイドにおけるハブ軸方向の中間部位から
導入される。したがって、自転車転倒時に、ハブ軸端に
設けられたケーブルガイドの端部が地面に接触すること
はあっても、ケーブルが地面と接触することは防止され
るから、上記の危惧は解消される。 また、ケーブルガイドは、ハブ軸方向に所定長さを有し
ているから、これに容易に足を載せ置くことができる。
したがって、たとえばバイスクル・モトクロス(BM
X)競技のフリースタイル種目では、踏み場の悪い後ハ
ブ軸の端部付近を足場として立ちながら走行演技が行わ
れることがあるが、BMX車のハブに本考案が適用され
る場合には、競技者が踏み場の良いケーブルガイドをス
テップ(足場)として利用することができるから、演技
が行い易くなるメリットもある。また、同様に、荷台に
人が乗車した場合にもケーブルガイドをステップとして
利用でき、ケーブルガイドは、上記のようなケーブル保
護機能とステップ機能を兼備しているのである。しか
も、この場合においても、ハブ軸内に挿入されるケーブ
ルは、ケーブルガイドに保護され、足で踏まれて折り曲
げられるといった不都合も起こらない。 また、二重ケーブルを使用する場合、アウタケーブルを
支持するためのアウタケーブル受けを設ける必要がある
が、本考案の場合、ケーブルガイドにアウタケーブルを
支承するアウタ受け部が設けられているから、上記アウ
タケーブル受けを新たに取付ける必要がなく、切換え機
構を構成するにあたって、部品点数が少なくて済む。
端をたとえばハンドル等の自転車フレーム適部に取付け
た操作レバー等に連結することにより、上記操作レバー
の操作を通じてインナケーブルを牽引操作することがで
き、また、このインナーケーブルの牽引操作により切換
え作動体をハブ軸方向に移動させて、切換え作動体のハ
ブ軸方向位置、およひ駆動体からハブ体への動力伝達経
路を変更することができる。すなわち、本考案では、上
記動力伝達経路の変更を行うにあたって不可欠な切換え
機構を、切換え作動体に単にケーブルを連結する簡単な
構造をもって構成できる。 ところで、このようにハブ軸内にケーブルを挿入する構
成をとる場合、ハブ軸端から露出するケーブルが、自転
車転倒時にハブ軸端部に押し付けられた格好で地面に接
触し、このためにケーブルの切損およびこれによる切換
え機構の作動不能状態が招来されるといった危惧があ
る。しかしながら、本考案の場合、この切換え作動体に
連結されるケーブルは、ハブ軸端部に支持されるケーブ
ルガイド内を通されてハブ軸の軸方向貫通孔に挿入さ
れ、そして、ケーブルガイド内へは、その側面からすな
わちケーブルガイドにおけるハブ軸方向の中間部位から
導入される。したがって、自転車転倒時に、ハブ軸端に
設けられたケーブルガイドの端部が地面に接触すること
はあっても、ケーブルが地面と接触することは防止され
るから、上記の危惧は解消される。 また、ケーブルガイドは、ハブ軸方向に所定長さを有し
ているから、これに容易に足を載せ置くことができる。
したがって、たとえばバイスクル・モトクロス(BM
X)競技のフリースタイル種目では、踏み場の悪い後ハ
ブ軸の端部付近を足場として立ちながら走行演技が行わ
れることがあるが、BMX車のハブに本考案が適用され
る場合には、競技者が踏み場の良いケーブルガイドをス
テップ(足場)として利用することができるから、演技
が行い易くなるメリットもある。また、同様に、荷台に
人が乗車した場合にもケーブルガイドをステップとして
利用でき、ケーブルガイドは、上記のようなケーブル保
護機能とステップ機能を兼備しているのである。しか
も、この場合においても、ハブ軸内に挿入されるケーブ
ルは、ケーブルガイドに保護され、足で踏まれて折り曲
げられるといった不都合も起こらない。 また、二重ケーブルを使用する場合、アウタケーブルを
支持するためのアウタケーブル受けを設ける必要がある
が、本考案の場合、ケーブルガイドにアウタケーブルを
支承するアウタ受け部が設けられているから、上記アウ
タケーブル受けを新たに取付ける必要がなく、切換え機
構を構成するにあたって、部品点数が少なくて済む。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。 第1図および第2図には、本考案を自転車用内装変速機
に適用した第一の実施例を示している。 第1図に示すように、自転車用内装変速機は、ハブ軸1
の軸方向中央部に固定された太陽歯車2と、この太陽歯
車2に噛合しつつその回りを公転および自転する複数の
遊星歯車3…と、この遊星歯車3…とその外側において
噛合しつつ回転するギヤリング4とからなる遊星歯車機
構5を備えている。そして、ハブ軸1に対して可回転に
支持され、かつ乗者による駆動力を受ける駆動体15か
らハブ体8へは、上記歯車機構5を介して回転力が伝達
されるようになっている。 上記複数の遊星歯車3…は、各々が略有底円筒状のギヤ
枠6の底壁6aに枢支ピン7を介して回転可能に支持さ
れており、ギヤ枠6の円周方向に等間隔をあけて配設さ
れている。また、上記ギヤ枠6の筒状部6bの外周に
は、ハブ体8の内周左端部に形成されたラチェット歯列
9と共働して第一ラチェット機構10を構成する第一ラ
チェット爪11が、ハブ体8の直径方向に対向する二箇
所にそれぞれ起立方向に付勢されながら揺動可能に支持
されており、この第一ラチェット機構11により、ハブ
体8がギヤ枠6に対して相対正転のみ可能となるように
構成されている。 一方、上記ギヤリング4は、内周が上記遊星歯車3に噛
合する内歯車部4aとこの内歯車部4aからハブ軸方向
に延出する筒状部4bとを備える。そして、上記筒状部
4bの外周には、ハブ体8の内周右端部に形成されたラ
チェット歯列12と共働して第二ラチェット機構13を
構成する第二ラチェット爪14が、ハブ体8の直径方向
に対向する二箇所にそれぞれ起立方向に付勢されながら
揺動可能に支持されており、上記第二ラチェット機構1
3により、ハブ体8がギヤリング4に対して相対正転の
み可能となるように構成されている。 また、ハブ軸1には、上記ギヤ枠6の底壁6aの側方に
おいて切換え作動体としてのクラッチ16がハブ軸方向
にスライド可能に套挿されている。上記クラッチ16
は、駆動体15の回転時にこれと共に回転し、また、駆
動体15に対してハブ軸方向に所定行程間を相対移動す
ることができる。そうして、自転車用内装変速機では、
上記クラッチ16のハブ軸方向位置を変更することによ
り、上記遊星歯車機構5における駆動体15からハブ体
8への動力伝達経路が変更されて、変速操作が行われる
ように構成されている。 すなわち、クラッチ16が、第1図に示すような上記枢
支ピン7の突出端部7aと係合するハブ軸方向位置をと
るときには、スプロケットホイール17を正転させて駆
動体15を正転駆動すると、ギヤ枠6がクラッチ16を
介して正転させられる。このとき、ギヤリング4は、ギ
ヤ枠6より高速で回転するため、ギヤリング4の回転が
第二ラチェット機構13を介して伝達され、ハブ体8は
スプロケットホイール17の回転よりも高速で回転する
ことになる(ハイポジション)。 クラッチ16を第1図の状態から右側に移動させ、クラ
ッチ16にこれが上記筒状部4bの内周に設けられた係
合溝4cに係合するハブ軸方向位置をとらせると、スプ
ロケットホイール17を正転をさせて駆動体15を正転
駆動したとき、駆動力は先ずクラッチ16を介してギヤ
リング4に伝達される。このとき、ギヤリング4の回転
によりギヤ枠6も回転するが、ギヤリング4の回転の方
がギヤ枠6の回転よりも早いため、ギヤリング4の回転
が第二ラチェット機構13を介してハブ体8に伝達さ
れ、結果的に、ハブ体8がスプロケットホイール17と
同一回転数で回転することになる(ノーマルポジショ
ン)。 クラッチ16をさらに右方向に移動させ、これと上記第
二ラチェット爪14とのハブ軸方向位置を一致させる
と、第二ラチェット爪14はその尻部をクラッチ16に
押し上げられて作動不能状態におかれる。このとき、ク
ラッチ16は上記係合溝4cに依然として係合してお
り、スプロケットホイール17を正転させて駆動体15
を正転駆動すると、駆動力は、上記と同様クラッチ16
を介してギヤリング4に伝達されるが、第二ラチェット
機構13は作動しないから、ギヤ枠6の回転が第一ラチ
ェット機構10を介してハブ体8に伝達され、また、ギ
ヤ枠6はギヤリング4よりも低速で回転するから、ハブ
体8はスプロケットホイール17より低速で回転するこ
とになるのである(ローポジション)。 さて、本考案においては、ハブ軸1の端部には、ケーブ
ルガイド22が取付けられる。本例の場合、上記ケーブ
ルガイド22は、ハブ軸方向に所定長さを有する筒体か
らなり、その一端部にはハブ軸1の螺軸1bに螺合する
螺孔23が形成されている。また、ケーブルガイド22
には、その側面に上記二重ケーブルWを内部に導入する
ためのケーブル導入孔24が開けられているとともに、
内部に導入した二重ケーブルWのうちのアウタケーブル
W1の端部を支承するためのアウタ受け部25と、この
アウタ受け部25からインナケーブルW2をハブ軸1の
軸方向貫通孔1aに導入するための上記螺孔23に連通
するインナ通挿孔26とが設けられている。 第1図に示すように、ケーブルガイド22はハブ軸1の
螺軸1bに上記螺孔23を螺合することにより取付けら
れ、また、二重ケーブルWのうちのアウタケーブルW1
は、ケーブル導入孔24からケーブルガイド22の内部
に導入されてアウタ受け部25に支承させられるととも
に、インナケーブルW2はインナ通挿孔26ないしハブ
軸1の軸方向貫通孔1aに挿入されているのである。 そうして、ハブ軸内に挿入されるインナケーブルW2が
上記クラッチ16に連結されることにより、ハブ軸方向
位置を変更するための切換え機構20が構成される。 本例の場合、インナケーブルW2とクラッチ16とは、
ハブ軸1に軸方向に所定長さをもって開けられたキー穴
18にスライド可能に支持され、かつクラッチ16のク
ラッチスリーブ16aに係合するキー19を介して連結
される。なお、図において符号21はインナケーブルW
2を止着するニップルである。 また、インナケーブルW2の他端は、ハンドル等の自転
車フレーム適部に設けた操作レバー(図示略)に連結さ
れ、これにより、レバー操作を通じてインナケーブルW
2を牽引操作することができるようにする。 ケーブルの配索等が終われば、ケーブルガイド22の回
転位置すなわちケーブル導入孔24の向きを調整し、こ
の後、ロックナット27を締付けてケーブルガイド22
をハブ軸1に強固に固定する。なお、この場合、ケーブ
ル導入孔24の向きは、ケーブルWの配索方向を考慮し
て、前後方向前方に向けるようにすることが好ましい。
また、本例の場合、第2図に良く表れているように、ケ
ーブルガイド22の端部を、六角軸状に形成することに
より、上記六角軸部を工具当て部として利用できるよう
にして、ハブ軸1への螺締作業を容易に行いうるように
している。 以上のように構成される本例の自転車用内装変速機で
は、上記操作レバーを操作してインナケーブルW2を牽
引操作することにより、クラッチ16を第1図において
ハブ軸方向右側に移動させてそのハブ軸方向位置を変更
することができる。これにより、上記遊星歯車機構5に
おける動力伝達経路を変更して、上述したような変速操
作を行うことができるのである。なお、操作レバーに対
する操作力を解除すれば、圧縮コイルバネ28の付勢力
をもって、クラッチ16は第1図に示す位置に復帰移動
させられる。 また、このように本例においては、クラッチ16のハブ
軸方向位置を変更するための切換え機構20は、クラッ
チ16にケーブルW2を連結するだけの簡単な構造をも
って構成されるから、ベルクランク機構等により切換え
機構が構成される従来の一般的な自転車用内装変速機の
ように、切換え機構の構造が複雑化することがないので
ある。 ところで、ケーブルをハブ軸内に挿入する構造をとる場
合、ハブ軸端から露出するケーブルが自転車転倒時に地
面に接触して損傷を受ける問題が派生するが、本例の場
合、ケーブルWは、ケーブルガイド22を介してハブ軸
内に挿入され、しかも、ケーブルガイド22内へはその
ハブ軸方向中間部位に設けたケーブル導入孔24から導
入される。したがって、自転車が転倒した際に、ケーブ
ルガイド22の端部が地面と接触することがあっても、
ケーブルWが地面と接触するようなことは避けられ、上
記のような問題点も解決される。さらに、このようにケ
ーブルWに対してプロテクタ機能を発揮するケーブルガ
イド22は、ハブ軸方向に一定長さを有しているから、
たとえば荷台に人が乗車した際の足場(ステップ)とし
ても有効に利用できるのである。なお、図示例において
は、ケーブルガイド22は、ハブ軸1の一端側にしか設
けていないが、上記のようにステップとして有効利用を
図る場合や、外観上の体裁を考慮する場合には、ハブ軸
1の他端側にもケーブルガイド22を設けるようにする
と良い。 また、本例においては、第1図に示すように、ハブ軸1
内の挿入するインナケーブルW2の先端を、ハブ軸端か
らさらに延出させることにより、インナケーブルの取り
替えやインナケーブルが途中で切れた際の上記ニップル
20の取り出しを容易に行いうるようにしている。すな
わち、ハブ軸端から露出するインナケーブルW2の先端
部を引張ることにより、インナケーブルW2およびニッ
プル20をハブ軸1から簡単に引き出すことができるの
である。 第3図には、本考案の第二の実施例を示した。 図示する本例の自転車用ハブは、駆動体15の筒状延出
部15aに、第一ラチェット爪29とこれと逆向きの第
二ラチェット爪30をそれぞれ起立方向に付勢しながら
揺動可能に支持しており、一方、ハブ体8の内周には、
上記第一ラチェット爪29と第二ラチェット爪30の双
方に係合しうるラチェット歯列31が形成されている。
そして、第一ラチェット爪29とラチェット歯列31に
より、ハブ体8を駆動体15に対して一方向、すなわち
本例の場合正転方向にのみ相対回転可能とする第一ラチ
ェット機構32が構成されており、第二ラチェット爪3
0とラチェット歯列31により、ハブ体8を駆動体15
に対して逆転方向にのみ相対回転可能とする第二ラチェ
ット機構33が構成されているのである。 また、ハブ軸1には、略ドーナツ円板状の切換え作動体
34がハブ軸方向スライド可能に套挿されている。この
切換え作動体34は、上記各ラチェット爪29,30と
ハブ軸方向位置が一致するとき、その尻部を強制的に押
し上げて、ラチェット爪を作動不能状態とする機能をな
す。したがって、図示するように切換え作動体34が第
一ラチェット爪29の尻部を押し上げてこれを作動不能
状態とするときには、上記第二ラチェット機構33のみ
が作動する状態となる。すなわち、ハブ体8は駆動体1
5に対して逆転方向のみの相対回転が許容され、また、
駆動体15の逆転方向の回転のみがハブ体8に伝達され
るから、自転車を後向きに推進することができる。一
方、図示するような状態から切換え作動体34をハブ軸
方向右側に移動させて、切換え作動体34と第二ラチェ
ット爪30のハブ軸方向位置を一致させると、今度は第
一ラチェット機構32のみが作動する状態となる。すな
わち、ハブ体8は駆動体15に対して正転方向のみの相
対回転が許容され、また、駆動体15の正転方向の回転
のみがハブ体8に伝達されるから、通常の自転車のよう
に、自転車を前向きに推進することができる。 このように、本例の自転車用ハブでは、上記切換え作動
体34のハブ軸方向位置を変更することにより、自転車
を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる状態等
を選択することができる。そして、本例では、このよう
なモード変更を行うための切換え機構20を、本考案に
よって以下のように構成することにより、その構造の簡
略化を図っているのである。 すなわち、上記第一の実施例と同様に、ハブ軸1の螺軸
1bには、ケーブルガイド22が螺合支持されており、
また、このケーブルガイド22内には、そのケーブル導
入孔24から二重ケーブルWが導入されている。アウタ
ケーブルW1は、アウタ受け部25に支承されており、
インナケーブルW2は、インナ通挿孔26ないしハブ軸
1の軸方向貫通孔1aに通挿されている。そして、軸方
向貫通孔1aに挿入されるインナケーブルW2は、切換
え作動体34の左側面に当接してこれを押動し、かつハ
ブ軸1のキー穴36にスライド可能に支持されたキー3
5に連結されている。 したがって、インナケーブルW2を牽引操作することに
より、切換え作動体34のハブ軸方向位置を変更して、
自転車を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる
状態等を適宜選択することができるのであり、操作力が
解除されれば、切換え作動体34は、圧縮コイルバネ3
7の付勢力をもって第3図に示す位置に復帰移動させら
れる。 また、上記第一実施例と同様に、ケーブルWは、ケーブ
ルガイド22によって保護されるから、自転車転倒時等
にケーブルWが損傷を受ける問題もないのである。 ところで、このように前向きに推進できる状態と後向き
に推進できる状態を選択しうるように構成される自転車
用ハブは、バイスクル・モトクロス競技のフリースタイ
ル種目において使用されるBMX車において装備する
と、ダイナミックで変化に富んだ走行演技を行うことが
可能となる。またこの場合には、競技者が走行中自転車
上で立ち上がる演技を行う際の足場として、ケーブルガ
イド22を有効利用することができるのである。 次に、第4図に第三の実施例を示した。 本例の自転車用ハブは、駆動体15ないしハブ軸1にハ
ブ軸方向スライド可能に、かつ駆動体15に対して相対
回転不能に支持されたラチェット支持体38を備え、こ
のラチェット支持体38の外周におけるハブ軸方向に離
れた二位置に、第一ラチェット爪39とこの第一ラチェ
ット爪39と逆向きの第二ラチェット爪40とを起立方
向に付勢しながら揺動可能に支持している。一方、ハブ
体8の内周には、上記各ラチェット爪39,40が係合
しえない凸状の環状摺接部41が形成されているととも
に、上記環状摺接部41のハブ軸方向左側には、第一ラ
チェット爪39が係合するハブ軸方向に所定幅を有する
ラチェット歯列42aが、環状摺接部41のハブ軸方向
右側には、第二ラチェット爪40が係合するハブ軸方向
に所定幅を有するラチェット歯列42bが、それぞれ設
けられている。そして、第一ラチェット爪39とラチェ
ット歯列42aとにより、ハブ体8を駆動体15に対し
て一方向すなわち本例の場合正転方向にのみ相対回転可
能とする第一ラチェット機構43が構成され、第二ラチ
ェット爪40とラチェット歯列42bにより、ハブ体8
を駆動体15に対して逆転方向にのみ相対回転可能とす
る第二ラチェット機構44が構成されている。 第二ラチェット爪40のハブ軸方向位置が環状摺接部4
1と一致する第4図に示す状態では、第二ラチェット機
構44は不作動状態となっており、第一ラチェット爪3
9がラチェット歯列42aに係合して、第一ラチェット
機構43のみが機能する。この場合、ハブ体8は駆動体
15に対して正転方向にのみ相対回転でき、また駆動体
15の正転方向のみの駆動力がハブ体8に伝達されるか
ら、自転車を前向きに推進できる。一方、ラチェット支
持体38をハブ軸方向右側に移動させて、第一ラチェッ
ト爪39のハブ軸方向位置を環状摺接部41と一致させ
ると、第一ラチェット機構43は不作動状態となり、第
二ラチェット爪40がラチェット歯列42bに係合し
て、第二ラチェット機構44のみが機能する。この場
合、ハブ体8は駆動体15に対して逆転方向にのみ相対
回転でき、また、駆動体15の逆転方向のみの駆動力が
ハブ体8に伝達され、自転車を後向きに推進できる状態
となるのである。 そうして、このようにラチェット支持体38をハブ軸方
向に移動させて各ラチェット爪39,40のハブ軸方向
位置を変更するための切換え機構20が、本考案により
構成されている。 すなわち、ハブ軸1の螺軸1bにケーブルガイド22が
螺合支持されており、このケーブルガイド22内に導入
される二重ケーブルWのうちのインナケーブルW2が、
インナ通挿孔26ないしハブ軸1の軸方向貫通孔1aに
通挿されている。一方、ハブ軸1のハブ軸方向のスライ
ド孔45には、ラチェット支持体38の左側面に当接し
てこれを押動する切換え作動体たる押動体46がハブ軸
方向スライド可能に支持されており、ハブ軸1内に挿入
されたインナケーブルW2が上記押動体46に連結され
ている。したかって、ケーブルWを牽引操作することに
より、ラチェット支持体38をハブ軸方向右側に移動さ
せて、各ラチェット爪39,40のハブ軸方向位置を変
更することができる。すなわち、上記のように、自転車
を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる状態等
を選択できるのである。また、本例においても、上記各
実施例と同様に、ケーブルWが、ケーブルガイド22に
よる保護作用を享受できることはいうまでもない。 ところで、本考案の範囲は上述した実施例に限定される
ものではない。 たとえば、ケーブルガイド22は、種々の態様のものが
考えられ、第5図に示すように、側面に設けるケーブル
導入孔24の一端を、ケーブルガイド22のハブ軸方向
端まで延長して、開口させることにより、ケーブルWを
ケーブルガイド22内に挿入する際の作業の簡易性を高
めることができる。 また、第6図および第7図に示すように、アウタ受け部
25の受止面25aがハブ軸方向に延びるように形成す
れば、アウタケーブルW2の配索方向を真っ直ぐにする
ことができる。また、この場合には、ケーブルの挿入作
業を簡易にするため、ケーブルガイド22の側面に、イ
ンナケーブルW2をケーブルガイド内に導入するための
インナ導入孔47を設けるようにすると良く、さらに、
アウタ受け部25からインナ挿通孔26にかけて、滑ら
かな曲面からなるインナケーブル案内面48を設ける
と、ケーブルの索引操作をさらに円滑に行うことができ
る。なお、この場合においても、第6図に示すように、
上記インナ導入孔47の一端を開口させるようにすれ
ば、ケーブル挿入作業の簡易性は一段と高まる。 また、ケーブルガイドのハブ軸への取付手段や、切換え
作動体とインナケーブルの連結構造等においても、上記
実施例以外にも種々設計変更可能である。
明する。 第1図および第2図には、本考案を自転車用内装変速機
に適用した第一の実施例を示している。 第1図に示すように、自転車用内装変速機は、ハブ軸1
の軸方向中央部に固定された太陽歯車2と、この太陽歯
車2に噛合しつつその回りを公転および自転する複数の
遊星歯車3…と、この遊星歯車3…とその外側において
噛合しつつ回転するギヤリング4とからなる遊星歯車機
構5を備えている。そして、ハブ軸1に対して可回転に
支持され、かつ乗者による駆動力を受ける駆動体15か
らハブ体8へは、上記歯車機構5を介して回転力が伝達
されるようになっている。 上記複数の遊星歯車3…は、各々が略有底円筒状のギヤ
枠6の底壁6aに枢支ピン7を介して回転可能に支持さ
れており、ギヤ枠6の円周方向に等間隔をあけて配設さ
れている。また、上記ギヤ枠6の筒状部6bの外周に
は、ハブ体8の内周左端部に形成されたラチェット歯列
9と共働して第一ラチェット機構10を構成する第一ラ
チェット爪11が、ハブ体8の直径方向に対向する二箇
所にそれぞれ起立方向に付勢されながら揺動可能に支持
されており、この第一ラチェット機構11により、ハブ
体8がギヤ枠6に対して相対正転のみ可能となるように
構成されている。 一方、上記ギヤリング4は、内周が上記遊星歯車3に噛
合する内歯車部4aとこの内歯車部4aからハブ軸方向
に延出する筒状部4bとを備える。そして、上記筒状部
4bの外周には、ハブ体8の内周右端部に形成されたラ
チェット歯列12と共働して第二ラチェット機構13を
構成する第二ラチェット爪14が、ハブ体8の直径方向
に対向する二箇所にそれぞれ起立方向に付勢されながら
揺動可能に支持されており、上記第二ラチェット機構1
3により、ハブ体8がギヤリング4に対して相対正転の
み可能となるように構成されている。 また、ハブ軸1には、上記ギヤ枠6の底壁6aの側方に
おいて切換え作動体としてのクラッチ16がハブ軸方向
にスライド可能に套挿されている。上記クラッチ16
は、駆動体15の回転時にこれと共に回転し、また、駆
動体15に対してハブ軸方向に所定行程間を相対移動す
ることができる。そうして、自転車用内装変速機では、
上記クラッチ16のハブ軸方向位置を変更することによ
り、上記遊星歯車機構5における駆動体15からハブ体
8への動力伝達経路が変更されて、変速操作が行われる
ように構成されている。 すなわち、クラッチ16が、第1図に示すような上記枢
支ピン7の突出端部7aと係合するハブ軸方向位置をと
るときには、スプロケットホイール17を正転させて駆
動体15を正転駆動すると、ギヤ枠6がクラッチ16を
介して正転させられる。このとき、ギヤリング4は、ギ
ヤ枠6より高速で回転するため、ギヤリング4の回転が
第二ラチェット機構13を介して伝達され、ハブ体8は
スプロケットホイール17の回転よりも高速で回転する
ことになる(ハイポジション)。 クラッチ16を第1図の状態から右側に移動させ、クラ
ッチ16にこれが上記筒状部4bの内周に設けられた係
合溝4cに係合するハブ軸方向位置をとらせると、スプ
ロケットホイール17を正転をさせて駆動体15を正転
駆動したとき、駆動力は先ずクラッチ16を介してギヤ
リング4に伝達される。このとき、ギヤリング4の回転
によりギヤ枠6も回転するが、ギヤリング4の回転の方
がギヤ枠6の回転よりも早いため、ギヤリング4の回転
が第二ラチェット機構13を介してハブ体8に伝達さ
れ、結果的に、ハブ体8がスプロケットホイール17と
同一回転数で回転することになる(ノーマルポジショ
ン)。 クラッチ16をさらに右方向に移動させ、これと上記第
二ラチェット爪14とのハブ軸方向位置を一致させる
と、第二ラチェット爪14はその尻部をクラッチ16に
押し上げられて作動不能状態におかれる。このとき、ク
ラッチ16は上記係合溝4cに依然として係合してお
り、スプロケットホイール17を正転させて駆動体15
を正転駆動すると、駆動力は、上記と同様クラッチ16
を介してギヤリング4に伝達されるが、第二ラチェット
機構13は作動しないから、ギヤ枠6の回転が第一ラチ
ェット機構10を介してハブ体8に伝達され、また、ギ
ヤ枠6はギヤリング4よりも低速で回転するから、ハブ
体8はスプロケットホイール17より低速で回転するこ
とになるのである(ローポジション)。 さて、本考案においては、ハブ軸1の端部には、ケーブ
ルガイド22が取付けられる。本例の場合、上記ケーブ
ルガイド22は、ハブ軸方向に所定長さを有する筒体か
らなり、その一端部にはハブ軸1の螺軸1bに螺合する
螺孔23が形成されている。また、ケーブルガイド22
には、その側面に上記二重ケーブルWを内部に導入する
ためのケーブル導入孔24が開けられているとともに、
内部に導入した二重ケーブルWのうちのアウタケーブル
W1の端部を支承するためのアウタ受け部25と、この
アウタ受け部25からインナケーブルW2をハブ軸1の
軸方向貫通孔1aに導入するための上記螺孔23に連通
するインナ通挿孔26とが設けられている。 第1図に示すように、ケーブルガイド22はハブ軸1の
螺軸1bに上記螺孔23を螺合することにより取付けら
れ、また、二重ケーブルWのうちのアウタケーブルW1
は、ケーブル導入孔24からケーブルガイド22の内部
に導入されてアウタ受け部25に支承させられるととも
に、インナケーブルW2はインナ通挿孔26ないしハブ
軸1の軸方向貫通孔1aに挿入されているのである。 そうして、ハブ軸内に挿入されるインナケーブルW2が
上記クラッチ16に連結されることにより、ハブ軸方向
位置を変更するための切換え機構20が構成される。 本例の場合、インナケーブルW2とクラッチ16とは、
ハブ軸1に軸方向に所定長さをもって開けられたキー穴
18にスライド可能に支持され、かつクラッチ16のク
ラッチスリーブ16aに係合するキー19を介して連結
される。なお、図において符号21はインナケーブルW
2を止着するニップルである。 また、インナケーブルW2の他端は、ハンドル等の自転
車フレーム適部に設けた操作レバー(図示略)に連結さ
れ、これにより、レバー操作を通じてインナケーブルW
2を牽引操作することができるようにする。 ケーブルの配索等が終われば、ケーブルガイド22の回
転位置すなわちケーブル導入孔24の向きを調整し、こ
の後、ロックナット27を締付けてケーブルガイド22
をハブ軸1に強固に固定する。なお、この場合、ケーブ
ル導入孔24の向きは、ケーブルWの配索方向を考慮し
て、前後方向前方に向けるようにすることが好ましい。
また、本例の場合、第2図に良く表れているように、ケ
ーブルガイド22の端部を、六角軸状に形成することに
より、上記六角軸部を工具当て部として利用できるよう
にして、ハブ軸1への螺締作業を容易に行いうるように
している。 以上のように構成される本例の自転車用内装変速機で
は、上記操作レバーを操作してインナケーブルW2を牽
引操作することにより、クラッチ16を第1図において
ハブ軸方向右側に移動させてそのハブ軸方向位置を変更
することができる。これにより、上記遊星歯車機構5に
おける動力伝達経路を変更して、上述したような変速操
作を行うことができるのである。なお、操作レバーに対
する操作力を解除すれば、圧縮コイルバネ28の付勢力
をもって、クラッチ16は第1図に示す位置に復帰移動
させられる。 また、このように本例においては、クラッチ16のハブ
軸方向位置を変更するための切換え機構20は、クラッ
チ16にケーブルW2を連結するだけの簡単な構造をも
って構成されるから、ベルクランク機構等により切換え
機構が構成される従来の一般的な自転車用内装変速機の
ように、切換え機構の構造が複雑化することがないので
ある。 ところで、ケーブルをハブ軸内に挿入する構造をとる場
合、ハブ軸端から露出するケーブルが自転車転倒時に地
面に接触して損傷を受ける問題が派生するが、本例の場
合、ケーブルWは、ケーブルガイド22を介してハブ軸
内に挿入され、しかも、ケーブルガイド22内へはその
ハブ軸方向中間部位に設けたケーブル導入孔24から導
入される。したがって、自転車が転倒した際に、ケーブ
ルガイド22の端部が地面と接触することがあっても、
ケーブルWが地面と接触するようなことは避けられ、上
記のような問題点も解決される。さらに、このようにケ
ーブルWに対してプロテクタ機能を発揮するケーブルガ
イド22は、ハブ軸方向に一定長さを有しているから、
たとえば荷台に人が乗車した際の足場(ステップ)とし
ても有効に利用できるのである。なお、図示例において
は、ケーブルガイド22は、ハブ軸1の一端側にしか設
けていないが、上記のようにステップとして有効利用を
図る場合や、外観上の体裁を考慮する場合には、ハブ軸
1の他端側にもケーブルガイド22を設けるようにする
と良い。 また、本例においては、第1図に示すように、ハブ軸1
内の挿入するインナケーブルW2の先端を、ハブ軸端か
らさらに延出させることにより、インナケーブルの取り
替えやインナケーブルが途中で切れた際の上記ニップル
20の取り出しを容易に行いうるようにしている。すな
わち、ハブ軸端から露出するインナケーブルW2の先端
部を引張ることにより、インナケーブルW2およびニッ
プル20をハブ軸1から簡単に引き出すことができるの
である。 第3図には、本考案の第二の実施例を示した。 図示する本例の自転車用ハブは、駆動体15の筒状延出
部15aに、第一ラチェット爪29とこれと逆向きの第
二ラチェット爪30をそれぞれ起立方向に付勢しながら
揺動可能に支持しており、一方、ハブ体8の内周には、
上記第一ラチェット爪29と第二ラチェット爪30の双
方に係合しうるラチェット歯列31が形成されている。
そして、第一ラチェット爪29とラチェット歯列31に
より、ハブ体8を駆動体15に対して一方向、すなわち
本例の場合正転方向にのみ相対回転可能とする第一ラチ
ェット機構32が構成されており、第二ラチェット爪3
0とラチェット歯列31により、ハブ体8を駆動体15
に対して逆転方向にのみ相対回転可能とする第二ラチェ
ット機構33が構成されているのである。 また、ハブ軸1には、略ドーナツ円板状の切換え作動体
34がハブ軸方向スライド可能に套挿されている。この
切換え作動体34は、上記各ラチェット爪29,30と
ハブ軸方向位置が一致するとき、その尻部を強制的に押
し上げて、ラチェット爪を作動不能状態とする機能をな
す。したがって、図示するように切換え作動体34が第
一ラチェット爪29の尻部を押し上げてこれを作動不能
状態とするときには、上記第二ラチェット機構33のみ
が作動する状態となる。すなわち、ハブ体8は駆動体1
5に対して逆転方向のみの相対回転が許容され、また、
駆動体15の逆転方向の回転のみがハブ体8に伝達され
るから、自転車を後向きに推進することができる。一
方、図示するような状態から切換え作動体34をハブ軸
方向右側に移動させて、切換え作動体34と第二ラチェ
ット爪30のハブ軸方向位置を一致させると、今度は第
一ラチェット機構32のみが作動する状態となる。すな
わち、ハブ体8は駆動体15に対して正転方向のみの相
対回転が許容され、また、駆動体15の正転方向の回転
のみがハブ体8に伝達されるから、通常の自転車のよう
に、自転車を前向きに推進することができる。 このように、本例の自転車用ハブでは、上記切換え作動
体34のハブ軸方向位置を変更することにより、自転車
を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる状態等
を選択することができる。そして、本例では、このよう
なモード変更を行うための切換え機構20を、本考案に
よって以下のように構成することにより、その構造の簡
略化を図っているのである。 すなわち、上記第一の実施例と同様に、ハブ軸1の螺軸
1bには、ケーブルガイド22が螺合支持されており、
また、このケーブルガイド22内には、そのケーブル導
入孔24から二重ケーブルWが導入されている。アウタ
ケーブルW1は、アウタ受け部25に支承されており、
インナケーブルW2は、インナ通挿孔26ないしハブ軸
1の軸方向貫通孔1aに通挿されている。そして、軸方
向貫通孔1aに挿入されるインナケーブルW2は、切換
え作動体34の左側面に当接してこれを押動し、かつハ
ブ軸1のキー穴36にスライド可能に支持されたキー3
5に連結されている。 したがって、インナケーブルW2を牽引操作することに
より、切換え作動体34のハブ軸方向位置を変更して、
自転車を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる
状態等を適宜選択することができるのであり、操作力が
解除されれば、切換え作動体34は、圧縮コイルバネ3
7の付勢力をもって第3図に示す位置に復帰移動させら
れる。 また、上記第一実施例と同様に、ケーブルWは、ケーブ
ルガイド22によって保護されるから、自転車転倒時等
にケーブルWが損傷を受ける問題もないのである。 ところで、このように前向きに推進できる状態と後向き
に推進できる状態を選択しうるように構成される自転車
用ハブは、バイスクル・モトクロス競技のフリースタイ
ル種目において使用されるBMX車において装備する
と、ダイナミックで変化に富んだ走行演技を行うことが
可能となる。またこの場合には、競技者が走行中自転車
上で立ち上がる演技を行う際の足場として、ケーブルガ
イド22を有効利用することができるのである。 次に、第4図に第三の実施例を示した。 本例の自転車用ハブは、駆動体15ないしハブ軸1にハ
ブ軸方向スライド可能に、かつ駆動体15に対して相対
回転不能に支持されたラチェット支持体38を備え、こ
のラチェット支持体38の外周におけるハブ軸方向に離
れた二位置に、第一ラチェット爪39とこの第一ラチェ
ット爪39と逆向きの第二ラチェット爪40とを起立方
向に付勢しながら揺動可能に支持している。一方、ハブ
体8の内周には、上記各ラチェット爪39,40が係合
しえない凸状の環状摺接部41が形成されているととも
に、上記環状摺接部41のハブ軸方向左側には、第一ラ
チェット爪39が係合するハブ軸方向に所定幅を有する
ラチェット歯列42aが、環状摺接部41のハブ軸方向
右側には、第二ラチェット爪40が係合するハブ軸方向
に所定幅を有するラチェット歯列42bが、それぞれ設
けられている。そして、第一ラチェット爪39とラチェ
ット歯列42aとにより、ハブ体8を駆動体15に対し
て一方向すなわち本例の場合正転方向にのみ相対回転可
能とする第一ラチェット機構43が構成され、第二ラチ
ェット爪40とラチェット歯列42bにより、ハブ体8
を駆動体15に対して逆転方向にのみ相対回転可能とす
る第二ラチェット機構44が構成されている。 第二ラチェット爪40のハブ軸方向位置が環状摺接部4
1と一致する第4図に示す状態では、第二ラチェット機
構44は不作動状態となっており、第一ラチェット爪3
9がラチェット歯列42aに係合して、第一ラチェット
機構43のみが機能する。この場合、ハブ体8は駆動体
15に対して正転方向にのみ相対回転でき、また駆動体
15の正転方向のみの駆動力がハブ体8に伝達されるか
ら、自転車を前向きに推進できる。一方、ラチェット支
持体38をハブ軸方向右側に移動させて、第一ラチェッ
ト爪39のハブ軸方向位置を環状摺接部41と一致させ
ると、第一ラチェット機構43は不作動状態となり、第
二ラチェット爪40がラチェット歯列42bに係合し
て、第二ラチェット機構44のみが機能する。この場
合、ハブ体8は駆動体15に対して逆転方向にのみ相対
回転でき、また、駆動体15の逆転方向のみの駆動力が
ハブ体8に伝達され、自転車を後向きに推進できる状態
となるのである。 そうして、このようにラチェット支持体38をハブ軸方
向に移動させて各ラチェット爪39,40のハブ軸方向
位置を変更するための切換え機構20が、本考案により
構成されている。 すなわち、ハブ軸1の螺軸1bにケーブルガイド22が
螺合支持されており、このケーブルガイド22内に導入
される二重ケーブルWのうちのインナケーブルW2が、
インナ通挿孔26ないしハブ軸1の軸方向貫通孔1aに
通挿されている。一方、ハブ軸1のハブ軸方向のスライ
ド孔45には、ラチェット支持体38の左側面に当接し
てこれを押動する切換え作動体たる押動体46がハブ軸
方向スライド可能に支持されており、ハブ軸1内に挿入
されたインナケーブルW2が上記押動体46に連結され
ている。したかって、ケーブルWを牽引操作することに
より、ラチェット支持体38をハブ軸方向右側に移動さ
せて、各ラチェット爪39,40のハブ軸方向位置を変
更することができる。すなわち、上記のように、自転車
を前向きに推進できる状態と後向きに推進できる状態等
を選択できるのである。また、本例においても、上記各
実施例と同様に、ケーブルWが、ケーブルガイド22に
よる保護作用を享受できることはいうまでもない。 ところで、本考案の範囲は上述した実施例に限定される
ものではない。 たとえば、ケーブルガイド22は、種々の態様のものが
考えられ、第5図に示すように、側面に設けるケーブル
導入孔24の一端を、ケーブルガイド22のハブ軸方向
端まで延長して、開口させることにより、ケーブルWを
ケーブルガイド22内に挿入する際の作業の簡易性を高
めることができる。 また、第6図および第7図に示すように、アウタ受け部
25の受止面25aがハブ軸方向に延びるように形成す
れば、アウタケーブルW2の配索方向を真っ直ぐにする
ことができる。また、この場合には、ケーブルの挿入作
業を簡易にするため、ケーブルガイド22の側面に、イ
ンナケーブルW2をケーブルガイド内に導入するための
インナ導入孔47を設けるようにすると良く、さらに、
アウタ受け部25からインナ挿通孔26にかけて、滑ら
かな曲面からなるインナケーブル案内面48を設ける
と、ケーブルの索引操作をさらに円滑に行うことができ
る。なお、この場合においても、第6図に示すように、
上記インナ導入孔47の一端を開口させるようにすれ
ば、ケーブル挿入作業の簡易性は一段と高まる。 また、ケーブルガイドのハブ軸への取付手段や、切換え
作動体とインナケーブルの連結構造等においても、上記
実施例以外にも種々設計変更可能である。
第1図は本考案の第一の実施例の断面図、第2図は第一
の実施例に係るケーブルガイドの斜視図、第3図は第二
の実施例の断面図、第4図は第三の実施例の断面図、第
5図および第6図は他の態様のケーブルガイドの斜視
図、第7図は第6図のA部の断面図である。 1……ハブ軸、1a……軸方向貫通孔、8……ハブ体、
15……駆動体、16……切換え作動体(クラッチ)、
20……切換え機構、22……ケーブルガイド、25…
…アウタ受け部、26……インナ通挿孔、34……切換
え作動体、46……切換え作業体(押動体)、W……二
重ケーブル、W1……アウタケーブル、W2……インナ
ケーブル。
の実施例に係るケーブルガイドの斜視図、第3図は第二
の実施例の断面図、第4図は第三の実施例の断面図、第
5図および第6図は他の態様のケーブルガイドの斜視
図、第7図は第6図のA部の断面図である。 1……ハブ軸、1a……軸方向貫通孔、8……ハブ体、
15……駆動体、16……切換え作動体(クラッチ)、
20……切換え機構、22……ケーブルガイド、25…
…アウタ受け部、26……インナ通挿孔、34……切換
え作動体、46……切換え作業体(押動体)、W……二
重ケーブル、W1……アウタケーブル、W2……インナ
ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向貫通孔をもつハブ軸に対して可回転
に支持されるハブ体と、このハブ体の一側においてハブ
軸に対して可回転に支持され、かつ乗者による駆動力を
受ける駆動体と、上記ハブ軸に対して軸方向に移動可能
に支持された切換え作動体のハブ軸方向位置を変更する
ことにより、上記駆動体からハブ体への動力伝達経路を
変更するように構成された切換え機構とを備える自転車
用ハブにおいて、 上記ハブ軸端部に支持され、かつハブ軸方向に所定長さ
を有するケーブルガイドを設けるとともに、 上記ケーブルガイドは、筒状のアウタケーブルにインナ
ケーブルを通挿してなる二重ケーブルを側面から導入
し、かつ上記アウタケーブルを支承するアウタ受け部
と、このアウタ受け部から上記ハブ軸の軸方向貫通孔に
上記インナケーブルを導入するインナ通挿孔とを備える
一方、 上記切換え作動体が、上記軸方向貫通孔内に導入される
上記インナケーブルに実質的に連結されることを特徴と
する、自転車用ハブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987179421U JPH0630636Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 自転車用ハブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987179421U JPH0630636Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 自転車用ハブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0182995U JPH0182995U (ja) | 1989-06-02 |
| JPH0630636Y2 true JPH0630636Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31470976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987179421U Expired - Lifetime JPH0630636Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 自転車用ハブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630636Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4072146A (en) * | 1976-09-08 | 1978-02-07 | Howes Randolph M | Venous catheter device |
| JPS5938939U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-12 | 日本シヤ−ウツド株式会社 | 多腔カテ−テル |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP1987179421U patent/JPH0630636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0182995U (ja) | 1989-06-02 |
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