JPH06306663A - 油分洗浄装置 - Google Patents
油分洗浄装置Info
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- JPH06306663A JPH06306663A JP11211893A JP11211893A JPH06306663A JP H06306663 A JPH06306663 A JP H06306663A JP 11211893 A JP11211893 A JP 11211893A JP 11211893 A JP11211893 A JP 11211893A JP H06306663 A JPH06306663 A JP H06306663A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄液の洗浄作用を最大限に発揮させること
の出来る改良された油分洗浄装置を提供する。 【構成】 表面に油分の付着した被洗浄物(10)が配
置される洗浄槽(2)と、該洗浄槽に設けられて気液混
相の洗浄液を被洗浄物(10)に向けて噴射するノズル
機構(5)とから主として構成され、また、ノズル機構
(5)としてジェットポンプが使用される。
の出来る改良された油分洗浄装置を提供する。 【構成】 表面に油分の付着した被洗浄物(10)が配
置される洗浄槽(2)と、該洗浄槽に設けられて気液混
相の洗浄液を被洗浄物(10)に向けて噴射するノズル
機構(5)とから主として構成され、また、ノズル機構
(5)としてジェットポンプが使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油分洗浄装置に関する
ものであり、詳しくは、例えばN−メチル−2−ピロリ
ドン等の高沸点極性溶剤を主成分とする洗浄液を使用
し、被洗浄物の表面に付着した油分を除去する油分洗浄
装置であって、洗浄液の洗浄作用を最大限に発揮させる
ことの出来る改良された油分洗浄装置に関する。
ものであり、詳しくは、例えばN−メチル−2−ピロリ
ドン等の高沸点極性溶剤を主成分とする洗浄液を使用
し、被洗浄物の表面に付着した油分を除去する油分洗浄
装置であって、洗浄液の洗浄作用を最大限に発揮させる
ことの出来る改良された油分洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、精密機械部品、電気部品等の機械
加工においては、ワーク等の表面に付着した油を洗浄除
去するため、炭化水素系溶剤、フロン系溶剤等の各種の
溶剤が使用されている。また、本発明者等は、先に、特
願平4−99387号、特願平4−202431〜20
2434号などにおいて、油分に対する洗浄性に優れ、
且つ、安全性や環境汚染の問題のない洗浄液としてN−
メチル−2−ピロリドン(NMP)及び水を主成分とす
る洗浄液、当該洗浄液を使用した洗浄方法および洗浄装
置について提案している。
加工においては、ワーク等の表面に付着した油を洗浄除
去するため、炭化水素系溶剤、フロン系溶剤等の各種の
溶剤が使用されている。また、本発明者等は、先に、特
願平4−99387号、特願平4−202431〜20
2434号などにおいて、油分に対する洗浄性に優れ、
且つ、安全性や環境汚染の問題のない洗浄液としてN−
メチル−2−ピロリドン(NMP)及び水を主成分とす
る洗浄液、当該洗浄液を使用した洗浄方法および洗浄装
置について提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、NMP等の
高沸点極性溶材を使用して効果的に洗浄する方法とし
て、被洗浄物を洗浄液中に浸漬させる場合は、攪拌、揺
動、曝気等の物理的手段を併用し、また、浸漬させない
場合は、スプレーによる吹き付けを行う方法が考えられ
る。しかしながら、斯かる方法によっても、必ずしも十
分な洗浄が施せないことがあり、洗浄効果を一層向上し
得る新たな手段が望まれる。
高沸点極性溶材を使用して効果的に洗浄する方法とし
て、被洗浄物を洗浄液中に浸漬させる場合は、攪拌、揺
動、曝気等の物理的手段を併用し、また、浸漬させない
場合は、スプレーによる吹き付けを行う方法が考えられ
る。しかしながら、斯かる方法によっても、必ずしも十
分な洗浄が施せないことがあり、洗浄効果を一層向上し
得る新たな手段が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく種々検討を重ねた結果、高沸点極性溶材
を使用した洗浄は、油分の溶解、エマルジョン化または
乳化を利用したものではなく、金属等の被洗浄物の表面
に対する溶剤の親和力を利用したものであるとの知見を
得た。本発明は、斯かる知見を基に更に検討を重ねた結
果完成されたものであり、洗浄液を気液混相状態で被洗
浄物に噴射させるならば、一層大きな衝撃が加えられる
ため、被洗浄物の表面に対する洗浄液の親和力を最大限
に発揮させることが出来、その結果、付着した油分を強
制的に剥離させることが出来て洗浄効果を一層向上し得
るとの知見に基づくものである。
的を達成すべく種々検討を重ねた結果、高沸点極性溶材
を使用した洗浄は、油分の溶解、エマルジョン化または
乳化を利用したものではなく、金属等の被洗浄物の表面
に対する溶剤の親和力を利用したものであるとの知見を
得た。本発明は、斯かる知見を基に更に検討を重ねた結
果完成されたものであり、洗浄液を気液混相状態で被洗
浄物に噴射させるならば、一層大きな衝撃が加えられる
ため、被洗浄物の表面に対する洗浄液の親和力を最大限
に発揮させることが出来、その結果、付着した油分を強
制的に剥離させることが出来て洗浄効果を一層向上し得
るとの知見に基づくものである。
【0005】すなわち、本発明の要旨は、表面に油分の
付着した被洗浄物が配置される洗浄槽と、該洗浄槽に設
けられて気液混相の洗浄液を被洗浄物に向けて噴射する
ノズル機構とを含むことを特徴とする油分洗浄装置に存
する。
付着した被洗浄物が配置される洗浄槽と、該洗浄槽に設
けられて気液混相の洗浄液を被洗浄物に向けて噴射する
ノズル機構とを含むことを特徴とする油分洗浄装置に存
する。
【0006】
【作用】本発明の特定の手段を備えた洗浄装置により、
気液混相状態となって噴射された洗浄液は、洗浄槽に配
置された被洗浄物の表面に衝突する。その際、被洗浄物
の表面には、洗浄液の衝突力と共に洗浄液中の気泡の破
裂による一層大きな衝撃が加えられる。
気液混相状態となって噴射された洗浄液は、洗浄槽に配
置された被洗浄物の表面に衝突する。その際、被洗浄物
の表面には、洗浄液の衝突力と共に洗浄液中の気泡の破
裂による一層大きな衝撃が加えられる。
【0007】
【実施例】本発明に係る油分洗浄装置の実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る油分洗浄装置を
示す要部側面図、図2はノズル機構を構成するジェット
ポンプの一例を示す断面図、図3は洗浄槽におけるジェ
ットポンプの配置を示す平面図、図4はターンテーブル
が設けられた油分洗浄装置を示す要部側面図、図5は油
処理槽を備えた油分洗浄装置の一例を示す系統図であ
る。
参照して説明する。図1は本発明に係る油分洗浄装置を
示す要部側面図、図2はノズル機構を構成するジェット
ポンプの一例を示す断面図、図3は洗浄槽におけるジェ
ットポンプの配置を示す平面図、図4はターンテーブル
が設けられた油分洗浄装置を示す要部側面図、図5は油
処理槽を備えた油分洗浄装置の一例を示す系統図であ
る。
【0008】本発明の油分洗浄装置は、図1に示される
ように、表面に油分の付着した被洗浄物(10)が配置
される洗浄槽(2)と、該洗浄槽に設けられて気液混相
の洗浄液を被洗浄物(10)に向けて噴射するノズル機
構とから主として構成される。そして、本発明の好まし
い態様において、洗浄液としては高沸点極性溶剤が使用
され、且つ、ノズル機構としてはジェットポンプ(5)
が使用される。
ように、表面に油分の付着した被洗浄物(10)が配置
される洗浄槽(2)と、該洗浄槽に設けられて気液混相
の洗浄液を被洗浄物(10)に向けて噴射するノズル機
構とから主として構成される。そして、本発明の好まし
い態様において、洗浄液としては高沸点極性溶剤が使用
され、且つ、ノズル機構としてはジェットポンプ(5)
が使用される。
【0009】高沸点極性溶剤としては、γ−ブチロラク
トン、N,N−ジメチルアセトアミド等の各種の溶剤が
使用し得るが、特に好ましくは、N−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)及び水を主成分とする洗浄液が使用さ
れる。斯かる洗浄液は、NMP及び水を含み且つ水の含
有量が50重量%未満の洗浄液であり、通常は、NMP
比率が60重量%以上とされる。好ましくは、水の割合
は、13重量%以上であってNMP濃度としては87重
量%以下の洗浄液が好適に使用される。洗浄液中の水の
含有量が13重量%未満では脱脂洗浄効果の持続性に問
題がある。すなわち、繰返し使用する際の油分の洗浄剤
への溶解性が高くなるため、エマルジョン化して付着油
分が多くなるという問題がある。また、消防法上の危険
物として取扱う必要がある。
トン、N,N−ジメチルアセトアミド等の各種の溶剤が
使用し得るが、特に好ましくは、N−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)及び水を主成分とする洗浄液が使用さ
れる。斯かる洗浄液は、NMP及び水を含み且つ水の含
有量が50重量%未満の洗浄液であり、通常は、NMP
比率が60重量%以上とされる。好ましくは、水の割合
は、13重量%以上であってNMP濃度としては87重
量%以下の洗浄液が好適に使用される。洗浄液中の水の
含有量が13重量%未満では脱脂洗浄効果の持続性に問
題がある。すなわち、繰返し使用する際の油分の洗浄剤
への溶解性が高くなるため、エマルジョン化して付着油
分が多くなるという問題がある。また、消防法上の危険
物として取扱う必要がある。
【0010】また、洗浄液に少量のアルカリ化合物を添
加するならば、塗膜の剥離効果が向上し、より一層優れ
た洗浄効果が得られる。この場合、アルカリ化合物の濃
度は、洗浄液中の濃度で100ppm以上、特に、30
0〜5000ppmとするのが好ましい。アルカリ化合
物としては、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水
酸化物、炭酸塩、有機酸塩などの他、有機アミン等が挙
げられるが、特に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属の水酸化物または水酸化カルシウム等
のアルカリ土類金属の水酸化物が好ましい。
加するならば、塗膜の剥離効果が向上し、より一層優れ
た洗浄効果が得られる。この場合、アルカリ化合物の濃
度は、洗浄液中の濃度で100ppm以上、特に、30
0〜5000ppmとするのが好ましい。アルカリ化合
物としては、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水
酸化物、炭酸塩、有機酸塩などの他、有機アミン等が挙
げられるが、特に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属の水酸化物または水酸化カルシウム等
のアルカリ土類金属の水酸化物が好ましい。
【0011】本発明の油分洗浄装置の主要部を構成する
洗浄槽(2)の構造は、通常、被洗浄物(10)が洗浄
液(1)中に配置される浸漬洗浄方式である。洗浄槽
(2)には、洗浄温度に加熱された洗浄液(1)が収容
される。洗浄液(1)の加熱は、図示しないが、ヒータ
ー等の加熱手段によって行われ、斯かる加熱手段は、洗
浄槽(2)または別途に備えられた貯槽に設けられる。
そして、洗浄液(1)の温度は、通常20〜100℃、
好ましくは40〜80℃の範囲に設定される。
洗浄槽(2)の構造は、通常、被洗浄物(10)が洗浄
液(1)中に配置される浸漬洗浄方式である。洗浄槽
(2)には、洗浄温度に加熱された洗浄液(1)が収容
される。洗浄液(1)の加熱は、図示しないが、ヒータ
ー等の加熱手段によって行われ、斯かる加熱手段は、洗
浄槽(2)または別途に備えられた貯槽に設けられる。
そして、洗浄液(1)の温度は、通常20〜100℃、
好ましくは40〜80℃の範囲に設定される。
【0012】また、洗浄槽(2)には、通常、洗浄槽
(2)内にて被洗浄物(10)を吊持可能に構成された
保持機構が備えられる。すなわち、被洗浄物(10)
は、洗浄槽(2)の上方に配設されたトロリー(図示せ
ず)に対し、巻上機(図示せず)を介して昇降可能に懸
下されたバケット(3)に収容される。斯かるバケット
(3)は、金網等の内部が遮蔽されることのない部材か
ら形成されており、特に、細かい被洗浄物(10)を収
容する場合に適している。
(2)内にて被洗浄物(10)を吊持可能に構成された
保持機構が備えられる。すなわち、被洗浄物(10)
は、洗浄槽(2)の上方に配設されたトロリー(図示せ
ず)に対し、巻上機(図示せず)を介して昇降可能に懸
下されたバケット(3)に収容される。斯かるバケット
(3)は、金網等の内部が遮蔽されることのない部材か
ら形成されており、特に、細かい被洗浄物(10)を収
容する場合に適している。
【0013】ジェットポンプ(5)は、噴出する流体
(駆動加圧流体)によって他の流体を吸引する機能を有
し、本発明においては、洗浄槽(1)内の被洗浄物(1
0)に付着した油分に対して物理的衝撃を加えるために
設けられる。ジェットポンプ(5)は、図2に示される
ように、駆動加圧流体として洗浄液が供給される導入管
(5a)と、洗浄槽(1)内の略中央部に向けられた吐
出管(5b)と、気体が導入される吸入管(5c)とを
備えている。
(駆動加圧流体)によって他の流体を吸引する機能を有
し、本発明においては、洗浄槽(1)内の被洗浄物(1
0)に付着した油分に対して物理的衝撃を加えるために
設けられる。ジェットポンプ(5)は、図2に示される
ように、駆動加圧流体として洗浄液が供給される導入管
(5a)と、洗浄槽(1)内の略中央部に向けられた吐
出管(5b)と、気体が導入される吸入管(5c)とを
備えている。
【0014】導入管(5a)の先端には、ノズル(5
d)が取り付けられており、該ノズルは、吐出管(5
b)に対して同軸に挿入された状態で連設されている。
また、吸入管(5c)もノズル(5d)及び吐出管(5
b)と同軸に且つこれらノズル及び吐出管の後方に配置
されている。更に、吸入管(5c)の気体導入側の一端
は、窒素等の不活性ガス源(図示せず)に接続された
り、または、大気に開放されていてもよいが、通常は、
洗浄槽(2)の空間部に接続される。なお、吐出管(5
b)の基端側には喉部(5e)が形成され、該喉部の吐
出側にはデフューザー部(5f)が形成される。
d)が取り付けられており、該ノズルは、吐出管(5
b)に対して同軸に挿入された状態で連設されている。
また、吸入管(5c)もノズル(5d)及び吐出管(5
b)と同軸に且つこれらノズル及び吐出管の後方に配置
されている。更に、吸入管(5c)の気体導入側の一端
は、窒素等の不活性ガス源(図示せず)に接続された
り、または、大気に開放されていてもよいが、通常は、
洗浄槽(2)の空間部に接続される。なお、吐出管(5
b)の基端側には喉部(5e)が形成され、該喉部の吐
出側にはデフューザー部(5f)が形成される。
【0015】上記のジェットポンプ(5)においては、
導入管(5a)に対し、駆動加圧流体として、1.5〜
7.0Kg/cm2 、好ましくは、3.5〜5.0Kg/cm2
に加圧された洗浄液が供給され、そして、ノズル(5
d)から吐出管(5b)内に洗浄液が噴射された際に、
吸入管(5c)にて洗浄槽(2)の洗浄液蒸気やミスト
を含む空気が吸引される構造となっている。
導入管(5a)に対し、駆動加圧流体として、1.5〜
7.0Kg/cm2 、好ましくは、3.5〜5.0Kg/cm2
に加圧された洗浄液が供給され、そして、ノズル(5
d)から吐出管(5b)内に洗浄液が噴射された際に、
吸入管(5c)にて洗浄槽(2)の洗浄液蒸気やミスト
を含む空気が吸引される構造となっている。
【0016】導入管(5a)、吐出管(5b)等の口径
は、洗浄槽(2)の容積や該洗浄槽に配置される被洗浄
物(10)の表面積などにより適宜に選択される洗浄液
の供給量に基づいて設定される。また、吸入管(5c)
の口径は、噴射する洗浄液への空気の供給量を勘案して
設定され、斯かる空気の供給量は、気液混相流が得られ
るように適宜に設定される。
は、洗浄槽(2)の容積や該洗浄槽に配置される被洗浄
物(10)の表面積などにより適宜に選択される洗浄液
の供給量に基づいて設定される。また、吸入管(5c)
の口径は、噴射する洗浄液への空気の供給量を勘案して
設定され、斯かる空気の供給量は、気液混相流が得られ
るように適宜に設定される。
【0017】一方、図1に示されるように、洗浄槽
(2)の底部近傍には、槽内に収容された洗浄液(1)
をジェットポンプ(5)に循環供給するため、洗浄液の
取り出し管(12)が設けられており、そして、斯かる
取り出し管(12)とジェットポンプ(5)の導入管
(5a)とは、図示しないが、循環量を貯留し得る適宜
の容量の上記の貯槽及び送液ポンプを介して接続されて
いる。
(2)の底部近傍には、槽内に収容された洗浄液(1)
をジェットポンプ(5)に循環供給するため、洗浄液の
取り出し管(12)が設けられており、そして、斯かる
取り出し管(12)とジェットポンプ(5)の導入管
(5a)とは、図示しないが、循環量を貯留し得る適宜
の容量の上記の貯槽及び送液ポンプを介して接続されて
いる。
【0018】上記のジェットポンプ(5)は、洗浄槽
(2)の側壁に配設され、通常、1基でもよいが、多方
向から洗浄液を噴射して被洗浄物(10)の全体に亘っ
て洗浄液を接触させるため、複数基でもよい。ジェット
ポンプ(5)の配置態様は、図3に示されるように、例
えば、2基を1組として2組、合計4基のジェットポン
プ(5)…を設けた場合、各組の双方の吐出管(5
b)、(5b)の先端を非対向とするなど、各種の配置
態様とすることが出来る。また、ジェットポンプ(5)
は、斯かる配置に加え、洗浄槽(2)の底部の略中央に
も配置されていてもよい。
(2)の側壁に配設され、通常、1基でもよいが、多方
向から洗浄液を噴射して被洗浄物(10)の全体に亘っ
て洗浄液を接触させるため、複数基でもよい。ジェット
ポンプ(5)の配置態様は、図3に示されるように、例
えば、2基を1組として2組、合計4基のジェットポン
プ(5)…を設けた場合、各組の双方の吐出管(5
b)、(5b)の先端を非対向とするなど、各種の配置
態様とすることが出来る。また、ジェットポンプ(5)
は、斯かる配置に加え、洗浄槽(2)の底部の略中央に
も配置されていてもよい。
【0019】また、図1に示されるように、洗浄槽
(2)には、洗浄液(1)の液面高さと濃度とを所定の
値に保持するため、補給管(11)が付設されている。
補給管(11)からは、該補給管の上流側に設けられた
供給機構(図示せず)を通じ、洗浄原液、または、水も
しくは低濃度洗浄液が供給される。洗浄液(1)の液面
および濃度の制御においては、各種の液面計および濃度
計を使用することが出来る。
(2)には、洗浄液(1)の液面高さと濃度とを所定の
値に保持するため、補給管(11)が付設されている。
補給管(11)からは、該補給管の上流側に設けられた
供給機構(図示せず)を通じ、洗浄原液、または、水も
しくは低濃度洗浄液が供給される。洗浄液(1)の液面
および濃度の制御においては、各種の液面計および濃度
計を使用することが出来る。
【0020】液面計としては、例えば、超音波液位計、
圧力検出式の水位センサー、差圧式やフロート式の液面
計等である。濃度計としては、アッベ屈折計等の屈折率
から濃度を測定するもの、振動式密度計等の密度から濃
度を測定するもの、超音波の伝播速度に基づいて濃度を
測定する超音波液体濃度計等である。そして、これらの
機器は、洗浄槽(2)を含む当該装置の洗浄液の循環経
路(図示せず)に設けられる。
圧力検出式の水位センサー、差圧式やフロート式の液面
計等である。濃度計としては、アッベ屈折計等の屈折率
から濃度を測定するもの、振動式密度計等の密度から濃
度を測定するもの、超音波の伝播速度に基づいて濃度を
測定する超音波液体濃度計等である。そして、これらの
機器は、洗浄槽(2)を含む当該装置の洗浄液の循環経
路(図示せず)に設けられる。
【0021】更に、洗浄槽(2)には、洗浄液(1)中
の浮上した油分を分離回収するためのオイルスキマー
(6)が付設されており、そして、斯かるオイルスキマ
ーにて回収した油を回収する油分回収槽(7)が備えら
れている。また、当該洗浄装置には、洗浄槽(2)及び
上記の貯槽の他、図示しないが、通常、洗浄液ブロー
槽、水洗槽、乾燥槽が備えられ、洗浄後の被洗浄物(1
0)が各工程を順次に搬送されるように構成されてい
る。
の浮上した油分を分離回収するためのオイルスキマー
(6)が付設されており、そして、斯かるオイルスキマ
ーにて回収した油を回収する油分回収槽(7)が備えら
れている。また、当該洗浄装置には、洗浄槽(2)及び
上記の貯槽の他、図示しないが、通常、洗浄液ブロー
槽、水洗槽、乾燥槽が備えられ、洗浄後の被洗浄物(1
0)が各工程を順次に搬送されるように構成されてい
る。
【0022】洗浄液ブロー槽は、洗浄槽(2)から取り
出された被洗浄物(10)の付着した洗浄液を強制的に
吹き飛ばすため、空気等の気体を吹き付ける機能が備え
られている。水洗槽は、被洗浄物(10)に残留した洗
浄液を更に除去するための最終洗浄槽である。乾燥槽
(4)は、処理効率を向上させるため、水洗後の被洗浄
物(10)に加熱された空気、不活性ガス等の加圧気体
を吹き付ける機能を有している。
出された被洗浄物(10)の付着した洗浄液を強制的に
吹き飛ばすため、空気等の気体を吹き付ける機能が備え
られている。水洗槽は、被洗浄物(10)に残留した洗
浄液を更に除去するための最終洗浄槽である。乾燥槽
(4)は、処理効率を向上させるため、水洗後の被洗浄
物(10)に加熱された空気、不活性ガス等の加圧気体
を吹き付ける機能を有している。
【0023】次に、本発明の油分洗浄装置による洗浄方
法を説明する。先ず、表面に油分が付着した被洗浄物
(10)をバケット(3)の中に入れて洗浄槽(2)内
に降下させ、洗浄液(1)中に浸漬させる。そして、送
液ポンプ(図示せず)を起動させてジェットポンプ
(5)の導入管(5a)に加圧洗浄液を送液する。
法を説明する。先ず、表面に油分が付着した被洗浄物
(10)をバケット(3)の中に入れて洗浄槽(2)内
に降下させ、洗浄液(1)中に浸漬させる。そして、送
液ポンプ(図示せず)を起動させてジェットポンプ
(5)の導入管(5a)に加圧洗浄液を送液する。
【0024】ジェットポンプ(5)の導入管(5a)に
洗浄液が供給されてノズル(5d)から噴射されると、
ベルヌイの定理に従い、吸入管(5c)を通じて洗浄槽
(2)内の空気が吸引される。吸引された空気は、吐出
管(5b)の喉部(5e)を通過する洗浄液中に混合さ
れ、そして、気泡化した空気には運動量が付与される。
更に、気液混相の洗浄液は、吐出管(5b)のデフュー
ザー部(5f)を通過する間に圧力が増幅されて洗浄槽
(2)内に噴射される。
洗浄液が供給されてノズル(5d)から噴射されると、
ベルヌイの定理に従い、吸入管(5c)を通じて洗浄槽
(2)内の空気が吸引される。吸引された空気は、吐出
管(5b)の喉部(5e)を通過する洗浄液中に混合さ
れ、そして、気泡化した空気には運動量が付与される。
更に、気液混相の洗浄液は、吐出管(5b)のデフュー
ザー部(5f)を通過する間に圧力が増幅されて洗浄槽
(2)内に噴射される。
【0025】気液混相状態となって吐出管(5b)より
噴射された洗浄液は、洗浄槽(2)に配置された被洗浄
物(10)の表面に推進力を有して衝突する。その際、
洗浄液の衝突力と共に洗浄液中の気泡の破裂による一層
大きな衝撃が加えられるため、被洗浄物(10)が特に
金属の場合には、その表面に対するNMPの親和力を最
大限に発揮させることが出来、付着した油分を強制的に
剥離させることが出来る。従って、洗浄液の洗浄作用を
最大限に発揮することが出来、洗浄効果を飛躍的に促進
させることが出来る。
噴射された洗浄液は、洗浄槽(2)に配置された被洗浄
物(10)の表面に推進力を有して衝突する。その際、
洗浄液の衝突力と共に洗浄液中の気泡の破裂による一層
大きな衝撃が加えられるため、被洗浄物(10)が特に
金属の場合には、その表面に対するNMPの親和力を最
大限に発揮させることが出来、付着した油分を強制的に
剥離させることが出来る。従って、洗浄液の洗浄作用を
最大限に発揮することが出来、洗浄効果を飛躍的に促進
させることが出来る。
【0026】更に、図3に示される態様のように、複数
のジェットポンプ(5)が洗浄槽(2)に配設されてい
る場合、被洗浄物(10)の形状が例え複雑な場合で
も、その隠蔽部分や狭隘な間隙等の隅々にまで気液混相
の洗浄液が入り込むため、被洗浄物(10)の形状によ
らず洗浄液の洗浄作用を最大限に発揮することが出来
る。また、洗浄槽(2)の底部に設けられたジェットポ
ンプ(5)は、洗浄効果を一層向上させる。
のジェットポンプ(5)が洗浄槽(2)に配設されてい
る場合、被洗浄物(10)の形状が例え複雑な場合で
も、その隠蔽部分や狭隘な間隙等の隅々にまで気液混相
の洗浄液が入り込むため、被洗浄物(10)の形状によ
らず洗浄液の洗浄作用を最大限に発揮することが出来
る。また、洗浄槽(2)の底部に設けられたジェットポ
ンプ(5)は、洗浄効果を一層向上させる。
【0027】洗浄槽(2)内の洗浄液(1)は、取り出
し管(12)を通じて上述の貯槽及び送液ポンプへ返流
され、再びジェットポンプ(5)へ供給されて洗浄液と
して使用される。更に、上記の浸漬方式の洗浄槽(1)
においては、ジェットポンプ(5)により、被洗浄物
(10)に対して上記のような物理的衝撃を加える他、
洗浄槽(2)に導入された気泡により、被洗浄物(1
0)から除去されて洗浄液中に浮遊する油滴を気泡に同
伴させて速やかに洗浄液の表面に浮上させることが出
来、連続的に分離除去することが出来る。
し管(12)を通じて上述の貯槽及び送液ポンプへ返流
され、再びジェットポンプ(5)へ供給されて洗浄液と
して使用される。更に、上記の浸漬方式の洗浄槽(1)
においては、ジェットポンプ(5)により、被洗浄物
(10)に対して上記のような物理的衝撃を加える他、
洗浄槽(2)に導入された気泡により、被洗浄物(1
0)から除去されて洗浄液中に浮遊する油滴を気泡に同
伴させて速やかに洗浄液の表面に浮上させることが出
来、連続的に分離除去することが出来る。
【0028】被洗浄物(10)から剥離されて浮上した
油は、若干の洗浄液と共にオイルスキマー(6)により
採取され、油分回収槽(7)に導入される。油分回収槽
(7)にて回収された油と洗浄液とは、常法に従ってそ
れぞれ処理され、必要に応じて再利用される。油分が除
去された被洗浄物(10)は、洗浄槽(2)から引き上
げられた後、洗浄液ブロー槽、水洗槽、乾燥槽へ送られ
て仕上げ処理が施される。
油は、若干の洗浄液と共にオイルスキマー(6)により
採取され、油分回収槽(7)に導入される。油分回収槽
(7)にて回収された油と洗浄液とは、常法に従ってそ
れぞれ処理され、必要に応じて再利用される。油分が除
去された被洗浄物(10)は、洗浄槽(2)から引き上
げられた後、洗浄液ブロー槽、水洗槽、乾燥槽へ送られ
て仕上げ処理が施される。
【0029】次に、本発明に係る油分洗浄装置の他の態
様を説明する。本発明の他の態様は、被洗浄物(10)
の保持に関する態様であり、洗浄槽(2)内にて被洗浄
物(10)を回転可能に保持する機構が設けられてい
る。すなわち、図4に示されるように、上記の構成にお
いて、洗浄槽(2)にはターンテーブル(13)が設け
られている。このターンテーブル(13)は、洗浄槽
(2)の底面の中心に立設され、且つ、回転速度を可変
に構成される。そして、ターンテーブル(13)の天板
(13t)は、通常、上下空間が遮蔽されることのない
金網等により円形平板状に形成される。
様を説明する。本発明の他の態様は、被洗浄物(10)
の保持に関する態様であり、洗浄槽(2)内にて被洗浄
物(10)を回転可能に保持する機構が設けられてい
る。すなわち、図4に示されるように、上記の構成にお
いて、洗浄槽(2)にはターンテーブル(13)が設け
られている。このターンテーブル(13)は、洗浄槽
(2)の底面の中心に立設され、且つ、回転速度を可変
に構成される。そして、ターンテーブル(13)の天板
(13t)は、通常、上下空間が遮蔽されることのない
金網等により円形平板状に形成される。
【0030】上記のターンテーブル(13)を使用した
場合、被洗浄物(10)を回転させることが出来るた
め、ジェットポンプ(5)は、洗浄槽(2)の4方に配
置されていてもよいが、例えば、洗浄槽(2)の側壁お
よび底部にそれぞれ1基が設けられていれば十分であ
る。斯かる構成によれば、少ない基数のジェットポンプ
(5)により被洗浄物(10)の全体に、且つ、隠蔽部
分や狭隘な間隙にも洗浄液を供給することが出来る。斯
かる構成は、特に、ジェット流によっても吹き飛ばされ
ない程度の大きさの被洗浄物(10)に適しており、被
洗浄物(10)をバケットに収容せずに天板(13t)
上に搭載して直接洗浄することが出来る。
場合、被洗浄物(10)を回転させることが出来るた
め、ジェットポンプ(5)は、洗浄槽(2)の4方に配
置されていてもよいが、例えば、洗浄槽(2)の側壁お
よび底部にそれぞれ1基が設けられていれば十分であ
る。斯かる構成によれば、少ない基数のジェットポンプ
(5)により被洗浄物(10)の全体に、且つ、隠蔽部
分や狭隘な間隙にも洗浄液を供給することが出来る。斯
かる構成は、特に、ジェット流によっても吹き飛ばされ
ない程度の大きさの被洗浄物(10)に適しており、被
洗浄物(10)をバケットに収容せずに天板(13t)
上に搭載して直接洗浄することが出来る。
【0031】また、図示しないが、被洗浄物(10)の
形状によっては、係止爪等の保持部を先端に有するケー
ブルを使用して被洗浄物(10)を直接吊持することも
出来る。その場合、ケーブルは、上述のトロリーに駆動
モーターを介して回動可能に懸下される。更に、上述の
バケット(3)をケーブルによって吊持し、且つ、ケー
ブルを回動可能に構成することも出来る。斯かるバケッ
ト(3)に被洗浄物(10)を収納して回動可能に保持
する場合には、ジェット流によって吹き飛ばされる程度
の小さな被洗浄物(10)にも好適に使用され得る。
形状によっては、係止爪等の保持部を先端に有するケー
ブルを使用して被洗浄物(10)を直接吊持することも
出来る。その場合、ケーブルは、上述のトロリーに駆動
モーターを介して回動可能に懸下される。更に、上述の
バケット(3)をケーブルによって吊持し、且つ、ケー
ブルを回動可能に構成することも出来る。斯かるバケッ
ト(3)に被洗浄物(10)を収納して回動可能に保持
する場合には、ジェット流によって吹き飛ばされる程度
の小さな被洗浄物(10)にも好適に使用され得る。
【0032】本発明の更に他の態様としては、図5に示
されるように、上記の各態様において、洗浄槽(2)か
ら発生した洗浄廃液を収容して油を分離する油処理槽
(20)が備えられる。その場合、油処理槽(20)を
上述の貯槽として利用し、油処理槽(20)にて回収さ
れた洗浄液をジェットポンプ(5)の導入管(5a)に
供給することが出来る。また、上述したように、供給さ
れる洗浄液は、油処理槽(20)に付設されたヒーター
(21)によって洗浄温度に加熱される。
されるように、上記の各態様において、洗浄槽(2)か
ら発生した洗浄廃液を収容して油を分離する油処理槽
(20)が備えられる。その場合、油処理槽(20)を
上述の貯槽として利用し、油処理槽(20)にて回収さ
れた洗浄液をジェットポンプ(5)の導入管(5a)に
供給することが出来る。また、上述したように、供給さ
れる洗浄液は、油処理槽(20)に付設されたヒーター
(21)によって洗浄温度に加熱される。
【0033】油処理槽(20)が設けられる場合には、
該油処理槽と洗浄槽(2)との間に送液ポンプ(16)
が介設され、そして、油処理槽(20)の底部から管路
(15)、(17)を通じてジェットポンプ(5)の導
入管(5a)に洗浄液が供給される。また、洗浄槽
(2)の油を含む洗浄液(1)は、管路(18)を通じ
て油処理槽(20)に返流される。
該油処理槽と洗浄槽(2)との間に送液ポンプ(16)
が介設され、そして、油処理槽(20)の底部から管路
(15)、(17)を通じてジェットポンプ(5)の導
入管(5a)に洗浄液が供給される。また、洗浄槽
(2)の油を含む洗浄液(1)は、管路(18)を通じ
て油処理槽(20)に返流される。
【0034】また、油処理槽(20)には、洗浄原液、
または、水もしくは低濃度洗浄液を供給する補給管(1
4)と、分離した油を回収するたのオーバーフロー管
(19)が付設される。そして、洗浄液(1)が油分離
槽(20)に導入される上記の構成によれば、油処理槽
(20)において常に静かな液面が維持されるため、油
の分離回収を効率的に行うことが出来る。
または、水もしくは低濃度洗浄液を供給する補給管(1
4)と、分離した油を回収するたのオーバーフロー管
(19)が付設される。そして、洗浄液(1)が油分離
槽(20)に導入される上記の構成によれば、油処理槽
(20)において常に静かな液面が維持されるため、油
の分離回収を効率的に行うことが出来る。
【0035】本発明の更に他の態様としては、上記の各
態様において、被洗浄物(10)を洗浄液中に浸漬させ
ずに、洗浄槽(2)の空間に配置する機構を備えていて
もよい。例えば、図1に示される態様において、洗浄槽
(2)に収容される洗浄液(1)の液面は、被洗浄物
(10)の保持位置よりも下方に位置させられる。そし
て、ジェットポンプ(5)により気液混相の洗浄液を被
洗浄物(10)に吹き付けて洗浄を施す。洗浄槽(2)
の空間に被洗浄物(10)を配置した場合、一旦除去し
た油を下方に落下させるため、洗浄槽(2)から引き上
げる際に、被洗浄物(10)に再び付着することがな
く、特に、形状が大きく且つ複雑でない被洗浄物(1
0)の洗浄に適している。
態様において、被洗浄物(10)を洗浄液中に浸漬させ
ずに、洗浄槽(2)の空間に配置する機構を備えていて
もよい。例えば、図1に示される態様において、洗浄槽
(2)に収容される洗浄液(1)の液面は、被洗浄物
(10)の保持位置よりも下方に位置させられる。そし
て、ジェットポンプ(5)により気液混相の洗浄液を被
洗浄物(10)に吹き付けて洗浄を施す。洗浄槽(2)
の空間に被洗浄物(10)を配置した場合、一旦除去し
た油を下方に落下させるため、洗浄槽(2)から引き上
げる際に、被洗浄物(10)に再び付着することがな
く、特に、形状が大きく且つ複雑でない被洗浄物(1
0)の洗浄に適している。
【0036】本発明の油分洗浄装置は、例えば、プリン
ト配線基板、ICリードフレーム、コンデンサー、液晶
表示器、半導体材料等の電子部品、コータ用コア、マグ
ネット、ブラシ、ハウジング等の電動機部品、各種の電
気部品、ミシン部品などの精密機械部品、レンズなどの
光学部品、軸受け、歯車等の各種機械部品、エンジン部
材、ミッションギア、キャブレター等の自動車部品、各
種の樹脂加工部品、各種の治工具類などの洗浄に好適に
使用される。
ト配線基板、ICリードフレーム、コンデンサー、液晶
表示器、半導体材料等の電子部品、コータ用コア、マグ
ネット、ブラシ、ハウジング等の電動機部品、各種の電
気部品、ミシン部品などの精密機械部品、レンズなどの
光学部品、軸受け、歯車等の各種機械部品、エンジン部
材、ミッションギア、キャブレター等の自動車部品、各
種の樹脂加工部品、各種の治工具類などの洗浄に好適に
使用される。
【0037】なお、洗浄槽としては、平面形状が円形等
の他の形状であってもよく、また、油処理槽としては、
洗浄廃液を受け入れる油分離槽と、再生された洗浄液を
貯液する貯液槽とに区画された2槽式の処理槽を使用
し、そして、油の分離回収を一層効率的に行うことも出
来る。
の他の形状であってもよく、また、油処理槽としては、
洗浄廃液を受け入れる油分離槽と、再生された洗浄液を
貯液する貯液槽とに区画された2槽式の処理槽を使用
し、そして、油の分離回収を一層効率的に行うことも出
来る。
【0038】因みに、本発明の洗浄装置の性能比較を行
なった結果は次の通りである。すなわち、図1に示す洗
浄装置(洗浄槽(2)の周囲の4方と底部の略中央にも
ジェットポンプを配置)を使用し、駆動加圧流体の圧力
を4.0Kg/cm2 、空気の供給量を洗浄液1リットルに
対し1Nリットル/分、洗浄液の温度を60℃とし、切
削油に浸漬したテストピースの油洗浄テストを行なっ
た。一方、ジェットポンプに代えて表1に示す他の手段
を採用した以外は、同一条件でテストピースの油洗浄テ
ストを行なった。そして、テストピースの残留油分(μ
g/cm2 )を測定して相対比較を行ない結果を表1に
示した。表1に記載の残留油分指標は、最も洗浄効果の
低かった手段の残留油分量を100として表示したもの
である。
なった結果は次の通りである。すなわち、図1に示す洗
浄装置(洗浄槽(2)の周囲の4方と底部の略中央にも
ジェットポンプを配置)を使用し、駆動加圧流体の圧力
を4.0Kg/cm2 、空気の供給量を洗浄液1リットルに
対し1Nリットル/分、洗浄液の温度を60℃とし、切
削油に浸漬したテストピースの油洗浄テストを行なっ
た。一方、ジェットポンプに代えて表1に示す他の手段
を採用した以外は、同一条件でテストピースの油洗浄テ
ストを行なった。そして、テストピースの残留油分(μ
g/cm2 )を測定して相対比較を行ない結果を表1に
示した。表1に記載の残留油分指標は、最も洗浄効果の
低かった手段の残留油分量を100として表示したもの
である。
【0039】
【表1】 ──────────────────────────────── 洗浄手段 残留油分指標 本発明(ジェットポンプ) 25 スプレー方式 50 エアバブリング方式 75 超音波振動と攪拌との組み合わせ方式 75 超音波振動方式 100 ────────────────────────────────
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油分洗浄
装置によれば、噴射された気液混相の洗浄液が被洗浄物
に対して一層大きな衝撃力を加えるため、洗浄液の洗浄
作用を最大限に発揮することが出来、洗浄効果を飛躍的
に促進させることが出来る。
装置によれば、噴射された気液混相の洗浄液が被洗浄物
に対して一層大きな衝撃力を加えるため、洗浄液の洗浄
作用を最大限に発揮することが出来、洗浄効果を飛躍的
に促進させることが出来る。
【図1】本発明に係る油分洗浄装置を示す要部側面図で
ある。
ある。
【図2】ノズル機構を構成するジェットポンプの一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】洗浄槽におけるジェットポンプの配置を示す平
面図である。
面図である。
【図4】ターンテーブルが設けられた油分洗浄装置を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図5】油処理槽を備えた油分洗浄装置の一例を示す系
統図である。
統図である。
【符号の説明】 1 :洗浄液 2 :洗浄槽 5 :ジェットポンプ(ノズル機構) 5a:導入管 5b:吐出管 5c:吸入管 5d:ノズル 10 :被洗浄物 13 :ターンテーブル 20 :油処理槽
フロントページの続き (72)発明者 平沢 幸治 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目2番12号 三 菱化成エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 岩本 敏宏 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目2番12号 三 菱化成エンジニアリング株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に油分の付着した被洗浄物が配置さ
れる洗浄槽と、該洗浄槽に設けられて気液混相の洗浄液
を被洗浄物に向けて噴射するノズル機構とを含むことを
特徴とする油分洗浄装置。 - 【請求項2】 洗浄液として高沸点極性溶剤を使用し、
且つ、前記ノズル機構は、駆動加圧流体として洗浄液が
供給される導入管と、前記洗浄槽内の被洗浄物に向けら
れた吐出管と、気体が導入される吸入管とを備えたジェ
ットポンプである請求項1に記載の油分洗浄装置。 - 【請求項3】 前記洗浄槽内にて被洗浄物を回転可能に
保持する機構が設けられている請求項1又は2に記載の
油分洗浄装置。 - 【請求項4】 前記洗浄槽から発生した洗浄廃液を収容
して油を分離する油処理槽を備え、該油処理槽にて回収
された洗浄液を前記ジェットポンプの導入管に供給する
機構が設けられている請求項2又は3に記載の油分洗浄
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11211893A JPH06306663A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 油分洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11211893A JPH06306663A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 油分洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06306663A true JPH06306663A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14578636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11211893A Pending JPH06306663A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 油分洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06306663A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002212769A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 連続湿式表面処理における処理液排出量の低減方法 |
| JP2006052423A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | J P C:Kk | 機械部品等洗浄装置 |
| JP2006314953A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Honda Motor Co Ltd | 洗浄方法及びその装置 |
| JP2009142782A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | 洗浄装置 |
| JP2013013893A (ja) * | 2012-08-20 | 2013-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 洗浄装置 |
| JP2018027526A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 東洋製罐株式会社 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
| JP2021104488A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社サイライズ | 脱脂洗浄装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0328387A (ja) * | 1989-03-13 | 1991-02-06 | Safety Kleen Corp | 洗浄組成物および洗浄方法 |
| JPH04256472A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Toyota Motor Corp | 被処理物の洗浄方法 |
| JPH0514029A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車ガラスアンテナ用回路モジユール |
| JPH0568952A (ja) * | 1991-09-11 | 1993-03-23 | U S Chem:Kk | 被洗浄物の洗浄方法及び装置 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP11211893A patent/JPH06306663A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| JPH0328387A (ja) * | 1989-03-13 | 1991-02-06 | Safety Kleen Corp | 洗浄組成物および洗浄方法 |
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Cited By (8)
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| JP2002212769A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 連続湿式表面処理における処理液排出量の低減方法 |
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| JP2021104488A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社サイライズ | 脱脂洗浄装置 |
| JP2025074256A (ja) * | 2019-12-26 | 2025-05-13 | 株式会社サイライズ | 脱脂洗浄装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971111 |