JPH06307467A - 分割型ディスクブレーキ装置 - Google Patents
分割型ディスクブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH06307467A JPH06307467A JP5093092A JP9309293A JPH06307467A JP H06307467 A JPH06307467 A JP H06307467A JP 5093092 A JP5093092 A JP 5093092A JP 9309293 A JP9309293 A JP 9309293A JP H06307467 A JPH06307467 A JP H06307467A
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- JP
- Japan
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- caliper
- claw
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- split type
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分割型ディスクブレーキ装置におけるシリン
ダ側部材と爪側部材を固定する固定部材を軽量化するこ
とを目的とする。 【構成】 ディスクロータ11の側面に対向してブレー
キパッド12、13を設け、かつ該ブレーキパッド13
の側方位置にて軸線方向に摺動可能なピストン35aを
収容したシリンダボア35をキャリパ22内に形成し、
ピストン35aとキャリパ22自体の摺動によりブレー
キパッド12をディスクロータ11に押圧するようにす
る。キャリパ22は、爪側部材44とシリンダ側部材5
5とを固定した構成となっている。前記2部材の少なく
とも一方に、ディスクロータ11の面に対して垂直方向
にシリンダ側部材55と爪側部材44とを引き離す力を
受ける係止部を設けて、ボルト36にはたらく力の集中
を緩和している。その結果、ボルト36に必要な強度が
減少またはなくなり、キャリパ22を軽量化することが
できる。
ダ側部材と爪側部材を固定する固定部材を軽量化するこ
とを目的とする。 【構成】 ディスクロータ11の側面に対向してブレー
キパッド12、13を設け、かつ該ブレーキパッド13
の側方位置にて軸線方向に摺動可能なピストン35aを
収容したシリンダボア35をキャリパ22内に形成し、
ピストン35aとキャリパ22自体の摺動によりブレー
キパッド12をディスクロータ11に押圧するようにす
る。キャリパ22は、爪側部材44とシリンダ側部材5
5とを固定した構成となっている。前記2部材の少なく
とも一方に、ディスクロータ11の面に対して垂直方向
にシリンダ側部材55と爪側部材44とを引き離す力を
受ける係止部を設けて、ボルト36にはたらく力の集中
を緩和している。その結果、ボルト36に必要な強度が
減少またはなくなり、キャリパ22を軽量化することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分割型ディスクブレー
キ装置に関し、特にそのキャリパ構造に関するものであ
る。
キ装置に関し、特にそのキャリパ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキ装置には、キャリパを
一体で形成した一体型および、キャリパを分割して形成
した分割型の2種類がある。従来の分割型ディスクブレ
ーキ装置として、例えば特開平4−54327号公報に
開示されている分割型ディスクブレーキ装置を挙げるこ
とができる。以下従来の分割型ディスクブレーキ装置に
ついて図2に基づいて説明する。分割型ディスクブレー
キ装置は、図示しない車輪と一体回転するディスクロー
タ11、ディスクロータ11の側面に対向して設けられ
制動時にディスクロータ11に押圧されるブレーキパッ
ド12、13および車体の非回転部に浮動状態で支持さ
れたキャリパ22により構成される。キャリパ22は、
車両軽量化のため強度をそれほど必要としないシリンダ
側部材55に軽量金属を用いる目的で、シリンダ側部材
55と爪側部材44との2部材に分割され、ボルト36
で固定されている。分割されたシリンダ側部材55に
は、シリンダボア35が設けられてピストン35aが嵌
入されている。ピストン35aは、フットブレーキによ
って発生する油圧によりシリンダボア35内を図2中左
方向に摺動し、ブレーキパッド13をディスクロータ1
1に押圧する。ブレーキパッド13がディスクロータ1
1に押圧されると、ピストン35aは摺動を停止する。
更に油圧が上昇すれば該油圧によってキャリパ22が図
2中右方向へ動かされ、キャリパ22の中の爪側部材4
4に設けられた爪部31が、ブレーキパッド12をディ
スクロータ11に押圧するものとなっている。
一体で形成した一体型および、キャリパを分割して形成
した分割型の2種類がある。従来の分割型ディスクブレ
ーキ装置として、例えば特開平4−54327号公報に
開示されている分割型ディスクブレーキ装置を挙げるこ
とができる。以下従来の分割型ディスクブレーキ装置に
ついて図2に基づいて説明する。分割型ディスクブレー
キ装置は、図示しない車輪と一体回転するディスクロー
タ11、ディスクロータ11の側面に対向して設けられ
制動時にディスクロータ11に押圧されるブレーキパッ
ド12、13および車体の非回転部に浮動状態で支持さ
れたキャリパ22により構成される。キャリパ22は、
車両軽量化のため強度をそれほど必要としないシリンダ
側部材55に軽量金属を用いる目的で、シリンダ側部材
55と爪側部材44との2部材に分割され、ボルト36
で固定されている。分割されたシリンダ側部材55に
は、シリンダボア35が設けられてピストン35aが嵌
入されている。ピストン35aは、フットブレーキによ
って発生する油圧によりシリンダボア35内を図2中左
方向に摺動し、ブレーキパッド13をディスクロータ1
1に押圧する。ブレーキパッド13がディスクロータ1
1に押圧されると、ピストン35aは摺動を停止する。
更に油圧が上昇すれば該油圧によってキャリパ22が図
2中右方向へ動かされ、キャリパ22の中の爪側部材4
4に設けられた爪部31が、ブレーキパッド12をディ
スクロータ11に押圧するものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造の分割型デ
ィスクブレーキ装置にあっては次のような課題を有して
いた。ブレーキパッド12がディスクロータ11に押圧
されると、爪側部材44には、ブレーキパッド12がデ
ィスクロータ11に押圧される力に対応した図2中左方
向の反力がかかる。又シリンダ側部材55には先述した
ように、フットブレーキにより発生する油圧によって図
2中右方向の反力がかかっている。即ち上記の構造をし
た分割型ディスクブレーキにおいて、制動時に発生する
シリンダ側部材55と爪側部材44とを互いに引き離す
力をボルト36のみによって受ける構造となっている。
そのためボルト36に必要な強度が高いものとなってお
り、ボルト36の強度を確保するためにボルト36の重
量が増大するという問題があった。
ィスクブレーキ装置にあっては次のような課題を有して
いた。ブレーキパッド12がディスクロータ11に押圧
されると、爪側部材44には、ブレーキパッド12がデ
ィスクロータ11に押圧される力に対応した図2中左方
向の反力がかかる。又シリンダ側部材55には先述した
ように、フットブレーキにより発生する油圧によって図
2中右方向の反力がかかっている。即ち上記の構造をし
た分割型ディスクブレーキにおいて、制動時に発生する
シリンダ側部材55と爪側部材44とを互いに引き離す
力をボルト36のみによって受ける構造となっている。
そのためボルト36に必要な強度が高いものとなってお
り、ボルト36の強度を確保するためにボルト36の重
量が増大するという問題があった。
【0004】本発明は、シリンダ側部材と爪側部材とを
引き離す力を両部材の接合面で受けることにより、ボル
ト等の固定部材に必要な強度を低減し、ボルト等の固定
部材を軽量化することを課題とする。
引き離す力を両部材の接合面で受けることにより、ボル
ト等の固定部材に必要な強度を低減し、ボルト等の固定
部材を軽量化することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、キャリパがシリンダ側部材と爪側部材によ
り構成される分割型ディスクブレーキにおいて、前記キ
ャリパのシリンダ側部材と爪側部材の少なくとも一方
に、ディスクロータ面に対して垂直方向に引き離す力を
受ける係止部を設けたことを特徴とする。
に本発明は、キャリパがシリンダ側部材と爪側部材によ
り構成される分割型ディスクブレーキにおいて、前記キ
ャリパのシリンダ側部材と爪側部材の少なくとも一方
に、ディスクロータ面に対して垂直方向に引き離す力を
受ける係止部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用】上記のように構成した本発明において
は、一対のブレーキパッドがディスクロータの側面に押
圧されると、シリンダ側部材と爪側部材とを互いにディ
スクロータ面に対して垂直方向に引き離す力が生じる。
この力が、シリンダ側部材と爪側部材の少なくとも一方
に設けられた係止部が他方に係止されることによって受
けられる。
は、一対のブレーキパッドがディスクロータの側面に押
圧されると、シリンダ側部材と爪側部材とを互いにディ
スクロータ面に対して垂直方向に引き離す力が生じる。
この力が、シリンダ側部材と爪側部材の少なくとも一方
に設けられた係止部が他方に係止されることによって受
けられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は同実施例に係る分割型ディスクブレーキ装
置の要部を断面図により示している。この分割型ディス
クブレーキ装置は、車輪と一体回転するディスクロータ
11を備えるとともにディスクロータ11の側面に対向
してブレーキパッド12、13を配設している。ブレー
キパッド12、13は、耐熱性材料によって円弧状に形
成され、ディスクロータ11を間に挟んだ状態でディス
クロータ11の軸方向に摺動可能に支持されている(図
示しない)。そしてブレーキパッド12の図1中左側に
爪部31が設けられ、ブレーキパッド13の図1中右側
にシリンダ部34が設けられており、両者はブリッジ部
32により連接されている。
する。図1は同実施例に係る分割型ディスクブレーキ装
置の要部を断面図により示している。この分割型ディス
クブレーキ装置は、車輪と一体回転するディスクロータ
11を備えるとともにディスクロータ11の側面に対向
してブレーキパッド12、13を配設している。ブレー
キパッド12、13は、耐熱性材料によって円弧状に形
成され、ディスクロータ11を間に挟んだ状態でディス
クロータ11の軸方向に摺動可能に支持されている(図
示しない)。そしてブレーキパッド12の図1中左側に
爪部31が設けられ、ブレーキパッド13の図1中右側
にシリンダ部34が設けられており、両者はブリッジ部
32により連接されている。
【0008】シリンダ部34および爪部31は、その間
をディスクロータ11を跨ぐ形で繋ぐブリッジ部32と
ともにキャリパ22を構成していて、略鞍型である。キ
ャリパ22は、図示しない非回転部材に図示しないスラ
イドピン等により浮動可能に支持されている。キャリパ
22のシリンダ部34には、シリンダボア35が形成さ
れており、シリンダボア35内部にはピストン35a
が、摺動可能に嵌入されている。ピストン35aは、シ
リンダボア35への油圧供給時に図1中左方向へ摺動す
るようにされるとともに、キャリパ本体22が前記スラ
イドピンを介して図1中右方向に移動してブレーキパッ
ド12もディスクロータ11を押圧するように組付けら
れる。
をディスクロータ11を跨ぐ形で繋ぐブリッジ部32と
ともにキャリパ22を構成していて、略鞍型である。キ
ャリパ22は、図示しない非回転部材に図示しないスラ
イドピン等により浮動可能に支持されている。キャリパ
22のシリンダ部34には、シリンダボア35が形成さ
れており、シリンダボア35内部にはピストン35a
が、摺動可能に嵌入されている。ピストン35aは、シ
リンダボア35への油圧供給時に図1中左方向へ摺動す
るようにされるとともに、キャリパ本体22が前記スラ
イドピンを介して図1中右方向に移動してブレーキパッ
ド12もディスクロータ11を押圧するように組付けら
れる。
【0009】ブリッジ部32および爪部31を持つ爪側
部材44、ピストン35aを持つシリンダ部34からな
るシリンダ側部材55とは、ボルト36により結合され
るものとする。爪側部材44のブリッジ部32端部(図
1中ブリッジ部32下部)に、略鉤型の係止部33を設
けて、シリンダ側部材55のシリンダ部34には、係止
部33に係合する受け部33aを設けて、両者は係合さ
れている。またキャリパ22外側(図1中では上部)
に、ボルト36がシリンダ側部材55を貫通し、爪側部
材44に螺合されている。
部材44、ピストン35aを持つシリンダ部34からな
るシリンダ側部材55とは、ボルト36により結合され
るものとする。爪側部材44のブリッジ部32端部(図
1中ブリッジ部32下部)に、略鉤型の係止部33を設
けて、シリンダ側部材55のシリンダ部34には、係止
部33に係合する受け部33aを設けて、両者は係合さ
れている。またキャリパ22外側(図1中では上部)
に、ボルト36がシリンダ側部材55を貫通し、爪側部
材44に螺合されている。
【0010】上記のように構成した実施例の作用を説明
する。ブレーキペダル(図示しない)の踏み込み操作に
よってシリンダ部34に油圧が発生すると、ピストン3
5aが図1中左方向に摺動し、ブレーキパッド13をデ
ィスクロータ11に押圧する。ブレーキパッド13がデ
ィスクロータ11に押圧されると、ピストン35aは、
摺動を停止する。そして更に油圧が上昇すると、キャリ
パ22が図1中右方向に移動することにより、爪部がブ
レーキパッド12をディスクロータ11に押圧する。結
果ディスクロータ11は、ブレーキパッド12、13に
より両側から挟み込まれるように押圧され、車輪の回転
力は、摩擦により熱エネルギーに変換されてブレーキ効
果を得ている。
する。ブレーキペダル(図示しない)の踏み込み操作に
よってシリンダ部34に油圧が発生すると、ピストン3
5aが図1中左方向に摺動し、ブレーキパッド13をデ
ィスクロータ11に押圧する。ブレーキパッド13がデ
ィスクロータ11に押圧されると、ピストン35aは、
摺動を停止する。そして更に油圧が上昇すると、キャリ
パ22が図1中右方向に移動することにより、爪部がブ
レーキパッド12をディスクロータ11に押圧する。結
果ディスクロータ11は、ブレーキパッド12、13に
より両側から挟み込まれるように押圧され、車輪の回転
力は、摩擦により熱エネルギーに変換されてブレーキ効
果を得ている。
【0011】このときキャリパ22には、ブレーキパッ
ド12がディスクロータ11に押圧されることで爪側部
材44に押圧力に対応する図1中左方向に反力がかか
り、ブレーキパッド13がディスクロータ11に押圧さ
れることでシリンダ側部材55に押圧力に対応する図1
中右方向に反力がかかる。結果としてシリンダ側部材5
5と爪側部材44とを互いに引き離す力が発生してい
る。しかし上記のように構成した実施例によれば、シリ
ンダ側部材55と爪側部材44とを引き離す力を係止部
33および2部材を螺合しているボルト36で受けるた
め、ボルト36への力の集中の問題が緩和されて、ボル
ト36に必要な強度が低減し、ボルト36を小型化・軽
量化することができる。その上本実施例においては、係
止部33の存在によりシリンダ側部材55と爪側部材4
4とを組み付ける際の両者の位置決めが、容易になる効
果もある。
ド12がディスクロータ11に押圧されることで爪側部
材44に押圧力に対応する図1中左方向に反力がかか
り、ブレーキパッド13がディスクロータ11に押圧さ
れることでシリンダ側部材55に押圧力に対応する図1
中右方向に反力がかかる。結果としてシリンダ側部材5
5と爪側部材44とを互いに引き離す力が発生してい
る。しかし上記のように構成した実施例によれば、シリ
ンダ側部材55と爪側部材44とを引き離す力を係止部
33および2部材を螺合しているボルト36で受けるた
め、ボルト36への力の集中の問題が緩和されて、ボル
ト36に必要な強度が低減し、ボルト36を小型化・軽
量化することができる。その上本実施例においては、係
止部33の存在によりシリンダ側部材55と爪側部材4
4とを組み付ける際の両者の位置決めが、容易になる効
果もある。
【0012】ここで、爪側部材44とシリンダ側部材5
5とを引き離す力は、実際にはキャリパ22を図中上方
へ開く向きの力(以下、曲げモーメントと言う。)とし
て作用している。この曲げモーメントが係止部33で受
けられると、曲げモーメントは係止部33より図中上側
のキャリパ22には圧縮荷重として作用し、係止部33
より図中下側のキャリパ22には引張荷重として作用す
る。キャリパ22において、曲げモーメントが圧縮荷重
として作用する部分の面積が小さいと、制動時にキャリ
パ22が図中上方に開いてしまうため、ピストン35a
が更にブレーキパッド13側へ摺動する。従って、ブレ
ーキペダルストロークが延びてしまい、剛性感の低いブ
レーキフィーリングになってしまう。
5とを引き離す力は、実際にはキャリパ22を図中上方
へ開く向きの力(以下、曲げモーメントと言う。)とし
て作用している。この曲げモーメントが係止部33で受
けられると、曲げモーメントは係止部33より図中上側
のキャリパ22には圧縮荷重として作用し、係止部33
より図中下側のキャリパ22には引張荷重として作用す
る。キャリパ22において、曲げモーメントが圧縮荷重
として作用する部分の面積が小さいと、制動時にキャリ
パ22が図中上方に開いてしまうため、ピストン35a
が更にブレーキパッド13側へ摺動する。従って、ブレ
ーキペダルストロークが延びてしまい、剛性感の低いブ
レーキフィーリングになってしまう。
【0013】本実施例においては、係止部33が爪側部
材44の図中下端に設けられているので、従来の分割型
ディスクブレーキ装置に比べて、キャリパ22の、曲げ
モーメントを圧縮荷重として受けることができる部分の
面積が大きくされている。従って、高い剛性感のブレー
キフィーリングとなっている。
材44の図中下端に設けられているので、従来の分割型
ディスクブレーキ装置に比べて、キャリパ22の、曲げ
モーメントを圧縮荷重として受けることができる部分の
面積が大きくされている。従って、高い剛性感のブレー
キフィーリングとなっている。
【0014】なお上記実施例の係止部33は、1つに限
ることはなく複数設けてもよい。更に係止部33の形状
も図1のものだけではない。例えば係止を容易にするた
めに、係止部33の角を落としてもよい。また該係止部
33を設ける位置に関しても、シリンダ側部材55と爪
側部材44とを互いに引き離す力をボルト36以外の部
分で受けることができればシリンダ側部材55および爪
側部材44の接合部のディスクロータ11に近いキャリ
パ22内側(図1中下側)に限る必要はなく、接合面中
心部でもよいし、キャリパ外側(図1中キャリパの上
端)部分に設けてもよい。またボルトのない構造も考え
られ、ボルト螺合部分がなくなりキャリパ22の小型化
が図れ、キャリパ22の取り付け位置もディスクロータ
11の外周側に移動可能となりディスクロータ径アップ
など設計自由度が格段に上がるという副次的な効果も考
えられる。
ることはなく複数設けてもよい。更に係止部33の形状
も図1のものだけではない。例えば係止を容易にするた
めに、係止部33の角を落としてもよい。また該係止部
33を設ける位置に関しても、シリンダ側部材55と爪
側部材44とを互いに引き離す力をボルト36以外の部
分で受けることができればシリンダ側部材55および爪
側部材44の接合部のディスクロータ11に近いキャリ
パ22内側(図1中下側)に限る必要はなく、接合面中
心部でもよいし、キャリパ外側(図1中キャリパの上
端)部分に設けてもよい。またボルトのない構造も考え
られ、ボルト螺合部分がなくなりキャリパ22の小型化
が図れ、キャリパ22の取り付け位置もディスクロータ
11の外周側に移動可能となりディスクロータ径アップ
など設計自由度が格段に上がるという副次的な効果も考
えられる。
【0015】また部品公差などにより、係止部33およ
びその受け部33aが係止される部分の溝幅が、受け部
33aの幅よりも広くなってしまうと、制動初期におい
て、爪側部材44とシリンダ側部材55とを引き離す力
を受けることができないものとなる。そこで、図3に示
すように、爪側部材44とシリンダ側部材55とのどち
らか一方に傾斜部60を設けておくことにより、ボルト
36が締結された状態でキャリパ22に残留曲げ応力が
存在する構造とすれば、制動初期から爪側部材44とシ
リンダ側部材55とを引き離す力を受けることができ
る。
びその受け部33aが係止される部分の溝幅が、受け部
33aの幅よりも広くなってしまうと、制動初期におい
て、爪側部材44とシリンダ側部材55とを引き離す力
を受けることができないものとなる。そこで、図3に示
すように、爪側部材44とシリンダ側部材55とのどち
らか一方に傾斜部60を設けておくことにより、ボルト
36が締結された状態でキャリパ22に残留曲げ応力が
存在する構造とすれば、制動初期から爪側部材44とシ
リンダ側部材55とを引き離す力を受けることができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダ側部材もしく
は爪側部材に設けられた係止部によってシリンダ側部材
と爪側部材とを引き離す力を受けることができるので、
シリンダ側部材と爪側部材とを固定する固定部材が不要
または必要強度が低くなり、キャリパを軽量化すること
ができる。
は爪側部材に設けられた係止部によってシリンダ側部材
と爪側部材とを引き離す力を受けることができるので、
シリンダ側部材と爪側部材とを固定する固定部材が不要
または必要強度が低くなり、キャリパを軽量化すること
ができる。
【図1】本発明の実施例の分割型ディスクブレーキ装置
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】従来の分割型ディスクブレーキ装置の一例を示
す断面図。
す断面図。
【図3】部品公差の対策を考えた実施例の要部断面図。
11・・・ディスクロータ 12、13・・・ブレーキパッド 35・・・シリンダボア 35a・・・ピストン 22・・・キャリパ 33・・・係止部 36・・・ボルト 44・・・爪側部材 55・・・シリンダ側部材
Claims (1)
- 【請求項1】キャリパがシリンダ側部材と爪側部材によ
り構成される分割型ディスクブレーキ装置において、前
記キャリパのシリンダ側部材と爪側部材の少なくとも一
方に、ディスクロータ摺動面に対して垂直方向に引き離
す力を受ける係止部を設けたことを特徴とする分割型デ
ィスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093092A JPH06307467A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 分割型ディスクブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093092A JPH06307467A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 分割型ディスクブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307467A true JPH06307467A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14072887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5093092A Pending JPH06307467A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 分割型ディスクブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307467A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102016207045A1 (de) * | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bremssattel einer Scheibenbremse eines Kraftfahrzeuges |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5093092A patent/JPH06307467A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102016207045A1 (de) * | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bremssattel einer Scheibenbremse eines Kraftfahrzeuges |
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