JPH06307470A - ブレーキバンド - Google Patents
ブレーキバンドInfo
- Publication number
- JPH06307470A JPH06307470A JP12356393A JP12356393A JPH06307470A JP H06307470 A JPH06307470 A JP H06307470A JP 12356393 A JP12356393 A JP 12356393A JP 12356393 A JP12356393 A JP 12356393A JP H06307470 A JPH06307470 A JP H06307470A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレーキバンドの必要なトルク特性を保持し
た上で、ブラケット固着部の耐久性を向上する。 【構成】 ブレーキバンド10は、帯状金属材11と、
これに張付けられるライニング材とを有している。帯状
金属材11はこれの一端側に固着される固定側ブラケッ
ト14がアンカエンドピン18に固定されてドラム24
の外周に巻き付けられる。帯状金属材11の他端側に固
着される作動側ブラケット16が油圧サーボ装置20の
ピストン22からの押力を受ける状態で使用される。ブ
レーキバンド10には、帯状金属材11の固定側ブラケ
ット14からブレーキバンド10の中間部までの部分
(A部)に第1ライニング材26が、中間部から作動側
ブラケット16までの部分(B部)に第1ライニング材
26よりも油浸透性が大きい第2ライニング材28が設
けられる。
た上で、ブラケット固着部の耐久性を向上する。 【構成】 ブレーキバンド10は、帯状金属材11と、
これに張付けられるライニング材とを有している。帯状
金属材11はこれの一端側に固着される固定側ブラケッ
ト14がアンカエンドピン18に固定されてドラム24
の外周に巻き付けられる。帯状金属材11の他端側に固
着される作動側ブラケット16が油圧サーボ装置20の
ピストン22からの押力を受ける状態で使用される。ブ
レーキバンド10には、帯状金属材11の固定側ブラケ
ット14からブレーキバンド10の中間部までの部分
(A部)に第1ライニング材26が、中間部から作動側
ブラケット16までの部分(B部)に第1ライニング材
26よりも油浸透性が大きい第2ライニング材28が設
けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のバンドブ
レーキ装置などに用いられるブレーキバンドに関するも
のである。
レーキ装置などに用いられるブレーキバンドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の摩擦締結要素の1つとして
バンドブレーキ装置が使用される。回転するドラムに巻
き付けて使用されるブレーキバンドは、帯状金属材とこ
れに張り付けられるライニング材とを有しており、帯状
金属材の両端にはそれぞれブラケットが取り付けられ
る。使用時には、ブレーキバンドはドラムの外周に巻き
付けられ、一端側のブラケットがアンカエンドピンによ
って固定され、他端側のブラケットが油圧サーボ装置の
ピストンロッドと連結される。こうすることによって、
ブレーキバンドをドラムの外周に締結させてドラムの回
転を停止させることができる。このようなブレーキバン
ドとして、実開平2−103534号公報に示されるも
のがある。これに示されるブレーキバンドは、固定側ブ
ラケットが設けられた側の油排出手段の全面積よりも作
動側ブラケットが設けられた側の油排出手段の全面積が
大きくなっている。なお、ここで油排出手段とは、ライ
ニング材に設けられた溝のことである。上記のような構
成とすることにより、ブレーキバンドをリーディング状
態で使用するときの油排出機能が向上し、締結の間中ほ
ぼ均一なトルク特性を得ることができる。
バンドブレーキ装置が使用される。回転するドラムに巻
き付けて使用されるブレーキバンドは、帯状金属材とこ
れに張り付けられるライニング材とを有しており、帯状
金属材の両端にはそれぞれブラケットが取り付けられ
る。使用時には、ブレーキバンドはドラムの外周に巻き
付けられ、一端側のブラケットがアンカエンドピンによ
って固定され、他端側のブラケットが油圧サーボ装置の
ピストンロッドと連結される。こうすることによって、
ブレーキバンドをドラムの外周に締結させてドラムの回
転を停止させることができる。このようなブレーキバン
ドとして、実開平2−103534号公報に示されるも
のがある。これに示されるブレーキバンドは、固定側ブ
ラケットが設けられた側の油排出手段の全面積よりも作
動側ブラケットが設けられた側の油排出手段の全面積が
大きくなっている。なお、ここで油排出手段とは、ライ
ニング材に設けられた溝のことである。上記のような構
成とすることにより、ブレーキバンドをリーディング状
態で使用するときの油排出機能が向上し、締結の間中ほ
ぼ均一なトルク特性を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のブレーキバンドでは、作動側ブラケット側
のライニング材に大面積の油排出手段が設けられている
ので、ドラムと接触するライニング材の面積は小さくな
っており、このためライニング材の面圧は高くなってい
る。特に、ブラケットが取り付けられている部分では、
他の部分に比べて剛性が高いため、面圧が更に高くな
り、摩耗などを発生しやすく、耐久性が低くなってい
る。また、固定ブラケット側の油排出手段の全面積より
も作動側ブラケット側の油排出手段の全面積が大きくな
っているため、ブレーキバンドをトレーリング状態で使
用した場合、面圧分布が固定ブラケット側と作動ブラケ
ット側で逆転するため、耐久性が低下するという問題が
ある。本発明は、このような課題を解決するためのもの
である。
ような従来のブレーキバンドでは、作動側ブラケット側
のライニング材に大面積の油排出手段が設けられている
ので、ドラムと接触するライニング材の面積は小さくな
っており、このためライニング材の面圧は高くなってい
る。特に、ブラケットが取り付けられている部分では、
他の部分に比べて剛性が高いため、面圧が更に高くな
り、摩耗などを発生しやすく、耐久性が低くなってい
る。また、固定ブラケット側の油排出手段の全面積より
も作動側ブラケット側の油排出手段の全面積が大きくな
っているため、ブレーキバンドをトレーリング状態で使
用した場合、面圧分布が固定ブラケット側と作動ブラケ
ット側で逆転するため、耐久性が低下するという問題が
ある。本発明は、このような課題を解決するためのもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、作動側ブラケ
ット側に油浸透性の大きいライニング材を使用すること
により、上記課題を解決する。すなわち、本発明のブレ
ーキバンドは、帯状金属材と、これに張付けられるライ
ニング材と、を有するブレーキバンドであって、帯状金
属材はこれの一端側に固着される固定側ブラケットがア
ンカエンドピンに固定されてドラムの外周に巻き付けら
れ、帯状金属材の他端側に固着される作動側ブラケット
が油圧サーボ装置のピストンからの押力を受ける状態で
使用されるものにおいて、ライニング材の油浸透性は、
固定側ブラケット側から作動側ブラケット側へ段階的に
増大していることを特徴とする。また、帯状金属材と、
これに張付けられるライニング材と、を有するブレーキ
バンドであって、帯状金属材はこれの一端側に固着され
る固定側ブラケットがアンカエンドピンに固定されてド
ラムの外周に巻き付けられ、帯状金属材の他端側に固着
される作動側ブラケットが油圧サーボ装置のピストンか
らの押力を受ける状態で使用されるものにおいて、ライ
ニング材の油浸透性は、固定側ブラケット側から作動側
ブラケットの直前まで段階的に増大しており、作動側ブ
ラケットが固着された部分では、作動側ブラケット直前
よりも減少していることを特徴とするものとすることも
できる。
ット側に油浸透性の大きいライニング材を使用すること
により、上記課題を解決する。すなわち、本発明のブレ
ーキバンドは、帯状金属材と、これに張付けられるライ
ニング材と、を有するブレーキバンドであって、帯状金
属材はこれの一端側に固着される固定側ブラケットがア
ンカエンドピンに固定されてドラムの外周に巻き付けら
れ、帯状金属材の他端側に固着される作動側ブラケット
が油圧サーボ装置のピストンからの押力を受ける状態で
使用されるものにおいて、ライニング材の油浸透性は、
固定側ブラケット側から作動側ブラケット側へ段階的に
増大していることを特徴とする。また、帯状金属材と、
これに張付けられるライニング材と、を有するブレーキ
バンドであって、帯状金属材はこれの一端側に固着され
る固定側ブラケットがアンカエンドピンに固定されてド
ラムの外周に巻き付けられ、帯状金属材の他端側に固着
される作動側ブラケットが油圧サーボ装置のピストンか
らの押力を受ける状態で使用されるものにおいて、ライ
ニング材の油浸透性は、固定側ブラケット側から作動側
ブラケットの直前まで段階的に増大しており、作動側ブ
ラケットが固着された部分では、作動側ブラケット直前
よりも減少していることを特徴とするものとすることも
できる。
【0005】
【作用】油圧サーボ装置が作動してピストンが作動側ブ
ラケットに押力を作用すると、ブレーキバンドはドラム
に巻き付いていく。この際、ドラムの外周に付着してい
た油は、ライニング材に吸収されていく。固定側ブラケ
ット側から作動側ブラケット側へ向かって段階的に油浸
透性が増大しているので、作動側ブラケットに近い側の
油は急速に吸収され、締結開始初期段階から大きいトル
ク特性を得ることができ、良好な変速性能を得ることが
できる。また、作動側ブラケットが固着されている部分
に大きい油排出溝などを設ける必要がないので、この部
分で必要な面圧が確保され、ライニング材が異常に摩耗
したりすることが防止される。また、固定側ブラケット
側及び作動側ブラケット側のライニング材の単位長さ当
たりの面積は同じであるため、ブレーキバンドをトレー
リング状態で使用した場合でも、耐久性が低下するとい
うことはない。
ラケットに押力を作用すると、ブレーキバンドはドラム
に巻き付いていく。この際、ドラムの外周に付着してい
た油は、ライニング材に吸収されていく。固定側ブラケ
ット側から作動側ブラケット側へ向かって段階的に油浸
透性が増大しているので、作動側ブラケットに近い側の
油は急速に吸収され、締結開始初期段階から大きいトル
ク特性を得ることができ、良好な変速性能を得ることが
できる。また、作動側ブラケットが固着されている部分
に大きい油排出溝などを設ける必要がないので、この部
分で必要な面圧が確保され、ライニング材が異常に摩耗
したりすることが防止される。また、固定側ブラケット
側及び作動側ブラケット側のライニング材の単位長さ当
たりの面積は同じであるため、ブレーキバンドをトレー
リング状態で使用した場合でも、耐久性が低下するとい
うことはない。
【0006】
【実施例】図1及び図2に示すように、ブレーキバンド
10は、柔軟な帯状金属材11と、これに張り付けられ
る2種類のライニング材26及び28と、を有している
(なお、帯状金属材11はあらかじめ円形に成形した金
属材を用いることもできる)。帯状金属材11には、ブ
レーキバンド10に締結力を作用するための固定側ブラ
ケット14及び作動側ブラケット16が溶接によって取
り付けられている。使用時には、図3に示すように、固
定側ブラケット14がアンカエンドピン18に固定さ
れ、作動側ブラケット16が油圧サーボ装置20のピス
トン22と連結される。ブレーキバンド10は円筒状の
ドラム24の外周に巻き付けて使用される。ブレーキバ
ンド10には、帯状金属材11の固定側ブラケット14
が設けられた部分からブレーキバンド10の中間部まで
の部分(A部)に第1ライニング材26が、中間部から
作動側ブラケット16が設けられた部分までの部分(B
部)に、第1ライニング材26よりも油浸透性の大きい
第2ライニング材28が、それぞれ張り付けられてい
る。なお、油浸透性の大きいライニング材は、これの表
面の油をこれの組織内部に取り込むことができ、これ
は、ライニング材とドラム24との間の油を排出するこ
とと同等の効果を有する。したがって、第1ライニング
材26よりも第2ライニング材28の方が、より多くの
油を排出することができる。第1ライニング材26及び
第2ライニング材28には、それぞれ全長にわたって所
定間隔をあけて長手方向に延びる凹状の油溝30及び3
2が、油溝30及び32上に油孔34及び36が、それ
ぞれ形成されている。油溝30、32及び油孔34、3
6からも、油が排出される。
10は、柔軟な帯状金属材11と、これに張り付けられ
る2種類のライニング材26及び28と、を有している
(なお、帯状金属材11はあらかじめ円形に成形した金
属材を用いることもできる)。帯状金属材11には、ブ
レーキバンド10に締結力を作用するための固定側ブラ
ケット14及び作動側ブラケット16が溶接によって取
り付けられている。使用時には、図3に示すように、固
定側ブラケット14がアンカエンドピン18に固定さ
れ、作動側ブラケット16が油圧サーボ装置20のピス
トン22と連結される。ブレーキバンド10は円筒状の
ドラム24の外周に巻き付けて使用される。ブレーキバ
ンド10には、帯状金属材11の固定側ブラケット14
が設けられた部分からブレーキバンド10の中間部まで
の部分(A部)に第1ライニング材26が、中間部から
作動側ブラケット16が設けられた部分までの部分(B
部)に、第1ライニング材26よりも油浸透性の大きい
第2ライニング材28が、それぞれ張り付けられてい
る。なお、油浸透性の大きいライニング材は、これの表
面の油をこれの組織内部に取り込むことができ、これ
は、ライニング材とドラム24との間の油を排出するこ
とと同等の効果を有する。したがって、第1ライニング
材26よりも第2ライニング材28の方が、より多くの
油を排出することができる。第1ライニング材26及び
第2ライニング材28には、それぞれ全長にわたって所
定間隔をあけて長手方向に延びる凹状の油溝30及び3
2が、油溝30及び32上に油孔34及び36が、それ
ぞれ形成されている。油溝30、32及び油孔34、3
6からも、油が排出される。
【0007】ブレーキバンド10を締結させる際には、
作動側ブラケット16に油圧サーボ装置20からの押力
を作用させる。これにより円筒状のドラム24の回転を
停止させることができる。作動側ブラケット16に油圧
サーボ装置20の押力が作用すると、ブレーキバンド1
0は、固定側ブラケット14側から密着していく。すな
わちA部、B部、の順で密着していく。第1及び第2ラ
イニング材26及び28の油浸透性は、A部よりもB部
の方が大きいので、B部側に行くほど急速に油が吸収さ
れ、ブレーキバンド10はドラム24に急速に密着す
る。これによって、締結開始の直後から大きいトルク容
量を得ることができ、締結時間全体にわたって、平坦な
トルク特性を得ることができる。なお、2種類のライニ
ング材を用いたものとして、図4に示すように、A部の
内の一部に他の部分のライニング材よりも油浸透性の小
さいライニング材を用いたものとすることもできる。こ
の場合、1枚のライニング材の一部を後処理(加熱、含
浸層の削除など)するようにしてもよい。この場合も、
第1実施例と同様の効果を得ることができる。
作動側ブラケット16に油圧サーボ装置20からの押力
を作用させる。これにより円筒状のドラム24の回転を
停止させることができる。作動側ブラケット16に油圧
サーボ装置20の押力が作用すると、ブレーキバンド1
0は、固定側ブラケット14側から密着していく。すな
わちA部、B部、の順で密着していく。第1及び第2ラ
イニング材26及び28の油浸透性は、A部よりもB部
の方が大きいので、B部側に行くほど急速に油が吸収さ
れ、ブレーキバンド10はドラム24に急速に密着す
る。これによって、締結開始の直後から大きいトルク容
量を得ることができ、締結時間全体にわたって、平坦な
トルク特性を得ることができる。なお、2種類のライニ
ング材を用いたものとして、図4に示すように、A部の
内の一部に他の部分のライニング材よりも油浸透性の小
さいライニング材を用いたものとすることもできる。こ
の場合、1枚のライニング材の一部を後処理(加熱、含
浸層の削除など)するようにしてもよい。この場合も、
第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0008】図5に第3実施例を示す。これは、帯状金
属材11の固定側ブラケット14が固着された部分(C
部)、固定側ブラケット14が終わった端部からブレー
キバンド40の中間部までの部分(D部)、中間部から
作動側ブラケット16の直前までの部分(E部)、の順
に油浸透性の大きいライニング材42、44及び46が
張り付けられており、作動側ブラケットが固着された部
分(F部)のライニング材48は、これの直前のE部よ
りも油浸透性が小さいものが張り付けられているもので
ある。これにより、C部からE部側に行くほど急速に油
が吸収されるため、ブレーキバンド40はドラム24に
急速に密着し、締結開始の直後から大きいトルク容量を
得ることができる。このため、締結時間全体にわたっ
て、平坦なトルク特性を得ることができる。また、F部
では、帯状金属材の剛性が高くなっており、この部分の
ライニング材48の面圧は高くなる傾向にあるが、上述
のように油浸透性をE部よりも減少させてあるため、油
の排出状態はE部とほぼ同一となり、E部とほぼ同一の
摩擦特性を得ることができる。また、F部に大きい溝な
どは設けられていないので、F部が異常に摩耗したりす
ることが防止される。また、ライニング材に油溝などを
設けて油を排出する方法では、ライニング材を帯状金属
材に接着する際に、油溝の寸法が狂ってしまう可能性が
あるが、本実施例では、ライニング材に油溝を設けてい
ないため、油溝の寸法管理費が不必要になる。なお、本
実施例では、ライニング材に油溝を設けていないが、図
6に示すように、各ライニング材に油溝及び油孔を設け
てもよい。
属材11の固定側ブラケット14が固着された部分(C
部)、固定側ブラケット14が終わった端部からブレー
キバンド40の中間部までの部分(D部)、中間部から
作動側ブラケット16の直前までの部分(E部)、の順
に油浸透性の大きいライニング材42、44及び46が
張り付けられており、作動側ブラケットが固着された部
分(F部)のライニング材48は、これの直前のE部よ
りも油浸透性が小さいものが張り付けられているもので
ある。これにより、C部からE部側に行くほど急速に油
が吸収されるため、ブレーキバンド40はドラム24に
急速に密着し、締結開始の直後から大きいトルク容量を
得ることができる。このため、締結時間全体にわたっ
て、平坦なトルク特性を得ることができる。また、F部
では、帯状金属材の剛性が高くなっており、この部分の
ライニング材48の面圧は高くなる傾向にあるが、上述
のように油浸透性をE部よりも減少させてあるため、油
の排出状態はE部とほぼ同一となり、E部とほぼ同一の
摩擦特性を得ることができる。また、F部に大きい溝な
どは設けられていないので、F部が異常に摩耗したりす
ることが防止される。また、ライニング材に油溝などを
設けて油を排出する方法では、ライニング材を帯状金属
材に接着する際に、油溝の寸法が狂ってしまう可能性が
あるが、本実施例では、ライニング材に油溝を設けてい
ないため、油溝の寸法管理費が不必要になる。なお、本
実施例では、ライニング材に油溝を設けていないが、図
6に示すように、各ライニング材に油溝及び油孔を設け
てもよい。
【0009】なお、リング状のライニング材を持つディ
スククラッチ製造工程では、ライニング材の大量の端材
がでるが、上記実施例では、ライニング材を分割して使
用しているため、ライング材の一片が小さくなるので、
端材の利用が可能になり、材料費を低減することができ
る。
スククラッチ製造工程では、ライニング材の大量の端材
がでるが、上記実施例では、ライニング材を分割して使
用しているため、ライング材の一片が小さくなるので、
端材の利用が可能になり、材料費を低減することができ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ブレーキバンドのライ
ニング材の油浸透性を、固定側ブラケット側から作動側
ブラケット側に向かって段階的に大きくしたので、ブレ
ーキバンドの必要なトルク特性を確保することができ
る。また、作動側ブラケットが固着されている部分に大
きな油排出溝を設ける必要がないため、この部分で必要
な面圧が確保され、ライニング材が異常に摩耗したりす
ることが防止される。また、固定側ブラケット側と作動
側ブラケット側のライニング材の単位長さ当たりの面積
は同じであるため、ブレーキバンドをトレーリング状態
で使用した場合でも、固定側ブラケット側及び作動側ブ
ラケット側の面圧分布がほぼ同じであるため、耐久性が
低下するということはない。
ニング材の油浸透性を、固定側ブラケット側から作動側
ブラケット側に向かって段階的に大きくしたので、ブレ
ーキバンドの必要なトルク特性を確保することができ
る。また、作動側ブラケットが固着されている部分に大
きな油排出溝を設ける必要がないため、この部分で必要
な面圧が確保され、ライニング材が異常に摩耗したりす
ることが防止される。また、固定側ブラケット側と作動
側ブラケット側のライニング材の単位長さ当たりの面積
は同じであるため、ブレーキバンドをトレーリング状態
で使用した場合でも、固定側ブラケット側及び作動側ブ
ラケット側の面圧分布がほぼ同じであるため、耐久性が
低下するということはない。
【図1】本発明の実施例のブレーキバンドを示す図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】ブレーキバンドをドラムに巻き付けた状態を示
す図である。
す図である。
【図4】第2実施例を示す図である。
【図5】第3実施例を示す図である。
【図6】第4実施例を示す図である。
10 ブレーキバンド 11 帯状金属材 14 固定側ブラケット 16 作動側ブラケット 18 アンカエンドピン 20 油圧サーボ装置 22 ピストン 24 ドラム 26 第1ライニング材 28 第2ライニング材
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状金属材と、これに張り付けられるラ
イニング材と、を有するブレーキバンドであって、帯状
金属材はこれの一端側に固着される固定側ブラケットが
アンカエンドピンに固定されてドラムの外周に巻き付け
られ、帯状金属材の他端側に固着される作動側ブラケッ
トが油圧サーボ装置のピストンからの押力を受ける状態
で使用されるものにおいて、 ライニング材の油浸透性は、固定側ブラケット側から作
動側ブラケット側へ段階的に増大していることを特徴と
するブレーキバンド。 - 【請求項2】 帯状金属材と、これに張り付けられるラ
イニング材と、を有するブレーキバンドであって、帯状
金属材はこれの一端側に固着される固定側ブラケットが
アンカエンドピンに固定されてドラムの外周に巻き付け
られ、帯状金属材の他端側に固着される作動側ブラケッ
トが油圧サーボ装置のピストンからの押力を受ける状態
で使用されるものにおいて、 ライニング材の油浸透性は、固定側ブラケット側から作
動側ブラケットの直前まで段階的に増大しており、作動
側ブラケットが固着された部分では、作動側ブラケット
直前よりも減少していることを特徴とするブレーキバン
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12356393A JP3274229B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ブレーキバンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12356393A JP3274229B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ブレーキバンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307470A true JPH06307470A (ja) | 1994-11-01 |
| JP3274229B2 JP3274229B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=14863685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12356393A Expired - Fee Related JP3274229B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ブレーキバンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274229B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP12356393A patent/JP3274229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3274229B2 (ja) | 2002-04-15 |
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Legal Events
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