JPH06307834A - 木材の加工検査装置 - Google Patents

木材の加工検査装置

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JPH06307834A
JPH06307834A JP18528893A JP18528893A JPH06307834A JP H06307834 A JPH06307834 A JP H06307834A JP 18528893 A JP18528893 A JP 18528893A JP 18528893 A JP18528893 A JP 18528893A JP H06307834 A JPH06307834 A JP H06307834A
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JP
Japan
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wood
defective
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inflection
determined
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Withdrawn
Application number
JP18528893A
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English (en)
Inventor
Koji Ono
浩司 大野
Motoo Igari
素生 井狩
Toshimitsu Isoi
利光 磯井
Hiroshi Matsuda
啓史 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ささくれ部が存在するものを不良品と識別可能
とする。 【構成】変位センサaで木材の加工部に光ビームを走査
して投光し、木材による光ビームの反射光を受光して木
材の加工部の二次元的変位を求める。変曲点認識部bで
変位センサaの出力から変曲点を求める。演算処理部c
で、変曲点認識部bで認識された変曲点の個数を予め設
定してある個数と比較する。一致する場合には正常と判
断すると共に、認識された変曲点の個数が少ない場合に
は不良と判断する。また、認識された変曲点の個数が多
い場合にささくれ部が存在すると判断する。正常と判断
された場合に、それら変曲点に応じて予め登録してある
関係式を選択して木材の加工部の形状的な特徴値を演算
して良品と不良品との判別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材の加工部の検査を
光学的に行う木材の加工検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2枚の木材2を次ぎ合わせる場合、夫々
の木材2の例えば端面に図18に示すような凸部2a及
び凹部2bを形成し、一方の木材2の凸部2aを他方の
木材2の凹部2bに嵌めて次ぎ合わせる。このように加
工を施した木材2において、加工が不良の場合には、木
材2同士を次ぎ合わせることができない場合や、次ぎ合
わさっても隙間や段差を生じる場合がある。図18
(a)は正常な場合を示し、同図(b)は凸部2aと凹
部2bとの寸法が合わないために凸部2aが凹部2bに
嵌まらない場合を示し、同図(c)は反りのためにうま
く凸部2aが凹部2bに嵌まらない場合を示す。そこ
で、従来では二次元的な形状を測定可能な光学式変位測
定装置を加工検査装置として用いて、加工不良の検査を
行うことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木材2の場
合、ささくれと呼ばれる木材2特有の小さなケバや、微
小な割れが存在することが多い。なお、以下の説明では
ささくれと割れを総称してささくれ部と呼ぶ。このよう
なささくれ部が存在する場合、従来のこの種の加工検査
装置では、形状的な異常であると判別してしまう。つま
りは、この種のささくれ部は良品と見なして差支えない
場合が多いにもかかわらず、このささくれ部が存在する
ものも不良品と判断されてしまうという欠点があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、実質的には問題となら
ないささくれ部が存在するものを不良品と判断すること
がない木材の加工検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、木材の加工部に光ビームを走査
して投光し、木材による光ビームの反射光を受光して木
材の加工部の二次元的変位を求める変位センサと、この
変位センサの出力から変曲点を求める変曲点認識部と、
変曲点認識部で認識された変曲点の個数を予め設定して
ある個数と比較し、一致する場合には正常と判断すると
共に、認識された変曲点の個数が少ない場合には不良と
判断し、認識された変曲点の個数が多い場合にささくれ
部が存在すると判断し、正常と判断された場合に、それ
ら変曲点に応じて予め登録してある関係式を選択して木
材の加工部の形状的な特徴値を演算して良品と不良品と
の判別を行う演算処理部とを備えている。
【0006】なお、請求項1の発明で、請求項2に示す
ように、木材の凸部が形成された加工部の検査を行うこ
とができる。また、請求項3に示すように、木材の凹部
が形成された加工部の検査を行うこともできる。また、
ささくれ部が存在する場合における良否の判断を自動的
に行うために、請求項4に示すように、上記光ビームの
走査を複数ラインにわたって連続的に行い、演算処理部
で夫々の走査ライン毎に正常、不良、及びささくれ部が
存在することの判別を行うと共に、ささくれ部が存在す
ることが規定回数以上連続して判断された場合に、その
木材を不良品と判別し、規定回数未満の場合に良品と判
別するようにしてもよい。
【0007】
【作用】請求項1の発明は、上述のように演算処理部で
認識された変曲点の個数が少ない場合には不良と判断す
ると共に、認識された変曲点の個数が多い場合にささく
れ部が存在すると判断するようにしてあるので、不良品
とささくれ部が存在するものとを識別することを可能と
する。これにより、例えば加工不良のものとは個別にさ
さくれ部が存在するものを選別し、ささくれ部が存在す
るものであっても、目視などによる判別により良品とし
て用いることができるようにする。
【0008】請求項4の発明は、上記のように光ビーム
の走査を複数ラインにわたって連続的に行い、演算処理
部で夫々の走査ライン毎に正常、不良、及びささくれ部
が存在することの判別を行うと共に、ささくれ部が存在
することが規定回数以上連続して判断された場合に、そ
の木材を不良品と判別し、規定回数未満の場合に良品と
判別することにより、ささくれ部が存在するものの良否
の判別を自動的に行う。
【0009】
【実施例】図1に本発明の一実施例の加工検査装置とし
て用いられる光学式変位測定装置を示す。この光学式変
位測定装置は、被測定物体2の二次元変位を光学的に求
める変位センサaと、光学センサaの出力から形状的な
変曲点を求める変曲点認識部bと、変曲点認識部bで認
識された複数の変曲点とこの変曲点に応じて予め登録し
てある関係式を選択して被測定物体2の形状的な特徴を
演算する演算処理部cと、その演算結果を出力する出力
部dと、上記変曲点認識部bで認識された変曲点を示す
表示を行う表示装置fと、ユーザが被測定物体2の特定
部位の特徴値を求めるために関係式及び変曲点を選択す
る入力装置hと、入力データに基づいて必要なパラメー
タを演算処理部cに与えるパラメータ形成部gとで構成
してある。
【0010】一般にこの種の変位センサaは、図3に示
すように、半導体レーザや発光ダイオードなどを備えた
投光手段1から放射された光ビームを被測定物体2に照
射し、その拡散反射光を受光用光学系3で集光するとと
もに、受光用光学系3の集光面に形成される集光スポッ
トSを、PSDなどよりなる位置検出手段4で受光する
ように構成されている。
【0011】位置検出手段4は、集光スポットSの位置
に対応した電気信号が得られる素子であり、この電気信
号に基づいて被測定物体2までの距離が三角測量方式に
より演算される。すなわち、図3に示すように、被測定
物体2の位置がA,B,Cと変化して投光手段1と被測
定物体2との距離が変化すると、位置検出手段4の受光
面に形成される集光スポットSの位置は紙面上をa,
b,cと移動するから、紙面上の位置検出が行えるよう
な一次元の位相検出手段4を用いることにより、被測定
物体2までの距離を検出することができるものである。
【0012】図2は上述の測定原理を用いた光走査型変
位センサの全体構成を示す斜視図である。投光手段1
は、図4に示すように、投光タイミングを設定するクロ
ックパルスを発生する発振回路10と、発振回路10か
らのクロックパルスに応じて変調信号を発生する変調回
路11、変調回路11からの変調信号に応じて半導体レ
ーザ13のような投光用発光素子を駆動するレーザ駆動
回路12、および凸レンズよりなる投光用光学系14を
含み、半導体レーザ13から発せられる光を投光用光学
系14にて細く絞った光ビームとして投光する。この光
ビームは、操作ミラー70とその駆動回路71よりなる
偏向手段7により、被測定物体2の上でX軸方向に走査
される。
【0013】上記光ビームの一部は、ビームスプリッタ
6により位置検出手段4Xに導かれ、X軸方向の走査位
置が検知される。この位置検出手段4Xは、その受光面
に光ビームが照射された位置に対応して相反する位置信
号I1 ,I2 を出力する。この位置信号I1 ,I2 は、
X軸方向の演算回路5Xに入力されて、走査位置信号
(X出力)に変換される。
【0014】また、ビームスプリッタ6を通過した光ビ
ームは、被測定物体2に照射される。被測定物体2の表
面で拡散反射された反射光は、受光用光学系3で集光さ
れる。その集光面に配置された位置検出手段4Zは、集
光スポットの位置に対応した相反する位置信号I3 ,I
4 を出力する。この位置検出手段4Zから出力される位
置信号I3 ,I4 を、図4に示す演算手段5Zで演算処
理することにより、Z軸方向についての測距信号(Z出
力)を得る。この距離信号(Z出力)と上記走査位置信
号(X出力)とにより、被測定物体2の表面における走
査線上の二次元形状を検出する。
【0015】図4に示す演算手段5Xは、位置検出手段
4Xから出力される位置信号(相反する電流信号I1
2 )を夫々増幅して電圧信号に変換するI/V変換回
路41a,41bと、I/V変換回路41a,41bの
出力から変調された高周波成分を取り出すハイパスフィ
ルタ42a,42bと、ハイパスフィルタ42a,42
bの出力レベルを発振回路10の出力に基づいてチェッ
ク(クロックパルスに同期してレベルを判定)する検波
回路43a,43bと、検波回路43a,43bの出力
から低周波成分を取り出すローパスフィルタ44a,4
4bと、ローパスフィルタ44a,44bの出力(位置
信号I1 ,I2 のレベルに1:1に対応するので、以下
においてI1 ,12 と呼ぶ)の減算を行う減算回路45
Xと、ローパスフィルタ44a,44bの出力I1 ,I
2 の加算を行う加算回路46Xと、減算回路45Xから
出力される第1の信号(I1 −I2 )と、加算回路46
Xから出力される第2の信号(I1 +I2 )との比率を
演算する割算回路47Xと、割算回路47Xで得られる
アナログ信号の出力をデジタル信号に変換するA/D変
換回路48Xとで構成してあり、A/D変換回路48X
から走査位置信号(I1 −I2 )/(I1 +I2 )が出
力される。
【0016】また、Z軸方向についての位置検出手段4
Zから出力される位置信号I3 ,I 4 に対する演算処理
を行う演算回路5Zは、X軸方向についての演算回路5
Xと全く同様の構成となっており、A/D変換回路48
Zからは測距信号(I3 −I 4 )/(I3 +I4 )が得
られる。以上の変位センサaの出力は、1走査幅に対し
てNポイントサンプリングすると、図5(a)に示すよ
うに、(X1,Z1),(X2,Z2),…,(XN,
ZN)のように点列として測定される。そして、変曲点
認識部bでは上記データ列の変曲点を求め、図5(b)
に示す(Xp1,Zp1),(Xp2,Zp2),…,
(Xpk,Zpk)のような点列として認識する。ここ
で、kは変曲点と認識された点数である。
【0017】この変曲点認識部bで変曲点を求めるアル
ゴリズムを図6に示す。このアルゴリズムの概要を説明
すると、差分DZ(=Z(i+1)−Z(i))から変
化状態が上昇、あるいは下降を示すことを検知する(D
Z<RU,DZ>RD)。そして、上昇あるいは下降傾
向を示したときには、そのときのサンプリングポイント
のデータを変曲点と判定する(PBUF(k)=i)。
【0018】その変曲点からさらに差分DZを用いて上
昇あるいは下降傾向を判別する。上昇あるいは下降傾向
を継続する場合には、差分DZを加算していく(DZS
UM=DZSUM+DZ(i))。上昇傾向あるいは下
降傾向が無くなったときは、差分DZの加算値DZSU
Mを段差を判別するしきい値TSあるいは−TSと比較
し(DZSUM<TS,DZSUM<−TS)、しきい
値以上の加算値DZSUMの変化がある場合に、上昇傾
向あるいは下降傾向が無くなったサンプリングポイント
のデータを変曲点と判定する(PBUF(k)=i+
1)。
【0019】ここで、変位センサaの出力には図6
(b)に示すようにノイズが乗る。そこで、段差を判別
するしきい値TSを適当に設定することにより、小さい
変化を無視するようにしてある。以上の処理を行うこと
により、図5(b)に示すように変曲点が求まる。所望
の部位の幅、深さ、ピッチなどを演算する場合には、入
力装置hを用いてディスプレイfに表示された変曲点番
号と、予め登録してある演算式を選択する。この入力を
受けてパラメータ形成部gが必要なパラメータを形成し
て演算処理部cに与える。
【0020】上記演算式としては例えば以下のものが登
録されている。その関係式は、 A=Xa−Xb(幅) B=(Xa+Xb)/2(センタ位置座標) C=(Xa+Xb)/2−(Xc+Xd)/2(センタ
間ピッチ) D=Za−Zb(段差(あるいは深さ)) E=(Za+Zb)/2(段差の中心座標) F=(Za+Zb)/2−(Zc+Zd)/2(段差の
中心座標差) G=aveZa〜b(ある範囲の平均値) H=aveZa〜b−aveZc〜d(範囲の平均値同
士の差) などを登録してある。なお、上記式だけに限るわけでは
ない。ユーザが、上記関係式のA〜Hで示された番号
と、その関係式で演算させたい変曲点の番号とを入力装
置hで入力する。
【0021】例えば、図7における変曲点NO3とNO
4との間隔Lを求めたい場合には、演算式としてA、変
曲点として、a=5,b=3を入力すればよく、変曲点
NO6とNO7との段差Tは、D、a=6,b=7、変
曲点NO1とNO2の中心値と変曲点NO3とNO4と
の中心値のピッチPを求めるときには、演算式として
C、変曲点として、a=1,b=2,c=3,d=4を
入力すればよい。
【0022】ここで、演算処理部には予め上述した演算
式がプログラミングされており、設定さらたパラメータ
に従って、適用な演算式と変曲点の値を選んで計算し、
自動的に通常計測を行うこともできるようになってい
る。ところで、上述の説明では変位センサaの光ビーム
を偏向させて走査した場合について説明したが、図8
(a)に示すように、センサヘンドa1 を移動させて走
査させてもよく、逆に同図(b)に示すように被測定物
体2側を移動させてもよく、要は同図(c)に示す二次
元形状を測定できれば、走査方法は問わない。
【0023】さらに、変位量の測定原理についても三角
測量方式に限定されるものではなく、光波測定原理(A
M変調,FM変調,パルス方式など)などを適用しても
よい。以下に、被測定物体2である木材の加工検査を上
述した光学式変位測定装置を用いて行う方法について説
明する。従って、以下の説明では被測定物体2を木材と
呼ぶ。
【0024】まず、図9に示すように端面中央に長手方
向に沿って突部2aが形成された木材2において、図1
に示すように光ビームを木材2の幅方向に沿って走査す
ることにより、上述した方法により変曲点を求める。図
9の木材2では、図10に示すようにH1〜H8の8個
の変曲点が得られる。ここで、木材2の両側の反射光量
の少ない部分イにおいては、読み取られたデータを所定
の設定値に変更する処理が行われる。
【0025】まず、光学式変位測定装置の演算処理部c
では変曲点の個数より良否の判定を行う。つまり、図1
0に示すように変曲点数が8個の場合を正常として、良
否の判定を行う。図11(a)は変曲点の数が8個であ
るので正常と判断され、同図(b)に示すように変曲点
の数が少ない場合には不良と判断される。また、光ビー
ムの走査ライン上にささくれ2c(図9参照)がある場
合には、図11(c)に示すように変曲点数が正常の場
合よりも多くなる(ささくれ2cに対応する部分をロで
示す)。なお、割れがある場合にも、ささくれの場合と
同様に変曲点数が多くなる。従って、ここでもささくれ
と割れとを総称してささくれ部と呼ぶ。つまり、この変
曲点の個数の判断により、正常の場合、不良の場合、及
びささくれ部が存在する場合の識別を行う。
【0026】このようにすれば、不良品とささくれ部2
cが存在するものとを識別することができる。このた
め、例えば加工不良のものとは個別にささくれ部2cが
存在するものを選別し、ささくれ部2cが存在するもの
であっても、目視などによる判別により良品として用い
ることができるようになる。そして、上記判定により正
常と判断された場合には、光学式変位測定装置の演算処
理部cにより二次元的形状を求める方法を用いて、所望
の部位の寸法を求め、その演算結果が規定値を満たして
いれば良品と判断され、満たさない場合には不良と判断
される。上記演算処理部cの処理を示すフローチャート
を図12に示す。
【0027】ところで、上述の場合には木材2の端面に
凸部2aが形成されているものについて説明したが、同
様の端面に凹部2bが形成されているものについても、
同様にして良品の判別を行うことができる。すなわち、
木材2の端面に凹部2bが存在するものにおいて、図1
3に示すように光ビームを走査する。この場合も、正常
の場合には図14(a)のように8個の変曲点H1〜H
8が得られ、不良の場合には例えば同図(b)のように
変曲点数が少なくなり、ささくれ部2cが存在する場合
には同図(c)に示すように変曲点数が多くなる(ささ
くれ部2cに対応する部分をロで示す)。その変曲点数
による判定の後に、正常と判別されたものは、所望の部
位の寸法が計測され、良否の判定が下される。
【0028】ところで、上述の説明では単に不良品と識
別してささくれ部2cが存在するものを判別するもので
あったが、次のようにしてささくれ部2cが存在するも
のにおいて良否の判別を自動的に行うようにしてもよ
い。この場合には、図15に示すように、木材2の端面
の長手方向に沿って複数ラインにわたって光ビームを走
査する。この場合に、木材2あるいはセンサヘッドa1
のいずれかを移動させればよい。なお、図15の場合に
は木材2を矢印ハの方向に移動させている。
【0029】そして、図17のフローチャートに示すよ
うに、演算処理部cでは、1走査ライン毎に正常(良
品)、不良品、及びささくれ部2cが存在するものとの
判別を行う。なお、上記フローチャートにおけるnは走
査するライン数を示す。そして、演算処理部cでは、さ
さくれ部2cと判断された場合においては、図16
(b)に示すように、複数の走査ラインで連続して規定
回数以上ささくれ部2cが存在すると判断された(i>
HK,HKが規定回数を示す)ときには、その木材2は
不良と判断し、同図(a)に示すように規定回数未満の
場合には良品と判断する。
【0030】ここで、例えば、走査ライン間隔を5mmと
し、10mm以上のささくれ部を不良と判断するようにし
た場合には、2回連続してささくれ部2cと存在する場
合に、不良品と判断される。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、木材の
加工部に光ビームを走査して投光し、木材による光ビー
ムの反射光を受光して木材の加工部の二次元的変位を求
める変位センサと、この変位センサの出力から変曲点を
求める変曲点認識部と、変曲点認識部で認識された変曲
点の個数を予め設定してある個数と比較し、一致する場
合には正常と判断すると共に、認識された変曲点の個数
が少ない場合には不良と判断し、認識された変曲点の個
数が多い場合にささくれ部が存在すると判断し、正常と
判断された場合に、それら変曲点に応じて予め登録して
ある関係式を選択して木材の加工部の形状的な特徴値を
演算して良品と不良品との判別を行う演算処理部とを備
えているので、不良とささくれ部が存在する場合とを識
別することができ、例えば加工不良のものとは個別にさ
さくれ部が存在するものを選別し、ささくれ部が存在す
るものであっても、目視などによる判別により良品とし
て用いることができる。
【0032】請求項4の発明は、上記光ビームの走査を
複数ラインにわたって連続的に行い、演算処理部で夫々
の走査ライン毎に正常、不良、及びささくれ部が存在す
ることの判別を行い、ささくれ部が存在することが規定
回数以上連続して判断された場合に、その木材を不良品
と判別し、規定回数未満の場合に良品と判別するように
してあるので、ささくれ部が存在するものの良否の判別
を自動的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加工検査装置として用いら
れる光学式変位測定装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】変位センサの走査構造を示す説明図である。
【図3】同上の測定原理の説明図である。
【図4】変位センサの具体構成を示すブロック図であ
る。
【図5】(a),(b)は二次元変位の測定方法の説明
図、及び表示装置の変曲点の表示方法の説明図である。
【図6】(a),(b)は変曲点を求める処理を示すフ
ローチャート、及び差分の加算値をしきい値と比較する
理由の説明図である。
【図7】具体的な二次元形状の演算方法の説明図であ
る。
【図8】(a),(b)は夫々他の走査方法の説明図、
及び(c)は夫々で得られる二次元変位の測定結果の説
明図である。
【図9】木材の加工部の検査方法の説明図である。
【図10】同上の検査結果を示す説明図である。
【図11】(a)〜(c)は同上における正常、不良、
及びささくれ部が存在する場合の判断方法の説明図であ
る。
【図12】同上の判断のための演算処理部の処理方法を
示すフローチャートである。
【図13】加工部が凹部の場合の検査方法の説明図であ
る。
【図14】(a)〜(c)は同上の場合における正常、
不良、及びささくれ部が存在する場合の判断方法の説明
図である。
【図15】光ビームを複数ライン走査する方法の説明図
である。
【図16】(a),(b)は同上の複数ライン走査によ
りささくれ部が存在するものにおける良否の判断方法の
説明図である。
【図17】同上の判断のための演算処理部の処理方法を
示すフローチャートである。
【図18】(a)は木材の次ぎ合わせ部を示す部分斜視
図、(b),(c)は加工不良の状態を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
a 変位センサ b 変曲点認識部 c 演算処理部 2 材木 2a 凸部 2b 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】2枚の木材2を次ぎ合わせる場合、夫々
の木材2の例えば端面に図18に示すような凸部2a及
び凹部2bを形成し、一方の木材2の凸部2aを他方の
木材2の凹部2bに嵌めて次ぎ合わせる。このように加
工を施した木材2において、加工が不良の場合には、木
材2同士を次ぎ合わせることができない場合や、次ぎ合
わさっても隙間や段差を生じる場合がある。図18
(a)は正常な場合を示し、同図(b)は凸部2aと凹
部2bとの寸法が合わないために凸部2aが凹部2bに
嵌まらない場合を示し、同図(c)は反りのためにうま
く凸部2aが凹部2bに嵌まらない場合を示す。そこ
で、二次元的な形状を測定可能な光学式変位測定装置を
加工検査装置として用いて、加工不良の検査を行うこと
が考えられる。なお、上記加工検査は従来行われていな
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木材2の場
合、ささくれと呼ばれる木材2特有の小さなケバや、微
小な割れが存在することが多い。なお、以下の説明では
ささくれと割れを総称してささくれ部と呼ぶ。このよう
なささくれ部が存在する場合に、二次元的な形状を測定
可能な光学式変位測定装置を加工検査装置として用い
て、加工不良の検査を行うと、形状的な異常であると判
別してしまう恐れがある。つまりは、この種のささくれ
部は良品と見なして差支えない場合が多いにもかかわら
ず、このささくれ部が存在するものも不良品と判断され
てしまうのである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】ここで、演算処理部には予め上述した演算
式がプログラミングされており、設定されたパラメータ
に従って、適用な演算式と変曲点の値を選んで計算し、
自動的に通常計測を行うこともできるようになってい
る。ところで、上述の説明では変位センサaの光ビーム
を偏向させて走査した場合について説明したが、図8
(a)に示すように、センサヘンドa1 を移動させて走
査させてもよく、逆に同図(b)に示すように被測定物
体2側を移動させてもよく、要は同図(c)に示す二次
元形状を測定できれば、走査方法は問わない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 啓史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材の加工部に光ビームを走査して投光
    し、木材による光ビームの反射光を受光して木材の加工
    部の二次元的変位を求める変位センサと、この変位セン
    サの出力から変曲点を求める変曲点認識部と、変曲点認
    識部で認識された変曲点の個数を予め設定してある個数
    と比較し、一致する場合には正常と判断すると共に、認
    識された変曲点の個数が少ない場合には不良と判断し、
    認識された変曲点の個数が多い場合にささくれ部が存在
    すると判断し、正常と判断された場合に、それら変曲点
    に応じて予め登録してある関係式を選択して木材の加工
    部の形状的な特徴値を演算して良品と不良品との判別を
    行う演算処理部とを備えて成ることを特徴とする木材の
    加工検査装置。
  2. 【請求項2】 木材の凸部が形成された加工部の検査を
    行って成ることを特徴とする請求項1記載の木材の加工
    検査装置。
  3. 【請求項3】 木材の凹部が形成された加工部の検査を
    行って成ることを特徴とする請求項1記載の木材の加工
    検査装置。
  4. 【請求項4】 上記光ビームの走査を複数ラインにわた
    って連続的に行い、演算処理部で夫々の走査ライン毎に
    正常、不良、及びささくれ部が存在することの判別を行
    うと共に、ささくれ部が存在することが規定回数以上連
    続して判断された場合に、その木材を不良品と判別し、
    規定回数未満の場合に良品と判別して成ることを特徴と
    する請求項1記載の木材の加工検査装置。
JP18528893A 1993-02-23 1993-07-27 木材の加工検査装置 Withdrawn JPH06307834A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102709148B1 (ko) * 2023-04-14 2024-09-23 윤기병 금형 가공 자동화 시스템 및 방법

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