JPH063080Y2 - 造波プールの消波装置 - Google Patents
造波プールの消波装置Info
- Publication number
- JPH063080Y2 JPH063080Y2 JP10303491U JP10303491U JPH063080Y2 JP H063080 Y2 JPH063080 Y2 JP H063080Y2 JP 10303491 U JP10303491 U JP 10303491U JP 10303491 U JP10303491 U JP 10303491U JP H063080 Y2 JPH063080 Y2 JP H063080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- pool
- pool body
- traveling direction
- stairs
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- Expired - Lifetime
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- Revetment (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、造波装置により人工的
に波を発生させるようにした造波プールにおいて、不要
部分の波を消波させる消波装置に関するものである。
に波を発生させるようにした造波プールにおいて、不要
部分の波を消波させる消波装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】造波プールにおいては、造
波装置により発生した波がほとんど減衰せずにプール本
体の端縁に至り、プール本体の端縁を越えてプールサイ
ドにあふれ出すという問題があった。このため従来は、
プール本体の平面形状を、波の進行方向終端側が扇形に
なるように形成し、面積を次第に拡げることで消波して
いた。しかしながら、このような構造では消波効果が弱
く、また設置面積に余裕のない場合はプール本体をこの
ような形状にすることができないという問題があった。
波装置により発生した波がほとんど減衰せずにプール本
体の端縁に至り、プール本体の端縁を越えてプールサイ
ドにあふれ出すという問題があった。このため従来は、
プール本体の平面形状を、波の進行方向終端側が扇形に
なるように形成し、面積を次第に拡げることで消波して
いた。しかしながら、このような構造では消波効果が弱
く、また設置面積に余裕のない場合はプール本体をこの
ような形状にすることができないという問題があった。
【0003】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本考案の造波プールの消波装置は、プール本体の
波の進行方向下流側の底面に、水を上向きに噴射する多
数の噴射口を、波の進行方向と直交する方向に任意の長
さに渡って設けたものである。
ため、本考案の造波プールの消波装置は、プール本体の
波の進行方向下流側の底面に、水を上向きに噴射する多
数の噴射口を、波の進行方向と直交する方向に任意の長
さに渡って設けたものである。
【0004】
以下、本考案の一実施例を図1、図2に基づいて説明す
る。図1は本考案の一実施例における消波装置を備えた
造波プールの断面図で、コンクリート等からなる平面視
略矩形のプール本体1は、一端(図1では左端)から他
端(図1では右端)にかけて次第に浅くなっている。プ
ール本体1の一端部には波を発生させる造波装置2が設
置されており、この造波装置2は周知のように、図外の
圧縮空気供給源に連通する空気室3と、この空気室3を
構成するための壁体の底部開口により形成された水流噴
出口4とを備えており、空気室3に周期的に圧縮空気を
供給することにより、水流噴出口4から水流が噴出さ
れ、仮想線のように矢印A方向に進行する波が生じるの
である。以下、この矢印A方向をプール本体1の長手方
向と言い、矢印A方向と直交する方向をプール本体1の
幅方向と言う。
る。図1は本考案の一実施例における消波装置を備えた
造波プールの断面図で、コンクリート等からなる平面視
略矩形のプール本体1は、一端(図1では左端)から他
端(図1では右端)にかけて次第に浅くなっている。プ
ール本体1の一端部には波を発生させる造波装置2が設
置されており、この造波装置2は周知のように、図外の
圧縮空気供給源に連通する空気室3と、この空気室3を
構成するための壁体の底部開口により形成された水流噴
出口4とを備えており、空気室3に周期的に圧縮空気を
供給することにより、水流噴出口4から水流が噴出さ
れ、仮想線のように矢印A方向に進行する波が生じるの
である。以下、この矢印A方向をプール本体1の長手方
向と言い、矢印A方向と直交する方向をプール本体1の
幅方向と言う。
【0005】前記プール本体1の底面には、波の進行方
向下流側の位置に、矢印A方向に沿って順次上昇する複
数段の階段6が設置されており、この階段6はプール本
体1の幅方向全長にわたっている。この階段6は、危険
防止のために、プール本体1の底面の他の部分とは異る
色に着色されており、また階段6の部分には手摺7がプ
ール本体1の幅方向適当間隔おきに設置されている。
向下流側の位置に、矢印A方向に沿って順次上昇する複
数段の階段6が設置されており、この階段6はプール本
体1の幅方向全長にわたっている。この階段6は、危険
防止のために、プール本体1の底面の他の部分とは異る
色に着色されており、また階段6の部分には手摺7がプ
ール本体1の幅方向適当間隔おきに設置されている。
【0006】前記プール本体1の底面には、前記階段6
の付近にプール本体1の幅方向全長にわたるパイプ20
が設置されており、このパイプ20には、図2のように
長さ方向適当間隔おきに水を上向きに噴出するノズルが
取付けられて噴射口21が形成されている。前記パイプ
20は、前記プール本体1の底面の適所に形成されて多
孔板22により覆われた凹部23と連通管24を介して
連通しており、連通管24の適所にはポンプ25が設置
されている。
の付近にプール本体1の幅方向全長にわたるパイプ20
が設置されており、このパイプ20には、図2のように
長さ方向適当間隔おきに水を上向きに噴出するノズルが
取付けられて噴射口21が形成されている。前記パイプ
20は、前記プール本体1の底面の適所に形成されて多
孔板22により覆われた凹部23と連通管24を介して
連通しており、連通管24の適所にはポンプ25が設置
されている。
【0007】次に作用を説明する。造波装置2の作動に
より発生して矢印A方向に進行する波は、プール本体1
の底面に形成された階段6により強力に減衰され、小さ
な波となってプール本体1の他端(図1では右端)の波
打際に打寄せる。さらに、多孔板22の孔から凹部23
に流入した水は、ポンプ25により連通管24およびパ
イプ20を通って噴射口21から上向きに噴出するの
で、これによっても波は減衰する。特に、噴射口21は
波の進行方向下流側の位置に設けられているので、噴射
口21による消波効果はより効果的に発揮される。
より発生して矢印A方向に進行する波は、プール本体1
の底面に形成された階段6により強力に減衰され、小さ
な波となってプール本体1の他端(図1では右端)の波
打際に打寄せる。さらに、多孔板22の孔から凹部23
に流入した水は、ポンプ25により連通管24およびパ
イプ20を通って噴射口21から上向きに噴出するの
で、これによっても波は減衰する。特に、噴射口21は
波の進行方向下流側の位置に設けられているので、噴射
口21による消波効果はより効果的に発揮される。
【0008】このように、本実施例の消波装置では、階
段6により消波されるだけでなく、噴射口21等によっ
ても消波されるので、これらの相加作用又は相乗作用に
よって、消波効果は更に向上することとなる。
段6により消波されるだけでなく、噴射口21等によっ
ても消波されるので、これらの相加作用又は相乗作用に
よって、消波効果は更に向上することとなる。
【0009】
上記実施例においては、平面視略矩形でかつ一端側から
他端側にかけて次第に浅くなるプール本体1について説
明したが、プール本体1の形状はいかなる形状であって
もよく、例えばドーナツ形であってもよいし、あるいは
図3のように右半部が略扇形であってもよい。また上記
実施例においては、階段6をプール本体1の幅方向に正
確に沿う直線状に形成したが、プール本体1の幅方向に
対して若干傾斜していてもよいし、また必ずしも直線状
にする必要はなく、図3のように、プール本体1の扇形
の円弧に対して蛇行した形状であってもよい。このよう
に階段6を波の進行方向と直交する方向に対して蛇行し
た形状にすれば、水流を複雑に攪乱でき、消波効果が向
上する。
他端側にかけて次第に浅くなるプール本体1について説
明したが、プール本体1の形状はいかなる形状であって
もよく、例えばドーナツ形であってもよいし、あるいは
図3のように右半部が略扇形であってもよい。また上記
実施例においては、階段6をプール本体1の幅方向に正
確に沿う直線状に形成したが、プール本体1の幅方向に
対して若干傾斜していてもよいし、また必ずしも直線状
にする必要はなく、図3のように、プール本体1の扇形
の円弧に対して蛇行した形状であってもよい。このよう
に階段6を波の進行方向と直交する方向に対して蛇行し
た形状にすれば、水流を複雑に攪乱でき、消波効果が向
上する。
【0010】また上記実施例においては、造波装置2と
して圧縮空気により波を発生させるタイプのものを用い
たが、本考案の消波装置は、このような造波装置2に限
らず、いかなるタイプの造波装置2を用いた造波プール
に対しても適用可能である。
して圧縮空気により波を発生させるタイプのものを用い
たが、本考案の消波装置は、このような造波装置2に限
らず、いかなるタイプの造波装置2を用いた造波プール
に対しても適用可能である。
【0011】また上記実施例においては、階段6の近傍
に噴射口21を設けたが、噴射口21の設置位置は任意
であり、必ずしも階段6の付近に設ける必要はない。ま
た階段6から水の代りに空気を噴射するようにしてもよ
い。なお、上記実施例では、多数の噴射口21は波の進
行方向に直交するよう並設されているが、多数の噴射口
21は波の進行方向に沿って並設してもよく、更には広
範囲に点在させてもよい。
に噴射口21を設けたが、噴射口21の設置位置は任意
であり、必ずしも階段6の付近に設ける必要はない。ま
た階段6から水の代りに空気を噴射するようにしてもよ
い。なお、上記実施例では、多数の噴射口21は波の進
行方向に直交するよう並設されているが、多数の噴射口
21は波の進行方向に沿って並設してもよく、更には広
範囲に点在させてもよい。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
プール本体の波の進行方向下流側の底面に、水を上向き
に噴射する多数の噴射口を、波の進行方向と直交する方
向に任意の長さに渡って設けたので、波の減衰を助長す
ることができる。したがって従来のようにプール本体の
波打際側を消波のために拡げたりする必要がなく、造波
プールの設置面積に余裕のない場合でも、不要部分の波
を充分に消波できる。
プール本体の波の進行方向下流側の底面に、水を上向き
に噴射する多数の噴射口を、波の進行方向と直交する方
向に任意の長さに渡って設けたので、波の減衰を助長す
ることができる。したがって従来のようにプール本体の
波打際側を消波のために拡げたりする必要がなく、造波
プールの設置面積に余裕のない場合でも、不要部分の波
を充分に消波できる。
【図1】 本考案の一実施例における消波装置を備えた
造波プールの断面図である。
造波プールの断面図である。
【図2】 プール本体の底面の噴射口から水を噴射する
装置の概略全体構成図である。
装置の概略全体構成図である。
【図3】 別の実施例におけるプール本体の概略平面図
である。
である。
1 プール本体 2 造波装置 21 噴射口
Claims (1)
- 【請求項1】プール本体の一端に、他端側に向けて波を
起こす造波装置を備え、一端から他端にかけて次第に浅
くなっている造波プールであって、発生した波を減衰さ
せるための消波装置において、プール本体の波の進行方
向下流側の底面に、水を上向きに噴射する多数の噴射口
を、波の進行方向と直交する方向に任意の長さに渡って
設けてなることを特徴とする造波プールの消波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10303491U JPH063080Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 造波プールの消波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10303491U JPH063080Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 造波プールの消波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100763U JPH04100763U (ja) | 1992-08-31 |
| JPH063080Y2 true JPH063080Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31847761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10303491U Expired - Lifetime JPH063080Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 造波プールの消波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063080Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP10303491U patent/JPH063080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100763U (ja) | 1992-08-31 |
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