JPH0630814U - 感圧応動弁 - Google Patents
感圧応動弁Info
- Publication number
- JPH0630814U JPH0630814U JP6562292U JP6562292U JPH0630814U JP H0630814 U JPH0630814 U JP H0630814U JP 6562292 U JP6562292 U JP 6562292U JP 6562292 U JP6562292 U JP 6562292U JP H0630814 U JPH0630814 U JP H0630814U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ダイヤフラム式の減圧弁において、正常時にお
けるダイヤフラム(3) の感圧動作の感度が損なわれるこ
となく、ダイヤフラム(3) が破損したとしても弁箱本体
(1) からの水漏れが生じないようにすること。 【構成】ダイヤフラム(3) の外側を補助ダイヤフラム(3
a)によって被覆し、この補助ダイヤフラム(3a)の中央と
バネケース(4) との間にバネ(32)を介装し、前記補助ダ
イヤフラム(3a)の中央とダイヤフラム(3) における弁体
(2) の取付け部とを離反可能に対接させたこと
けるダイヤフラム(3) の感圧動作の感度が損なわれるこ
となく、ダイヤフラム(3) が破損したとしても弁箱本体
(1) からの水漏れが生じないようにすること。 【構成】ダイヤフラム(3) の外側を補助ダイヤフラム(3
a)によって被覆し、この補助ダイヤフラム(3a)の中央と
バネケース(4) との間にバネ(32)を介装し、前記補助ダ
イヤフラム(3a)の中央とダイヤフラム(3) における弁体
(2) の取付け部とを離反可能に対接させたこと
Description
【0001】
本考案は、感圧応動弁、とくに、減圧弁のように二次側の圧力変化をダイヤフ ラムの変位に置換え、これに連結された弁体を動作させる形式の感圧応動弁に関 するものである。
【0002】
ダイヤフラムに作用する圧力によって弁体を作動させる感圧応動弁の代表的な ものとして、減圧弁があり、このものでは、図1に示すように、弁箱本体(1) 内 に形成した筒部(11)の下端を弁座(12)とし、この弁座(12)に対向する弁体(2) の 弁棒(21)を前記筒部(11)を貫通させて上方に突出させ、弁箱本体(1) 内の前記弁 座(12)の下流側の空室、つまり、二次室の上方開放部を閉塞するダイヤフラム(3 ) に添設される当て板(31)に前記弁棒(21)の上端部を連結した構成としている。 そして、前記ダイヤフラム(3) は弁箱本体(1) の上端に連設されるバネケース(4 ) 内に収容され、このバネケース(4) の中央頂部に形成した筒部(41)に螺合する 調節ネジ(42)と、上記当て板(31)との間に二次圧設定用のバネ(32)が介装されて いる。又、筒部(11)を貫通する部分に部にピストン部(22)を設けており、このピ ストン部(22)が筒部(11)に対して外周気密状態で摺動する。
【0003】 上記構成の減圧弁(V1)は、図2に示すように、電気温水器(H) のタンク内圧を 一定の圧力に維持する為に給水回路の入口側に挿入され、逃し弁(V2)と共に使用 される。 この使用例の減圧弁(V1)では、筒部(11)の上流側の一次室(1a)から二次室(1b) 側に給水されるとき、二次室(1b)側の圧力が設定圧力になると、弁体(2) がダイ ヤフラム(3) に作用する圧力によって弁座(12)に対接して閉弁し、逆に二次室(1 b)側の圧力が低下すると、弁体(2) がダイヤフラム(3) に作用する圧力に抗して 開弁されることとなり、これらの動作の繰り返しにより二次室(1b)側の圧力が、 つまり、電気温水器(H) のタンク内圧が設定圧力に維持される。この設定圧力は 上記バネ(32)の付勢力によって決定されるが、この設定圧力の精度を高めるため に、バネケース(4) には呼吸孔(43)が形成されている。この呼吸孔(43)があるこ とから、ダイヤフラム(3) が圧力変化に応じて変位するときにダイヤフラム(3) とバネケース(4) によって囲まれる空室内と外部との間での空気の流入排出が自 在に行なえることとなり、ダイヤフラム(3) が圧力変化に応じて敏感に作動する こととなる。
【0004】 ところが、この従来のものでは、ダイヤフラム(3) が破れると電気温水器(H) への給水回路の水が前記呼吸孔(43)から漏れ出る不都合が生じる。この部分から の水漏れが継続すると、減圧弁(V1)の設置部近傍の水濡れが著しく、場合によっ ては漏電等の事故の原因ともなることがある。 かかる不都合を解消するために、前記呼吸孔(43)を閉塞することも考えられる が、上記したように、この呼吸孔(43)を閉塞して、ダイヤフラム(3) とバネケー ス(4) との間の空室を密閉すると、二次室(1b)の圧力変化に伴うダイヤフラム(3 ) の動作の感度が悪くなるとともに、誤差が大きくなり、正確な感圧動作が行な われない。
【0005】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『圧力変化に応じて作動す るダイヤフラム(3) に連設した弁体(2) を一次室(1a)と二次室(1b)との境界部に 形成した弁座(12)に対向させ、前記ダイヤフラム(3) の配設部外面を被覆し且呼 吸孔(43)を具備させたバネケース(4) 内に二次圧設定用のバネ(32)を設けた感圧 応動弁』において、正常時におけるダイヤフラム(3) の感圧動作の感度が損なわ れることなく、ダイヤフラム(3) が破損したとしても弁箱本体(1) からの水漏れ が生じないようにすることをその課題とする。
【0006】
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、『ダイヤフラム(3) の外側 を補助ダイヤフラム(3a)によって被覆し、この補助ダイヤフラム(3a)の中央とバ ネケース(4) との間にバネ(32)を介装し、前記補助ダイヤフラム(3a)の中央とダ イヤフラム(3) における弁体(2) の取付け部とを離反可能に対接させた』ことで ある。
【0007】
上記技術的手段は次のように作用する。 ダイヤフラム(3) の外側は補助ダイヤフラム(3a)によって被覆されているが、 外側の補助ダイヤフラム(3a)の中央とバネケース(4) との間には二次圧設定用の バネ(32)が介装されている。したがって、このバネ(32)の付勢力は、補助ダイヤ フラム(3a)を介してダイヤフラム(3) に達する。一方、ダイヤフラム(3) と補助 ダイヤフラム(3a)とは中央で対接するだけであるが、ダイヤフラム(3) には内圧 が作用しているから、ダイヤフラム(3) と補助ダイヤフラム(3a)とは前記対接状 態を維持したままで動作し、従って、弁体(2) も従来と同様に動作する。
【0008】 このとき、バネケース(4) には呼吸孔(43)が形成されているから、補助ダイヤ フラム(3a)とダイヤフラム(3) の動作の感度は低下しない。 ダイヤフラム(3) が破れると、補助ダイヤフラム(3a)とダイヤフラム(3) との 間が二次室(1b)内と連通することとなるが、補助ダイヤフラム(3a)は破損されな い限り、水漏れが生じない。又、ダイヤフラム(3) が破損した状態では、二次室 (1b)の圧力がダイヤフラム(3) の損傷部を介して補助ダイヤフラム(3a)に作用す るが、ダイヤフラム(3) には二次室(1b)の内圧及びバネ(32)の付勢力の何れもが 作用しない状態となり、弁体(2) が感圧動作しない。
【0009】 従って、配管の他の部分の異常から、感圧作動弁の損傷が判断できる。
【0010】
ダイヤフラム(3) の損傷によっても外部への水漏れが生じないから、この水漏 れによる不都合が解消できる。又、ダイヤフラム(3) の感圧動作の際に呼吸孔(4 3)を介して補助ダイヤフラム(3a)の上方の空室の空気が流入排出できるから、ダ イヤフラム(3) 及び補助ダイヤフラム(3a)の動作の感度も損なわれない。
【0011】 又、ダイヤフラム(3) が損傷したときには、弁体(2) は自由状態となって、感 圧動作しないこととなるから、配管の他の部分での異常によってダイヤフラム(3 ) の損傷が判断できる。
【0012】
次に、上記した本考案の実施例を図3に従って詳述する。 この実施例は、減圧弁に本考案を実施したものであり、弁座(12)の下流側の側 から弁体(2) を対向させて、この弁棒(21)を前記弁座(12)を形成した筒部(11)に 貫通させ、この貫通部にピストン部(22)を摺動自在に収容した構成であり、筒部 (11)から上方に突出する弁棒(21)の上端がダイヤフラム(3) の中央にネジ止めさ れている。
【0013】 この減圧弁では、ピストン部(22)の直径を弁座(12)よりも極僅かに大きく設定 してあり、二次室(1b)の内圧が設定圧力になった場合の弁体(2) の閉弁に要する 付勢力が過大とならないようにしてある。 弁棒(21)とダイヤフラム(3) との連結部は、ナットによるネジ止め構造となっ ており、弁棒(21)の上端近傍に設けたフランジ(23)と、ダイヤフラム(3) の上面 から対接する当て板(31)とによって、ダイヤフラム(3) の中央部を挟圧するよう にネジ止めした構成となっており、この当て板(31)の大きさはダイヤフラム(3) の大きさよりも僅かに小さな程度に設定されている。
【0014】 又、このダイヤフラム(3) の外面を被覆するように補助ダイヤフラム(3a)が配 設され、この補助ダイヤフラム(3a)の周縁部と上記ダイヤフラム(3) の周縁部は 共に弁箱本体(1) の上面の取付けフランジ部(13)にバネケース(4) の周縁のフラ ンジ部(44)を用いて固定される。つまり、これら二つのダイヤフラムの周縁部が 重ね合された状態でフランジ部(13)とフランジ部(44)との間に挟圧されてシール されることとなる。
【0015】 尚、補助ダイヤフラム(3a)の中央外面にはカップ体(5) が添設されて、このカ ップ体(5) の底部が筒ネジ(51)と板ナット(52)によって補助ダイヤフラム(3a)の 中央部にネジ止めされている。前記筒ネジ(51)の中央には弁棒(21)の上端に螺合 する固定用ナット(24)を丁度収容できる凹陥部(53)が形成されており、正常時に は、この凹陥部(53)内に固定用ナット(24)が収容されている。そして、前記板ナ ット(52)から外側に突出する筒ネジ(51)の先端部には、バネケース(4) の中央頂 部に形成した筒部(41)に螺合する調節ネジ(42)との間に介装したバネ(32)の一端 が嵌合している。従って、このバネ(32)の付勢力は、補助ダイヤフラム(3a)の中 央の筒ネジ(51)を介して当て板(31)からダイヤフラム(3) 及び弁棒(21)に作用す ることとなる。
【0016】 この実施例では、ダイヤフラム(3) が損傷しても、ダイヤフラム(3) の外面が 補助ダイヤフラム(3a)によって被覆されているから、ダイヤフラム(3) が損傷し ても弁箱本体(1) の外部に漏れ出る心配がない。又、正常時には、バネ(32)の付 勢力とダイヤフラム(3) に作用する側の圧力とのバランスによって弁体(2) が感 圧動作し、このとき、補助ダイヤフラム(3a)とバネケース(4) との間の空室がバ ネケース(4) に形成した呼吸孔(43)を介して外部に連通しているから、感圧動作 の感度も十分なものとなる。
【0017】 尚、この実施例では、上記カップ体(5) は、上方に開放する胴部を具備する形 状となっており、この胴部(54)の直径は、バネケース(4) における外周胴部(45) に丁度圧入される程度の直径に設定してある。又、既述のように、ピストン部(2 2)の直径が弁座(12)よりも僅かに大きく設定されている。 このように構成した場合、図2に示す回路構成では、ダイヤフラム(3) が破れ たときには、の内圧が補助ダイヤフラム(3a)の下面に作用して持上げられるが、 胴部(54)の直径が外周胴部(45)内に丁度圧入される程度に設定されているから、 ダイヤフラム(3) が破れると前記圧入により、バネ(32)の付勢力が弁棒(21)に作 用しない状態となる。一方、ダイヤフラム(3) は破れているから、弁体(2) は自 由状態にあるが、弁座(12)の直径よりもピストン部(22)の直径が僅かに大きくな っているから、一次室(1a)と二次室(1b)の圧力差に応じて弁体(2) が弁座(12)を 閉じるように付勢される。従って、ダイヤフラム(3) が破れた状態では、蛇口(J ) が開放状態にあったとしても、この弁体(2) が閉じて蛇口(J) からの湯水の流 出が完全には停止されないものの極微量の漏れがある程度にほぼ停止されること となる。
【0018】 従って、この実施例では、ダイヤフラム(3) が破れると、それまでの正常時に 蛇口(J) から出湯状態にあったものが、ダイヤフラム(3) の破損と同時に前記出 湯がほぼ停止されることとなり、この変化によってダイヤフラム(3) の異常が判 断できる。加えて、蛇口(J) が開放状態にあるときに、ダイヤフラム(3) が破損 すると、出湯状態が自動的にほぼ停止されるから、無駄な排水も防止できる。
【0019】 逆に、蛇口(J) が閉弁状態にあるときにダイヤフラム(3) が破損すると、この 後、二次圧が徐々に上昇することとなって逃し弁(V2)からの排水によって異常が 判断できる。 尚、ダイヤフラム(3) が破れていない正常時には、凹陥部(53)が外周胴部(45) 内に圧入されない構成とすることが望ましい。従って、正常時に弁体(2) が弁座 (12)を閉弁した状態において胴部(54)の上端がバネケース(4) の外周胴部(45)よ りも下方に位置する関係に設定しておけば良い。
【図1】従来例の説明図
【図2】減圧弁(V1)の使用例の説明図
【図3】本考案実施例の要部断面図
(3) ・・・ダイヤフラム (2) ・・・弁体 (1a)・・・一次室 (1b)・・・二次室 (12)・・・弁座 (43)・・・呼吸孔 (4) ・・・バネケース (32)・・・バネ (3a)・・・補助ダイヤフラム (21)・・・弁棒 (1) ・・・弁箱本体 (11)・・・筒部 (22)・・・ピストン部
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力変化に応じて作動するダイヤフラム
(3) に連設した弁体(2) を一次室(1a)と二次室(1b)との
境界部に形成した弁座(12)に対向させ、前記ダイヤフラ
ム(3) の配設部外面を被覆し且呼吸孔(43)を具備させた
バネケース(4) 内に二次圧設定用のバネ(32)を設けた感
圧応動弁において、ダイヤフラム(3)の外側を補助ダイ
ヤフラム(3a)によって被覆し、この補助ダイヤフラム(3
a)の中央とバネケース(4) との間にバネ(32)を介装し、
前記補助ダイヤフラム(3a)の中央とダイヤフラム(3) に
おける弁体(2) の取付け部とを離反可能に対接させた感
圧応動弁。 - 【請求項2】 ダイヤフラム(3) を二次圧によって応動
するダイヤフラムとし、二次圧を設定圧力に維持する減
圧弁とした請求項1に記載の感圧応動弁。 - 【請求項3】 弁体(2) の弁棒(21)が弁箱本体(1) 内の
筒部(11)に摺動自在に収容されたピストン部(22)を具備
する構成とし、このピストン部(22)の直径を前記弁体
(2) が対接する弁座(12)のそれよりも僅かに大きく設定
した請求項2に記載の感圧応動弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992065622U JP2565338Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 感圧応動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992065622U JP2565338Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 感圧応動弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630814U true JPH0630814U (ja) | 1994-04-22 |
| JP2565338Y2 JP2565338Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13292312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992065622U Expired - Lifetime JP2565338Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 感圧応動弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565338Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014191469A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toto Ltd | 減圧弁、及びこれを備えた電気温水器 |
| JP2017156964A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 株式会社鷺宮製作所 | 容量調整弁 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4969131U (ja) * | 1972-09-26 | 1974-06-17 | ||
| JPS58102882A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-18 | Hitachi Ltd | ガス比例制御弁 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP1992065622U patent/JP2565338Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4969131U (ja) * | 1972-09-26 | 1974-06-17 | ||
| JPS58102882A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-18 | Hitachi Ltd | ガス比例制御弁 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014191469A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toto Ltd | 減圧弁、及びこれを備えた電気温水器 |
| JP2017156964A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 株式会社鷺宮製作所 | 容量調整弁 |
| CN107143676A (zh) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社鹭宫制作所 | 容量调整阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565338Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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